JPH069215B2 - 位置決め装置 - Google Patents

位置決め装置

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JPH069215B2
JPH069215B2 JP59164418A JP16441884A JPH069215B2 JP H069215 B2 JPH069215 B2 JP H069215B2 JP 59164418 A JP59164418 A JP 59164418A JP 16441884 A JP16441884 A JP 16441884A JP H069215 B2 JPH069215 B2 JP H069215B2
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JP
Japan
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stem
chip
tip
mount base
position measuring
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JP59164418A
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JPS6142924A (ja
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広 井上
悦四 鈴木
浄 千代田
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、たとえば半導体レーザの製造工程におい
て、その半導体レーザのチップとステムとダイボンディ
ングする際に両者の相対位置を位置決めする位置決め装
置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
最近、コンパクトディスクプレーヤ用、光情報処理器用
として半導体レーザが多く導入されている。この半導体
レーザは、第8図に示すようにリード1…を有するステ
ムに半導体レーザのチップ3が取付けられている。そし
て、このチップ3は前記ステム2に嵌着されるキャップ
(図示しない)によって包容されている。
この種の半導体レーザの製造工程においては、ステム2
に対してチップ3を結合する場合には従来ダイボンデイ
ング装置によって行われているが、そのステム2に対し
てチップ3をマウントする場合に高精度のマウントが要
求されている。すなわち、一般にステム2に対してその
端面よりチップ3は数μ突出して結合されるが、このチ
ップ3は励起時に約200℃に加熱されるために、その
突出量が大きいと熱伝導が少ないために耐久性が落ち
る。また、逆に突出量が少ないと光が遮断されるという
不都合がある。そこで、従来においては、XYθテーブ
ル4に支持されたマウントベース5に前記ステム2を載
置し、チップ3を真空吸着した状態で、前記ステム2上
に供給し、ステム2に対してチップ3を離間した状態で
両者の位置合せを行なう。この場合、顕微鏡を用い作業
者がステム2とチップとの相対位置を目視によって監視
し、前記XYθテーブル4を制御して位置決めしたのち
前記チップ3をステム2をボンディングしていた。
しかしながら、前述したように、顕微鏡を用い作業者が
目視で監視しながら位置決めすることは、精度に限度が
あり、また作業者によってバラツキがある。したがっ
て、半導体レーザの品質にもバラツキができるととも
に、作業性が悪く大量生産には適していない。
〔発明の目的〕
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その
目的とするところは、チップに対するステムの位置決め
が高精度にしかも自動的に行なうことができ、作業能率
の向上を図ることができる位置決め装置を提供しようと
するものである。
〔発明の概要〕
この発明は、前記目的を達成するために、チップをマウ
ントベースに載置されたステムの上面と離間した状態に
保持した状態で、チップとステムとに位置測定光を照射
してステムからのチップの突出量を測定し、この測定結
果に基づいてマウントベースを微動させチップに対して
ステムを所定位置に位置決めすることができるようにし
たことにある。
〔発明の実施例〕
以下、この発明を図面に示す一実施例に基づいて説明す
る。
第1図ないし第3図は、半導体レーザのダイボンデイン
グ装置も示すもので、11は、位置補正機構としてのY
θテーブルである。このYθテーブル11の上面のマウ
ントベース12にはヒータ(図示しない)が内蔵され、
このヒータはヒータ制御装置13によって温度コントロ
ールされるようになっている。前記マウントベース12
には前記ステム2を位置決め載置する載置部14が凹部
によって形成されている。そして、この載置部14には
ステム2の切欠部2a,2aに係合するステムクランパ
15によってステム2が供給され、同時に、プッシュロ
ッド16によってステム2は前記載置部14に基準面に
押し付け位置決めされるようになっている。一方、17
はXYθテーブルからなる予備位置決めステージであっ
て、この上面にはトレイ18が設けられている。このト
レイ18には多数個のチップ3…が整列した状態で収容
されてい て、これらチップ3…は前記予備位置決めステージ17
によってXYθ方向に予備位置決めされている。そし
て、このトレイ18と前記載置部14との間にはトレイ
18内のチップ3を載置部14に搬送供給するチップ供
給機構20が設けられている。このチップ供給機構20
について説明すると、21はガイドレールであり、この
ガイドレール21には搬送部材22が往復運動自在に支
持されている。この搬送部材22には上下動機構23を
介してチップ保持具24が取付けられ、このチップ保持
具24にはバキュームピン25が設けられている。そし
て、このバキュームピン25によって前記トレイ18内
のチップ3を真空吸着して前記マウントベース12の載
置部14に供給するように構成されている。また、前記
マウントベース12の近傍にはステム2とチップ3との
結合部に冷却用ガスを吹付けるノズル41が設けられて
いる。
また、前記Yθテーブル11の側部に設けたXYテーブ
ル26にはマウントベース12に対向して光切断法に基
づく位置測定装置27が設置されている。そして、前記
バキュームピン25によって吸着されたチップ3と載置
部14に載置されたステム2の相対位置を光学的に測定
し、その測定信号に基づいて前記Yθテーブル11を制
御してステム2とチップ3とを所定の位置に位置決めす
るようになっている。
つぎに、前記Yθテーブル11およびXYテーブル26
の制御系について説明する。まず、Yθテーブル11の
各テーブルにはこれを駆動するモータ11a、11bが
設けられ、これら各モータ11a、11bはドライバ2
8を介して制御装置としてのコンピュータ29に接続さ
れている。また、XYテーブル26の各テーブルにはこ
れを駆動するモータ26a、26bが設けられ、これら
モータ26a,26bはドライバ30を介して前記コン
ピュータ29に接続されている。さらに、前記位置測定
装置27は第4図乃至第6図で示すように構成されてい
る。すなわち、31は光源で、この光源31から位置測
定光を集光レンズ32を介してスリット33に通してリ
ボン状のスリット光とする。このスリット光を前記ステ
ム2とチップ3に照射し、投射部位A、Bの光学像をレ
ンズ34により焦点板35に結像させると、第5図に示
すように2本の映像a、bが離間して見える。これは第
6図に示すように、このずれ量Δdはステム2とチップ
3の相対的位置ずれ量Δtに比例するので、映像A、B
のずれ量Δdから相対的位置ずれ量Δtは求まる。この
ように、光切断法を用いれば、ステム2とチップ3との
相対位置(Y方向)を測定できる。ステム2とチップ3
とのθ方向の傾きは、光切断法による測定を2か所以上
行なうことにより3角法で求められる。
また、前記映像a、bをITVカメラ37によって撮像
し、この像は電気信号としてA/D変換器38、フレー
ムメモリ39およびインターフェイス40を介して前記
コンピュータ29に送られる。そして、このコンピュー
タ29によって相対位置ずれ量Δtが算出され、この制
御信号にもとづいて前記Yθテーブル11が駆動されて
Δtの補正が行われる。すなわち、第4図に示すよう
に、ITVカメラ画像の取込みによってスリット光を認
識し、このスリット光の位置測定を行なう。そして、チ
ップ3とステム3のスリット光位置により相対的位置を
計算する。ここで、前記位置が設定値で有るか否かを判
定し、YESの場合にはENDとなり、NOの場合には
Yθテーブル11のフィードバック量を求める。そし
て、Yθテーブル11を駆動して再び前記操作を繰返し
行なう。なお、この場合、X方向の相対位置はマウント
精度として許容値が大きいため予備位置決めのみで特に
補正は行なわない。
つぎに、前述のように構成されたダイボンディング装置
を用いて半導体レーザのチップ3をステム2に対してダ
イボンディングする方法について説明する。
まず、ステムクランパ15によってクランプされたステ
ム2はマウントベース12の載置部14に載置され、同
時にプッシュロッドによって装置部14の基準面に押付
けられる。したがって、ステム2は載置部14の所定位
置にセットされる。一方、このときマウントベース12
はヒータによってある程度加熱されているため、ステム
2は加熱され、チップ取付け部の表面の溶融剤たとえば
インジュウムは溶融される。この状態で、前記予備位置
決めステージ17のトレイ18に収容され、予備位置決
めされたチップ3…はチップ供給機構20のチップ保持
具24に設けたバキュームピン25によって1個づつ真
空吸着される。そして、このチップ保持具24はガイド
レール21に沿って搬送され、バキュームピン25に吸
着されたチップ3がマウントベース12上のステム2に
対向すると停止する。つぎに、上下動機構23によって
チップ保持具24が下降し、チップ3がステム2の上面
と僅かに離間した状態で保持される。ここで、位置測定
装置27による前述した光切断法によってステム2とチ
ツプ3とをマウント時に要求される位置になるようにマ
ウントベース12を微動して自動的に位置合せを行な
う。このようにしてステム2とチツプ3とを所定位置に
位置決めしたのち、前記上下動機構23によってチツプ
保持具24を下降させると、バキュームピン25に吸着
されたチツプ3はステム2に載置される。このとき、ス
テム2の表面のインジュウムは溶融されているためチッ
プ3はステム2上に融着される。この状態で、一定時間
保持したのち、ヒータ制御装置13によりヒータをオフ
にし、冷却用ガスをノズル41から噴出し、ステム2と
チップ3との結合部へ吹付けると、溶融状態のインジュ
ウムは冷却固化されてボンディングが完了する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、マウントベー
スに載置されたステムとこのステムの上面と離間した状
態で保持したチップの両者に位置測定光を照射してステ
ムからのチップの突出量を測定し、この測定結果に基づ
いてマウントベースを微動するようにしたから、チップ
に対するステムの位置決めが高精度にしかも自動的に行
なうことができる。したがって、作業能率の向上と品質
の向上を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すダイボンディング装
置の概略的正面図、第2図は同じく平面図、第3図は同
じくステムとチップとの関係を示す斜視図、第4図乃至
第6図は同じく位置測定装置の作用説明図、第7図は位
置測定方法のフローチャート図、第8図は一般的な半導
体レーザを示す側面図である。 2…ステム、3…チップ、11…Yθテーブル、12…
マウントベース、20…チツプ供給機構、27…位置測
定装置、29…コンピュータ(制御装置)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−123787(JP,A) 特開 昭55−36730(JP,A) 特開 昭57−144404(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マウントベースの所定位置に位置決めされ
    て載置されたステム上の所定位置にチップをダイボンデ
    ィングする際に、チップに対してステムを位置決めする
    位置決め装置において、予備位置決めされた前記チップ
    を吸着し前記ステム上に供給するとともにステムの上面
    と離間した状態にチップを保持するチップ供給機構と、
    前記チップとステムとを離間した状態で両者に位置測定
    光を照射し、ステムからのチップの突出量を測定する光
    切断光学系からなる位置測定装置と、この位置測定装置
    によって測定された検出信号に基づいて前記マウントベ
    ースを微動させ前記ステムからのチップの突出量を調整
    する制御装置とを具備したこと特徴とする位置決め装
    置。
JP59164418A 1984-08-06 1984-08-06 位置決め装置 Expired - Lifetime JPH069215B2 (ja)

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JPS6142924A JPS6142924A (ja) 1986-03-01
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