JP4070536B2 - トラッシュホルダー支持構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はトラッシュホルダー支持構造に関する。詳しくは、車両に用いられるコンソールボックスに付属設置されるトラッシュホルダーを回動可能に、且つ外力が加わった場合には容易に離脱することができるトラッシュホルダー支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両に用いられているゴミ収容方法としては、特開平10−315864号や特開平10−338069号に開示されたものがある。これらは、コンソールボックスの後部に引き出し可能な枠を設け、該枠にゴミ袋またはゴミ箱を取り付けるようにしたものである。また他の例として図5(a)に示すように、コンソールボックス1の後部に四角形状の枠2をヒンジピンで回動可能に設け、該枠2にゴミ袋またはゴミ箱を吊り下げるようにしたものがある。この場合、枠2は(b)図の如く、軸受孔3が設けられたアーム4をむりに曲げて、コンソールボックス1の後部に設けられた軸ピン5に嵌合させて取り付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のトラッシュホルダー支持構造では、コンソールボックスの後部側は通常後席の足元付近に位置することになっている。このため、後席で乗員が移動する際に足をトラッシュホルダーにぶつけて、該トラッシュホルダー又は軸ピンを破損させることがある。
【0004】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、トラッシュホルダーに外力が加わった場合でも、軸ピンなどが破損する前にトラッシュホルダーが軸ピンから離脱し、軸ピンやトラッシュホルダーが破損しないようにしたトラッシュホルダー支持構造を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1は、車両用のコンソールボックス10にコ字形枠状のトラッシュホルダー11が支持手段12により回動可能に支持されたトラッシュホルダー支持構造であって、前記支持手段12は円板状の座金部13と、該座金部13の一方の面に設けられた円柱形のピン部14と、該ピン部14の先端に設けられピン部に接する部分にRが形成された円板状の頭部15と、前記座金部13の他方の面に設けられた二股状で且つ先端に鈎部16aを有する固定部16とが樹脂にて一体に形成され、前記コンソールボックス10には前記支持手段12の固定部16が挿入される孔19が穿設され、該孔19に前記支持手段12が固定され、前記トラッシュホルダー11には、前記支持手段12のピン部14及び頭部15が挿入される溝21が形成されて、該溝21が前記支持手段12のピン部14に係合して成ることを特徴とする。また、請求項2は、前記支持手段12の二股状部の内側はV字状に形成され、該V字状部にはくさび部材18が挿入されることを特徴とする。
【0006】
この構成を採ることにより、トラッシュホルダーに外力が加わった場合でも、支持手段などが破損する前にトラッシュホルダーが支持手段から離脱し、支持手段やトラッシュホルダーが破損しないようにしたトラッシュホルダー支持構造が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のトラッシュホルダー支持構造の実施の形態を示す図であり、(a)は一部断面を示した平面図、(b)は側面図である。本実施の形態は、同図に示すように、コンソールボックス10の後部にコ字形のトラッシュホルダー11が支持手段12により回動可能に取り付けられている。
【0008】
図2は前記支持手段及びくさび部材を示す図であり、(a)は支持手段の側面図、(b)は支持手段の斜視図、(c)はくさび部材の側面図、(d)はくさび部材の斜視図である。そして、支持手段12は(a)図及び(b)図に示すように、円板状の座金部13と、該座金部13の一方の面に設けられた円柱形のピン部14と、該ピン部14の先端に設けられピン部に接する部分にRが形成された円板状の頭部15と、前記座金部13の他方の面に設けられた二股状の固定部16とが樹脂にて一体に形成されている。
【0009】
なお、前記ピン部14と頭部15には2面17が形成され、固定部16の二股部の外側には鈎部16aが、内側には凹部16bが形成されている。
また、くさび部材18は、(c)及び(d)図に示すように、前記支持手段の固定部16の二股の内側形状と同じ形状に形成され、前記二股部の凹部16bに係合する突起18aを有している。
【0010】
このように形成された支持手段は図3に示すようにコンソールボックス10に取付けられてトラッシュホルダーを支持する。即ち、コンソールボックス10には(a)図の如く、支持手段12の固定部16が挿入される孔18が穿設され、トラッシュホルダー11には(b)図の如く、支持手段12のピン部14と頭部15が挿入される溝21が形成されている。なお、該溝21は(b)(c)図に示すように、断面はT字状をなし、奥行きは、入り口が広く、先に行く程狭くなり、突き当たり近傍には支持手段12のピン部14とほぼ同じ径の孔20となっている。
【0011】
このように形成された各部材は、図3(a)の如く、コンソールボックス10に設けられた孔19に支持手段12の固定部16が挿入され、鈎部16aが係合する。また、二股部にはくさび部材18が挿入され、鈎部の係合が外れないように固定している。また、支持手段12のピン部14及び頭部15にはトラッシュホルダー11に形成されている溝21の孔20にピン部14が位置するようにして嵌合される。
【0012】
このように構成された本実施の形態は、トラッシュホルダー11がコンソールボックス10に対して回動可能であり、図示なき機構により水平に保持できるようになっており、該トラッシュホルダー11にゴミ袋又はゴミ箱を吊り下げることができるようになっている。
【0013】
そして、若しトラッシュホルダー11に外力が加わった場合、例えば図4の如く、右方向から外力Pが加わると、トラッシュホルダー11の右側のアームは、その溝21に係合している支持手段12のピン部14が、該溝21を押し開くため、溝21はピン部14から脱出する。またトラッシュホルダー11の左側のアームの溝21に係合している支持手段12のピン部14は、その頭部15が、そのRにより溝21を押し開いて該溝21から脱出する。
【0014】
このようにして、トラッシュホルダー11に外力が加わった場合は何れの部材も破壊することなくトラッシュホルダー11はコンソールボックス10から離脱する。なお、この場合、支持手段12は固定部16の二股部にくさび部材18が挿入されているためコンソールボックス10から離脱することはない。
【0015】
【発明の効果】
本発明のトラッシュホルダー支持構造に依れば、コンソールボックスに支持手段を設け、該支持手段にトラッシュホルダーを回動可能に、且つ離脱可能に支持したことにより、トラッシュホルダーに外力が加わった場合、トラッシュホルダーは容易にコンソールボックスから離脱することができ、何れの部材も破損するようなことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトラッシュホルダー支持構造の実施の形態を示す図で、(a)は一部断面を示した平面図、(b)は側面図である。
【図2】本発明のトラッシュホルダー支持構造の実施の形態における支持手段及びくさび部材を示す図で、(a)は支持手段の平面図、(b)は支持手段の斜視図、(c)はくさび部材の平面図、(d)はくさび部材の斜視図である。
【図3】図1のA部拡大図で、(a)は断面図、(b)は(a)図のZ矢視図、(c)は(b)図のc−c線における断面図である。
【図4】本発明のトラッシュホルダー支持構造の実施の形態の作用を説明するための図である。
【図5】従来のトラッシュホルダー支持構造1例を示す図である。
【符号の説明】
10…コンソールボックス
11…トラッシュホルダー
12…支持手段
13…座金部
14…ピン部
15…頭部
16…固定部
17…2面
18…くさび部材
19,20…孔
21…溝

Claims (2)

  1. 車両用のコンソールボックス(10)にコ字形枠状のトラッシュホルダー(11)が支持手段(12)により回動可能に支持されたトラッシュホルダー支持構造であって、
    前記支持手段(12)は円板状の座金部(13)と、該座金部(13)の一方の面に設けられた円柱形のピン部(14)と、該ピン部(14)の先端に設けられピン部に接する部分にRが形成された円板状の頭部(15)と、前記座金部(13)の他方の面に設けられた二股状で且つ先端に鈎部(16a)を有する固定部(16)とが樹脂にて一体に形成され、
    前記コンソールボックス(10)には前記支持手段(12)の固定部(16)が挿入される孔(19)が穿設され、該孔(19)に前記支持手段(12)が固定され、
    前記トラッシュホルダー(11)には、前記支持手段(12)のピン部(14)及び頭部(15)が挿入される溝(21)が形成されて、該溝(21)が前記支持手段(12)のピン部(14)に係合して成ることを特徴とするトラッシュホルダー支持構造。
  2. 前記支持手段(12)の二股状部の内側はV字状に形成され、該V字状部にはくさび部材(18)が挿入されることを特徴とする請求項1記載のトラッシュホルダー支持構造。
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