JP3283317B2 - 浴槽用湯張装置 - Google Patents

浴槽用湯張装置

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JP3283317B2
JP3283317B2 JP01847293A JP1847293A JP3283317B2 JP 3283317 B2 JP3283317 B2 JP 3283317B2 JP 01847293 A JP01847293 A JP 01847293A JP 1847293 A JP1847293 A JP 1847293A JP 3283317 B2 JP3283317 B2 JP 3283317B2
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hot water
water supply
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bathtub
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純 中村
博 吉本
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株式会社ハーマンプロ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽に湯水を供給する
給湯手段と、前記浴槽への目標給湯量を設定する目標給
湯量設定手段と、前記浴槽への給湯量を検出する検出手
段と、その検出手段にて検出される給湯量が前記目標給
湯量になると給湯停止信号を出力する制御手段とを備え
た浴槽用湯張装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる浴槽用湯張装置では、従来、目標
給湯量設定手段を、目標給湯量の増減指示を行う指示入
力によって目標給湯量を変更できるようにしており、浴
槽を変更する等のために目標給湯量を変更する必要があ
る場合は、その指示入力によって設定変更していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、目標給
湯量の増減指示による設定であるために、設定と実際の
浴槽の水位の対応が正確につかめず、給湯を所望の水位
で適正に停止させるには、目標給湯量設定手段による目
標給湯量の設定と実際の給湯とを繰り返して最適の目標
給湯量を求める必要があり、非常に手間のかかるものと
なっており、改善が望まれていた。本発明は、上記実情
に鑑みてなされたものであって、その目的は、所望の水
位に適確に対応した、適正な目標給湯量の設定を容易に
行える浴槽用湯張装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の浴槽用湯張装置
は、浴槽に湯水を供給する給湯手段と、前記浴槽への目
標給湯量を設定する目標給湯量設定手段と、前記浴槽へ
の給湯量を検出する検出手段と、その検出手段にて検出
される給湯量が前記目標給湯量になると給湯停止信号を
出力する制御手段とを備えたものであって、その特徴構
成は、前記目標給湯量設定手段は、前記目標給湯量の変
更を指示する指示手段と、前記目標給湯量を記憶する記
憶手段と、前記指示手段にて変更が指示された場合に
は、前記浴槽へ給湯を開始してから手動操作により給湯
を終了するまでの間において前記検出手段にて検出され
た給湯量を前記目標給湯量として前記記憶手段に記憶さ
せる記憶制御手段とを備えて構成されている点にある。
【0005】
【作用】本発明の特徴構成によれば、目標給湯量の変更
を行う場合、指示手段によって目標給湯量の変更を指示
した後、浴槽へ給湯を開始し、所望の水位まで給湯して
手動操作により給湯を終了すると、記憶制御手段は、浴
槽へ給湯を開始してから手動操作により給湯を終了する
までの間において検出手段が検出した給湯量を目標給湯
量として記憶手段に記憶する。従って、目標給湯量を所
望の水位に適確に対応させることができる。上記の如く
して目標給湯量の設定を変更すると、制御手段は、検出
手段が検出する浴槽への給湯を開始してからの給湯量
が、新たに設定された目標給湯量になると、給湯停止信
号を出力する。
【0006】
【発明の効果】上記特徴構成によれば、上記の如く、目
標給湯量を所望の水位に適確に対応させることができる
ため、適正な目標給湯量の設定を容易に行うことができ
るのである。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、浴槽1に給湯路W3を介して湯水を
供給する給湯手段としての給湯器Aと、その給湯器Aに
対して指令を与えるリモートコントローラRとが設けら
れ、浴槽用給湯装置が構成されている。
【0008】給湯器Aには、バーナ4と、バーナ4によ
り加熱される水加熱用の熱交換器2と、制御部3とが設
けられている。熱交換器2に水を供給する給水路W1に
は、浴槽1への給湯量を検出する検出手段としての水量
センサS1と、入水温を検出する入水温センサS2とが
介裝されている。熱交換器2からの湯を給湯路W3に供
給する出湯路W2には、給湯路W3への出湯量を調整す
る流量調整弁8と、給湯を断続する断続弁9と、浴槽1
への給湯温を検出する給湯温検出手段としての出湯温セ
ンサS3とが介裝されている。バーナ4に燃料ガスを供
給するガス供給路G1には、ガス供給を断続するガス弁
10と、ガス供給量を調整するガス量調整弁11とが介
裝されている。
【0009】浴槽1の湯供給口には、風呂アダプタ15
が設けられ、その風呂アダプタ15に浴槽水温度を検出
する浴槽温検出手段としての浴槽温センサS4が介裝さ
れている。尚、図中17は、バキュームブレーカであ
る。
【0010】リモートコントローラRには、図4に示す
ように、給湯運転の開始停止を指令する運転スイッチ2
0、浴槽1への湯張を指令する湯張スイッチ21、浴槽
1への目標給湯量を変更を指示する指示手段としての設
定スイッチ22、浴槽水の目標温度を設定する温度設定
器23、浴槽水の目標温度を表示する温度表示器24等
が設けられている。
【0011】制御部3は、マイクロ・コンピュータを主
要部として構成され、水量センサS1と、入水温センサ
S2と、出湯温センサS3と、浴槽温センサS4と、流
量調整弁8と、断続弁9と、ガス弁10と、ガス量調整
弁11と、リモートコントローラRとが接続され、浴槽
用湯張装置の給湯運転を制御するように構成されてい
る。尚、制御部3には、温度設定器23にて設定される
浴槽水の目標温度、及び、後述する目標給湯量設定手段
Tにて設定される浴槽1への目標給湯量を記憶する記憶
手段としてのメモリー3aが備えられている。
【0012】次に、図2に示すフローチャートに基づい
て、浴槽1への目標給湯量を設定する際の制御部3の動
作を説明する。先ず、設定スイッチ22が「ON」か
「OFF」かを判断して、設定スイッチ22が「OF
F」の状態であれば何もせず終了する。設定スイッチ2
2が押し操作されて「ON」状態になっていると、湯張
スイッチ21が押し操作されて「ON」状態になるまで
待機し、湯張スイッチ21が押し操作されて「ON」状
態になると、給湯量、即ち、水量センサS1が検出する
流量を積算した流量積算値をクリアした後、給湯用バー
ナ4に点火し、断続弁9を開いて給湯を開始する。
【0013】浴槽1への給湯を開始すると、水量センサ
S1が検出する流量を積算して、給湯を開始してからそ
の時点までの流量積算値すなわち給湯を開始してからそ
の時点までの給湯量を求めるのである。この後、湯張ス
イッチ21が再度押し操作されて「OFF」状態になる
まで流量を積算しながら待機し、湯張スイッチ21が
「OFF」状態になると、給湯停止信号を出力して給湯
を停止する。つまり、操作者が浴槽1の水位が所望の水
位になったことを確認して、湯張スイッチ21を再度押
し操作するまで、浴槽1への給湯が継続されるのであ
る。浴槽1への給湯を停止した後、給湯を開始してから
手動操作により給湯を終了するまでの流量積算値、即
ち、給湯を開始してから手動操作により給湯を終了する
までの給湯量を、記憶手段としてのメモリー3aに目標
給湯量として記憶し、最後に設定スイッチ22を「OF
F」状態にリセットする。
【0014】次に、図3に示すフローチャートに基づい
て、自動給湯における制御部3の動作を説明する。尚、
この自動給湯の制御作動は、前記設定スイッチ22が
「OFF」の状態のときに湯張スイッチ21が「ON」
に操作されると実行されるものである。先ず、湯張スイ
ッチ21が「ON」か「OFF」かを判断する。湯張ス
イッチ21が押し操作されて「ON」状態になると、水
量センサS1が検出する流量を積算した流量積算値をク
リアした後、給湯用バーナ4を点火し、断続弁9を開い
て給湯を開始する。この後、水量センサS1が検出する
流量を積算しながら、給湯を開始してからその時点まで
の流量積算値、すなわち、給湯を開始してからその時点
までの給湯量が、上記のように設定した目標給湯量に達
するまで給湯を継続して、給湯量が目標給湯量に達する
と給湯停止信号を出力して給湯を停止する。そして最後
に湯張スイッチ21を「OFF」状態にリセットする。
【0015】従って、水量センサS1は浴槽1への給湯
量を検出する検出手段として機能し、制御部3は水量セ
ンサS1にて検出される給湯量が目標給湯量になると給
湯停止信号を出力する制御手段100として機能する。
又、制御部3は、設定スイッチ22にて変更が指示され
た場合には浴槽1へ給湯を開始してから手動操作により
給湯を終了するまでの間において水量センサS1にて検
出された給湯量を目標給湯量としてメモリー3aに記憶
させる記憶制御手段101として機能し、従って、浴槽
1への目標給湯量を設定する目標給湯量設定手段Tは、
制御部3、及び、設定スイッチ22にて構成される。
【0016】〔別実施例〕以下、別実施例を列記する。 上記実施例では、目標給湯量を設定する際、リモー
トコントローラRに設けられた湯張スイッチ21にて給
湯の開始及び停止を指示していたが、浴槽1へ給湯する
ための端末部としてカランを設け、カランの開閉にて給
湯を開始及び停止させて、カランを開けて給湯を開始し
てから、カランを閉じて給湯を終了するまでの給湯量を
目標給湯量として設定するようにしても良い。
【0017】 上記実施例では、浴槽1への給湯量を
検出する検出手段として、単位時間当たりの流量を検出
する水量センサS1を用いているが、浴槽1に水位セン
サが設けられ、給湯量を浴槽1の水位として検出するよ
うにしても良い。 又、前記検出手段として、制御部3に時計などの時
間計測手段が設けられ、給湯量を、給湯の開始から停止
までの時間として検出するようにしても良い。
【0018】 上記実施例では、制御手段100は給
湯停止信号を出力して給湯を停止させているが、給湯停
止信号としてブザー等を鳴らすようにして、給湯を停止
する作業を操作者が行うようにしても良い。
【0019】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる浴槽用湯張装置の構成
【図2】本発明の実施例にかかるフローチャート
【図3】本発明の実施例にかかるフローチャート
【図4】本発明の実施例にかかるリモートコントローラ
の正面図
【符号の説明】
A 給湯手段 S1 検出手段 T 目標給湯量設定手段 1 浴槽 3a 記憶手段 22 指示手段 100 制御手段 101 記憶制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/00 602

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽(1)に湯水を供給する給湯手段
    (A)と、前記浴槽(1)への目標給湯量を設定する目
    標給湯量設定手段(T)と、前記浴槽(1)への給湯量
    を検出する検出手段(S1)と、その検出手段(S1)
    にて検出される給湯量が前記目標給湯量になると給湯停
    止信号を出力する制御手段(100)とを備えた浴槽用
    湯張装置であって、 前記目標給湯量設定手段(T)は、前記目標給湯量の変
    更を指示する指示手段(22)と、 前記目標給湯量を記憶する記憶手段(3a)と、 前記指示手段(22)にて変更が指示された場合には、
    前記浴槽(1)へ給湯を開始してから手動操作により
    湯を終了するまでの間において前記検出手段(S1)に
    て検出された給湯量を前記目標給湯量として前記記憶手
    段(3a)に記憶させる記憶制御手段(101)とを備
    えて構成されている浴槽用湯張装置。
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