JPH069264U - 監視カメラ - Google Patents
監視カメラInfo
- Publication number
- JPH069264U JPH069264U JP4732892U JP4732892U JPH069264U JP H069264 U JPH069264 U JP H069264U JP 4732892 U JP4732892 U JP 4732892U JP 4732892 U JP4732892 U JP 4732892U JP H069264 U JPH069264 U JP H069264U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- control circuit
- circuit board
- horizontal
- vertical support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 監視カメラ全体の高さを抑制して小形化を図
る。 【構成】 水平支持部12は第1のサーボモータ23の
回動により水平旋回板27を水平面内に旋回する。水平
旋回板27には垂直支持部13が設けられている。この
垂直支持部13は第2のサーボモータ34の回動により
CCDカメラ14を垂直面内に旋回する。各サーボモー
タ23,34を制御するための制御回路基板39はCC
Dカメラ14の側方に立設されている。従って、制御回
路基板39を従来デッドスペーストであった場所に効率
良く配設することができる。
る。 【構成】 水平支持部12は第1のサーボモータ23の
回動により水平旋回板27を水平面内に旋回する。水平
旋回板27には垂直支持部13が設けられている。この
垂直支持部13は第2のサーボモータ34の回動により
CCDカメラ14を垂直面内に旋回する。各サーボモー
タ23,34を制御するための制御回路基板39はCC
Dカメラ14の側方に立設されている。従って、制御回
路基板39を従来デッドスペーストであった場所に効率
良く配設することができる。
Description
【0001】
本考案は、テレビカメラの撮像範囲を外部指令により設定することができる監 視カメラに関する。
【0002】
従来より、銀行,スーパーマーケット,コンビニエンスストア,パチンコホー ル等の各種分野において、セキュリティシステムが導入されており、特に監視カ メラに対する需要は増大している。
【0003】 図5に監視カメラを一例を示す。この図5において、天井には制御箱1が吊下 げ固定されていると共に、その制御箱1にCCDカメラ2を備えた雲台3が取付 けられている。この雲台3は図示しないサーボモータを備えており、制御箱1内 に収納された制御回路基板4による制御に応じてCCDカメラ2を垂直面内及び 水平面内における所定角度に旋回するようになっている。従って、制御回路基板 4に指令を送ることにより、CCDカメラ2により所定範囲を鮮明に写し出すこ とができるので、小形,高速,高精度の監視カメラを実現することができる。
【0004】
しかしながら、上記従来構成の場合、雲台3が取付けられた制御箱1に制御回 路基板4を収納する構成であるので、全体の高さ寸法が大きいという欠点を有す る。
【0005】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、テレビカメラを移動 制御するための制御回路基板を備えたものにおいて、全体を小形化することがで きる監視カメラを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、第1のサーボモータを有し外部信号に応じてテレビカメラを垂直面 内の所定角度に旋回する垂直支持部と、第2のサーボモータを有し外部信号に応 じて前記垂直支持部を水平面内の所定角度に旋回する水平支持部と、前記第1及 び第2のサーボモータの駆動を制御する制御回路基板とを具備した監視カメラに おいて、前記制御回路基板を、前記テレビカメラに対して前記垂直支持部の反対 位置となるように前記水平支持部に立設させたものである。
【0007】
制御回路基板は第1,第2のサーボモータに対する制御により垂直支持部及び 水平支持部を所定角度旋回する。これにより、テレビカメラは垂直面内及び水平 面内における所定角度に位置する。
【0008】 ここで、上記制御回路基板はテレビカメラに対して垂直支持部と反対位置とな るように水平支持部に立設されているので、制御回路基板を従来よりデッドスペ ースであった空間に効率良く配置することができる。
【0009】
以下、本考案をパチンコホールの監視カメラに適用した一実施例を図1乃至図 4を参照して説明する。カメラユニットの縦断面を示す図1において、カメラユ ニット11は、水平支持部12に設けられた垂直支持部13にテレビカメラたる CCDカメラ14を装着して構成されている。
【0010】 水平支持部12において、容器状の基台15内には円板状の支持板16が所定 間隔離間して固定されている。基台15及び支持板16の中心部にはラジアルコ ロガリ軸受17を介して円筒体18が回動可能に支持されている。この円筒体1 8の中間部にはウォームホィール19が固定されている。このウォームホィール 19は、支持板16に設けられたウォーム20及び歯車21,歯車22を介して 第1のサーボモータ23と連結されている。
【0011】 支持板16にはロータリエンコーダ24が固定されており、これの軸に固定さ れた歯車25は円筒体18に固定された歯車26と連結されている。円筒体18 の一端には水平旋回板27が固定されている。以上の構成により水平旋回板18 は第1のサーボモータ23の回動に応じて旋回すると共に、ロータリエンコーダ 24は水平旋回板18の旋回角度に応じてパルス信号を出力するようになってい る。
【0012】 水平旋回板27に垂直支持部13が立設状態で設けられている。この垂直支持 部13には軸部28がラジアルコロガリ軸受29により回動可能に支持されてい る。この軸部28は、ウォームホィール30,ウォームギア31,歯車32,3 3を介して第2のサーボモータ34と連結されており、第2のサーボモータ34 の駆動に応じて回動するようになっている。ロータリエンコーダ35は歯車36 ,37を介して軸部28と連結されており、軸部28の回動に応じてパルス信号 を出力するようになっている。
【0013】 垂直支持部13から突出する軸部28の先端には垂直旋回板38が固着されて おり、その垂直旋回板38にCCDカメラ14が固定されている。
【0014】 水平旋回板27には制御回路基板39及び画像信号処理基板40が立設されて いる。制御回路基板39は、外部指令が与えられたときはロータリエンコーダ2 4,35からのパルス信号に基づいて各サーボモータ23,34を駆動する。こ の場合、制御回路基板39及び画像信号処理基板40は、CCDカメラ14に対 して垂直支持部13と反対位置となるように位置決めされている。
【0015】 カメラユニット11の横断面を示す図2において、CCDカメラ14は電動ズ ームレンズ14a及びCCD部14bから成る(図3参照)。電動ズームレンズ 14a内には図示しないサーボモータが収納されており、外部指令により電動ズ ームレンズ14aの焦点位置を移動する。
【0016】 尚、カメラユニット11全体は着色されたドーム状の樹脂ケース41で覆われ ており、パチンコホールの天井の所定位置に取着されている。
【0017】 電気的構成を概略的に示す図4において、カメラユニット11に設けられた制 御回路基板39及び画像信号処理基板40はシステムコントローラ42と接続さ れている。この場合、制御回路基板39はシステムコントローラ42とLAN( ローカルエリアネットワーク)により接続されており、システムコントローラ4 2からの制御信号に基づいて各サーボモータ23,34を駆動する。画像信号処 理基板40は、CCDカメラ14からの画像信号を二値化信号に変換してシステ ムコントローラ42に出力する。
【0018】 システムコントローラ42は各カメラユニット11の画像信号処理基板40か らの画像信号をモニタテレビ42に出力すると共に、その画像信号をVTR44 に適宜出力する。
【0019】 システムコントローラ42はプリセットデータメモリを有し、キーボード45 に対する操作によりプリセットメモリにカメラユニット11毎の初期データを記 憶するようになっている。この初期データとしては、CCDカメラ14のホーム ポジション,プリセットポジション並びにそれらの各ポジションにおけるズーム レンズポジション及びフォーカスポジションであり、モニタテレビ43に写し出 されるCCDカメラ14からの画像を確認しながら設定することができる。この 場合、ホームポジションとは島に配列されたパチンコゲーム機全体が視野となる ポジションであり、プリセットポジションとは特定の複数のパチンコゲーム機が 視野となるポジションである。また、システムコントローラ42は各カメラユニ ット11と特定の複数のパチンコゲーム機の台番号とを対応させて記憶するよう になっている。
【0020】 ホールコンピュータ46は、各パチンコゲーム機47に設けられているセンサ から異常信号を入力すると、そのセンサが設けられたパチンコゲーム機47の台 番号及び異常内容をシステムコントローラ42に出力する。
【0021】 さて、パチンコホールの営業開始時は、システムコントローラ42は各カメラ ユニット11にカメラ番号及びプリセットメモリに記憶されているホームポジシ ョンをLANにより順次出力する。これにより、システムコントローラ42から 与えられたカメラ番号に対応するカメラユニット11の制御回路基板39は、各 サーボモータ23,34をホームポジションに駆動するので、各カメラユニット 11のCCDカメラ14は予め設定されたホームポジションに移動される。
【0022】 そして、パチンコゲーム機47に異常が発生すると、ホールコンピュータ46 は異常が発生した台番号及び異常内容をシステムコントローラ42に出力するの で、システムコントローラ42は、入力した台番号に対応するカメラユニット1 1の番号及びプリセットデータメモリに記憶されているプリセットポジションを LANにより各カメラユニット11に出力する。これにより、システムコントロ ーラ42から与えられた番号に対応するカメラユニット11の制御回路基板39 は、各サーボモータ23,34をプリセットポジションに駆動するので、CCD カメラ14は予め設定されたプリセットポジションに移動する。また、システム コントローラ42は、所定時間の経過,若しくは所定条件が成立したところで台 番号及びプリセットデータメモリに記憶されているホームポジションを各カメラ ユニット11に出力するので、CCDカメラ14はホームポジションに移動復帰 する。
【0023】 上記構成のものによれば、水平支持部12及び垂直支持部13に設けられた各 サーボモータ23,34を駆動するための制御回路基板39を、CCDカメラ1 4に対して垂直支持部13と反対位置となるように配設したので、雲台を支持す る制御箱内に制御回路基板を収納している従来構成のものに比べて、全体の高さ 寸法を抑制することができる。この場合、制御回路基板39を配置した空間は、 従来よりデッドスペースとなっているので、カメラユニット11の容積が大きく なることはない。
【0024】 また、上記実施例の場合、CCDカメラ14からの画像信号を処理するための 画像信号処理基板40を制御回路基板39に並設したので、画像信号処理基板が CCDカメラと一体化されている従来のものに比べて、CCDカメラ14をカメ ラユニット11から水平方向に突出させることなく小形化することができる。こ のことは、垂直面内において従来では困難であった角度までCCDカメラ14を 旋回することができると共に、CCDカメラ14を水平方向に制限されることな く旋回できることを意味している。
【0025】 さらに、CCDカメラ14が小形化されることにより垂直支持部12及び水平 支持部13に印加される重量が軽減されるので、従来と同一トルクのサーボモー タを使用しながら、サーボモータの負荷が軽減された分,CCDカメラ14の旋 回開始時の加速及び停止時の減速を滑らかに行い得、以てCCDカメラ14によ る撮影の高精度化,高速化を実現することができる。
【0026】 加えて、上記実施例の場合、CCDカメラ14を着色された樹脂ケース41で 覆うことによりCCDカメラ14を外方から目視しにくくしたので、外観がシン プルになると共に監視されているという違和感がなくなり、遊技客を自然な状態 で監視することができる。
【0027】 尚、上記実施例では、基台15内に回転機構及び第1のサーボモータ23を配 置したが、これに代えて、水平旋回板27上に回転機構及び第1のサーボモータ 23を配置するようにしてもよい。この場合、カメラユニット11の全体の高さ を一層抑制することができる。
【0028】
以上の説明から明らかなように、本考案の監視カメラによれば、制御回路基板 を、テレビカメラに対して垂直支持部と反対位置となるように水平支持部に立設 させたので、テレビカメラを移動制御するための制御回路基板を備えたものにお いて、全体を小形化することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体の縦断面図
【図2】全体の横断面図
【図3】全体の斜視図
【図4】電気的構成を示す概略図
【図5】従来例を示す図3相当図
11はカメラユニット,12は水平支持部,13は垂直
支持部,14はCCDカメラ(テレビカメラ),23は
第1のサーボモータ,34は第2のサーボモータ,39
は制御回路基板,40は画像信号処理基板である。
支持部,14はCCDカメラ(テレビカメラ),23は
第1のサーボモータ,34は第2のサーボモータ,39
は制御回路基板,40は画像信号処理基板である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 室町 雅紀 名古屋市中村区那古野一丁目47番1号 名 古屋国際センタービル2階 ダイコク電機 株式会社内 (72)考案者 山内 茂樹 名古屋市中村区那古野一丁目47番1号 名 古屋国際センタービル2階 ダイコク電機 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 第1のサーボモータを有し外部信号に応
じてテレビカメラを垂直面内の所定角度に旋回する垂直
支持部と、第2のサーボモータを有し外部信号に応じて
前記垂直支持部を水平面内の所定角度に旋回する水平支
持部と、前記第1及び第2のサーボモータの駆動を制御
する制御回路基板とを具備した監視カメラにおいて、前
記制御回路基板を、前記テレビカメラに対して前記垂直
支持部と反対位置となるように前記水平支持部に立設さ
せたことを特徴とする監視カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4732892U JP2584207Y2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 監視カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4732892U JP2584207Y2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 監視カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH069264U true JPH069264U (ja) | 1994-02-04 |
JP2584207Y2 JP2584207Y2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=12772175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4732892U Expired - Fee Related JP2584207Y2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 監視カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584207Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001285675A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-12 | Canon Inc | 可動カメラ装置 |
JP2008154161A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Nec Network & Sensor Systems Ltd | デジタル防災無線システム、位置制御方法及びプログラム |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP4732892U patent/JP2584207Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001285675A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-12 | Canon Inc | 可動カメラ装置 |
JP4579368B2 (ja) * | 2000-03-31 | 2010-11-10 | キヤノン株式会社 | 可動カメラ装置 |
JP2008154161A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Nec Network & Sensor Systems Ltd | デジタル防災無線システム、位置制御方法及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2584207Y2 (ja) | 1998-10-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5708527A (en) | Video gateway having movable screens | |
US20070030405A1 (en) | Remotely controlled wall-mounted television bracket | |
JP2001086486A (ja) | 監視カメラシステム及び監視カメラの表示方法 | |
JPH069264U (ja) | 監視カメラ | |
WO2001099404A2 (en) | Dome housed video camera assembly with 180 degree tilt motion | |
JPH11215405A (ja) | 部品実装部材および部品実装方法 | |
JP2004096518A (ja) | 回転電機による監視カメラ駆動法 | |
JPH081617U (ja) | 監視カメラ | |
JPH0622179A (ja) | 小型雲台装置 | |
JPH08240069A (ja) | 電源装置用扉の自動開閉装置 | |
CN211959336U (zh) | 一种高清网络摄像机 | |
JP2003250065A (ja) | ビデオカメラ用パン・チルト駆動装置 | |
JPS62285198A (ja) | 火災監視装置 | |
JPH10136234A (ja) | 視角決め装置内蔵竪型監視用カメラ | |
JP2006090377A (ja) | 撮像装置のパンチルト機構 | |
US20230062547A1 (en) | Projection device | |
JP3084116B2 (ja) | テレビカメラ装置 | |
US6496653B2 (en) | Camera operating apparatus | |
JPS6295521A (ja) | 移動被写体の遠隔撮影装置 | |
JPS6125144B2 (ja) | ||
JPH0735495Y2 (ja) | カメラ駆動装置 | |
JP2593722Y2 (ja) | 集合住宅用インターホン装置 | |
JPH09236196A (ja) | 二方向移動装置 | |
JP3690086B2 (ja) | 監視システム | |
JPH11289483A (ja) | Cctv装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |