JP2544933Y2 - 追焚き用風呂釜における沸騰検出装置 - Google Patents

追焚き用風呂釜における沸騰検出装置

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JP2544933Y2
JP2544933Y2 JP3332291U JP3332291U JP2544933Y2 JP 2544933 Y2 JP2544933 Y2 JP 2544933Y2 JP 3332291 U JP3332291 U JP 3332291U JP 3332291 U JP3332291 U JP 3332291U JP 2544933 Y2 JP2544933 Y2 JP 2544933Y2
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心司 山口
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、浴槽内の水を追焚き
するのに用いられる追焚き用風呂釜に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の風呂釜においては、追
焚きされた水(湯)の温度を温度センサによって検出
し、湯の温度が所定の温度に達すると追焚きが自動的に
終了するようになっている(特開平2ー219951号
公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記の従来の風呂釜に
おいて、温度センサが故障した場合には、所定の温度に
達しても追焚きが終了せず、そのまま続行される。この
結果、追焚きされた水(湯)が沸騰してしまうことがあ
る。このような場合には、追焚きを停止し、あるいはブ
ザー等によって警告することが要望される。そのために
は、追焚きされた水が沸騰していることを検出する必要
がある。
【0004】この考案は、上記事情を考慮してなされた
もので、追焚きされた水が沸騰していることを検出する
ことができる追焚き用風呂釜における沸騰検出装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この考案は、図1に示すように、浴槽1内の水を
追焚きする風呂釜2において、風呂釜2の内部の水圧を
検出する圧力センサ3と、この圧力センサ3から出力さ
れる出力信号値に基づいて追焚きされた水が沸騰してい
ると判断する判断手段4とを備えたことを特徴とするも
のである。この場合、圧力センサ3としては、水圧に基
づいて水位を検出する水位センサのように、水圧の変動
に応じて出力値が変化するもの、あるいは所定の大きさ
の水圧を境にしてオン状態とオフ状態とに切り替わる圧
力スイッチを用いることができる。
【0006】
【作用】追焚きされた水が沸騰した場合には、沸騰時に
おける気泡の発生により、風呂釜2内の水圧が図2に示
すように急激に変動する。これに応じて、圧力センサ3
から出力される出力信号が変動する。この出力信号の変
動に基づいて判断手段4は、追焚きされた水が沸騰して
いるものと判断する。沸騰の判断についてより具体的に
述べると、例えば圧力センサ3として水位センサを用い
た場合には、判断手段4は、水位センサの出力信号の最
大値と最小値との差が所定の閾値を超えたときに、ある
いは出力信号の最大値が所定の閾値を超えたときに追焚
きされた水が沸騰していると判断する。また、圧力セン
サ3として圧力スイッチを用いた場合には、判断手段4
は、圧力スイッチのオン状態とオフ状態との切り替わり
によって追焚きされた水が沸騰しているものと判断す
る。
【0007】
【実施例】以下、この考案の一実施例について図3〜図
6を参照して説明する。図3は、この考案に係る追焚き
用風呂釜10の概略構成を示すものであり、風呂釜10
は浴槽11内の水(湯)を追焚きする機能のみならず、
浴槽11に湯張りする機能を備えている。
【0008】浴槽11に湯張りをするために、給水管1
2には、注湯用熱交換器13が設けられている。この熱
交換器13を介して水を加熱するために、注湯用バーナ
14が設置されている。このバーナ14には、ガス管1
5、分岐管16aおよび注湯用ガス電磁弁17を介して
ガスが供給されるようになっており、ガス電磁弁17を
開くとバーナ14が着火するようになっている。また、
熱交換器13より下流側の給水管12には、湯張りのた
めの注湯およびその停止をするための注湯電磁弁18が
設置されている。
【0009】浴槽11内の湯を追焚きするために、追焚
き用熱交換器19が設置されている。この熱交換器19
は、上下に配置された導入管20および出湯管21を介
して浴槽11に連通せしめられており、熱交換器19内
の湯が追焚き用バーナ22によって加熱されると、加熱
された湯は、出湯管21を介して浴槽11内に流出す
る。この流出した分の湯が浴槽11から導入管20を介
して熱交換器19に流入する。この点から明らかなよう
に、この実施例の風呂釜10は、自然循環方式のものが
採用されているが、強制循環方式のものを採用してもよ
い。なお、バーナ22には、ガス管15および分岐管1
6bおよび追焚電磁弁23を介してガスが供給されるよ
うになっており、電磁弁23を開くとバーナ22が自動
的に着火するようになっている。
【0010】また、風呂釜10は、上記湯張りおよび追
焚きを自動的に行うために、マイクロコンピュータ等か
らなる制御部24を備えている。制御部24には、次の
ような各種の信号が入力されている。すなわち、上記出
湯管21には温度センサ25が設置されており、この温
度センサ25からは、追焚きされた湯の温度を示す温度
信号Th1が制御部24に出力されている。また、追焚
き用熱交換器19には、フィン19aが設けられた箇所
の近傍に水位センサ(圧力センサ)26が設置されてい
る。この水位センサ26は、水圧に基づいて浴槽11内
の水位を検出するものであり、水位を示す水位信号(電
圧)V1を制御部24に出力する。なお、水位センサ2
6としては、周知のものが採用されているので、ここで
はその構造の説明を省略する。
【0011】また、制御部24には、自動湯張りスイッ
チ27、追焚スイッチ28および温度設定器29から、
湯張り指令信号SW1、追焚き指令信号SW2、所望の設
定温度を示す設定温度信号Th0がそれぞれ入力されて
いる。なお、制御部24には、上記の信号以外にも、給
水管から供給される水の温度を示す給水温度信号その他
の信号が入力されているが、それらはこの考案を説明す
る上で必要がないので省略してある。
【0012】制御部24は、自動湯張りスイッチ27か
ら湯張り指令信号SW1が入力されると、注湯電磁弁1
8に開弁信号を出力して開弁させるとともに、湯張り用
ガス電磁弁17に開弁信号を出力して開弁させる。勿
論、ガス電磁弁17が開弁すると、バーナ14が着火
し、給水管12を介して供給される水が加熱される。こ
の場合、制御部24は、給水温度、給水量等に基づき、
注湯温度が設定温度Th0になるように、ガス電磁弁1
7の開度を調節し、ひいてはバーナ14へのガスの供給
量を調節する。
【0013】制御部24は、また、水位センサ26の出
力信号に基づき浴槽11の水位が所定の水位に達したも
のと判断すると、注湯電磁弁18およびガス電磁弁17
を閉弁させる。なお、このときの水位については、制御
部24に一定値を予め入力しておいてもよく、あるいは
水位設定器を設置し、これによって湯張り毎に所望の水
位を設定するようにしてもよい。
【0014】また、制御部24は、追焚スイッチ28か
ら追焚き指令信号が入力されると、ガス電磁弁23に開
弁信号を出力して開弁させ、バーナ22を着火させる。
そして、追焚きされた湯の温度Th1、浴槽11内の湯
量(水位に基づいて演算)等に基づき、浴槽11内の湯
の温度が設定温度Th0になるものと判断すると、電磁
弁23を閉弁させる。
【0015】次に、上記構成からなる風呂釜10の作用
につき、図4から図6に示すフローチャートに基づいて
説明する。自動湯張りスイッチ27がON操作される
と、図4に示す自動湯張りのためのプログラムが実行さ
れる。プログラムのスタート後、ステップ101におい
て注湯電磁弁18が開弁される。続いて、注湯用ガス電
磁弁17が開弁され、バーナ14が着火する(ステップ
102)。これによって、注湯燃焼が開始し、ひいては
浴槽11への注湯が開始する。
【0016】次に、ステップ103において、浴槽11
内の水位が設定水位に達したか否かが判断される。設定
水位に達していなければ、ステップ102に戻り、注湯
燃焼が続行される。設定水位に達していれば、ステップ
104に進み、注湯電磁弁18が閉弁され、続いてガス
電磁弁17が閉弁され、バーナ14が消火される。これ
によって、湯張りが終了する。
【0017】また、追焚きを行う場合には、追焚スイッ
チ28をON操作すると、図5に示す追焚き用のプログ
ラムが実行される。プログラムのスタート後、まずステ
ップ111において追焚電磁弁23が開弁され、バーナ
22に着火される。つまり、追焚燃焼が開始する。次
に、ステップ112において、浴槽11内の温度が設定
温度Th1に達したか否かが判断される。この判断に際
し、浴槽11内の湯の温度が温度センサ25からの出力
信号Th1等に基づいて演算されるのは前述したとおり
である。
【0018】浴槽11内の湯の温度が設定温度Th1
達していなければ、ステップ111に戻り、追焚燃焼が
続行される。湯の温度が設定温度Th1に達していれ
ば、ステップ113において追焚電磁弁23が閉弁さ
れ、追焚燃焼が停止される。これによって、追焚きが終
了する。
【0019】また、追焚き用のプログラムの実行中、図
6に示すプログラムが実行される。このプログラムは、
温度センサ25が故障した場合に、追焚きされた湯
(水)が沸騰するのを検出するためのものであり、この
実施例では0.1秒毎に割り込み処理されている。
【0020】まず、ステップ121において水位センサ
26からの出力信号V1の採取が行われる。そして、ス
テップ122において出力信号V1の採取が10回行わ
れたか否かが判断される。10回採取されていなけれ
ば、ステップ121に戻り、次の割り込み時に出力信号
1の採取が再度行われる。このようにして出力信号V1
の採取が10回行われると、ステップ123に進む。な
お、採取された10個の信号V1は、専用のメモリにそ
れぞれ書き込まれる。
【0021】ステップ123においては、10個の出力
信号V1のうちの最大値Vmaxと最小値Vmin(図2参
照)との差が演算される。そして、 VmaxーVmin≧Vth が成立するか否かが判断される。
【0022】ここで、Vthは、(VmaxーVmin)がVth
以上である場合に追焚きされた湯が沸騰しているものと
判断するために予め設定された閾値であり、この考案が
適用される風呂釜において実際に沸騰を起こさせ、その
ときのVmaxおよびVminに基づいて決定される。この場
合、外乱による誤判断を防止し得るよう、沸騰の判断が
確実に行われる範囲においてできる限り大きく設定する
のが望ましい。
【0023】ステップ123における判断が「NO」で
あれば、ステップ121およびステップ122を繰り返
し、出力信号V1の採取が再び10回行われる。なお、
新たに採取された各出力信号V1は、それぞれ所定のメ
モリに書き込まれる。勿論、前回書き込まれた各出力信
号V1は新たな書き込みと同時に消去される。
【0024】ステップ123における判断が「YES」
であれば、ステップ124に進み、追焚電磁弁23が閉
弁され、追焚燃焼が停止される。これによって、追焚き
が停止される。
【0025】なお、この考案は、上記の実施例に限定さ
れるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において適
宜変更可能である。例えば、上記の実施例においては、
水位センサ26の出力信号を10回採取する毎に新たな
10回の採取を行うようにしているが、10回採取した
後は、新たに1回採取する毎にその採取データと最も古
いデータとを交換するようにしてもよい。この場合に
は、1回の採取が行われる毎に(VmaxーVmin≧Vth)
が成立するか否かが判断される。
【0026】また、上記の実施例においては、温度セン
サ25を設置しているが、この温度センサ25について
は必ずしも必要ではなく、設置しなくともよい。温度セ
ンサ25を設置しない場合には、追焚きに際し浴槽11
内の湯の温度が設定温度Th0に達しても追焚きを自動的
に停止することはできないが、沸騰による追焚きの停止
は上記実施例と同様に行うことができる。
【0027】図7はそのような場合に適する追焚き用の
プログラムを示すものであり、プログラムのスタート
後、ステップ201において追焚電磁弁23が開弁さ
れ、追焚燃焼が開始される。次に、ステップ202にお
いて、水位センサ26から出力される出力信号V1
0.1秒毎に採取される。そして、ステップ203の判
断により、採取が10回行われる。採取が10回行われ
ると、ステップ204において、(VmaxーVmin)≧V
thが成立するか否かが判断される。「NO」であれば、
上記の採取が繰り返される。「YES」であれば、ステ
ップ205において追焚燃焼が停止される。
【0028】図7に示す実施例から明らかなように、こ
の考案は、単に追焚き機能のみを有する風呂釜であれば
適用することができ、そのような場合には、水位センサ
26を設置するだけで、浴槽の水位を検出することがで
きるのみならず、沸騰を検出することができる。沸騰を
検出した場合には、追焚燃焼の停止に代えてあるいはそ
れとともに、ブザー等によって警告するようにしてもよ
い。
【0029】また、沸騰の検出に際し、上記の実施例に
おいては、(VmaxーVmin)≧Vthが1回成立するだけ
で追焚きされた湯が沸騰しているものと判断している
が、外乱による誤判断を極力防止するために、10秒程
度の短時間のうちにそのような条件が複数回に亙って認
められた場合にのみ沸騰しているものと判断するように
してもよい。
【0030】また、上記の実施例においては、水位セン
サ26の出力信号V1の急変時における最大値Vmaxと最
小値Vminとの差が所定の閾値Vthを超えるか否かによ
って沸騰の有無を判断しているが、Vmaxが所定の閾値
を超えた場合、あるいは出力信号V1の微分値が所定の
大きさを超えた場合に沸騰しているものと判断するよう
にしてもよい。これらの条件のいずれか一方または両方
と上記実施例における条件とを組み合わせ、すべての条
件が成立したときのみ沸騰しているものと判断するよう
にしてもよい。この場合にも、条件の成立が所定の短時
間のうちに複数回認められたときにのみ沸騰しているも
のと判断するようにしてもよい。
【0031】さらに、上記の実施例においては、圧力セ
ンサとして水位センサ26を用いているが、水位センサ
26に代えて図8に示す圧力スイッチ36を用いてもよ
い。この圧力スイッチ36は、そのケーシング360の
内部にダイヤフラム361が設けられている。このダイ
ヤフラム361によってケーシング360の内部空間が
圧力室362と大気圧室363とに区画されている。圧
力室362には、導入口364から熱交換器19内の水
が導入されるようになっている。一方、大気圧室363
は、ケーシング360に形成された透孔365を介して
大気に開放されている。
【0032】上記ダイヤフラム361には、ロッド36
6が固定されている。このロッド366の前方で、大気
圧室363の内部には、スイッチ片367が配設されて
いる。このスイッチ片367はその一端が端子368に
固定されている。スイッチ片367の他端は、端子36
9に対して接触離間するようになっており、圧力室36
2の内部の圧力が所定の圧力に達すると、ロッド366
がダイヤフラム361と共にばね370の付勢力に抗し
て圧力室362側から大気圧室363側へ変位すること
により、スイッチ片367が端子369に接触し、圧力
スイッチ36がオン状態になる。勿論、オン状態から圧
力室362の圧力が低下すると、ロッド366がばね3
70の付勢力によって大気圧室363側から圧力室36
2側へ向かって変位せしめられ、スイッチ片367が端
子369から離間して圧力スイッチ36がオフ状態にな
る。なお、スイッチ片367と端子369とが接触する
ときの水圧は、上記の実施例において湯張りが終了する
際の水圧に設定されている。
【0033】上記の圧力スイッチ36は、図3に示す実
施例において、水位センサ26に代えてその設置箇所に
設置される。圧力スイッチ36を用いた実施例におい
て、湯張りを行う場合には、浴槽11の水位が所定の水
位に達すると、スイッチ片367が端子369に接触し
てオン状態になり、このオン信号によって制御部24が
湯張りを終了させる。
【0034】また、追焚きに際しては、追焚きされた水
が沸騰すると、沸騰に伴う熱交換器19内の圧力変動に
より、ロッド366が繰り返し変位する。この結果、図
9に示すように、圧力スイッチ36がオフ信号とオン信
号とを繰り返し出力する。このオフ、オン信号により、
制御部24は追焚きされた水が沸騰しているものと判断
する。この判断に際しては、オン状態からオフ状態への
1回の切り替わりによって沸騰しているものと判断する
ようにしてもよいが、誤判断を防止するために、所定の
時間(例えば5秒〜10秒)の間に所定の回数以上オフ
信号があった場合に沸騰しているものと判断するように
してもよく、あるい所定時間内にオフ信号が所定回数以
上発せられることが複数回繰り返すことによって沸騰と
判断するようにしてもよい。
【0035】また、圧力スイッチ36を用いた上記の実
施例においては、圧力スイッチ36によって水位の検出
をも行っているので、追焚き当初から圧力スイッチ36
がオン状態になっているが、圧力スイッチ36によって
水位を検出しないのであれば、追焚き当初は圧力スイッ
チ36をオフ状態にしておき、沸騰によってオン状態に
切り替わるようにしてもよい。
【0036】
【考案の効果】以上説明したように、この考案の追焚き
用風呂釜における沸騰検出装置によれば、風呂釜内の水
圧を検出する圧力センサを設置し、この圧力センサの出
力値に基づいて追焚きされた水が沸騰していることを判
断するものであるから、温度センサが故障した場合、あ
るいは温度センサが設置されていない場合であっても追
焚きされた水が沸騰していることを検出することがで
き、沸騰の検出に基づいて追焚燃焼を停止したり、ある
いはブザー等によって警告することにより、沸騰の続行
による事故を未然に防止することができる。また、単に
追焚き機能だけを有する通常の風呂釜にこの考案を適用
した場合には、圧力センサを設置するだけで水位の検出
および沸騰の検出を行うことができる等の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実用新案登録請求の範囲の請求項1に対応した
ブロック図である。
【図2】追焚きされた水が沸騰していない状態から沸騰
した状態までにおける水位センサの出力値を示す図であ
る。
【図3】この考案の一実施例の概略構成を示す図であ
る。
【図4】湯張り用のフローチャートを示す図である。
【図5】追焚き用のフローチャートを示す図である。
【図6】沸騰を検出するためのフローチャートを示す図
である。
【図7】追焚き用のフローチャートの他の例を示す図で
ある。
【図8】圧力センサとして用いられる圧力スイッチの一
例を示す断面図である。
【図9】追焚きされた水が沸騰していない状態から沸騰
した状態までにおける圧力スイッチの出力信号を示す図
である。
【符号の説明】
1 浴槽 2 風呂釜 3 水位センサ 4 判断手段 10 風呂釜 24 制御手段 26 水位センサ(圧力センサ) 36 圧力スイッチ(圧力センサ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小野寺 修一 神奈川県大和市深見台3丁目4番地 株 式会社ガスター内 (72)考案者 木村 新吾 神奈川県大和市深見台3丁目4番地 株 式会社ガスター内 (72)考案者 足達 啓一 神奈川県大和市深見台3丁目4番地 株 式会社ガスター内 (72)考案者 山口 心司 神奈川県大和市深見台3丁目4番地 株 式会社ガスター内 (72)考案者 渡辺 美仁 神奈川県大和市深見台3丁目4番地 株 式会社ガスター内 (56)参考文献 特開 平2−219951(JP,A) 実開 昭57−14744(JP,U) 実開 昭61−170953(JP,U)

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽内の水を追焚きする風呂釜におい
    て、風呂釜の内部の水圧を検出する圧力センサと、この
    圧力センサから出力される出力信号に基づいて追焚きさ
    れた水が沸騰していると判断する判断手段とを備えたこ
    とを特徴とする追焚き用風呂釜における沸騰検出装置。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、前記圧力センサから出
    力される出力信号の最大値と最小値との差が所定の閾値
    を超えた場合に追焚きされた水が沸騰していると判断す
    ることを特徴とする請求項1に記載の追焚き用風呂釜に
    おける沸騰検出装置。
  3. 【請求項3】前記判断手段は、前記圧力センサから出力
    される出力信号の最大値が所定の閾値を超えた場合に追
    焚きされた水が沸騰していると判断することを特徴とす
    る請求項1に記載の追焚き用風呂釜における沸騰検出装
    置。
  4. 【請求項4】前記圧力センサは、水圧の大きさに応じて
    出力信号値が変化する水位センサであることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の追焚き用
    風呂釜における沸騰検出装置。
  5. 【請求項5】前記圧力センサは、所定の水圧を境にして
    オン状態とオフ状態とに切り替わる圧力スイッチである
    ことを特徴とする請求項1に記載の風呂釜における沸騰
    検出装置。
  6. 【請求項6】前記判断手段は、前記圧力スイッチから出
    力されるオン信号とオフ信号との切り替わりに基づいて
    追焚きされた水が沸騰していると判断することを特徴と
    する請求項5に記載の風呂釜における沸騰検出装置。
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