JP3507767B2 - マルチメディアコンテンツ再生システム及びマルチメディアコンテンツ再生方法 - Google Patents

マルチメディアコンテンツ再生システム及びマルチメディアコンテンツ再生方法

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JP3507767B2 JP2000155757A JP2000155757A JP3507767B2 JP 3507767 B2 JP3507767 B2 JP 3507767B2 JP 2000155757 A JP2000155757 A JP 2000155757A JP 2000155757 A JP2000155757 A JP 2000155757A JP 3507767 B2 JP3507767 B2 JP 3507767B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチメディアコ
ンテンツ再生技術に係り、特にシナリオを基にムービー
(動画、音声)の再生時刻に同期させてコンテンツ(文
書、イメージ、HTML文書)を同期表示し、シナリオ
を基にムービー(動画、音声)を任意の位置から再生
し、さらに、シナリオを作成するためのマルチメディア
コンテンツ再生システム及びマルチメディアコンテンツ
再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像、音声、テキスト等のマルチ
メディアデータを様々に組み合わせて利用者に効果的に
プレゼンテーションするマルチメディア情報システムで
は、マルチメディアデータの組み合わせを簡単に記述で
きる方法が望まれている。
【0003】このため、マルチメディアデータを提示す
る時間的なタイミング等をシナリオとして記述する方法
が、例えば、特開平8−305720号公報に開示され
ている。この例では、マルチメディアデータの提示のタ
イミングと、提示する際の画面位置を指示する提示エフ
ェクト等をシナリオとして記述し、シナリオを階層的に
記述可能とすることによって、シナリオ編集者の意図に
そって意味的なまとまりを単位としてシナリオを記述で
きるようにしている。
【0004】この結果、シナリオの編集、検索が容易に
なるとともに、既に作成されたシナリオ同士を組み合わ
せて新たなシナリオを作成することが可能となるため、
シナリオを部品として流通、再利用することが容易とな
り、マルチメディアアプリケーション制作における作業
効率の向上を図ることができる。
【0005】しかしながら、上記の従来の技術における
マルチメディアデータの管理方法及び装置(特開平8−
305720号公報)には、以下のような問題点が存在
する。提示エフェクトの記述方法には、複数の素片、ま
たはシナリオの時間的及び空間的な配置を記述するのみ
であり、映像の可変速再生等、当該素片の再生効果に関
しては記述することが不可能であるという限界がある。
【0006】そのため、上記の再生効果を実現する手段
としては、再生装置上でユーザの指示に基づいて可変速
再生を実現する方法しかなく、シナリオ編集者の意図が
十分に反映されているとは言えない。さらに、提示場面
や利用者の状況に基づいてマルチメディアデータの提示
効果を切り返す類の応用、例えば、マルチメディアを応
用した『英会話教材』において、同一の音声素材を使用
する場面や、利用者の学習レベルに応じて再生速度を変
化させる等の提示効果を実現するためには、音声素材自
体を編集して、別の素片として定義する必要がある。
【0007】また、マルチメディア情報を提供するサー
ビスにおいて、利用者の支払うべき料金に応じて提示す
るマルチメディアデータの品質を切り替える類の応用で
も、素材となるデータを事前に編集した上で、様々な品
質を持った別個の素片として定義しておく必要がある。
【0008】上記問題点を解決することを目的とする従
来技術としては、例えば、特開平9−312823号公
報に記載のものがある。すなわち、当該従来技術は、利
用者の状況に基づいてマルチメディアデータの提示効果
を切り替える等の応用をシナリオとして容易に記述する
ことを目的とするものであって、マルチメディア情報を
ユーザに提供するマルチメディア情報提供方法におい
て、時間的に連続した再生を必要とする映像及び音声、
静止画、テキストまたはドキュメントを含むマルチメデ
ィア情報を素材とし、上記素材の再生に対応する効果を
シナリオの素片に付与してシナリオを生成し、生成され
た上記シナリオに基づいて上記素材を再生するマルチメ
ディア情報提供方法及び装置である。
【0009】上記マルチメディア情報提供方法及び装置
では、上記マルチメディア情報の少なくとも1つを素材
として格納しておき、格納された上記素材に対して、時
間的に連続した再生を必要とする素材については当該素
材の時間断片を素片とし、時間的に連続した再生が不要
な素材については、再生を継続する時間間隔を付与して
素片とし、上記素片間で同期、または連続の時間的な接
続関係、及び利用者の指示に基づいて後続する複数の素
片のいずれかを選択して再生するための選択関係をシナ
リオとして記述し、格納しておき、格納されているシナ
リオのいずれかを読み出して、記述されている素片間の
関係を解釈し、格納されている上記素材から所望の素材
を読み出して再生している。
【0010】また、上記マルチメディア情報提供方法及
び装置では、格納するシナリオを記述する際に、素片、
またはシナリオを再生する際の時間的及び空間的な属性
を記述した再生効果素片を、当該再生効果素片或いはシ
ナリオと同期関係を有する素片として付与している。
【0011】また、上記マルチメディア情報提供方法及
び装置では、格納された上記素材を読み出して、再生す
る際に、上記再生効果素片に記述された再生効果を、素
材メディア毎に適切な再生効果属性として解釈し、素材
本来の再生属性に加えて、当該再生効果素片に記述され
た所望の効果を付与した素片再生を行っている。
【0012】このような従来技術のマルチメディア情報
提供方法及び装置によれば、再生する素片の提示効果を
シナリオに記述できるために、利用者の状況によりプレ
ゼンテーション効果を切り替えることが可能なマルチメ
ディア情報提供システムを簡易に実現できるといった効
果、プレゼンテーションの内容・流れ、提示効果を作成
するシナリオ編集者は、プレゼンテーションのシナリオ
を編集することでプレゼンテーションの内容・流れ・提
示効果を作成・記述し、変更することができるといった
効果、アプリケーションプログラムを変更することな
く、プレゼンテーションを変更することができるといっ
た効果、素材と分離して再生効果を素片として管理する
ことにより、マルチメディア情報の編集効果の再利用性
を高めることが可能となるといった効果等が開示されて
いる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に掲げる問題点があった。まず第1の問題点
は、シナリオを基にムービー(動画、音声)の再生時刻
に同期させてコンテンツ(文書、イメージ、HTML文
書)を同期表示することが難しいことである。また第2
の問題点は、シナリオを基にムービー(動画、音声)を
任意の位置から再生することが難しいことである。そし
て第3の問題点は、シナリオを作成することが難しいこ
とである。
【0014】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、シナリオを基にム
ービー(動画、音声)の再生時刻に同期させてコンテン
ツ(文書、イメージ、HTML文書)を同期表示でき、
シナリオを基にムービー(動画、音声)を任意の位置か
ら再生でき、さらに、シナリオを作成できるマルチメデ
ィアコンテンツ再生システム及びマルチメディアコンテ
ンツ再生方法を提供する点にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載の発明の要旨は、動画や音声を含んで構成されるムー
ビー情報と、文書、イメージまたはHTML文書の少な
くともいずれかを含んで構成されるコンテンツ情報の時
間関係を指定するシナリオ情報を作成するシナリオ作成
装置と、前記ムービー情報を再生するムービー再生装置
と、前記コンテンツ情報を表示するコンテンツ表示装置
と、前記シナリオ情報の前記ムービー情報の再生時刻、
及び当該再生時刻に表示すべき前記コンテンツ情報を一
つの組とした各アイテムを表示しユーザーに選択させる
シナリオ表示装置と、前記ムービー情報と前記コンテン
ツ情報を同期再生する制御を行う制御装置と、前記シナ
リオ情報を前記制御装置が直接使用可能なデータ形式
変換するシナリオ解析装置を有することを特徴とするマ
ルチメディアコンテンツ再生システムに存する。この発
明の請求項2に記載の発明の要旨は、前記制御装置は、
前記シナリオ情報のアイテムの選択を通知されたとき、
指定された時刻から前記ムービー情報の再生の開始を指
示する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の
マルチメディアコンテンツ再生システムに存する。この
発明の請求項3に記載の発明の要旨は、前記シナリオ作
成装置は、前記ムービー情報からの相対時刻、及び前記
ムービー情報の表示時に一緒に表示する前記コンテンツ
情報からなる複数の前記アイテムからなる前記シナリオ
情報を作成し、前記制御装置は、前記シナリオ情報を参
照して、前記ムービー再生装置と前記コンテンツ表示装
置を同期させる手段を有することを特徴とする請求項1
に記載のマルチメディアコンテンツ再生システムに存す
る。この発明の請求項4に記載の発明の要旨は、前記シ
ナリオ作成装置が、前記ムービー情報の再生時刻、及び
当該再生時刻に表示すべき前記コンテンツ情報を一つの
組としたアイテムの集合である前記シナリオ情報を出力
し、前記シナリオ解析装置が、前記シナリオ作成装置か
ら最初に与えられた前記シナリオ情報を前記制御装置で
使用可能なデータ形式に変換して前記制御装置に与え、
前記ムービー再生装置が、前記制御装置から受け取っ
た前記ムービー情報を再生し、前記制御装置が、前記ム
ービー再生装置における前記ムービー情報の再生状況を
監視するとともに、前記ムービー情報が前記シナリオ情
報に指定されている時刻になった場合、指定されている
前記コンテンツ情報を時刻とともに表示する指示を前記
コンテンツ表示装置に与え、前記シナリオ表示装置から
アイテムの選択を通知された場合、指定された時刻から
前記ムービー再生装置に前記ムービー情報の再生の開始
を指示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
一項に記載のマルチメディアコンテンツ再生システムに
存する。この発明の請求項5に記載の発明の要旨は、前
記制御装置は、前記シナリオ表示装置からアイテムの選
択を通知された場合であって、指定された時刻から前記
ムービー再生装置に前記ムービー情報の再生の開始を指
示した際に、指定されている前記コンテンツ情報を時刻
とともに表示する指示を前記コンテンツ表示装置に与え
ることを特徴とする請求項4に記載のマルチメディアコ
ンテンツ再生システムに存する。この発明の請求項6に
記載の発明の要旨は、前記シナリオ作成装置によって作
成された前記シナリオ情報には、前記ムービー情報から
の相対時刻、及び前記ムービー情報の表示時に一緒に表
示する前記コンテンツ情報を一つの組としたアイテムが
複数保存され、前記制御装置は、直接使用可能な形式に
前記シナリオ解析装置を用いて変換した前記シナリオ情
報を参照して、前記ムービー再生装置と前記コンテンツ
表示装置を同期再生させ、前記シナリオ表示装置は、全
てのアイテムを表示しユーザーからの各アイテムの選択
を前記制御装置に通知し、当該通知された前記制御装置
は、前記ムービー再生装置に当該通知された時刻から前
記ムービー情報の再生を指示することを特徴とする請求
項5に記載のマルチメディアコンテンツ再生システムに
存する。この発明の請求項7に記載の発明の要旨は、動
画や音声を含んで構成されるムービー情報と、文書、イ
メージまたはHTML文書の少なくともいずれかを含ん
で構成されるコンテンツ情報の時間関係を指定するシナ
リオ情報を作成するシナリオ作成工程と、前記ムービー
情報を再生するムービー再生工程と、前記コンテンツ情
報を表示するコンテンツ表示工程と、前記シナリオ情報
前記ムービー情報の再生時刻、及び当該再生時刻に表
示すべき前記コンテンツ情報を一つの組とした各アイテ
ムを表示しユーザーに選択させるシナリオ表示工程と、
前記ムービー情報と前記コンテンツ情報を同期再生する
制御を行う制御工程と、前記シナリオ情報を前記制御工
程が直接使用可能なデータ形式に変換するシナリオ解析
工程を有することを特徴とするマルチメディアコンテン
ツ再生方法に存する。この発明の請求項8に記載の発明
の要旨は、前記制御工程は、前記シナリオ情報を通知さ
れたとき、指定された時刻から前記ムービー情報の再生
の開始を指示する工程を有することを特徴とする請求項
7に記載のマルチメディアコンテンツ再生方法に存す
る。この発明の請求項9に記載の発明の要旨は、前記シ
ナリオ作成工程は、前記ムービー情報からの相対時刻、
及び前記ムービー情報の表示時に一緒に表示する前記コ
ンテンツ情報からなる複数の前記アイテムからなる前記
シナリオ情報を作成し、前記制御装置は、前記シナリオ
情報を参照して、前記ムービー再生工程と前記コンテン
ツ表示工程を同期させることを特徴とする請求項7に記
載のマルチメディアコンテンツ再生方法に存する。この
発明の請求項10に記載の発明の要旨は、前記シナリオ
作成工程が、前記ムービー情報の再生時刻、及び当該再
生時刻に表示すべき前記コンテンツ情報を一つの組とし
たアイテムの集合である前記シナリオ情報を出力する工
程を実行し、前記シナリオ解析工程が、前記シナリオ作
成工程から最初に与えられた前記シナリオ情報を前記制
御工程で使用可能なデータ形式に変換して前記制御工程
に与える工程を実行し、前記ムービー再生工程が、前記
制御工程から受け取った前記ムービー情報を再生する工
程を実行し、前記制御工程が、前記ムービー再生工程に
おける前記ムービー情報の再生状況を監視するととも
に、前記ムービー情報が前記シナリオ情報に指定されて
いる時刻になった場合、指定されている前記コンテンツ
情報を時刻とともに表示する指示を前記コンテンツ表示
工程に与え、前記シナリオ表示工程からアイテムの選択
を通知された場合、指定された時刻から前記ムービー再
生工程に前記ムービー情報の再生の開始を指示する工程
を実行することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか
一項に記載のマルチメディアコンテンツ再生方法に存す
る。この発明の請求項11に記載の発明の要旨は、前記
制御工程は、前記シナリオ表示工程からアイテムの選択
を通知された場合であって、指定された時刻から前記ム
ービー再生工程に前記ムービー情報の再生の開始を指示
した際に、指定されている前記コンテンツ情報を時刻と
ともに表示する指示を前記コンテンツ表示工程に与える
工程を有することを特徴とする請求項10に記載のマル
チメディアコンテンツ再生方法に存する。この発明の請
求項12に記載の発明の要旨は、前記シナリオ作成工程
によって作成された前記シナリオ情報には、前記ムービ
ー情報からの相対時刻、及び前記ムービー情報の表示時
に一緒に表示する前記コンテンツ情報を一つの組とした
アイテムが複数保存され、前記制御工程は、直接使用可
能な形式に前記シナリオ解析工程を用いて変換した前記
シナリオ情報を参照して、前記ムービー再生工程と前記
コンテンツ表示工程を同期再生させ、前記シナリオ表示
工程は、全てのアイテムを表示しユーザーからの各アイ
テムの選択を前記制御工程に通知し、当該通知された前
記制御工程は、前記ムービー再生工程に当該通知された
時刻から前記ムービー情報の再生を指示することを特徴
とする請求項11に記載のマルチメディアコンテンツ再
生方法に存する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の
形態に係るマルチメディアコンテンツ再生システムを説
明するための機能ブロック図である。図1において、1
0はシナリオ作成装置、12はシナリオ情報、14はム
ービー情報、16はコンテンツ情報、20は制御装置、
30はシナリオ解析装置、40はムービー再生装置、5
0はコンテンツ表示装置、60はシナリオ表示装置、1
00は本実施の形態のマルチメディアコンテンツ再生シ
ステムを示している。
【0017】図1を参照すると、本実施の形態のマルチ
メディアコンテンツ再生システム100は、ムービー情
報14(動画、音声)の再生と同期してコンテンツ情報
16(文書、イメージ、HTML文書)を表示する機能
を実現するために、ムービー情報14(動画、音声)と
コンテンツ情報16(文書、イメージ、HTML文書)
の時間関係を指定するシナリオ情報12を作成するシナ
リオ作成装置10と、シナリオ情報12を制御装置20
が使用できるデータ形式に変換するシナリオ解析装置3
0と、ムービー情報14(動画、音声)を再生するムー
ビー再生装置40と、コンテンツ情報16(文書、イメ
ージ、HTML文書)を表示するコンテンツ表示装置5
0と、シナリオ情報12の各アイテムを表示しユーザー
に選択させるシナリオ表示装置60と、シナリオ解析装
置30、ムービー再生装置40、コンテンツ表示装置5
0及びシナリオ表示装置60における同期表示の制御を
行う制御装置20を中心にして構成されている。
【0018】次にマルチメディアコンテンツ再生システ
ム100の動作(マルチメディアコンテンツ再生方法)
について説明する。図1に示すように、シナリオ作成装
置10が、ムービー情報14(動画、音声)の再生時
刻、及び当該再生時刻に表示すべきコンテンツ情報16
(文書、イメージ、HTML文書)を一つの組としたア
イテムの集合であるシナリオ情報12を出力する。
【0019】シナリオ解析装置30が、シナリオ作成装
置10から最初に与えられたシナリオ情報12を制御装
置20で使用可能なデータ形式に変換して制御装置20
に与える。ムービー再生装置40は、制御装置20から
受け取ったムービー情報14(動画、音声)を再生す
る。
【0020】制御装置20は、ムービー再生装置40に
おけるムービー情報14(動画、音声)の再生状況を監
視している。ムービー情報14(動画、音声)がシナリ
オ情報12に指定されている再生時刻になった場合、指
定されているコンテンツ情報16(文書、イメージ、H
TML文書)を時刻とともに表示する指示をコンテンツ
表示装置50に与える。また、シナリオ表示装置60か
らアイテムの選択を通知された場合、指定された時刻か
らムービー再生装置40にムービー情報14(動画、音
声)の再生の開始を指示する。このとき同時に、指定さ
れているコンテンツ情報16(文書、イメージ、HTM
L文書)を時刻とともに表示する指示をコンテンツ表示
装置50に与える。
【0021】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、シナリオ作成装置10によって作成されたシナリオ
情報12には、ムービー情報14(動画、音声)からの
相対時刻、及びムービー情報14(動画、音声)の表示
時に一緒に表示するコンテンツ情報16(文書、イメー
ジ、HTML文書)を一つの組としたアイテムが複数保
存されている。制御装置20は、直接使用可能な形式に
シナリオ解析装置30を用いて変換したシナリオ情報1
2を参照して、ムービー再生装置40とコンテンツ表示
装置50を同期再生させる。また、シナリオ表示装置6
0は、全てのアイテムを表示しユーザーからの各アイテ
ムの選択を制御装置20に通知する。通知された制御装
置20はムービー再生装置40にその時刻からムービー
情報14(動画、音声)の再生を行わせる。
【0022】これにより、以下に掲げる効果を奏する。
まず第1の効果は、シナリオ情報12を基にムービー
(動画、音声)の再生時刻に同期させてコンテンツ情報
16(文書、イメージ、HTML文書)を同期表示でき
ることである。また第2の効果は、シナリオ情報12を
基にムービー(動画、音声)を任意の位置から再生でき
ることである。そして第3の効果は、シナリオ情報12
を作成できることである。
【0023】なお、本発明が上記各実施の形態に限定さ
れず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形
態は適宜変更され得ることは明らかである。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。まず第1の効果は、シ
ナリオ情報を基にムービー(動画、音声)の再生時刻に
同期させてコンテンツ情報(文書、イメージ、HTML
文書)を同期表示できることである。また第2の効果
は、シナリオ情報を基にムービー(動画、音声)を任意
の位置から再生できることである。そして第3の効果
は、シナリオ情報を作成できることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るマルチメディアコ
ンテンツ再生システムを説明するための機能ブロック図
である。
【符号の説明】
10…シナリオ作成装置 12…シナリオ情報 14…ムービー情報 16…コンテンツ情報 20…制御装置 30…シナリオ解析装置 40…ムービー再生装置 50…コンテンツ表示装置 60…シナリオ表示装置 100…マルチメディアコンテンツ再生システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画や音声を含んで構成されるムービー
    情報と、文書、イメージまたはHTML文書の少なくと
    もいずれかを含んで構成されるコンテンツ情報の時間関
    係を指定するシナリオ情報を作成するシナリオ作成装置
    と、 前記ムービー情報を再生するムービー再生装置と、 前記コンテンツ情報を表示するコンテンツ表示装置と、 前記シナリオ情報の前記ムービー情報の再生時刻、及び
    当該再生時刻に表示すべき前記コンテンツ情報を一つの
    組とした各アイテムを表示しユーザーに選択させるシナ
    リオ表示装置と、 前記ムービー情報と前記コンテンツ情報を同期再生する
    制御を行う制御装置と、 前記シナリオ情報を前記制御装置が直接使用可能なデー
    タ形式に変換するシナリオ解析装置を有することを特徴
    とするマルチメディアコンテンツ再生システム。
  2. 【請求項2】 前記制御装置は、前記シナリオ情報のア
    イテムの選択を通知されたとき、指定された時刻から前
    記ムービー情報の再生の開始を指示する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のマルチメディアコンテ
    ンツ再生システム。
  3. 【請求項3】 前記シナリオ作成装置は、前記ムービー
    情報からの相対時刻、及び前記ムービー情報の表示時に
    一緒に表示する前記コンテンツ情報からなる複数の前記
    アイテムからなる前記シナリオ情報を作成し、前記制御
    装置は、前記シナリオ情報を参照して、前記ムービー再
    生装置と前記コンテンツ表示装置を同期させる手段を有
    することを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア
    コンテンツ再生システム。
  4. 【請求項4】 前記シナリオ作成装置が、前記ムービー
    情報の再生時刻、及び当該再生時刻に表示すべき前記コ
    ンテンツ情報を一つの組としたアイテムの集合である前
    記シナリオ情報を出力し、 前記シナリオ解析装置が、前記シナリオ作成装置から最
    初に与えられた前記シナリオ情報を前記制御装置で使用
    可能なデータ形式に変換して前記制御装置に与え、 前記ムービー再生装置が、前記制御装置から受け取った
    前記ムービー情報を再生し、 前記制御装置が、前記ムービー再生装置における前記ム
    ービー情報の再生状況を監視するとともに、前記ムービ
    ー情報が前記シナリオ情報に指定されている時刻になっ
    た場合、指定されている前記コンテンツ情報を時刻とと
    もに表示する指示を前記コンテンツ表示装置に与え、前
    記シナリオ表示装置からアイテムの選択を通知された場
    合、指定された時刻から前記ムービー再生装置に前記ム
    ービー情報の再生の開始を指示することを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれか一項に記載のマルチメディアコ
    ンテンツ再生システム。
  5. 【請求項5】 前記制御装置は、前記シナリオ表示装置
    からアイテムの選択を通知された場合であって、指定さ
    れた時刻から前記ムービー再生装置に前記ムービー情報
    の再生の開始を指示した際に、指定されている前記コン
    テンツ情報を時刻とともに表示する指示を前記コンテン
    ツ表示装置に与えることを特徴とする請求項4に記載の
    マルチメディアコンテンツ再生システム。
  6. 【請求項6】 前記シナリオ作成装置によって作成され
    た前記シナリオ情報には、前記ムービー情報からの相対
    時刻、及び前記ムービー情報の表示時に一緒に表示する
    前記コンテンツ情報を一つの組としたアイテムが複数保
    存され、 前記制御装置は、直接使用可能な形式に前記シナリオ解
    析装置を用いて変換した前記シナリオ情報を参照して、
    前記ムービー再生装置と前記コンテンツ表示装置を同期
    再生させ、 前記シナリオ表示装置は、全てのアイテムを表示しユー
    ザーからの各アイテムの選択を前記制御装置に通知し、 当該通知された前記制御装置は、前記ムービー再生装置
    に当該通知された時刻から前記ムービー情報の再生を指
    示することを特徴とする請求項5に記載のマルチメディ
    アコンテンツ再生システム。
  7. 【請求項7】 動画や音声を含んで構成されるムービー
    情報と、文書、イメージまたはHTML文書の少なくと
    もいずれかを含んで構成されるコンテンツ情報の時間関
    係を指定するシナリオ情報を作成するシナリオ作成工程
    と、 前記ムービー情報を再生するムービー再生工程と、 前記コンテンツ情報を表示するコンテンツ表示工程と、 前記シナリオ情報の前記ムービー情報の再生時刻、及び
    当該再生時刻に表示すべき前記コンテンツ情報を一つの
    組とした各アイテムを表示しユーザーに選択させるシナ
    リオ表示工程と、 前記ムービー情報と前記コンテンツ情報を同期再生する
    制御を行う制御工程と、 前記シナリオ情報を前記制御工程が直接使用可能なデー
    タ形式に変換するシナリオ解析工程を有することを特徴
    とするマルチメディアコンテンツ再生方法。
  8. 【請求項8】 前記制御工程は、前記シナリオ情報を通
    知されたとき、指定された時刻から前記ムービー情報の
    再生の開始を指示する工程を有することを特徴とする請
    求項7に記載のマルチメディアコンテンツ再生方法。
  9. 【請求項9】 前記シナリオ作成工程は、前記ムービー
    情報からの相対時刻、及び前記ムービー情報の表示時に
    一緒に表示する前記コンテンツ情報からなる複数の前記
    アイテムからなる前記シナリオ情報を作成し、前記制御
    装置は、前記シナリオ情報を参照して、前記ムービー再
    生工程と前記コンテンツ表示工程を同期させることを特
    徴とする請求項7に記載のマルチメディアコンテンツ再
    生方法。
  10. 【請求項10】 前記シナリオ作成工程が、前記ムービ
    ー情報の再生時刻、及び当該再生時刻に表示すべき前記
    コンテンツ情報を一つの組としたアイテムの集合である
    前記シナリオ情報を出力する工程を実行し、 前記シナリオ解析工程が、前記シナリオ作成工程から最
    初に与えられた前記シナリオ情報を前記制御工程で使用
    可能なデータ形式に変換して前記制御工程に与える工程
    を実行し、 前記ムービー再生工程が、前記制御工程から受け取った
    前記ムービー情報を再生する工程を実行し、 前記制御工程が、前記ムービー再生工程における前記ム
    ービー情報の再生状況を監視するとともに、前記ムービ
    ー情報が前記シナリオ情報に指定されている時刻になっ
    た場合、指定されている前記コンテンツ情報を時刻とと
    もに表示する指示を前記コンテンツ表示工程に与え、前
    記シナリオ表示工程からアイテムの選択を通知された場
    合、指定された時刻から前記ムービー再生工程に前記ム
    ービー情報の再生の開始を指示する工程を実行すること
    を特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項に記載のマ
    ルチメディアコンテンツ再生方法。
  11. 【請求項11】 前記制御工程は、前記シナリオ表示工
    程からアイテムの選択を通知された場合であって、指定
    された時刻から前記ムービー再生工程に前記ムービー情
    報の再生の開始を指示した際に、指定されている前記コ
    ンテンツ情報を時刻とともに表示する指示を前記コンテ
    ンツ表示工程に与える工程を有することを特徴とする請
    求項10に記載のマルチメディアコンテンツ再生方法。
  12. 【請求項12】 前記シナリオ作成工程によって作成さ
    れた前記シナリオ情報には、前記ムービー情報からの相
    対時刻、及び前記ムービー情報の表示時に一緒に表示す
    る前記コンテンツ情報を一つの組としたアイテムが複数
    保存され、 前記制御工程は、直接使用可能な形式に前記シナリオ解
    析工程を用いて変換した前記シナリオ情報を参照して、
    前記ムービー再生工程と前記コンテンツ表示工程を同期
    再生させ、 前記シナリオ表示工程は、全てのアイテムを表示しユー
    ザーからの各アイテムの選択を前記制御工程に通知し、 当該通知された前記制御工程は、前記ムービー再生工程
    に当該通知された時刻から前記ムービー情報の再生を指
    示することを特徴とする請求項11に記載のマルチメデ
    ィアコンテンツ再生方法。
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