JPH069068B2 - 移動体検出装置 - Google Patents

移動体検出装置

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JPH069068B2
JPH069068B2 JP60142479A JP14247985A JPH069068B2 JP H069068 B2 JPH069068 B2 JP H069068B2 JP 60142479 A JP60142479 A JP 60142479A JP 14247985 A JP14247985 A JP 14247985A JP H069068 B2 JPH069068 B2 JP H069068B2
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JP
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moving
moving body
line sensor
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line sensors
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JP60142479A
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鈴木  優人
雄三 森田
弘晟 黒羽
守男 金崎
吉男 坂井
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  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は移動体検出装置に係り、特に通路等横方向に複
数の移動体が同時に通過可能な場合に好適な移動体検出
装置に関する。
〔発明の背景〕
従来のこの種の移動体検出装置は、例えば特開昭55-131
884 号公報あるいは特開昭56-40983号公報に記載のよう
に、焦電素子や2個1組の検出器を2組設置し、移動体
の移動方向及び移動体数を検出するようになつていた。
しかし、所定の監視領域を複数の移動体が同時に通過す
る場合は、これを検出できないという欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、同時に双方向に通過する複数の移動体
の移動方向及び移動数をも高精度に検出可能な移動体検
出装置を提供することにある。
〔発明の概要〕 本発明の特徴は、従来のLED又は赤外線方式では移動
体を横方向から捕える場合に、移動体の横方向の重なり
を検出できないのに対して、移動体を上方から検知す
る、すなわち所定幅領域内を双方向に通過する移動体の
進行方向に対しほぼ直角に配置され前記所定幅領域内を
その幅方向に走査することによって、横方向の分解能を
有する固体撮像素子を複数列配置し、移動体の通過によ
つて変化する上記撮像素子の濃淡情報から、この移動体
の方向及び数を検出するようにしたところにある。
〔発明の実施例〕
以下、第1図,第2図により本発明の一実施例について
構成及び動作を説明する。
光電変換回路1は2個の一次元固体撮像素子(以下ライ
ンセンサと称す)10,20から成り、このラインセン
サ10及び20は、各々直線状に配列されか複数個の単
位画素11又は21で構成され、入力された光量に応じ
た電荷を畜積する。ラインセンサ10及び20は、駆動
回路80から出力される駆動信号81,82により畜積
された電荷を順次出力し、映像信号12,22を得る。
増幅器30,40は、映像信号12,22を所望のレベ
ルに増幅し、映像信号31,41を出力する。A/D変
換器50は、切換器90(通常は増幅器30の出力に接
続)を介して得られる映像信号51をデイジタル量に変
換し、メモリ60に格納する。ここでA/D変換動作と
メモリ格納動作は、駆動回路80の出力信号83により
同期して行なわれる。演算回路70は、メモリ60の取
込まれた情報を処理し移動体の移動方向及び数を求める
と共に、取込み信号73を発生し、駆動回路80を動作
させる。以下、第2図により本実施例の動作を説明す
る。まず、演算回路70が取込み信号73を出力する
と、これに呼応して駆動回路80はラインセンサ10の
駆動信号81を出力する。このためラインセンサ10
は、各画素11に畜積された電荷を順次映像信号12と
して出力する。映像信号12は、増幅器30により所望
のレベルの信号31に変換され、映像信号51としてA
/D変換器50に入力される。A/D変換器50及びメ
モリ60は、駆動回路80の出力信号83により変換及
び格納動作を同期して実行し、ラインセンサ10の全画
素の濃淡情報を記憶する。駆動回路80は、ラインセン
サ10の全画素の濃淡情報の記憶終了と共に駆動信号8
1をリセツトし、続いて駆動信号82を出力する。以
後、変換器90は増幅器40の出力側に接続され、同様
にラインセンサ20の全画素の濃淡情報を記憶する。次
に、ラインセンサ10及び20の濃淡情報を基に、演算
回路70は、ラインセンサ間の相関と各ラインセンサの
時間的相関を求め、移動体の移動方向及び数を検出す
る。
次に、第3図により移動体の移動方向検出方法について
説明する。
まず時間t0において移動体100がラインセンサ10
又は20を通過前は、ラインセンサ10,20から得ら
れる映像信号31,41は同程度の一定レベル電圧
L1,VL2となる。したがつて、その濃度差VL(=V
L1−VL2)は図示のようにほぼ0となる。次に時間t1
において移動体100がラインセンサ10を通過中は、ラ
インセンサ10に濃度差が発生し、映像信号31は図示
のように変化する。したがつて濃度差VLは負の値を示
す。続いて時間t2において移動体100がラインセン
サ10と20を同時に通過中は、映像信号31,41は
図示のように同様に変化する。このため、濃度差VL
ほぼ0となる。時間t3において、移動体100がライ
ンセンサ10を通過後、ラインセンサ20を通過中はラ
インセンサ20の映像信号41のみ変化し、したがつて
濃度差VLは正の値を示す。時間t4において、移動体10
0がラインセンサ10,20共に通過後は、時間t0にお
ける通過前と同様に濃度差VLは0となる。以上の経過
より、図示のように移動体100が矢印方向に移動する
場合、濃度差が負,正の順で変化し、逆に矢印と反対方
向に移動する場合は正,負の順で変化する。このように
して移動体の移動方向を検出することができる。また、
n個の移動体が横方向に同時に通過する場合は、ライン
センサ上のn個の濃度変化点が存在することから、移動
体数を検出することも可能となる。
以上本実施例に示すように、横方向分解能を有するライ
ンセンサ2個を移動体の通過方向に対して直角に並列配
置し、時々刻々変化する2個のラインセンサの濃淡情報
の差を求めることにより、移動体の移動方向のみならず
数も正確に検出することができる。
本発明の他の実施例の構成を第4図に示す。
本発明を例えば人の交通流計測に適用する場合前述した
実施例では人と物体又は影等との区別がつきにくいとい
う問題がある。そこで、本実施例ではラインセンサを更
に2個補助センサとして追加し、前述のような問題を解
決した。
第4図中に第1図と同記号のものは説明を省く。
光電変換回路1に追加した補助ラインセンサ15,25
は駆動回路80から出力される駆動信号84,85によ
り駆動され、増幅器16,26を介して映像信号17,
27を出力する。更に駆動回路80は切換信号86を出
力することにより、順次映像信号17,31,41,2
7を選択し、A/D変換器50に入力する。すなわち、
第5図に示すように、まず、取込み期間T1では演算回
路70から取込み信号73が出力されると駆動回路80
が駆動信号81を出力し、ラインセンサ10の映像信号
31をA/D変換器50によりデイジタル値に変換して
メモリ60に取込む。ここで、切換信号86は当然映像
信号31を選択するような信号である。以下同様に映像
信号41,17,27の順で映像信号を取込みメモリ6
0に格納する。次に処理期間T2では前述のようにして
取込んだ各ラインセンサの濃淡情報を用いて人と他の物
体及び影等との区別を行うと共に、人の移動方向及び数
を求める処理を実行する。この処理の一例を第6図によ
り説明する。図示のようにラインセンサ10,20、補
助ラインセンサ15,25を並列にしかも移動体の進行
方向と直角になるように設置し、今、人H1,H2、物
体B1,B2が矢印の方向に通過中とする。ここで、各
ラインセンサの設置間隔dは人の頭部の厚み程度とする
(15〜20cm)。まず、第6図(a)ではラインセン
サ10のl1,l2の領域とラインセンサ20のl3,
l4の領域に濃度変化が生じるため、前述した実施例と
同様の方法で濃度差VLを求めると負,正共2つの変化
領域が求まる。同様に第6図(b)ではl1,l2の領
域で濃度差VLが正の変化、l3,l4の領域では負の
変化となる。したがつて、領域l1,l2では負→正の
変化により、又領域l3,l4では正→負の変化により
各々人H1,H2、物体B1,B2の移動方向を知るこ
とができる。次に、第6図(b)に示す移動方向の検出
が成立した時点において、人H1、物体B1の方向に移
動する場合は補助ラインセンサ25の濃度変化、人H
2、物体B2の方向に移動する場合は補助ラインセンサ
15の濃度変化を参照し、移動方向が成立した時点で更
に2つのラインセンサ間(領域l1,l2ではラインセ
ンサ20と25、領域l3,l4ではラインセンサ10
と15)にまたがるようなものは人でないという判断を
することにより人と物体の区別を行なう。ここで、影等
についても同様の判断を行なう。
以上のように本実施例によれば、移動体の移動方向と数
が検出できるだけでなく、人と物体及び影等とを区別す
ることができる。
第7図は、前記他の実施例において、人と物体及び影等
を区別する手段として赤外線センサ等他の人体検出器を
使用した場合の実施例の構成図である。
第7図中第1図と同記号のものは説明を省く。
光電変換回路1に併設した人体検出器200,300
は、人を感知すると信号201,301を出力する。オ
ア回路400は信号201又は301が出力されると呼応
して信号401を出力する。この信号401は駆動回路
80と演算回路70に同時に入力され、これにより駆動
回路80は駆動信号81又は82、切換信号84を出力
して取込み動作を開始する。一方演算回路80は取込み
取込み終了後に処理を行うための準備をする。
以上のように本実施例によれば複雑な判定手段なしに、
簡単に人と物体及び影等を区別することができる上に、
人の通過時だけ本装置を動作させればよいので省エネル
ギーの効果も期待できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、所定の幅領域内を双方向に通過する移
動体の移動方向だけでなく、横方向の分解能を有するこ
とから、横方向に同時に通過する複数の移動体について
も正確にその数を検出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は第1図に
示す実施例の動作説明図、第3図は第1図に示す実施例
の移動物体検出方法説明図、第4図は本発明の他の実施
例の構成図、第5図は第4図に示す実施例の動作説明
図、第6図は第4図に示す実施例の人,物体区別方法説
明図、第7図は本発明のさらに他の実施例を示す構成図
である。 1…光電変換回路、10,15,20,25…一次元固
体撮像素子、16,26,30,40…増幅回路、50
…A/D変換回路、60…記憶回路、70…演算回路、
80…駆動回路。
フロントページの続き (72)発明者 金崎 守男 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 坂井 吉男 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (56)参考文献 特開 昭59−62994(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定幅領域内を双方向に通過する移動体の
    進行方向に対しほぼ直角に配置され前記所定幅領域内を
    その幅方向に走査する複数列のラインセンサ、このライ
    ンセンサを予定の時間間隔で駆動する駆動手段、前記ラ
    インセンサの出力を記憶する記憶手段、該記憶手段に記
    憶された情報を基に前記複数列のラインセンサのそれぞ
    れに対応する走査方向の画素の濃度差を求める手段、該
    濃度差が負から正又は正から負の順序で変化したことに
    応じて対応する画素域の物体の移動方向を検出する手
    段、前記濃度差が変化する単位画素の集団の数に対応し
    て移動体の数を検出する手段とを設けたことを特徴とす
    る移動体検出装置。
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JP3183320B2 (ja) * 1994-08-31 2001-07-09 日本電信電話株式会社 移動物体方向別計数方法および装置
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