JPH1131230A - 差分画像に基づく人検出方法および装置 - Google Patents

差分画像に基づく人検出方法および装置

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JPH1131230A
JPH1131230A JP9185368A JP18536897A JPH1131230A JP H1131230 A JPH1131230 A JP H1131230A JP 9185368 A JP9185368 A JP 9185368A JP 18536897 A JP18536897 A JP 18536897A JP H1131230 A JPH1131230 A JP H1131230A
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JP
Japan
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image
difference
frame memory
vertically long
moving object
Prior art date
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Pending
Application number
JP9185368A
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English (en)
Inventor
Hisashi Ishikura
寿 石倉
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH1131230A publication Critical patent/JPH1131230A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の撮像手段から得られる画像を用いて、
夜間の道路等における歩行者を検出できるようにする。 【解決手段】 車両周辺を撮像する撮像手段1と、この
撮像手段1によって得られる画像信号を時間的にある一
定の間隔をおいて記憶する記憶手段5、6と、時間的に
ある間隔をおいた2つの記憶画像の差分を求める差分画
像取得手段7と、その差分画像に基づき、一定時間内に
移動した物体を検出する移動物体検出手段9と、この移
動物体検出手段9によって得られた移動物体の中で縦に
長いものを抽出する縦長抽出手段10と、この縦長抽出
手段10によって得られた縦に長い移動物体を人と判定
する人判定手段11とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動車に
搭戦した撮像手段によって得られる画像を用いた人検出
方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】夜間の暗い道路等において、自動車の運
転者が歩行者を発見するための補助システムとして、赤
外線カメラを用いたシステムが提案されている。例え
ば、「計測と制御」(1997年3月号)に掲載の「夜
間歩行者警報技術」における熱型赤外線カメラを用いた
システムでは、可視カメラの画像では検出しにくい夜間
における歩行者を、歩行者から放射される赤外線、特に
歩行者の顔から放射される赤外線を検出することによっ
て実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のような
赤外線カメラを用いたシステムを自動車に搭載しようと
する際に、まず問題となるのは高価な赤外線カメラのコ
ストである。次に問題となるのは、この赤外線カメラを
用いたシステムでは、白線認識、車両検出などの他の車
両周辺環境の認識を同時に行うことが困難であるという
ことである。
【0004】この発明は上記のような問題を解消するた
めになされたもので、自動車の運転者にとって発見困難
な、夜間の暗い道路等における歩行者の検出を、白線認
識、車両検出等の他の車両周辺環境の認識を同時に行い
ながら、かつ既存の安価な撮像手段によって実現するこ
とを可能にする方法および装置を得ることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る差分画像
に基づく人検出方法は、撮像手段によって得られる画像
信号を処理して時間的にある一定の間隔で入力画像を記
憶し、その時間的にある間隔をおいた2つの画像の差分
を求めることにより一定時間内に移動した物体を検出
し、移動した物体の中で縦に長いものを抽出することに
よりその移動物体を人と判定するようにしたものであ
る。
【0006】また、この発明に係る差分画像に基づく人
検出装置は、車両周辺を撮像する撮像手段と、この撮像
手段によって得られる画像信号を時間的にある一定の間
隔をおいて記憶する記憶手段と、時間的にある間隔をお
いた2つの記憶画像の差分を求める差分画像取得手段
と、その差分画像に基づき、一定時間内に移動した物体
を検出する移動物体検出手段と、この移動物体検出手段
によって得られた移動物体の中で縦に長いものを抽出す
る縦長抽出手段と、この縦長抽出手段によって得られた
縦に長い移動物体を人と判定する人判定手段とを備えて
いる。
【0007】また、上記構成において、差分画像取得手
段で得られた差分画像をあるしきい値で2値化する2値
化手段を備えている。
【0008】また、人判定手段には、縦に長い移動物体
の移動方向を検出して人判定を行う機能をもたせてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図を用
いて説明する。図1において、1は自動車に搭載され、
自動車の前方を撮像するためのCCDカメラ、2はこの
CCDカメラ1の出力信号を増幅する増幅部、3はこの
増幅された映像信号をディジタル信号に変換するA/D
変換部、4はA/D変換されディジタル信号となった画
像を時間的にある間隔をおいて記憶し、その記憶した2
つの画像の差分を求める差分画像取得部である。差分画
像取得部4において、5、6は時間的にある間隔をおい
た画像がそれぞれ記憶されるフレームメモリ、7はフレ
ームメモリ5、6の出力の差分の絶対値を求める差分算
出部である。8はその差分画像を、あるしきい値で2値
化する2値化部、9はその2値化された差分画像をもと
に移動物体を検出する移動物体検出部、10はその移動
物体の中で縦に長いものを抽出する縦長抽出部、11は
縦長抽出部10で抽出された縦に長い移動物体が人かど
うかを判定する人判定部である。
【0010】次にその動作を説明する。CCDカメラ1
によって得られた映像信号は、増幅部2、A/D変換部
3を介してディジタル信号となる。このディジタル信号
となった画像を、ある時刻t0にフレームメモリ5に記
憶する。次に時刻t0+Ts(Ts秒後)において、ま
ずフレームメモリ5に記憶された時刻t0の画像をフレ
ームメモリ6に転送する。その後、新たに入力された時
刻t0+Tsの画像をフレームメモリ5に記憶する。フ
レームメモリ5およびフレームメモリ6に記憶された画
像例を図2(a)(b)に示す。なお、12および13
はフレームメモリ5および6に記憶された画像例中の歩
行者である。
【0011】次に、フレームメモリ5に記憶された画像
とフレームメモリ6に記憶された画像との差分の絶対値
を差分算出部7にて求める。この差分算出部7で得られ
た差分画像を、さらに2値化部8においてあるしきい値
で2値化する。この2値化された差分画像の例を図3に
示す。この2値化された差分画像では、時間Ts内に変
化した部分が白く、変化しなかった部分は黒くなる。図
3において、14は歩行者が存在する部分を示してい
る。この2値化された差分画像に基づき、移動物体検出
部9は、白い部分が移動物体であるのか、あるいは自車
のピッチング等の他の理由によるものなのかを、白い部
分の縦方向の長さの同じものが広範囲に分布するのかど
うかにより判断する。
【0012】次に図4に示すように、縦長抽出部10に
おいて、この移動物体であると判断された部分を囲む矩
形15の横方向の幅16に対する縦方向の長さ17の比
を求め、この比がある一定値以上のものを抽出する。最
後に人判定部11において、図5の18のように、この
縦に長い移動物体の位置の履歴をとり、横方向に移動し
ているものを人であると判定する。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば既存の
撮像手段を用いることにより、安価に人検出を実現で
き、また同時に、白線認識、車両検出などの他の周辺環
境の認識も行うことができる。
【0014】また、移動物体の形だけでなく、移動方向
を検出するようにすることにより、より確実な人検出が
可能となる。
【0015】また、2値化処理することによりデータ量
が減り、処理が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る差分画像に基
づく人検出装置を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1における、1差分画像を得るた
めの時間的に一定間隔をおいた2つの画像例である。
【図3】 実施の形態1における、2値化した差分画像
例である。
【図4】 実施の形態1における、縦長抽出部の動作を
説明する画像例である。
【図5】 実施の形態1における、人判定部の動作を説
明する画像例である。
【符号の説明】
1 CCDカメラ、2 映像信号の増幅部、3 A/D
変換部、4 差分画像取得部、5 フレームメモリ、6
フレームメモリ、7 差分算出部、8 2値化部、9
移動物体検出部、10 縦長抽出部、11 人判定
部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段によって得られる画像信号を処
    理して時間的にある一定の間隔で入力画像を記憶し、そ
    の時間的にある間隔をおいた2つの画像の差分を求める
    ことにより一定時間内に移動した物体を検出し、移動し
    た物体の中で縦に長いものを抽出することによりその移
    動物体を人と判定するようにしたことを特徴とする差分
    画像に基づく人検出方法。
  2. 【請求項2】 車両周辺を撮像する撮像手段と、この撮
    像手段によって得られる画像信号を時間的にある一定の
    間隔をおいて記憶する記憶手段と、時間的にある間隔を
    おいた2つの記憶画像の差分を求める差分画像取得手段
    と、その差分画像に基づき、一定時間内に移動した物体
    を検出する移動物体検出手段と、この移動物体検出手段
    によって得られた移動物体の中で縦に長いものを抽出す
    る縦長抽出手段と、この縦長抽出手段によって得られた
    縦に長い移動物体を人と判定する人判定手段とを備えた
    ことを特徴とする差分画像に基づく人検出装置。
  3. 【請求項3】 差分画像取得手段で得られた差分画像を
    あるしきい値で2値化する2値化手段を備えたことを特
    徴とする請求項2記載の差分画像に基づく人検出装置。
  4. 【請求項4】 人判定手段は、縦に長い移動物体の移動
    方向を検出して人判定を行う機能を有することを特徴と
    する請求項2または請求項3記載の差分画像に基づく人
    検出装置。
JP9185368A 1997-07-10 1997-07-10 差分画像に基づく人検出方法および装置 Pending JPH1131230A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007089094A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Toyota Motor Corp 歩行者検知装置
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