JPH069178A - エレベータ - Google Patents

エレベータ

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JPH069178A
JPH069178A JP5082172A JP8217293A JPH069178A JP H069178 A JPH069178 A JP H069178A JP 5082172 A JP5082172 A JP 5082172A JP 8217293 A JP8217293 A JP 8217293A JP H069178 A JPH069178 A JP H069178A
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counterweight
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drive
rope
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Werner Hagel
ヴエルナー・ハーゲル
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
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    • B66B5/027—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions to permit passengers to leave an elevator car in case of failure, e.g. moving the car to a reference floor or unlocking the door
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、騒音や振動がなく、重心移動等
に敏感でないようなエレベータを創造することである。 【構成】 ケージを備えたエレベータにして、エレベ
ータは少なくとも1 つの位置固定の転向ローラ又は転向
チェンを介して案内されるロープ又はチェンによってカ
ウンタウエートと結合され及び又はケージは少なくとも
２つの位置固定の転向ローラ又は転向チェンを介して案
内される無端のロープ又はチェンと結合され、その際双
方の場合に駆動装置は運動可能に配設されている、前記
エレベータにおいて、駆動装置はカウンタウエートに固
定されたラック駆動装置（７〜１２）若しくは摩擦車駆
動装置又はケージ又はカウンタウエートに固定されたデ
ィスク駆動装置（１５、１６）として形成され、ディス
ク駆動装置はエレベータシヤフト中に取りつけられらた
ロープ（１４）又はチェン上に作用することを特徴とす
る前記エレベータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はケージを備えたエレベー
タにして、エレベータは少なくとも1 つの位置固定の転
向ローラを介して案内されるロープによってカウンタウ
エートと結合され及び又はケージは少なくとも２つの位
置固定の転向ローラを介して案内される無端のロープと
結合され、その際双方の場合に駆動装置は運動可能に配
設されている、前記エレベータに関する。
【０００２】
【従来の技術】駆動装置がケージ底に配設されているか
つ駆動装置の歯車がエレベータシヤフト中に位置固定に
配設されているラックと噛み合うようなエレベータは米
国特許明細書５７１８６４により１８９６年以来公知で
ある。類似の構造は米国特許明細書５４８７５２及び米
国特許明細書１８４４１３３に記載されている。ケージ
にエレベータの駆動装置モータを取りつける主な理由は
ケージからオペレータによるモータの容易な操作にあっ
た。
【０００３】駆動装置モータの重量は問題でありかつ駆
動装置モータの吊下状態の設置は実際上制御ケーブルの
引き込みよりも重要で危険を伴う問題であるので、この
種のエレベータは、たといエレベータが従来のエレベー
タに対して機械ハウジングを必要としないという大きな
利点を有するとしても、実際には実現されず、このこと
は近年特に既設のハウジング中にエレベータを組み込む
場合に、オーストリア特許明細書３７５０５６及び国際
公開８４／００７４３から英国特許明細書０１１５４８
２に相応して明らかなように、重要である。
【０００４】ラック駆動装置を備えたエレベータを実際
に商業化研究の際、ケージへの駆動装置の取りつけが騒
音及び振動の問題に繋がり、この問題は利用者及び居住
者にこの構造によって得られ得る利点にもかかわらず受
け入れないものであった。
【０００５】ヨーロッパ特許明細書０３３０８０９に相
応して、オーストリア特許明細書３８９６８８から別の
エレベータが公知であり、これは駆動装置を有し、駆動
装置はラック駆動装置に類似するが、摩擦結合で賄われ
かつ振動及び騒音は減少した。この駆動装置は運転中回
避できない重心移動に敏感に反応し、その結果この駆動
装置は実際上実施できなかった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】冒頭に記載した分野の
エレベータを、上記の欠点を有しないで、この種のエレ
ベータの利点を有するようなエレベータを創造すること
である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、駆動装
置はカウンタウエートに固定されたラック駆動装置若し
くは摩擦駆動装置又はケージ又はカウンタウエートに固
定されたディスク駆動装置として形成され、ディスク駆
動装置はエレベータシヤフト中に取りつけられらたロー
プ又はチェン上に作用することによって解決される。
【０００８】本発明による装置によって第１に、ケージ
重量を軽減しかつラックをカウンタウエートに配設する
ことを可能にし、このことはそこに生ずる騒音及び振動
を一方ではカウンタウエートの固定した重量及び固定し
た重心位置によってケージにおける駆動装置の配設の場
合よりも低下させそして第１に尚存在する最小の騒音が
ケージ内の乗客の乗り心地を阻害しないという驚くべき
利点が得られる。好適には建物構造とは分離されて固定
されたラックによって振動が減少されかつ振動から解放
されることができる。
【０００９】ディスク駆動装置の使用の際ディスク駆動
装置は有利な方法で同様にカウンタウエートに配設され
るが、このことはこの駆動装置の騒音及び振動減少のた
めに不必要となる。ロープをエレベータシヤフト中で無
端に配設しかつ少なくとも1つの個所でブレーキ又は締
付け装置によって固定することも可能であり，このこと
は本発明による緊急解放装置の構成では有利である。
【００１０】本発明によって達成される揺れ及び振動の
少ない運転の利点は、ロープ及びロープ運転の代わりに
チェン及びチェン駆動装置、例えばスプロケットが使用
される場合にも達成される。従って明細書及び特許請求
の範囲１〜５の記載中ロープの概念はチェンをも含むも
のである。
【００１１】ロープに代わるチェンの追加の利点は形状
一体的駆動装置及びエレベータシヤフト中でのチェンの
容易なロックにある。本発明による全ての駆動装置の変
形では、ケージを従来の案内に案内しかつ従来の安全装
置を備えることを可能にする。
【００１２】明細書の発明の詳細な説明及び特許請求の
範囲中に記載された「エレベータシヤフト」について
は、例えばパノラマリフトではケージ又はカウンタウエ
ートが走行する空間を意味する。
【００１３】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明
する。図１はケージ１を示し、ケージはロープ２によっ
てカウンタウエート３と結合されている。ロープ２はエ
レベータシヤフト４の上端の２つの転向ローラ５のまわ
りを通る。
【００１４】ケージ１は公知の案内によって案内レール
６に案内されかつ各組立個所に付設されている全ての安
全装置に接続され、安全装置は当業者に公知であり詳し
く説明しない。
【００１５】図２から明らかなように、カウンタウエー
ト３の上方範囲にはカウンタウエート従ってケージのた
めの駆動装置がある。モータ７は伝動装置８及び軸９を
介して２つの歯車１０を駆動し、その歯はラック１１の
歯と噛み合う。
【００１６】図示の実施例においてラック１１は片側に
のみ歯を備えかつ相互に平行かつ同一方向に配設されて
いる。確実な噛み合いを保証するために、押圧ローラ１
２が、ラック１１の平滑な面に沿って転動しかつラック
１１の歯上に歯車の歯が乗り上げて空転するのを阻止す
るために押圧ローラがカウンタウエート３に配設されて
いる。横方向の案内のためには案内ローラ１３がカウン
タウエート３に設けられ、案内ローラ１３はラック１１
の相応した走行面と接触する。
【００１７】勿論、ラック１１を他の形に、例えば両側
で歯を備えかつ案内車１２の代わりに場合によっては同
様に駆動される歯車を配設することも可能である。ラッ
ク１１を、歯が相互に噛み合い、その結果案内ローラ１
３が歯を備えかつ歯車１０及び１２が案内ローラとして
使用されるようにラック１１を組み立てることも可能で
ある。これらの全ての変形及び他の変形が可能である場
合でも、上記のものは簡単な伝動装置構造及びラック１
１の容易な組立のために好適である。
【００１８】モータ７への駆動エネルギー及び制御パル
スの供給は通常の方法でエレベータシヤフト４中に懸吊
されたケーブルによって行われ、ケーブルは当業者に公
知であるので、制御自体と同様に詳しく説明しない。
【００１９】図３〜図５はディスク駆動装置が使用され
る本発明の変形を示す。ディスク駆動装置ではその両端
とエレベータシヤフト中で固定されたロープが駆動可能
なディスクに巻きつけられ、その結果ディスクとロープ
との間の摩擦によるディスクの回転の際にディスク軸線
の位置が移動する。
【００２０】図３には駆動装置がケージ１の底にあるも
のが示されている。ロープ１４はその両端でシヤフトの
底又はカバーに固定され、その結果ロープの長さの大部
分は垂直に走行し、その際ロープは一方では案内ディス
ク１５のまわりにそして他方ではディスク１６のまわり
に巻きつけられてぴんと張られるような長さを有する。
温度変化等によって生じ得る長さの変化を補償するため
に、案内ディスク１５及びディスク１６はケージ１に旋
回可能又は移動可能に固定され、その結果ロープ１４は
ケージ１の重量によって緊張される。
【００２１】ケージ１及びカウンタウエート３はあらゆ
る場合に図１及び図２に示されるように案内され、本発
明の実施例においてカウンタウエート３の案内はラック
の除去によって一層簡単化される。
【００２２】ロープ１４を張るために、ケージ１の重量
の代わりにローラ１５、１６の間にばね力が使用される
こともできる。図示しないモータによるローラ１６の回
転の際にロープ１４のローラ１６のまわりの巻きつけ角
による相当なロープ摩擦がディスク１６とロープ１４と
の間の滑りを防止し、それによってローラはロープ上を
転動しかつその軸線従ってエレベータシヤフト中のケー
ジ１の位置は変わらない。
【００２３】図４による装置は同様に機能し、その際カ
ウンタウエート３への駆動装置及び両ローラ１５、１６
の取りつけによって、ケージ１の質量従ってカウンタウ
エート３の質量が小さくされ、このことはシステムの加
速度のために必要な動力を減少させる。一般にカウンタ
ウエート３の質量ＧはＧ＝Ｋ＋Ｌ／２に選ばれ、その際
Ｋはケージの質量、Ｌは許容正味荷重（単位は例えばＫ
ｇ）であるので、上昇のための必要な動力は許容されか
つ実際の正味荷重にのみ依存する（しかし摩擦によって
システムの全質量は左右される。）。しかし加速された
上昇の際加速度作用が実質的なことである。
【００２４】図３によるエレベータの変形は図５に示さ
れている。ロープ１４はその際上方の転向ローラ１７及
び２つの転向ローラ１８のまわりに巻きつけられかつ無
端に形成されている。上方の転向ローラ１７は制動され
かつ制動された状態でエレベータシヤフト中でのロープ
１４の運動を阻止する。
【００２５】案内ディスク１５及びディスク１６を備え
た駆動装置は、カウンタウエート３に基づいて記載され
かつそれ以上の説明を必要としないように機能する。無
端のロープとしてのロープ１４の構成の意味は特別に簡
単な緊急解放装置を設けるという可能性にある。
【００２６】ディスク１６の駆動装置の故障の場合にケ
ージ１の次のステーションまでの運動を可能にする緊急
解放装置は転向ローラ１７のための引止め可能で、大き
な減速が可能な駆動装置から成り、駆動装置はセルフロ
ック的に実施されかつその引止め及びローラ１７のブレ
ーキを緩めた後にケージ１の運動は、駆動装置が故障し
た場合でも可能である。
【００２７】図５に示すエレベータではカウンタウエー
トの取りつけは省略されるが、勿論そのようなエレベー
タでもローラ１６のための駆動装置の必要動力もローラ
１７のための緊急駆動装置のための変速装置も上記カウ
ンタウエートよって減少されることが可能である。
【００２８】図１〜図４に示す他の実施例では緊急解放
は駆動力の故障の場合転向ローラ５の少なくとも1 つの
の手動操作によって行われることができる。図３及び図
４による実施形態は技術水準とは異なり及び図１及び図
２による実施形態とも異なり、駆動装置は例えば伝動装
置の故障によって停止した場合にも緊急解放を実施する
ことができる。この場合、エレベータシヤフト底にロー
プ１４を固定すること及び又はエレベータシヤフト天井
でロープを緩めることのみが必要であり、転向ローラ５
の回転によってロープ２及びカウンタウエート３を含め
たケージ１のみならず、ロープ１４によっても次のステ
ーションに達するまで上昇又は下降される。
【００２９】勿論、図３及び４による実施形態に図５に
よるロープを備えることも可能であり、このことは駆動
装置の故障の際でもその固定部からのロープの弛緩も可
能である。この場合勿論、ロープ固定のみが解除される
場合にはカウンタウエート上に緊急解放装置が作用する
ことができる。
【００３０】
【発明の効果】本発明による装置によって第１に、ケー
ジ重量を軽減しかつラックをカウンタウエートに付設す
ることを可能にし、このことはそこに生ずる騒音及び振
動を一方ではカウンタウエートの固定した重量及び固定
した重心位置によってケージにおける駆動装置の配設の
場合よりも低下させそして第１に尚存在する最小の騒音
がケージ内の乗客の乗り心地を阻害しないという驚くべ
き利点が得られる。減少された振動は好適には建物構造
とは分離されて固定されたラックによって除去されるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】カウンタウエートがラック駆動装置を有するエ
レベータの側面図である。
【図２】図１によるエレベータの平面図である。
【図３】図１に示すエレベータに対してディスク駆動装
置を備えたエレベータの変形の側面図である。
【図４】図１に示すエレベータに対してディスク駆動装
置を備えたエレベータの他の変形の側面図である。
【図５】図１に示すエレベータに対してディスク駆動装
置を備えたエレベータの更に他の変形の側面図である。
【符号の説明】
７ モータ ８ 伝動装置 ９ 軸 １０ 歯車 １１ ラック １２ 圧着ローラ １４ ロープ １５ 案内ディスク １６ 案内ディスク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ケージを備えたエレベータにして、エレ
    ベータは少なくとも1 つの位置固定の転向ローラを介し
    て案内されるロープによってカウンタウエートと結合さ
    れ及び又はケージは少なくとも２つの位置固定の転向ロ
    ーラを介して案内される無端のロープと結合され、その
    際双方の場合に駆動装置は運動可能に配設されている、
    前記エレベータにおいて、 駆動装置はカウンタウエートに固定されたラック駆動装
    置（７〜１２）若しくは摩擦駆動装置又はケージ又はカ
    ウンタウエートに固定されたディスク駆動装置（１５、
    １６）として形成され、ディスク駆動装置はエレベータ
    シヤフト中に取りつけられたロープ（１４）上に作用す
    ることを特徴とする前記エレベータ。
  2. 【請求項２】 ロープ（１４）は無端に形成されており
    かつ少なくとも1 つの個所でブレーキ又は締付け装置に
    よって固定される、ディスク駆動装置を備えた、請求項
    1 記載のエレベータ。
  3. 【請求項３】 ロープ（１４）が取り外し可能にエレベ
    ータシヤフト中に取りつけられており、そして緊急解放
    装置として転向ローラ（５）の手動による又は緊急動力
    蓄積機によって作動可能な駆動装置が設けられている、
    カウンタウエート（３）及びディスク駆動装置を備えた
    請求項1 記載のエレベータ。
  4. 【請求項４】 緊急解放装置として転向ローラ（５）の
    手動による又は緊急動力蓄積機によって作動可能な駆動
    装置が設けられている、請求項1 又は２記載のエレベー
    タ。
  5. 【請求項５】 緊急解放装置として転向ローラ（１７）
    の手動による又は緊急動力蓄積機によって作動可能な駆
    動装置が設けられている、請求項２記載のエレベータ。
  6. 【請求項６】 ケージを備えたエレベータにして、エレ
    ベータは少なくとも1 つの位置固定の転向スプロケット
    を介して案内されるチェンによってカウンタウエートと
    結合され及び又はケージは少なくとも２つの位置固定の
    転向スプロケットを介して案内される無端のチェンと結
    合され、その際双方の場合に駆動装置は運動可能に配設
    されている、前記エレベータにおいて、 駆動装置はカウンタウエートに固定されたラック駆動装
    置（７〜１２）若しくは摩擦駆動装置又はケージ又はカ
    ウンタウエートに固定されたディスク駆動装置（１５、
    １６）として形成され、ディスク駆動装置はエレベータ
    シヤフト中に取りつけられたチェン（１４）上に作用す
    ることを特徴とする前記エレベータ。
JP5082172A 1992-04-09 1993-04-08 エレベータ Withdrawn JPH069178A (ja)

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AT75292A AT397379B (de) 1992-04-09 1992-04-09 Aufzug
AT1670/92 1992-08-19
AT167092 1992-08-19
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