JPH05189638A - 移動体解析装置 - Google Patents

移動体解析装置

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JPH05189638A
JPH05189638A JP4022153A JP2215392A JPH05189638A JP H05189638 A JPH05189638 A JP H05189638A JP 4022153 A JP4022153 A JP 4022153A JP 2215392 A JP2215392 A JP 2215392A JP H05189638 A JPH05189638 A JP H05189638A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外気温や風の影響を受けることなく、また調査
地点を通過する移動体について多くの情報を得ることが
できる移動体解析装置を提供する 【構成】調査地点の一次元画像を、ラインカメラで斜め
上方から撮影する。調査地点を正方向に通過する移動体
A1は、時刻T1には脚が、時刻T2では胴が、時刻T
3では頭部が撮影される。逆方向に通過する移動体A2
は逆に時刻T4には頭部が、時刻T5には胴が、時刻T
6には脚が撮影される。撮影した一次元画像を撮影順に
配列して連続画像Fを作成すると移動体A1は倒立、移
動体A2は正立に表示される。この連続画像Fに基いて
移動体A1,A2の移動方向等を解析する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駅、店舗などの通路・
階段等の一定地点において、人や物等の移動体の流動状
態を検出・解析する移動体解析装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、一定地点における人の移動状態を
調査するには、測定地点に調査員を配置して目視により
その移動方向等を計数して集計する方法が広く行われて
いる。しかし、人の移動方向は様々であり、これを正確
に計数するのは困難で、多くの調査員と多大の経費を要
する。
【0003】そこで従来、例えば図13(b)に示すよ
うに、多数の熱型の赤外線センサ51,51…を4列に
配置して赤外線検出装置Dを構成し、この赤外線検出装
置Dを調査地点の真上に下向きに取り付け、赤外線検出
装置Dの真下を通過する人52の体温により各赤外線セ
ンサ51,51…を作動させて、通過人数及び通過方向
を計数する方法が試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の装
置は熱型赤外線センサを用いるので、夏季の屋外のよう
に外気温が人体の体表温度(約32℃)より高い場合に
は検出できないという問題点がある。また風がある場合
には検出が困難となるため、もっぱら屋内での使用に限
られるという問題点もある。また、移動体が人以外の物
体である場合は検出が困難であった。さらに検出できる
データは人の有無及び移動方向のみに限られ、それ以外
のデータ、例えば服装、大人か子供か等を判別できない
という問題点もあった。
【0005】そこで本発明は、従来技術の有する上記問
題点に鑑み、これを解消すべくなされたものであり、外
気温や風の影響を受けることなく、また調査地点を通過
する移動体についてより多くの情報を得ることができる
移動体解析装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決すべ
く、本発明の第1発明は、調査地点の一次元画像を読み
取る画像読取り手段と、前記画像読取り手段が読取った
一次元画像を撮影順に配列して連続画像を作成する連続
画像作成手段と、前記連続画像作成手段が作成した連続
画像から調査地点を通過する移動体に関する画像を抽出
する移動体抽出手段と、前記移動体に関して予めわかっ
ている標準パターンを記憶する記憶手段と、前記移動体
抽出手段が抽出した移動体に関する画像から前記記憶手
段に記憶されている標準パターンに対応するデータを抽
出するデータ抽出手段と、前記データ抽出手段が抽出し
たデータを前記記憶手段に記憶されている標準パターン
と比較する比較手段と、その比較結果に基き、移動体の
特徴に関するデータを出力する出力手段と、を備えてな
る移動体解析装置である。
【0007】また第2発明は、調査地点の二次元画像を
読み取る二次元画像読取り手段と、前記二次元画像読取
り手段が読取った二次元画像から一次元画像を抽出する
一次元画像抽出手段と、前記一次元画像抽出手段が抽出
した一次元画像を撮影順に配列して連続画像を作成する
連続画像作成手段と、前記連続画像作成手段が作成した
連続画像から調査地点を通過する移動体に関する画像を
抽出する移動体抽出手段と、前記移動体に関して予めわ
かっている標準パターンを記憶する記憶手段と、前記移
動体抽出手段が抽出した移動体に関する画像から前記記
憶手段に記憶されている標準パターンに対応するデータ
を抽出するデータ抽出手段と、前記データ抽出手段が抽
出したデータを前記記憶手段に記憶されている標準パタ
ーンと比較する比較手段と、その比較結果に基き、移動
体の特徴に関するデータを特定して出力する出力手段
と、を備えてなる移動体解析装置である。
【0008】
【作用】第1発明では、まず、移動体の検出に先立っ
て、調査地点を通過する移動体に関して予めわかってい
る標準パターンを記憶手段に記憶しておく。
【0009】次に、画像読取り手段が調査地点の一次元
画像を読み取ると、読み取った一次元画像を連続画像作
成手段が撮影順に配列して連続画像を作成する。移動体
抽出手段は、連続画像作成手段が作成した連続画像から
移動体に関する画像を抽出する。データ抽出手段は、そ
の抽出した移動体に関する画像から記憶手段に記憶され
移動体に関して予めわかっている標準パターンに対応す
るデータを抽出する。比較手段は、その抽出したデータ
を記憶手段に記憶されている標準パターンと比較する。
出力手段は、その比較結果に基いて移動体の特徴に関す
るデータを出力する。
【0010】第2発明では、二次元画像読取り手段が調
査地点の二次元画像を読み取ると、一次元画像抽出手段
は、その読取った二次元画像から一次元画像を抽出す
る。抽出した一次元画像を連続画像作成手段が撮影順に
配列して連続画像を作成する。移動体抽出手段は、連続
画像作成手段が作成した連続画像から移動体に関する画
像を抽出する。データ抽出手段は、その抽出した移動体
に関する画像から記憶手段に記憶され移動体に関して予
めわかっている標準パターンに対応するデータを抽出す
る。比較手段は、その抽出したデータを記憶手段に記憶
されている標準パターンと比較する。出力手段は、その
比較結果に基いて移動体の特徴に関するデータを出力す
る。
【0011】
【実施例】以下に図面を参照して本発明第1実施例につ
いて説明する。図3(a)および(b)は第1発明に対
応する第1実施例のブロック図である。図3(a)は調
査地点に関する画像を記録する記録部を示し、図中1は
調査地点の一次元画像を撮影する画像読取り手段として
のラインカメラである。ラインカメラ1の光電変換素子
には、CCDなどの受光素子を一直線上に配置した信号
転送方式のイメージセンサであるラインセンサを用い
る。このラインカメラ1が読み取った調査地点の濃度色
情報は、一次元画像として、それぞれ1ラインごとに時
系列的に出力される。
【0012】3は画像メモリであり、一定量の画像デー
タを記憶可能である。ラインカメラ1から出力される濃
度色情報は、A/D変換器2を経て画像メモリ3に記憶
され、D/A変換器4を経て出力される。
【0013】5はVTRであり、画像メモリ3に記憶さ
れる画像データが所定量になったときに、その画像デー
タをアナログデータとして記憶する。6はコントローラ
であり、ラインカメラ1、A/D変換器2、画像メモリ
3およびD/A変換器4を所定の手順で制御する。
【0014】図3(b)はVTR5に記憶された画像デ
ータを解析する解析部の構成を示す。8はコンピュータ
などで構成する画像処理部であり、後述のように所定の
画像処理や各部の制御を行うと共に、調査地点を通過す
る移動体Aに関してあらかじめわかっているデータ、す
なわち移動体Aが人か物か、大人か子供か、人であれば
脚、肩幅、顔の大きさ等の、各調査項目の基準となる標
準パターンをあらかじめ記憶する。9は表示部であり、
調査結果と共に連続画像をも表示する。
【0015】次に、このように構成する第1実施例の画
像処理の一例について、図8のフローチャートを参照し
て説明する。図4および図5に示すように、ラインカメ
ラ1は、鉛直方向に対する一定角度の傾斜をもって調査
地点を斜め上方から撮影するように配置する。また撮影
回数は1秒間あたり30〜50回程度とする。
【0016】まず記録時には、ラインカメラ1が1ライ
ン分の画像を撮影すると(S1)、ラインカメラ1に内
蔵されたラインセンサでは、その画像に応じたアナログ
量の画像データが時系列に従って出力される。出力され
た画像データは、A/D変換器2を経て、デジタルデー
タとして1ラインごとにそれぞれ画像メモリ3に格納さ
れる。そして、画像メモリ3に所定量の画像データが格
納されると、その画像データはD/A変換器4を経て、
VTR5にアナログデータとして記憶される。
【0017】次に、解析時には、VTR5に記憶した画
像データを、A/D変換器7を介して、1コマごとに人
手により画像処理部8に転送する。画像処理部8では、
転送された1ラインごとの画像データを、図7のように
撮影順に配列して、連続画像Fを作成する(S2)。こ
の連続画像Fの作成の際には、1ライン前の画像データ
を差し引き、1ライン前の画像との差異の部分のみを表
示する。従って、連続画像Fには1ライン前の画像との
差異の部分、すなわち移動体に関するデータのみが抽出
され、背景等の変化のない部分に関するデータが消去さ
れる(S3)。
【0018】例えば、時刻T1〜T3において、図5
(a)ないし(c)のように移動体A1が撮影範囲を図
中左から右へと通過する場合に、時刻T1では移動体A
1の脚が、時刻T2では胴が、時刻T3では頭部が、そ
れぞれ撮影される。従って、これら時刻T1〜T3に撮
影した1ラインごとの画像データを撮影順に配列して連
続画像Fを作成した場合、図7に示すように、移動体A
1は脚に関する画像が上に、頭部に関する画像が下に表
示されて、いわば倒立状態となる。
【0019】一方、この場合とは逆に、例えば時刻T4
〜T6において、図6(a)ないし(c)のように移動
体A2が撮影範囲を図中右から左へと通過する場合に、
時刻T4では移動体A2の頭部が、時刻T5では胴が、
時刻T6では脚が、それぞれ撮影される。従って、これ
ら時刻T4〜T6に撮影した1ラインごとの画像データ
を撮影順に配列して連続画像Fを作成した場合、図7に
示すように、移動体A2は頭部に関する画像が上に、脚
部に関する画像が下に表示されて、いわば正立状態とな
る。
【0020】次に、画像処理部8では、予め記憶されて
いる移動体Aについてわかっている標準パターン(例え
ば移動体Aが人か物か、大人か子供かを判別するための
標準パターン)に対応する検出データを連続画像Fから
抽出し、その抽出したデータを画像処理部8に記憶して
いる標準パターンと比較することにより、標準パターン
に対する類似度に従って移動体Aが人であるか否かを判
別し(S4)、さらに人であれば大人であるか否かを判
別する(S5)。
【0021】さらにステップS5において大人であると
判定された場合には、画像処理部8に記憶している脚に
関する標準パターンに対応する検出データを連続画像F
から抽出し、移動体Aが倒立状態か否かを判別する(S
6)。この判別結果に基き、倒立状態であれば、移動方
向は例えば正方向と判断して計数し(S9)、また正立
状態であれば、移動方向は例えば逆方向と判断して計数
する(S8)。ステップS4で否定判定の場合、すなわ
ち移動体Aが物であると判定された場合には、倒立状態
であるか否かの判定は、例えば明度の分布によって判断
する(S12)。
【0022】このようにして大人、子供、物についての
移動方向別の計数結果が、個別に逐次集計される(S1
5)。この集計結果は、例えば時刻や時間帯に関する情
報と共に、表示装置9に出力される(S16)。
【0023】以上のように構成した第1実施例では、ラ
インカメラ1で撮影した一次元画像(1ラインごとの画
像データ)を撮影順に配列して連続画像Fを作成し、こ
の連続画像Fに基いて移動体Aに関する情報を得る構成
とした。従って、連続画像Fに表れる移動体Aの画像デ
ータは、その移動方向によって正立・倒立という異なる
特徴を伴うに至るので、移動体Aの移動の正逆を連続画
像F上で容易に判別でき、また画像処理による抽出も容
易となる。さらに、連続画像F上の移動体Aに関する画
像データの長さに基いて、その移動速度の測定が可能で
あり、また連続画像F上の移動体Aに関する画像データ
の傾きに基いて、その移動角度が解析できる等、移動体
Aの移動状態に関して極めて豊富な情報を得ることがで
きる。
【0024】また、さらにラインカメラ1にカラー撮影
用のものを用いれば、移動体Aの色彩に関する情報を得
ることが可能となり、例えば移動体Aが人であればその
服装に関する調査を行うこともできる。
【0025】さらに、ラインカメラ1の画像センサとし
て信号転送方式のラインセンサを用いたので、解像度が
高いという利点があるほか、検出された画像データは時
系列に従って出力されるので、画像データを配列し直す
処理工程が不要であり、記録及び解析の高速度化が図れ
るという利点がある。
【0026】次に、第2発明に対応する第2実施例につ
いて説明する。この第2実施例は、第1実施例の装置に
比して広い範囲(例えばスクランブル交差点等)におけ
る人の流動状態を検出することを目的とし、図9(a)
および(b)に示すように、上記第1実施例における画
像読取り手段であるラインカメラ1に代えて、ビデオカ
メラ21を用いたものである。
【0027】図9(a)は記録部を示す。図中21はビ
デオカメラであり、一般に用いられるものと同様に二次
元画像を1コマずつ撮影するものである。22はVTR
であり、ビデオカメラで撮影した2次元画像情報をアナ
ログデータとして記録する。図9(b)は解析部を示
し、23はVTR22で再生した画像データを変換する
A/D変換器である。24はコンピュータなどからなる
画像処理部であり、後述のように所定の画像処理や各部
の制御を行うと共に、調査地点を通過する移動体Aに関
してあらかじめわかっているデータ、すなわち移動体A
が人か物か、大人か子供か、人であれば脚、肩幅、顔の
大きさ等の、各調査項目の基準となる標準パターンをあ
らかじめ記憶する。25は表示部であり、調査結果と共
に連続画像をも表示する。
【0028】次に、このように構成する第2実施例の画
像処理の一例について、図11のフローチャートを参照
して説明する。まず記録時においては、ビデオカメラ2
1は、例えば交差点の上方に設置し、交差点全域を真上
から撮影するように配置して、交差点に関する2次元画
像Eを撮影する(S21、図10参照)。撮影回数は1
秒間あたり30〜50回程度とする。撮影した二次元画
像データは、VTR22に記録する。
【0029】次に、解析時においては、VTR22撮影
した二次元画像を、A/D変換器23でデジタル信号に
変換して、1コマずつ人手により画像処理部24に転送
する。
【0030】画像処理部24では、まず転送された二次
元画像から、特定の調査地点を線分B−Cで設定し(図
10参照)、この設定した調査地点の線分B−Cに関す
る画像を一次元画像として1コマずつ抽出する(S2
2)。
【0031】次に、ステップS22で抽出した線分B−
Cに関する一次元画像を、撮影順に配列して、連続画像
を作成する。この連続画像の作成の際には、1コマ前の
画像データを差し引き、1コマ前の画像との差異の部分
のみを表示する。従って、連続画像には1コマ前の画像
との差異の部分、すなわち移動体に関するデータのみが
抽出され、背景等の変化のない部分に関するデータが消
去される(S23,S24)。
【0032】以下、移動体の種類及び移動方向を判別
し、個別に集計し、表示・記録を行う(S25)。これ
らステップS25における制御は、上述した第1実施例
におけるステップS4〜S16の制御と同様であるの
で、その説明は省略する。
【0033】このように構成した第2実施例の装置で
は、記録時において広範囲の情報を記録し、解析時にそ
の撮影範囲から任意の線分における移動体について解析
することができるという利点がある。
【0034】なお、第2実施例の装置においては、VT
R22に記録した二次元画像データに基いて、例えば特
定の人をマークし、その移動軌跡を追尾するような平面
的な解析を行うことも可能である。
【0035】次に、第3実施例について説明する。上述
の第1実施例の装置は、画像データの記録等の一部の工
程をアナログデータで行う構成であるが、これに対して
第3実施例は、記録工程をデジタルデータで行う構成と
したものである。
【0036】この第3実施例の記録部について、図12
(a)に従って説明する。図中31はラインカメラであ
り、撮影した一次元画像についての画像データをアナロ
グデータとして出力する。32はA/D変換器である。
33はデジタル記録機であり、一次元画像についての画
像データをデジタルデータとして記録する。34は、ラ
インカメラ31、A/D変換器32およびデジタル記録
機33を関連して制御するものである。
【0037】図12(b)は解析部を示し、図中35は
画像処理装置、36は表示装置である。
【0038】このように構成した第3実施例では、その
画像処理に関しては上述した第1実施例のものと同様で
あるが、記録した画像データを解析する際に、デジタル
記録機33からのデータの転送をコンピュータにより制
御することが可能となり、解析の円滑化を図れるという
利点がある。
【0039】
【発明の効果】第1発明では、従来の赤外線センサを用
いた装置のように外気温や風の影響を受けることはな
く、また移動体の有無及び移動方向に加えて、例えば服
装、男女別、大人か子供か等の他のデータをも判別する
ことが可能となり、移動体に関してより有益な情報を得
ることができる。また、調査地点の一次元画像を撮影
し、撮影した一次元画像を撮影順に配列して連続画像を
作成し、この連続画像に基いて移動体の特徴に関するデ
ータを抽出する構成としたので、移動体の移動状態が容
易に解析できる。
【0040】第2発明では、記録時には二次元画像を読
み込み、この二次元画像から一次元画像を抽出する構成
とした。従って、読み込んだ二次元画像に基く平面的な
流動状態の解析が可能となる。また二次元画像の撮影範
囲のうち任意の調査地点の一次元画像を抽出できるの
で、調査の自由度が向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明に対応する機能ブロック図である。
【図2】第2発明に対応する機能ブロック図である。
【図3】第1実施例の構成を概略的に示す図であり、
(a)は記録部、(b)は解析部を示す。
【図4】第1実施例におけるラインカメラの撮影範囲及
びその配置状態を示す図である
【図5】(a)ないし(c)は撮影ラインを移動体が右
から左へ通過する状態を示す側面図である。
【図6】(a)ないし(c)は撮影ラインを移動体が左
から右へ通過する状態を示す側面図である。
【図7】作成した連続画像および移動体に関する画像デ
ータを示す図である。
【図8】第1実施例の解析の手順を示すフローチャート
である。
【図9】第2実施例の構成を概略的に示す図であり、
(a)は記録部、(b)は解析部を示す。
【図10】第2実施例のビデオカメラで取り込んだ画像
を示す図である。
【図11】第2実施例の解析の手順を示すフローチャー
トである。
【図12】第3実施例の構成を概略的に示す図であり、
(a)は記録部、(b)は解析部を示す。
【図13】従来の移動体検出装置を示す図であり、
(a)はその使用状態、(b)はその要部を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,31 ラインカメラ 5,22 VTR 8,24,35 画像処理部 33 デジタル記録機 21 ビデオカメラ A1,A2 移動体 E 二次元画像 F 連続画像

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調査地点の一次元画像を読み取る画像読取
    り手段と、 前記画像読取り手段が読取った一次元画像を撮影順に配
    列して連続画像を作成する連続画像作成手段と、 前記連続画像作成手段が作成した連続画像から調査地点
    を通過する移動体に関する画像を抽出する移動体抽出手
    段と、 前記移動体に関して予めわかっている標準パターンを記
    憶する記憶手段と、 前記移動体抽出手段が抽出した移動体に関する画像から
    前記記憶手段に記憶されている標準パターンに対応する
    データを抽出するデータ抽出手段と、 前記データ抽出手段が抽出したデータを前記記憶手段に
    記憶されている標準パターンと比較する比較手段と、 その比較結果に基き、移動体の特徴に関するデータを出
    力する出力手段と、を備えてなる移動体解析装置。
  2. 【請求項2】調査地点の二次元画像を読み取る二次元画
    像読取り手段と、 前記二次元画像読取り手段が読取った二次元画像から一
    次元画像を抽出する一次元画像抽出手段と、 前記一次元画像抽出手段が抽出した一次元画像を撮影順
    に配列して連続画像を作成する連続画像作成手段と、 前記連続画像作成手段が作成した連続画像から調査地点
    を通過する移動体に関する画像を抽出する移動体抽出手
    段と、 前記移動体に関して予めわかっている標準パターンを記
    憶する記憶手段と、 前記移動体抽出手段が抽出した移動体に関する画像から
    前記記憶手段に記憶されている標準パターンに対応する
    データを抽出するデータ抽出手段と、 前記データ抽出手段が抽出したデータを前記記憶手段に
    記憶されている標準パターンと比較する比較手段と、 その比較結果に基き、移動体の特徴に関するデータを特
    定して出力する出力手段と、 を備えてなる移動体解析装置。
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