JPH0689946B2 - 風呂給湯装置 - Google Patents
風呂給湯装置Info
- Publication number
- JPH0689946B2 JPH0689946B2 JP13226685A JP13226685A JPH0689946B2 JP H0689946 B2 JPH0689946 B2 JP H0689946B2 JP 13226685 A JP13226685 A JP 13226685A JP 13226685 A JP13226685 A JP 13226685A JP H0689946 B2 JPH0689946 B2 JP H0689946B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water level
- water
- reheating
- bathtub
- bath
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空焚きを防止した風呂給湯装置に関する。
従来の技術 従来この種の風呂給湯装置は第4図に示すように、水栓
23を開いて浴槽2内に水を少なくとも上側の通水管3a以
上になるまで溜め、その後に風呂釜1を作動させて風呂
を沸かすよう構成されており、万一浴槽2内に所定水量
の水が入っていない時に追焚スイッチ21がオンされバー
ナ5が点火した場合、すなわち空焚きのときには熱交換
器4の温度過昇を温度スイッチ22で検出し追焚手段1の
作動を停止するようになっていた。
23を開いて浴槽2内に水を少なくとも上側の通水管3a以
上になるまで溜め、その後に風呂釜1を作動させて風呂
を沸かすよう構成されており、万一浴槽2内に所定水量
の水が入っていない時に追焚スイッチ21がオンされバー
ナ5が点火した場合、すなわち空焚きのときには熱交換
器4の温度過昇を温度スイッチ22で検出し追焚手段1の
作動を停止するようになっていた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、たとえば浴槽の水
位が上下の通水管の3a,3bの間にあるような状態で追焚
スイッチ21をオンすると、沸騰した熱い蒸気が通水管3a
から吹き出して大変危険であったり、又浴槽内に水が全
然入っていない場合に追焚スイッチ21が入ると温度スイ
ッチ22が働いて追焚きを停止させるとは言うものの温度
スイッチ22が作動するまでに熱交換器4は異常に加熱さ
れてしまい劣化に至るという問題点を有していた。
位が上下の通水管の3a,3bの間にあるような状態で追焚
スイッチ21をオンすると、沸騰した熱い蒸気が通水管3a
から吹き出して大変危険であったり、又浴槽内に水が全
然入っていない場合に追焚スイッチ21が入ると温度スイ
ッチ22が働いて追焚きを停止させるとは言うものの温度
スイッチ22が作動するまでに熱交換器4は異常に加熱さ
れてしまい劣化に至るという問題点を有していた。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の風呂給湯装置は浴
槽と、浴槽水を加熱する熱交換器と、前記浴槽と前記熱
交換器とを接続する上側通水管及び下側通水管と、浴槽
内の水位を検出するための水位検知手段と、前記水位検
知手段からの水位信号を入力し、水位が前記上側通水管
を少し越える追焚き可能水位か否かを判定するための水
位判定手段と、追焚き動作において前記水位判定手段に
よって水位が追焚き可能水位以下と判定されたとき浴槽
内への注湯を追焚き可能水位まで行なう注湯手段と、同
じく追焚き動作において前記水位判定手段によって水位
が追焚き可能水位以上と判定されたとき風呂の追焚きを
行なう追焚き手段とを備えたものである。
槽と、浴槽水を加熱する熱交換器と、前記浴槽と前記熱
交換器とを接続する上側通水管及び下側通水管と、浴槽
内の水位を検出するための水位検知手段と、前記水位検
知手段からの水位信号を入力し、水位が前記上側通水管
を少し越える追焚き可能水位か否かを判定するための水
位判定手段と、追焚き動作において前記水位判定手段に
よって水位が追焚き可能水位以下と判定されたとき浴槽
内への注湯を追焚き可能水位まで行なう注湯手段と、同
じく追焚き動作において前記水位判定手段によって水位
が追焚き可能水位以上と判定されたとき風呂の追焚きを
行なう追焚き手段とを備えたものである。
作 用 本発明は上記した構成によって、使用者が追焚スイッチ
をオンした時、浴槽内の水位が追焚可能なレベルにある
か否かを水位検知手段、水位判定手段等で判定し、もし
水位が追焚可能なレベルより低いとき、すなわち水位が
上側通水管を越えていないときには、注湯手段によって
足りない分だけ自動的に注湯し、水位が上側通水管を越
えた状態に達した後に自動的に追焚手段に点火し、追焚
きを開始する。尚、水位が始めから上側通水管を越えた
状態のときは即ぐに追焚手段に点火されることは言うま
でもない。
をオンした時、浴槽内の水位が追焚可能なレベルにある
か否かを水位検知手段、水位判定手段等で判定し、もし
水位が追焚可能なレベルより低いとき、すなわち水位が
上側通水管を越えていないときには、注湯手段によって
足りない分だけ自動的に注湯し、水位が上側通水管を越
えた状態に達した後に自動的に追焚手段に点火し、追焚
きを開始する。尚、水位が始めから上側通水管を越えた
状態のときは即ぐに追焚手段に点火されることは言うま
でもない。
実 施 例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
る。
第1図において、1は追焚手段で浴槽2との間を通水管
3a,3bで接続されている。追焚手段1は熱交換器4、バ
ーナ5、ガス制御弁6、追焚制御回路7等で構成され
る。
3a,3bで接続されている。追焚手段1は熱交換器4、バ
ーナ5、ガス制御弁6、追焚制御回路7等で構成され
る。
8は注湯手段で注湯制御回路9、注湯弁10、ホッパー1
1、熱交換器12、バーナ13等で構成されている。
1、熱交換器12、バーナ13等で構成されている。
14の水位検知手段は圧力センサー15を用いており、浴槽
2内の水位レベルに応じて変化するエアートラップ17、
チューブ16内の空気圧を計測することによって水位を算
出するものである。
2内の水位レベルに応じて変化するエアートラップ17、
チューブ16内の空気圧を計測することによって水位を算
出するものである。
18は水位判定手段であり、水位検知手段14より出力され
た水位信号aと、追焚水位設定手段19から出力された追
焚制御水位(VMIN)とを比較手段20で比較し、水位判
定信号bを出力する。
た水位信号aと、追焚水位設定手段19から出力された追
焚制御水位(VMIN)とを比較手段20で比較し、水位判
定信号bを出力する。
21はリモコン等に設けられた追焚スイッチである。
尚、追焚制御回路7は、追焚スイッチ21がオンで水位判
定信号bがアクティブすなわち、浴槽2内の水位が追焚
可能水位以上のとき追焚手段1を作動させる機能を有
し、注湯制御回路9は、追焚スイッチ21がオンで、水位
判定信号bがノンアクティブすなわち、浴槽2内の水位
が追焚可能水位未満のとき注湯手段8を作動させる機能
を有するものである。
定信号bがアクティブすなわち、浴槽2内の水位が追焚
可能水位以上のとき追焚手段1を作動させる機能を有
し、注湯制御回路9は、追焚スイッチ21がオンで、水位
判定信号bがノンアクティブすなわち、浴槽2内の水位
が追焚可能水位未満のとき注湯手段8を作動させる機能
を有するものである。
第2図は浴槽水位に対する圧力センサー15からの出力信
号の大きさを示したものであり、追焚制御水位
(VMIN)に対応した追焚可能水位は浴槽2内の水位が
上側の通水管3aを少し越える位置に設定されている。
号の大きさを示したものであり、追焚制御水位
(VMIN)に対応した追焚可能水位は浴槽2内の水位が
上側の通水管3aを少し越える位置に設定されている。
発明の効果 以上のように本発明の風呂給湯装置によれば次の効果が
得られる。
得られる。
浴槽内の水位が上側通水管の位置までない状態で追焚き
動作しても、自動的に適切な水位になるまで注湯した
後、追焚手段に点火するので (1)従来のように沸騰した熱い蒸気が通水管から吹き
出すという危険な状態になることがなく安全である。
動作しても、自動的に適切な水位になるまで注湯した
後、追焚手段に点火するので (1)従来のように沸騰した熱い蒸気が通水管から吹き
出すという危険な状態になることがなく安全である。
(2)又、熱交換器が異常高温になることがないので、
劣化の心配もなく信頼性の高い装置が実現できる。
劣化の心配もなく信頼性の高い装置が実現できる。
第1図は本発明の一実施例における風呂給湯装置の制御
ブロック図、第2図は同一部特性図、第3図は従来例の
制御ブロック図である。 1……追焚手段、2……浴槽、8……注湯手段、14……
水位検知手段、18……水位判定手段。
ブロック図、第2図は同一部特性図、第3図は従来例の
制御ブロック図である。 1……追焚手段、2……浴槽、8……注湯手段、14……
水位検知手段、18……水位判定手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮内 伸二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 村松 猛 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−10154(JP,U) 実開 昭59−180151(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】浴槽と、浴槽水を加熱する熱交換器と、前
記浴槽と前記熱交換器とを接続する上側通水管及び下側
通水管と、浴槽内の水位を検出するための水位検知手段
と、前記水位検知手段からの水位信号を入力し、水位が
前記上側通水管を少し越える追焚き可能水位か否かを判
定するための水位判定手段と、追焚き動作において前記
水位判定手段によって水位が追焚き可能水位以下と判定
されたとき浴槽内への注湯を追焚き可能な水位まで行な
う注湯手段と、同じく追焚き動作において前記水位判定
手段によって水位が追焚き可能水位以上と判定されたと
き風呂の追焚きを行なう追焚き手段とを備えた風呂給湯
装置。 - 【請求項2】浴槽の水位が追焚き可能水位以下で追焚き
動作を行なう場合、自動的に注湯を開始するとともに水
位が追焚き可能水位に達した後は自動的に追焚きを開始
する特許請求の範囲第1項記載の風呂給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13226685A JPH0689946B2 (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 | 風呂給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13226685A JPH0689946B2 (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 | 風呂給湯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61289261A JPS61289261A (ja) | 1986-12-19 |
JPH0689946B2 true JPH0689946B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=15077261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13226685A Expired - Lifetime JPH0689946B2 (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 | 風呂給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0689946B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63108149A (ja) * | 1986-10-27 | 1988-05-13 | Toto Ltd | 自動風呂装置 |
JP2519489B2 (ja) * | 1987-11-28 | 1996-07-31 | 東洋濾水機株式会社 | 浴槽制御装置 |
JPH0293241A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 給湯機付風呂釜 |
JPH03160269A (ja) * | 1989-11-17 | 1991-07-10 | Takagi Ind Co Ltd | 自然循環式給湯器およびその空焚防止方法 |
JP2520391Y2 (ja) * | 1990-03-30 | 1996-12-18 | 株式会社ガスター | 給湯器付風呂釜 |
JP4559051B2 (ja) * | 2003-10-09 | 2010-10-06 | 積水化学工業株式会社 | 屋内排水システム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6010154U (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-24 | 株式会社ノーリツ | 自動風呂釜 |
-
1985
- 1985-06-18 JP JP13226685A patent/JPH0689946B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61289261A (ja) | 1986-12-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |