JP3729180B2 - 圧送部付き便器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボウルと、前記ボウルへの給水手段と、圧送部と、前記ボウルと前記圧送部の連通・非連通を切り替える開閉部とを備えた圧送部付き便器に関する。
【0002】
【従来の技術】
ライフスタイルの変化に柔軟に対応した屋内の配置変更を叶えるため、近年汚水をフレキシブルな管にて圧送でき、従来の便器と比較し簡単に移動させることができる圧送部付き便器の技術開発が進められている。圧送部付き便器においてはボウルと圧送部との間にフラッパー弁などの両者の連通・非連通を切り替える開閉部を設ける構造が考えられる。この開閉部を閉とし、ボウル内に溜水を十分に確保することで、汚物が溜水に浸り臭気の拡散を抑えることができ、また溜水とともに汚物を排出することで水の勢いにより汚物を一気に排出させることができ好適な排出性能を確保することができる。
【0003】
水洗便器についていえば、ボウルの排水口にフラッパー弁を備え該フラッパー弁の開放によりボウル内の溜水が排出される水洗便器であって、非使用時においては男子小用使用時の排出に十分な溜水が保持されており、また着座センサーにより使用者の着座が検知されたときには女子小用もしくは大用使用がなされたと判断し、良好な排出がなされるようボウル内に追い水を所定量行い溜水量を保持する水洗便器がある(例えば、特許文献1参照。)。また吸引排出機能付き便器装置において、ボウルに汚物を排泄する前に給水手段より少量の清浄水を噴出させ、ボウルの内壁に水の膜を塗布すると同時にボウル底部排出口のシャッター上に清浄水を溜めておくことができるものもある。これによりボウル内壁およびシャッターに屎尿が付着するのを防止することができる(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−287187号公報
【特許文献2】
特開平11−342092公報
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】
しかしながら圧送部付き便器において、特開平9−287187に示される水洗便器のように非使用時において溜水が存在すると、圧送部付き便器の良点であるフレキシブル性を生かし配置変更を行うため移動させる場合などに、溜水が飛び散り衛生性を損なうといった問題点がある。
また特開平11−342092に示される吸引排出機能付き便器装置においては非使用時にはボウル内に溜水は存在せず、使用時のみボウル底部に水を溜めることが可能ではあるが、その水位は数ミリメートルとされており、排泄された汚物を水没させ臭気の拡散を抑えるには不十分である。
よって本発明は上記課題を解決し、非使用時における移動時等に衛生性を損なうことなく、さらに使用時には排泄されたばかりの汚物の臭気の拡散を抑えることができ、好適な排出性能を確保することができる圧送部付き便器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段・作用・効果】
上記課題を解決するために、請求項1記載の本発明圧送部付き便器においては、便座と、便座の下方に配設されたボウルと、ボウルに溜水を供給する給水管と、給水管開閉手段と、開閉部を介してボウルに連通する圧送部と、圧送部から延びるフレキシブルな排出管と、使用者の便器への接近離隔を検知する使用検知手段とを備え、屋内で移動可能であり、使用者が便器に接近したことを使用検知手段が検知すると、給水管開閉手段の開閉によって閉鎖した開閉部により圧送部と非連通になっているボウルに給水して所定量の溜水を形成し、使用者が便器から離れたことを使用検知手段が検知すると、開閉部が開いてボウル内の汚物と溜水とが圧送部へ流入し、次いで圧送部が汚物と溜水とをフレキシブルな排出管へ排出し、次いで開閉部が閉じてボウルが圧送部と非連通になるものとした
【0007】
これにより非使用時に圧送部付き便器を移動させる場合などに、溜水が飛び散り衛生性を損なうということがない。また使用時にはボウル部に溜水を確保することで、排泄された汚物が溜水に浸り臭気の拡散を抑えることができる。ここで使用時とは、使用者が排泄行為に入るタイミングから、圧送部が圧送排出を終了するまでを意味し、非使用時とは使用時以外を意味する。
【0008】
前記溜水には上面に気泡の被膜を形成するように界面活性剤等を含有させて給水管から飛沫吐出させるものであってもよく、該気泡の被膜によってさらに臭気の拡散を抑え、さらに前記汚物によるボウル面の汚れ防止が可能となる。また前記溜水には、芳香剤が混入されてもよく、拡散した臭気による臭い抑制効果が期待できる。またボウルからの排出時には開閉部を開いて溜水とともに汚物を排出することで水の勢いにより汚物を一気に排出させることができ好適な排出性能を確保することができる。
【0009】
人間の一回の排泄量は200グラム前後であり、汚物の比重は約1.0なので、溜水の量は最低で300cc程度あればよいと考えられる。あるいは、汚物が水没するために、溜水高さは、下限として3cm程度は必要であり、望ましくは5cm程度以上である。
【0010】
請求項2記載の本発明圧送部付き便器においては、給水管開閉手段の開時間を所定値に設定するタイマーを備えるもとした。
【0011】
これにより簡単に一定の溜水量を確保することができる。
【0012】
請求項3記載の本発明圧送部付き便器においては、前記所定値は任意に設定可能であるものとした。
【0013】
これにより現場により給水管から供給される流量が異なっても、タイマーの時間を適宜設定することで適切な量の溜水をボウル内に供給できる。
【0014】
請求項4記載の本発明圧送部付き便器においては、給水管開閉手段よりも上流に止水手段を備えるものとした。
【0015】
これにより万が一ボウルへの溜水の供給が多すぎたときや、圧送部付き便器の移動をする場合、地震などにより定常な給水ができなくなる場合、などには止水手段を閉じることで給水を確実に止めることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る圧送部付き便器の実施の一形態を図面に基づいて説明する。図1は該圧送部付き便器の実施の一形態を示した側面図である。圧送部付き便器1は、ボウル2と、ボウル2への給水手段3と、圧送部4と、ボウル2と圧送部4との連通・非連通を切り替える開閉部5とを備えた。
ここで給水手段3はボウル2への吐水口6と給水管7、止水手段9および給水切替手段18とを備えた。給水切替手段18においては、給水制御手段14を備えた。さらに使用検知手段151として、便器に向かって人が近づいてくることを近接センサーで感知する方法を用いた。センサーは例えば便器前面の下部に備えれば、人が便器前に立ったり着座した場合にその脚をセンシングすることが可能である。さらにタイマー17を併設し、人が1、2秒程度便器周囲に存在した場合にのみ排泄が行われると判断し溜水する、とすれば、排泄以外に便器に近づいてしまった場合に誤検知し溜水するのを避けることができる。
ボウル2内に溜水が存在しない状態から、使用者が使用を開始、すなわち排泄行為を開始すると、使用検知手段151からの信号が使用信号伝達手段16を通じ給水制御手段14に伝達され、これにより給水制御手段14は給水管開閉手段8を開とし、使用者が排泄を行う前にボウル2内に汚物13を十分に浸らせるための溜水12を得ることができる。また、給水手段3は、界面活性剤等の添加剤と気泡を混入してボウル2内に吐出されるような構成としてもよく、汚物13が十分に浸る程度に気泡の被膜が溜水12上に形成、保持され、汚物13の臭気の拡散をより抑えることができる。
排泄終了後は開閉部5を開き、汚物13は溜水12とともに開閉部5を通過し圧送部4へ流入する。圧送部4については汚物を排出管19にて圧送排出可能なものであればいかなるものでもよいが、例えば図1内に示すような、カッター40を内蔵した粉砕部41と圧送用ポンプ42を備え、カッター40と圧送用ポンプ42は共に粉砕圧送用モーター43と軸を同じくし、粉砕圧送用モーター43の回転に伴い動作するものが考えられる。その後排出管19にて外部へと圧送排出される。圧送部4がこのような粉砕圧送を可能とするものであれば、排出管19はさらにその口径を小さいものとすることができ該圧送装置付き便器のフレキシブル性は向上すると思われる。
ここで汚物13を十分に浸らせるための溜水12の量であるが、人間の一回の排泄量は200グラム前後であり、汚物の比重は約1.0であるため、最低で300cc程度の溜水が形成されればよいものと考えられる。あるいは汚物が水没するための溜水高さとして、下限として3cm程度は必要であり、より望ましくは5cm程度以上を溜水できると望ましい考える。汚物13が溜水12に水没した様子を図5に示す。ここでボール内面最下点222よりの水位を溜水高さと呼ぶものとする。ボール内面最下点222は開閉部5と同位置あるいはそれよりも上流であるものとする。
また給水切替手段18においてはタイマー17を備えた。使用検知手段151からの信号をもって給水管開閉手段8を開とし給水を開始した給水制御手段14は、タイマー17において定められた時間が経過した後、給水管開閉手段8を閉とし給水を停止させる。より望ましくはタイマー17の設定時間はダイヤルやデジタル入力により任意に設定可能であるものとする。これにより現場により給水手段3の流量が異なっても、タイマー17の時間を適宜設定することでボウル2内に適切な量の溜水がされるよう調整することができる。
ここで使用検知手段151として、使用者が自ら使用開始時を知らしめるものとしてもよい。すなわち例えば排泄行為の前に給水ボタンを押し、溜水するものとしてもよい。給水ボタンは使用者が操作しやすい位置であればいかなるところに備えてもよい。例えば便座脇に袖状に突起を付けその上に備えてもよいし、圧送部付き便器1とは別体のリモコンとし便所の壁面に備えるものとしてもよい。
使用検知手段151がいかなる方法であるとしても、タイマー17を併用することは可能であり、給水の停止はタイマー17により制御するものとすることができる。
給水切替手段18に付随する給水制御手段14、給水管開閉手段8、使用検知手段151、使用信号伝達手段16、タイマー17は、ここでは別体でありそれぞれを備えるものとして図示したが、これを一つのユニットとして一体になっていてもよい。
ここでは特に給水切替手段18が使用検知手段151、給水管開閉手段8、給水制御手段14、使用信号伝達手段16を備えた場合について示したが、非使用時にボウル2内に溜水が存在せず、使用時に汚物が十分に浸る程度に溜水されることを適える手段としてはこの限りではない。例えば給水切替手段18を備え、これが給水管の一部に備えられ給水管の流路を開閉するバルブであり、使用者が手動にて操作するものであるとしてもよい。使用者は使用開始時にバルブを開とし、適切な量だけボウル2内に給水した後バルブを閉とすることで溜水12を形成せしめ、その後排泄行為に入るとしてもよい。あるいはフラッシュバルブのような一度駆動させることで自動的に一定量の給水をし停止するような機構を設けてもよい。あるいは溜水12は使用開始時に使用者がバケツ等により給水するものとしてもよい。
止水手段9は給水手段3の最上流部に備えられる。これは万が一ボウルへの溜水の供給が多すぎたときや、圧送部付き便器1の移動をする場合、地震などにより定常な給水ができなくなる場合、などに給水を確実に止めるためのものであり、圧送部付き便器1の一連の給水動作をなす給水管開閉手段8とは異なるものである。止水手段9としてはボールバルブ、ラジエーターバルブなど使用者が手動で任意に開閉可能な部材を、該圧送部付き便器1より突出して備えることが考えられる。これによりボウル2への溜水12の供給が多すぎたときや、圧送部付き便器1の移動をする場合などには、使用者は止水手段9を閉じることで給水を確実に止めることができる。あるいは止水手段9はなんらかの止水の必要性を検知した信号をもって自動的に閉じられるとしてもよい。例えば溜水の供給量が多すぎることを、給水流量やボウル2内の水位を測ることで検知したり、圧送付き便器1を移動することや地震を、圧送部付き便器1に備えた振動検知手段による振動レベルをもって検知することなどが考えられる。
【0017】
図2は該圧送部付き便器の実施の一形態を示した側面図であり、便座10の、使用者の背面に向いた面に、使用検知手段として使用者の着座を検知する着座検知手段15を備えた。ここでは使用者の背面に向け投光しその反射光の光量で着座の有無を判断する光電センサーを示したが、使用者の着座を検知するものであればいかなる方式であってもよく、また圧送部付き便器1周辺のいかなる位置に設置されていてもよい。例えば便座10の下に使用者の着座による荷重を感知する圧力センサーを備えるといった方式なども考えられる。これにより特に大便使用時および女子小便使用時に、使用者の着座という排泄に際し必然性のある一動作のみで溜水12が供給され、使用者は溜水12に煩わされることなく自然に排泄行為に入ることができる。
【0018】
図3は本発明圧送部付き便器の実施の一形態であり、非使用時の状態を示した図である。非使用時においては溜水は存在せず、ボウル2内は空である。圧送部付き便器1においては排水管を勾配を取り固定する必要がなく、フレキシブルな排出管19にて汚水を排出することができるため、従来の便器と比較し簡単に移動させることができ、ライフスタイルの変化に対応した配置変換に適する。その際、溜水が存在しないため溜水が飛び散り衛生性を損なうということがない。また、清掃などの非使用時において開閉部5は圧送部4へ誤って小物を落としてしまったり、子供が手を入れてしまうことなどを避けるため、また圧送部4内に汚水が残留している場合にその臭気がボウル2側に立ち上ることを避けるため、閉としていることが望ましい。この状態から給水手段3が起動し溜水される。
【0019】
図4(a)は本発明圧送部付き便器の実施の一形態であり、溜水状態を示す図である。使用者の使用状況および圧送部付き便器の状態と併せて示した。溜水状態は溜水の水位をもって現した。図1の圧送部付き便器の構成図と合わせて説明する。
まず、使用者が排泄に入ることを、使用検知手段151で検知し、給水手段3から給水し、ボウル2内に溜水12を形成する(図4の「使用開始」。)。使用者の排泄中には汚物が十分に浸る程度に溜水12が保持され、排泄される汚物13は溜水に浸り臭気の拡散を抑えることができる(図4の「排泄」。)。使用者が排泄を終了し(図4の「排泄終了」。)、図示しない洗浄スイッチを押すと、給水手段3より再度給水され、ボウル2面が洗浄される(図4の「ボウル洗浄開始」。)。あるいは使用者が便器から離れることをセンサー等により検知し、これをもって排泄が終了されたと認識しボウル2面が洗浄されるとしてもよい。このセンサーが使用検知手段151と兼用されるものであればさらに好ましい。ここで、溜水の量が十分存在しボウル2面に汚物の付着が起こり得ないなどの場合は、ボウル2面の洗浄を省略してもよい。
その後開閉部5が開となり、溜水12や洗浄水とともに汚物13は開閉部5を通過し圧送部4へ流入する。圧送部4にて汚物は圧送され(図4の「圧送開始」。)、排出管19へと排出される。圧送部4内の排水がおおよそ排出されると圧送部4が停止し(図4の「圧送終了」。)、停止したタイミングをもって開閉弁5を閉として一連の動作を終了する(図4の「使用終了」。)。このとき、図4に示すようにボウル内の溜水はすべて排出されているものとする。なお、ボウル2面の洗浄は、時間制御やその後の圧送部付き便器の動作と連動して停止させればよい。
ボウル底部を開閉部が最も低い位置となるよう勾配を取ることと、溜水や洗浄水がすべて圧送部に流入するのに十分な時間開閉部が開となるよう調整すること、また圧送部からの圧送排出の流量を適切に調整することで、使用終了時にボウル内の溜水がすべて排出された状態が実現できる。これにより非使用時にはボウル内に溜水が存在しないため、圧送部付き便器を移動させる場合などに、溜水が飛び散り衛生性を損なうということがない。あるいはこれら一連の動作が終了したのちボウル内の溜水を必ず空にする動作を組み込んでおいてもよい。例えば開閉部を一旦開状態とするといった方法が考えられる。
使用終了時にボウル内の溜水がすべて排出されているという点のみについて言えば、それ以前の圧送部付き便器の動作はいかなるものでもよく、その場合は図4(b)に示した部分のみの動作を行うこととなる。すなわち排泄終了後に溜水と汚物およびボウルの洗浄水は開閉部を通過し圧送部へと流入し、圧送排出され、圧送の終了時にはボウル内の溜水はすべて排出されているものとする。
【0020】
【発明の効果】
非使用時における移動時等に衛生性を損なうことなく、さらに使用時には臭気の拡散を抑えることができ、好適な排出性能を確保することができる圧送部付き便器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である圧送部付き便器の側面図である。
【図2】本発明の実施の一形態である圧送部付き便器の側面図である。
【図3】本発明の実施の一形態である圧送部付き便器の非使用時における側面図である。
【図4】本発明の実施の一形態である圧送部付き便器の溜水状態を示す図である。
【図5】本発明の実施の一形態である圧送部付き便器内の溜水に水没した汚物の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 : 圧送部付き便器
2 : ボウル
3 : 給水手段
4 : 圧送部
40 : カッター
41 : 粉砕部
42 : 圧送用ポンプ
43 : 粉砕圧送用モーター
5 : 開閉部
6 : 吐水口
7 : 給水管
8 : 給水管開閉手段
9 : 止水手段
10 : 便座
12 : 溜水
13 : 汚物
14 : 給水制御手段
15 : 着座検知手段
151 : 使用検知手段
16 : 使用信号伝達手段
17 : タイマー
18 : 給水切替手段
19 : 排出管
222 : ボール内面最下点

Claims (4)

  1. 便座と、便座の下方に配設されたボウルと、ボウルに溜水を供給する給水管と、給水管開閉手段と、開閉部を介してボウルに連通する圧送部と、圧送部から延びるフレキシブルな排出管と、使用者の便器への接近離隔を検知する使用検知手段とを備え、屋内で移動可能であり、使用者が便器に接近したことを使用検知手段が検知すると、給水管開閉手段の開閉によって閉鎖した開閉部により圧送部と非連通になっているボウルに給水して所定量の溜水を形成し、使用者が便器から離れたことを使用検知手段が検知すると、開閉部が開いてボウル内の汚物と溜水とが圧送部へ流入し、次いで圧送部が汚物と溜水とをフレキシブルな排出管へ排出し、次いで開閉部が閉じてボウルが圧送部と非連通になることを特徴とする圧送部付き便器。
  2. 給水管開閉手段の開時間を所定値に設定するタイマーを備えることを特徴とする請求項1記載の圧送部付き便器。
  3. 前記所定値は任意に設定可能であることを特徴とする請求項2記載の圧送部付き便器。
  4. 給水管開閉手段よりも上流に止水手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の圧送部付き便器。
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