JP2002218385A - データ処理装置、データ処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法及び記憶媒体

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JP2002218385A
JP2002218385A JP2001011768A JP2001011768A JP2002218385A JP 2002218385 A JP2002218385 A JP 2002218385A JP 2001011768 A JP2001011768 A JP 2001011768A JP 2001011768 A JP2001011768 A JP 2001011768A JP 2002218385 A JP2002218385 A JP 2002218385A
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Yoshiki Ishii
芳季 石井
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  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素材となる情報データの再生手順を容易に変
更すると共に、元の素材データを容易に復元可能とす
る。 【解決手段】 データ処理装置は、情報データ及び前記
情報データの再生手順を示す再生記述データとを処理す
る装置であって、前記情報データの一部のデータを用い
て新たに加工データを生成する加工データ処理手段と、
前記情報データのうち前記一部のデータの代わりに前記
加工データを再生するよう前記再生記述データを変更す
る記述データ処理手段とを備える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ処理装置、デ
ータ処理方法、及び記憶媒体に関し、特には、動画像デ
ータや音声データ等の編集処理に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルVTRやDVDプレーヤ
等のデジタル画像データを扱う機器が普及し、また、A
V機器やコンピュータの進歩により動画像の編集がスタ
ジオだけでなく家庭においても行われるようになってき
た。
【0003】例えば、ノンリニア編集と呼ばれるビデオ
編集システムにおいては、例えば、図13に示すような
素材となる動画A1301、動画B1302の動画デー
タを編集し、動画C1303を生成する。このように従
来のノンリニア編集では、素材となる画像データを、カ
ットイン、カットアウトによる時間方向の切り出しや、
並べ替え、更にはカット間のワイプ効果などのエフェク
トを加えて画像をレンダリングし、新たな動画データを
生成するシステムが一般的である。
【0004】また、動画像データは一般にその情報量が
多いので、圧縮符号化されていることが多く、素材デー
タがこのように圧縮符号化されている場合には編集を行
う際に一度デコードしてから編集を行い、その後再び符
号化する。
【0005】また、近年、動画像データや音声データ等
の再生処理を制御するための記述言語が提案されてい
る。
【0006】例えば、SMIL(Synchronized Multimed
ia Integration Language)などがその一例である。SM
ILでは、動画像や静止画像などの画像データの同期再
生、逐次再生や、あるいは、テキストや音声など、他の
メディアデータの再生処理を指示することができる。ま
た、画像データの表示切り替え時に適用される特殊効果
なども指定できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のノンリ
ニア編集システムでは、ワイプやディゾルブのような追
加効果の処理を直接画像データに対して施してしまうた
め、後で追加効果のみを削除することや、あるいは別の
効果に差し替えることができず、また、素材となった部
分と追加効果処理が施されている部分とを識別すること
ができない。
【0008】また、再生記述言語を用いてビデオエフェ
クトを付加することが可能であり、この再生記述言語を
書き替えることで効果の内容を差し替えることもでき
る。
【0009】しかし、SMILのような再生記述言語を
用いて自由な再生手順や特殊効果を記述可能となって
も、実際に再生処理を行う再生環境によっては指示され
たとおりの再生が不可能である場合がある。例えば、再
生環境によっては記述されている特殊効果をリアルタイ
ムに実行することができず、特殊効果に関する記述が無
視されてしまうこともある。
【0010】従って、高度で複雑なビデオエフェクトを
記述することは、記述方式の仕様として不可能であっ
た。
【0011】本発明は前述の如き問題点を解決すること
を目的とする。
【0012】本発明の他の目的は、素材となる情報デー
タの再生手順を容易に変更すると共に、元の素材データ
を容易に復元可能とするところにある。
【0013】本発明の更に他の目的は、再生環境に依存
せず、高度で複雑なエフェクトを可能とするところにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の如き目的を達成す
るため、本発明は、情報データ及び前記情報データの再
生手順を示す再生記述データとを処理する装置であっ
て、前記情報データの一部のデータを用いて新たに加工
データを生成する加工データ処理手段と、前記情報デー
タのうち前記一部のデータの代わりに前記加工データを
再生するよう前記再生記述データの内容を変更する記述
データ処理手段とを備える構成とした。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0016】図1は本発明が適用される編集装置の構成
を示すブロック図である。本形態の編集装置は、MPE
G2のトランスポートストリーム(以下MPEG2−T
S)の形式で符号化され、光磁気ディスクやハードディ
スク等に記録された画像情報や音声情報などを編集処理
するものである。
【0017】図1において、101は画像処理部であ
り、動画像データを処理して加工データを生成する。1
03は光磁気ディスクやハードディスク等の蓄積部であ
り、動画像データや音声データその他のメディアデータ
を記憶している。また、後述のように再生記述データも
記憶する。105は表示制御部で、画像処理部101あ
るいは蓄積部105より出力される画像データやディス
クI/F117を介してディスク119より再生される
画像データに応じた画像のほか、各種のメニューや操作
パネル等を表示部107に表示する。109はデータバ
スである。
【0018】111は装置各部の動作を制御するCP
U、113はCPU111による処理に用いられるメモ
リ、115は記録再生処理や編集処理を指示するための
操作部である。操作部115は記録再生等、各種のキー
を備える構成や、あるいは、キーボード、マウス等の構
成をとることも可能である。117はディスクI/Fで
あり、光磁気ディスク119に対して動画像データや音
声データ等のメディアデータのほか、再生記述データを
記録再生する。119は光磁気ディスクであり、不図示
のスロットを介して装置100に対して挿入、排出され
る。121はIEEE1394等のデジタルI/Fであ
り、蓄積部103に記憶された動画像データや音声デー
タあるいは、光磁気ディスク119より再生された動画
像データや音声データを、符号化されたままの形態、こ
こではMPEG2−TSに従う形式で外部機器に出力す
ると共に、外部機器より符号化されたデータを入力す
る。
【0019】次に、本形態における動画像データの編集
処理について説明する。本形態の編集装置では、操作部
115を操作することで、表示部107に表示される画
像を確認しながら蓄積部103に記憶された動画像デー
タに対し、各種のビデオエフェクトを施すことができ
る。
【0020】本形態では、図3(a)に示した再生記述
データによりその再生手順が指示されている画像データ
に対して編集処理を行う場合について説明する。
【0021】図3(a)は蓄積部103に記憶されてい
る再生記述データの様子を示す図である。図3(a)の
再生記述データにおいて、データオブジェクトA301
及びデータオブジェクトB302はそれぞれ、蓄積部1
03に記憶されている動画A401、動画B402の順
に再生を指定するデータオブジェクトである。本形態の
再生記述データには、編集処理を行う前の各データオブ
ジェクトには各動画像データの再生開始点、再生終了点
を指定する再生時間指定情報は含まれていないものとす
る。
【0022】図3(a)の再生記述データによれば、図
4(a)に示すように、データオブジェクトA301で
指定された動画データA401が先頭から終端まで再生
され、引き続きデータオブジェクトB302で指定され
た動画データB402が先頭から終端まで再生される。
【0023】次に、動画A401と動画B402の間に
遷移効果を付加する場合の処理について説明する。本形
態では、データオブジェクトA301で指定された動画
データA401の終端の1秒と、データオブジェクトB
302で指定された動画データB402の先頭の1秒
を、例えばワイプ効果のようなビデオエフェクトを付加
して遷移させる場合を説明する。
【0024】図1はこのような編集処理におけるCPU
111の処理を説明するためのフローチャートである。
操作部115を用いてユーザにより前述のような編集処
理の指示、即ち、動画像データA401の終端1秒と動
画像データB402の先頭1秒をワイプ効果を付加して
遷移するという指示があると、CPU111は図1のフ
ローを開始する。
【0025】編集処理が開始されると、CPU111は
まず、前述のようなユーザの指示に従い加工タイプを選
択し、動画像に加える効果を選択する(ステップS20
1)。本形態ではワイプによる遷移効果が選択されてい
る。次に、蓄積部103より再生記述データを読み出し
てメモリ113に記憶する。そして、この再生記述デー
タにおいて、追加する効果適用時間に対しての、先行す
る元のデータオブジェクトの有無を判定する(S20
2)。
【0026】この有無はステップS101で選択された
効果に応じて決まるものである。本形態のワイプ効果は
動画データA401から動画データB402への遷移効
果であり、データオブジェクトA301が先行する元デ
ータオブジェクトに相当するので判定はYとなる。すな
わち先行データオブジェクトの有無判定結果は、2つの
動画間での遷移効果および、フェードアウトのような単
一動画内の終端部分での効果の場合はYであり、たとえ
ばフェードインのような単一動画内の先頭部分での効果
の場合はNである。
【0027】ステップS202の判定結果によって、本
形態のようにYの場合はステップS203から始まる先
行データオブジェクトに対する終了点復元情報の付加の
処理に進み、フェードインのような映像先頭部分のみの
効果の場合はNの分岐でステップS207の後続データ
オブジェクト判定までスキップする。
【0028】ステップS203では先行データオブジェ
クトの終了点指定の有無を判定する。前述のように本形
態では加工前の各データオブジェクトには再生時間指定
情報は含まれていないため、判定はNでありステップS
204の終了点計算処理に進み、先行データオブジェク
トの本来の終了点を計算する。再生記述データのデータ
オブジェクトが再生時間指定情報を含まない場合の終了
点は先行データオブジェクトで指定された動画データ全
体の再生時間に等しい。また、既存の動画データフォー
マットには再生時間情報ないしは各フレームのタイムコ
ードなどの時間情報が付加されていることが一般的であ
るので、全体の再生時間はこれらを用いて容易に計算す
ることができる。
【0029】次に、ステップS205において、ワイプ
処理を施す加工データの再生時間分だけ再生終了点をシ
フトし、再生時において、動画データAのうち遷移効果
の部分、ここでは終端部分の1秒間は加工データが代わ
りに再生されるよう、再生記述データのデータオブジェ
クトAの内容を変更し、データオブジェクトA301’
を得る。
【0030】図3(b)はデータオブジェクトA30
1’に対し、この終了点移動処理後の再生時間指定情報
304を追加した様子を示している。図4の401’に
本形態の処理による動画データAの終了点移動の様子を
示す。
【0031】次に、ステップS206では、データオブ
ジェクトA301’の終了点を元の再生終了点に復元す
るため時間指定復元情報306を生成し、データオブジ
ェクトA301’に付加する。この時間指定復元情報
は、ステップS205の終了点移動処理にて用いた加工
データの再生時間の情報に基づいて生成することができ
る。
【0032】このように、先行データオブジェクトの処
理が終了すると、次に、ステップS207ではステップ
S202と同様に、加工タイプに応じて追加する効果適
用時間に対しての、後続する元のデータオブジェクトの
有無を判定する。
【0033】ステップS207の判定結果によって、本
形態のようにYの場合はステップS208から始まる後
続データオブジェクトに対する開始点復元情報の付加の
処理に進み、フェードアウトのような映像終端部分のみ
の効果の場合はNの分岐でステップS212までスキッ
プする。
【0034】ステップS208では後続データオブジェ
クトの開始点指定の有無を判定する。前述のように本形
態では加工前の各データオブジェクトには再生時間指定
情報は含まれていないため、判定はNでありステップS
209の開始点計算処理に進み後続データオブジェクト
の本来の開始点を計算する。再生時間指定情報を含まな
い場合の開始点は先行データオブジェクトで指定された
動画データの開始時間に等しく、通常これは“0”であ
る。
【0035】次に、ステップS210において、再生開
始点を加工データの再生時間分だけシフトし、再生時に
おいて、動画データBのうち遷移効果の部分、ここでは
再生開始端から1秒間は加工データが替わって再生され
るよう、再生記述データのデータオブジェクトBの内容
を変更し、データオブジェクトB302’を得る。
【0036】図3(b)はデータオブジェクトB30
2’に対し、この開始点移動処理後の再生時間指定情報
305を追加した様子を示している。図4の402’に
本形態の処理による動画データBの再生開始点の移動の
様子を示す。
【0037】次に、ステップS211では、データオブ
ジェクトB302’の開始点を復元するための時間指定
復元情報307を生成し、データオブジェクトB30
2’に付加する。この時間指定復元情報は、ステップS
205の終了点移動処理にて用いた加工データの再生時
間の情報に基づいて生成することができる。
【0038】次に、ステップS212において、加工動
画データを生成する。
【0039】本形態では、動画データAの終端1秒の映
像と動画データBの先頭1秒の映像を素材映像として、
ワイプ効果を加えた新たな効果データA−B403を生
成する。
【0040】ここで、ワイプ効果を加えた効果データA
−Bの生成動作について説明する。
【0041】CPU111は、蓄積部103より動画デ
ータAの終端部分の1秒間の動画像データと、動画デー
タBの先頭部分の1秒間の動画像データとを読み出し、
画像処理部101に出力する。画像処理部101は蓄積
部103より出力された各動画像データを内部のメモリ
に記憶する。
【0042】蓄積部103より再生された動画像データ
は前述のようにMPEG2の形式で符号化されている。
画像処理部101は画像データの符号化、復号化を行う
CODEC部や復号された画像データに対し、ワイプや
ディゾルブ処理を施す特殊効果部を有し、CPU111
からの指示に従い、動画像データA及び動画像データB
をそれぞれ復号し、復号した画像データに対し、ワイプ
処理を施した後、再びMPEG2の形式で符号化して効
果データを生成し、内部のメモリに記憶する。なお、以
上の処理はハードウエアにて実現してもよいが、マイク
ロプロセッサを用いたソフトウェア処理によっても実現
可能である。
【0043】CPU111は画像処理部101により効
果データが生成されると、その効果データを画像処理部
101より読み出し、蓄積部103に記憶する。
【0044】次に、ステップS213において、前述の
ように得られた効果データA−B403を指定するデー
タオブジェクトである加工データオブジェクトA−B3
03を生成し、メモリ113に記憶した再生記述データ
のデータオブジェクトA301’とデータオブジェクト
B302’の間に追加する。そして、ステップS214
において、この加工データオブジェクトA−B303に
対して加工データ識別情報308を付加し、最終的な再
生記述データを生成した後、この再生記述データをメモ
リ113より読み出し、蓄積部103に出力する。
【0045】このように、編集するべきデータに関する
全ての処理が終了すると、CPU111は表示部107
に対して編集処理が終了した旨の表示を行う。
【0046】次に、再生記述データとして前述のSMI
Lを用いた場合の処理を説明する。
【0047】図5はSMILによる再生記述データの様
子を示す図である。尚、図5は本形態の処理に関連する
部分の記述のみを抜き出したものであり、他の記述エレ
メントは省略されている。
【0048】図5の例では先行する動画データ、後続す
る動画データの再生時間がそれぞれ10秒、追加する効
果の時間が1秒の遷移効果であるとしている。図5のmo
v1.mpg、mov2.mpgがそれぞれ元の先行画像データ、後続
画像データであり、trans1_2.mpgがmov1.mpgの終端の1
秒とmov2.mpgの開始部分1秒の映像がワイプ効果で切り
替わる1秒のレンダリング済み加工動画データである。
【0049】図5(b)の1行目が図3のデータオブジ
ェクトA201’に対応し、加工後の再生時間指定情報
304としてmov1.mpgの再生時間10秒から、加工デー
タの再生時間1秒を引いた9秒を示すデータが、SMI
L標準の終了点記述に従ってclipEnd=”9s”と記述され
ている。
【0050】さらにこのデータオブジェクトには時間指
定復元情報206として、終了点のシフト量1秒が、本
形態の独自の記述エレメントを用いてtailShift=”1s”
と記述されている。
【0051】2行目は図3の加工データオブジェクトA
−B303に対応し、加工データ識別情報308が、本
形態の独自の記述エレメントを用いてrclipFor=”trans
ition”と記述されている。
【0052】3行目は図3のデータオブジェクトB30
2’に対応し、加工後の再生時間指定情報305として
mov2.mpgの先頭に加工データの再生時間1秒を加えた1
秒を示すデータが、SMIL標準の開始点記述に従って
clipBegin=”1s”と記述されている。さらにこのデータ
オブジェクトには時間指定復元情報307として、開始
点のシフト量1秒が、本形態の独自の記述エレメントを
用いてheadShift=”1s”と記述されている。
【0053】このように本形態では、既存の標準記述エ
レメントを用いて再生時間を指定しているので、本形態
を適用して特殊効果を追加した再生記述データは標準の
再生記述データとの再生互換性を持つ。
【0054】図5について説明すると、本形態による独
自の記述エレメントrclipFor、tailShiftおよびheadShi
ftはSMILの標準記述エレメントに従う再生処理にお
いては無視されるので、mov1.mpgを9秒間再生後、tran
s1_2.mpgを再生し、その後mov2.mpgを先頭から1秒後か
ら再生する。
【0055】その結果、図4(b)に示すように、動画
A301’→効果A−B303→動画B302’という
順序で再生が行われ、mov1.mpgのラスト1秒からmov2.m
pg先頭部分1秒へのワイプ効果が付加された一連の編集
された動画像を再生することができる。このワイプ効果
部分はワイプ効果を付加したレンダリング済の動画デー
タtrans1_2.mpgが再生されているだけであるため、再生
機の機能に頼ることなく標準の動画再生機能のみで実現
できることが本形態の特徴である。
【0056】次に、このように追加した特殊効果を削除
し、元の状態に戻す場合の処理について説明する。
【0057】図6はCPU111による加工データの削
除の処理を示すフローチャートである。ユーザが操作部
115を操作して削除すべき編集データを選択し、削除
の指示があると、図6のフローを開始する。
【0058】削除の指示があると、CPU111はま
ず、蓄積部103より再生記述データを読み出し、メモ
リ113に記憶する。そして、削除する加工データオブ
ジェクトA−Bに対して、再生時間軸上において加工デ
ータオブジェクトが指定する動画データと連続して再生
される、先行する動画データを指定するデータオブジェ
クトの有無を判定する(ステップS601)。
【0059】図4(b)に示したように、本形態では動
画データA401’が効果データA−B403に対して
先行する動画データであり、これを指定しているデータ
オブジェクトA301’が先行データオブジェクトに相
当するため、判定の結果はYとなりステップS602へ
進む。
【0060】再生記述データの先頭のように先行データ
オブジェクトが存在しない場合、あるいは再生連続かつ
先行するデータオブジェクトが加工データ識別情報を含
む場合は再生時間指定を復元すべき元データオブジェク
トではないと判定できるので、ステップS606の後続
データオブジェクトの判定処理までスキップする。先行
データオブジェクトが加工データオブジェクトであるの
は、フェードアウトからフェードインのような単一動画
データに対する効果が連続する場合である。
【0061】ステップS602では、前記のように判定
された処理対象の先行データオブジェクトについて時間
指定復元情報の有無を判定する。ここで先行データオブ
ジェクトが時間指定復元情報を含まなければ、このデー
タオブジェクトは加工データオブジェクトを追加する際
の終了点移動の対象ではなかったことが判定できるの
で、ステップS607まで処理をスキップする。
【0062】本形態ではデータオブジェクトA301’
は時間指定復元情報306を含んでいるため判定はYと
なり、ステップS603で時間指定復元情報306に応
じて再生時間指定情報304を変更し、終了点を復元す
る。具体的な復元方法については図5のSMILへの適
用例を用いて後述する。そして、ステップS604にお
いて、すでに不要となった終了点復元情報306を削除
する。
【0063】この段階で、すでに、再生記述データに従
い効果を追加する前と等価な再生を行うことができる
が、再生記述データとしての最適化を図るならば、ステ
ップS605において復元された終了点が動画データそ
のものの終端と一致するかどうかを判定し、一致する場
合はステップS606において終了点の指定を削除する
ことができる。最適化が必要でない場合ステップS60
5、S606は省略可能である。
【0064】図5のSMILによる記述例を用いてこの
再生時間の復元操作を説明する。
【0065】図5(b)の2行目のデータオブジェクト
が本形態による加工データ識別情報であるところの記述
エレメントrclipForを含む加工データオブジェクトであ
り、1行目が先行データオブジェクトである。先行デー
タオブジェクトは本発明による時間指定復元情報である
ところの記述エレメントtailShiftを含んでいるため、c
lipEnd=”9s”はtailShiftの値”1s”を用いてclipEnd
=”10s”と復元することができる。前述のようにmov1.m
pgの再生時間は10秒であるからclipEnd=”10s”は省
略可能であり、これを削除することにより、図5(a)
の1行目の記述に戻すことが可能である。
【0066】続いて後続データオブジェクトに対して同
様の再生時間指定復元処理を行う。
【0067】ステップS607において、削除する加工
データオブジェクトA−Bに対して、再生時間軸上にお
いて加工データオブジェクトが指定する動画データと連
続して再生される、後続の動画データを指定するデータ
オブジェクトの有無を判定する。
【0068】図4(b)に示したように、本形態では動
画データB402’が効果データA−B403に対して
後続する動画データであり、これを指定しているデータ
オブジェクトB302’が後続データオブジェクトに相
当するため、判定の結果はYとなりステップS608へ
進む。
【0069】再生記述データの最後のように後続データ
オブジェクトが存在しない場合、あるいは再生連続かつ
後続するデータオブジェクトが加工データ識別情報を含
む場合は再生時間指定を復元すべき元データオブジェク
トではないと判定できるので、ステップ514までスキ
ップする。後続データオブジェクトが加工データオブジ
ェクトであるのは、フェードアウトからフェードインの
ような単一動画データに対する効果の連続の場合であ
る。
【0070】次に、ステップS609では、前記のよう
に判定された処理対象の後続データオブジェクトについ
て時間指定復元情報の有無を判定する。ここで後続デー
タオブジェクトが時間指定復元情報を含まなければ、こ
のデータオブジェクトは加工データオブジェクトを追加
する際の開始点移動の対象ではなかったことが判定でき
るので、ステップS613まで処理をスキップする。
【0071】本形態ではデータオブジェクトB302’
は時間指定復元情報307を含んでいるため判定はYと
なり、ステップS609で時間指定復元情報307に応
じて再生時間指定情報305を変更し、開始点を復元す
る。具体的な復元方法については図5のSMILへの適
用例を用いて後述する。次に、ステップS610ではす
でに不要となった開始点復元情報を削除する。
【0072】この段階で、すでに、再生記述データに従
い効果を追加する前と等価な再生を行うことができる
が、再生記述データとしての最適化を図るならば、ステ
ップS611において復元された開始点が動画データそ
のものの先頭(‘0s’)であるかどうかを判定し、先
頭である場合はステップS612において開始点の指定
情報を削除することができる。最適化が必要でない場合
ステップS611、S612は省略可能である。
【0073】図5のSMILによる記述例を用いてこの
再生時間指定復元操作を説明する。
【0074】図5(b)の2行目のデータオブジェクト
が本形態による加工データ識別情報であるところの記述
エレメントrclipForを含む加工データオブジェクトであ
り、3行目が後続データオブジェクトである。
【0075】後続データオブジェクトは本発明による時
間指定復元情報であるところの記述エレメントheadShif
tを含んでいるため、clipBegin=”1s”はheadShiftの
値”1s”を用いてclipBegin=”0s”と復元することがで
きる。前述のようにmov1.mpgの先頭は0秒であるからcl
ipEnd=”0s”は省略可能であり、これを削除することに
より、図5(a)の2行目の記述に戻すことが可能であ
る。
【0076】最後にステップS613では加工データ識
別情報をもつ加工データオブジェクトA−Bを削除す
る。図5(b)では2行目の記述データは削除され、加
工前の状態に戻すことができる。そして、このように加
工前の状態に変更した再生記述データをメモリ113よ
り読み出し、蓄積部103に記憶する。なお、このと
き、効果データA−Bについては蓄積部103に記憶し
たままにしてあるが、S613において効果データA−
Bを蓄積部103より削除することで、記憶エリアを有
効に用いることも可能である。
【0077】以上に述べたように、本形態によれば、動
画像データのうち指定された部分に対して特殊効果処理
を施した画像データを新たに生成し、元の動画像データ
の代わりにこの新たに生成した加工画像データを再生す
るよう、再生記述データ中の再生時間指定情報を変更し
ているので、再生環境が高度で複雑な特殊効果処理を実
行することができない場合であっても、所望の特殊効果
を付加した編集画像を得ることができる。
【0078】また、このとき、再生記述データに対し、
時間指定復元情報を付加しているので、加工データを削
除した場合にも、元の動画データの再生時間を正確に復
元することができる。
【0079】また、加工データはすでに特殊効果処理が
施された状態で符号化されているため、蓄積部103よ
り再生記述データに従って動画像データA,B及び加工
データを再生し、DIF121より符号化された状態で
外部機器に出力した場合でも、外部機器においても同様
に所望の特殊効果を付加した編集画像を得ることができ
る。
【0080】次に、本発明の第2の実施形態として、図
7(a)のように再生時間指定情報が付加されている再
生記述データに従って再生される動画データAと動画デ
ータBとの間に遷移効果を付加する処理について説明す
る。
【0081】図7は本形態にて扱う再生記述データの様
子を示す図である。
【0082】図7において、データオブジェクトA70
1及びおよびデータオブジェクトB702は再生記述デ
ータにおいて各々図8(a)の動画A801、動画B8
02を指定するデータオブジェクトである。本形態にお
いては前述の第1の実施形態とは異なり、加工前の各デ
ータオブジェクトには各動画データの再生開始点・再生
終了点を指定する再生時間指定情報が含まれている。
【0083】この場合、データオブジェクトA701で
指定された動画A801が再生時間指定情報703の記
述に従い開始点1から終了点1まで再生され、引き続き
データオブジェクトB702で指定された動画B802
が再生時間指定情報704の記述に従い開始点2から終
了点2まで再生される。
【0084】図9(a)はSMILによって記述された
再生時間指定情報付きの再生記述データを示す図であ
る。尚、図は本形態に対応する部分の記述のみを抜き出
したものであり、他の記述エレメントは省略されてい
る。
【0085】この例ではmov1.mpgの先頭から2秒後(開
始点1)から再生を開始し、先頭から8秒後(終了点
1)まで再生する。引き続きmov2.mpgの先頭から3秒後
(開始点2)から再生し、先頭から9秒後(終了点2)
まで再生する。これらの再生時間指定情報はSMIL標
準記述エレメントを用いて記述されている。
【0086】次に動画A801と動画B802の間に遷
移効果を追加挿入する手順を説明する。以下の処理も図
1のCPU111により、図2のフローを実行すること
で実現する。
【0087】本形態ではデータオブジェクトA701で
指定された動画A801の指定された終了点の前1秒か
らデータオブジェクトB702で指定された動画B80
2の指定された開始点の後1秒へ、ワイプ効果付きで遷
移させる場合を説明する。
【0088】編集処理が開始されると、CPU111は
まず、前述のようなユーザの指示に従い加工タイプを選
択し、動画像に加える効果を選択する(ステップS20
1)。本形態ではワイプによる遷移効果が選択されてい
る。次に、蓄積部103より再生記述データを読み出し
てメモリ113に記憶する。そして、この再生記述デー
タにおいて、追加する効果適用時間に対しての、先行す
る元のデータオブジェクトの有無を判定する(ステップ
S202)。
【0089】この有無はステップ102で選択された効
果に応じて決まるものである。本形態のワイプ効果は動
画データA401から動画データB402への遷移効果
であり、データオブジェクトA301が先行する元デー
タオブジェクトに相当するので判定はYとなる。
【0090】ステップS203では先行データオブジェ
クトの終了点指定の有無を判定する。前述のように本形
態では加工前の各データオブジェクトに再生時間指定情
報を含むため、判定はYでありステップS205に進
む。
【0091】次に、ステップS205において、先行デ
ータオブジェクト本来の終了点指定を加工データの再生
時間分だけシフトし、再生時において、動画データAの
うち遷移効果の部分は加工データが替わって再生される
よう、再生記述データのデータオブジェクトA701の
内容を変更し、データオブジェクトA701’を得る。
【0092】図7の再生時間指定情報703’はデータ
オブジェクトAに対し、この終了点移動処理を行ったこ
とを示している。図8(b)に動画Aの本来の終了点1
が終了点1’に変更された様子を示す。図9(b)の1
行目はSMILによる再生記述データの記述例であり、
終了点移動処理によって図9(a)の1行目の本来の終
了点指定clipEnd=”8s”がclipEnd=”7s”に変更されて
いる。
【0093】次に、ステップS206では、データオブ
ジェクトA701’の終了点を元の再生終了点に復元す
るため時間指定復元情報206を生成し、データオブジ
ェクトA701’に付加する。
【0094】図9(b)の1行目のtailShift=”1s”は
時間指定復元情報を表す記述エレメントであり、clipEn
d=”8s”からclipEnd=”7s”に終了点が1秒シフトされ
たことを表している。
【0095】このように、先行データオブジェクトの処
理が終了すると、次に、ステップS207ではステップ
S202と同様に、加工タイプに応じて追加する効果適
用時間に対しての、後続する元のデータオブジェクトの
有無を判定する。この有無はステップS201で選択さ
れた効果に応じて決まるものである。本形態のワイプ効
果は動画A801から動画B802への遷移効果であ
り、データオブジェクトB701が後続する元データオ
ブジェクトに相当するので判定はYとなる。
【0096】次に、ステップS208において、後続デ
ータオブジェクトの開始点指定の有無を判定する。前述
のように本形態では加工前の各データオブジェクトが再
生時間指定情報を含んでいるため、判定はYであり、ス
テップS210に進む。
【0097】ステップS210において、後続データオ
ブジェクト本来の再生開始点を加工データの再生時間分
だけシフトし、再生時において、動画データBのうち遷
移効果の部分は加工データが替わって再生されるよう、
再生記述データのデータオブジェクトBの内容を変更
し、データオブジェクトB702’を得る。
【0098】図7の再生時間指定情報704’はデータ
オブジェクトBに対し、この開始点移動処理を行ったこ
とを示している。図8(b)に動画Bの本来の終了点2
が終了点2’に変更された様子を示す。図9(b)の3
行目の記述では、開始点移動処理によって図9(a)の
2行目の本来の開始点指定clipBegin=”3s”がclipBegi
n=”4s”に変更されている。
【0099】次に、ステップS211では、データオブ
ジェクトB302’の開始点を復元するための時間指定
復元情報207を生成し、データオブジェクトB30
2’に付加する。この時間指定復元情報は、ステップS
205の終了点移動処理にて用いた加工データの再生時
間の情報に基づいて生成することができる。
【0100】図9(b)の3行目のheadShift=”1s”は
時間指定復元情報を表す記述エレメントであり、clipBe
gin=”3s”からclipBegin=”4s”に開始点が1秒シフト
されたことを表している。
【0101】次に、ステップS212において、動画A
データ801の指定された終了点の前1秒から終了点ま
での映像と、動画Bデータ802の指定された開始点か
ら開始点の後1秒までの映像を素材映像として、ワイプ
効果を加えた新たな動画クリップ効果A−Bデータ80
3を生成する。この加工データの生成処理は前述の実施
形態と同様である。
【0102】次に、ステップS213において、前述の
ように得られた効果データA−B803を指定するデー
タオブジェクトである加工データオブジェクトA−B7
05を生成し、メモリ113に記憶した再生記述データ
のデータオブジェクトA701’とデータオブジェクト
B702’の間に追加する。そして、ステップS214
において、この加工データオブジェクトA−B705に
対して加工データ識別情報708を付加し、最終的な再
生記述データを生成した後、この再生記述データをメモ
リ113より読み出し、蓄積部103に出力する。
【0103】図9(b)の2行目は加工データオブジェ
クトA−B705に対応し、加工データ識別情報708
が、記述エレメントを用いてrclipFor=”transition”
と記述されている。
【0104】このように再生記述データの内容を変更す
ると共に、加工データを生成することで、図8(b)に
示すように、動画A801’→効果A−B803→動画
B802’という順序で再生が行われ、mov1.mpgの本来
の再生終了点の1秒前からmov2.mpgの本来の再生開始点
の1秒後にわたるワイプ効果が付加された一連の編集さ
れた動画像を再生することができる。このワイプ効果部
分はワイプ効果を付加したレンダリング済の動画データ
trans1_2.mpgが再生されているだけであるため、再生機
の機能に頼ることなく標準の動画再生機能のみで実現で
きることが本形態の特徴である。
【0105】また、このように生成した加工データオブ
ジェクトを削除する場合も、前述の実施形態で説明した
ように、図6のフローに従い、CPU111により同じ
手順で行うことができる。ここでは図9(b)のSMI
Lによる記述例を用いて説明する。
【0106】図9(b)において、2行目のデータオブ
ジェクトが加工データ識別情報であるところの記述エレ
メントrclipForを含む加工データオブジェクトであり、
1行目が先行データオブジェクトである。先行データオ
ブジェクトは時間指定復元情報であるところの記述エレ
メントtailShiftを含んでいるため、clipEnd=”7s”はt
ailShiftの値”1s”を用いてclipEnd=”8s”と復元する
ことができる。前述のようにmov1.mpgの再生時間は10
秒であるから、本来の再生終了点にてmov1.mpgの再生を
終了させるためにはclipEnd=”8s”は省略不可でありこ
のまま残る。終了時間復元後のTailShift記述エレメン
トは削除される。
【0107】同様に、3行目が後続データオブジェクト
であり、時間指定復元情報であるところの記述エレメン
トheadShiftを含んでいるため、clipBegin=”4s”はhea
dShiftの値”1s”を用いてclipBegin=”3s”と復元する
ことができる。前述のようにmov1.mpgの先頭は0秒であ
るから、mov2.mpgを本来の再生開始点より再生するため
にはclipEnd=”3s”は省略不可でありこのまま残る。開
始時間復元後のheadShift記述エレメントは削除され
る。最後に加工データオブジェクトとして2行目の記述
データは削除され、図9(a)の加工前の状態に戻すこ
とができる。
【0108】このように、本形態においては、動画像デ
ータのうち指定された部分に対して特殊効果処理を施し
た画像データを新たに生成すると共に、元の動画像デー
タの再生開始点、再生終了点が再生記述データにより既
に規定されている場合であっても、元の動画像データの
代わりにこの新たに生成した加工画像データを再生する
よう、元の再生記述データの内容に従い再生記述データ
中の再生時間指定情報を変更しているので、再生環境が
高度で複雑な特殊効果処理を実行することができない場
合であっても、所望の特殊効果を付加した編集画像を得
ることができる。
【0109】また、このとき、再生記述データに対し、
時間指定復元情報を付加しているので、加工データを削
除した場合にも、元の動画データの再生時間を正確に復
元することができる。
【0110】さて、本発明を適用する編集処理におい
て、再生記述データのデータオブジェクトにおける再生
時間の指定単位に制限がない場合には、加工データの長
さおよび、加工データの追加による開始点、終了点の移
動はユーザにより指定された特殊効果処理の内容に応じ
て決定すればよい。
【0111】たとえば1秒のワイプ効果であれば前述の
実施形態で説明したように1秒の加工データを作成し、
元のデータオブジェクトの開始点、終了点を1秒ずつ移
動した後、加工データのデータオブジェクトを追加すれ
ばよい。
【0112】一方、記憶されている動画像データの符号
化形式や、蓄積部103あるいは光磁気ディスク119
における論理的、物理的な記録フォーマットなどの関係
で、データオブジェクトにおける再生時間の指定単位に
制限がある場合が考えられる。
【0113】このような場合においても、目的とする効
果部分を含むデータの境界に一致するように動画像デー
タを取り出して加工データを作成し、それにあわせて開
始点、終了点を移動することにより本発明を適用するこ
とができる。
【0114】以下、このように、再生時間の指定単位に
制限がある場合における加工データの生成処理及び、そ
れに伴う再生開始点、終了点の移動処理について説明す
る。
【0115】図10は、動画像データの符号化の単位に
一致するように動画像データを取り出し、加工データを
生成する場合の様子を示す図である。
【0116】本形態では、前述のように、動画像データ
はMPEG2の形式で符号化されており、符号化の単位
としてMPEG符号化におけるGOP(Group Of Pictur
es)を想定している。MPEGでは通常、15フレーム
の動画像データで1つのGOPを形成する。また、MP
EGではフレーム内符号化とフレーム間符号化とを選択
的に用いて符号化を行うため、最小で1GOPの単位で
しか再生することができない。
【0117】そこで、例えば、図10に示すように、動
画データA1001における1つのGOPの途中でワイ
プ処理の開始が指定され、また、動画データB1002
の1つのGOPの途中でワイプ処理の終了が指定された
場合、ワイプ処理の開始、終了部分を含むGOPを単位
として動画データA1001及び動画データB1002
を抽出する。そして、ワイプ効果時間を含むGOPの境
界に一致するよう、加工データオブジェクトで指定する
効果データA−B1003を作成する。
【0118】そして、これにあわせて動画データA10
01の再生終了点および、動画データB1002の再生
開始点もGOPの境界となるよう、再生記述データのデ
ータオブジェクトに対して再生時間指定情報及び、時間
指定復元情報を付加している。
【0119】このように、画像データの符号化の単位に
一致するように画像データを切り出して加工データを生
成することにより、符号化の単位でしか動画データを再
生することができない場合においても、所望の編集処理
を施した動画像データを得ることが可能となる。
【0120】また、図11は、記録メディア上のアクセ
ス単位に一致するように動画像データを取り出し、加工
データを生成する様子を示した図である。
【0121】例えば、DVDビデオプレーヤにおいて
は、VOBU(Video Object Unit)と呼ばれる単位で
アクセスを行う。
【0122】そこで、例えば、図11に示すように、動
画データA1101における1つのVOBUの途中のデ
ータでワイプ処理の開始が指定され、また、動画データ
B1102の1つのVOBUの途中のデータでワイプ処
理の終了が指定された場合、ワイプ処理の開始、終了部
分を含むVOBUを単位として動画データA1001及
び動画データB1002を抽出する。そして、ワイプ効
果時間を含むVOBUの境界に一致するよう、加工デー
タオブジェクトで指定する効果データA−B1103を
作成する。
【0123】そして、これにあわせて動画データA11
01の再生終了点および、動画データB1102の再生
開始点もVOBUの境界となるよう、再生記述データの
データオブジェクトに対して再生時間指定情報及び、時
間指定復元情報を付加している。
【0124】このように、メディアにおける画像データ
のアクセスの単位に一致するように画像データを切り出
して加工データを生成することにより、画像データのア
クセスの単位に制限がある場合においても、所望の編集
処理を施した動画像データを得ることが可能となる。
【0125】また、図12は、ヘッダ情報を含むブロッ
クの単位に一致するように動画像データを取り出し、加
工データを生成する様子を示す図である。
【0126】例えば、動画データの形式によっては、再
生に必要な情報を保持するヘッダ情報を所定の周期で挿
入するものがある。このような動画データを再生する場
合、ヘッダ情報が得られるまで画像データをデコードす
ることができない。
【0127】そこで、例えば、図12に示すように、動
画データA1201におけるヘッダ情報を含む1つのブ
ロックの途中のデータでワイプ処理の開始が指定され、
また、動画データB1202におけるヘッダ情報を含む
1つのVOBUの途中のデータでワイプ処理の終了が指
定された場合、ワイプ処理の開始、終了部分を含むブロ
ックを単位として動画データA1201及び動画データ
B1202を抽出する。そして、ブロックの境界に一致
するよう、加工データオブジェクトで指定する効果デー
タA−B1203を作成する。このとき、新たに作成し
た加工データについてもヘッダ情報が付加されたブロッ
クが含まれる。
【0128】そして、これにあわせて動画データA12
01の再生終了点および、動画データB1202の再生
開始点もブロックの境界となるよう、再生記述データの
データオブジェクトに対して再生時間指定情報及び、時
間指定復元情報を付加している。
【0129】このように、ヘッダ情報が付加されたブロ
ックの境界に一致するように画像データを切り出して加
工データを生成することにより、再生される画像が元の
動画像データから加工データに移行した場合でもヘッダ
情報が得られるまでの間画像データのデコードを停止す
ることなく、所望の編集処理を施した動画像データを得
ることが可能となる。
【0130】なお、前述の実施形態ではプログラムデー
タをSMILにて記述した場合について説明したが、こ
れ以外にも、XML(eXtensible Markup Language)、S
GML(Standard Generalized Markup Language)、HT
ML(Hyper Text Markup Language)等にて記述すること
も可能である。
【0131】また、本形態では画像、音声データのデコ
ード処理や合成処理等をハード構成にて実現したが、マ
イクロコンピュータを用いたソフトウェア処理にて実現
してもよい。
【0132】この場合、前記ソフトウェアのプログラム
コード自体が前述した実施の形態の機能を実現すること
になり、そのプログラムコード自体、およびそのプログ
ラムコードをコンピュータに供給するための手段、例え
ばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明
を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記憶媒
体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、
ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−
ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
等を用いることができる。
【0133】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施の形態で説
明機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコード
がコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーテ
ィングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等
の共同して上述の実施の形態で示した機能が実現される
場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に
含まれることは言うまでもない。
【0134】更に、供給されたプログラムコードがコン
ピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された
機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、その
プログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボード
や機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一
部または全部を行い、その処理によって上述した実施の
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれる。
【0135】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、素
材となる情報データの再生手順を容易に変更することが
できるとともに、元の素材データを容易に復元可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される編集装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の装置による編集処理を説明するフローチ
ャートである。
【図3】図1の装置にて扱う再生記述データの様子を示
す図である。
【図4】図2のフローチャートに従う編集処理を説明す
るための図である。
【図5】図3の再生記述データの具体例を示す図であ
る。
【図6】図1の装置による編集処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図7】図1の装置にて扱う再生記述データの他の具体
例を示す図である。
【図8】図1の装置による他の編集処理を説明するため
の図である。
【図9】図7の再生記述データの具体例を示す図であ
る。
【図10】図1の装置による再生時間の移動処理を説明
するための図である。
【図11】図1の装置による再生時間の移動処理の他の
例を示す図である。
【図12】図1の装置による再生時間の移動処理の他の
例を示す図である。
【図13】従来の編集処理の様子を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/02 K Fターム(参考) 5C023 AA11 AA12 AA13 AA34 AA35 BA11 CA01 DA04 5C053 FA14 GB38 HA33 KA01 KA24 5C059 KK36 MA00 RB02 RC00 RC12 SS11 TA73 TB03 TC31 TD11 UA05 UA38 5D110 CA05 CA06 CA16 CD07 CD15

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報データ及び前記情報データの再生手
    順を示す再生記述データとを処理する装置であって、 前記情報データの一部のデータを用いて新たに加工デー
    タを生成する加工データ処理手段と、 前記情報データのうち前記一部のデータの代わりに前記
    加工データを再生するよう前記再生記述データを変更す
    る記述データ処理手段とを備えるデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記再生記述データは前記情報データの
    再生時間に関する再生時間情報を含み、前記記述データ
    処理手段は前記再生時間情報を変更することを特徴とす
    る請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記記述データ処理手段は、前記加工デ
    ータの再生時間に従って前記再生時間情報を変更するこ
    とを特徴とする請求項2記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記再生時間情報は、前記情報データの
    再生開始時間または再生終了時間を示し、前記記述デー
    タ処理手段は前記再生開始時間または再生終了時間を前
    記加工データの再生時間に従って変更することを特徴と
    する請求項3記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記記述データ処理手段は、前記加工デ
    ータを再生せずに前記情報データの一部のデータを再生
    するよう再生動作を復元するための復元情報を生成して
    前記再生記述データに付加することを特徴とする請求項
    1記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記記述データ処理手段は更に、前記再
    生動作の復元処理においては、前記復元情報を用いて前
    記再生記述データの内容を再び変更することを特徴とす
    る請求項5記載のデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記記述データ処理手段は前記加工デー
    タの再生時間に従って前記復元情報を生成することを特
    徴とする請求項5記載のデータ処理装置。
  8. 【請求項8】 前記再生記述データは、前記情報データ
    の再生手順を指定する元データオブジェクトを含み、前
    記記述データ処理手段は前記加工データの再生を指定す
    るための加工データオブジェクトを前記再生記述データ
    に追加すると共に前記元データオブジェクトにおける前
    記情報データの再生時間を指定する再生時間情報を前記
    一部のデータの代わりに前記加工データが再生されるよ
    う変更することを特徴とする請求項1記載のデータ処理
    装置。
  9. 【請求項9】 前記加工データと前記内容が変更された
    再生記述データとを、前記情報データが記録されている
    記録媒体に対して記録する記録手段を備えたことを特徴
    とする請求項1記載のデータ処理装置。
  10. 【請求項10】 前記情報データは複数のブロックから
    なる動画像データを含み、前記記述データ処理手段は前
    記加工データの再生開始位置または再生終了位置が前記
    動画像データのブロックの境界に一致するよう前記再生
    記述データを変更することを特徴とする請求項1記載の
    データ処理装置。
  11. 【請求項11】 前記複数のブロックはそれぞれ、前記
    動画像データの再生処理に必要なヘッダ情報を有するこ
    とを特徴とする請求項10記載のデータ処理装置。
  12. 【請求項12】 前記情報データは符号化された動画像
    データを含み、前記記述データ処理手段は前記加工デー
    タの再生開始位置または再生終了位置が前記動画像デー
    タの符号化単位の境界に一致するよう前記再生記述デー
    タを変更することを特徴とする請求項1記載のデータ処
    理装置。
  13. 【請求項13】 前記動画像データは所定数のフレーム
    を単位としてフレーム内符号化とフレーム間符号化とを
    選択的に用いて符号化されていることを特徴とする請求
    項12記載のデータ処理装置。
  14. 【請求項14】 前記動画像データはMPEG方式に従
    って符号化されており、前記符号化単位は前記MPEG
    方式におけるGOPであることを特徴とする請求項12
    記載のデータ処理装置。
  15. 【請求項15】 前記情報データは記録メディアに記録
    されており、前記記述データ処理手段は前記加工データ
    の再生開始位置または再生終了位置が前記記録メディア
    上の前記情報データアクセス単位に一致するよう前記再
    生記述データを変更することを特徴とする請求項1記載
    のデータ処理装置。
  16. 【請求項16】 前記加工データ処理手段は、異なる複
    数の前記情報データを同時に用いて所定の処理を行うこ
    とにより前記加工データを生成することを特徴とする請
    求項1記載のデータ処理装置。
  17. 【請求項17】 前記情報データは動画像データを含
    み、前記加工データ処理手段は異なる複数の前記動画像
    データに対して合成処理を施すことにより前記加工デー
    タを生成することを特徴とする請求項1記載のデータ処
    理装置。
  18. 【請求項18】 前記動画像データは符号化されてお
    り、前記加工データ処理手段は前記動画像データを復号
    する復号手段と、前記復号された複数の動画像データに
    対して合成処理を施す合成処理手段と、前記合成処理さ
    れた動画像データを符号化して前記加工データを生成す
    る符号化手段とを含むことを特徴とする請求項17記載
    のデータ処理装置。
  19. 【請求項19】 情報データと前記情報データの一部の
    データを用いて生成された加工データ及び、前記情報デ
    ータ中の前記一部のデータの代わりに前記加工データを
    再生するよう前記情報データと前記加工データの再生手
    順を指定する再生記述データとを処理する装置であっ
    て、 前記加工データを再生せずに前記情報データの一部のデ
    ータを再生するよう前記再生記述データの内容を変更
    し、再生動作を復元する記述データ処理手段を備えたデ
    ータ処理装置。
  20. 【請求項20】 前記再生記述データは前記情報データ
    の再生時間に関する再生時間情報と、前記加工データの
    再生時間に関連する復元情報とを含み、前記記述データ
    処理手段は前記復元情報に基づいて前記再生時間情報を
    変更することを特徴とする請求項19記載のデータ処理
    装置。
  21. 【請求項21】 前記再生記述データは前記再生時間情
    報を含み前記情報データの再生動作を指定する情報デー
    タオブジェクトと、前記復元情報を含み前記加工データ
    の再生動作を指定する加工データオブジェクトとを有
    し、前記記述データ処理手段は更に前記加工データオブ
    ジェクトを削除することを特徴とする請求項20記載の
    データ処理装置。
  22. 【請求項22】 情報データ及び前記情報データの再生
    手順を示す再生記述データとを処理する方法であって、 前記情報データの一部のデータを用いて加工データを生
    成すると共に、前記情報データのうち前記一部のデータ
    の代わりに前記加工データを再生するよう前記再生記述
    データの内容を変更するデータ処理方法。
  23. 【請求項23】 前記再生記述データは前記情報データ
    の再生時間に関する再生時間情報を含み、前記再生時間
    情報の内容を変更することを特徴とする請求項22記載
    のデータ処理方法。
  24. 【請求項24】 前記加工データの再生時間に従って前
    記再生時間情報の内容を変更することを特徴とする請求
    項23記載のデータ処理方法。
  25. 【請求項25】 前記再生時間情報は、前記情報データ
    の再生開始時間または再生終了時間を示し、前記再生開
    始時間または再生終了時間を前記加工データの再生時間
    に従って変更することを特徴とする請求項24記載のデ
    ータ処理方法。
  26. 【請求項26】 前記加工データを再生せずに前記情報
    データの一部のデータを再生するよう再生動作を復元す
    るための復元情報を生成して前記再生記述データに付加
    することを特徴とする請求項22記載のデータ処理方
    法。
  27. 【請求項27】 前記再生動作の復元処理においては、
    前記復元情報を用いて前記再生記述データの内容を再び
    変更することを特徴とする請求項26記載のデータ処理
    方法。
  28. 【請求項28】 前記加工データの再生時間に従って前
    記復元情報を生成することを特徴とする請求項26記載
    のデータ処理方法。
  29. 【請求項29】 前記再生記述データは、前記情報デー
    タの再生手順を指定する元データオブジェクトを含み、
    前記加工データの再生を指定するための加工データオブ
    ジェクトを前記再生記述データに追加すると共に前記元
    データオブジェクトにおける前記情報データの再生時間
    を指定する再生時間情報を前記一部のデータの代わりに
    前記加工データが再生されるよう変更することを特徴と
    する請求項22記載のデータ処理方法。
  30. 【請求項30】 前記加工データと前記内容が変更され
    た再生記述データとを、前記情報データが記録されてい
    る記録媒体に対して記録することを特徴とする請求項2
    2記載のデータ処理方法。
  31. 【請求項31】 前記情報データは複数のブロックから
    なる動画像データを含み、前記加工データの再生開始位
    置または再生終了位置が前記動画像データのブロックの
    境界に一致するよう前記再生記述データを変更すること
    を特徴とする請求項22記載のデータ処理方法。
  32. 【請求項32】 前記複数のブロックはそれぞれ、前記
    動画像データの再生処理に必要なヘッダ情報を有するこ
    とを特徴とする請求項22記載のデータ処理方法。
  33. 【請求項33】 前記情報データは符号化された動画像
    データを含み、前記加工データの再生開始位置または再
    生終了位置が前記動画像データの符号化単位の境界に一
    致するよう前記再生記述データを変更することを特徴と
    する請求項22記載のデータ処理方法。
  34. 【請求項34】 前記動画像データは所定数のフレーム
    を単位としてフレーム内符号化とフレーム間符号化とを
    選択的に用いて符号化されていることを特徴とする請求
    項33記載のデータ処理方法。
  35. 【請求項35】 前記動画像データはMPEG方式に従
    って符号化されており、前記符号化単位は前記MPEG
    方式におけるGOPであることを特徴とする請求項33
    記載のデータ処理方法。
  36. 【請求項36】 前記情報データは記録メディアに記録
    されており、前記加工データの再生開始位置または再生
    終了位置が前記記録メディア上の前記情報データアクセ
    ス単位に一致するよう前記再生記述データを変更するこ
    とを特徴とする請求項22記載のデータ処理方法。
  37. 【請求項37】 異なる複数の前記情報データを同時に
    用いて所定の処理を行うことにより前記加工データを生
    成することを特徴とする請求項22記載のデータ処理方
    法。
  38. 【請求項38】 前記情報データは動画像データを含
    み、異なる複数の前記動画像データに対して合成処理を
    施すことにより前記加工データを生成することを特徴と
    する請求項22記載のデータ処理方法。
  39. 【請求項39】 前記動画像データは符号化されてお
    り、前記加工データを生成する処理は、前記動画像デー
    タを復号する処理と、前記復号された複数の動画像デー
    タに対して合成処理を施す合成処理と、前記合成処理さ
    れた動画像データを符号化して前記加工データを生成す
    る処理とを含むことを特徴とする請求項38記載のデー
    タ処理方法。
  40. 【請求項40】 情報データと前記情報データの一部の
    データを用いて生成された加工データ及び、前記情報デ
    ータ中の前記一部のデータの代わりに前記加工データを
    再生するよう前記情報データと前記加工データの再生手
    順を指定する再生記述データとを処理する方法であっ
    て、 前記加工データを再生せずに前記情報データの一部のデ
    ータを再生するよう前記再生記述データの内容を変更
    し、再生動作を復元するデータ処理方法。
  41. 【請求項41】 前記再生記述データは前記情報データ
    の再生時間に関する再生時間情報と、前記加工データの
    再生時間に関連する復元情報とを含み、前記復元情報に
    基づいて前記再生時間情報を変更することを特徴とする
    請求項40記載のデータ処理方法。
  42. 【請求項42】 前記再生記述データは前記再生時間情
    報を含み前記情報データの再生動作を指定する情報デー
    タオブジェクトと、前記復元情報を含み前記加工データ
    の再生動作を指定する加工データオブジェクトとを有
    し、更に、前記加工データオブジェクトを削除すること
    を特徴とする請求項41記載のデータ処理方法。
  43. 【請求項43】 請求項22から請求項42に記載の方
    法をコンピュータを用いて実現するためのプログラムを
    記憶した記憶媒体。
  44. 【請求項44】 符号化された複数の動画像データと前
    記動画像データの再生手順を指定する再生記述データと
    を処理する装置であって、 前記動画像データを復号する復号手段と、 前記復号された複数の動画像データのそれぞれ一部のデ
    ータを用いて合成処理を行う合成手段と、 前記合成手段から出力された動画像データを符号化する
    ことにより加工データを生成する符号化手段と、 前記複数の動画像データの前記一部のデータの代わりに
    前記加工データを再生するよう前記再生記述データを生
    成する記述データ処理手段と、 前記符号化手段より出力される加工データと前記記述デ
    ータ処理手段により生成された再生記述データとを、前
    記複数の動画像データが記録されている記憶メディアに
    対して記録する記録手段とを備えるデータ処理装置。
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