JPH0689331A - アニメーション編集装置 - Google Patents

アニメーション編集装置

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JPH0689331A
JPH0689331A JP23858192A JP23858192A JPH0689331A JP H0689331 A JPH0689331 A JP H0689331A JP 23858192 A JP23858192 A JP 23858192A JP 23858192 A JP23858192 A JP 23858192A JP H0689331 A JPH0689331 A JP H0689331A
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Mitsuaki Fukuda
充昭 福田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、アニメーションデータの編集処理
を行なうアニメーション編集装置に関し、編集作業の容
易化及びアニメーションファイルのコンパクト化が可能
となる装置の提供を目的とする。 【構成】 複数のメディアについて同一アニメーション
の表現内容を各々示すデータが入力される手段10と、
各メディアのアニメーション表現内容について属性の時
間的な変化を示すデータが入力される手段12と、アニ
メーション表現内容が示される各入力データと属性の時
間的な変化が示される入力データとを同一のアニメーシ
ョンファイルに格納する手段14と、アニメーションフ
ァイルの格納データで示される各メディアのアニメーシ
ョン表現内容を再生する手段16と、再生された各アニ
メーション表現内容の属性をアニメーションファイルの
格納データに従い時間の経過とともに変化させる手段1
8と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アニメーションデータ
の編集処理を行なうアニメーション編集装置に関するも
のである。
【0002】この種の装置では、コンピュータを用いて
アニメーションのデータファイル(アニメーションファ
イル)が作成され、そのファイルをリードアクセスする
ことによりアニメーションの再生が行なわれる。
【0003】
【従来の技術】図18において、同一のアニメーション
を形成するデータA,B,C(例えば、データAは画像
イメージ,データBは音声,データCは文字)が予め用
意され、これらデータA,B,Cがアニメーションファ
イルの先頭から後尾へ向い順に連結される。
【0004】そしてアニメーションの再生時にはアニメ
ーションファイルがオープンされて各データA,B,C
が順に読み出され、その結果、データA,B,Cの示す
アニメーションが再生される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】アニメーションのスト
ーリを変更する場合、その変更部分のシーンが前後とわ
ずかに異なるときであっても、変更部分のシーンに関す
るデータを全て作成して既存のデータ(A,B,C)へ
各々挿入し、これらのデータ(A,B,C)を連結する
作業が必要となる(図18参照)。
【0006】したがって従来においては、アニメーショ
ンファイルの作成に時間,労力が費やされ、また、スト
ーリの長さとともにアニメーションファイルの容量が増
加する。
【0007】本発明は上記従来の事情に鑑みて為された
ものであり、その目的は、編集作業の容易化及びアニメ
ーションファイルのコンパクト化が可能となる装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる装置は以下のように構成されてい
る。
【0009】/* 第1発明 */ 図1において、複数のメディアについて同一アニメーシ
ョンの表現内容を各々示すデータが入力される表現内容
データ入力手段10と、各メディアのアニメーション表
現内容について属性の時間的な変化を示すデータが入力
される属性制御データ入力手段12と、アニメーション
表現内容が示される入力データと属性の時間的な変化が
示される入力データとを同一のアニメーションファイル
に格納するアニメーションファイル作成手段14と、ア
ニメーションファイルの格納データで示される各メディ
アのアニメーション表現内容を再生する表現内容再生手
段16と、再生された各アニメーション表現内容の属性
をアニメーションファイルの格納データに従い時間の経
過とともに変化させる再生属性変化手段18と、を有す
る。
【0010】/* 第2発明 */ 図2において、複数のアニメーション画像について画像
表現の内容を示すデータが入力される画像データ入力手
段20と、アニメーション表示制御データが入力される
表示制御データ入力手段22と、アニメーション画像の
表現内容が示されるデータと表示制御の入力データとを
同一のアニメーションファイルに格納するアニメーショ
ンファイル作成手段24と、アニメーション画像の表現
内容が示される各データをアニメーションファイルから
読み出して複数のメモリへ個別に書き込む画像データ読
出手段28と、表示制御のデータをアニメーションファ
イルから読み出して該データに従い各メモリの内容から
単一画像の表示データを作成する表示データ作成手段3
0と、作成された表示データの示すアニメーション画像
を表示するアニメーション表示手段32と、を有する。
【0011】/* 第3発明 */ 図3において、複数の分割領域に対応のアニメーション
画像を各々表示するアニメーション表示手段34と、表
示される各アニメーション画像について画像表現の内容
を示すデータが入力される画像データ入力手段36と、
各分割領域と各アニメーション画像の表現内容との対応
関係が示されるデータを入力する対応付けデータ入力手
段38と、アニメーション画像の表現内容が示される各
入力データ及び各分割領域と各アニメーション画像の表
現内容との対応関係が示される入力データを同一のアニ
メーションファイルに格納するアニメーションファイル
作成手段40と、アニメーションファイルの格納内容を
用いて各アニメーション画像の表示を制御するアニメー
ション表示制御手段42と、を有する。
【0012】/* 第4発明 */ 図4において、アニメーションの表現内容を各々示す複
数のデータが入力される表現内容データ入力手段44
と、入力された各データを所定の単位長さに分割する入
力データ分割手段46と、各データの分割単位を入力先
頭から後尾へ向いデータ順に選択して逐次連結する分割
単位連結手段48と、全ての分割単位が連結された内容
を単一のアニメーションファイルに格納するアニメーシ
ョンファイル作成手段50と、連結の先頭から後尾へ向
い全ての分割単位をアニメーションファイルから順に読
み出し複数の連続した分割単位で表現されるアニメーシ
ョン内容の再生を繰り返えすアニメーション再生手段5
2と、を有する。
【0013】/* 第5発明 */ 図5において、アニメーション画像の表示内容を各々示
す複数のデータが入力される表示内容データ入力手段5
4と、アニメーション表示の手順を示すデータが入力さ
れる表示手順データ入力手段56と、画像表示内容の各
入力データと表示手順の入力データとを同一のアニメー
ションファイルに格納するアニメーションファイル作成
手段58と、アニメーションファイルにおける表示手順
のデータが示す順序で画像表示内容の各データを読み出
す表示内容データ読出手段60と、読み出されたデータ
で示される内容のアニメーション画像を表示するアニメ
ーション表示手段62と、を有する。
【0014】
【作用】
/* 第1発明 */ 画像イメージ,音声,文字などのように複数のメディア
に関するデータ(アニメーションの表現内容を示すも
の)の他に、それらデータの属性の時間的な変化を示す
データも入力されて両データが同一のアニメーションフ
ァイルに格納され、アニメーション再生内容の属性が時
間の経過とともに変化する。
【0015】/* 第2発明 */ アニメーションの画像データが同一のアニメーションフ
ァイルに複数格納され、これら画像データの表示制御デ
ータも同アニメーションファイルへ格納される。
【0016】そしてアニメーションの再生時には各画像
データが互いに別のメモリへ読み出され、これらメモリ
の内容が前記の制御データに従い切り替え表示され、あ
るいは、合成表示される。
【0017】/* 第3発明 */ 複数の分割領域に各々別のアニメーション内容が表示さ
れ、このため、各アニメーション表示の内容とそれらが
表示される分割領域とを対応付けるデータが入力され
る。
【0018】/* 第4発明 */ アニメーションの表現内容を各々示すデータ(同一メデ
ィアのものでも、また、異なるメディアのものでも良
い)が入力されると、これらが一定の単位長さ(例えば
1フレーム分)に分割され、各分割単位は相互に挿入さ
れた形で順次連結されてから同一のアニメーションファ
イルへ格納される。
【0019】アニメーションの再生時においては、各デ
ータの分割単位がアニメーションファイルの先頭から時
分割的に並行して順次読み出され、従って、それらデー
タのアニメーション表現内容がアニメーションファイル
のオープン時から同時に再生される。
【0020】/* 第5発明 */ 例えばアニメーションの画像データと繰り返し表示を指
示する制御データが入力されると、これらを含むアニメ
ーションファイルが作成される。
【0021】そしてアニメーションの再生時において
は、アニメーションファイル中の各アニメーション画像
が、同ファイルの前記制御データに従い、繰り返して表
示される。
【0022】但し、この制御データは表示の手順を示す
ものであり、外部入力や動作環境を取り込み、それらに
応じて表示の順序を自動的に変更する内容とすることも
可能である。
【0023】
【実施例】図6においてキーボード600,マウス60
2からデータ処理装置604へアニメーション編集の指
示が入力されている。
【0024】また、キーボード602は文字列の入力に
使用されており、マウス602はイメージ(静止画,動
画),音声(効果音,音楽も含まれる)の作成,修正に
使用されている。
【0025】さらに、イメージリーダ606からは静止
画像(写真など)のイメージが入力され、画像音声入力
装置608(VTR,CD−ROMなど)からは動画像
のイメージ及び音声が入力される。
【0026】データ処理装置604ではこれらの入力を
用いたアニメーション編集の処理がキーボード入力,マ
ウス入力に従って行なわれ、その処理で得られたアニメ
ーションファイルはハードディスク610へ格納され
る。
【0027】そしてアニメーションの再生時にはハード
ディスク610のアニメーションファイルがオープンさ
れ、そのファイル内容の示す画像イメージ,文字列がデ
ィスプレイ612で表現される。
【0028】また、オープンされたアニメーションファ
イルの内容が示す音声の信号はデータ処理装置604か
ら音声再生装置614へ送出され、この音声再生装置6
14で音声の再生出力が得られる。
【0029】なお、データ処理装置604には画像メモ
リ616が設けられており、その画像メモリ616はデ
ィスプレイ612で表示されるデータを格納する複数の
表示メモリを有している(図7参照)。
【0030】図7では、ハードディスク610のアニメ
ーションファイル(1,2・・・N)に格納されるデー
タが説明されており、これらのアニメーションファイル
はアニメーションデータ(アニメーションの表現内容と
なる画像イメージ,音声,文字のデータ),属性制御デ
ータ,合成制御データ,領域分割制御データ,手順制御
データで各々形成されている。
【0031】また同図において、データ処理装置604
には入力編集プログラム実行部700,再生管理プログ
ラム実行部702,アニメーション再生プログラム実行
部704,属性制御プログラム実行部706,合成制御
プログラム実行部708,領域分割制御プログラム実行
部710,手順制御プログラム実行部712が設けられ
ており、入力編集プログラム実行部700では、アニメ
ーションデータ,属性制御データ,合成制御データ,領
域分割データ,手順制御データを入力に応じ編集して同
一のアニメーションファイルへ格納する内容の処理が行
なわれ、実行部704,706,708,710,71
2は再生管理プログラム実行部702により起動され
る。
【0032】図8ではアニメーション再生の表示色に関
する属性制御データが説明されており、表示色の属性制
御データは表示色変更の時刻,パレット番号,RGB値
をフィールドとするレコードのリストとされている。
【0033】この属性制御データを含むアニメーション
ファイルが入力編集プログラム実行部700により作成
されてから、アニメーションの再生を指示するユーザ入
力が再生管理プログラム実行部702に与えられると、
アニメーション再生プログラム実行部704,属性制御
プログラム実行部706で図9の処理が行なわれる。
【0034】図9において、アニメーションファイルが
リードアクセスされてアニメーションデータ(画像イメ
ージ)がアニメーションファイルから読み出されると
(ステップ900)、この画像イメージが画像メモリ6
16に書き込まれ(ステップ902)、パレット変換が
行なわれて表示色が変更されてから(ステップ90
4)、画像メモリ616の画像イメージがディスプレイ
612へ転送され、表示される(ステップ906)。
【0035】ここで、属性制御プログラム実行部706
においては、現在の時刻が属性制御データにおけるレコ
ードの時刻と一致したときに同レコードが示すものへ表
示色を変更するパレット変換処理が行なわれており、し
たがって、アニメーションの表示色が属性制御データに
従い時間の経過とともに自動的に変化する。
【0036】この表示色変化(パレット変換)を行なう
ためにはわずかな量の属性制御データのみで足り、表示
色変化部分のフレーム分の画像イメージを用意すること
が不要となる。
【0037】なお、音声(音の高さ,大きさなど),文
字(字体,大きさなど)についても同様な処理を行な
え、この場合には、それらの内容を含む属性制御データ
が予め用意される。
【0038】図10(A),(B),(C)には合成制
御データの例が各々示されており、図11では合成制御
プログラム実行部708で行なわれる処理の内容が説明
されている。
【0039】その処理の際には複数の画像イメージが予
め用意されて画像メモリ616の表示メモリ(1フレー
ム分の容量を有する)へアニメーション再生プログラム
実行部704により予め格納されており(別々の表示メ
モリへ格納)、合成制御データの種別を判定し(ステッ
プ1100,1102,1104,1106・・・)、
各表示メモリの内容を編集した内容のデータをディスプ
レイ612へ転送する(ステップ1150,1152,
1154,1156・・・)という内容の処理が合成制
御プログラム実行部708で行なわれる。
【0040】例えば図10(A)に示された合成制御デ
ータの場合、時刻の経過とともに、ある表示メモリの画
像イメージ(フレーム)と他の表示メモリの画像イメー
ジとが切替表示される。
【0041】また、図10(B)に示された合成制御デ
ータの場合、時刻の経過と共に各表示メモリの画像イメ
ージの重み付けを変更してそれらを重ね合わせた合成イ
メージが作成され、これらの合成イメージがディスプレ
イ162で順に表示される。
【0042】そして、図10(C)に示された合成制御
データの場合では、ある画像イメージが表示されてか
ら、この表示が他の画像イメージのものへ横方向ワイプ
で切り替えられる。
【0043】このような表示の切替や合成を行なうため
には、図10のようにわずかな量の合成制御データのみ
を用意するのみで足り、その間において表示すべき画像
イメージを予め作成することは必要とされない。
【0044】図12には領域分割制御データの側が示さ
れており、このデータは表示画面における分割領域の番
号,領域端の座標,領域表示の時刻,優先度をフィール
ドとするレコードのリストとされている。
【0045】図13では領域分割制御データを用いて領
域分割制御プログラム実行部710で行なわれる処理の
内容が説明されており、その処理は現時刻とレコード中
の表示時刻との一致が確認されたときに開始され、最初
にそのレコードにおける領域(領域番号→領域定義デー
タ)と優先度のフィールド内容が確認される(ステップ
1300,1302)。
【0046】そして、領域フィールドの内容が示す画像
メモリ616の分割領域相当部分へ該当の画像イメージ
を優先度フィールドの内容が示す順序で書き込む処理
(ステップ1304)が行なわれ、画像メモリ616の
内容がディスプレイ612へ転送される(ステップ13
06)。
【0047】図12の場合では、時刻1において領域1
の画像イメージが表示され、これをバックグラウンドと
して領域2の画像イメージが上書きされる。
【0048】このように、既存の画像イメージを貼り合
わせる(複数のアニメーションを画面上に分割表示す
る)新たな画像イメージを自動的に生成でき、その複雑
な画像イメージを作成する作業が不要となる。
【0049】図14には本実施例のアニメーションファ
イルが示されており、同図から理解されるように、アニ
メーション1,2の各フレーム分がファイル先頭から後
尾へ向い交互に配置される(各制御データはフレーム間
へ挿入される)。
【0050】そしてアニメーション再生プログラム実行
部704ではアニメーションファイルが先頭から読み出
され、したがって、アニメーションファイル2の第1フ
レームが読み出された時点で、アニメーションファイル
1,2の第1フレームを互いに利用した表示が可能とな
る。
【0051】なお、同一アニメーションの画像イメー
ジ,音声の各フレーム分がアニメーションファイル中に
交互に配置されていた場合には、それらの第1フレーム
分が読み出された時点で画像,音声を直ちに再生でき
る。
【0052】図15(A)には手順制御データのフォー
マットが示されており、図15(B)では繰り返しコマ
ンドが、図15(C)では固定の条件分岐コマンドが、
図15(D)ではマウス入力による条件分岐のコマンド
が、各々説明されている(この他、変数演算などのコマ
ンドを用意しても良い)。
【0053】図16(A)で図15における繰り返しコ
マンドと固定の条件分岐コマンドの組み込み例が説明さ
れており、同図ではこれらのコマンドが画像イメージの
フレーム間に挿入されている(画像イメージ,音声,文
字の1フレーム分を単位としたデータ間へ挿入しても良
い)。
【0054】図16(B)では図16(A)の場合にお
ける表示動作が説明されており、画像イメージ1,2,
3の各フレームを順に2回表示してから画像イメージ
1,3の両フレームを順に2回表示する手順の表示制御
が繰り込みの両コマンドに従って行なわれる。
【0055】図17(A)では図15(B)における繰
り返しコマンドと図15(D)におけるマウス入力によ
る条件分岐コマンドを使用した組み込み例が説明されて
おり、図17(B)にはこの例における表示動作が説明
されている。
【0056】図17(B)において、ループに入って画
像イメージ1,2,3の各フレームが順に2回表示され
たときにマウスボタンがオンされる。これにより画像イ
メージ2のフレーム表示(ループの3回目)が省略さ
れ、画像フレーム3のフレーム表示(ループの3回目)
が直ちに行なわれる。その際にマウスボタンが再びオフ
されており、このため、画像イメージ1,2,3の各フ
レームが順に表示される(ループの最後となる4回
目)。
【0057】以上説明したように本実施例によれば、表
示色,音量,字種などのように、アニメーションを表示
する内容となる画像イメージ,音声,文字の属性を変化
させる制御(図8,図9参照)、また、ワイプ,フェー
ドイン,フェードアウト,カットバックなどのように複
数の画像イメージを絡み合わせてアニメーションを表現
する制御(図10,図11参照)、そして、複数のアニ
メーションを一画面内に貼り合わせる制御(図12,図
13参照)が、アニメーションファイルへわずかな量の
制御データ(属性制御データ,合成制御データ,領域分
割制御データ)を挿入するのみで、可能となる。
【0058】すなわち、これらの複雑な表現力に溢れる
アニメーション再生を行なう膨大なデータを用意するこ
とが不要となり、したがって、そのアニメーションファ
イルを作成する編集作業が著しく容易で効率的なものと
なり、しかも、アニメーションファイルが極めてコンパ
クトなものとなる。
【0059】さらに、アニメーションの再生内容がフレ
ーム単位に分割され、各フレーム分がファイル内で再生
順に配列されることから(図14参照)、アニメーショ
ンファイルをリードアクセスしながら複数のアニメーシ
ョンを同時に再生することも可能となる(図14では、
2つの画像イメージを切り替えたり、貼り合わせること
が可能)。
【0060】その上、アニメーションファイル中に手順
制御コマンドを挿入することで、アニメーションを部分
的に繰り返して再生し、条件に応じて分岐するなど、イ
ンテリジェントなアニメーションの再生機能を容易かつ
自由に実現することも可能となる(図15,図16,図
17参照)。
【0061】そして、このアニメーション再生は外部入
力に応じて行なえ、したがって、ユーザがアニメーショ
ンのストーリを任意に変化させることも可能となる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ニメーションファイル容量を増加させることなく表現力
に溢れたアニメーションを効率良く容易に編集すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の原理説明図である。
【図2】第2発明の原理説明図である。
【図3】第3発明の原理説明図である。
【図4】第4発明の原理説明図である。
【図5】第5発明の原理説明図である。
【図6】実施例の構成説明図である。
【図7】実施例各部の構成説明図である。
【図8】表示色の属性制御データ説明図である。
【図9】表示色の属性制御手順を説明するフローチャー
トである。
【図10】合成制御データの説明図である。
【図11】合成制御の処理手順を説明するフローチャー
トである。
【図12】領域分割制御データの説明図である。
【図13】領域分割制御の処理手順を説明するフローチ
ャートである。
【図14】アニメーションファイルの構成説明図であ
る。
【図15】手順制御データの説明図である。
【図16】手順制御の処理内容説明図である。
【図17】手順制御の処理内容説明図である。
【図18】従来技術の構成説明図である。
【符号の説明】
600 キーボード 602 マウス 604 データ処理装置 606 イメージリーダ 608 画像音声入力部 610 ハードディスク 612 ディスプレイ 614 音声再生装置 616 画像メモリ 700 入力編集プログラム実行部 702 再生管理プログラム実行部 704 アニメーション再生プログラム実行部 706 属性制御プログラム実行部 708 合成制御プログラム実行部 710 領域分割制御プログラム実行部 712 手順制御プログラム実行部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメディアについて同一アニメーシ
    ョンの表現内容を各々示すデータが入力される表現内容
    データ入力手段(10)と、 各メディアのアニメーション表現内容について属性の時
    間的な変化を示すデータが入力される属性制御データ入
    力手段(12)と、 アニメーション表現内容が示される各入力データと属性
    の時間的な変化が示される入力データとを同一のアニメ
    ーションファイルに格納するアニメーションファイル作
    成手段(14)と、 アニメーションファイルの格納データで示される各メデ
    ィアのアニメーション表現内容を再生する表現内容再生
    手段(16)と、 再生された各アニメーション表現内容の属性をアニメー
    ションファイルの格納データに従い時間の経過とともに
    変化させる再生属性変化手段(18)と、 を有する、ことを特徴としたアニメーション編集装置。
  2. 【請求項2】 複数のアニメーション画像について画像
    表現の内容を示すデータが入力される画像データ入力手
    段(20)と、 アニメーション画像の表示制御データが入力される表示
    制御データ入力手段(22)と、 アニメーション画像の表現内容が示されるデータと表示
    制御の入力データとを同一のアニメーションファイルに
    格納するアニメーションファイル作成手段(24)と、 アニメーション画像の表現内容が示される各データをア
    ニメーションファイルから読み出して複数のメモリへ個
    別に書き込む画像データ読出手段(28)と、 表示制御のデータをアニメーションファイルから読み出
    して該データに従い各メモリの内容から単一画像の表示
    データを作成する表示データ作成手段(30)と、 作成された表示データの示すアニメーション画像を表示
    するアニメーション表示手段(32)と、 を有する、ことを特徴としたアニメーション編集装置。
  3. 【請求項3】 複数の分割領域に対応したアニメーショ
    ン画像を各々表示するアニメーション表示手段(34)
    と、 表示される各アニメーション画像について画像表現の内
    容を示すデータが入力される画像データ入力手段(3
    6)と、 各分割領域と各アニメーション画像の表現内容との対応
    関係が示されるデータを入力する対応付けデータ入力手
    段(38)と、 アニメーション画像の表現内容が示される各入力データ
    及び各分割領域と各アニメーション画像の表現内容との
    対応関係が示される入力データを同一のアニメーション
    ファイルに格納するアニメーションファイル作成手段
    (40)と、 アニメーションファイルの格納内容を用いて各アニメー
    ション画像の表示を制御するアニメーション表示制御手
    段(42)と、 を有する、ことを特徴としたアニメーション編集装置。
  4. 【請求項4】 アニメーションの表現内容を各々示す複
    数のデータが入力される表現内容データ入力手段(4
    4)と、 入力された各データを所定の単位長さに分割する入力デ
    ータ分割手段(46)と、 各データの分割単位を入力先頭から後尾へ向いデータ順
    に選択して逐次連結する分割単位連結手段(48)と、 全ての分割単位が連結された内容を単一のアニメーショ
    ンファイルに格納するアニメーションファイル作成手段
    (50)と、 連結の先頭から後尾へ向い全ての分割単位をアニメーシ
    ョンファイルから順に読み出し複数の連続した分割単位
    で表現されるアニメーション内容の再生を繰り返すアニ
    メーション再生手段(52)と、 を有する、ことを特徴としたアニメーション編集装置。
  5. 【請求項5】 アニメーション画像の表示内容を各々示
    す複数のデータが入力される表示内容データ入力手段
    (54)と、 アニメーション表示の手順を示すデータが入力される表
    示手順データ入力手段(56)と、 画像表示内容の各入力データと表示手順の入力データと
    を同一のアニメーションファイルに格納するアニメーシ
    ョンファイル作成手段(58)と、 アニメーションファイルにおける表示手順のデータが示
    す順序で該ファイルからアニメーション表示内容の各デ
    ータを読み出す表示内容データ読出手段(60)と、 読み出されたデータで示される内容のアニメーション画
    像を表示するアニメーション表示手段(62)と、 を有する、ことを特徴としたアニメーション編集装置。
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JP2001229391A (ja) * 1999-12-02 2001-08-24 Canon Inc 画像ファイル中のアニメーションの符号化方法
JP2019004804A (ja) * 2017-06-26 2019-01-17 株式会社クボタ 作業機に備えられる表示装置

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