JPH0947136A - 芝刈作業機の安全機構 - Google Patents

芝刈作業機の安全機構

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Publication number
JPH0947136A
JPH0947136A JP19830795A JP19830795A JPH0947136A JP H0947136 A JPH0947136 A JP H0947136A JP 19830795 A JP19830795 A JP 19830795A JP 19830795 A JP19830795 A JP 19830795A JP H0947136 A JPH0947136 A JP H0947136A
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JP
Japan
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speed change
grass
lawn
working machine
lawnmower
Prior art date
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Pending
Application number
JP19830795A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuhei Hirata
修平 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication of JPH0947136A publication Critical patent/JPH0947136A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 芝刈作業機の後進時に、後方の収草タンクが
壁等の障害物に接近すると、自動的に変速レバーを中立
位置に戻し、芝刈作業機を後進させないようにして、後
方の安全を図ることを課題とする。 【解決手段】 芝草を連続的に刈り取る草刈機を走行車
に装設するとともに、刈り取った芝草を投入させる収草
タンクを設けた芝刈作業機において、この芝刈作業機の
変速レバーに連動する後方安全装置を、前記収草タンク
に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芝または雑草等を
刈り取る作業と、刈り取った芝草を収集する作業を連続
的に行う芝刈作業機の後進時における安全機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、芝草を連続的に刈り取る草刈
機を走行車に装設させ、刈り取った芝草を投入させる収
草タンクを設けた芝刈作業機は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような芝刈作業機
の収草タンクは、近年、大容量化、ハイダンプ化の傾向
にあり、着脱性が困難な上に、後方視界を妨げるものに
なっている。そこで、本発明は、芝刈作業機の後進時
に、後方の収草タンクが壁等の障害物に接近すると、自
動的に変速レバーを中立位置に戻し、芝刈作業機を後進
させないようにして、後方の安全を図ることを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
目的を達成するために、次のような芝刈作業機の安全機
構を提供するものである。すなわち、芝草を連続的に刈
り取る草刈機を走行車に装設するとともに、刈り取った
芝草を投入させる収草タンクを設けた芝刈作業機におい
て、この芝刈作業機の変速レバーに連動する後方安全装
置を、前記収草タンクに設けたことを特徴とする芝刈作
業機の安全機構である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照しなが
ら説明する。まず、芝刈作業機(A)全体について説明
をする。図1は芝刈作業機(A)の全体側面図であり、
地上に伸張した芝草の茎葉部を連続的に刈り取る草刈機
(1)を四輪走行車(2)に装設し、かつ、刈り取った
芝草を投入させる収草タンク(3)を四輪走行車(2)
の後方に設けている。この四輪走行車(2)は、左右の
前輪(4)と左右の後輪(5)を、車体フレーム(6)
に装設させており、エンジン等を内設させるボンネット
(7)後部には、操向ハンドル(8)を取り付けるとと
もに、ハンドル(8)の後方に運転席(9)を設け、作
業者が座乗して前後進移動できるようになっている。ま
た、草刈機(1)は、四輪走行車(2)の前輪(4)と
後輪(5)の間の腹部に昇降機構を介して吊設され、運
転席(9)で昇降操作ができるようになっている。そし
て、草刈機(1)の前部は前部支持輪(10)により支
持し、後部は後部ガイド輪(11)により支持し、刈り
高さを調節して圃場面に追随しながら走行するようにな
っている。また、草刈機(1)で刈った芝草を収草タン
ク(3)に送風搬送するスロワ(12)と送給ダクト
(13)が運転席(9)の右側に配置されており、草刈
機(1)により刈り取られた芝草がスロワ(12)へ放
出された後、このスロワ(12)の羽根の回転により、
送給ダクト(13)を介して収草タンク(3)に芝草が
搬送されるようになっている。
【0006】また、運転席(9)の後方に、左右一対の
レール体(14)と、前記収草タンク(3)を取り付け
る架台(15)を設けている。この左右一対のレール体
(14)は、下端部が左右一対の車体フレーム(6)後
端に着脱自在に固定されているものであって、運転席
(9)の後側にほぼ垂直に立設されている。そして、各
レール体(14)の上端部には、上部フレーム(16)
が一体連結されている。この上部フレーム(16)は、
フード(17)が着脱自在に固定されており、運転席
(9)に座乗する作業者上方に、このフード(17)を
延出させれば、日光または雨水等から作業者を保護する
ことができるし、走行車(2)が転倒した時には、運転
席(9)の作業者を保護することができる。また、前記
架台(15)には、枠フレームが一体固定されており、
この枠フレームに前記収草タンク(3)を取り付け、収
草タンク(3)及び架台(15)を一体的に昇降させる
ことができるようにしている。
【0007】次に、図3、図4で示す変速レバーについ
て説明する。図3は変速操作ペダルと変速レバーとの連
結機構を示す側面図であり、図4は変速レバーの要部側
面図である。図3で示す変速操作ペダル(18)は、ペ
ダル回動軸(19)を回動支点として、前後に回動自在
となっており、また、このペダル回動軸(19)より下
方に変速用リンクアーム(20)と、中立復帰用係合ア
ームとを突設しており、さらに、この変速用リンクアー
ム(20)の下端は、車体フレーム(6)の下方におい
て、前後方向に配設された変速ロッド(21)の前端の
枢支孔(22)に枢支されている。この変速ロッド(2
1)の後端は、回動軸(23)を支点に回動自在の変速
カム板(24)の下端に枢支されており、変速カム板
(24)後端のカム部(25)には、変速アーム(2
6)先端のローラー部(27)が当接しており、この変
速アーム(26)は、バネにて中立状態に復帰すべく付
勢されている。そして、変速操作ペダル(18)の前端
を踏み込むと、変速ロッド(21)が後方に摺動し、変
速カム板(24)が前方に回動して、その回動量にて前
進速度が決定し、変速操作ペダル(18)の後端を踏み
込むと、変速ロッド(21)は前方に摺動し、変速カム
板(24)が後方に回動して、その回動量にて後進速度
が決定するようになっている。
【0008】一方、変速レバー(28)は運転席(9)
の側方に位置しており、変速カム板(24)と連動して
いる。そして、図4で示すように、変速レバー(28)
の基部より前方には、変速カム板(24)の上端部が位
置していて、変速レバー(28)を前方に回動させた場
合に、その基端部(28a)が当接するようになってい
る。また、変速レバー(28)の基端部(28a)から
は下方に回動板(29)が延設されており、この回動板
(29)が、車体フレーム(6)から突設する固定板
(30)の回転軸に外嵌されている。そして、変速レバ
ー(28)基端部の回動板(29)には、回動抑制部材
が当接されており、固定板(30)と回動板(29)と
の隙間に摩擦板が介装されている。このような構成の変
速レバー(28)は、変位する変速カム板(24)を、
変位した位置に固定して走行させることができるように
なっている。すなわち、変速操作ペダル(18)の前端
を踏み込み、変速レバー(28)を前方に押さえ込むよ
うに回動させれば、変速レバー(28)の基端部(28
a)が変速カム板(24)に押当され、作業機(A)の
速度が維持されるのである。また、芝刈作業機(A)が
後進する時には、変速レバー(28)の基端部(28
a)が変速カム板(24)に干渉しないので、変速操作
ペダル(18)の後端を踏み込む力を緩めるだけで、変
速カム板(24)、つまり、変速レバー(28)を速や
かに中立位置(N)に戻すことができる。また、この芝
刈作業機(A)は、変速カム板(24)、すなわち変速
レバー(28)が中立位置(N)にあると、走行を停止
するようになっている。
【0009】以上のように構成された芝刈作業機(A)
にあっては、近年、収草タンク(3)が大容量化、ハイ
ダンプ化の傾向にあり、着脱性が困難な上に、後方の視
界を妨げるものになってきた。そこで、本発明は、この
ような収草タンク(3)が設けられている芝刈作業機
(A)の後進時における後方の安全を確保するために、
芝刈作業機(A)の変速レバー(28)、すなわち変速
カム板(24)に連動する後方安全装置(B)を、前記
収草タンク(3)側部から後方に向かって延出するよう
に設けたものである。
【0010】以下、本発明の安全機構について説明をす
る。まず、後方安全装置(B)について、図2の側面図
を参照しながら説明する。この図2で示すように、収草
タンク(3)に取り付ける後方安全装置(B)は、後方
フレーム(31)と、バネ(32)と、筒体(33)
と、ピン(34)とで構成されているものであって、後
方フレーム(31)は筒体(33)に遊挿され、バネ
(32)によって、往復動自在に構成されている。ま
た、ピン(34)には、ワイヤー(35)が取り付けら
れており、後方フレーム(31)の先端部(31a)が
壁等の障害物に当接して、バネ(32)に抗して押し込
まれると、ワイヤー(35)は、後方フレーム(31)
と一緒に作業機前方へ引っ張られるようになっている。
次に、このような構成の後方安全装置(B)を収草タン
ク(3)に取り付けるものであるが、図1で示すよう
に、収草タンク(3)の側部(3a)に、筒体(33)
を固定ボルト(36)(36)で固定することによって
取り付ける。なお、このとき、後方に向かって延出して
いる後方フレーム(31)の先端部(31a)は、収草
タンク(3)の後部(3b)よりも少し外側に突出する
ようになっており、収草タンク(3)の後部(3b)よ
りも先に壁等の障害物に当接するようになっている。そ
して、これによって、収草タンク(3)の後部(3b)
をガードしている。
【0011】一方、ワイヤー(35)の他端は、図4で
示すように、変速レバー(28)と連動する変速カム板
(24)の下端に取り付けられており、後方フレーム
(31)が壁等の障害物によって押し込まれると、プー
リー(37)を介して、ワイヤー(35)は芝刈作業機
後方、つまり、図4の側面視で右方向に引っ張られるよ
うになっている。そして、ワイヤー(35)が前述のよ
うに引っ張られると、変速カム板(24)は前方に傾倒
され、後進位置(R)に入っていた変速レバー(28)
は、強制的に中立位置(N)に戻されるようになってい
る。すなわち、芝刈作業機(A)の後進時において、収
草タンク(3)に設けた後方安全装置(B)の後方フレ
ーム(31)の先端部(31a)が、後方の壁等の障害
物に当接すると、後方フレーム(31)は、芝刈作業機
(A)の前方に向かって押し込められ、ワイヤー(3
5)を同方向に引っ張るとともに、変速カム板(24)
の下端に取り付けられているワイヤー(35)を芝刈作
業機(A)の後方に向かって引っ張り、変速レバー(2
8)を後進位置(R)から中立位置(N)に戻して、芝
刈作業機(A)の後進を強制的に停止させるのである。
なお、芝刈作業機(A)が前進する時には、変速カム板
(24)が前方に回動するが、ワイヤー取付部(38)
に形成してある長穴部(39)によって、ワイヤー(3
5)には一切干渉しないようになっている。
【0012】以上のように、本発明によれば、後方に壁
等の障害物等があると、自動的に芝刈作業機の後進が停
止するので、芝刈作業機の後進時における後方の安全を
確保することができる。なお、本発明は、図示されたも
のに限定されるものではなく、例えば、ワイヤー(3
5)の代わりに、後方安全装置の動きを電気信号に変換
して変速レバーを後進位置から中立位置に戻すように構
成してもよいし、また、変速レバーを後進位置から中立
位置に戻すのではなく、直接エンジンを停止させるよう
に構成してもよい。いずれにしても本発明は、本発明の
精神の範囲内において、適宜設計変更可能なものであ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、芝刈作業機の後進時に
おいて、後方に壁等の障害物があると、収草タンクに設
けた後方安全装置によって、自動的に変速レバーを後進
位置から中立位置に戻して芝刈作業機を停止させるた
め、芝刈作業機の後進時における安全を確保することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】芝刈作業機の全体側面図
【図2】後方安全装置の側面図
【図3】変速操作ペダルと変速レバーとの連結機構を示
す側面図
【図4】変速レバーの要部側面図
【符号の説明】
A 芝刈作業機 B 後方安全装置 1 草刈機 2 四輪走行車 3 収草タンク 6 車体フレーム 12 スロワ 13 送給ダクト 18 変速操作ペダル 24 変速カム板 28 変速レバー 31 後方フレーム 33 筒体 35 ワイヤー 38 ワイヤー取付部 39 長穴部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芝草を連続的に刈り取る草刈機を走行車
    に装設するとともに、刈り取った芝草を投入させる収草
    タンクを設けた芝刈作業機において、この芝刈作業機の
    変速レバーに連動する後方安全装置を、前記収草タンク
    に設けたことを特徴とする芝刈作業機の安全機構。
JP19830795A 1995-08-03 1995-08-03 芝刈作業機の安全機構 Pending JPH0947136A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19830795A JPH0947136A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 芝刈作業機の安全機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19830795A JPH0947136A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 芝刈作業機の安全機構

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Publication Number Publication Date
JPH0947136A true JPH0947136A (ja) 1997-02-18

Family

ID=16388964

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19830795A Pending JPH0947136A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 芝刈作業機の安全機構

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JP (1) JPH0947136A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008295432A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Yanmar Co Ltd 芝刈機
JP2017176068A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 株式会社 神崎高級工機製作所 乗用型芝刈車両
US10638661B2 (en) 2016-03-31 2020-05-05 Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. Riding type vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008295432A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Yanmar Co Ltd 芝刈機
JP2017176068A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 株式会社 神崎高級工機製作所 乗用型芝刈車両
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Effective date: 20040924

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A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

A521 Written amendment

Effective date: 20050125

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050628