JPH0687740U - 機械式車両用ドラムブレーキのアクチュエータ - Google Patents

機械式車両用ドラムブレーキのアクチュエータ

Info

Publication number
JPH0687740U
JPH0687740U JP2884293U JP2884293U JPH0687740U JP H0687740 U JPH0687740 U JP H0687740U JP 2884293 U JP2884293 U JP 2884293U JP 2884293 U JP2884293 U JP 2884293U JP H0687740 U JPH0687740 U JP H0687740U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
cable
connecting rod
brake lever
strips
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2884293U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2596097Y2 (ja
Inventor
徹 阿久津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=12259626&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0687740(U) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Nissin Kogyo Co Ltd filed Critical Nissin Kogyo Co Ltd
Priority to JP2884293U priority Critical patent/JP2596097Y2/ja
Publication of JPH0687740U publication Critical patent/JPH0687740U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2596097Y2 publication Critical patent/JP2596097Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ケーブルエンドをブレーキレバーの係合孔に確
実に保持して、ブレーキケーブルの伸びやコネクティン
グロッドのガタ付きにも、ブレーキレバーが、引っ掛り
やショックのない円滑な作動を行なえるようにする。 【構成】ブレーキレバー16の先端部に離間して設けら
れる帯片19,19に、それぞれケーブルエンドの断面
形状と同形の円形に穿設する。一方の帯片19に、内部
の係合孔20と帯片19の外縁とをつなぐスリット22
を、ブレーキケーブルの牽引方向とは異なる方向に設け
る。ケーブルエンドを、一方の帯片19の係合孔20へ
差し込んで行き、双方の係合孔20,20に嵌合して、
ケーブルエンドを帯片19,19に掛け渡す。またケー
ブルエンドにつながるブレーキケーブルを、スリット2
2から帯片19,19の間に取り込む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、四輪自動車や自動二・三輪車,三・四輪バギー車等の車両に用いら れる機械式ドラムブレーキのアクチュエータに係り、詳しくは、一方のブレーキ シューをブレーキレバーで、他方のブレーキシューをコネクティングロッドでそ れぞれ拡開作動する構造のアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用ドラムブレーキのブレーキシューを機械的に拡開作動するアクチュエー タとして、例えば特開昭62−98034号公報に示されるものがある。
【0003】 このアクチュエータは、一対の側板を有するコネクティングロッドと、該コネ クティングロッドの一端部に基端部を枢支して、両側板中間部の収容空間部に回 動可能に収容されるブレーキレバーとからなっている。
【0004】 ブレーキレバーの先端部は、収容空間部内に間隔を置いて配設される一対の帯 片となっており、両帯片には、ブレーキケーブルの牽引方向と反対側の側縁を、 略半円形に凹ませた係合孔が設けられていて、これら係合孔に、ブレーキケーブ ルの端部に取付けされたケーブルエンドが係止される。
【0005】 ブレーキレバーの基端側には、コネクティングロッドの一端部に形成された開 口から外部に露出する一方のシュー受け部が、またコネクティングロッドの他端 側には他方のシュー受け部が、それぞれ溝状に形成されていて、ブレーキレバー のシュー受け部には、一方のブレーキシューの一端部が支承され、コネクティン グロッドのシュー受け部には、他方のブレーキシューの一端部が支承される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のケーブルエンドは、ブレーキレバー先端部の帯片の間を 通して、ブレーキレバーの係合孔へ単に係留しただけであり、ブレーキケーブル の伸びやコネクティングロッドのガタ付きによって、ケーブルエンドが、係合孔 内部でズレたり、係合孔を抜け出て帯片の側縁に乗り上げることがあって、ブレ ーキレバーを回動操作した際に、ケーブルエンドとコネクティングロッドとが干 渉したり、帯片の側縁に乗り上げたケーブルエンドが係合孔へ急激に落ち込んで 、不快なショックを生じることがあった。
【0007】 そこで本考案は、ブレーキケーブルの伸びやコネクティングロッドのガタ付き にも、ケーブルエンドをブレーキレバーの係合孔に確実に保持して、ショックの ない円滑な作動を行なうことのできる機械式車両用ドラムブレーキのアクチュエ ータを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的に従い、第1の考案では、一対の側板中央を外側へ膨らませて、内 部に収容空間部を形成したコネクティングロッドと、該コネクティングロッドの 一端部に、基端の回動腕を枢支して、前記収容空間部に回動可能に収容されるブ レーキレバーとを有するアクチュエータであって、前記ブレーキレバーの先端部 を、前記収容空間部内に間隔を置いて配設される一対の帯片で形成し、該帯片に 、ブレーキケーブルの端部に設けられたケーブルエンドを係着する係合孔をそれ ぞれ設け、前記ブレーキレバーの基端側に、前記コネクティングロッドの一端部 に形成された開口に露出して、一方のブレーキシューの一端部を支承するシュー 受け部を形成すると共に、前記コネクティングロッドの他端側に、他方のブレー キシューの一端部を支承するシュー受け部を形成した機械式車両用ドラムブレー キのアクチュエータにおいて、前記係合孔を、前記ケーブルエンドの断面形状と 同形の貫通孔とし、前記ブレーキレバー先端部の帯片のいずれか一方に、前記ブ レーキケーブルを両帯片の間へ取り込むためのスリットを、一方の帯片の外縁と 内方の係合孔とに亙って、ブレーキケーブルの牽引方向と異なる方向に形成する 。
【0009】 また第2の考案では、スリットを形成した一方の帯片と同側に配設される前記 コネクティングロッドの一方の側板に、前記ケーブルエンドの通過を許容する差 し込み孔を、前記係合孔の軌跡上に穿設すると共に、該差し込み孔と一方の側板 の外縁とに亙って、ブレーキケーブル取り込み用のスリットを形成する。
【0010】
【作用】
第1の考案では、ブレーキレバーを回動して、ブレーキレバーの係合孔をコネ クティングロッドから露出させておき、スリットを形成した帯片の係合孔から、 ケーブルエンドを差し込んで行き、ケーブルエンドを双方の係合孔に嵌合して、 ケーブルエンドを双方の帯片に掛け渡す。またケーブルエンドにつながるブレー キケーブルは、スリットを通して帯片の間に取り込まれる。ブレーキレバーに取 付けられたケーブルエンドは、軸方向の抜けをコネクティングロッドの側板によ って規制され、また半径方向のガタ付きを、ケーブルエンドと同形に穿設された 係合孔が規制する。
【0011】 第2の考案では、ブレーキレバーの係合孔全部をコネクティングロッドから露 出させることができない場合に、ブレーキレバーの係合孔をコネクティングロッ ドの差し込み孔に、また双方のスリットをそれぞれ位置合わせし、コネクティン グロッドの差し込み孔から、ケーブルエンドを差し込んで、ブレーキレバーの係 合孔に嵌合し、ケーブルエンドをブレーキレバーの帯片間に掛け渡す。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の各実施例を、図面に基づいて説明する。
【0013】 図1乃至図3は、第1の考案を適用した第1実施例を示し、図2及び図3に示 す機械式のドラムブレーキ1は、バックプレート2に対向配置されるブレーキシ ュー3,4が、両端部をアクチュエータ5とフローティングサポート6とに支持 されており、これらブレーキシュー3,4は、アクチュエータ5に連結されるブ レーキケーブル7の牽引操作にて拡開作動するようになっている。
【0014】 上記ブレーキシュー3,4は、それぞれウェブ8aの外縁に固設したリム8b の背面にライニング8cを貼着したもので、ウェブ8aの略中間部は、シューホ ールドピン9及びシューホールドスプリング10にて、バックプレート2に浮動 可能に弾持されている。ウェブ8aの両端部間には、リターンスプリング11, 12が張設されており、ブレーキシュー3,4は、双方のリターンスプリング1 1,12によって、常時縮径方向に付勢されている。
【0015】 前記アクチュエータ5は、一対の側板13,13の中間部を外側へ膨出させ、 内部に収容空間部14を形成したコネクティングロッド15と、該コネクティン グロッド15の一端部に、基端の回動腕16bを支軸17とサークリップ18と で枢支して、収容空間部14に回動可能に収容されるブレーキレバー16とから なっている。コネクティングロッド15とブレーキレバー16には、切欠き状の シュー受け部15a,16aが設けられており、ブレーキレバー16のシュー受 け部16aには、ブレーキシュー3のウェブ8aの一端部8dが支承され、また コネクティングロッド15のシュー受け部15aには、ブレーキシュー4のウェ ブ8aの一端部8dが支承される。
【0016】 コネクティングロッド15の一端部は、側板13,13の間隔が収容空間部1 4よりも狭められており、該コネクティングロッド15の一端部一側に、ブレー キレバー16の回動腕16bを側板13,13の間に保持するレバー保持腕15 bが設けられている。コネクティングロッド15の一端部他側には、ガイド突片 15cがあり、該ガイド突片15cとレバー保持腕15bとの間に、開口15d が設けられる。
【0017】 側板13,13を接合したコネクティングロッド15の他端部には、上述のシ ュー受け部15aが、両側板13,13を側端へ切欠いて形成されいる。また、 コネクティングロッド15の中央には、収容空間部14を跨いで、双方の側板1 3,13をつなぐストッパ片15eがあり、収容空間部14内のブレーキレバー 16は、ブレーキケーブル7の牽引方向と反対側への回動を、このストツパ片1 5eとの当接によって規制されている。
【0018】 上記ブレーキレバー16は、2枚の帯片19,19からなっており、ブレーキ レバー16の基端側では帯片19,19が溶着され、またブレーキレバー16の 先端側では、双方の帯片19,19を、コネクティングロッド15の側板13, 13の内側に沿って離間させた形状となっており、両帯片19,19の間隔は、 ブレーキケーブル7の先端に取付けられたケーブルエンド21の長さよりも短く なっている。
【0019】 ブレーキレバー16の基端部両側には、上述のシュー受け部16aと回動腕1 6bとが形成され、またブレーキレバー16の先端部には、係合孔20,20が 同軸上にそれぞれ貫通形成されている。係合孔20は、ケーブルエンド21を、 双方の帯片19,19に掛け渡して、ブレーキケーブル7をブレーキレバー16 に連結するもので、その形状は、タイコ状や筒状に形成されるケーブルエンド2 1の断面形状と同形の円形となっている。一方の帯片19には、内部の係合孔2 0と帯片19の外縁とをつなぐスリット22が、ブレーキケーブル7の牽引方向 とは異なる方向に設けられている。
【0020】 アクチュエータ5のブレーキレバー16に、ブレーキケーブル7を連結するに は、まずブレーキレバー16を、図3の想像線位置へ回動して、ブレーキレバー 16の係合孔20,20の全体を、コネクティングロッド15から露出させる。 次に、ケーブルエンド21を、スリット22を形成した側の帯片19の係合孔2 0へ差し込んで行き、更に該エンド21を双方の係合孔20,20に嵌合して、 ケーブルエンド21を帯片19,19に掛け渡す。またケーブルエンド21につ ながるブレーキケーブル7の端部近傍は、スリット22を通して帯片19,19 の間に取り込む。
【0021】 コネクティングロッド15に枢支されたブレーキレバー16は、シュー受け部 16aが、コネクティングロッド15の開口15dに露出して、ブレーキシュー 3のウェブ8aの一端部8dを支承する。また、ブレーキレバー16の回動腕1 6bは、一端部の一側に偏位して設けられているため、シュー受け部16aに支 承されるブレーキシュー3の縮径力が、ブレーキレバー16を反バックプレート 方向へ回動する力として作用し、非作動時のブレーキレバー16は、コネクティ ングロッド15のストッパ片15eに支承される後退限に付勢される(図3の実 線位置)。
【0022】 ブレーキレバー16が、上述の後退限へ位置した際には、コネクティングロッ ド15のガイド突片15cが、ブレーキレバー16のシュー受け部16aと共に ブレーキシュー3のウェブ8aの一端部8dを支承し、またブレーキレバー16 が、ブレーキケーブル7の牽引操作によって、図3の想像線方向へ回動した際に は、ブレーキレバー16のシュー受け部16aのみが、ブレーキシュー3のウェ ブ8aの一端部8dを外側へ押し出して行く。一方の帯片19に、係合孔20と 共に設けられるスリット22は、ブレーキレバー16が、後退限である図3の実 線位置から想像線位置へ回動した場合にも、常にブレーキケーブル7の牽引方向 とは一致しないようになっている。
【0023】 本実施例は、ケーブルエンド21が係着されるブレーキレバー16の係合孔2 0,20を、ケーブルエンド21の断面形状と同形の円形孔とし、更に一方の係 合孔20に、ブレーキケーブル7の端部近傍を帯片19,19の間に取り込むス リット22を、ブレーキケーブル7の牽引方向とは異なる方向に連設して、ケー ブルエンド21を、帯片19,19の係合孔20,20に側方から嵌合するよう にしたもので、ブレーキケーブル7が伸びたり、コネクティングロッド15がガ タ付いても、ケーブルエンド21は、軸方向と半径方向の動きを規制されている ので、ケーブルエンド21とコネクティングロッド15との干渉がなくなり、ブ レーキレバー16は、ショックのない円滑な作動を行なうことができる。
【0024】 図4及び図5は、第2の考案を適用した第2実施例を示すもので、アクチュエ ータ5のコネクティングロッド15には、ブレーキレバー16のスリット22が 形成された一方の帯片20と同側の側板13に、ケーブルエンド21を差し込む 差し込み孔30と、ブレーキケーブル7の端部近傍を取り込むスリット31とが 形成されており、その他は第1実施例と同一の構成となっている。
【0025】 差し込み孔30は、ケーブルエンド21及びブレーキレバー16の係合孔20 と同形の円形に形成され、スリット31は、この差し込み孔30と側板13の側 縁に亙って、ブレーキケーブル7の牽引方向とは異なる方向に形成されている。 また、差し込み孔30と係合孔20とは、支軸17から等距離に位置しており、 ブレーキレバー16の回動によって、両孔20,30が合致した際には、スリッ ト22,31も内外に合致するようになっている。
【0026】 ケーブルエンド21は、コネクティングロッド15の一方の側板13側から、 該側板13の差し込み孔30へ差し込まれて行き、ブレーキレバー16の帯片1 9,19の係合孔20,20に嵌合して、両帯片19,19に掛け渡される。ま たケーブルエンド21につながるブレーキケーブル7の端部近傍は、コネクティ ングロッド15とブレーキレバー16のスリット31,22を通して、ブレーキ レバー16の帯片19,19の間に取り込まれる。
【0027】 本実施例は上述のように、コネクティングロッド15の一方の側板13に形成 した差し込み孔30とスリット31とによって、ケーブルエンド21をコネクテ ィングロッド15の側方から装着できるようにしたもので、ブレーキレバー16 の係合孔20,20を、スペース的な制約から、コネクティングロッド15の側 板13から充分に露出させることができない場合の取付け構造として適している 。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の機械式ドラムブレーキ用のアクチュエータは、 ブレーキレバー先端部の両帯片に形成される係合孔を、ケーブルエンドの断面形 状と同形の貫通孔とし、前記帯片のいずれか一方に、ケーブルエンドにつながる ブレーキケーブルを両帯片の間へ取り込むためのスリットを、該一方の帯片の外 縁と内方の係合孔とに亙って、ブレーキケーブルの牽引方向と異なる方向に形成 することにより、ケーブルエンドを、双方の係合孔にブレーキレバーの側方から 嵌合するようにしたもので、ブレーキケーブルが伸びたり、コネクティングロッ ドが作動時にガタ付いても、係合孔がケーブルエンドのズレや飛び出しを防止す るので、ケーブルエンドとコネクティングロッドとの干渉がなくなり、引っ掛り やショックのない円滑なブレーキレバー作動を行なうことができる。
【0029】 また、前記スリットが形成された一方の帯片が配設される側のコネクティング ロッドの側板に、ケーブルエンドの断面形状と同形の差し込み孔を穿設すると共 に、該差し込み孔に、前記側板の外縁に開口するブレーキケーブル取り込み用の スリットを、ブレーキケーブルの牽引方向と異なる方向に連設することにより、 ケーブルエンドをブレーキレバーの帯片に嵌合することができるようにしており 、ブレーキレバーの係合孔全体を、コネクティングロッドの側板から露出させる スペースのない場合の取付け構造として適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示すドラムブレーキ用ア
クチュエータの分解斜視図
【図2】図1のアクチュエータを用いた本考案の第1実
施例を示すドラムブレーキの斜視図
【図3】図1のアクチュエータを用いた本考案の第1実
施例を示すドラムブレーキの断面図
【図4】本考案の第2実施例を示すドラムブレーキ用ア
クチュエータの分解斜視図
【図5】図1のアクチュエータを用いた本考案の第2実
施例を示すドラムブレーキの断面図
【符号の説明】
1…ドラムブレーキ 2…バックプレート 3,4…ブレーキシュー 5…アクチュエータ 6…フローティングサポート 7…ブレーキケーブル 8a…ブレーキシュー3,4のウェブ 8b…ブレーキシュー3,4のリム 8c…リム8bに貼着されたライニング 8d…ウェブ8aの一端部 13…コネクティングロッド15を構成する側板 14…側板13,13間の収容空間部 15…アクチュエータ5のコネクティングロッド 15a…コネクティングロッド15に設けられたシュー
受け部 16…アクチュエータ5のブレーキレバー 16a…ブレーキレバー16に設けられたシュー受け部 16b…ブレーキレバー16の回動腕 17…支軸17 15b…レバー保持腕 15c…ガイド突片 15d…ブレーキレバー16のシュー受け部16aが露
出する開口 19…ブレーキレバー16を構成する帯片 20…ケーブルエンド21が嵌合される係合孔 21…ブレーキケーブル7の端部に設けられたケーブル
エンド 22…ブレーキケーブル7をブレーキレバー16の帯片
19,19の間に取り込むためのスリット 30…ケーブルエンド21をブレーキレバー16の係合
孔20に嵌合するための差し込み孔 31…ブレーキケーブル7をブレーキレバー16の帯片
19,19の間に取り込むためのスリット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の側板中央を外側へ膨らませて、内
    部に収容空間部を形成したコネクティングロッドと、該
    コネクティングロッドの一端部に、基端の回動腕を枢支
    して、前記収容空間部に回動可能に収容されるブレーキ
    レバーとを有するアクチュエータであって、前記ブレー
    キレバーの先端部を、前記収容空間部内に間隔を置いて
    配設される一対の帯片で形成し、該帯片に、ブレーキケ
    ーブルの端部に設けられたケーブルエンドを係着する係
    合孔をそれぞれ設け、前記ブレーキレバーの基端側に、
    前記コネクティングロッドの一端部に形成された開口に
    露出して、一方のブレーキシューの一端部を支承するシ
    ュー受け部を形成すると共に、前記コネクティングロッ
    ドの他端側に、他方のブレーキシューの一端部を支承す
    るシュー受け部を形成した機械式車両用ドラムブレーキ
    のアクチュエータにおいて、前記係合孔を、前記ケーブ
    ルエンドの断面形状と同形の貫通孔とし、前記ブレーキ
    レバー先端部の帯片のいずれか一方に、前記ブレーキケ
    ーブルを両帯片の間へ取り込むためのスリットを、一方
    の帯片の外縁と内方の係合孔とに亙って、ブレーキケー
    ブルの牽引方向と異なる方向に形成したことを特徴とす
    る機械式車両用ドラムブレーキのアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記スリットを形成した一方の帯片と同
    側に配設される前記コネクティングロッドの一方の側板
    に、前記ケーブルエンドの通過を許容する差し込み孔
    を、前記係合孔の軌跡上に穿設すると共に、該差し込み
    孔と一方の側板の外縁とに亙って、ブレーキケーブル取
    り込み用のスリットを形成したことを特徴とする請求項
    1記載の機械式車両用ドラムブレーキのアクチュエー
    タ。
JP2884293U 1993-05-31 1993-05-31 機械式車両用ドラムブレーキのアクチュエータ Expired - Fee Related JP2596097Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2884293U JP2596097Y2 (ja) 1993-05-31 1993-05-31 機械式車両用ドラムブレーキのアクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2884293U JP2596097Y2 (ja) 1993-05-31 1993-05-31 機械式車両用ドラムブレーキのアクチュエータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0687740U true JPH0687740U (ja) 1994-12-22
JP2596097Y2 JP2596097Y2 (ja) 1999-06-07

Family

ID=12259626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2884293U Expired - Fee Related JP2596097Y2 (ja) 1993-05-31 1993-05-31 機械式車両用ドラムブレーキのアクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2596097Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005337327A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Advics:Kk ドラムブレーキ装置
IT201600105859A1 (it) * 2016-10-20 2018-04-20 Freni Brembo Spa Assieme di attuazione di un freno di stazionamento

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005337327A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Advics:Kk ドラムブレーキ装置
IT201600105859A1 (it) * 2016-10-20 2018-04-20 Freni Brembo Spa Assieme di attuazione di un freno di stazionamento
WO2018073736A1 (en) * 2016-10-20 2018-04-26 Freni Brembo S.P.A. Parking brake actuation assembly
CN110073124A (zh) * 2016-10-20 2019-07-30 福乐尼·乐姆宝公开有限公司 驻车制动器致动组件
US11428285B2 (en) 2016-10-20 2022-08-30 Freni Brembo S.P.A. Parking brake actuation assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JP2596097Y2 (ja) 1999-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10169259A (ja) 車両用アウトサイドハンドル装置
JPH0687740U (ja) 機械式車両用ドラムブレーキのアクチュエータ
JP3626681B2 (ja) 自転車用制動ケーブル係止具及び自転車用制動レバー
JP4269492B2 (ja) エアバッグモジュールの取付構造
JP4406997B2 (ja) 車両のカップホルダー構造
JPH0119740Y2 (ja)
KR101705434B1 (ko) 주차 브레이크 기능을 가지는 자전거용 핸들 브레이크 레버 조립체
JP3468281B2 (ja) 自動車のドアアウトサイドハンドル装置
JP4422634B2 (ja) ロールスクリーンの操作具取付構造
JP3769864B2 (ja) 産業車輌のブレーキ装置
JPH0717591Y2 (ja) 自動車用小物入れ
KR100577820B1 (ko) 행거후크 조립구조
KR100363387B1 (ko) 손수레용 제동장치
JPH0326209Y2 (ja)
KR200359888Y1 (ko) 자동차의 도어손잡이
JPH07229526A (ja) ピンスライド式ブレーキキャリパー
KR100326384B1 (ko) 자동차의 주차브레이크장치
JP4070536B2 (ja) トラッシュホルダー支持構造
JPS6114230Y2 (ja)
JP3195641B2 (ja) ウインドレギュレータ
KR200199398Y1 (ko) 손수레용 제동장치
JPH0522473Y2 (ja)
JPS6342050Y2 (ja)
KR900001664Y1 (ko) 리어카의 제동장치
JPS6223292Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees