JP2519489B2 - 浴槽制御装置 - Google Patents

浴槽制御装置

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JP2519489B2
JP2519489B2 JP62300579A JP30057987A JP2519489B2 JP 2519489 B2 JP2519489 B2 JP 2519489B2 JP 62300579 A JP62300579 A JP 62300579A JP 30057987 A JP30057987 A JP 30057987A JP 2519489 B2 JP2519489 B2 JP 2519489B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は高温蒸気を加熱源とし、補給水回路を付し
て、浴槽の水位及び温度を設定値の範囲に維持しつつ浴
槽湯を循環させて長時間連続的に運転する業務用の浴槽
設備の運転と制御についての技術分野に関する。
(ロ)従来の技術 従来加熱源として高温蒸気を用いる浴槽設備において
は浴槽の湯の中に直接サイレンサー等によって蒸気を吹
き込んで加熱しており、補給水はすべて常温の水を用い
る構成となっていた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記構成では浴槽に直接蒸気を吹き込む
ため騒音が大きく、かつ高温の露出した加熱蒸気管に触
れると火傷するおそれがあり、さらに多数の人々が同時
に入浴して大量の湯を消費して浴槽湯の水位が低下する
とき、補給は直接冷水を用いるため、水位は回復しても
設定温度に達するにはかなりのタイムラグを生ずること
になって、浴槽温度の変動が大きくなりすぎて入浴者に
不快感を与えかねないという欠点があった。
本発明は高温媒体として蒸気を使用する熱交換器を設
けて、浴槽湯を循環し加熱すると同時に補給する冷水を
もその流量に応じて熱交換器に入る蒸気量を調節して急
速に加熱することにより、上記の欠点を除去することを
目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために本発明においては浴槽
湯循環回路において除塵機、濾過機及び熱交換器の設備
を設け、浴槽の側壁に水位センサーを付し、管路には温
度指示計、異常高温センサー及び加温部温度センサーを
それぞれ設け、水位センサーの信号は補給水弁に、温度
指示計の信号は停止弁に、異常高温センサーの信号は蒸
気補給弁に、加温部温度センサーの信号は蒸気調節弁に
それぞれ伝えられ、また補給水弁の開閉の信号は蒸気補
給弁に伝えられる構成として、長時間連続的に除塵、濾
過及びプログラムのタイマーによる逆洗の各操作を順次
行うことにより、多数の入浴者が断続的に入湯する場合
においても常時適温の豊富な湯量を供給して快適な入湯
環境を与えることを可能ならしめた。
(ホ)作用 本発明は、除塵機、濾過機及び熱交換器を設けた浴槽
湯の循環回路と補給水回路とを合流せしめるように設
け、水位は水位センサーにより、温度はそれぞれ温度指
示計、異常高温センサー及び加温部温度センサーにより
検出して、それぞれ補給水弁、停止弁、蒸気補給弁及び
蒸気流量調節弁に伝えて作動せしめて、長時間連続的に
運転し、浴槽湯の水位及び温度を設定値に維持しうる特
徴を有する。
すなわち本発明に係る装置のシステムは次に示す手順
によって運転される。
最初浴槽1が空の状態において水位及び温度を設定
して運転を開始すると蒸気補給弁13を開き、補給水弁12
を開いて、冷水の浴槽への供給を開始し、水位センサー
4の設定値の下限まで継続される。
ついで、濾過ポンプ7が作動開始し、これによって
停止弁15が開となる。
加温部温度センサー11の信号により最初開度最小に
絞られている蒸気調節弁14の開度は大きくなる。
水位が上昇して設定値の上限に達すると補給水弁12
は閉となり、連動して蒸気補給弁13も閉となる。
浴槽温度が設定値に達したとき、温度指示計5の信
号で停止弁15を閉とし、所定温度の状態を維持する。
以後ある時間の間、水及び蒸気の補給は停止し、循環
のみ継続する。
若し水位が設定範囲にあるとき、自然的な冷却により
温度が低下すれば温度指示計5の信号で停止弁15が再び
開となり、温度が所定範囲になるまで継続する。
入浴者の入浴により浴槽湯が著しく減少したとき、
水位センサー4の指示により補給水弁12が開、同時に蒸
気補給弁13も開となる。
ただし、補給水の供給によって温度が殆ど低下しない
場合は蒸気補給弁13は閉のままに保たれることがある。
このとき、加温部温度センサー11の信号で蒸気流量
調節弁14の開度を変える。
補給水の供給により温度が低下したときは蒸気補給弁
13のみならず温度指示計5の信号によって停止弁15も開
となって、急速に加熱して短時間内に設定温度に達せし
める。
蒸気のエンタルピーが大きいため、加温に必要な蒸
気量を吹き込んでも、伝達おくれ又は温度分布の不均一
から設定温度の上限を越える場合が起こりうるので、温
度指示計5によって停止弁15を閉とし、同時に異常高温
センサー8により蒸気補給弁13をも閉とし、加熱を中断
することにより、伝熱おくれがあっても次第に設定値に
収斂していき、設定温度範囲を大きく外れることなく温
度制御がなされる。
以後適宜水及び蒸気を補給することにより設定水位
及び温度の範囲を維持しながら長時間連続運転を可能と
する。
(ヘ)実施例 本発明の実施例を添付図面について述べる。第1図に
おいて浴槽1の下部に取湯口2及び給湯口3を設け、側
壁に水位センサー4を付し、該取湯口の先に温度指示計
5を介在させて除塵機6、濾過ポンプ7を設け、異常高
温センサー8に続いて濾過機9及び熱交換器10を設け、
加温部温度センサー11を経て給湯口3に至る循環湯管路
を設置し、この管路に補給水弁12を介して補給水管路を
接続して浴槽システムを構成する。
なお図示してはないが、循環湯管路に薬液注入機を挿
入し、プログラムにより一定時間間隔で薬液注入操作を
行うことができる。
また水位センサー4はフロート形式であって給水弁閉
信号、給水弁開信号及び濾過ポンプ空転防止信号の3位
置発振機構を有し、水位が低下したときは給水弁開信号
が補給水弁12に伝えられ低温の補給水が供給されるが、
同時に信号は蒸気補給弁13に伝えられて、その弁を開と
し、また加温部温度センサー11の信号により蒸気流量調
節弁14の開度を大きくし、補給された低温の水を所定温
度まで急速に加熱するためにその補給水量に比例して蒸
気流量を増加させることにより、設定水位及び設定温度
の範囲内に維持せしめる。
なお加熱蒸気の吹き込みにより伝熱遅れ又は温度分布
の不均一に原因し、浴槽温度が設定値を越えることが起
こりうるが、この場合温度指示計5の信号により停止弁
15を閉とし、同時に異常高温センサー8の信号により蒸
気補給弁13をも閉とし、蒸気を全部遮断して温度上昇を
防止する構成となっている。
また図示してはないが、停電時の対策として蒸気電磁
弁をHiカット用センサーと連動するように設け、停電時
も連続運転を可能ならしめる構成となっている。
(ト)発明の効果 以上のように本発明の浴槽制御装置は従来のものに比
し、浴槽湯の加熱に蒸気管から直接蒸気を浴槽に吹き込
むことをしないため、サイレンサーの騒音から解放さ
れ、かつ加熱管との接触等による火傷の危険を全く無く
することができるという特徴を有している。
熱交換器は外部加熱方式ではなく、直接循環湯中に蒸
気を2個のON−OFF弁を介し、調節弁の比例動作により
蒸気量を調節しつつ流入させるため、高温流体のエンタ
ルピーを効率よく用いることができ、熱及び水の無駄を
少なくするという特徴を有する。
補給する冷水の流量に比例して蒸気補給量を加減する
機構を設けて、循環湯の温度が補給水の流入により異常
に低下することを防ぐとともに、異常高温状態となった
ときは直ちに蒸気をシャットダウンして浴槽温度の異常
上昇を防ぐことができるという特徴を有する。
従来浴槽装置はいわゆる湯水の如くの思想のもとに蒸
気及び水をフィードバック制御することなく使用してエ
ネルギー及び物質の浪費をし、かつ循環汚染を助長して
きたが、近年水資源の枯渇が顕著となり、またエネルギ
ー資源の濫用の防止と環境破壊の防止が必要となってき
ており、本願発明はこれらの目的に適合するものである
という特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置のフローシートを示す。 1……浴槽、9……濾過機 2……取湯口、10……熱交換器 3……給湯口、11……加温部温度センサー 4……水位センサー、12……補給水弁 5……温度指示計、13……蒸気補給弁 6……除塵機、14……蒸気流量調節弁 7……濾過ポンプ、15……停止弁 8……異常高温センサー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A.浴槽湯を循環させて、除塵、濾過、及び
    加温をし、さらに不足湯を補給する設備を設けた浴槽制
    御装置であって、 B.浴槽の下部の取湯口から除塵機、濾過ポンプ、濾過機
    及び熱交換器を経て浴槽の下部の給湯口から浴槽湯を循
    環せしめる管路と、 熱交換器と給湯口との間において補給水弁を経て不足湯
    を補給せしめる管路とを合流するように設け、 C.浴槽の側壁に設けた水位センサーの信号により補給水
    弁を作動させ、該補給水弁の開信号により蒸気補給弁を
    作動せしめ、 D.温度指示計の設定値により停止弁を開閉し、また異常
    高温センサーの信号により蒸気補給弁を閉とし、加温部
    温度センサーの信号によって蒸気流量調節弁の開度を比
    例動作で作動せしめることにより、長時間連続運転する
    ときの浴槽湯の水位及び温度とを設定値の範囲内に維持
    しうることを特徴とする浴槽制御装置。
JP62300579A 1987-11-28 1987-11-28 浴槽制御装置 Expired - Lifetime JP2519489B2 (ja)

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JPH01142813A JPH01142813A (ja) 1989-06-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS526667B2 (ja) * 1972-11-06 1977-02-23
JPS5348133Y2 (ja) * 1972-11-29 1978-11-17
JPH0689946B2 (ja) * 1985-06-18 1994-11-14 松下電器産業株式会社 風呂給湯装置

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JPH01142813A (ja) 1989-06-05

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