JPH06878U - 乗用型芝刈機 - Google Patents
乗用型芝刈機Info
- Publication number
- JPH06878U JPH06878U JP4192992U JP4192992U JPH06878U JP H06878 U JPH06878 U JP H06878U JP 4192992 U JP4192992 U JP 4192992U JP 4192992 U JP4192992 U JP 4192992U JP H06878 U JPH06878 U JP H06878U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mower
- speed
- working state
- switching
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 刈取り作業時に、機体の走行速度を最高速に
してしまうことによる刈り跡の不揃を防止する。 【構成】 モーアを作業状態と非作業状態とに切換える
切換え操作具11の作業状態への切換え操作に伴って走
行用変速装置に対する操作具10の最高速位置への操作
を牽制阻止する牽制機構12を設けてある。
してしまうことによる刈り跡の不揃を防止する。 【構成】 モーアを作業状態と非作業状態とに切換える
切換え操作具11の作業状態への切換え操作に伴って走
行用変速装置に対する操作具10の最高速位置への操作
を牽制阻止する牽制機構12を設けてある。
Description
【0001】
本考案は、乗用型芝刈機に関する。
【0002】
一般に、乗用型芝刈機は、刈取り作業を行う時には、走行速度を低速にして作 業を行うものであり、つまり、機体の走行に伴ってモーアの刈刃ハウジングで押 し倒をした芝が直立姿勢に復元してから刈り取るように走行速度を低速にして作 業を行うものであり、そして、刈取り場所を移動する時には、作業能率アップの ために走行速度を最高速にして移動するものである。
【0003】
刈取り場所を変えて作業を行う場合に、走行速度を最高速にしたままで刈取り 作業を行ってしまう場合があり、斯かる場合には、芝を押し倒した状態で刈り取 ることとなることから刈り跡が不揃いになると言う不都合がある。 本考案は、刈取り作業時に、機体の走行速度を最高速にしてしまうことによる 、刈り跡の不揃を防止することを目的とする。
【0004】
上記目的を達成するための本考案の特徴構成は、モーアを作業状態と非作業状 態とに切換える切換え操作具の作業状態への切換え操作に伴って走行用変速装置 に対する操作具の最高速位置への入り操作を牽制阻止する牽制機構を設けた点に ある。
【0005】
図1(イ)に示すように、モーアを作業状態と非作業状態とに切換える切換え 操作具としてのPTOレバー11が切り状態にあると、PTOレバー11に連係 の牽制機構12のロッド13の長孔13aの全範囲の中で、走行用変速装置とし ての静油圧式無段変速装置の変速ペダル10の操作軸10aに固着のアーム4に 設けたピン14aが移動可能で、前記変速ペダル10の前進最高速位置Fmから 後進最高速位置Rmまでの操作を許容する。 そして、図1(ロ)に示すように、PTOレバー11を入り状態にすると、前 記牽制機構12のロッド13が上方に操作されて、そのロッド13の長孔13a の下端部が、中立位置Nと前進最高速位置Fmとの中間の刈取り作業速度位置F nに位置して、機体停止状態から刈取り作業状態に移ろうと変速ペダル10を踏 み込んでも、前記変速ペダル10は刈取り作業速度位置Fnまでしか踏み込むこ とができず、前記変速ペダル10の最高速位置への踏み込み操作が牽制される。
【0006】
このように、モーアを作業状態へ切換えると、走行変速操作具の最高速位置へ の牽制がはかられるので、刈取り作業時に、走行速度の最高速が現出されること がなく、刈り跡の不揃いを防止することができる。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。 図3に、走行機体1の前後輪2,3の間にモーア4を昇降自在に装着した乗用 型芝刈機が示され、前記乗用型芝刈機は、機体前部のエンジン5から伝動軸6を 介して走行用変速装置としての静油圧式無段変速装置7に伝動して、その静油圧 式無段変速装置7からミッションケース8内の伝動装置を介して後輪3とモーア 4を駆動可能に構成してある。 前記静油圧式無段変速装置7は、操縦部9に設けた中立位置Nを挟んで前進F 側と後進R側に操作可能な変速ペダル10の操作よって前進増速可能並びに後進 増速可能に構成され、又、前記モーア4は、PTOレバー11の入切操作によっ てミッションケース8内の伝動クラッチを介して駆動、駆動停止可能に構成され ている。 図1に示すように、前記PTOレバー11と前記変速ペダル10とが、PTO レバー11の入り操作に伴って前記変速ペダル10の最高速位置への踏み込み操 作を牽制する牽制機構12を介して連係されている。 前記牽制機構12は、PTOレバー11に連係されたロッド13と、変速ペダ ル10の操作軸10aに固着されたアーム14とからなり、ロッド13先端の長 孔13aに、アーム14先端のピン14aを挿入して、前記PTOレバー11が 、図1(イ)に示すように、切り位置にあるとき、前記変速ペダル10の前進最 高速位置Fmから後進最高速位置Rmまでの操作を許容し、前記PTOレバー1 1が、図1(ロ)に示すように、入り位置にあるときに、前記ロッド13の長孔 13aの下端部が、中立位置Nと前進最高速位置Fmとの中間の刈取り作業速度 位置Fnに位置して、前記変速ペダル10の前進最高速位置Fmへの操作を牽制 して、中立位置Nと前進最高速位置Fmとの中間の刈取り作業速度位置Fnから 後進最高速位置Rmまでの操作を許容可能に構成してある。 前記牽制機構12は、PTOレバー11の揺動軸芯とアーム14先端のピン1 4aとを結ぶ仮想延長線を境にしてPTOレバー11に対するロッド13の連結 点が図1(イ)から図1(ロ)に示すように前後に切換えられることによって、 その牽制状態がもたらされるようになっている。
【0008】 前記モーア4は、昇降レバー15の操作により伸縮駆動されるリフトシリンダ (図示せず)を介して昇降駆動されるリンク機構17により、作業状態と非作業 状態とに上下動可能に構成されている。
【0009】 又、前記モーア4は、図2に示すように、ブレード軸18の下端部に、芝の巻 き付きを防止する環状部材19と、ベアリング20内への泥土の進入を阻止する ニロスリング21とを一体回転自在に装着して、ブレード軸18に対する芝の巻 き付き防止と泥土に対する防塵対策を施してあり、前記ニロスリング21の外端 部をベアリング20のアウタレース20aの外周面に隙間ゼロの状態で摺接させ て、より確実なシール性を図ってある。
【0010】 〔別実施例〕 モーアを作業状態と非作業状態とに切換える切換え操作具としては、モーアを 上下動させる昇降レバーであっても良く、従って、PTOレバー並びに昇降レバ ーを総称してモーアを作業状態と非作業状態とに切換える切換え操作具と称す。
【0011】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】牽制機構の切換状態を示す作用図
【図2】モーアの一部を示す縦断面図
【図3】全体側面図
4 モーア 7 走行用変速装置 10 走行変速操作具 11 切換え操作具 12 牽制機構
Claims (1)
- 【請求項1】 モーア(4)を作業状態と非作業状態と
に切換える切換え操作具(11)の作業状態への切換え
操作に伴って走行用変速装置(7)に対する操作具(1
0)の最高速位置への操作を牽制阻止する牽制機構(1
2)を設けてある乗用型芝刈機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4192992U JPH06878U (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 乗用型芝刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4192992U JPH06878U (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 乗用型芝刈機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06878U true JPH06878U (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=12621933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4192992U Pending JPH06878U (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 乗用型芝刈機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06878U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5050337U (ja) * | 1973-09-05 | 1975-05-16 |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP4192992U patent/JPH06878U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5050337U (ja) * | 1973-09-05 | 1975-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20240188485A1 (en) | Work Vehicle and Grass Mowing Machine | |
JPH06878U (ja) | 乗用型芝刈機 | |
JP2002354902A (ja) | 乗用管理機 | |
JP4271923B2 (ja) | 乗用田植機 | |
JP3383539B2 (ja) | 歩行型草刈機 | |
JP3111181B2 (ja) | 草刈機 | |
JP3131921B2 (ja) | 作業機付き車両の制御装置 | |
JP3363048B2 (ja) | 畦草刈機 | |
JP3288596B2 (ja) | 二面刈り用の歩行型草刈機 | |
JP3111180B2 (ja) | 草刈機 | |
CN219628360U (zh) | 一种电动式割草机 | |
JP3288595B2 (ja) | 二面刈り用の歩行型草刈機 | |
JPH0741306Y2 (ja) | 歩行型作業機 | |
JP2996360B2 (ja) | 自走式畦草刈機における操作装置 | |
JP2543340Y2 (ja) | 無段変速機の変速操作装置 | |
JP3432675B2 (ja) | 乗用芝刈機 | |
JPH0947136A (ja) | 芝刈作業機の安全機構 | |
JP3756107B2 (ja) | 草刈機 | |
JPS6230506Y2 (ja) | ||
JPH0718258Y2 (ja) | 作業機 | |
JPS5841798Y2 (ja) | 刈高制御用センサ−付刈取機 | |
JPH0430457Y2 (ja) | ||
JPH0245075Y2 (ja) | ||
JPH1118542A (ja) | 小型乗用モア | |
JP2538856Y2 (ja) | 草刈機 |