JP3478093B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JP3478093B2 JP32402897A JP32402897A JP3478093B2 JP 3478093 B2 JP3478093 B2 JP 3478093B2 JP 32402897 A JP32402897 A JP 32402897A JP 32402897 A JP32402897 A JP 32402897A JP 3478093 B2 JP3478093 B2 JP 3478093B2
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正行 平田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は肛門等の人体の局部
を、衛生的かつ快適に洗浄することができる衛生洗浄装
置に関し、より詳しくは、ノズルを清潔に保つことがで
きるノズル洗浄機能を有した衛生洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の衛生洗浄装置では、
局部の洗浄における水量が、水道メーターが検出できる
最低の水量である50リットル/時間よりも小さいた
め、洗浄中に余剰の洗浄水を分岐させて便器に排出する
ように形成されている。
【0003】つまり、図4にこの種の衛生洗浄装置を示
しているが、この衛生洗浄装置では、通常、ノズル2か
ら噴射する洗浄水の水量を調整する機能を具備し、この
水量が50リットル/時間よりも小さい場合が多いので
ある。より具体的には、リザーブタンク6からポンプ3
への流路において、余剰の洗浄水を分岐し、便器1に向
けて排出する排出口5を設けている。そして、ノズル2
に供給する水量の調整を、ポンプ3の運転強度を調整す
ることによって行っている。すなわち、ポンプ3の運転
強度を大きくすると、排出口5から排出される洗浄水は
減少し、ノズル2側に多くの量の洗浄水を供給すること
ができるようになっているのである。
【0004】このような構成によって、水道メーターで
検出できる50リットル/時間の洗浄水を消費しなが
ら、好みの適切な水量で局部の洗浄を行うことができる
ようになっているのである。
【0005】また、このような衛生洗浄装置は、ノズル
2に汚物が付着して汚れやすいため、自動洗浄機能を具
備している。この自動洗浄機能は、局所を洗浄した前後
におけるノズル収納状態において、ポンプ3を通る洗浄
水を切り替え弁10を介して、ノズル2の収納ケースと
ノズル2との間にを少量供給し、溢れさせることによっ
て、ノズル2を洗浄している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例にあっては、自動洗浄機能によるノズル2の洗浄
は、水流が弱いため十分に行われない場合があり、局部
を洗浄した後のノズル2が不衛生になりやすい点におい
て、不満が感じられることがあるものである。また、ノ
ズル2使用時に排出される洗浄水が、便器1内の溜水中
に落ちる音が耳障りである点でも不満があるものであ
る。
【0007】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたものであり、その目的は、洗浄水を有効
に利用してノズルをきれいに洗浄し、衛生的に保つこと
ができ、さらには、余剰の洗浄水が便器内の溜水中に落
ちる耳障りな音を排除できて、快適に使用される衛生洗
浄装置の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、便器1と、局部に洗浄水を噴射する
ノズル2と、このノズル2に洗浄水を供給するポンプ3
とを設けるとともに、余剰の洗浄水を排出口5に排出す
る分岐路4を設けて成る衛生洗浄装置おいて、排出口5
をノズル2に向けて設けるとともに、洗浄水を噴射後も
しくは噴射前または噴射前後に、分岐路4側への開閉弁
を開放するノズル洗浄機能を設けて成ることを特徴とし
て構成している。
【0009】このような衛生洗浄装置では、洗浄水を噴
射後もしくは噴射前または噴射前後に、洗浄水を排出口
5からノズル2に向けて排出することができ、この排出
される洗浄水によって、ノズル2を洗浄することができ
る。この場合、排出される洗浄水は、ポンプ3が停止し
ているので、ノズル2側から出ずに、排出口5から略全
量が勢いよくノズル2に向けて排出される。
【0010】請求項1記載の発明において、ノズル2か
ら便器1の貯水上の内壁面に向けて、排出口5を設けて
成ることを特徴として構成している。
【0011】このような衛生洗浄装置では、ノズル2を
洗浄した洗浄水を便器1内壁に伝わらせて落下させるこ
とができる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ノズル2として、お尻用およびビデ用の二
つのノズル2a、2bを設け、それぞれのノズル2a、2b用に
二つの排出口5a、5bを設けて成ることを特徴として構成
している。
【0013】このような衛生洗浄装置では、お尻用およ
びビデ用の二つのノズル2a、2bを、それぞれ洗浄するこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一つの実施の形態を、図
1ないし図3を参照して以下に説明する。
【0015】図1はこの実施の形態に係る衛生洗浄装置
の構成を概略示す斜視図であり、図2はこの衛生洗浄装
置の要部を示す斜視図である。また、図3はこの衛生洗
浄装置の要部を示し、(A) は右側面図であり、(B)
は平面図であり、(C) は左側面図である。
【0016】これらの図に示すように、この衛生洗浄装
置は、便器1と、局部に洗浄水を噴射するノズル2とを
具備し、このノズル2に洗浄水を供給するポンプ3を設
けるとともに、余剰の洗浄水を排出口5に排出する分岐
路4を設けている。このように余剰の洗浄水を分岐路4
から排出することによって、水道メーターで検出できる
50リットル/時間の洗浄水を消費しながら、好みの適
切な水量で局部の洗浄を行うことができるようになって
いる。つまり、ポンプ3の運転強度を調整することによ
って、ノズル2から噴射される洗浄水量の調整がなされ
るのである。
【0017】より詳細には、ポンプ3は吸い込み側がリ
ザーブタンク6に接続され、吐出側が温水タンク7に接
続されている。さらに、温水タンク7から流路切り替え
弁8を介してノズル2に配管接続されている。また、リ
ザーブタンク6の上流側には定流量弁9が設けられ、さ
らに、この定流量弁9から水抜き栓、止水栓等を経て給
水管へと接続されている。
【0018】このような衛生洗浄装置においては、水道
水を洗浄水として取り入れおり、この洗浄水の流れは以
下のようになっている。
【0019】すなわち、止水栓から入った洗浄水は、定
流量弁9を経てリザーブタンク6に入る。このとき、定
流量弁9ではリザーブタンク6への給水量を、水道水圧
に関わらず一定にしている。洗浄水はポンプ3によって
温水タンク7に移動する。温水タンク7から押し上げら
れた洗浄水は流路切り替え弁8を経て、ノズル2に送ら
れ局所の洗浄に使用される。
【0020】また、分岐路4はリザーブタンク6とポン
プ3との間の流路から分岐され、この分岐路4先端には
排水口5が設けられ、この排出口5はノズル2に向けて
設けられている。そして、この衛生洗浄装置において
は、ノズル2から洗浄水を噴射後もしくは噴射前または
噴射前後に、分岐路4側への開閉弁を開放するように制
御されるノズル洗浄機能が、特に具備されていることを
特徴としている。
【0021】したがって、このような衛生洗浄装置で
は、洗浄水を噴射後もしくは噴射前または噴射前後に、
洗浄水を排出口5からノズル2に向けて排出することが
でき、この排出される洗浄水によって、ノズル2を洗浄
することができる。この場合、排出される洗浄水は、ポ
ンプ3が停止しているので、ノズル2側から出ずに、排
出口5から略全量が勢いよくノズル2に向けて排出され
る。この結果、強い水流によってノズル2が効果的に洗
浄され、汚れやすいノズル2を衛生的に保ち、快適に使
用できる衛生洗浄装置になっている。
【0022】また、ノズル2としては、お尻用およびビ
デ用の二つのノズル2a、2bを設け、それぞれのノズル2
a、2b用に二つの排出口5a、5bを設けており、お尻用お
よびビデ用の二つのノズル2a、2bを、それぞれ洗浄する
ことができるように構成されている。また、切り替え弁
4によって、これらの二種類のノズル2a、2bに対する洗
浄水の供給を切り替えて行うようにしている。また、こ
れらのノズル2a、2bはそれぞれケース内に摺動突出自在
に納められており、洗浄水がケース内に供給されると、
その水圧によって前方に突出し、洗浄水の供給が停止さ
れると元のケース内の位置に戻るように形成されてい
る。
【0023】また、図3によく示されるように、排出口
5を収納位置のノズル2から便器1の貯水上の内壁面に
向けて設けており、ノズル2を洗浄した洗浄水を便器1
内壁に伝わらせて落下させることができるようにしてい
る。つまり、洗浄水が直接貯水に落下しないので、気に
なる洗浄水の落下音が発生しにくくなっているのであ
る。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、少なくともノ
ズル使用の前後に、洗浄水を排出口からノズルに向けて
排出することができ、この排出される洗浄水によって、
ノズルを洗浄することができる。この場合、排出される
洗浄水は、排出口から略その全量が排出されるので、勢
いよくノズルに当たることになる。したがって、ノズル
が効果的に洗浄され、ノズルを衛生的に保つことがで
き、快適に使用できる衛生洗浄装置になっている。
【0025】請求項1記載の発明では、ノズルを洗浄し
た洗浄水が便器の内壁を伝わって、貯水の中に落下する
ので、気になる洗浄水の落下音が発生しにくくなってい
る。
【0026】請求項2記載の発明では、お尻用およびビ
デ用の二つのノズルを、それぞれ洗浄して、衛生的な状
態に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る衛生洗浄装置の構成
を概略示す斜視図である。
【図2】同上の衛生洗浄装置の要部を示す斜視図であ
る。
【図3】同上の衛生洗浄装置の要部を示し、(A) は右
側面図であり、(B) は平面図であり、(C) は左側面
図である。
【図4】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 便器 2 ノズル 3 ポンプ 4 分岐路 5 排出口 6 リザーブタンク 7 温水タンク 8 流路切り替え弁 9 定流量弁

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器と、局部に洗浄水を噴射するノズル
    と、このノズルに洗浄水を供給するポンプとを設けると
    ともに、余剰の洗浄水を排出口に排出する分岐路を設け
    て成る衛生洗浄装置おいて、ノズルから便器の貯水上の
    内壁面に向けた排出口を設けるとともに、洗浄水を噴射
    後もしくは噴射前または噴射前後に、分岐路側への開閉
    弁を開放するノズル洗浄機能を設けて成ることを特徴と
    する衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】 ノズルとして、お尻用およびビデ用の二
    つのノズルを設け、それぞれのノズル用に二つの排出口
    を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄
    装置。
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