JP2004262651A - エレベータ、エレベータのメンテナンス方法、エレベータの最新化方法、およびエレベータ用のクランプ装置 - Google Patents

エレベータ、エレベータのメンテナンス方法、エレベータの最新化方法、およびエレベータ用のクランプ装置 Download PDF

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    • B66B19/00Mining-hoist operation
    • B66B19/007Mining-hoist operation method for modernisation of elevators

Abstract

【課題】設置およびメンテナンスが簡単であり且つ経済的であるエレベータを利用可能にし、またこのエレベータの構成要素を備えた既存のエレベータを、簡単に且つ即座に最新化する。
【解決手段】本発明は、エレベータ、エレベータのメンテナンス方法、エレベータの最新化方法、およびエレベータ用のクランプ装置に関する。エレベータは、ケージと、作動重量を担持するための懸架手段または各巻上手段1とを有する。さらに、動力伝達手段2が、動力伝達手段2の少なくとも1つの移動表面20上で懸架手段または各巻上手段を動かすように意図される。動力伝達手段、および懸架手段または巻上手段は、ロープ形状またはベルト形状である。また、動力伝達手段、および懸架手段または各巻上手段は、互いから物理的に分離している。動力伝達手段、および懸架手段または各巻上手段は、少なくとも1つの支持本体3に対して張られる。
【選択図】 図2b

Description

本発明は、独立特許請求項に規定されたエレベータ、エレベータのメンテナンス方法、エレベータの最新化(modernisation)方法、およびエレベータ用のクランプ装置に関する。
駆動ディスクは、ケージを動かすためにエレベータとともにしばしば使用される。駆動ディスクおよびケージは、たとえばロープを介して、摩擦被動巻上装置と一緒に結合される。駆動装置は、駆動ディスクを回転運動させる。駆動ディスクの回転運動は、駆動ディスクとロープとの間の摩擦係合によって、ケージの運動に転換される。ロープは、組み合わされた懸架手段または各巻上手段として作用し、一方、駆動ディスクは、動力伝達手段として作用する。
ロープは、懸架手段としてのその機能において、ケージの空の重量と、エレベータの搭載容量と、任意のカウンターウエイトと、ロープの自重とから構成されるエレベータの作動重量を担持する。ロープは、それによって、主に牽引力によって負荷が与えられる。たとえば、ケージおよびカウンターウエイトは、重力に従って懸架手段に掛かる。
ロープは、ケージを動かす巻上手段としてのその機能において、駆動ディスクの移動表面に押圧される。ロープは、押圧応力および曲げ応力を受ける。たとえば、ロープは、駆動ディスクの範囲でエレベータの作動重量によって押圧され、そのため、ロープおよび駆動ディスクは、それら自体が摩擦係合する。
駆動ディスクは、動力伝達手段としてのその機能において、駆動装置の力をロープへ伝える。重要なパラメータは、駆動ディスクとロープとの間の材料に特定な摩擦係数、およびロープによる駆動ディスクの構造に特定な接触の角度または弧である。
US−4620615は、摩擦被動巻上装置を明らかにし、この摩擦被動巻上装置の場合、駆動ディスクとロープとの間の摩擦値を上げるために、ロープは、特別なクランプ装置で駆動ディスクに対して押圧される。クランプ装置は複数のプーリを有し、これらはフレームに保持され、そのようなプーリはポリウレタンから作られ、高い摩擦係数で、且つ駆動ディスクに対する大きな接触の角度または弧でロープを押圧する。
米国特許第4620615号明細書
本発明の課題は、設置およびメンテナンスが簡単であり且つ経済的であるエレベータを利用可能にすることである。また、このエレベータの構成要素を備えた既存のエレベータは、簡単に且つ即座に最新化されることができるべきである。
この課題は、独立特許請求項に規定された本発明によって解決される。
本発明は、エレベータのケージを動かすことについての駆動ディスクの原則から完全に離れることによって、これらの課題を解決する。駆動ディスクおよびロープ等の構成要素を使用する代わりに、動力伝達手段、支持本体、懸架手段または各巻上手段、およびクランプ手段等の機能における分離が行われる。このため、いくつかの抽出ステップが達成される。
第1のステップにおいて、動力伝達手段の機能は、駆動ディスクから具体的に分離される。これは、特別な動力伝達手段を利用可能にすることによって行われる。好ましくは、動力伝達手段は、ロープ形状および/またはベルト形状の本体である。
第2のステップにおいて、駆動ディスクの機能は、支持本体としての機能に縮小される。支持本体は、動力伝達手段用および懸架手段または各巻上手段用の支持体である。支持本体は、いずれの形態も有することができる。好ましくは、支持本体は、ディスク、またはプーリ、またはシリンダ、またはホイールのような回転本体の周辺の少なくとも一部である。
第3のステップにおいて、動力伝達手段、懸架手段または各巻上手段、および支持本体は、ともに作動接続される。動力伝達手段、および懸架手段または各巻上手段は、支持本体に対して張られる。好ましくは、動力伝達手段は、少なくとも1つの移動表面で、懸架手段または各巻上手段に対して載置される。好ましくは、動力伝達手段および/または懸架手段または各巻上手段は、支持本体に対して載置される。そのようなことによって、構成要素の直接の物理的接触が理解される。動力伝達手段、懸架手段または各巻上手段、および支持本体の作動接続は、摩擦係合、確実動作のロッキング、および/または摩擦接続を介して行われる。好ましくは、動力伝達手段、および懸架手段または各巻上手段の支持本体に対する張りは、動力伝達手段を介して行われ、および/または懸架手段または各巻上手段を介して行われ、および/または動力伝達手段、および懸架手段または各巻上手段から物理的に分離されたクランプ手段を介して行われる。原則として、懸架手段または各巻上手段の支持本体に対する張りは、エレベータの作動重量を介して行われる。好ましくは、クランプ手段は、ロープ形状および/またはベルト形状の本体、および/またはディスク、またはプーリ、またはシリンダ、またはホイールのような回転体である。
第4のステップにおいて、駆動ディスクは、もはや直接に駆動装置によって動かされないが、動力伝達手段によって動かされる。好ましくは、ループ形状に閉鎖された動力伝達手段の端は、一緒に接続される。
以下の利点が本発明によって実現される。
エレベータは、設置およびメンテナンスが低コストであり、
エレベータおよびその構成要素は、計画および設置の場合に、できるだけ自由に配置されることが可能であり、
既存のエレベータは、それらの構成要素とともに、簡単に且つ即座に最新化されることが可能であり、
エレベータおよびその構成要素は、モジュラーシステムに構成され、
エレベータは、できるだけ小さな寸法の駆動装置を有し、
動力伝達手段と懸架手段または各巻上手段との間の摩擦係数は高く、接触の角度または弧はできるだけ小さく、
ブレーキ等の機能を備えた駆動装置、ケージ等のエレベータの構成要素は、統合されたシステムであり、
ケージ、ロープ、カウンターウエイト等のエレベータの構成要素は、できるだけ容易に作られる。
以下において、本発明の利点および本発明の例示的な実施形態の形態は、図1から5bに基づいて、詳細に説明される。
図1によれば、エレベータは、階I、階II、階III、階IV、階V、および昇降路9等を備えた建物内に、好ましくは、構成要素、すなわち、懸架手段または各巻上手段1、動力伝達手段2、ガイド装置10、駆動装置5、ケージ7、カウンターウエイト8、支持本体3、ブレーキ5’、40、7’、クランプ装置4、4’、4”を有する。図1に従ったエレベータの構成要素の配置およびサイズの比率は、例示的なものであり、本発明の解釈を束縛するものではない。そのように、駆動装置を、昇降路ではなく、別個の機械室内に配置することはもちろん可能である。昇降路フロアのない、または昇降路ルーフのないエレベータを使用することも可能であり、そのため、昇降路は、最下フロアのグランドプレートまたは各最上フロアのルーフを超えない。
図2aから図5bに詳細に示されるように、移動表面20を備えた動力伝達手段が、懸架手段または各巻上手段に対して載置される。動力伝達手段は、移動表面20’で支持本体に対して、および/またはクランプ手段に対して載置される。好ましくは、回転体型のクランプ手段4、4’と、ロープ形状および/またはベルト形状のクランプ手段4”とが識別される。好ましくは、駆動装置の調整ブレーキ5’、クランプ装置の保持ブレーキ40、およびケージの減速ブレーキ7’が識別される。任意に、駆動装置は、少なくとも1つの補助プーリ6を有する。好ましくは、駆動装置、支持本体、回転体型のクランプ手段、および補助プーリは、2つの反対の回転方向に回転可能である(湾曲した二重矢印参照)。
図2aから図5bに従った実施形態の形態は、以下のようにさらに実施形態自体が異なる。
図2a、bによれば、エレベータは、ベルト形状の懸架手段または各巻上手段、ベルト形状の動力伝達手段、および回転体型のクランプ手段を有する。動力伝達手段は、駆動装置に関連するクランプ手段の相対運動によって、張られ/緩められる(直線二重矢印参照)。
図3a、bによれば、エレベータは、ロープ形状の懸架手段または各巻上手段、ベルト形状の動力伝達手段、ベルト形状のクランプ手段、および2つの回転体型のクランプ手段を有する。ベルト形状のクランプ手段は、好ましくは、2つの回転体型のクランプ手段の互いに対する相対運動によって、張られ/緩められる(直線二重矢印参照)。
図4a、bによれば、エレベータは、ロープ形状の懸架手段または各巻上手段、ベルト形状の動力伝達手段、ベルト形状のクランプ手段、および2つの回転体型のクランプ手段を有する。ベルト形状のクランプ手段は、好ましくは、駆動装置および補助プーリに関連する2つの回転体型のクランプ手段のそれぞれの相対運動によって、張られ/緩められる(直線二重矢印参照)。
図5a、bによれば、エレベータは、ベルト形状の懸架手段または各巻上手段、およびベルト形状の動力伝達手段を有する。ベルト形状の動力伝達手段は、好ましくは、支持本体に関連する駆動装置の相対運動によって、張られ/緩められる(直線二重矢印参照)。
前述の抽出ステップによって、動力伝達手段、懸架手段または各巻上手段、クランプ手段、および支持本体への厳密な機能分離を得る。エレベータのこれらの構成要素は、様々な基準およびパラメータにしたがって別個に最適化することができる。この機能が分離したエレベータは、下記の利点を有する。
懸架手段または各巻上手段
本発明の目的のために、エレベータ用のそれぞれ良く知られておりかつ実証された、懸架手段または各巻上手段を据え付けることができる。好ましくは、作動重量を担持するために、かつケージおよび任意のカウンターウエイトを動かすために、組み合わされた懸架手段または各巻上手段が提供される。原則として、懸架手段および巻上手段の機能も、互いから分離することができる。そのように、本発明を知ることによって、作動重量を担持するための懸架手段を提供することと、それとは無関係にケージを担持するための巻上手段を提供することとが可能であり、それによって、巻上手段のみが動力伝達手段によって動かされる。たとえば、ケージおよびカウンターウエイトが、懸架手段としてのロープに掛かり、巻上手段としてのバランスロープから動かされる。好ましくは、懸架手段および巻上手段は、ロープ、メインおよびテールロープ、および/または平らなベルト、歯付ベルト、Vベルト等のベルトである。歯付ベルトは、その側部の一方または両方に歯を有することができる。金属、および/または天然物質、および/または合成材料等の複数の材料を、使用することができる。金属としては、指定された鋼、鋼合金等であり、天然物質としては、指定された皮革、含浸皮革、ゴム等であり、合成材料としては、指定されたアラミド、ナイロン、ポリウレタン、カーボンファイバー、ザイロン(zylon)等である。懸架手段または各巻上手段は、ポリウレタン、ナイロン等の最も擦り耐性のある材料から作られたケーシングを有することができる。最後に、懸架手段または各巻上手段は、牽引力テイクアップ用の層を有することができ、そのような層は、鋼、鋼合金、アラミド、カーボンファイバー、ザイロン等から作られる。好ましくは、懸架手段または各巻上手段は、ループを形成する閉鎖端を有する。好ましくは、懸架手段または各巻上手段は、開口端を有し、ケージおよびカウンターウエイトに接続される。
摩擦係数
好ましくは、構成要素、すなわち、動力伝達手段、懸架手段または各巻上手段、クランプ手段、および支持本体は、互いに直接接触しており、最適化された摩擦係数を有する。使用される材料を適切に選択することによって、好ましくは、これらの構成要素の間で、≧0.2、好ましくは≧0.3、好ましくは≧0.4、好ましくは≧0.6、好ましくは≧0.9の摩擦係数が達成される。たとえば、これらの構成要素の接触領域は、鋼、鋼合金、アルミニウム、アルミニウム合金等の金属、および/または皮革、含浸皮革、ゴム等の天然物質、および/またはポリウレタン、ナイロン、カーボンファイバー等の合成材料から構成される。
駆動装置
これらの高い摩擦係数は、結果として高牽引となり、それによって、他方では、比較的小さな寸法の駆動装置のみが必要である。好ましくは、駆動装置は、ギアレスリニア駆動装置である。好ましくは、駆動装置は、細長い円筒形態であるかまたは外側が平らなロータである。本発明を知ることによって、駆動装置の変形形態の様々な可能性が当業者に呈される。好ましくは、円筒形駆動装置は、≧100×20×20cm、好ましくは≧85×18×18cm、好ましくは≧70×15×15cmの容量(長さ×幅×深さ)を有する。好ましくは、外側が平らなロータ駆動装置は、≧100×100×20cm、好ましくは≧85×85×18cm、好ましくは≧70×70×15cmの容量(長さ×幅×深さ)を有する。
接触の角度または弧
これらの高い摩擦係数は、結果として高牽引となり、それによって、他方では、比較的小さな接触の角度または弧のみが必要である。好ましくは、動力伝達手段、および/または懸架手段または各巻上手段、および/またはクランプ手段と支持本体との接触の角度または弧は、≦180度、好ましくは≦150度、好ましくは≦120度、好ましくは≦90度である。
歯車比または回転比
好ましくは、駆動装置、および懸架手段または各巻上手段は、互いに対して噛み合わされ、すなわち、懸架手段または各巻上手段が支持本体とともに動くときに、モータシャフトがそれ自体を回転の軸を中心にしてより速く回転する。この歯車比または回転比は、支持本体の径のモータシャフトの径に対するサイズの比率に従う。好ましくは、このサイズの比率は、>1、好ましくは≧5、好ましくは≧10、好ましくは≧15、好ましくは≧20である。
クランプ手段
クランプ手段は、好ましくは、ロープ形状、および/またはベルト形状、および/または回転本体型である。好ましくは、ロープ形状および/またはベルト形状のクランプ手段が、本明細書で参照されるように、ロープ形状および/またはベルト形状の動力伝達手段、各懸架手段、または各巻上手段に種類および構造が対応する。好ましくは、ロープ形状および/またはベルト形状のクランプ手段は、ループを形成する閉鎖端を有する。好ましくは、回転体型のクランプ手段は、ディスク、またはプーリ、または円筒形、またはホイール等であり、回転の軸を中心にして回転する。動力伝達手段、または各ロープ形状および/またはベルト形状のクランプ手段は、この回転本体の表面に載置される。本発明を知ることによって、当業者は、当然ながら、様々な良く知られているクランプ手段も使用することができる。このようにして、クランプ手段は、それ自体を固定された、すなわち静止壁、プレート等のように使用され、それによって、動力伝達手段、または各ロープ形状および/またはベルト形状のクランプ手段は、表面を摺動する。
クランプ装置
クランプ装置は、動力伝達手段、および懸架手段または各巻上手段、および/またはロープ形状および/またはベルト形状のクランプ手段を、支持本体に対して張り/緩めるように作用する。好ましくは、クランプ装置は、エレベータの少なくとも2つの構成要素を具備し、それらは、互いに対する相対運動によって、動力伝達手段、懸架手段または各巻上手段、および/またはロープ形状および/またはベルト形状のクランプ手段を、支持本体に対して張るかまたは緩める。好ましくは、クランプ装置を介して、第1の回転体型のクランプ手段が、別の回転体型のクランプ手段に対して動き、および/または回転体型のクランプ装置が駆動装置に対して動き、および/または回転体型のクランプ装置が補助プーリに対して動き、および/または駆動装置が支持本体に対して動く。本発明を知ることによって、当業者は、当然ながら、他の良く知られているクランプ機構を備えたクランプ装置を使用することもできる。このようにして、前述の張る/緩めるために、回転体型のクランプ手段の径が、それ自体を増加させ/減少させ、したがって、それの相対運動は必要ない。たとえば、回転体型のクランプ手段の径の変化は、回転体型のクランプ手段の上部表面のスキャッタリング/ホールディングによって行われる。当業者はこの点について、非常に多くの可能性を利用することができる。回転体型のクランプ手段の考察は、当然ながら、固定されたすなわち静止壁、プレート等のようなクランプ手段にも適用される。
支持本体
支持本体は、任意の形態を取ることもできる。好ましくは、支持本体は、ディスク、プーリ、シリンダ、またはホイールのような回転体の周辺の一部であるか、または壁またはプレートの周辺の一部である。好ましくは、この回転体は、回転の軸を中心にして自由に旋回するように配置される。好ましくは、この回転体の径は円形対称である。好ましくは、壁またはプレートは、固定されており、すなわち静止している。支持本体の主要な機能は、この点に関して、牽引力の最適な伝達のために安定した支持体を、動力伝達手段、および懸架手段または各巻上手段へ供給することからなる。支持本体は、このようにして、これらの牽引力に対する反力を発生するために十分に安定して作られる。
エレベータの作動方法
好ましくは、ブレーキ等の機能を備えた駆動装置、ケージ等のエレベータの構成要素は、システム統合される。システム統合を念頭において、システムの観点から考えられた個別構成要素の最適化が理解され、すなわち、構成要素のこの最適化は、互いに整合されたエレベータのシステム全体に見られる。好ましくは、調整ブレーキ、保持ブレーキ、減速ブレーキ、および安全ギアブレーキ等のブレーキ機能の割当は、エレベータの個別であるが最適化された構成要素に行われる。
好ましくは、駆動装置は、鋼、鋼合金、アルミニウム、アルミニウム合金、カーボンファイバー、ザイロン等の軽量構造材料から作られる。そのような軽量構造方法によって、駆動装置を作動するときには、少ない質量のみが加速されるかまたは制動される。好ましくは、駆動装置は、したがって調整ブレーキ5’のみを有する。調整ブレーキで制動することによって、ケージの速度はほぼ一定に保持されるか、または各ケージの速度は目標カーブに従う。特に、移動質量を下降するときには、調整ブレーキは、位置エネルギを吸収し、それによって運動エネルギへの変換を防止する。
好ましくは、支持本体は、鋼、鋼合金、アルミニウム、アルミニウム合金、カーボンファイバー、ザイロン等の軽量構造材料から作られる。好ましくは、支持本体は、ホイールであり、スポークを有し、ハブ、スポーク、およびリムを備える。そのような軽量構造方法によって、支持本体を動かすときには、少ない質量のみが加速されるかまたは制動される。そのような支持本体は、エネルギを節約して加速され、比較的小さい寸法のブレーキで制動される。好ましくは、支持本体用にはそれ自体のブレーキは設けられない。
好ましい方法において、駆動装置、および/または支持本体、および/または動力伝達手段、および/また懸架手段または各巻上手段、および/またはクランプ装置は、軽量構造材料から作られ、それによってこれらの構成要素は、比較的少ない質量を有し、それによって保持ブレーキ40としてクランプ装置を使用することを可能にする。クランプ装置は、その重量または移動方向に作用する他の力のために、意図的ではない動きに対する静止質量を保護する場合に、停止機能を果たす。好ましくは、張力が高さで可変に調整される場合に、これが達成される。好ましくは、フロアで停止することによって、張力は増加し、動力伝達手段、および懸架手段または各巻上手段が支持本体に作用する。好ましくは、この増加した張力は、フロアを離れるときに再度減少する。
好ましくは、ケージの少なくとも1つのブレーキが、減速ブレーキ7’および/または安全ギアブレーキとして使用される。ケージの減速ブレーキは、好ましくは、運動エネルギを吸収するレールまたはトラックブレーキであり、したがって、移動質量の運動速度を減速する。本発明を知ることによって、当業者は、当然ながら、減速ブレーキとして異なるブレーキを使用することができ、たとえば、ドラムブレーキ等を使用することができる。
エレベータ配置方法
好ましくは、駆動装置、動力伝達手段、懸架手段または各巻上手段、クランプ手段、および支持本体は、エレベータの昇降路に、優先的にエレベータの昇降路ルーフに配置される。エレベータ昇降路内のしばしば制限された空間条件のため、且つエレベータ昇降路内の場所をできるだけ最適に使用するために、構成要素の配置は、配置パラメータの範囲内で自由に計画されることができる。
これらの配置パラメータは以下の通りである。
動力伝達手段/懸架手段または各巻上手段の型
動力伝達手段/懸架手段または各巻上手段は、ロープ形状および/またはベルト形状である。また、異なる材料が使用される。異なる形状づけおよび異なる使用材料が、動力伝達手段/懸架手段または各巻上手段の疲労限界に影響を与える。動力伝達手段/懸架手段または各巻上手段の型は、たとえば、支持本体の容認可能な曲げ径で明らかになる。また、このため、支持本体の径から動力伝達手段/懸架手段または各巻上手段の径への容認可能な径の比率も、パラメータとして上昇することが多い。したがって、従来の駆動ディスク上の鋼ケーブルは、40から45の容認可能な径の比率を有し、一方、アラミドロープは、16から18の容認可能な径の比率を有し、ナイロンベルトは、10から11の容認可能な径の比率を有する。アラミドロープ用の支持本体は、したがって、鋼ケーブル用の支持本体よりもおよそ1/2.5の場所しか必要とせず、ナイロンベルト用の支持本体は、鋼ケーブル用の支持本体よりもおよそ1/10の場所しか必要としない。当業者は、したがって、本発明を知ることによって、利用可能である空間条件を、使用される動力伝達手段/懸架手段または各巻上手段の型に適合する多数の可能性を有する。この配置で、材料に特定な且つ形態に特定な径の比率が使用される。好ましくは、図2a、bおよび図5a、bに従った実施形態の例が適切であり、そこでは、動力伝達手段、および懸架手段または各巻上手段は、特に狭い空間条件のためにベルト形状である。図3a、bおよび図4a、bに従った実施形態の例は、動力伝達手段がベルト形状であり、懸架手段または各巻上手段がロープ形状であり、あまり狭くない空間条件に適切である。好ましくは、動力伝達手段、およびロープ形状および/またはベルト形状のクランプ手段は、ループを形成する閉鎖端を有する。そのようなループの長さは、自由に調整可能である。また、エレベータ昇降路内のそのようなループのコースは、自由に計画されてもよい。たとえば、そのようなループは、安全レール、壁の割れ目等の障害物のまわりで、補助プーリ上で逸れることができる。
駆動装置の形態、サイズ、および配置
小さな寸法の駆動装置は、空間を節約する方法で昇降路内に配置されることができ、それによって、複数の方法で配置されることができ、これは、設置およびメンテナンスにおいて経済的である。たとえば、外側が平らなロータは、平らなカウンターウエイト上の昇降路領域内に配置するために特に好都合であり、そのため、そのような位置で、ケージが越えることができる。細長い円筒形駆動装置もまた、特に安全レールでの配置に適切であり、そのため、駆動装置は、ケージおよび/またはカウンターウエイトのように、これらの安全レールに単独で締結され、これらの安全レールにのみエレベータを作動させるときに、力が昇降路フロア内に案内される。本発明を知ることによって、昇降路内における小さな寸法の駆動装置の配置の多数の可能性は、当業者の自由である。
接触の角度または弧のサイズ
接触の小さな角度または弧によって、昇降路内の構成要素の可能な配置は、さらに増大する。したがって、駆動装置、動力伝達手段、懸架手段または各巻上手段、クランプ手段、および支持本体は、それ自体を、接触の小さな角度または弧で配置される。また、接触の角度または弧を拡大するための補助プーリは、原則として必要ではなく、単に任意なものである。
支持本体の径
好ましくは、支持本体の径は、自由に寸法づけることができる。これによって、簡単で明らかな方法で、エレベータの性能および速度のモジュラー適合が可能になる。好ましくは、駆動装置が、(たとえば、経済的な、標準的な、強力な)1つまたは複数の変形形態で提供され、それ自体を好ましくは支持本体(たとえば、速い、平均、遅いといった)のいくつかの変形形態と組み合わさせる。3つの3倍の変形形態が、顧客が自由に使用できる。したがって、駆動装置がシステムの第1の構成要素であり、支持本体がシステムの第2の構成要素である、エレベータシステムの構成要素が自由に使用できる。好ましくは、いくつかの変形形態が、システムの各構成要素で自由に使用でき、これらの変形形態は、システムに組み合わされることができる。好ましくは、駆動装置の変形形態および支持本体の変形形態は、結果として1つづつ適合された9つのモジュラーシステム変形形態になる。
クランプ装置のサイズおよび型
好ましくは、クランプ装置は、エレベータの少なくとも2つの構成要素を具備し、この2つの構成要素は、互いに対する相対運動によって、動力伝達手段、懸架手段または各巻上手段、および/またはロープ形状および/またはベルト形状のクランプ手段が、支持本体に対して張られるかまたは緩められる。図2aから図5bに従った実施形態の形態において、クランプ装置は、ロープ形状、および/またはベルト形状、および/または回転体型のクランプ手段を具備する。図2a、bおよび図5a、bに従ったクランプ装置の実施形態の形態は、図3a、bおよび図4a、bに従ったクランプ装置よりも、懸架手段または各巻上手段の最高点上に少ない場所しか必要としない。
エレベータのメンテナンス方法
好ましくは、動力伝達手段は、経済的であり、磨耗部分、たとえば合成材料製のベルトを交換するのが容易であり、一方、懸架手段または各巻上手段、および支持本体は、長寿命の重要な物品であり、これは交換する必要がないかまたはほとんどない。動力伝達手段は、結果として自体を、エレベータのメンテナンス方法において簡単に且つ即座に交換される。このために、交換されるべき動力伝達手段は、支持本体に対する張られた作動位置から緩められる。交換されるべき動力伝達手段が、取り外される。交換されるべき動力伝達手段の代わりに、交換可能な動力伝達手段が配置される。交換可能な動力伝達手段は、支持本体に対して張られる。図2aから図5bの実施形態の形態に表されるように、交換されるべき動力伝達手段は、クランプ手段の駆動装置に対する相対運動によってか(図2a、b)、回転体型のクランプ手段の互いに対する相対運動によってか(図3a、b)、回転体型のクランプ手段の駆動装置および補助プーリに対する相対運動によってか(図4)、または駆動装置の支持本体に対する相対運動によってか(図5a、b)のいずれかで張られ/緩められる(直線二重矢印参照)。好ましくは、懸架手段または各巻上手段は、動力伝達手段の変更で支持本体から取り外されない(図2aから図4b)。
ロープ形状および/またはベルト形状を使用する場合において、クランプ手段は、動力伝達手段の変更と同様に進められる。図3a、bおよび図4a、bに従った実施形態の形態に表されるように、交換されるべきロープ形状および/またはベルト形状のクランプ手段は、回転体型のクランプ手段の互いに対する相対運動によってか(図3a、b)、または回転体型のクランプ手段の駆動装置および補助プーリに対する相対運動によってか(図4a、b)のいずれかで張られ/緩められる。動力伝達手段および/またはロープ形状および/またはベルト形状のクランプ手段は、それ自体を一緒にまたは別個に交換させる。
エレベータの最新化方法
好ましくは、動力伝達手段およびクランプ装置は、特に最新化の場合には、後でエレベータに組み入れることができる。先に記載した昇降路における構成要素の配置の高い自由度のため、既存のエレベータは、それ自体を、動力伝達手段およびクランプ手段を用いて即座に簡単に最新化させる。このために、既存のエレベータの駆動ディスクは、その駆動装置から分離されている。好ましくは、駆動ディスクおよび/または駆動装置は取り外される。好ましくは、支持本体が駆動ディスクの代わりに設置されるか、または、駆動ディスクが支持本体として使用される。好ましくは、小さな寸法の駆動装置が既存の駆動装置の代わりに設置されるか、または、既存の駆動装置がさらに使用される。そこで、懸架手段または各巻上手段を動かす動力伝達手段が設置される。好ましくは、動力伝達手段は、懸架手段または各巻上手段のクランプ装置上に設置される。動力伝達手段、および懸架手段または各巻上手段は、支持本体に対して張られる。
エレベータのもっとも重要な構成要素の概略図である。 支持本体に対して張られる、ベルト形状の動力伝達手段、およびベルト形状の懸架手段または各巻上手段を備えた、エレベータの第1の実施形態の形態の概略図である。 支持本体に対して張られる、ベルト形状の動力伝達手段、およびベルト形状の懸架手段または各巻上手段を備えた、エレベータの第1の実施形態の形態の概略図である。 支持本体に対して張られる、ベルト形状の動力伝達手段、およびロープ形状の懸架手段または各巻上手段を備えた、エレベータの第2の実施形態の形態の概略図である。 支持本体に対して張られる、ベルト形状の動力伝達手段、およびロープ形状の懸架手段または各巻上手段を備えた、エレベータの第2の実施形態の形態の概略図である。 支持本体に対して張られる、ベルト形状の動力伝達手段、およびロープ形状の懸架手段または各巻上手段を備えた、エレベータの第3の実施形態の形態の概略図である。 支持本体に対して張られる、ベルト形状の動力伝達手段、およびロープ形状の懸架手段または各巻上手段を備えた、エレベータの第3の実施形態の形態の概略図である。 支持本体に対して張られる、ベルト形状の動力伝達手段、およびベルト形状の懸架手段または各巻上手段を備えた、エレベータの第4の実施形態の形態の概略図である。 支持本体に対して張られる、ベルト形状の動力伝達手段、およびベルト形状の懸架手段または各巻上手段を備えた、エレベータの第4の実施形態の形態の概略図である。
符号の説明
1 懸架手段または巻上手段
2 動力伝達手段
3 支持本体
4、4’、4” クランプ装置
5 駆動装置
5’、7’、40 ブレーキ
6 補助プーリ
7 ケージ
8 カウンターウエイト
9 昇降路
10 ガイド装置
20、20’ 移動表面

Claims (13)

  1. エレベータであって、ケージと、支持本体(3)に対して載置され、作動重量を担持するためのロープ形状またはベルト形状の懸架手段または各巻上手段(1)とを備え、ロープ形状またはベルト形状の動力伝達手段(2)が、前記懸架手段または各巻上手段を少なくとも1つの移動表面(20)上で動かし、駆動装置が前記動力伝達手段を駆動し、前記動力伝達手段が前記懸架手段または各巻上手段に対して張られる、エレベータ。
  2. 前記動力伝達手段が、前記支持本体に接触し、および/または前記動力伝達手段が、少なくとも1つの移動表面(20’)で前記支持本体に直接接触し、および/または前記動力伝達手段が、ループを形成し、および/またはロープ形状またはベルト形状のクランプ手段(4)が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のエレベータ。
  3. 前記動力伝達手段が、牽引力テイクアップ用の層を有し、該層が、鋼、および/またはナイロン、および/またはアラミド、および/またはザイロンから作られ、および/または前記動力伝達手段が、ポリウレタンまたはナイロンから作られたケーシングを有し、および/または前記クランプ手段が、牽引力テイクアップ用の層を有し、該層が、鋼、および/またはナイロン、および/またはアラミド、および/またはザイロンから作られ、および/または前記クランプ手段が、ポリウレタンまたはナイロンから作られたケーシングを有し、および/または前記懸架手段または各巻上手段が、外部噛み合い歯付ベルトであることを特徴とする、請求項1または2に記載のエレベータ。
  4. 前記駆動装置が、前記ケージを加速し且つ調整ブレーキを介して前記ケージを制動するためにのみに作用し、および/または前記支持本体が、支持本体自体のブレーキがなく、および/または前記動力伝達手段、および前記懸架手段または各巻上手段が、クランプ装置によって前記支持本体に対して張られ、該クランプ装置が、保持ブレーキとして作用し、および/または前記ケージが、減速ブレーキを有することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のエレベータ。
  5. 前記動力伝達手段および前記懸架手段または各巻上手段を張るための前記クランプ装置の張力、および前記ケージを保持するための前記クランプ装置の張力が、可変に調整可能であることを特徴とする、請求項4に記載のエレベータ。
  6. 前記駆動装置が、ギアレスリニア駆動装置であり、および/または細長い円筒形形状であり、および/または外側が平らなロータモータであることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のエレベータ。
  7. 前記動力伝達手段、前記懸架手段または各巻上手段、および前記支持本体が、直接相互接触し、0.2以上の摩擦係数、好ましくは0.3以上の摩擦係数、好ましくは0.4以上の摩擦係数、好ましくは0.6以上の摩擦係数、好ましくは0.9以上の摩擦係数を有することを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のエレベータ。
  8. エレベータ用のクランプ装置であって、支持本体(3)に対して載置され、作動重量を担持するためのロープ形状またはベルト形状の懸架手段または各巻上手段(1)と、前記懸架手段または各巻上手段を少なくとも1つの移動表面(20)上で動かすためのロープ形状またはベルト形状の動力伝達手段(2)と、前記動力伝達手段を駆動するための駆動装置とを備え、前記動力伝達手段が、前記懸架手段または各巻上手段に対して張られ、それによって、前記クランプ装置が、前記動力伝達手段および前記懸架手段または各巻上手段を前記支持本体に対して張り、および/または前記クランプ装置が、前記動力伝達手段、前記懸架手段または各巻上手段、およびロープ形状またはベルト形状のクランプ手段(4)を前記支持本体に対して張る、クランプ装置。
  9. 前記クランプ装置が、前記エレベータの少なくとも2つの構成要素から構成され、互いに相対運動によって、前記動力伝達手段、および/または前記懸架手段または各巻上手段、および/またはロープ形状および/またはベルト形状のクランプ手段が、支持本体に対して張られおよび/または緩められることを特徴とする、請求項8に記載のクランプ装置。
  10. エレベータのメンテナンス方法であって、エレベータが、ケージと、支持本体(3)に対して載置され、作動重量を担持するためのロープ形状またはベルト形状の懸架手段または各巻上手段(1)と、前記懸架手段または各巻上手段を少なくとも1つの移動表面(20)上で動かすためのロープ形状またはベルト形状の動力伝達手段(2)と、前記動力伝達手段を駆動するための駆動装置と、クランプ装置とを備え、該クランプ装置が、動力伝達手段および前記懸架手段または各巻上手段を前記支持本体に対して張り、かつ/または前記動力伝達手段、および前記懸架手段または巻上手段、およびロープ形状および/またはベルト形状のクランプ手段(4)を前記支持本体に対して張り、交換されるべき動力伝達手段が、前記支持本体から緩められ、前記交換されるべき動力伝達手段が取り外され、交換用動力伝達手段が前記交換されるべき動力伝達手段の場所に配置され、前記交換用動力伝達手段が前記支持本体に対して張られる、方法。
  11. ロープ形状および/またはベルト形状の形態を備えたクランプ手段が、前記動力伝達手段から物理的に分離され、かつ前記懸架手段または各巻上手段から物理的に分離され、前記動力伝達手段を張るために、および前記懸架手段または各巻上手段のために使用され、交換されるべきクランプ手段が緩められ、前記交換されるべきクランプ手段が取り外され、交換用クランプ手段が、前記交換されるべきクランプ手段の場所に配置され、前記交換用クランプ手段が張られることを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. 前記交換されるべき動力伝達手段および前記交換されるべきクランプ手段が、一緒に交換されるか、または互いに別個に交換されることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. エレベータの最新化方法であって、エレベータが、ケージと、作動重量を担持するためのロープ形状またはベルト形状の懸架手段または各巻上手段(1)と、前記懸架手段または各巻上手段を動かすための駆動ディスクとを備え、前記駆動ディスクおよび該駆動ディスク用の駆動装置が互いから分離しており、前記懸架手段または各巻上手段を動かすロープ形状および/またはベルト形状の動力伝達手段(2)が設置され、前記動力伝達手段、および前記懸架手段または各巻上手段が、少なくとも1つの支持本体(3)に対して張られる、方法。
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