JPH0689240A - チャネルトレーサ機能を内蔵した周辺装置 - Google Patents

チャネルトレーサ機能を内蔵した周辺装置

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JPH0689240A
JPH0689240A JP4239234A JP23923492A JPH0689240A JP H0689240 A JPH0689240 A JP H0689240A JP 4239234 A JP4239234 A JP 4239234A JP 23923492 A JP23923492 A JP 23923492A JP H0689240 A JPH0689240 A JP H0689240A
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伸幸 ▲高▼井
Nobuyuki Takai
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はチャネルトレーサ機能を備えた周辺
装置に関し、チャネル制御信号の変化を、簡単なハード
ウエアにより、トレース出来るようにして、周辺装置の
評価や、調査が簡単に実施出来るようにすることを目的
とする。 【構成】 ホストシステム(CPU)のチャネル2に接
続して使用する周辺装置14において、外部からの制御
情報に基づいて、チャネルインターフェース信号を取り
込み、該チャネルインターフェース信号のトレース情報
を保持するチャネルトレーサ回路15を設けた。そし
て、チャネルトレーサ回路15に、装置の内部クロック
をカウントするカウンタ30と、トレース情報を格納す
るメモリ31とを設け、カウンタ30のカウンタ値を、
時系列のパラメータとして、その時点でのチャネルイン
ターフェース信号のパターンを、メモリ31に格納する
ことにより、トレース情報の保持を行うように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストシステムに接続
される磁気テープサブシステム、磁気ディスクサブシス
テム、各種通信制御装置、プリンタ等の各種周辺装置に
利用されるものであり、特に、チャネルインターフェー
ス信号のチャネルトレーサ機能を備えた周辺装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の磁気テープサブシステムの
構成図であり、図9は従来例の説明図である。
【0003】図8、図9中、1は磁気テープサブシステ
ム、2はチャネル、3は磁気テープ制御装置(以下「M
TC」という)、4はホストインターフェースコントロ
ーラ(以下「HIC」という)、5はマルチブロックバ
ッファ(以下「MBB」という)、6はフォーマッタ部
(以下「FMT」という)、7は制御情報テーブル(以
下「CIT」という)、8は磁気テープ装置(以下「M
TU」という)、9はホストシステム(以下「CPU」
という)、10はチャネルインターフェースケーブル、
11はロジックアナライザ、12はプローブを示す。
【0004】図8に示したように、従来の磁気テープサ
ブシステム1は、MTC3と、MTU(MTU0・・・
MTUn)8とで構成され、CPU9のチャネル2に接
続して使用する。そして、MTC3には、HIC4、M
BB5、FMT6、CIT7等を設ける。
【0005】上記HIC4は、チャネル2との間のコマ
ンドのやりとりや、データ転送制御、或いは、MTC3
内の各種制御等を行うものであり、FMT6は、MTU
8内の記憶媒体(磁気テープ)に対するリード/ライト
データ等のフォーマット処理を行うものである。
【0006】CIT7は、各種の制御情報(コマンドの
制御情報等)を格納するもの(メモリ)であり、MBB
5は、転送データを一時的に格納するバッファである。
ところで、上記のような磁気テープサブシステムにおい
て、該サブシステムの評価、或いは調査等を行いたい場
合がある。このような場合、チャネルインターフェース
信号を調べる必要がある。
【0007】このような磁気テープサブシステムの評
価、或いは調査等を行う場合、従来、例えば、次のよう
にして実施していた。以下、図9を参照しながら説明す
る。図9に示したように、チャネル2とMTC3との間
のチャネルインターフェースは、制御信号線と、データ
信号線からなるチャネルインターフェースケーブル10
により接続されている。
【0008】そこで、ロジックアナライザ11を用意
し、このロジックアナライザ11のプローブ12を、直
接、チャネルインターフェースケーブル10に接続す
る。そして、チャネル2と、MTC3を動作させ、該ロ
ジックアナライザ11により、データを取得する。その
後、取得したデータを基に、サブシステムの評価、或い
は調査等を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1)、磁気テープサブシステム等の外部記憶サブシス
テムの評価、或いは調査を行う場合、チャネルの制御信
号を直接見る事が出来ない。従って、十分な評価や、調
査が出来なかった。
【0010】(2)、チャネルの制御信号の時系列的な
推移を調べるには、上記のようなロジックアナライザ等
を使用する必要があった。しかし、このようなロジック
アナライザ等による外部記憶サブシステムの評価、或い
は調査は、人手と、時間とが多くかかり、簡単には出来
なかった。
【0011】(3)、ロジックアナライザ等は、周辺装
置とは別に用意しなければならず、また、高価な装置で
あり、外部記憶サブシステムの評価、或いは調査が簡単
には出来なかった。
【0012】本発明は、このような従来の課題を解決
し、チャネルインターフェース信号の変化を、簡単なハ
ードウエアにより、トレース出来るようにして、周辺装
置の評価や、調査が簡単に実施出来るようにすることを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図1中、図8〜図9と同じものは、同一符号
で示してある。また、14は周辺装置、15はチャネル
トレーサ回路、16はサービスアダプタ(以下「SA」
という)、27は端末(端末装置)を示す。
【0014】本発明は上記の課題を解決するため、次の
ように構成した。 (1)、ホストシステム(CPU)のチャネル2に接続
して使用する周辺装置14において、該周辺装置14K
内部に、外部からの制御情報に基づいて、チャネルイン
ターフェース信号を取り込み、該チャネルインターフェ
ース信号のトレース情報を保持するチャネルトレーサ回
路15を設けた。
【0015】(2)、上記構成(1)において、チャネ
ルトレーサ回路15に、装置の内部クロックをカウント
するカウンタ30と、上記トレース情報を格納するメモ
リ31とを設け、上記カウンタ30のカウンタ値を、時
系列のパラメータとして、その時点でのチャネルインタ
ーフェース信号のパターンを、上記メモリ31に格納す
ることにより、上記トレース情報の保持を行うようにし
た。
【0016】(3)、上記構成(2)において、カウン
タ30で装置の内部クロックをカウントする際、一定間
隔のクロックを、順次カウントするようにした。 (4)、上記構成(2)において、カウンタ30で装置
の内部クロックをカウントする際、チャネルインターフ
ェース信号に変化があった場合にのみ、上記クロックを
カウントするようにした。
【0017】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づ
いて説明する。先ず、SA16に接続した端末(パソコ
ン等)27から指示を出し、SA16を起動する。起動
したSA16では、動作を開始し、チャネルトレーサ回
路15を起動する。
【0018】チャネルトレーサ回路15が起動すると、
内部のカウンタが動作を開始し、装置内のクロックをカ
ウントアップする。そして、該カウンタでカウントアッ
プした値(カウンタ値)は、アドレス信号として、トレ
ース情報格納用のメモリに送出する。
【0019】トレース情報格納用のメモリでは、上記カ
ウンタから送られたアドレス信号に従って、チャネルイ
ンターフェース信号を書き込み、トレース情報の取得を
行う。
【0020】上記のようにして取得したトレース情報
は、トレース情報格納用のメモリに格納しておくが、こ
の情報(データ)を、SA16に接続した端末27の表
示装置で表示する場合(トレース情報の出力)は、次の
ようにして処理する。
【0021】SA16は、チャネルトレーサ回路15内
のカウンタに、上記メモリのアドレスに対応したカウン
タ値を設定する。そして、このカウンタ値で示すアドレ
スに従って、上記メモリからデータを読みだし、SA1
6へ転送する。その後、SA16では、転送されてきた
データを、端末27へ転送する。端末27では、データ
を受け取ると、表示装置により、表示する。
【0022】このようにすれば、チャネルインターフェ
ース信号のトレース情報を、簡単なハードウェアにより
取得出来、このトレース情報を基に、周辺装置の評価、
或いは、調査を行うことが出来る。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (第1実施例の説明)図2〜図5は、本発明の第1実施
例を示した図であり、図2〜図5中、図1、及び図8、
図9と同じものは、同一符号で示してある。また、1
7、24はドライバ/レシーバ(以下「DV/RV」と
いう)、18は非同期通信アダプタ(Asynchronous Com
munication Interface Adapter:以下「ACIAアダプ
タ」という)、19はフレキシブルディスクコントロー
ラ(以下「FDC」という)、20はレシーバ、21は
ドライバ、22、31はRAM(Random Access Memor
y)、23はレジスタ、25はROM(Read Only Memor
y)、26はマイクロプロセッサ(Micro Processor Uni
t:以下「MPU」という)、27は端末(例えばパソ
コン)、28はフレキシブルディスクドライブ(以下
「FDD」という)、29はメンテナンスパネル、30
はカウンタ、32、33はレジスタ、39はプリンタを
示す。
【0024】第1実施例は、磁気テープサブシステムに
適用した例であり、以下、詳細に説明する。なお、第1
実施例は、チャネルインターフェース信号のトレースデ
ータを取得する際、チャネルインターフェース信号の変
化の有無に係わらず、一定のタイミングでサンプリング
を行う例である。
【0025】:磁気テープサブシステムの説明・・・
図2参照 磁気テープサブシステムの構成を図2に示す。図2に示
したように、磁気テープサブシステム1は、MTC3
と、MTU(MTU0・・・MTUn)8とで構成さ
れ、CPU9のチャネル2に接続して使用する。
【0026】そして、MTC3には、HIC4、MBB
5、FMT6、CIT7、チャネルトレーサ回路15、
SA16等を設ける。上記チャネルトレーサ回路15
は、チャネルインターフェース信号トレースする回路で
あり、SA16は外部装置(例えばパソコン等)との間
の各種制御等を行うものである。なお、チャネルトレー
サ回路15とSA16以外の構成は、上記従来例と同じ
なので、その説明は省略する。
【0027】;SA(サービスアダプタ)の説明・・
・図3参照 上記SAの構成を、図3に示す。図示のように、SA1
6は、DV/RV17、24、ACIAアダプタ18、
FDC19、レシーバ20、ドライバ21、RAM2
2、レジスタ23、ROM25、MPU26等で構成す
る。
【0028】そして、該SA16には、端末(例えばパ
ソコン)27、FDD28、メンテナンスパネル29等
を接続する。上記DV/RV17は、端末27に対する
ドライバ/レシーバであり、ACIAアダプタ18は、
該DV/RV17を介して、端末27と通信を行う際の
インターフェース制御等を行うものである。
【0029】FDC19は、外部のFDD28の制御を
行うものである。レシーバ20及びドライバ21は、外
部のメンテナンスパネル29に対するレシーバ/ドライ
バである。
【0030】MPU26は、SA16内の各種制御や、
チャネルトレーサ回路15の制御等を行うものである。
ROM25は、MPU26が使うプログラムや、SA1
6内の制御に用いるプログラム、或いは、他のデータ等
を格納するメモリである。
【0031】すなわち、チャネルトレーサ回路15の制
御に用いるプログラム等を、予めROM25内に格納し
ておき、MPU26がこのプログラムを取り出して、チ
ャネルトレーサ回路15の各種制御等を行う。
【0032】DV/RV24は、MTC3内の各部に対
するドライバ/レシーバであり、レジスタ23は、転送
データを一時格納するものである。RAM22は、MP
U26等が使用するメモリである。
【0033】SA16では、上記の各部により、外部の
端末26、或いは、メンテナンスパネル29と、MTC
3の各部との通信を可能にし、データ転送等が行える。
例えば、SA16により、MTC3の内部のデータを転
送し、該データを、端末27の表示装置で表示したり、
或いは、FDD28を駆動して、フレキシブルディスク
(フロッピーディスク)に記録することも出来る。
【0034】:チャネルトレーサ回路15及びSA1
6の周辺部の説明・・・図4参照 上記図2の一部詳細図を図4に示す。この図は、チャネ
ルトレーサ回路15及びSA16の周辺部を示した図で
あり、SA16に端末27を接続した場合の図である。
【0035】図示のように、チャネル2と、MTC3と
の間は、制御信号線と、データ信号線とからなるチャネ
ルインターフェースケーブル28により接続されてい
る。このチャネルインターフェースケーブル28は、M
TC3内で、HIC4に接続されるが、この場合、チャ
ネルインターフェースケーブル28の制御信号線と、デ
ータ信号線を、チャネルトレーサ回路15にも接続す
る。
【0036】この接続により、チャネルトレーサ回路1
5で、上記チャネルインターフェースケーブル28の制
御信号線と、データ信号線の信号を取り込んで、チャネ
ルインターフェース信号のトレースが可能になる。
【0037】また、チャネルトレーサ回路15は、SA
メンテナンスバスを介してSA16に接続してあり、更
に、SA16には、インターフェースケーブル(RC2
32C)により端末27が接続してある。なお、この場
合、端末27には、プリンタ27と、FDD28が接続
してある。
【0038】そして、端末27から指示(コマンド等)
を出し、SA16を介して、チャネルトレーサ回路15
を制御したり、或いは、該チャネルトレーサ回路15で
トレースしたデータを、SA16を介して、外部に接続
した端末27等に出力出来るようになっている。
【0039】この場合、端末27では、チャネルトレー
サ15からのデータを、印刷して出力したり、フレキシ
ブルディスク(フロッピーディスク)に記録したり、或
いは、端末27の表示装置で表示したり出来るようにな
っている。
【0040】:チャネルトレーサ回路の説明・・・図
5参照 上記チャネルトレーサ回路の構成を、図5に示す。図示
のように、このチャネルトレーサ回路15は、カウンタ
30、RAM31、レジスタ32、33等で構成する。
【0041】上記RAM31は、チャネルインターフェ
ース信号のトレース情報を格納するメモリである。上記
レジスタ33は、チャネルインターフェースケーブル2
8から取り込んだチャネルインターフェース信号を入力
するレジスタであり、該チャネルインターフェース信号
を入力して、同期化するものである。
【0042】一方、カウンタ30は、SAメンテナンス
バスを介して、上記SA16により制御されるカウンタ
であり、MTC3内の一定間隔のクロック(CLK)が
入力する。そして、このカウンタ30では、上記クロッ
クを順次カウントアップしてゆき、そのカウンタ値をア
ドレス信号として、アドレスバスに送出する。
【0043】アドレスバスへ送出されたアドレス信号
は、RAM31へ送られ、レジスタ33にデータを書き
込む場合のアドレスとする。なお、この場合、RAM3
1のアドレスは、順次カウントアップして行き、RAM
31の全てのメモリ領域にデータを保持したら、アドレ
スが初期値(アドレス0)に戻るように上記カウンタ3
0を制御する。
【0044】上記レジスタ32は、RAM31から読み
だしたデータを一時格納して、同期化するレジスタであ
る。 :動作の説明・・・図2〜図5参照 以下、上記構成による第1実施例の動作を説明する。
【0045】−1:トレース情報取得時の動作 チャネルインターフェース信号のトレース情報を取得す
る場合は、次のようにして行う。
【0046】先ず、SA16に接続した端末(パソコ
ン)27から指示を出し、SA16を起動する。起動し
たSA16では、内部のMPU26がROM25内のプ
ログラムを取り出して、動作を開始し、チャネルトレー
サ回路15を起動する。
【0047】そして、MPU26では、カウンタ30を
起動させ、該カウンタ30のカウントアップを開始す
る。カウンタ30では、一定間隔のクロック(MTC3
の内部クロックCLK)を入力し、順次カウントアップ
する。
【0048】そして、カウンタ30でカウントアップし
た値(カウンタ値)は、アドレス信号として、アドレス
バスに送り出され、RAM31に送出する。すなわち、
カウンタ30から出力されるアドレス信号は、自動的に
インクリメントされ、RAM31に送出される。
【0049】一方、レジスタ33には、チャネルインタ
ーフェースケーブル10からのチャネルインターフェー
ス信号が入力し、このレジスタ33で同期化して、RA
M31に転送される。
【0050】そして、RAM31に転送された上記デー
タは、カウンタ30から送られたアドレス信号に従っ
て、RAM31に順次書き込む。このようにして、チャ
ネルインターフェース信号を、RAM31に格納し、ト
レース情報の取得を行う。
【0051】−2:取得したトレース情報の表示処理
時の動作 上記のようにして取得したトレース情報は、RAM31
に格納してあるが、この情報(データ)を、SA16に
接続した端末27の表示装置で表示する場合(トレース
情報の出力)は、次のようにして処理する。
【0052】この処理は、SA16のROM25内に格
納されているプログラムに従って、MPU26が制御を
行う。この場合、先ず、MPU26では、チャネルトレ
ーサ回路15内のカウンタ30の入力クロックを止め、
データを読みだすRAM31のアドレスに対応したカウ
ンタ値を、カウンタ30に設定する。
【0053】この処理で、カウンタ30からアドレス信
号が発生し、このアドレス信号がRAM31へ送られ
る。そして、該アドレス信号に従って、RAM31から
データを読みだし、SAメンテナンスバスを介して、S
A16へ転送する。
【0054】SA16では、転送されてきたデータを、
端末27へ転送する。端末27では、データを受け取る
と、表示装置により、表示する。なお、MPU26が設
定する上記カウンタ30の設定値は、RAM31の特定
の領域のアドレスに対応した値でも良いが、RAM31
の全領域のアドレスに対応した値を順次設定しても良
い。
【0055】(第2実施例の説明)図6は、第2実施例
のチャネルトレーサ回路を示した図であり、図6中、図
1〜図5と同じものは、同一符号で示してある。また、
34はレジスタ、35は比較回路、36はANDゲート
を示す。
【0056】第2実施例は、チャネルインターフェース
信号のトレース情報を取得する際、チャネルインターフ
ェース信号に変化があった時、順次サンプリングする例
である。
【0057】:構成の説明 この例では、チャネルトレーサ回路15を、カウンタ3
0、RAM31、レジスタ32、33、34、比較回路
35、ANDゲート36等で構成する。
【0058】上記レジスタ33は、入力したチャネルイ
ンターフェース信号の同期化を行うためのレジスタであ
り、レジスタ34は、比較処理を行うために、1クロッ
ク分だけ遅延させるレジスタである。
【0059】比較回路35は、レジスタ33から出力さ
れたデータ(データAとする)と、レジスタ34から出
力されたデータ(データBとする)との比較を行う回路
であり、(データA)=(データB)の時に、出力はロ
ーレベル「L」、それ以外の時(データ不一致の時)に
出力はハイレベル「H」(不一致信号)となる。
【0060】ANDゲート36は、比較回路35の出力
信号と、一定間隔のクロック(MTC3内のクロック)
とを入力信号としたANDゲートである。従って、比較
回路35の出力が「L」の時は、ANDゲートがオフ
(ゲート閉)であり、比較回路35の出力が「H」の時
に、ANDゲートがオン(ゲート開)となる。
【0061】そして、ANDゲート36がオンの時にの
み、クロック(CLK)がカウンタ30に出力される。
つまり、上記データAとデータBが不一致の時のみカウ
ンタ30でクロックをカウントアップ(アドレス信号を
インクリメント)する。
【0062】なお、比較回路35、レジスタ34、AN
Dゲート36以外の構成は、上記図2〜図5に示した各
部の構成と同じである。従って、これらの説明は省略す
る。 :動作の説明 −1:トレース情報取得時の動作 この場合にも、チャネルトレーサ回路15は、SA16
内のMPU26によって起動される。チャネルトレーサ
回路15が起動すると、レジスタ33がチャネルインタ
ーフェース信号を取り込み、同期化した後、レジスタ2
4へ転送する。
【0063】この時、比較回路35では、データAと、
データBとの比較を行い、出力信号を、ANDゲート3
6へ出力する。そして、データAと、データBとが等し
ければ、カウンタ30は、クロック(CLK)をカウン
トアップしない。
【0064】しかし、上記データAと、データBが不一
致の場合(チャネルインターフェース信号に変化があっ
た場合)、ANDゲート36に不一致信号が出され、該
ANDゲート36がゲートオンとなり、クロックをカウ
ンタ30へ出力する。
【0065】これにより、カウンタ30は、クロック
(CLK)をカウントアップし、アドレス信号のインク
リメントを行う。このようにして、カウンタ30によ
り、アドレスのインクリメントを行い、そのアドレス毎
に、RAM31へのデータの書き込みを行う。つまり、
カウンタ30でアドレスが更新される度毎に、このアド
レスを用いて、レジスタ34から出力されるデータを、
RAM31へ書き込む。
【0066】以上のようにして、サンプルする信号(チ
ャネルインターフェース信号)に変化があった時にの
み、サンプリングを行って、RAM31に書き込み、ト
レース情報(データ)の取得を行う。
【0067】−2:取得したトレース情報の表示処理
時の動作 この場合、上記第1実施例と同じなので、説明は省略す
る。 (第3実施例の説明)図7は、第3実施例のチャネルト
レーサ回路を示した図であり、図7中、図1〜図6と同
じものは、同一符号で示してある。また、37はORゲ
ートを示す。
【0068】第3実施例は、上記第1実施例のチャネル
トレーサ回路と、第2実施例のチャネルトレーサ回路を
1つの回路で実現した例である。 :構成の説明 この例では、チャネルトレーサ回路15を、カウンタ3
0、RAM31、レジスタ33、34、比較回路35、
ANDゲート36、ORゲート37等で構成する。
【0069】なお、図5、図6に示したレジスタ32
は、この実施例でも使用するが、図示省略してある。上
記レジスタ38は、同期用のレジスタであり、ORゲー
ト37はサンプリングモード切り換え用のゲートであ
る。なお、図のWR、RDは、データの書き込み、読み
だしの制御信号である。
【0070】上記ORゲート37は、比較回路35の出
力信号と、モード選択信号を入力信号としたORゲート
であり、上記ANDゲート36は、このORゲート37
の出力信号と、クロック(一定間隔のクロック)とを入
力信号としたANDゲートである。
【0071】上記モード選択信号は、SA16内のMP
U26が設定する信号であり、この信号により、2つの
モード(第1実施例のモードと、第2実施例のモード)
を選択する。
【0072】なお、ORゲート37、レジスタ38以外
の構成は、上記第1、第2実施例と同じなので、説明は
省略する。 −1:データ取得時の動作 動作時には、SA16内のMPU26は、モード選択信
号MSをORゲート37に送り、サンプリングのモード
切り換えを行う。この場合、モード選択信号MSが、ハ
イレベル(MS=H)ならば、一定間隔モード(上記第
1実施と同じサンプリングモード)、ローレベル(MS
=L)ならば、変化時モード(上記第2実施例と同じサ
ンプリングモード)となる。
【0073】すなわち、一定間隔モードでは、MS=H
となっていて、ANDゲート36がゲートオン(ゲート
開)の状態であるから、常に、一定間隔のクロックがカ
ウンタ30に入力している。
【0074】従って、この場合、比較回路35の比較結
果は、テータ取得時の動作に関係しない。つまり、この
モードでは、上記第1実施例の動作と同じになる。ま
た、上記変化時モードの場合には、MS=Lとなってい
るから、比較回路35の出力信号が、そのまま、AND
ゲート36に入力する。従って、この場合、このモード
では、上記第2実施例と同じモードとなる。
【0075】−2:取得したトレースデータの表示処
理時の動作 この場合、上記第1実施例と同じなので、説明は省略す
る。 (他の実施例)以上実施例について説明したが、本発明
は次のようにしても実施可能である。
【0076】(1)、磁気テープサブシステムに限ら
ず、磁気ディスクサブシステム、各種通信制御装置、プ
リンタ等、各種の周辺装置に適用可能である。 (2)、チャネルインターフェース信号のトレース情報
は、端末の表示装置で表示しても良いが、プリンタで印
刷して出力しても良い。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1)、チャネルインターフェース信号の変化を、簡単
なハードウエアによりトレース出来る。従って、周辺装
置の評価や、調査が簡単に実施出来る (2)、従来は、チャネルの制御信号の時系列的な推移
を調べるのに、ロジックアナライザ等を使用する必要が
あった。しかし、本発明によれば、ロジックアナライザ
等を使用しなくて済む。従って、外部記憶サブシステム
の評価、或いは調査に、人手と、時間とがかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1実施例における磁気テープサブシ
ステムの構成図である。
【図3】本発明の第1実施例におけるサービスアダプタ
(SA)の構成図である。
【図4】図2の一部詳細図である。
【図5】本発明の第1実施例におけるチャネルトレーサ
回路である。
【図6】本発明の第2実施例におけるチャネルトレーサ
回路である。
【図7】本発明の第3実施例におけるチャネルトレーサ
回路である。
【図8】従来の磁気テープサブシステムの構成図であ
る。
【図9】従来例の説明図である。
【符号の説明】
2 チャネル 9 CPU 14 周辺装置 15 チャネルトレーサ回路 16 SA(サービスアダプタ) 27 端末 28 チャネルインターフェースケーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストシステム(CPU)のチャネル
    (2)に接続して使用する周辺装置(14)において、 該周辺装置(14)の内部に、 外部からの制御情報に基づいて、チャネルインターフェ
    ース信号を取り込み、該チャネルインターフェース信号
    のトレース情報を保持するチャネルトレーサ回路(1
    5)を設けたことを特徴とするチャネルトレーサ機能を
    内蔵した周辺装置。
  2. 【請求項2】 上記チャネルトレーサ回路(15)に、 装置の内部クロックをカウントするカウンタ(30)
    と、 上記トレース情報を格納するメモリ(31)とを設け、 上記カウンタ(30)のカウンタ値を、時系列のパラメ
    ータとして、その時点でのチャネルインターフェース信
    号のパターンを、上記メモリ(31)に格納することに
    より、 上記トレース情報の保持を行うことを特徴とした請求項
    1記載のチャネルトレーサ機能を内蔵した周辺装置。
  3. 【請求項3】 上記カウンタ(30)で装置の内部クロ
    ックをカウントする際、 一定間隔のクロックを、順次カウントすることを特徴と
    した請求項2記載のチャネルトレーサ機能を内蔵した周
    辺装置。
  4. 【請求項4】 上記カウンタ(30)で装置の内部クロ
    ックをカウントする際、 チャネルインターフェース信号に変化があった場合にの
    み、上記クロックをカウントすることを特徴とした請求
    項2記載のチャネルトレーサ機能を内蔵した周辺装置。
JP4239234A 1992-09-08 1992-09-08 チャネルトレーサ機能を内蔵した周辺装置 Withdrawn JPH0689240A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6067588A (en) * 1997-01-20 2000-05-23 Fuji Xerox Co., Ltd. Channel interface signal tracing input/output controller apparatus
JP2019079506A (ja) * 2017-10-19 2019-05-23 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 不揮発性メモリー装置及びその作動方法

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