JPS62288620A - 共重合体の製造方法 - Google Patents

共重合体の製造方法

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JPS62288620A
JPS62288620A JP13175286A JP13175286A JPS62288620A JP S62288620 A JPS62288620 A JP S62288620A JP 13175286 A JP13175286 A JP 13175286A JP 13175286 A JP13175286 A JP 13175286A JP S62288620 A JPS62288620 A JP S62288620A
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JP
Japan
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copolymer
producing
alkylbenzene
solvent
reaction
Prior art date
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Pending
Application number
JP13175286A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Shimada
英俊 島田
Susumu Miyoshi
進 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は共重合体の製造方法に関し、詳しくは生成する
共重合体が反応装置に固着するのを防止した共重合体の
製造方法に関する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする問題点〕
一Sに、イソブチレン2スチレンあるいはアクリル酸メ
チルと無水マレイン酸を共重合して接着剤や塗料等の基
材として存用な共重合体の製造することは知られている
。この共重合反応を行なうにあたり、従来は溶媒として
ベンゼン。酢酸イソブロビルまたはヘキサンが用いられ
ていた。しかしながら、これらの溶媒は、分子■が20
0000程度の高分子量の共重合体の製造には好適であ
るが、分子量50000以下の低分子!■の共重合体と
製造する場合には、生成する共重合体が反応容器内壁や
攪拌翼に固着してしまうという不都合があった。このた
めこの固着した共重合体の除去に多大の労力を要してい
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、上記共重合体製造時の問題点を解消した
製造方法を開発すべく鋭意研究を重ねた。
その結果、特定の溶媒の存在下で共重合反応を行なうこ
とにより、上記問題点が解消できることを見出した。
すなわち本発明は、イソブチレン(IB)、スチレン(
ST)および(メタ)アクリル酸またはそのエステル(
AM)から選ばれた少なくとも一種のモノマーと、マレ
イン酸またはその無水物(MA)とを共重合して、ST
−MA共重合体。
AM−MA共重合体、IB−3T−MA共重合体。
I B−AM−MA共重合体、ST−AM−MA共重合
体またはl B−3T−AM−MA共重合体を製造する
にあたり、溶媒としてアルキルベンゼンを用いることを
特徴とする共重合体の製造方法を提供するものである。
本発明の方法で製造する共重合体とは、下式 で表わされるイソブチレン単位(IB);下式で表わさ
れるスチレン単位(ST);および下式(ただし、R1
は水素またはメチル基を示し、R2は水素または低級ア
ルキル基、好ましくはメチル基を示す。)で表わされる
(メタ)アクリル酸またはそのエステル(AM)単位か
ら選ばれた少なくとも一種の構成単位と、 下式 で表わされるマレイン酸単位もしくは下式で表わされる
マレイン酸無水物単位(MA)とを構成単位とする共重
合体であって具体的には、ST−MA共重合体、AM 
 MA共重合体等の二元共重合体; l B−3T−M
A共重合体、IB−AM−MA共重合体、ST−AM−
MA共重合体等の三元共重合体およびI B−3T−A
M−MA四元共重合体である。これらの中でも、本発明
の方法は特に三元共重合体または四元共重合体であって
構成単位としてスチレンを含む共重合体、すなわちIB
−3T−MA共重合体、ST−AM  MA共重合体、
IB  S’F AM  MA共1i合体の製造に効果
的である。
本発明においては、上記共重合体を製造する際に溶媒と
してアルキルベンゼンを使用する。このアルキルベンゼ
ンとしては特に制限はないが、好ましくは炭素数7〜9
のものが適当である。具体的にはトルエン、  o −
、m−、p−キシレン、エチルベンゼン、イソプロビル
ヘンゼン、エチルトルエン、プソイドクメン、メシチレ
ン、ヘミメリテンあるいはこれらの混合物が挙げられる
。さらに炭素数10以上であってもn−ブチルヘンゼン
本発明においては、以上のような溶媒の存在下に前記共
重合体を製造する共重合反応を行なう。
具体的にはたとえばイソブチレンを用いるときは、まず
イソブチレンを除く各共重合成分の所定量を反応容器中
に仕込み、通常は冷却するとともに充分に脱気する。次
いで、所定量のイソブチレンおよび上記溶媒を加えた後
撹拌しなから共重合反応を行なわせる。
本発明において、溶媒の種類以外の反応条件としては特
に制限はなく、常法によって行なうことができる。各共
重合体成分の使用量は特に限定され苧≠ないが、共重合
体の必須構成単位となるマレイン酸またはその無水物は
、共重合体中のマレイン酸またはその無水物Qi位の含
有屑が5〜50モル%、好ましくは10〜40モル%と
なる−1とするのが適当である。また、溶媒の使用量は
製造原料である各共重合成分の総量(全モノマー)の2
〜50倍量(重量比)、好ましくは3〜30倍量(重量
比)で充分である。また、反応温度は30〜250°C
1好ましくは45〜200°C1反応圧力は0〜50 
kg/ cut G、好ましくはO〜30kg/aJG
、反応時間は0.5〜20時間、好ましくは1〜10時
間が適当である。ごの共重合反応においては、必要に応
して過酸化ヘンジイル、過酸化ラウロイル、クメンヒド
ロパーオキシド、第3級ブチルヒドロパーオキシド、ジ
クミルパーオキシ母 ド、アゾビスイソブチニトリルなどの触媒を使用するこ
とができる。触媒を使用する場合の使用量は特に限定さ
れないが、通常は全モノマー100重量部に対して0.
01’〜10重量部、好ましくは0.05〜5重量部で
ある。触媒はそのまま用よく、重合中に分割して添加し
てもよい。
なお、反応終了後、溶媒はたとえば反応混合物を濾過す
ることにより容易に反応生成物から除去することができ
る。
叙上の如き本発明の方法により製造される共重合体は、
前述した共重合体のランダム共重合体。
ブロック共重合体、交互共重合体など様々なものがある
本発明の方法で得られる共重合体の分子■は、反応条件
を適宜選定することにより所望の範囲のものとなるが、
本発明の方法は特に粘度平均分子量が500〜5000
0、好ましくは1000〜30000の共重合体の製造
に際して有効である。
〔発明の効果〕
叙上の如き本発明の方法によれば、比較的低分子量の共
重合体を製造する際の従来法の欠点であった、重合反応
装置(重合反応容器内壁、撹拌翼等)への生成共重合体
の付着(固着)が回避できる。
したがって本発明の方法は接着剤、塗料1分散剤などの
粘材として有用な共重合体の製造方法として好適である
〔実施例〕
次に、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例1〜6および比較例1〜6 内容積17!のオートクレーブに、イソブチレンを除(
第1表表示の成分を表示量仕込み、−10゛Cに冷却す
るとともに、容器内を充分に脱気した。
ついで、イソブチレンを表示量および第1表表示の溶媒
を表示量、触媒として過酸化ヘンジイル0.6gを加え
、40 Q rpmで撹拌しながら第1表表示の条件で
共重合反応を行なわせ、しかるのち生成星、スチレン鼠
1 アクリル酸メチル量およびマレイン酸量を第1表に
示すと共に重合反応容器内壁および攪拌翼への該共重合
体の固着状態を第1表に示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イソブチレン(IB)、スチレン(ST)および
    (メタ)アクリル酸またはそのエステル(AM)から選
    ばれた少なくとも一種のモノマーと、マレイン酸または
    その無水物(MA)とを共重合して、ST−MA共重合
    体、AM−MA共重合体、IB−ST−MA共重合体、
    IB−AM−MA共重合体、ST−AM−MA共重合体
    またはIB−ST−AM−MA共重合体を製造するにあ
    たり、溶媒としてアルキルベンゼンを用いることを特徴
    とする共重合体の製造方法。
  2. (2)共重合体の分子量が、数平均分子量500〜50
    000である特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)アルキルベンゼンが、炭素数7〜9のものである
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  4. (4)アルキルベンゼンが、トルエン、p−キシレン、
    エチルベンゼン、イソプロピルベンゼンあるいはこれら
    の混合物である特許請求の範囲第1項記載の方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5237027A (en) * 1991-08-22 1993-08-17 Kuraray Company, Ltd. Alkaline water-soluble thermoplastic resin and adhesive comprising the same
EP0858483A1 (en) * 1995-10-31 1998-08-19 Henkel Corporation Methods of preparing inorganic pigment dispersions

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