JPH0691508A - レンズホルダー - Google Patents

レンズホルダー

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JPH0691508A
JPH0691508A JP26948192A JP26948192A JPH0691508A JP H0691508 A JPH0691508 A JP H0691508A JP 26948192 A JP26948192 A JP 26948192A JP 26948192 A JP26948192 A JP 26948192A JP H0691508 A JPH0691508 A JP H0691508A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズ部品と砥石との界面に研削液を均一に
介在させやすくし、界面の研削抵抗のバラツキを抑える
ことにより面精度の低下を防止する。 【構成】 下端部にレンズ5の外径に合わせた凹形状の
円筒部1と、レンズ5を当て付け保持する弾性体2とに
よりレンズ保持部を構成する。研削液供給部7から吐出
される研削液8をレンズ5外周部を介して砥石6の表面
へと供給すべく、レンズ保持部の外周部に研削液通路1
1を形成する。円筒部1の上部に加工装置との接続の役
割を果たすかんざし4の先端部を保持する接続部位3を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ部品を保持して
これを研磨するためのレンズホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレンズホルダーの構成を図13に
示す。このレンズホルダーは、JOEM光学素子加工技
術 '87 I−5研削・研磨 P120に記載されるよ
うに、レンズ保持部と加工装置に保持するための接続部
位とから成り、レンズ保持部はレンズの外形に合わせた
円筒1と、レンズ5との間に配置されるシート・シリコ
ンゴム等の弾性体2とからなり、このレンズ保持部の上
部に加工装置との接続の役割を果たすかんざし4の先端
を保持する接続部位3が設けられている。このようなレ
ンズホルダーはレンズ5を保持し、砥石6にかんざし4
を介した押圧力でレンズ5を当てつけ、研削液供給部7
から研削液8をレンズ5と砥石6との間に介在させるよ
うに供給して、砥石6の回転・揺動により加工を行うも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のレンズホル
ダーを用いた加工では、研削液8の供給を図13に示し
たように、レンズホルダー外部の研削液供給部7から行
うためにレンズ5に対して局部集中で研削液8が供給さ
れることになる。このように、局部集中で研削液8が供
給されることにより、供給側とその逆側で研削液8の供
給量に差が生じてしまい、レンズ5と砥石6との界面に
研削液8が均一に介在しづらくなってしまう。これによ
り、加工時のレンズ5と砥石6間の研削抵抗の大きさに
バラツキを生じてしまい、この研削抵抗のバラツキが加
工面の面精度の低下を引き起こしてしまう。
【0004】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので、レンズ部品外周より均一に研削液を供給
することを可能にすることにより、レンズ部品と砥石と
の界面に研削液を均一に介在させやすくし、界面の研削
抵抗のバラツキを抑えることによる面精度の低下を防止
したレンズホルダーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、レンズ部品を保持してこれを研磨するた
めのレンズホルダーにおいて、下端部に凹形状を有する
レンズ保持部と、レンズ保持部の外周部に配設された研
削液通路とを有することとした。
【0006】
【作用】上記構成のレンズホルダーによれば、研削液
は、レンズ保持部の外周部に配設された研削液通路を介
して、レンズ部品外周より均一に供給される。したがっ
て、レンズ部品と砥石との界面に研削液が均一に介在さ
れ、界面の研削抵抗のバラツキが抑制される。これによ
り、面精度の低下が防止される。
【0007】
【実施例1】 (構成)図1に本発明のレンズホルダーの断面図を示
す。本実施例のレンズホルダーは、下端部にレンズ5の
外径にその内径を合わせた凹形状の円筒部1と、円筒部
1内においてレンズ5を当てつけ保持する弾性体2とに
より、レンズ保持部が構成されている。また、研削液供
給部7から吐出される研削液8をレンズ5外周部を介し
て砥石6の表面へと供給すべく、レンズ保持部の外周部
には、研削液通路11が形成されている。そして、円筒
部1の上部は加工装置との接続の役割を果たすかんざし
4の先端部を保持する接続部位3が設けられている。
【0008】(作用)研削液供給部7から突出された研
削液8は、円筒部1上部で研削液通路11が開放された
部分11aに供給される。その部分11aから外周部へ
と導かれた研削液8はレンズ5外周部から砥石6表面へ
と通じる研削液通路11を通ってレンズ5外周部より砥
石6表面に供給される。
【0009】円筒部1の外周部分に設けられた研削液通
路11は、レンズ5外周部に均一量の研削液8を供給で
きるように配設されているので、研削液8はレンズ5外
周部から均一量砥石6表面へと吐出される。
【0010】
【実施例2】 (構成)図2に本実施例のレンズホルダーの断面図を示
し、図2のA−A’線断面矢視図を図3に示す。本実施
例のレンズホルダーは、レンズ5を挿入可能とするため
にレンズホルダー下端に設けられたレンズ5の外径にそ
の内径を合わせた円筒部1と、円筒部1内においてレン
ズ5を当てつけ保持する弾性体2と、円筒部1の外周部
に設けられ上方から供給される研削液8をレンズ5外周
部を介して砥石6表面へと供給するための孔である研削
液通路11と、円筒部1の上部に配設され加工装置との
接続の役割を果たし、かつその内部に研削液の通路4a
の設けられたかんざし4の先端部を保持し、研削液8を
レンズホルダー内へと導入する導入口12を有する接続
部位3と、かんざし4内を介して導入口12より供給さ
れた研削液8を外周部を介して砥石6の表面へと供給す
る研削液通路11とから構成されている。
【0011】なお、研削液通路11の外周を構成する部
材の最下部は砥石6に接触しない程度のわずかな間隙を
有するように配置されている。また、接続部位3と円筒
部1とはその外周部において接着固定されている。
【0012】(作用)かんざし4内部の研削液通路4a
を通して研削液8はレンズホルダー側へと供給される。
接続部位3に設けられた導入口12から研削液8はレン
ズホルダー内部へと導かれる。レンズホルダーは砥石6
の回転に従属して回転するため、レンズホルダー内の研
削液通路11に導かれた研削液8は外周部へと導かれ
る。外周部へと導かれた研削液8はレンズ5外周部から
砥石6表面部へと通じる研削液通路11を通って砥石6
表面に供給される。
【0013】図3に示したように、研削液通路11はレ
ンズホルダーの外周部において研削液8がレンズ外周部
から場所によるバラツキなく砥石表面に供給されるよう
に均等に配分された大きさの等しい孔から構成されてい
る。
【0014】本実施例によれば、レンズ5外周より均一
に研削液8を供給することを可能にすることにより、レ
ンズ5と砥石6との界面に研削液8を均一に介在させや
すくし、界面の研削抵抗のバラツキを低減させることに
より加工面の面精度の低下を防止することがてきるとと
もに、研削液8をレンズホルダー中心部から供給できる
ことにより、研削液8のレンズホルダーへの供給がレン
ズホルダーの回転運動を妨げることによる面精度の低下
をも防止できる。
【0015】
【実施例3】 (構成)図4に本実施例のレンズホルダーの断面図を示
し、図4のB−B’線断面矢視図を図5に示す。本実施
例のレンズホルダーは、レンズ5を挿入可能とするため
にレンズホルダー下端に設けられたレンズ5の外径にそ
の内径を合わせた円筒部1と、円筒部1内においてレン
ズ5を当てつけ保持する弾性体2と、弾性体2の配置さ
れるレンズ5当てつけ部において中心位置から放射線状
に設けられ上方より供給される研削液8をレンズ5との
間隙により通路を構成する研削液供給溝15と、円筒部
1の上部に設けられ加工装置との接続の役割を果たし、
かつ内部に研削液8の通路4aの設けられたかんざし4
の先端部を保持しつつ、研削液8をレンズホルダー内へ
と導入する導入口12を有する接続部位3と、外周部に
設けられた研削液通路11とから構成されている。
【0016】(作用)かんざし4内部の研削液8の通路
4aを通して研削液8はレンズホルダー側へと供給され
る。接続部位3に設けられた導入口12から研削液8は
レンズホルダーへと導かれる。レンズホルダーの円筒部
1にレンズ5が保持されることによって、研削液供給溝
15はレンズ5表面によって閉じられ、研削液8の通路
となっている。研削液8はこの通路を通りレンズホルダ
ーの回転による遠心力により外周部へと導かれる。外周
部へと導かれた研削液8はレンズ5外周部から砥石6表
面へと通じる研削液通路11を通って砥石6表面へと供
給される。
【0017】本実施例によれば、実施例1,2と同様の
効果が得られるものはもちろんのこと、レンズホルダー
内の研削液8の通路の構成が非常に簡単であるので、レ
ンズホルダーの製作が容易に行うことができるという利
点がある。
【0018】
【実施例4】 (構成)図6に本実施例のレンズホルダーの断面図を示
す。本実施例のレンズホルダーは、レンズ5を挿入可能
とするレンズ5の外径にその内径を合わせた円筒部1
と、円筒部1内においてレンズ5を当てつけ保持する弾
性体2と、円筒部1の上部に設けられたかんざし受け部
17と、かんざし4とその内部に設けられた研削液の通
路4aと前記円筒部1を覆うように形成された枠部19
とからなる接続部位3と、前記円筒部1と接続部位3と
の間隙により構成される研削液通路11とから構成され
ている。枠部19は2体品となり、レンズ保持部となる
円筒部1をその内部に配置できるように構成されてお
り、2体品となる枠19はその外周部において接着固定
されている。
【0019】(作用)接続部位3内部の研削液8の通路
4aを通して、研削液8は研削液通路11へと供給され
る。砥石6の回転に伴う円筒部1の従属回転および、研
削液8の供給圧により外周部へと導かれる。外周部へと
導かれた研削液8は接続部位3の枠部19と円筒部1の
間隙からなり、砥石6表面部へと通じる研削液通路11
を通って砥石6表面に供給される。
【0020】本実施例によれば、実施例1,2と同様の
効果が得られるのはもちろんのこと、レンズホルダーの
最外周部となる接続部位3の枠部19が回転しないた
め、研削液8が砥石6表面に供給される際に枠部19の
回転運動に伴い径方向外周に飛ばされてしまうおそれが
小さく、安定して砥石6表面に研削液8を供給できると
いう利点がある。
【0021】
【実施例5】 (構成)本実施例は、回転する導電性研削・研磨工具の
加工面に沿って導電性研削・研磨工具とワークが相対的
に摺動する従属加工において、陽極とされた導電性工具
と電極を兼ねて陰極とされたレンズホルダーとの間に弱
電性クーラントを介しながら行う研削・研磨加工に用い
るレンズホルダーに関するものである。
【0022】図7に本実施例のレンズホルダーの断面図
を示し、図7のC−C’線断面矢視図を図8に示す。本
実施例のレンズホルダーは、レンズ5を挿入可能とする
ためのレンズホルダー下端に設けられたレンズ5の外径
にその内径を合わせた円筒部1と、円筒部1上壁に固着
しレンズ5を当てつけ保持する弾性体2(ポリウレタン
製)と、円筒部1の外周部に設けられ上方から供給され
る研削液8をレンズ5外周部を介して砥石6表面へと供
給するための孔である研削液通路11と、円筒部1の上
部に配設され加工装置との接続および電源21から印加
される陰極をレンズホルダーへと伝える役割を果たすか
んざし4の先端部を保持する接続部位3と、円筒部1の
外周部に設けられた研削液通路11の外側に設けられた
円筒部1にレンズ5を保持した状態においてその下端と
導電性工具6との間にわずかな隙間を有するように調整
配置された筒状の電極部23とから構成されている。円
筒部1と接続部位3とは一体で構成され、電極部23は
円筒部1の外周部に銀−エポキシ系の導電性接着剤にて
調整固定される。弾性体2以外は導電性材料(ステンレ
ス)にて構成されている。
【0023】(作用)研削液供給部7から吐出された研
削液8は、研削液通路11がその上部に開放された円筒
部1の上の部分11aへと供給される。その研削液8は
研削液通路11を通り、電極部23とレンズ5の外周部
を介して導電性工具6の表面へと供給される。このと
き、電源21からは電圧が印加され、かんざし4が陰
極、導電性工具6の回転軸6aはブラシ22を介して陽
極とされている。これにより導電性材料にて構成された
レンズホルダーの電極部23は陰極に、導電性工具6は
陽極になり、この間に弱電性クーラントとなる研削液8
が介在することにより、導電性工具6の表面が電界され
てドレッシングされる。
【0024】本実施例によれば、実施例1,2と同様の
効果が得られるのはもちろんのこと円筒部1の外周部に
等間隔に配置された研削液通路11よりレンズ5外周を
介して均一に研削液8を吐出でき、電極部23の内側よ
り均一に導電性工具6の加工面に研削液8が供給される
ため、電極部23と導電性工具6との隙間にムラなく研
削液8を介在させることができる。これにより加工中に
ムラのないドレッシングが可能となり、導電性工具6の
加工面形状を狂わすことなく電解ドレッシングできるこ
とになり、被加工時の面精度の低下を防止することがで
きる。
【0025】
【実施例6】 (構成)図9に本実施例の電解ドレッシング研削・研磨
用のレンズホルダーの断面図を示し、図9のD−D’線
断面矢視図を図10に示す。本実施例のレンズホルダー
は、レンズ5を挿入可能とするためにレンズホルダー下
端に設けられたレンズ5の外径にその内径を合わせた円
筒部1と、円筒部1上壁に固着したレンズ5を当てつけ
保持する弾性体2(ニトリルゴム製)と、円筒部1の外
周部に研削液8の通路として設けられた孔の研削液通路
11と、その外周に筒状に設けられた電極部23と、円
筒部1の上部に設けられ加工装置との接続および電源2
1から印加される陰極をレンズホルダーへと伝える役割
を果たしかつ内部に研削液の通路4aの設けられたかん
ざし4の先端部を保持しつつ、研削液8をレンズホルダ
ー内へと導入する導入口12を有する接続部位3とから
構成されている。円筒部1と接続部位3は二体であり、
銀−エポキシ系の導電性接着剤にて固定され、その中空
部に研削液通路11が構成されている。このレンズホル
ダーは弾性体2以外は導電性剤利用(真ちゅう)で構成
され、電極部23の下端の位置は円筒部1にレンズ5を
保持した状態において導電性工具6との間に僅かな隙間
を有するように設定されている。
【0026】(作用)かんざし4内部の研削液の通路4
aを通して研削液8はレンズホルダー側へと供給され
る。接続部位3に設けられた導入口12から研削液8は
レンズホルダー内へと導かれる。円筒部1と接続部位3
の空隙によって構成される研削液通路11、円筒部1の
外周部に設けられた研削液通路11、電極部23とレン
ズ5の外周部を介して導電性工具6の表面へと研削液8
が供給される。
【0027】この時、電源21からは電圧が印加され、
かんざし4が陰極、導電性工具6の回転軸6aはブラシ
22を介して陽極とされている。これにより、レンズホ
ルダーの電極部23は陰極に、導電性工具6は陽極にな
り、この間に弱電性クーラントとなる研削液8が介在す
ることにより、導電性工具6の表面が電解されてドレッ
シングされる。
【0028】本実施例によれば、実施例2,5と同様の
効果が得られるのはもちろんのこと、研削液8がかんざ
し内部より供給できることにより研削液8の供給により
レンズホルダーの回転運動を妨げることなく、レンズ5
の面精度の低下を防止でき、さらに研削液8が閉じた系
で電極部23まで供給することができるので供給圧を上
げることができ、供給量を増すことが可能となることに
より、電極と導電性工具6との間に確実に研削液8を介
在させることができるという利点がある。
【0029】
【実施例7】 (構成)図11に本実施例のレンズホルダーの断面図を
示し、図11のE−E’線断面矢視図を図12に示す。
本実施例のレンズホルダーは、レンズ5を挿入可能とす
るためにレンズホルダー下端に設けられたレンズ5の外
径にその内径を合わせた円筒部1と、円筒部1上壁に固
着してレンズ5を当てつけ保持する弾性体2(シリコー
ン製)と、弾性体2の配置されるレンズ当てつけ部にお
いて中心位置から放射線状に設けられ上方より供給され
る研削液8をレンズ5との間隙により通路を構成する研
削液供給溝15と、円筒部1の上部に設けられ加工装置
との接続および電源21から印加される陰極をレンズホ
ルダーへと伝える役割を果たしかつ内部に研削液の通路
4aの設けられたかんざし4の先端部を保持しつつ、研
削液8をレンズホルダー内へと導入する導入口12を有
する接続部位3と、外周部に設けられた研削液通路11
とから構成されている。
【0030】このレンズホルダーは弾性体2以外は導電
性材料(銅)で構成され、円筒部1の最外周部の下端が
電極部23となる。電極部23の下端の位置は円筒部1
にレンズ5を保持した状態において導電性工具6との間
に僅かな隙間を有するように形成されている。
【0031】(作用)かんざし4内部の研削液の通路4
aを通して研削液8はレンズホルダー側へと供給され
る。接続部位3に設けられた導入口12から研削液8は
レンズホルダーへと導かれる。レンズホルダーの円筒部
1にレンズ5が保持されることによって研削液供給溝1
5はレンズ5表面によって閉じられ、研削液8の通路と
なっている。研削液8はこの通路を通り外周部へと導か
れる。外周部へと導かれた研削液8は電極部23とレン
ズ部品5の外周部を介して導電性工具6の表面へと供給
される。
【0032】この時、電源21からは電圧が印加され、
かんざし4が陰極、導電性工具6の回転軸6aはブラシ
22を介して陽極とされている。これにより、レンズホ
ルダーの電極部23は陰極に、導電性工具6は陽極にな
り、この間に弱電性クーラントとなる研削液8が介在す
ることにより、導電性工具6の表面が電解されてドレッ
シングされる。
【0033】本実施例によれば実施例2,5と同様の効
果が得られるのはもちろんのこと、レンズホルダーが一
体で構成されており、さらに内部の研削液8の通路の構
成が非常に簡単であるので、レンズホルダーの制作が容
易に行うことができるという利点がある。
【0034】
【発明の効果】本発明のレンズホルダーによれば、レン
ズ部品と砥石との界面に研削液を均一に介在させて研削
抵抗のバラツキを低減させることにより、加工面の面精
度の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のレンズホルダーを示す断面
図である。
【図2】本発明の実施例2のレンズホルダーを示す断面
図である。
【図3】図2におけるA−A’線断面矢視図である。
【図4】本発明の実施例3のレンズホルダーを示す断面
図である。
【図5】図2におけるB−B’線断面矢視図である。
【図6】本発明の実施例4のレンズホルダーを示す断面
図である。
【図7】本発明の実施例5のレンズホルダーを示す断面
図である。
【図8】図7におけるC−C’線断面矢視図である。
【図9】本発明の実施例6のレンズホルダーを示す断面
図である。
【図10】図9におけるD−D’線断面矢視図である。
【図11】本発明の実施例7のレンズホルダーを示す断
面図である。
【図12】図11におけるE−E’線断面矢視図であ
る。
【図13】従来のレンズホルダーを示す断面図である。
【符号の説明】
1 円筒部 2 弾性体 3 接続部位 4 かんざし 5 レンズ 6 砥石(導電性工具) 7 研削液供給部 8 研削液 11 研削液通路 12 導入口 15 研削液供給溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ部品を保持してこれを研磨するた
    めのレンズホルダーにおいて、下端部に凹形状を有する
    レンズ保持部と、レンズ保持部の外周部に配設された研
    削液通路とを有することを特徴とするレンズホルダー。
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