JP2001169237A - 動画編集再生装置 - Google Patents

動画編集再生装置

Info

Publication number
JP2001169237A
JP2001169237A JP2000021659A JP2000021659A JP2001169237A JP 2001169237 A JP2001169237 A JP 2001169237A JP 2000021659 A JP2000021659 A JP 2000021659A JP 2000021659 A JP2000021659 A JP 2000021659A JP 2001169237 A JP2001169237 A JP 2001169237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving image
unit
scene
reproduction
scenario
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000021659A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Katayama
修 片山
Chuichi Kikuchi
忠一 菊池
Takamasa Koyama
隆正 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000021659A priority Critical patent/JP2001169237A/ja
Publication of JP2001169237A publication Critical patent/JP2001169237A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチメディア分野におけるマルチメディア
コンテンツを利用したシナリオの作成方法とそれに伴う
動画や音声やイメージや文書データとの再生方法と編集
方法に関して、シナリオをシーンの集まりとして1つの
テキストファイルで一括管理し、シナリオをシーン単位
に編集再生可能としたものである。 【解決手段】 MPEG方式で圧縮されたデジタル動画
データ、またはAVI、ASFなどのファイル形式のデ
ジタル動画データを、標準の再生方法により動画のフレ
ーム情報を利用し、文書データのページとデジタル動画
データの開始と終了位置で文書のページと動画の再生区
間を設定する複数のシーンからなるシナリオを作成する
手段と、動画再生において再生位置を検出する手段と、
シナリオをシーン単位に読み込み文書データのページと
デジタル動画データの再生区間を同時に再生する手段を
利用することにより、上記目的を達成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチメディア分
野におけるマルチメディアコンテンツを利用するとき
に、文書データの内容に密着に関係した動画や音声を文
書データと同時に利用するものであり、シナリオの作成
方法とそれに伴う動画や音声やイメージや文書データと
の再生方法と編集方法を実現する動画編集再生装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】マルチメディア分野におけるマルチメデ
ィアコンテンツを利用したシナリオの作成方法とそれに
伴う動画や音声やイメージや文書データとの再生方法と
編集方法に関して従来行われている方法としては、特開
平9-81768号のように、複数の制御情報からなるシナリ
オを用いる方法がある。
【0003】図23に従来の方法として特開平9-81768
号の動画編集再生装置の構造を示している。図23にお
いて、1101はレイアウトデータを入力するレイアウ
ト情報入力手段、1102は入力したレイアウト情報を
管理するレイアウト情報格納部、1103はオブジェク
トを決定するオブジェクト入力手段、1104はオブジ
ェクトの情報を管理する選択オブジェクト情報格納部、
1105はリンク付けの命令をだすシナリオ記録指示手
段、1106はリンク情報を記録するシナリオ記録手
段、1107は生成されたシナリオを管理するシナリオ
格納部、1108はオブジェクトの表示開始時刻と表示
終了時刻を入力する時刻入力手段、1109は時刻情報
を管理する時刻情報格納部、1110はシナリオを再生
する実行指示手段、1111はシナリオを実行する実行
手段であり、複数のシナリオを管理する手段により構成
されている。
【0004】しかし、以上のような構成においては、情
報を別々に管理しており、これらの複数の情報から制御
をおこなっており、シナリオが一括管理されていない。
【0005】また従来の方法として、特開平5-227504号
のように制御コードを用いる方法などがあり、この方法
では動画データの位置を検出するために識別コードを付
加する必要があるという問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術の以
上のような問題を解決するもので、シナリオをシーンの
集まりとして1つのテキストファイルで一括管理し、シ
ナリオをシーン単位に編集再生可能とするとともに、デ
ジタル動画再生部より得られる動画のフレームまたは再
生時間情報をもとに動画再生の制御を可能としたもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するための方法として、MPEG方式で圧縮された
デジタル動画データ、またはAVI(Audio Video In
terleaved)、ASF(Advanced Streaming Format)
などのファイル形式のデジタル動画データを、標準の再
生方法により動画のフレーム情報を利用し、文書データ
のページとデジタル動画データの開始と終了位置で文書
のページと動画の再生区間を設定する複数のシーンから
なるシナリオを作成する手段と、動画再生において再生
位置を検出する手段と、シナリオをシーン単位に読み込
み文書データのページとデジタル動画データの再生区間
を同時に再生する手段を利用することにより、上記課題
を解決するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。
【0009】(実施の形態1)実施の形態1は本発明の
動画編集再生装置の構成の実施例を示したものである。
【0010】図1において、図1は動画編集再生装置の
構成、図2は図1の装置による操作画面の例である。
【0011】図1において、101は動画の再生を操作
する操作部、102はデジタル動画データを記憶するデ
ジタル動画データ記憶部、103はデジタル動画データ
を既存の再生方法により再生位置が再生フレーム数また
は時間の情報として得られる動画再生部、104は動画
再生部103により再生されるデジタル動画データの位
置をフレーム数または時間情報で検出する位置検出部、
105は動画再生部103の再生位置を指定する位置指
定部、106は複数のページから構成される文書データ
を記憶する文書データ記憶部、107は文書データをペ
ージ単位で表示するテキスト表示部、108はテキスト
表示部107の表示するページを検出するページ検出
部、109はテキスト表示部107の表示するページを
指定するページ指定部、110は複数のシーンを格納す
るシナリオデータ格納部、111は複数のシーンをシナ
リオデータとして保存するシナリオ保存部、112は文
書データの各ページにデジタル動画データの2つの再生
位置(開始位置と終了位置)による再生区間を対応づけ
たものをシーンとして、複数のシーンからなるシナリオ
データ110をシーン単位で読み込むシナリオ読込部、
113は編集時に位置検出部104から得られる再生位
置とページ検出部から得られるページをもとにシーンを
設定してシナリオデータ格納部110に格納し、再生時
にシナリオデータ110に格納されたシナリオデータか
らシーンを読み込みシーンを再生する制御部である。
【0012】図2において、121は図1の装置により
画面に表示される制御画面、122は動画再生部103
の表示領域、123はテキスト表示部107の表示領
域、124は位置指定部105の制御を行う位置指定制
御部、125はページ指定部109を制御するページ指
定制御部、126は操作部の制御を行う操作制御部であ
る。このとき、編集は、位置操作指定部124から位置
指定部105でデジタル動画データの再生区間(開始位
置、終了位置)を、ページ指定操作部125からページ
指定部109で文書データのページを指定し、これらの
指定された再生区間、ページの組をシーンとし、この設
定を複数回行い複数のシーンを設定し、これをあわせた
ものをシナリオとする。編集したシナリオはシナリオデ
ータ110に格納する。また再生は、操作制御126か
ら操作部101により再生が指定されると、シナリオデ
ータ110をシーン単位で読み込み、各シーンの再生区
間を動画再生部103で再生し表示領域122に表示す
ると同時に該シーンのページをテキスト表示部107に
より表示領域123に表示し、これをシナリオのすべて
のシーンについて順に再生を行う。以上の制御はすべて
制御部113で行われる。このように、本発明により、
デジタル動画データの2つの再生位置を開始位置と終了
位置として切り出す再生区間と文書データのページを対
応させたシーンを単位として、各シーンを編集して複数
のシーンからなるシナリオを作成し、このシナリオの各
シーンを順に、シーンの動画再生とページの表示を同期
させて行うことが可能となる。
【0013】なお、このシナリオのシーン再生の順は、
図1のシナリオ読込部でシナリオを昇順のほかに逆順に
シーン単位に読み込ませることにより、図3のシナリオ
においてシーン1、2、3のように昇順のほか、シーン
3、2、1のように逆順で再生することもできる。
【0014】図3、4は本発明の第1の動画編集再生の
概念を示している。
【0015】図3において、201は再生位置(単位は
フレームまたは秒)を指定することのできるデジタル動
画データ、202、203、204はデジタル動画デー
タ201に対して2つの再生位置(開始位置と終了位
置)を指定した再生区間(開始位置、終了位置)のシー
ンで、202は再生区間が(1、i)のシーン、203
は再生区間が(i+1、j)のシーン、204は再生区
間が(j+1、k)のシーン、205は複数のページか
らなる文書データ、206、207、208はそれぞれ
文書データ205のページ、209はデジタル動画デー
タの各再生区間と文書データのページを対応づけたシー
ンで、211、212、213はそれぞれデジタル動画
データ201の再生区間と文書データ205のページを
対応づけたシーン1、シーン2、シーン3である。
【0016】図4は本発明の編集の具体例を示したもの
であり、図4で、221は図1で設定したデジタル動画
データの任意の再生区間(a、b)を示し、222は文
書データのページを示している。この時、本発明の方法
では、図2のようにこの再生区間221をページ222
に対応づける方法として、223のように文書データの
オブジェクトとデジタル動画データのオブジェクトを文
書で記述するシナリオの先頭に指定しておき、シーンを
1行として「<ページ、開始位置、終了位置>」のよう
に記述してもよく、また224のように1行の中に文書
データのオブジェクトとデジタル動画データのオブジェ
クトを指定して記述してもよい。再生時には、1行単位
にシナリオを読み込み、1行で記述されたシナリオのシ
ーンの記述223または224に従いページ222と再
生区間221が同時に再生される。
【0017】なお、本方式では、各シーン毎に異なるデ
ジタル動画データと文書データを表示することにより、
複数のデジタル動画データと複数の文書データを扱うこ
とが可能である。
【0018】また、本方式の動画編集再生装置で扱うデ
ジタル動画データは、MPEG方式で圧縮されたデジタ
ル動画データまたはその音声付き、AVI、ASFなど
のファイル形式によるデジタル動画データまたはその音
声付きのほか、MP3またはCODEC方式などにより
圧縮されたデジタル音声データでもよい。さらに、文書
データは、テキストファイルまたはXMLまたはSGM
Lで記述される構造化文書のほか、文書をイメージ化し
たイメージデータ、PDF形式の文書ファイル、ワープ
ロ形式のファイルなどでもよい。
【0019】(実施の形態2)図5、6は本発明の第2
の動画編集再生の方法を示している。
【0020】図5は本発明の第2の動画編集再生による
動画編集再生装置の位置指定部の構成を示している。
【0021】図5において、301は開始位置を設定す
ると同時に動画再生を開始させる始点設定部、302は
終了位置を設定すると同時に動画再生が停止する終点設
定部、303は終了位置の前後にフレームまたは時間単
位で位置を補正する位置補正部、304は始点設定、終
点設定、位置補正の制御を行う位置設定制御部である。
【0022】図6は本発明の第2の動画編集再生の概念
を示している。図6において、311はデジタル動画デ
ータの前のシーンの再生区間の終了位置、312は現在
のシーンの再生区間の開始位置で、313は現在のシー
ンの再生区間の終了位置、314は次のシーンの再生区
間の開始位置、321は文書データの前のシーンのペー
ジ、322は現在のシーンのページ、323は次のシー
ンのページである。本発明の編集再生方法では、シナリ
オにおいてシーンの再生区間の開始位置が前のシーンの
再生区間の終了位置の次の位置に設定される。すなわ
ち、現在のシーンの再生区間の開始位置312は前のシ
ーンの再生区間の終了位置311の次の位置、次のシー
ンの再生区間の開始位置314は現在のシーンの再生区
間の終了位置313の次の位置である。この方法で編集
されたシナリオを用いて再生すると、動画再生時に前の
シーンではページ321が表示され、再生位置が現在の
シーンの開始位置312に移動するとページ322が表
示され、後のシーンの開始位置314に移動するとペー
ジ323が表示される。
【0023】本発明の編集方法の処理の流れを図7で示
す。編集は図5の構成により、図7の流れに従って行わ
れる。
【0024】図7の処理の流れに従い、まずページ指定
部109でページを設定し、次にシーンの再生区間の開
始位置を始点設定部301で設定し、開始位置より動画
を再生させ、終了位置を終点設定部302で指定し、そ
の位置で動画を停止させる。以上により、シーンのペー
ジと、開始位置、終了位置の設定を行う。この時、必要
に応じて位置補正部303により終了位置の前後に1フ
レーム単位で位置をずらし終了位置の位置を修正する。
以上の制御を位置設定制御部304で行う。制御部11
3は、終了位置の設定が完了すると、ページ、開始位
置、終了位置の設定値がシーンとして設定される。次の
シーンの設定がなければ、編集は終了し、あれば次のシ
ーンの設定し、シーンの再生区間の終了位置の次の位置
を次のシーンの開始位置に設定する。この開始位置より
動画を再生し、終了位置を設定する。以降、これを繰り
返し、複数の連続するシーンによるシナリオを作成す
る。
【0025】本発明の再生方法は図8で示す流れに従
う。図8の処理の流れに従い、制御部113は、動画再
生部103とテキスト表示部107を制御することによ
り、以下の一連の再生動作と表示制御を行う。まずシナ
リオのシーンを読み込み、シーンの開始位置に移動し動
画を再生すると同時にシーンのページを表示する。再生
位置がシーンの終了位置にくると次のシーンをシナリオ
読込部112により読込み、無ければ最終シーンとして
終了する。次のシーンがある場合は、シーンの開始位置
が前のシーンの終了位置に続いているので、動画再生部
103によりそのまま連続して再生するが、シーンの開
始位置でページを切り替えてテキスト表示部107によ
り表示する。以降、これを繰り返し、複数の連続するシ
ーンを最後まで再生する。このように、本発明では、動
画データの再生において再生位置がシーンの開始位置に
移動する毎にそのシーンに対応するページに切り替わ
る。
【0026】なお、上記説明では、シーンの再生順を次
の再生シーンを連続する後のシーンで行っているが、図
1のシナリオ読込部112でシナリオを逆順にシーン単
位に読み込むことにより、動画再生部103で逆順に連
続して再生することが可能となり、この場合の再生順は
次の再生シーンを連続する前のシーンで行い、この時の
再生の最終シーンは、シナリオの先頭のシーンになる。
【0027】なお、本方式では、各シーン毎に異なるデ
ジタル動画データと文書データを表示することにより、
複数のデジタル動画データと複数の文書データを扱うこ
とが可能である。
【0028】また、本方式の動画編集再生装置で扱うデ
ジタル動画データは、MPEG方式で圧縮されたデジタ
ル動画データまたはその音声付き、AVI、ASFなど
のファイル形式によるデジタル動画データまたはその音
声付きのほか、MP3またはCODEC方式などにより
圧縮されたデジタル音声データでもよい。さらに、文書
データは、テキストファイルまたはXMLまたはSGM
Lで記述される構造化文書のほか、文書をイメージ化し
たイメージデータ、PDF形式の文書ファイル、ワープ
ロ形式のファイルなどでもよい。
【0029】(実施の形態3)図9〜図11は本発明の
第3の動画編集再生方法の概念を示している。
【0030】図9は本発明の第3の動画編集再生による
動画編集再生装置の位置指定部の構成を示している。図
9において、401はデジタル動画の任意の再生位置を
設定する位置設定部、402は開始位置を設定すると同
時に動画再生を開始させる抽出始点設定部、403は終
了位置を設定すると同時に動画再生が停止する抽出終点
設定部、404は抽出区間の開始位置または終了位置の
前後にフレームまたは時間単位で位置を補正する抽出位
置補正部、405は抽出始点設定、抽出終点設定、抽出
位置補正の制御を行う抽出位置設定制御部である。
【0031】図10において、411、412、413
はデジタル動画データのシーンの再生区間の一部を抽出
する抽出区間、414、416、418は該抽出区間の
開始位置、415、417、419は該抽出区間の終了
位置、420、421、422はデジタル動画データの
シーンに対応する文書データのページである。本発明の
編集再生方法では、423のようにシナリオにおいてシ
ーンの抽出区間の開始位置および終了位置が追加され
る。この時、本発明の方法で制御部113の指示によっ
て動画再生部103により再生を行うと、シナリオを読
み込みシーンに追加された抽出区間411の開始位置4
14より再生し、同時にページ420をテキスト表示部
107に表示する。再生位置が終了位置415にくると
次の抽出区間412の開始位置416に飛び開始位置4
16より再生し、同時にページ421を表示する。再生
位置が終了位置417にくると次の抽出区間413の開
始位置418に飛び開始位置418より再生し、同時に
ページ422を表示する。以降、最終シーンまでシナリ
オを読み込みこれを繰り返すことにより抽出区間以外を
スキップして抽出区間のみを再生することが可能とな
る。
【0032】図11は、図9の構成についての抽出区間
編集の流れ図である。
【0033】図11において、まず、シナリオよりシー
ンを読み込み、シーンの再生区間で任意の位置を抽出区
間の開始位置として位置設定部401で設定する。必要
に応じて抽出位置補正部404で開始位置を補正する。
次に抽出始点設定部402により抽出区間の開始位置を
設定とともに動画を再生し、抽出終点設定部403によ
り終了位置としてその位置で動画を停止させる。必要に
応じて、抽出区間の終了位置を抽出位置補正部404に
より前後に1フレーム単位で位置をずらし終了位置の位
置を補正する。上記処理を行うと同時に、これらの設定
値は、該シーンの抽出区間として追加される。次のシー
ンの抽出区間の設定をしなければ終了する。次のシーン
の抽出区間を設定する場合は、次のシーンを再生し、抽
出区間の設定を行う。これを繰り返し、複数のシーンに
抽出区間を追加するシナリオを作成する。
【0034】本発明の再生方法は図12で示す流れに従
い、各シーンの抽出区間のみ再生する。図12におい
て、まずシナリオのシーンを読み込み、抽出区間があれ
ばその開始位置に移動し動画を動画再生部103により
再生すると同時にシーンのページをテキスト表示部10
7に表示する。抽出区間がなければ抽出区間があるかま
たはシーンがなくなるまで次のシーンを読み込む。再生
位置が抽出区間の終了位置にくると次のシーンを読み込
み、抽出区間の再生を行う。このように、本発明では、
動画データの再生において抽出区間の設定されたシーン
の抽出区間のみスキップして再生することが可能とな
る。
【0035】なお、上記説明では、シーンの再生順を次
の再生シーンを連続する後のシーンで行っているが、図
1のシナリオ読込部でシナリオを逆順にシーン単位に読
み込こませることにより、逆順に連続する前のシーンで
行ってもよい。この場合は再生時の最終シーンは、シナ
リオの先頭のシーンになる。
【0036】なお、本方式では、各シーン毎に異なるデ
ジタル動画データと文書データを表示することにより、
複数のデジタル動画データと複数の文書データを扱うこ
とが可能である。
【0037】また、本方式の動画編集再生装置で扱うデ
ジタル動画データは、MPEG方式で圧縮されたデジタ
ル動画データまたはその音声付き、AVI、ASFなど
のファイル形式によるデジタル動画データまたはその音
声付きのほか、MP3またはCODEC方式などにより
圧縮されたデジタル音声データでもよい。さらに、文書
データは、テキストファイルまたはXMLまたはSGM
Lで記述される構造化文書のほか、文書をイメージ化し
たイメージデータ、PDF形式の文書ファイル、ワープ
ロ形式のファイルなどでもよい。
【0038】(実施の形態4)図13は本発明の動画編
集再生方法による装置の構成の実施例を示したものであ
る。
【0039】図13において、101から113は図1
の101から113に相当し、それぞれの機能は図1と
同じであるため説明を省略する。本発明では、図13の
動画再生部103でデジタル動画データをn倍速で再生
する機能が追加され、動画再生部103のn倍速機能に
対してn倍速の高速再生を指定する高速再生指示部が追
加されている。このとき、操作部101より再生を行う
と、高速再生指示部501の指示で、動画再生部103
でn倍速の再生が行われる。
【0040】図14、15は本発明の第4の動画編集再
生方法の概念を示している。
【0041】図14において、601は再生位置(単位
はフレームまたは秒)を指定することのできるデジタル
動画データ、602、603、604はそれぞれデジタ
ル動画データ601に対して設定したシーン1、2、3
の再生区間の再生時間、605はデジタル動画データ6
01をn倍速再生するデジタル動画データ、606、6
07、608はそれぞれ再生区間602、603、60
4をn倍速再生した再生時間、609はデジタル動画デ
ータ601の再生時間、610はデジタル動画データ6
05の再生時間である。この時、デジタル動画データ6
01をn倍速で再生すると再生時間602、603、6
04は一様に1/nとなる。デジタル動画データ601
の再生時間609がt秒の場合は、n倍速の再生による
動画データ605の再生時間610はt/n秒となる。
【0042】さらに、図15において611はデジタル
動画データ601の各シーン毎に異なる速度で再生する
動画データ、612はシーン1を通常の再生速度で再生
する再生時間、613はシーン2をn倍速で再生する再
生時間、614はシーン3をm倍速で再生する再生時間
である。このように、各シーン毎に異なる再生速度で再
生することも可能で、この場合再生時間612の再生時
間は実時間で再生時間602と変わらないが、再生時間
613の再生時間は再生時間603の1/n、再生時間
614の再生時間は再生時間604の1/mとなる。
【0043】本発明では、n倍速の再生をシナリオに記
述し、各シーン毎に再生速度を指定したり、シナリオ全
体を一定の速度で再生するように指定することができ
る。その結果、図14または図15のような再生が可能
となる。
【0044】なお、いままでは、再生方向が再生区間の
開始位置から終了位置への順方向で説明しているが、こ
れを+の方向とすると、この方式では、この反対の再生
区間の終了位置から開始位置に向けた再生も可能であ
り、これを−の方向とすると、上記例はそれぞれ−n倍
速による再生に対しても可能である。
【0045】さらに、上記説明では、シーンの再生順を
次の再生シーンを連続する後のシーンで行っているが、
図1のシナリオ読込部112でシナリオを逆順にシーン
単位に読み込むことにより、逆順に連続して再生するこ
とが可能となり、この場合の再生順は次の再生シーンを
連続する前のシーンで行い、この時の再生の最終シーン
は、シナリオの先頭のシーンになる。
【0046】なお、本方式では、各シーン毎に異なるデ
ジタル動画データと文書データを表示することにより、
複数のデジタル動画データと複数の文書データを扱うこ
とが可能である。
【0047】また、本方式の動画編集再生装置で扱うデ
ジタル動画データは、MPEG方式で圧縮されたデジタ
ル動画データまたはその音声付き、AVI、ASFなど
のファイル形式によるデジタル動画データまたはその音
声付きのほか、MP3またはCODEC方式などにより
圧縮されたデジタル音声データでもよい。さらに、文書
データは、テキストファイルまたはXMLまたはSGM
Lで記述される構造化文書のほか、文書をイメージ化し
たイメージデータ、PDF形式の文書ファイル、ワープ
ロ形式のファイルなどでもよい。
【0048】(実施の形態5)図16、17は本発明の
第5の動画再生方法の概念を示している。
【0049】図16において、701、702はシー
ン、711はシーン701の開始位置、712は開始位
置711からkフレーム目の位置、713はシーン70
1の終了位置、714はシーン702の開始位置、71
5は開始位置714からkフレーム目の位置、721は
シーン701に対応して表示するページ、722はシー
ン702に対応して表示するページである。
【0050】本発明のスキップ方法は図17で示す流れ
に従う。
【0051】図17において、まず、制御部113の指
示により動画再生部103はシーンの開始位置よりkフ
レーム再生し、同時に対応するページをテキスト表示部
107に表示する。次に、次のシーンの開始位置へジャ
ンプし、この開始位置よりkフレームを再生する。この
とき同時にシーンに対応するページを表示する。kフレ
ーム再生が終了すると、次のシーンの開始位置にスキッ
プし、これを最後のシーンまで繰り返す。実際の動作
は、図16で、まずシーン701の開始位置711より
位置712までkフレーム再生する。同時にページ72
1を表示する。次に、次のシーン702の開始位置71
4に再生位置を移し、開始位置714より位置715ま
でkフレーム再生する。同時にページ722を表示す
る。kフレーム再生し位置715まで再生したら再生を
終了し、スキップにより次のシーンの開始位置に移動す
る。以降同様に最後のシーンまで上記スキップ再生を繰
り返す。
【0052】なお、上記説明では、シーンの再生順を次
の再生シーンを連続する後のシーンで行っているが、
が、図1のシナリオ読込部112でシナリオを逆順にシ
ーン単位に読み込むことにより、逆順に連続して再生す
ることが可能となり、この場合の再生順は次の再生シー
ンを連続する前のシーンで行い、この時の再生の最終シ
ーンは、シナリオの先頭のシーンになる。
【0053】なお、本方式では、各シーン毎に異なるデ
ジタル動画データと文書データを表示することにより、
複数のデジタル動画データと複数の文書データを扱うこ
とが可能である。
【0054】また、本方式の動画編集再生装置で扱うデ
ジタル動画データは、MPEG方式で圧縮されたデジタ
ル動画データまたはその音声付き、AVI、ASFなど
のファイル形式によるデジタル動画データまたはその音
声付きのほか、MP3またはCODEC方式などにより
圧縮されたデジタル音声データでもよい。さらに、文書
データは、テキストファイルまたはXMLまたはSGM
Lで記述される構造化文書のほか、文書をイメージ化し
たイメージデータ、PDF形式の文書ファイル、ワープ
ロ形式のファイルなどでもよい。
【0055】(実施の形態6)図18は本発明の第6の
動画再生方法の概念を示している。本発明の再生方法は
デジタル動画データのフレーム情報または再生時間情報
をもとに再生終了位置を制御するもので、図18で示す
流れに従う。
【0056】図18において、まず、制御部113によ
り、シナリオを読み込み最初のシーンのデジタル動画デ
ータの開始位置へ移動し、この開始位置より動画再生部
103は動画を再生する。このとき同時にシーンに対応
する文書データのページをテキスト表示部107に表示
する。開始位置から終了位置までの再生の終了は位置検
出部104がデジタル動画データの終了位置まで再生を
完了したことを検出して行う。再生が終了すると、次の
シーンのデジタル動画データの開始位置に移動する。こ
のとき、終了位置の検出は指定するフレーム数または再
生時間がデジタル動画データのフレーム数または再生時
間に一致することにより行われる。
【0057】また、本方式の動画編集再生装置で扱うデ
ジタル動画データは、MPEG方式で圧縮されたデジタ
ル動画データまたはその音声付き、AVI、ASFなど
のファイル形式によるデジタル動画データまたはその音
声付きのほか、MP3またはCODEC方式などにより
圧縮されたデジタル音声データでもよい。
【0058】さらに、文書データは、テキストファイル
またはXMLまたはSGMLで記述される構造化文書の
ほか、文書をイメージ化したイメージデータ、PDF形
式の文書ファイル、ワープロ形式のファイルなどでもよ
い。
【0059】(実施の形態7)図19、20は本発明の
第7の動画編集再生方法としてシナリオのタグ記述の方
法の概念を示している。ここでは、表示部の制御を直接
タグの名前として記述する方法、テキスト表示部のペー
ジ指定をタグの属性として記述する方法、1つのタグの
中に複数の表示部を記入しこれらの同時操作を行うこと
を可能とする方法の概念を示している。
【0060】図19は、表示部の制御を直接タグの名前
として記述する方法で、図19において、901はタグ
<scenario>を用いて記述したシナリオ、902は名前が
st1のデジタル動画データを定義する<video>タグ、90
3は名前がtxt1の文書データを定義する<text>タグ、9
04、906はタグ名として動画を再生させる命令vide
oによりデジタル動画データst1の動作を制御する<video
>タグ、905、907はタグ名としてページを表示さ
せる命令textにより文書データtxt1の動作を制御する<t
ext>タグ、908、909はタグ名としてシーンを示す
命令sceneによりその下位のタグ<video>と<text>の同時
動作を指定するタグである。
【0061】この時、動画再生または文書表示を制御す
る命令をタグ名としたタグ904、905、906、9
07を記述し、タグ904、905の上位にこれらを同
時動作させるためのタグ908、およびタグ906、9
07の上位にこれらを同時動作させるためのタグ909
を記述することによりシナリオを階層化構造により記述
することが可能である。シナリオはこのような階層化構
造の文書記述により標準のテキストエディタなどにより
容易に編集することができる。この時、制御部103は
階層化されたシナリオのシーンを示す<scene>単位にタ
グ908、909の順に<scene>の下の表示部制御のタ
グ<video>と<text>によるデジタル動画データと文書デ
ータの同時動作を実行する。
【0062】さらに、図19では、タグの中にページを
制御する属性などを記述し制御する方法が含まれてお
り、この時、タグ904、906では再生区間の開始位
置を指定するstart属性と終了位置を指定するend属性を
記述して再生区間を指定し、また、タグ905、907
ではページを指定する属性pageを記述して、属性pageで
指定するページを表示させることが可能である。
【0063】図20は、1つのタグの中に複数の表示部
を記入しこれらの同時操作をおこなうことを可能とする
方法で、図20において、911はタグ<scenario>を用
いて記述したシナリオ、912は名前がst1のデジタル
動画データを定義する<video>タグ、913は名前がtxt
1の文書データを定義する<text>タグ、914は名前がt
xt2の文書データを定義する<text>タグ、915、91
6は同時動作させる命令sceneによりデジタル動画デー
タst1および文書データtxt1を同時に再生または表示さ
せるタグ、917は同時動作させる命令sceneによりデ
ジタル動画データst1および文書データtxt2を同時に再
生または表示させるタグである。この時、タグ915、
916、917のように1つのタグの中にデジタル動画
データと文書データの2つの表示データを示す属性を記
述し、これらを同時に制御することにより1つのタグで
複数の表示部の同時制御が可能となる。
【0064】図20では、この時、タグ915、91
6、917で文書データtxt1、txt2のページを制御する
属性pageで指定するページを表示させ、また、デジタル
動画データst1の制御を行う属性startとendにより指定
される開始位置と終了位置の再生区間の動画再生を行
う。
【0065】これにより、シナリオは複数の表示部の同
期動作を1つのタグで実現することが可能となる。この
方法においても、シナリオを階層化構造により記述する
ことが可能で、シナリオは標準のテキストエディタなど
により容易に編集することができる。
【0066】なお、本方式の記述方法では図19、図2
0の<head>に複数のデジタル動画データと複数の文書デ
ータを定義し、<scene>毎にこれらから任意のデジタル
動画データと文書データ別々に呼び出して再生すること
が可能である。
【0067】(実施の形態8)図21は本発明の第8の
動画編集再生方法の概念を示している。図21におい
て、表示領域の等しい複数の表示部を用意し、この中の
1つの表示部を表示させることにより、複数の文書デー
タを切り替えて表示することを可能としている。
【0068】図21において、1001、1002はそ
れぞれ表示領域が等しい表示部、1011、1012、
1013、1014はNページからなる文書データのペ
ージ、1021、1022、1023、1024はそれ
ぞれ表示部1001、1002に対して行う制御、10
25は制御1021から1024により表示部1001
または1002が表示される表示画面である。
【0069】本方式では、まず制御1021により表示
部1001、1002にそれぞれページ1011、10
12を読み込み、表示部1001を表示、表示部100
2を非表示に設定して表示画面にページ1を表示させ
る。この時の表示部1002に読み込んだページ2は次
の表示のための先読みに利用される。次に、制御102
2により表示部1001を非表示にしページ3を読み込
み、表示部1002を表示に設定して表示画面にページ
2を表示させる。この時のページ3の読み込みも次の表
示のための先読みである。以後、ページNまで表示部1
001、1002を交互に表示、非表示に切り替えて表
示を行うものである。この時、表示部1001には文書
A、表示部1002には文書Bのページを表示させるこ
とにより文書A,Bを交互に同一の領域で表示すること
が可能となる。
【0070】さらに、以上では、表示オブジェクトを2
つで説明したが、この方法では、図22のように表示領
域の等しい複数の表示部1031、1032、1033
を備え、これを切り替えて、複数の文書1041、10
42、1043のページを順にまたはランダムに表示す
ることも可能である。この場合は、複数の文書104
1、1042、1043のページを表示部1031、1
032、1033に読み込み、表示部1031、103
2、1033のうち表示させる表示部を表示にその外を
非表示に設定して表示させる。
【0071】また、本方式の動画編集再生装置で扱うデ
ジタル動画データは、MPEG方式で圧縮されたデジタ
ル動画データまたはその音声付き、AVI、ASFなど
のファイル形式によるデジタル動画データまたはその音
声付きのほか、MP3またはCODEC方式などにより
圧縮されたデジタル音声データでもよい。さらに、文書
データは、テキストファイルまたはXMLまたはSGM
Lで記述される構造化文書のほか、文書をイメージ化し
たイメージデータ、PDF形式の文書ファイル、ワープ
ロ形式のファイルなどでもよい。
【0072】
【発明の効果】以上のように本発明は、マルチメディア
コンテンツを利用するときに、文書データの内容に密着
に関連付けたデジタル動画データやデジタル音声データ
を文書データと同時に再生して利用するマルチメディア
の編集再生において、動画再生と文書または静止画表示
の同期制御を個別に設定したシーン単位に行うことが可
能となり、マルチメディア分野における動画と静止画の
同期再生などを正確に制御する方法として利用すること
ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の動画編集再生方法を実現する動
画編集再生装置のブロック図
【図2】動画編集再生装置による操作画面を示す図
【図3】第1の動画編集再生方法を示す概念図
【図4】第1の動画編集再生方法の具体例を示す概念図
【図5】本発明の第2の動画編集再生方法を実現する動
画編集再生装置のブロック図
【図6】第2の動画編集再生方法を示す概念図
【図7】第2の動画編集再生方法の編集方法の処理手順
を説明するフロー図
【図8】第2の動画編集再生方法の再生方法の処理手順
を説明するフロー図
【図9】本発明の第3の動画編集再生方法を実現する動
画編集再生装置のブロック図
【図10】第3の動画編集再生方法を示す概念図
【図11】第3の動画編集再生方法の処理手順を説明す
るフロー図を示す概念図
【図12】第3の動画編集再生方法の再生方法の処理手
順を説明するフロー図
【図13】本発明の第4の動画編集再生方法を実現する
動画編集再生装置のブロック図
【図14】第4の動画編集再生方法を示す概念図
【図15】第4の動画編集再生方法を示す概念図
【図16】本発明の第5の動画編集再生方法を示す概念
【図17】第5の動画編集再生方法のスキップ再生方法
の処理手順を説明するフロー図
【図18】第6の動画編集再生方法のシーン再生方法の
処理手順を説明するフロー図
【図19】第7の動画編集再生方法としてシナリオのタ
グ記述方法を示す概念図
【図20】第7の動画編集再生方法としてシナリオのタ
グ記述方法を示す概念図
【図21】第8の動画編集再生方法を示す概念図
【図22】第8の動画編集再生方法を示す概念図
【図23】従来の動画編集再生方法を示す概念図
【符号の説明】
101 操作部 102 デジタル動画データ記憶部 103 動画再生部 104 位置検出部 105 位置指定部 106 文書データ記憶部 107 テキスト表示部 108 ページ検出部 109 ページ指定部 110 シナリオデータ格納部 111 シナリオ保存部 112 シナリオ読込部 113 制御部 301 始点設定部 302 終点設定部 303 位置補正部 304 位置設定制御部 401 抽出位置設定部 402 抽出始点設定部 403 抽出終点設定部 404 抽出位置補正部 501 高速再生部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のページから構成される文書データ
    を記憶する文書データ記憶部と、文書データのページを
    表示するテキスト表示部と、デジタル動画データを再生
    する動画再生部と、前記動画再生部により再生されるデ
    ジタル動画データの再生位置を検出する位置検出部と、
    文書データの各ページにデジタル動画データの再生位置
    としての開始位置と終了位置による再生区間を対応づけ
    たものをシーンとして、複数のシーンからなるシナリオ
    を格納するシナリオデータ格納部と、文書データの表示
    ページを指定するページ指定部と、デジタル動画データ
    の再生位置を指定する位置指定部と、前記複数のシーン
    によるシナリオを作成または編集し、シナリオをシーン
    単位に読み込むシナリオ読込部と、前記再生位置と表示
    ページによるシーンの作成とシナリオの再生を行う制御
    部とを備えたことを特徴とする動画編集再生装置。
  2. 【請求項2】 前記位置指定部は、開始位置を設定する
    と同時に動画再生を開始させる始点設定部と、終了位置
    を設定すると同時に動画再生が停止する終点設定部と、
    終了位置の前後にフレームまたは時間単位で位置を補正
    する位置補正部と、各シーンに対して、各シーンの再生
    区間は文書データのページにデジタル動画データの開始
    位置と終了位置を対応づけ、シーンの開始位置は前のシ
    ーンの終了位置の次の位置として設定し、前後のシーン
    を連続させるシナリオを作成するシナリオ読込部と、動
    画再生部により複数のシーンを連続して再生させ、テキ
    スト表示部によりシーンの開始位置で対応するページを
    表示する制御部とを備えたことを特徴とする請求項1記
    載の動画編集再生装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記ページ指定部で文書
    データのページを指示すると、前記テキスト表示部によ
    り対応するデジタル動画データのシーンの開始位置を連
    動して表示し、前記位置指定部でデジタル動画データの
    再生位置を指定すると、前記テキスト表示部により対応
    する文書データのページを連動して表示することを特徴
    とする請求項2記載の動画編集再生装置。
  4. 【請求項4】 前記位置指定部は、再生区間の任意の一
    部の区間の再生位置を抽出開始位置として設定すると同
    時に動画再生を開始させる抽出始点設定部と、抽出終了
    位置を設定すると同時に動画再生が停止する抽出終点設
    定部と、抽出開始位置または抽出終了位置の前後にフレ
    ームまたは時間単位で位置を補正する抽出位置補正部
    と、各シーンの再生区間の一部を抽出して再生する抽出
    区間を設定し、シナリオを読み込むシナリオ読込部と、
    動画再生部により各シーンを再生すると各シーンの動画
    再生は抽出された一部の抽出区間のみを再生する制御部
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載の動画編集再
    生装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、動画再生部によりシナリ
    オの再生時に各シーンの抽出された抽出区間の開始位置
    で動画再生を開始すると同時に対応する文書データのペ
    ージをテキスト表示部に表示することを特徴とする請求
    項4記載の動画編集再生装置。
  6. 【請求項6】 前記動画再生部に対してデジタル動画デ
    ータを一定の速度で高速に再生するための再生速度を指
    示する高速再生指示部を備え、前記制御部は、高速再生
    部の指示により再生速度を指示すると各シーンの再生時
    間を一様に短縮して再生し、または、シナリオ読込部に
    より各シーンに再生速度の情報を追加したシナリオを作
    成し、シナリオを読み込み再生すると動画生成部により
    各シーンの再生時間を編集時に指定した再生速度で再生
    することを特徴とする請求項1記載の動画編集再生装
    置。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、動画再生部によりシナリ
    オの再生時に各シーンの再生区間の開始位置で動画再生
    を開始すると同時に対応する文書データのページをテキ
    スト表示部に表示することを特徴とする請求項6記載の
    動画編集再生装置。
  8. 【請求項8】 前記制御部は、動画再生部により再生速
    度が再生を再生区間の終了位置から開始位置にむけた逆
    方向に行う早戻しの再生を可能とすることを特徴とする
    請求項6記載の動画編集再生装置。
  9. 【請求項9】 前記制御部は、動画再生部によりシナリ
    オの再生時に各シーンの再生区間の終了位置で動画再生
    を開始すると同時に対応する文書データのページをテキ
    スト表示部に表示することを特徴とする請求項8記載の
    動画編集再生装置。
  10. 【請求項10】 前記制御部は、動画再生部によりシナ
    リオを読み込み再生する場合、各シーンの動画再生を開
    始位置より数フレームまたは数秒間のみ行い、該動画再
    生が終了すると次のシーンの開始位置に飛び、前のシー
    ンと同様に数フレームまたは数秒間再生し、これを繰り
    返して再生することを特徴とする請求項1記載の動画編
    集再生装置。
  11. 【請求項11】 前記制御部は、動画再生部によりシナ
    リオの再生時に各シーンの再生区間の開始位置で動画再
    生を開始すると同時に対応する文書データのページをテ
    キスト表示部に表示することを特徴とする請求項10記
    載の動画編集再生装置。
  12. 【請求項12】 前記制御部は、動画再生部により各シ
    ーンの動画再生を終了し、位置検出部が検出するデジタ
    ル動画データの再生位置が終了位置を超えたことにより
    判断しシーンの再生を終了させることを特徴とする請求
    項1記載の動画編集再生装置。
  13. 【請求項13】 前記制御部は、動画再生部によりシナ
    リオの再生時に各シーンの再生区間の終了位置で動画再
    生を終了すると同時に対応する文書データのページのテ
    キスト表示部に表示することを終了させることを特徴と
    する請求項12記載の動画編集再生装置。
  14. 【請求項14】 前記制御部は、タグの中にすべての制
    御を記述した構造化されたテキストデータであって、動
    画再生部およびテキスト表示部の制御を行う命令をタグ
    の名前で記述したり、テキスト表示部の制御を行うタグ
    の中に表示するページを指定する属性を記入し、指定さ
    れたページを表示し、1つのタグの中に動画再生部とテ
    キスト表示部の複数の動作命令を記入し同時制御を行う
    ことができることを特徴とする請求項1記載の動画編集
    再生装置。
  15. 【請求項15】 前記テキスト表示部は等しい領域をも
    つ複数のテキスト表示部を備え、複数の文書データのペ
    ージをテキスト表示部の数だけテキスト表示部に入力
    し、このうち1つのテキスト表示部のみを表示させ、残
    りのテキスト表示部を非表示にすることで、要求するペ
    ージのみ表示させ、次のページを表示させる場合、表示
    していたページのテキスト表示部を非表示にして次ペー
    ジが格納されているテキスト表示部を表示に切り替えて
    表示させ、同時に今まで表示していたテキスト表示部に
    まだ入力されていない残りのページの最初のページを入
    力して、これを最後のページまでページの表示順に繰り
    返して複数ページを順に切り替えて表示させることを特
    徴とする請求項1記載の動画編集再生装置。
  16. 【請求項16】 前記デジタル動画データの代わりにデ
    ジタル音声データを用いることを特徴とする請求項1、
    2、3、6、12のいずれかに記載の動画編集再生装
    置。
  17. 【請求項17】 前記文書データの代わりに複数のペー
    ジ空なるデジタルイメージデータ、PDFデータ、ワー
    プロデータを用いることを特徴とする1、2、3、5、
    7、9、11、13のいずれかに記載の動画編集再生装
    置。
  18. 【請求項18】 前記シナリオ読込部はシナリオをシー
    ン単位に逆順に読み込み、制御部はこれを読み込みの順
    に再生することを特徴とする請求項1、2、4、6記載
    の動画編集再生装置。
  19. 【請求項19】 前記文書データおよび、デジタル動画
    データは、ローカルマシンまたはネットワークを介した
    ファイルまたはインターネットのWeb上のURLを指
    定して読み込み、再生することを特徴とする請求項1、
    2、4、6、10、12、14、15記載の動画編集再
    生装置。
JP2000021659A 1999-09-27 2000-01-31 動画編集再生装置 Pending JP2001169237A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000021659A JP2001169237A (ja) 1999-09-27 2000-01-31 動画編集再生装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27237799 1999-09-27
JP11-272377 1999-09-27
JP2000021659A JP2001169237A (ja) 1999-09-27 2000-01-31 動画編集再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001169237A true JP2001169237A (ja) 2001-06-22

Family

ID=26550169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000021659A Pending JP2001169237A (ja) 1999-09-27 2000-01-31 動画編集再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001169237A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007011893A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Rss文書の閲覧方法及び装置及びプログラム及びプログラムを格納した記憶媒体
US7356543B2 (en) 2003-08-22 2008-04-08 Canon Kabushiki Kaisha Structured document data, contents processing method, program for implementing that process, and storage medium storing program
KR101566199B1 (ko) * 2015-01-30 2015-11-13 삼성전자주식회사 태그를 이용한 미디어 신호 재생 제어 방법 및 장치
JP2020010136A (ja) * 2018-07-05 2020-01-16 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置およびプログラム
WO2023085139A1 (ja) * 2021-11-12 2023-05-19 ソニーグループ株式会社 データ処理装置、データ処理方法、およびプログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7356543B2 (en) 2003-08-22 2008-04-08 Canon Kabushiki Kaisha Structured document data, contents processing method, program for implementing that process, and storage medium storing program
JP2007011893A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Rss文書の閲覧方法及び装置及びプログラム及びプログラムを格納した記憶媒体
JP4586652B2 (ja) * 2005-07-01 2010-11-24 日本電信電話株式会社 Rss文書の閲覧方法及び装置及びプログラム及びプログラムを格納した記憶媒体
KR101566199B1 (ko) * 2015-01-30 2015-11-13 삼성전자주식회사 태그를 이용한 미디어 신호 재생 제어 방법 및 장치
JP2020010136A (ja) * 2018-07-05 2020-01-16 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置およびプログラム
JP7176257B2 (ja) 2018-07-05 2022-11-22 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置およびプログラム
WO2023085139A1 (ja) * 2021-11-12 2023-05-19 ソニーグループ株式会社 データ処理装置、データ処理方法、およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1626408B1 (en) Apparatus, method, and computer program for processing information
JP3892342B2 (ja) ビデオプロジェクトを編集するためのビデオ編集方法および装置
JP4607987B2 (ja) エンハンス・コンテンツを有するタイム・ベース・メディアの編集
US7836389B2 (en) Editing system for audiovisual works and corresponding text for television news
JP3067801B2 (ja) ビデオ情報のデジタル記憶及び表示を提供するデジタル・オーディオ・ワークステーション
US20010023450A1 (en) Authoring apparatus and method for creating multimedia file
JP2002271735A (ja) コンピュータ及び編集処理方法
JP2009055152A (ja) 動画作成装置、動画作成方法、およびプログラム
JP4532786B2 (ja) 画像処理装置及びその方法
US6272279B1 (en) Editing method of moving images, editing apparatus and storage medium storing its editing method program
JP3637937B2 (ja) 情報再生装置および情報再生方法
JP4760572B2 (ja) 編集装置および編集方法、並びにプログラム
JP2006528864A (ja) シナリオを記録した情報記録媒体、記録装置及び記録方法、その情報記録媒体の再生装置及びシナリオの検索方法
JP2001209361A (ja) マルチメディア表示装置
JP2001169237A (ja) 動画編集再生装置
US8059167B2 (en) Shooting apparatus and shooting method, and program
JP2007323710A (ja) 記録制御装置および記録制御方法、並びにプログラム
JP3562981B2 (ja) タイトル情報編集方法及びタイトル情報編集装置
JP3507767B2 (ja) マルチメディアコンテンツ再生システム及びマルチメディアコンテンツ再生方法
JP2009087520A (ja) 記録再生装置
JP3841815B2 (ja) 映像デ―タ編集方法
JP3263443B2 (ja) アニメーション編集装置
JP3496866B2 (ja) マンガ型映像編集方法及び装置ならびに該編集方法を記録した記録媒体
JP3411184B2 (ja) 動画エディットシステム
JP2003032628A (ja) 記録装置及びその方法