JPH0318836Y2 - - Google Patents

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JPH0318836Y2
JPH0318836Y2 JP13701985U JP13701985U JPH0318836Y2 JP H0318836 Y2 JPH0318836 Y2 JP H0318836Y2 JP 13701985 U JP13701985 U JP 13701985U JP 13701985 U JP13701985 U JP 13701985U JP H0318836 Y2 JPH0318836 Y2 JP H0318836Y2
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hot water
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gas
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temperature
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はガス瞬間式給湯機詳しくは、給湯管に
設けられた熱交換器を、バーナと該バーナに送風
するフアンとで加熱するガス瞬間式給湯機の改良
に関する。
(従来技術とその問題点) 従来ガスの瞬間式給湯機の動作を第6図により
説明する。
ガス瞬間式給湯機においては出湯を一時停止し
て再び出湯する迄の間はポストパージ状態にして
おいて再出湯した時の応答性を高めている。
ポストパージ30とは、ガス瞬間式給湯機のバ
ーナを停止しておいてフアンのみを駆動している
状態(即ち、フアンを緩風量回転数で回転させて
おいて、再着火の際フアンの初期立上り時間を考
慮する必要がないようにすることであり、すぐに
点火が可能な状態)をいい、所定時間(例えば7
分間)経つと制御部は当分の間再出湯され無いも
のと判断して31、フアンを停めてポストパージ
状態が終了する40。
7分経たないうちに再出湯させると32、ガス
瞬間式給湯機の制御部では給水温度、設定温度、
給湯温度及び給湯量を検出して要求熱負荷を算出
するとともに、該要求熱負荷と単位ガス熱量より
要求ガス量を算出する33。
次にバーナの電磁弁を開いてイグナイタにより
着火するとともに36、緩点火時間を設定して比
例弁を緩点火ガス量に調整し、緩点火時間終了後
要求ガス量に合わせて37、通常燃焼させる3
8。
次に出湯を停止するとガス供給のみが停止して
フアンのみが駆動する当初のポストパージ状態に
復帰する30。
前記従来例の温度特性を第7図により説明すれ
ば、図中(A)は給湯量、(B)は機台出口温度、
(C)はシヤワー出口温度を各々示し、横軸は時
間を示す。
ガス供給もフアンも停止している状態(A1
から出湯させると(A2−A3)、機台出口温度
(B)は直ぐ加熱されるが(B2−B3)、シヤワー
出口温度(C)は配管及びシャワーホース内の水
が排出されてから(C1)上昇し(C2)定常状態
(C3)になる。
出湯を停止すると(A4−A5)、ポストパージ状
態となり(A5)、機台出口温度(B3)及びシヤワ
ー出口温度(C3)は略一定温度に保持される。
ここで着火した直後で、要求ガス量に合わせて
比例弁を調整する前のガス量を緩点火ガス量とす
れば、通常、設定給湯温度が高かつたり給湯量が
多い場合は、要求ガス量>緩点火ガス量となる。
ところが設定給湯温度が低かつたり給湯量が少
ない場合は、要求ガス量<緩点火ガス量となり、
次のような不具合がある。
着火して要求ガス量に調整する迄の間緩点火ガ
ス量で加熱されるので、出湯当初の湯が加熱され
て、機台出口温度(B)及びシヤワー出口温度
(C)の立上り(B4),(C4)が非常に大きくなつ
てしまい、危険である。
(技術的課題) 本考案は前記従来不具合を解消する為になされ
たもので本考案の解決しようとする技術的課題
は、ガス瞬間式給湯機のポストパージ状態におけ
る再出湯の際に要求ガス量と緩点火ガス量とを比
較して、要求ガス量<緩点火ガス量の場合は着火
時間を少し遅らせて機台出口温度及びシヤワー出
口温度の立上りを小さくすることにある。
(構成) 斯る本考案のガス瞬間式給湯機は、バーナと該
バーナに送風するフアンとを備え、出湯が停止さ
れた時にはガス供給を停止してフアンだけを駆動
するポストパージ状態にて出湯を待機するガス瞬
間式給湯機において、再出湯時の要求ガス量を算
出し、且つ該要求ガス量と再着火直後の緩点火ガ
ス量とを比較する制御部に、要求ガス量<緩点火
ガス量の時には着火時間を遅延させる遅延時間設
定部を設けたことを特徴とする。
(実施例) 本考案実施例の構成を第1図により説明すれ
ば、図中1は給湯機であり、この給湯機1は給湯
管2に熱交換器3、湯温検出センサー4、水量バ
ルブ5、シヤワー6、水量センサー9及び水温検
出センサー10を配設し、給水管11を接続する
とともに、前記熱交換器3の下方にはバーナ12
及びフアン14を配設したものである。前記バー
ナ12には電磁弁15及び比例弁16を介してガ
ス管17が連結されるとともに、該ガス管17に
は元電磁弁18が設けられている。
前記湯温検出センサー4、水量バルブ5、水量
センサー9、水温検出センサー10、電磁弁1
5、比例弁16及びフアン14は制御部19に電
気的に接続されるとともに、該制御部19には遅
延時間設定部20が設けられている。
制御部19は前記各部を制御するものであり、
遅延時間設定部20は出湯開始からバーナ12を
着火させる迄の時間を遅らせる遅延時間を設定す
るものである。
制御部19の通常燃焼における制御動作を説明
する。
先ず出湯温度を設定しておいてシヤワー6より
出湯させると、制御部19は、水量センサー9に
て出湯量を、水温検出センサー10にて給水温度
を、湯温検出センサー4にて出湯温度を各々検出
し、設定された出湯温度に必要な要求ガス量を算
出する。そしてバーナ12の電磁弁15を開いて
着火するとともに、前記要求ガス量に合わせて比
例弁16を調節して通常燃焼となる。
出湯を停止すると、制御部19はバーナ12の
電磁弁15を閉じて消火し、フアン14だけが駆
動するポストパージ状態となる。以下第2図に基
づいてポストパージ30以降の動作を説明する。
制御部19はポストパージ30の開始とともに
31、ポストパージ時間を計時して所定時間(例
えば7分)再出湯が無い場合はポストパージを終
了する。40。
再出湯があつた場合32、制御部19は、水量
センサー9にて出湯量を、水温検出センサー10
にて給水温度を、湯温検出センサー4にて出湯温
度を各々検出し、設定された出湯温度に必要な要
求ガス量を算出する33。
ここで着火した直後で、要求ガス量に合わせて
比例弁を調整する前のガス量を緩点火ガス量とす
る。
前記要求ガス量と緩点火ガス量とを比較し3
4、要求ガス量≧緩点火ガス量の場合は直ぐに着
火し36、要求ガス量<緩点火ガス量の場合は出
湯から着火させる迄の時間を遅らせるように遅延
時間を設定してから35、着火させる36。
バーナ12の電磁弁15を開いて着火するとと
もに36、緩点火時間終了後前記要求ガス量に合
わせて比例弁16を調節して37通常燃焼となる
38。
出湯を停止すると39、制御部19は第1、第
2バーナ12,13の電磁弁15を閉じて消火
し、フアン14のみを駆動させる当初のポストパ
ージ状態に復帰する30。
前記実施例における遅延時間1秒の場合の温度
特性を第3図により説明すれば、図中(A)は給
湯量、(B)は機台出口温度、(C)はシヤワー出
口温度を各々示し、横軸は時間を示す。
バーナもフアンも停止している状態(A1)か
ら出湯させるとA2−A3、機台出口温度(B)は
直ぐ加熱されるが(B2−B3)、シヤワー出口温度
(C)は配管及びシヤワーホース内の水が排出さ
れてから(C1)上昇し(C2)定常状態(C3)に
なる。
出湯を停止すると(A4−A5)、ポストパージ状
態となり(A5)、機台出口温度(B3)及びシヤワ
ー出口温度(C3)は略一定温度に保持される。
ここで再出湯した時(A5−A6)、要求ガス量<
緩点火ガス量であれば、遅延時間(T)を1秒と
つてから再着火する。
この遅延時間(T)によつて機台出口温度
(B)の立上がり(B4)が、第7図の従来例に較
べて小さくなるとともに、シヤワー出口温度
(C)の立上がり(C4)も、第7図の従来例に較
べて小さくなる。
第4図は遅延時間(T)を2秒とした場合の温
度特性を示し、第5図は遅延時間(T)を3秒と
した場合の温度特性を示す。両者ともシヤワー出
口温度(C)の立上がり(C4)は第7図の従来
例に較べかなり小さくなつている。
(作用,効果) 本考案によれば次のような作用,効果がある。
要求ガス量が緩点火ガス量より少ない場合遅延
時間を設けることによつて加熱を防止するので、
湯温の立上がりが小さく安全であるとともに経済
的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のガス瞬間式給湯機を示
す構成図、第2図は同動作を示すフローチヤート
図、第3図は同温度特性図。第4図は遅延時間2
秒の温度特性図、第5図は遅延時間3秒の温度特
性図、第6図は従来例のフローチヤート図、第7
図は従来例の温度特性図である。 図中、 1……給湯機、12……バーナ、14
……フアン、19……制御部、20……遅延時間
設定部、A……出湯量、B……機台出口温度、C
……シヤワー出口温度、T……遅延時間である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バーナと該バーナに送風するフアンとを備え、
    出湯が停止された時にはガス供給を停止してフア
    ンだけを駆動するポストパージ状態にて出湯を待
    機するガス瞬間式給湯機において、再出湯時の要
    求ガス量を算出し、且つ該要求ガス量と再着火直
    後の緩点火ガス量とを比較する制御部に、要求ガ
    ス量<緩点火ガス量の時には着火時間を遅延させ
    る遅延時間設定部を設けてなるガス瞬間式給湯
    機。
JP13701985U 1985-09-06 1985-09-06 Expired JPH0318836Y2 (ja)

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JP13701985U JPH0318836Y2 (ja) 1985-09-06 1985-09-06

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JP13701985U JPH0318836Y2 (ja) 1985-09-06 1985-09-06

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JPS6245557U JPS6245557U (ja) 1987-03-19
JPH0318836Y2 true JPH0318836Y2 (ja) 1991-04-22

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JPS6245557U (ja) 1987-03-19

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