JPH0264353A - 給湯器付自動風呂装置における追焚き運転方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、家庭用の給湯器付自動風呂装置における追焚
き運転方法に関するものである。

〔従来の技術〕

給湯器付自動風呂装置は第５図に示すように構成されて
いる。

すなわち、第５図において、１は器具本体であって、給
湯用熱交換器２と追焚用熱交換器３とを内蔵している。

前記器具本体１から離れた位置に設置している浴槽１３
と追焚用熱交換器３とは、往管１２および戻り管１１を
介して接続されており、その戻り管１１の途中にポンプ
４を設置し、そのポンプ吸込側の管路に圧力センサ５と
流水スイッチ６を設置し、戻り管１１、ポンプ４、熱交
換器３、往管１２よりなる循環追焚き管路を構成する。

１０は戻り管１１に配設した電磁弁である。

給湯用熱交換器２には、給水管１６および給湯管１７が
接続されており、その給水管１６途中にフローセンサ１
４を設けて給湯管路を構成し、さらにこの給湯管路を分
岐管１８によってホッパ１５に導ひき、この分岐管１８
の出口に電磁弁７を設置している。

ホッパ１５の下部は、電磁弁８を介して前記循環追焚き
管路力戻り管１１に接続されていて、給湯用熱交換器２
から追焚き管路へ給水（湯）し得るようになっている。

なお、１９は、給水（湯）時に追焚き管路の往管１２と
戻り管１１との双方から浴槽へ給湯するように設けたバ
イパス管で、その途中に電磁弁９を設けている。

なお、この種の自動風呂装置は、各種電磁弁の開閉、ポ
ンプの駆動、バーナの制御などはすべてマイコン制御装
置により自動制御するものであって、図示を省略したリ
モートコントローラ（以下リモコンと略称する）に所望
とする水位および沸き上げ温度を設定し、自動運転スイ
ッチをオンすると、給湯用熱交換器２により設定温度に
近い湯を得て浴槽中に供給し、浴槽中の水位が設定水位
に達するとこれを圧力センサ５により検出して湯張りを
自動停止し１次いでポンプ４を駆動して追焚用熱交換器
による追焚きを行なうものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、前記自動風呂装置においては、浴槽中に水が
ある場合には追焚き運転を行なうのであるが、従来の装
置においては次のような問題がある。

すなわち、自動運転により湯張りを行なうと、第２図に
示すように、器具１内および循環往管１２゜同戻り管１
１とも水で満たされているが、その後浴槽を空にすると
、器具１が浴槽より上にある場合には第３図に示すよう
に器具１内および循環往管１２、同戻り管ｌｌともエア
ーとなり、この状態で浴槽内に水を入れると、第４図に
示すように、浴槽水位より上方にある配管内および器具
内はエアーとなる。

このため、第４図に示す状態で追焚きスイッチをオンす
ると、配管にエアーがあるため、ポンプにより浴槽水を
引き込んで正常に循環するまでの待機時間を必要とする
と共に、エアーの巻込みによる騒音が発生するという問
題がある。

本発明は、前記の如き従来技術の問題点を改善し、如何
なる条件下においても、追焚運転操作を行なうと直ちに
正常な追焚き運転を行なうことができる追焚き運転方法
を提供せんとするものである。

（８題を解決するための手段〕 本発明は、前記の如き目的を達成するため、リモコン側
の運転スイッチや自動運転スイッチのオン、オフの如何
に拘らず、圧力センサにより浴槽中の水位を常に監視し
、循環金具以下まで水位が下がったことを一旦検出する
と、その後追焚き運転に際し、注湯動作により配管内の
エアー抜きを行なった後追焚き運転に入るように制御す
ることを特徴とする。

〔作用〕

本発明は、前記の如く、自動運転スイッチなどのオン、
オフの如何に拘らず、圧力センサにより浴槽中の水位を
常に監視し、循環金具以下まで水位が下がったことを一
旦検知すると、その後の追焚き運転に際し、注湯動作に
より配管内のエアー抜きを行なった後追焚き運転に入る
ので、ポンプが空まわりすることなく直ちに正常運転に
入ることができる。

〔実施例〕

以下１本発明の一実施例を第１図について説明する。

本発明においては、第１図に示すように、装置の運転を
停止すると、圧力センサ５により浴槽内の水位を常に監
視する。そして、浴槽内の水位が浴槽の循環金具より以
下まで下がったことを一旦検出すると、その後浴槽内の
水位がどのように変化しようとも、注湯動作を行なって
配管内のエアー抜きを行なった後追焚き運転を行なう。

すなわち、その後追焚き運転スイッチをオンすると、電
磁弁７，８．９を開くと共にポンプ４を駆動して往管１
２．戻り管ｌｌ中に一定量（配管内が空の状態において
エアーを水と置換し得る量）の注水（または注湯）を行
ない１次いで電磁弁７，８．９を閉じると共にポンプ４
を停止させた後、電磁弁１０を開くと共にポンプ４を駆
動して追焚用熱交換器３を経由する追焚き運転を行なわ
せる。

また、前記の如くして圧力センサ５により浴槽内の水位
を常に監視し、浴槽内の水位が一度も楯環金具以下に下
がらなかったときには、追焚き運転スイ６ツチをオンす
ると、電磁弁１０を開くと共にポンプ４を駆動して直ち
に追焚き運転を行なわせる。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば、圧力センサにより
装置の停止時においても常に浴槽中の水位を監視し、浴
槽中の水位が一旦循環金具の位置より下がった場合には
エアー抜きを行なった後追焚き運転に入るので、従来の
如きポンプが浴槽水を引き込むまでの待機状態がなくな
り、直ちに正常運転を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による追焚き運転方法を示すフローチャ
ートである。第２図ないし第４図はそれぞれ異なる状態
における器具と配管内のエアーの有無を示す説明図、第
５図は給湯器付自動風呂装置の構成を示す説明図である
。 １・・・器具本体、２・・・給湯用熱交換器、３・・・
追焚用熱交換器、４・・・ポンプ、５・・・圧力センサ
、６・・・流水スイッチ、７，８，９．１０・・・電磁
弁、１１・・・循環戻り管、１２・・・同往管、１３・
・・浴槽、１４・・・フローセンサ、１５・・・ホッパ
、１６・・・給水管、１７・・・給湯管、１８・・・分
岐管、　１９・・・バイパス管。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、器具本体に給湯用熱交換器と追焚用熱交換器とを具
   備し、その器具本体から循環追焚き管路を経由して浴槽
   への湯張りを行ない、浴槽中の水位を楯環追焚き管路中
   に配設した圧力センサにより検出して設定水位で自動停
   止せしめると共に、追焚きによって浴槽内の温水を設定
   温度に沸かし上げるようにした給湯器付自動風呂装置に
   おいて、前記圧力センサによる浴槽内の水位監視を常に
   行ない、浴槽内の水位が循環金具以下まで下がったこと
   を一旦検出すると、その後の追焚き運転に際し、注湯動
   作により配管内のエアー抜きを行なった後追焚運転に入
   るように制御することを特徴とする給湯器付自動風呂装
   置における追焚き運転方法。