JPH0689079B2 - 共重合体の製造方法 - Google Patents

共重合体の製造方法

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JPH0689079B2
JPH0689079B2 JP20833887A JP20833887A JPH0689079B2 JP H0689079 B2 JPH0689079 B2 JP H0689079B2 JP 20833887 A JP20833887 A JP 20833887A JP 20833887 A JP20833887 A JP 20833887A JP H0689079 B2 JPH0689079 B2 JP H0689079B2
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copolymer
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water
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英俊 島田
進 三好
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は共重合体の製造方法に関し、詳しくは接着剤や
塗料等の資材あるいは無機化合物の分散剤に適した低分
子量の共重合体を効率的に製造する方法に関する。
[従来の技術および発明が解決しようとする問題点] 従来から接着剤や塗料等の資材として、イソブチレン−
無水マレイン酸共重合体が知られており、この共重合体
の製造方法として、共重合を行なうにあたり、溶媒とし
て特定のエステル、たとえば酢酸イソプロピルを用いる
方法(特公昭49-6396号公報)が知られている。
しかしながら、この製造方法で得られる共重合体は分子
量が5万以上と比較的高いものとなり、その用途が制限
されるとともに取扱い上も不便であった。
そこで、低分子量の共重合体を得るために、触媒の使用
量を増加させたり、重合温度を上げるなどの手段が採ら
れていたが、満足しうる結果は得られていない。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは接着剤や塗料等の資材に適した、分子量が
40,000以下という低分子量の共重合体を効率よく製造し
うる方法について、鋭意研究を進めた結果、共重合体を
製造する際に特定の有機溶媒と水との混合溶液を用いる
ことにより分子量の調節が可能となり、低分子量の共重
合体が得られることを見出し、ここに発明を完成した。
すなわち本発明はイソブチレン,スチレンおよび(メ
タ)アクリル酸またはそのエステルの中から選ばれた少
なくとも1種のモノマーと、マレイン酸またはその無水
物とを共重合して共重合体を製造するにあたり、溶媒と
して、溶解度係数が9以上の有機溶媒と水との混合溶媒
を用いて共重合することを特徴とする共重合体の製造方
法を提供するものである。
本発明の方法で製造する共重合体とは、 下式 で表わされるイソブチレン単位(IB);下式 で表わされるスチレン単位(ST);および下式 (ただし、R1は水素またはメチル基を示し、R2は水素ま
たは低級アルキル基,好ましくはメチル基を示す。)で
表わされる(メタ)アクリル酸またはそのエステル(A
M)単位から選ばれた少なくとも一種の構成単位と、 下式 で表わされるマレイン酸単位もしくは下式 で表わされるマレイン酸無水物単位(MA)とを構成単位
とする共重合体であって具体的には、IB−MA共重合体、
ST−MA共重合体,AM−MA共重合体等の二元共重合体;IB−
ST−MA共重合体,IB−ST−AM共重合体,ST−AM−MA共重合
体等の三元共重合体およびIB−ST−AM−MA四元共重合体
である。これらの共重合体はブロック共重合体,交互共
重合体,グラフト共重合体であってもよく、ランダム共
重合体であっても良い。
本発明では、この共重合体を製造する際に溶媒として水
と溶解度係数(δ)9以上の有機溶媒との混合溶媒を用
い、この混合溶媒の存在下で反応を行なう。ここで、溶
解度係数とは液体間の混合性の尺度となる液体の特性値
であり、通常δで表わされる。この溶解度係数(δ)は
液体の分子凝集エネルギーをE、分子容をVとする下式 溶解度係数(δ)=(E/V)1/2 で与えられる。本発明ではこの溶解度係数が9以上の有
機溶媒が使用される。本発明で使用される有機溶媒の具
体例を挙げると酢酸エチル,メチルシクロヘキサノン,
メチルエチルケトン,フラン,酢酸メチル,アセトン,
シクロヘキサノン,シクロペンタノン,エチレングリコ
ールモノエチルエーテル,ジメチルホルムアミド,ジメ
チルスルホキサイド,ニトロエタン,ニトロメタン,ア
セトニトリル,クロロアセトニトリル等がある。また、
該有機溶媒としてはその溶解度係数が前記範囲のもので
あると共に、これらの水素結合力を3段階(弱い,中程
度,強い)に評価した場合、水素結合力が弱いものまた
は中程度のものが本発明における有機溶媒として好まし
い。上記したものの中では、特にメチルエチルケトン,
アセトン,アセトニトリル等が好適である。本発明にお
ける混合溶媒は、以上の如き有機溶媒と水とを混合して
得られるものである。
ここで上記有機溶媒と水とは、有機溶媒99〜2重量%、
好ましくは97〜35重量%、より好ましくは95〜55重量%
に対し、水1〜98%、好ましくは3〜65重量%、より好
ましくは5〜45重量%の割合で混合される。水の混合割
合が1重量%未満であると、得られる共重合体の分子量
が大きいものとなり、一方98重量%を超えると共重合体
が生成しにくくなるため、いずれも好ましくない。
本発明においては、以上のような溶媒の存在下に前記の
如き共重合体を製造する共重合反応を行なう。具体的に
はたとえばイソブチレンを用いるときは、まずイソブチ
レンを除く各共重合成分の所定量を反応容器中に仕込
み、通常は冷却するとともに充分に脱気する。次いで、
所定量のイソブチレンおよび上記溶媒を加えた後撹拌し
ながら共重合反応を行なわせる。
本発明において、溶媒の種類以外の反応条件としては特
に制限はなく、常法によって行なうことができる。各共
重合成分の使用量は特に限定されないが、共重合体の必
須構成単位となるマレイン酸またはその無水物は、共重
合体中のマレイン酸またはその無水物単位の含有量が5
〜70モル%、好ましくは10〜65モル%となる量とするの
が適当である。また、溶媒の使用量は製造原料である各
共重合成分の総量(全モノマー)の0.5〜20倍量(重量
比)、好ましくは1〜10倍量(重量比)で充分である。
また、反応温度は30〜300℃、好ましくは45〜200℃、反
応圧力は0〜50kg/cm2G、好ましくは0〜30kg/cm2G、反
応時間は0.5〜20時間、好ましくは1〜10時間が適当で
ある。この共重合反応においては、必要に応じて過酸化
ベンゾイル,過酸化ラウロイル,クメンヒドロパーオキ
シド,第3級ブチルヒドロパーオキシド,ジクミルパー
オキシド,アゾビスイソブチロニトリルなどの触媒を使
用することができる。触媒を使用する場合の使用量は特
に限定されないが、通常は全モノマー100重量部に対し
て0.01〜10重量部、好ましくは0.05〜5重量部である。
触媒はそのまま用いてもよく、または希釈して使用して
もよい。また、触媒の添加時期は重合の初期に全てを加
えてもよく、重合中に分割して添加してもよい。
なお、反応終了後、溶媒はたとえば反応混合物を過す
ることにより容易に反応生成物から除去することができ
る。
本発明の方法で得られる共重合体の分子量は、反応条件
を適宜選定することにより所望の範囲のものとなるが、
本発明の方法は特に重量平均分子量が500〜40,000、好
ましくは1000〜30,000の共重合体の製造に際して有効で
ある。
さらに該共重合体は、その重量平均分子量が上記範囲内
にあると共に、前記した如く、必須構成単位である(無
水)マレイン酸単位の共重合体に対する含有割合が5〜
70モル%、好ましくは10〜65モル%であることが好まし
い。
[実施例] 次に、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例1〜7 内容積1のオートクレーブに、イソブチレンを用いる
場合はイソブチレンを除く第1表表示の成分を表示量仕
込み、−10℃に冷却するとともに、容器内を充分に脱気
した。ついで、イソブチレンを表示量および第1表表示
の溶媒を360重量部加え、さらに触媒として過酸化ベン
ゾイル0.6gを加えて400rpmで撹拌しながら110℃におい
て2時間共重合反応を行なわせた。しかるのち生成物を
水中に投入して共重合体を得た。得られた共重合体の重
量平均分子量、イソブチレン量(IB),スチレン量(S
T),アクリル酸メチル量(AM)およびマレイン酸量(M
A)の構成比(モル比)を第1表に示す。ここで用いた
有機溶媒の溶解度係数(δ)はアセトニトリル(11.
9),メチルエチルケトン(9.3),アセトン(9.9)で
ある。
比較例1 溶媒を酢酸イソプロピル(溶解度係数:8.4)100重量部
とし、水を加えない他は実施例4と同様に行なった。得
られた共重合体の重量平均分子量は150,000であった。
比較例2 溶媒をアセトニトリル100重量部とし、水を加えない他
は実施例4と同様に行なった。得られた共重合体の重量
平均分子量は79,000であった。
比較例3 溶媒をメチルエチルケトン100重量部とし、水を加えな
い他は実施例4と同様に行なった。得られた共重合体の
重量平均分子量は73,000であった。
比較例4 溶媒をアセトン100重量部とし、水を加えない他は実施
例4と同様に行なった。得られた共重合体の重量平均分
子量は78,000であった。
[発明の効果] 叙上の如く、本発明の方法によれば、比較的低分子量の
共重合体を効率的に製造でき、しかも水の添加量を変え
ることにより分子量の調節が可能となり、接着剤,塗料
等の資材、あるいは無機化合物の分散剤などに最適な共
重合体を極めて容易に得ることができ、産業上極めて有
用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08F 222/06 MLT 7242−4J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イソブチレン,スチレンおよび(メタ)ア
    クリル酸またはそのエステルの中から選ばれた少なくと
    も1種のモノマーと、マレイン酸またはその無水物とを
    共重合して共重合体を製造するにあたり、溶媒として、
    溶解度係数が9以上の有機溶媒と水との混合溶媒を用い
    て共重合することを特徴とする共重合体の製造方法。
  2. 【請求項2】溶媒として、溶解度係数が9以上の有機溶
    媒99〜2重量%と水1〜98重量%との混合溶媒を用いる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方
    法。
  3. 【請求項3】溶解度係数が9以上の有機溶媒が、アセト
    ン,メチルエチルケトン,アセトニトリル,酢酸エチ
    ル,メチルシクロヘキサノン,フラン,酢酸メチル,シ
    クロヘキサノン,シクロペンタノン,エチレングリコー
    ルモノエチルエーテル,ジメチルホルムアミド,ジメチ
    ルスルホキサイド,ニトロエタン,ニトロメタン,およ
    びクロロアセトニトリルから選ばれた少なくとも一種の
    化合物である特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
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