JP2538856Y2 - 草刈機 - Google Patents

草刈機

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Publication number
JP2538856Y2
JP2538856Y2 JP6875291U JP6875291U JP2538856Y2 JP 2538856 Y2 JP2538856 Y2 JP 2538856Y2 JP 6875291 U JP6875291 U JP 6875291U JP 6875291 U JP6875291 U JP 6875291U JP 2538856 Y2 JP2538856 Y2 JP 2538856Y2
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JP
Japan
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slope
mowing
vehicle body
traveling
road surface
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP6875291U
Other languages
English (en)
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JPH0520531U (ja
Inventor
一郎 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Guiding Agricultural Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、走行路面と、これの一
側端に連なる斜面の二面を同時に草刈り処理する草刈機
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記草刈機としては、左右一対の走行装
置を備えた歩行操縦型の車体の前方に、畦道などの走行
路面上に生えた草を刈取るバリカン型の第1刈取装置
と、畦斜面に生えた草を刈取るバリカン型の第2刈取装
置とを配設して、走行路面と畦斜面の二面を同時に草刈
り処理できるものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の草刈機で
は、畦斜面から第2刈取装置が浮上がることがないよう
に、作業者が連続して車体を操縦する必要があり、疲労
しやすい作業となっていた。本考案は、この種作業機に
改良を加えることで、疲労少なく二面の草刈り作業を軽
快に行えるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、冒記した構成の草刈機において、前記走
行装置と第2刈取装置との間において前記斜面に接する
ガイド部材を配設すると共に、左右走行装置に速度差を
つけて車体を斜面の存在側と反対側に斜行前進させる走
行調整手段を備えた構成とした。
【0005】
【作用】本考案構成によると、車体が斜行前進しようと
することで、第2刈取装置とガイド部材とが斜面に当て
つけられた状態を維持しながら車体は一定の姿勢で前進
することになり、第2刈取装置は常に斜面に沿って刈取
を行う。
【0006】
【考案の効果】従って、本考案によれば、作業者が操縦
しなくても車体は第2刈取装置を斜面から浮上がらせる
ようなことなく前進して走行路面及び斜面の草刈りを行
うことになり、作業者は車体が暴走しないように気をつ
けるだけでよく、二面の草刈り作業を疲労少なく軽快に
行えるようになった。
【0007】
【実施例】図1に本考案に係る草刈機の全体が示されて
いる。この草刈機は、歩行操縦型の車体1の前方に、左
右水平姿勢に配備されたバリカン型の第1刈取装置2
と、これの一側端に連なるバリカン型の第2刈取装置3
を設けて構成されている。前記車体1は、エンジン4を
搭載したミッションケース5の下部に左右一対の走行車
輪(走行装置)6a,6bを軸支し、車体後方に向けて
操縦ハンドル7を延出した構造となっており、左右の走
行車輪6a,6bは、夫々図示しない左右一対のサイド
クラッチによって独立的に動力の伝達が断続可能となっ
ている。このサイドクラッチは操縦ハンドル7に備えた
操作レバー8の左右揺動によって択一的に切り操作され
るものであり、操作レバー8は常態では中立にあり、こ
の状態では左右の走行車輪6a,6bが共に動力伝達さ
れ、操作レバー8を左に揺動すると左側の走行車輪6a
のみへの伝動が断たれて遊転可能となり、逆に右に揺動
すると右側の走行車輪6bのみが遊転する。そして、操
作レバー8は、図3に示すように、ロックノブ9の操作
によって左右の揺動位置に保持できるようになってい
る。前記第1刈取装置2は、ミッションケース5から前
方に延出されたパイプフレーム10の前端に取付けられ
ており、第1パイプフレーム10内を通して軸伝動され
る動力で駆動される。又、第2刈取装置3は第1パイプ
フレーム10の前端から横一側方に延出された第2パイ
プフレーム11の遊端に左右傾斜角調節自在に取付けら
れ、第2パイプフレーム11内を通して軸伝動した動力
をベルト12を介して供給して駆動するようになってい
る。又、この第2パイプフレーム11の遊端側にはステ
ー13を介してガイド部材の一例であるガイド輪14が
遊転自在に配設されている。尚、操縦ハンドル7の左右
には、エンジン4からミッションケース5への伝動を断
つクラッチに対する主クラッチレバー15と、刈取系へ
の伝動のみを断つクラッチに対する刈取クラッチレバー
16がグリップ式のレバーとして備えられており、夫々
は握り操作によってクラッチ切り状態となる。本考案の
草刈機は以上のように構成したものであり、次のように
して使用する。図1及び図2に示すように、走行路面の
一例である畦道の上面S1 とこれに連なる畦斜面S2
二面の草刈りを行う場合、第2刈取装置3が畦斜面S2
に平行に接するように角度調節すると共に、ガイド輪1
4を畦斜面S2 に接触させる。草刈り作業を行うにあた
り、操作レバー8を右に揺動ロックして、右側の走行車
輪6bのみを遊転状態にする。こうすることで、左右走
行車輪6a,6bの推力差から車体1は右方に斜行しよ
うとするが、第2刈取装置3とガイド輪14が畦斜面S
2 に接することで車体1の姿勢を変えることなく前進す
る。つまり、第2刈取装置3は常に畦斜面S2 から浮上
ることなく草刈りを行うのである。
【0008】尚、実施例では第2刈取装置3で外下がり
斜面の草刈りを行う場合を示しているが、外上がり斜面
の草刈りを行う形態とすることもできる。又、第2刈取
装置3を左右に位置移動できるようにすると便利であ
る。又、左右走行車輪6a,6bに代えてクローラ走行
装置を用いるもよく、更に、左右走行装置6a,6bを
夫々独立に変速駆動できるようにして左右に速度差を与
え、車体1を斜行前進させることも可能である。又、車
体姿勢を規制するガイド部材としてのガイド輪14に代
えて橇状のものを用いてもよい。又、第1、第2刈取装
置2,3としてリール型のものを用いるもよい。
【0009】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の斜視図
【図2】正面図
【図3】クラッチ操作部の後面図
【符号の説明】
1 車体 2 第1刈取装置 3 第2刈取装置 6a,6b 走行装置 14 ガイド部材 S1 走行路面 S2 斜面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の走行装置(6a),(6b)
    を備えた車体(1)の前方に、走行路面(S1 )上の草
    を刈取る第1刈取装置(2)と、走行路面の一側端に連
    なる斜面(S2 )上の草を刈取る第2刈取装置(3)と
    を備えた草刈機であって、前記走行装置(6a),(6
    b)と第2刈取装置(3)との間において前記斜面(S
    2 )に接するガイド部材(14)を配設すると共に、左
    右走行装置(6a),(6b)に速度差をつけて車体
    (1)を斜面(S2 )の存在側と反対側に斜行前進させ
    る走行調整手段を備えてある草刈機。
JP6875291U 1991-08-29 1991-08-29 草刈機 Expired - Lifetime JP2538856Y2 (ja)

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JP6875291U JP2538856Y2 (ja) 1991-08-29 1991-08-29 草刈機

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JP6875291U JP2538856Y2 (ja) 1991-08-29 1991-08-29 草刈機

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Publication Number Publication Date
JPH0520531U JPH0520531U (ja) 1993-03-19
JP2538856Y2 true JP2538856Y2 (ja) 1997-06-18

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