JPH0735495Y2 - カメラ駆動装置 - Google Patents

カメラ駆動装置

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Publication number
JPH0735495Y2
JPH0735495Y2 JP4243991U JP4243991U JPH0735495Y2 JP H0735495 Y2 JPH0735495 Y2 JP H0735495Y2 JP 4243991 U JP4243991 U JP 4243991U JP 4243991 U JP4243991 U JP 4243991U JP H0735495 Y2 JPH0735495 Y2 JP H0735495Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
shaft
fixed
camera
drive motor
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4243991U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04126466U (ja
Inventor
一利 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、生産ラインのモニタな
どに使用される3自由度を備えたカメラの駆動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、生産ラインなどの自動化・無人化
に対応するため、ビジョンセンサやモニタ用として自動
的にビデオカメラの撮影する方向を変えるカメラ駆動装
置が要求されており、水平方向の回転と上下方向の回転
による移動撮影ができるものが開示されている(例え
ば、特開昭61−270595号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、生産ライン
では対象物の姿勢の変化に合わせてあらゆる角度から撮
影する必要があるため3自由度の動きが要求されるが、
上記構成では、2自由度の動きしか出来ず、また上下方
向の回転機構が大きくなり、したがって上下方向の回転
機構を支える水平回転機構の強度を増す必要が出て来る
ためにカメラ駆動装置の全体が大きくなるという欠点が
あった。本考案は、コンパクトで精度のよい3自由度を
備えたカメラ駆動装置を提供することを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、カメラを回転
し得るように支持するカメラ駆動装置において、中空状
のケースの両側面に軸受を介して支持されたX軸シャフ
トと、前記ケースの内側に固定され前記X軸シャフトを
駆動するX軸駆動用モータと、前記X軸シャフトの中央
部に固定されたリング状の外フランジと、前記外フラン
ジに軸受を介して支持されアーム支持部を設けたリング
状の内フランジと、前記X軸シャフトに直交し前記ケー
スの両側面に軸受を介して支持され前記内フランジの中
を通るY軸シャフトと、前記ケースの内側に固定され前
記Y軸シャフトを駆動するY軸駆動用モータと、前記Y
軸シャフトに固定されたシャフト支持部と、前記シャフ
ト支持部に軸受を介して支持された前記Y軸シャフトに
直交する保持シャフトと、前記保持シャフトに一方端が
固定され中央部が前記アーム支持部に保持されたアーム
と、前記アームの他方端に固定されたZ軸駆動用モータ
と、前記Z軸駆動用モータの出力軸により駆動されるカ
メラとを備えたものである。
【0005】
【作用】カメラをX軸とY軸の回りに同時に回転する場
合、アームはX軸シャフト、外フランジ、軸受、内フラ
ンジ、アーム支持部と共にX軸の回りに回転すると同時
に、Y軸シャフト、シャフト支持部、保持シャフトがY
軸の回りに回転する。このとき、アーム支持部、内フラ
ンジも軸受を介して外フランジに対して相対的に回転
し、共にY軸の回りに回転するので、アームは両方の軸
の回りに互いに干渉することなく円滑に回転することが
出来る。Z軸の回りに回転する場合はZ軸駆動用モータ
を単独で回転出来るのでカメラの3自由度の回転が可能
である。
【0006】
【実施例】本考案を図に示す実施例について説明する。
図1は本考案の実施例を示す正断面図で、中空円筒状の
ケース1の両側面に貫通する取り付け穴11A、11B
が設けられ、取り付け穴11A、11Bにはそれぞれ内
側に軸受12A、12Bを装着したハウジング13A、
13Bが固定されている。軸受12A、12Bは一方端
に中空部21を形成したX軸上に中心線を持つX軸シャ
フト2を支持している。中空部21の端部にはハーモニ
ック減速機3の出力軸31が連結され、ハーモニック減
速機3の入力軸32は中空部21に設けられた軸受23
に支持され、軸端には入力側ベベルキア24が固定され
ている。ケース1の内壁にはブレーキおよび絶対値エン
コーダを内蔵したX軸駆動用モータ4が設けられ、その
出力軸41はハーモニック減速機3の入力軸32に対し
て垂直に配置され、出力軸41の軸端には入力側ベベル
ギア24と噛み合う出力側ベベルギア42が固定されて
いる。X軸シャフト2はY軸と直交する位置に中心を持
つリング状の外フランジ22を軸心方向に形成してい
る。外フランジ22にはX軸およびZ軸に垂直な軸の回
りに回転し得る軸受25の外周が固定され、軸受25の
内周にはリング状のの内フランジ26が設けられ、内フ
ランジ26にはY軸方向に突出するアーム支持部27が
設けられ、X軸に直交する中心線を有する保持穴28を
設けている。また、図2に示すように、ケース1の両側
面にX軸シャフト2と直行する方向に貫通する取り付け
穴14A,14Bが設けられ、取り付け穴14A、14
Bにはそれぞれ内側に軸受15A、15Bを装着したハ
ウジング16A、16Bが固定されている。軸受15
A、15Bは一方端に中空部51を形成したY軸上に中
心線を持つY軸シャフト5を内フランジ26の中を通る
ように支持している。中空部51の端部にはハーモニッ
ク減速機7の出力軸71が連結され、ハーモニック減速
機7の入力軸72は中空部51に設けられた軸受53に
支持され、軸端には入力側ベベルキア54が固定されて
いる。ケース1の内壁にはブレーキおよび絶対値エンコ
ーダを内蔵したY軸駆動用モータ8が設けられ、その出
力軸81はハーモニック減速機7の入力軸72に対して
垂直に配置され、出力軸81の軸端には入力側ベベルギ
ア54と噛み合う出力側ベベルギア82が固定されてい
る。Y軸シャフト5の中央部にはY軸に直交する保持シ
ャフト6を軸受61を介して支持するシャフト支持部5
2が設けられている。保持シャフト6にはアーム62の
一方端が固定され、アーム62の中央部は内フランジ2
6に設けられたアーム支持部27の保持穴28に嵌合さ
れている。アーム62の他方端には中空円筒状のケーシ
ング63が固定され、ケーシング63の内側にはブレー
キおよび絶対値エンコーダを内蔵したZ軸駆動用モータ
9が固定されている。Z軸駆動用モータ9の出力軸91
にはハーモニック減速機92を介してステレオビデオカ
メラからなるカメラ10が固定されている。
【0007】以下に動作を説明する。カメラ10をX軸
の回りに回転させ、上下に移動する画面を撮影する時
は、X軸駆動用モータ4を回転させ、入力側ベベルギア
24、出力側ベベルギア42、ハーモニック減速機3、
X軸シャフト2、外フランジ22、軸受25、内フラン
ジ26、アーム支持部27、アーム62、Z軸駆動用モ
ータ9、ハーモニック減速機92をそれぞれ介してカメ
ラ10を回転する。カメラ10をY軸の回りに回転さ
せ、左右に傾動する画面を撮影する時は、Y軸駆動用モ
ータ8を回転させ、入力側ベベルギア54、出力側ベベ
ルギア82、ハーモニック減速機7、Y軸シャフト5、
シャフト支持部52、保持シャフト6、アーム62、Z
軸駆動用モータ9、ハーモニック減速機92をそれぞれ
介してカメラ10を回転する。カメラ10をZ軸の回り
に回転させ、水平に移動する画面を撮影するときは、Z
軸駆動用モータ9を単独に回転させればよい。カメラ1
0をX軸とY軸の回りに同時に回転する場合、アーム6
2はX軸シャフト2、外フランジ22、軸受25、内フ
ランジ26、アーム支持部27と共にX軸の回りに回転
すると同時に、Y軸シャフト5、シャフト支持部52、
保持シャフト6がY軸の回りに回転する。このとき、ア
ーム支持部27、内フランジ26も軸受25を介して外
フランジ22に対して相対的に回転し、共にY軸の回り
に回転するので、アーム62は両方の軸の回りに互いに
干渉することなく円滑に回転することが出来る。
【0008】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、X
軸、Y軸の駆動用モータを固定部分であるケースの内側
に固定し、X軸、Y軸シャフトが互いに干渉することな
く回転するようにしてあるので、可動部分の構造が簡単
となり、コンパクトな3自由度のカメラ駆動装置を提供
出来るなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す正断面図である。
【図2】本考案の実施例を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 11A、11B、14A、14B 取り付け穴 12A、12B、15A、15B、23、25、53、
61 軸受 13A、13B、16A、16B ハウジング 2 X軸シャフト 21 中空部 22 外フランジ 24、54 入力側ベベルギア 26 内フランジ 27 アーム支持部 28 保持穴 3、7、92 ハーモニック減速機 31、71、41、81、91 出力軸 32、72 入力軸 4 X軸駆動用モータ 42、82 出力側ベベルギア 5 Y軸シャフト 51 中空部 52 シャフト支持部 6 保持シャフト 62 アーム 63 ケーシング 8 Y軸駆動用モータ 9 Z軸駆動用モータ 10 カメラ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラを回転し得るように支持するカメ
    ラ駆動装置において、中空状のケースの両側面に軸受を
    介して支持されたX軸シャフトと、前記ケースの内側に
    固定され前記X軸シャフトを駆動するX軸駆動用モータ
    と、前記X軸シャフトの中央部に固定されたリング状の
    外フランジと、前記外フランジに軸受を介して支持され
    アーム支持部を設けたリング状の内フランジと、前記X
    軸シャフトに直交し前記ケースの両側面に軸受を介して
    支持され前記内フランジの中を通るY軸シャフトと、前
    記ケースの内側に固定され前記Y軸シャフトを駆動する
    Y軸駆動用モータと、前記Y軸シャフトに固定されたシ
    ャフト支持部と、前記シャフト支持部に軸受を介して支
    持された前記Y軸シャフトに直交する保持シャフトと、
    前記保持シャフトに一方端が固定され中央部が前記アー
    ム支持部に保持されたアームと、前記アームの他方端に
    固定されたZ軸駆動用モータと、前記Z軸駆動用モータ
    の出力軸により駆動されるカメラとを備えたことを特徴
    とするカメラ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記ケースの内側に出力軸を前記X軸シ
    ャフトおよびY軸シャフトにそれぞれ垂直になるように
    前記X軸駆動用モータおよびY軸駆動用モータを配置
    し、前記X軸駆動用モータおよびY軸駆動用モータの出
    力軸にそれぞれ出力側ベベルギアを固定し、前記X軸シ
    ャフトおよびY軸シャフトにそれぞれハーモニック減速
    機の出力軸を結合し、前記ハーモニック減速機の入力軸
    にそれぞれ前記出力側ベベルギアに噛み合う入力側ベベ
    ルギアを固定した請求項1記載のカメラ駆動装置。
JP4243991U 1991-05-09 1991-05-09 カメラ駆動装置 Expired - Lifetime JPH0735495Y2 (ja)

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JP4243991U JPH0735495Y2 (ja) 1991-05-09 1991-05-09 カメラ駆動装置

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JP4243991U JPH0735495Y2 (ja) 1991-05-09 1991-05-09 カメラ駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPH04126466U JPH04126466U (ja) 1992-11-18
JPH0735495Y2 true JPH0735495Y2 (ja) 1995-08-09

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JP4243991U Expired - Lifetime JPH0735495Y2 (ja) 1991-05-09 1991-05-09 カメラ駆動装置

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