JPH0687541A - シート体の給送装置 - Google Patents

シート体の給送装置

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JPH0687541A
JPH0687541A JP24093392A JP24093392A JPH0687541A JP H0687541 A JPH0687541 A JP H0687541A JP 24093392 A JP24093392 A JP 24093392A JP 24093392 A JP24093392 A JP 24093392A JP H0687541 A JPH0687541 A JP H0687541A
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JP
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sheet body
air
pressure
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sheet
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JP24093392A
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English (en)
Inventor
Shigeo Kusumoto
茂生 楠本
Shigeji Maehara
繁治 前原
Jun Morimoto
潤 森本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給紙性能を向上させる。 【構成】 空気供給ノズル11から載置された原稿1の
上部に空気流を吹付けて、最上部の原稿1aと残りの原
稿1とをさばいて分離する際に、載置板2に歪抵抗の原
理を利用した圧力センサ9を設置して原稿1の重量Wを
検出する。圧力センサ9からの出力に基づいて基準クロ
ック信号CKの出力値が決定され、DCサーボモータ6
0の回転数が決められる。したがって原稿1の重量Wに
対応した空気流の吹付けが可能となる。また、圧力セン
サ9の他に原稿検知センサ10A,10B,10Cを備
えて原稿1の寸法も検知することによって、重量や寸法
に応じて空気流の強弱を調整することができ、何段階に
もわたるより幅の広い微細な調整を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機などにおいて原
稿や記録紙などのシート体を給紙する場合に、好適に実
施されるシート体の給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機においては、単票の原稿を載置板
上に複数枚積み重ね、積み重ねられた方向の上方側また
は下方側から原稿を1枚ずつ分離して搬送し、原稿読み
取り後に載置板上に下方側または上方側から戻す循環式
自動原稿供給装置(RDH)や、予め積み重ねられた記
録紙を1枚ずつ分離して供給する給紙装置などのシート
体の給送装置が複数備えられており、また、各種印字装
置や印画装置などにおいても、同様に予め積み重ねられ
た記録紙を1枚ずつ分離して供給するシート体の給送装
置が用いられている。
【0003】このような給送装置では、積み重ねられた
状態のシート体を1枚ずつ分離する必要があるため、空
気流や分離爪を用いる方法、また、シート体の搬送方向
に対して相対的に逆回転するローラを用いる方法などが
用いられている。
【0004】このうち、空気流を用いてシート体を分離
する技術は、特公平1−47368に示されるように、
噴出される空気量を一定とし、原稿載置トレイ後壁の開
口部に設けられるバルブの開閉を制御することによっ
て、原稿量(枚数)の違いに応じた空気量制御を行って
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、原稿
の枚数(嵩検知)によって空気量を変えるだけであり、
同一枚数であって紙の材質や大きさが違う場合に、空気
量を変えるような調整は行われていない。
【0006】したがって、積み重ねたときの高さは同じ
であっても大きな原稿や厚みのある原稿を給紙する場合
には吹付け空気量が小さいために十分な吸着が行えず、
紙詰まりを起こしてしまう場合がある。また、小さな原
稿や薄い原稿を給紙する場合には、吹付け空気量が大き
すぎて複数枚の原稿を吸着し重送の原因となる。
【0007】本発明の目的は、紙詰まりや重送を防止し
て給紙性能を向上させたシート体の給送装置を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、積み重ねられ
たシート体の上下方向のいずれか一方に配置され、シー
ト体を真空吸着して搬送する吸引搬送手段と、シート体
の搬送方向下流側に配置され、シート体端部に空気流を
吹付けてシート体をさばく空気流噴射手段と、シート体
が載置される載置板の底部に配置され、シート体の重量
を検出する検出手段と、検出手段の検出結果に対応し
て、空気流噴射手段における空気圧を調整する調整手段
とを含むことを特徴とするシート体の給送装置である。
【0009】また本発明は、積み重ねられたシート体の
上下方向のいずれか一方に配置され、シート体を真空吸
着して搬送する吸引搬送手段と、シート体の搬送方向下
流側に配置され、シート体端部に空気流を吹付けてシー
ト体をさばく空気流噴射手段と、シート体が載置される
載置板の底部に配置され、シート体の重量を検出する検
出手段と、シート体の寸法を検知する検知手段と、前記
検出手段の検出結果と前記検知手段の検知結果とに対応
して、空気流噴射手段における空気圧を調整する調整手
段とを含むことを特徴とするシート体の給送装置であ
る。
【0010】
【作用】本発明に従えば、給送装置にはシート体を真空
吸着して搬送する吸引搬送手段が、積み重ねられたシー
ト体の上下方向のいずれか一方に配置されている。ま
た、シート体端部に空気流を吹付けてシート体をさばく
空気流噴射手段が、シート体の搬送方向下流側に配置さ
れている。シート体が載置される載置板の底部には検出
手段が備えられ、シート体の重量を検出している。
【0011】シート体の重量の変化に伴って異なる検出
手段の検出結果に対応して、空気流噴射手段における空
気圧を調整手段によって調整する。これによって、シー
ト体に吹付けられる空気量を最適量に設定することがで
きる。
【0012】また本発明に従えば、給送装置にはシート
体を真空吸着して搬送する吸引搬送手段が、積み重ねら
れたシート体の上下方向のいずれか一方に配置されてい
る。また、シート体端部に空気流を吹付けてシート体を
さばく空気流噴射手段が、シート体の搬送方向下流側に
配置されている。シート体が載置される載置板の底部に
は検出手段が備えられ、シート体の重量を検出してお
り、載置板の近傍にはシート体の寸法を検知する検知手
段が備えられている。
【0013】シート体の重量および寸法の変化に伴って
異なる検出手段の検出結果および検知手段の検知結果に
対応して、空気流噴射手段における空気圧を調整手段に
よって調整する。これによって、シート体に吹付けられ
る空気量を最適量に設定することができる。
【0014】したがって積み重ねたときの原稿の高さは
同じで、材質、重量、および寸法が異なるシート体であ
っても適切な空気量に調整することができ、給紙性能が
向上する。
【0015】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例である原稿供給
装置25の系統図であり、図2は原稿供給装置25に用
いられるファン装置6のファン7,8の斜視図であり、
図3は給紙装置20に用いられる吸引搬送手段30の斜
視図である。モータなどで昇降駆動される載置板2には
複数枚の原稿1が積み重ねて載置され、当該原稿1の上
面搬送方向上流側端部には、上限スイッチ3が当接する
ように配置される。この上限スイッチ3は、最上部の原
稿1aが上限スイッチ3の高さ位置にあるかどうかを検
知し、この検知結果に基づいて、原稿1の載置枚数の増
減に拘わらず、最上部の原稿1aがスイッチ3の位置に
あるように載置板2を昇降駆動する。また、載置板2の
中央の底面には、圧力センサ9が設置され、載置板2上
の原稿1の重量を測定する。
【0016】載置板2の上方には、原稿1を吸引して搬
送する吸引搬送手段30が配置されている。吸引搬送手
段30は、給送用ベルト4をプーリ18a,18bに巻
掛けられて構成され、そのプーリ18a,18bの間に
は、吸気ダクト5の開口部が臨ませてあり、その吸気ダ
クト5はファン装置6の1つの構成要素である吸気ファ
ン7の吸気口7aに連結されている。前記給送用ベルト
4の下方側に積み重ねられた原稿1の前端側、つまり最
上部の原稿1aが給送用ベルト4によって送り出される
側には、積み重ねられた原稿1の上部前端に向けて空気
を吹付け、給送用ベルト4に吸引される最上部の原稿1
aと、残りの原稿1とを分離する空気供給ノズル11が
配置されている。この空気供給ノズル11は、排気ダク
ト12を介してファン装置6の1つの構成要素である排
気ファン8の排気口8aに連結されている。
【0017】また、給送用ベルト4の原稿1送出側に
は、積み重ねられた原稿1を露光領域に搬送する搬送路
13が配置され、その搬送路13の途中には、原稿1を
挟んで搬送する搬送ローラ14a,14bが設けられて
いる。前記ファン装置6の吸気ファン7と排気ファン8
とは、ケース7b,8bでそれぞれ個別に覆われ、ケー
ス7b,8bの一部である隔壁を介して同軸に配置さ
れ、ともに1つのDCサーボモータ60の出力軸に連結
されている。前記吸気ファン7および排気ファン8は、
ともに図2に示すように、円形の底板15上に放射状の
複数枚の羽根16を配設し、その上に円環状の上板17
を重ねた、いわばサンドイッチ構造の本体をケース7
b,8bで囲んで構成されている。
【0018】前記吸引搬送手段30は、図3の斜視図で
示すように、プーリ18a,18b間に2つの無端状ベ
ルト4をプーリ18a,18bの各軸線方向に間隔をあ
けて巻掛けて構成される。無端状ベルト4には厚み方向
に挿通する多数の透孔19が分散して形成され、その透
孔19を介して吸気ダクト5による吸引力を給送用ベル
ト4の下張架部分に導くように構成されている。これら
によって以下のような給送動作が行われる。まず、DC
サーボモータ60の回転駆動によって吸気ファン7およ
び排気ファン8が一定の回転数で回転し、吸気ファン7
内では矢符aのように、また、排気ファン8内では矢符
bのようにそれぞれ空気の流れが生じる。
【0019】その結果、吸気ダクト5の気圧が降下し、
載置板2上の原稿1のうち、最上部の原稿1aが給送用
ベルト4に吸引される。このとき、排気ファン8から排
気ダクト12を経て送られてくる空気は、空気供給ノズ
ル11から積み重ねられた原稿1の前端側に吹付けら
れ、これによって上方側の原稿1が持上げられてさばか
れ、給送用ベルト4への原稿1の吸着が円滑に行われ
る。
【0020】給送用ベルト4に吸着された原稿1は、給
送用ベルト4の駆動によって搬送路13へと送られ、搬
送ローラ14a,14bによって搬送路13から露光領
域へと送られる。
【0021】図4は、本発明の第1の実施例の原稿供給
装置25が用いられている複写機22の断面図である。
複写機22は、RDH23と本体24とから成る。RD
H23は、いわゆる上取り下戻し方式の原稿供給装置2
5を備え、載置板2から取出された原稿は搬送路を搬送
されつつ、露光領域28で露光されて再び載置板2に戻
される。原稿供給装置25は、原稿1の載置板2と吸引
搬送手段30とによって構成されている。なお、上述し
たように、原稿は循環して戻されるので、載置板2を昇
降させる必要はない。
【0022】本体24は、内部に前記光源27を備え、
RDH23の露光領域28と、本体24の露光領域32
とが設定される。各露光領域28,32からの原稿反射
光は、光学系33を経て感光ドラム34上で結像する。
感光ドラム34の周囲には、帯電装置35、現像装置3
6および転写装置37などが配置され、各種寸法の記録
紙31がたとえば3種類の給紙装置38,39,40か
ら転写装置37と感光ドラム34との間の転写領域41
に供給されて、前記原稿反射光に基づく原稿像がトナー
像として転写され記録される。転写後の記録紙31は定
着装置42で定着され、締結装置43で所定枚数毎に綴
じられ、排紙トレイ44に排出される。中間トレイ21
は、両面複写を行う場合に用いられ、一方面に原稿像が
複写された記録紙31は矢符A1方向に沿って搬入さ
れ、矢符A2方向に沿って搬送され、再び転写領域41
に供給される。
【0023】図5は本発明で圧力センサ9として用いら
れる拡散形半導体圧力トランジューサ46のセンサチッ
プ(感圧素子)の斜視図であり、図6は拡散形半導体圧
力トランジューサ46の回路図であり、図7は拡散形半
導体圧力トランジューサ46の圧力と出力との関係を示
したグラフである。
【0024】拡散形半導体圧力トランジューサ46は、
圧力を受けると大きく抵抗値が変化する半導体のピエゾ
抵抗効果を利用している。センサチップ(感圧素子)
は、約4.0×3.0×1.7mmの大きさのシリコン
単結晶であり、圧力を受けると変形するダイアフラム構
造になっており、そのダイアフラム部に半導体集積回路
の製造方法と同じ方法で不純物が4箇所に選択熱拡散
(分子結合)されて、抵抗領域48a,48b,48
c,48dを形成する。これらが圧力を受けると抵抗値
が変化する歪抵抗の働きをする。この4本の抵抗領域4
8a,48b,48c,48dは図6に示すように、ホ
イートストンブリッジ回路を構成するように接続され、
定電流で駆動される。圧力P1(正圧力または負圧力)
を受けると、図7の実線L1に示されるような特性を示
し、4本の抵抗値が増減するので出力端に電圧信号が得
られる。
【0025】図8は、複写機22の電気的構成を示すブ
ロック図である。前記複写機22は、たとえばマイクロ
プロセッサを含んで構成される中央処理装置(CPUと
略す)50を備えており、CPU50はROM(リード
オンリメモリ)51に予め記憶されている制御用プログ
ラムに従って制御を行う。RAM(ランダムアクセスメ
モリ)52は、バッファ用メモリや複写制御などに必要
となるフラグその他の入力設定データなどに関する演算
用領域として使用される。操作部や圧力センサ9などの
各種センサ類を含んだ構成として実現される信号入力装
置53は、インタフェイス回路54を介して前記CPU
50へ信号を伝送する。すなわち、複写機22において
は、原稿1および記録紙31の搬送位置の検知信号、感
光体ドラム34の位置検知信号などがインタフェイス回
路54を介してCPU50に送られる。
【0026】前記CPU50には、複写倍率の表示やそ
の他の表示を行う回路、および複写機22の、DCサー
ボモータ60やプランジャ56などの各負荷を制御する
ドライバアレイ57が、インタフェイス回路55を介し
て接続される。インタフェイス55を介してCPU50
からの制御信号がドライバアレイ57に伝送される。ま
た、パルス幅変調回路(PWM回路)58は、CPU5
0からの信号に応じたパルス幅に変調させ、そのパルス
幅に応じて駆動回路59からDCサーボモータ60へ駆
動電力が供給される。それらの各要素がCPU50によ
って互いに関連して駆動制御され、複写機22が駆動さ
れる。
【0027】図9は、前記DCサーボモータ60と、そ
のDCサーボモータ60の駆動および回転制御を行う各
回路との接続構成を示す回路図である。位相差検出回路
75は、ロータリエンコーダ73によって検出されるD
Cサーボモータ60の回転速度に対応する速度信号RE
と、基準クロック信号CKとを比較して位相差を検出す
る。また変換回路76は、前記位相差に対応する信号を
位相差に対応するレベルの電圧に変換し、増幅器77は
その電圧を増幅し、速度制御電圧としてパルス幅変調回
路(PWM回路)58に与える。PWM回路58は、速
度制御電圧に対応したパルス幅変調信号S2を出力す
る。分配回路79は、PWM回路58からの信号S2を
DCサーボモータ60のU相、V相、W相のラインに順
次的に出力する。インバータ72は、パルス幅をDCサ
ーボモータ60の通電時間に対応するパルス信号に変換
する。駆動回路59は、前記パルス信号に応じて駆動回
路59に備えられるトランジスタなどのスイッチング素
子が導通または遮断制御され、DCサーボモータ60の
U相、V相、W相の巻線に駆動電力が供給される。
【0028】図10は、圧力センサ9の回路図である。
圧力センサ9は、圧力を受けると大きく抵抗値が変化す
る特徴を利用して定電流を入力して出力端に発生する電
圧によって圧力、つまり原稿1の重量を検知する。基準
電源回路63からの一定電流がトランスジューサ46に
与えられる。トランスジューサ46は、加えられた圧力
に応じた電圧信号を2つの電圧出力端子から出力し、そ
れぞれの出力は2つの正転増幅器64,65によって増
幅調整され、所定の増幅度にまで増幅される。さらに4
つの抵抗とオペアンプとで構成される差動増幅器66に
よって増幅された電圧が出力され、CPU50のアナロ
グ入力端子に入力されてA/D変換(アナログ/デジタ
ル変換)される。
【0029】このように、載置板2に原稿1が載置され
ると、圧力センサ9に圧力が加わる。これによって、圧
力に応じた電圧信号が得られ、結果として原稿1の重量
が検知できる。原稿1の重量が検知されると、その検知
量に応じたモータの基準クロック信号CKがCPU50
からDCサーボモータ60へ出力され、その周期に応じ
たDCサーボモータ60の回転数Cすなわちエアー吹付
け量Fが決まる。したがって、同じ寸法で材質などの違
う原稿1の重量に応じたエアー吹付け量Fが決定するこ
とになる。また、原稿1の重量に基づいてDCサーボモ
ータ60の基準クロック信号CKの周波数を決める場
合、予め対応関係をRAM51に記憶しておく方法や原
稿1の重量から演算によって算出する方法などが考えら
れる。
【0030】図11は圧力センサ9のフレーム材質の違
いによる原稿1の重量Wと出力電圧との関係を示したグ
ラフであり、図12は、その測定方法を示した図であ
る。図11のラインL6,L7,L8はそれぞれEE2
0A−68ZNL、SUS0.2t×2(ステンレス製
で厚さ0.2mmのもの2枚)、SUS0.4t×1
(ステンレス製で厚さ0.4mmのもの1枚)をセンサ
フレームの材質として用いた場合の出力電圧と原稿1の
重量Wとの関係を示しており、材質によってラインの傾
斜に違いが見られるが、どの材質を用いた場合でも原稿
1の重量Wが増加すると、出力電圧Vも増加している。
これらの測定は、図12に示すようにスペーサ68を挟
んで支持台69上に置かれたセンサフレームの材質であ
る被試験材料67に原稿1の重量Wが加わると、被試験
材料67が撓んで加えた重量に対応した電圧が発生す
る。
【0031】図13はDCサーボモータ60の回転数C
とエアー圧Pとの関係を示したグラフであり、図14
は、基準クロック信号CKとセンサ出力電圧Vとの関係
を示したグラフである。基準クロック信号CKの周波数
は原稿1の重量Wを測定する圧力センサ9のセンサ出力
電圧Vに応じて可変であり、DCサーボモータ60の回
転数Cは前記基準クロック信号CKの出力値によって決
定されるため、最低必要回転数用基準クロック信号CK
(min)の回転数C(min)から、最大回転数用基
準クロック信号CK(max)の回転数C(max)ま
で変化させることが可能である。したがって回転数C
(min)〜C(max)に応じたエアー圧P(mi
n)〜P(max)を発生させることができる。
【0032】DCサーボモータ60の回転駆動によっ
て、吸気ファン7および排気ファン8が回転し、図1に
示したように吸気ファン7内では矢符aのように、また
排気ファン8内では矢符bのようにそれぞれ空気が流れ
る。その結果、吸気ダクト5の気圧が降下し、原稿1の
うち最上部の原稿1aが給送用ベルト4に吸引される。
このとき、排気ファン8から排気ダクト12を経て送ら
れてくる空気は、空気供給ノズル11から原稿1の前端
側に吹付けられ、これによって最上部の原稿1aが持上
げられ、給送用ベルト4への原稿1aの吸着が円滑に行
われる。給送用ベルト4に吸着された原稿は、給送用ベ
ルト4の駆動によって搬送路13へと送られ、搬送ロー
ラ14a,14bによって搬送路13から露光領域へと
送られる。
【0033】図15は本発明の一実施例のフローチャー
トである。ステップa1において載置板2上に原稿1が
載置されているかどうかが確認され、原稿1が載置され
ていればステップa2において、圧力センサ9によって
検知されたセンサ出力電圧Vの値が読込まれる。ステッ
プa3においてセンサ出力電圧Vの値が正常範囲内であ
るかどうかが確認され、正常範囲内であった場合、次の
ステップa4においてセンサ出力電圧VはCPU50の
アナログ入力端子に入力され、A/D変換される。そう
してCPU50から入力されたセンサ出力電圧値から算
出するか、あるいはRAM52に記憶された値を読出す
ことによって、基準クロック信号CKが決定する。演算
によって基準クロック信号CKを算出した場合にはステ
ップa5において、決定したDCサーボモータ60の周
波数をRAM52に記憶し、1枚の原稿1の供給動作が
終了する。以上のように同じ枚数で重量の異なる原稿1
の場合に、重量に対応したエアー吹付け量Fに調節する
ことができる。
【0034】なお、本実施例において圧力センサ9とし
て拡散形半導体圧力トランジューサ46を用いたが、拡
散形半導体圧力トランジューサ46の他に、図16に示
した薄膜形半導体圧力トランジューサ80を使用しても
よい。この薄膜形半導体圧力トランジューサはステンレ
スダイアフラム83上に形成された薄膜形半導体歪ゲー
ジ81が圧力P2を受け、その圧力P2を電気信号に変
換する。薄膜形半導体歪ゲージ81は、ダイアフラム表
面に絶縁膜82を介して形成され、テンション用に2
本、コンプレッション用に2本使用されブリッジを構成
しており、圧力P2を受けると大きく抵抗が変化する半
導体のピエゾ抵抗効果により、ダイアフラムの歪を確実
に検出する。電気回路部は検出素子からの信号を増幅
し、外部へのコネクタを通じて信号を取出す。
【0035】本実施例では、複写機22のRDH23に
用いられる場合を説明したけれども、記録紙の給紙装置
38,39,40に関して実施してもよい。
【0036】図17は、本発明の第2の実施例である原
稿供給装置125の系統図であり、図18は載置板2の
斜視図であり、図19はその側面図であり、図20はそ
の原稿供給装置125が用いられている複写機122の
断面図である。なお、本実施例での構成要素や各部の機
能については前述の第1実施例とほとんど同様であるた
め、前述の実施例と対応する部分の説明は省略し、図面
においても同一の参照符号を付す。本実施例の原稿供給
装置125の載置板2には、載置された原稿1の大きさ
に応じて、載置板2に形成された溝10a内を摺動自在
な規制板10b,10cが備えられている。この規制板
10b,10cが摺動して原稿1を挟込むような状態と
なり、原稿1の互いに対向する端部と規制板10b,1
0cとが接したところで規制板10b,10cは停止す
る。載置板2の底部には、載置される原稿1のサイズに
合わせて予め定めた位置に摺動変位してきたいずれか一
方の、たとえば規制板10bの位置を検知する原稿サイ
ズ検出センサ10A,10B,10Cが各々備えられて
おり、たとえば原稿サイズ検出センサ10AがA3サイ
ズの原稿1を、センサ10BがB4サイズの原稿1を、
センサ10CがA4サイズの原稿1を、それぞれ検出す
るためのセンサであるとすると、原稿1が載置されて規
制板10b,10cが摺動変位し、そのいずれか一方の
規制板10bの位置をセンサ10Bが検出したとする
と、今載置されている原稿1のサイズがB4サイズであ
ることが判る。
【0037】図21は本発明の第2の実施例の複写機1
22の電気的構成を示すブロック図であり、図22は第
2の実施例の回路図である。圧力センサ9と同様に原稿
サイズ検知センサ10も信号入力装置53に含められ、
インタフェイス回路54を介してCPU50へ信号を伝
送する。
【0038】図23は、原稿1へのエアー吹付けの方向
と位置とを示す図であり、図24は、原稿1の重量Wと
エアーの吹付け量Fとの関係を示す図である。エアーは
図23に示すように矢符62a,62b,62c,62
d方向から原稿1と矢符が接した位置に吹付けられる。
したがってA4サイズの原稿1であれば矢符62b,6
2cの2方向からエアーの吹付けが行われ、A3サイズ
の原稿1であれば矢符62a,62b,62c,62d
の4方向からエアーの吹き付けが行われることになる。
【0039】同数枚でサイズの違う原稿1を先述の実施
例に従って圧力センサ9で原稿1の重量Wを検知し、エ
アー吹付け量Fを決定すると、図23(1)に示すよう
にA4サイズの原稿50枚は重量200gで1方向から
のエアー吹付け量Fをたとえば1Fとすると、二方向か
ら吹付けが行われるため総吹付け量は2Fとなる。また
図23(2)に示すようにA3サイズの原稿50枚は重
量400gで、一方向からのエアー吹付け量Fは重量W
が2倍であるため2Fであり、4方向から吹付けが行わ
れるため、総吹付け量は8Fとなる。
【0040】したがって、重量だけを考慮に入れてA3
サイズの原稿をさばく場合にはエアーの吹付けが強すぎ
て、原稿がばたついて重送や紙詰まりの原因となるおそ
れがある。
【0041】図25は、原稿のサイズの違いによる圧力
センサ9のセンサ出力電圧Vの値と基準クロック信号C
Kの値との関係を示すグラフである。第1の実施例にお
いてセンサ出力電圧Vの値と基準クロック信号CKの値
との関係は、図14に示すようであったが、先に述べた
ような結果から原稿のサイズも考慮に入れた制御が必要
となる。基準クロック信号CKは、圧力センサ9からの
センサ出力電圧Vと原稿サイズ検知センサ10の検出結
果に応じて可変される。センサ出力電圧VとDCサーボ
モータ60の最低回転数用の基準クロック信号CK(m
in)から最大回転数用基準クロック信号CK(ma
x)までの変化率とは、原稿のサイズ毎に設定されてお
り、図25に示すようにL4はA3サイズ,L5はA4
サイズでの設定値である。
【0042】図26は原稿1のサイズの違いによるエア
ーの吹付け量Fと原稿1の重量Wとの関係を示したグラ
フである。たとえばA4サイズの原稿100枚を載置板
2に載置したとき、圧力センサ9が用紙重量400gを
検知してエアーの吹付け量Fを決定したとする。またA
3サイズの原稿1を載置し、圧力センサ9が原稿1の重
量Wを400gだと検知しても、原稿1の枚数がA4サ
イズの半分であるため、エアー吹付け量Fcm3/sよ
りいくらか低めのエアー吹付け量F1cm3/sとす
る。原稿1の量がある程度まで少なくなると、エアー吹
付け量F2cm3/sとして一定とする。
【0043】図27は本発明の第2の実施例のフローチ
ャートである。ステップb1においてコピースイッチが
押下されると、ステップb2において圧力センサ9によ
って載置板2に載置された原稿1の重量Wが検知され
る。ステップb3において用紙サイズ検知センサ10
A,10B,10Cのいずれかによって載置された原稿
1の寸法が検知され、ステップb4において検知された
原稿1の重量Wと寸法とからエアー吹付け量Fが算出さ
れる。ステップb5において算出されたエアーが吹付け
られて原稿1がさばかれ、最上部の原稿1aと分離され
て搬送されることによってコピー動作が開始される。以
上のように原稿の重量Wだけでなくサイズの違いにも対
応したエアー吹付け量Fに調節することができる。
【0044】なお、本発明においては、駆動モータとし
てDCサーボモータ60を用いることを基本としたが、
ACサーボモータを使用することも可能である。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、検出手段
によって検出するシート体の重量に応じて調整手段で空
気圧を調整するので、従来のように、たとえば載置板に
載置可能最大枚数のシート体が載置されている場合、シ
ート体の枚数のみで空気圧を決定し、シート体の材質に
よっては空気流噴射手段から吹付けられる空気の空気圧
を変化させない場合と比べ、同じ枚数であっても異なる
材質のシート体であるために重量が異なる場合に対応す
ることができ、給紙性能が向上する。
【0046】また本発明によれば、シート体の重量だけ
でなく、検知手段によってシート体の寸法を検知し、寸
法と重量とを関連させて調整手段によって空気圧の調整
を行う。したがって同じ枚数で材質も同じであるが、寸
法が異なることによるシート体の重量の変化に対応する
ことができる。したがって、より広範囲で細かな条件に
対応した空気圧の調整を行うことができ、給紙性能が大
幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の原稿供給装置25の系
統図である。
【図2】原稿供給装置25に備えられるファン7,8の
斜視図である。
【図3】原稿供給装置25に備えられる吸引搬送手段3
0の斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施例の原稿供給装置25を備
えた複写機22の断面図である。
【図5】拡散形半導体圧力トランジューサ46のセンサ
チップの斜視図である。
【図6】拡散形半導体圧力トランジューサ46の回路図
である。
【図7】拡散形半導体圧力トランジューサ46の圧力と
出力との関係を示したグラフである。
【図8】第1の実施例の複写機22の電気的構成を示す
ブロック図である。
【図9】第1の実施例のDCサーボモータ60の駆動お
よび回転制御を行う各回路の接続構成を示す回路図であ
る。
【図10】圧力センサ9の回路図である。
【図11】圧力センサ9のフレーム材質の違いによる原
稿1の重量Wとセンサ電圧Vとの関係を示したグラフで
ある。
【図12】図11のグラフを作成するための測定方法を
示した図である。
【図13】DCサーボモータ60の回転数Cとセンサ出
力電圧Vとの関係を示したグラフである。
【図14】基準クロック信号CKとセンサ出力電圧Vと
の関係を示したグラフである。
【図15】本発明の第1の実施例のフローチャートであ
る。
【図16】薄膜形半導体圧力トランジューサ80の側面
図である。
【図17】本発明の第2の実施例の原稿供給装置125
の系統図である。
【図18】原稿供給装置125に備えられている載置板
2の斜視図である。
【図19】前記載置板2の側面図である。
【図20】本発明の第2の実施例の原稿供給装置15を
備えた複写機122の断面図である。
【図21】第2の実施例の複写機122の電気的構成を
示すブロック図である。
【図22】第2の実施例のDCサーボモータ60の駆動
および回転制御を行う各回路の接続構成を示す回路図で
ある。
【図23】原稿1のエアーの吹付け方向と位置とを示す
図である。
【図24】原稿1の重量とエアーの吹付け量Fとの関係
を示す図である。
【図25】原稿1のサイズの違いによる圧力センサ9の
センサ出力電圧Vと基準クロック信号CKの値との関係
を示すグラフである。
【図26】原稿1のサイズの違いによるエアーの吹付け
量Fと用紙の重量Wとの関係を示したグラフである。
【図27】第2の実施例のフローチャートである。
【符号の説明】
1,1a 原稿 2 載置板 9 圧力センサ 10a 溝 10b,10c 規制板 10A,10B,10C 用紙検知センサ 11 空気供給ノズル 25,125 原稿供給装置 30 吸引搬送手段 38 給紙装置 50 CPU 51 ROM 52 RAM 53 信号入力装置 54,55 インタフェイス回路 56 プランジャ 57 ドライバアレイ 58 PWM回路 59 駆動回路 60 DCサーボモータ 72 インバータ 73 ロータリエンコーダ 75 位相差検出回路 76 変換回路 77 増幅器 79 分配回路 CK 基準クロック信号 RE 速度信号 C 回転数 F エアー吹付け量 V センサ出力電圧 W 原稿の重量

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積み重ねられたシート体の上下方向のい
    ずれか一方に配置され、シート体を真空吸着して搬送す
    る吸引搬送手段と、 シート体の搬送方向下流側に配置され、シート体端部に
    空気流を吹付けてシート体をさばく空気流噴射手段と、 シート体が載置される載置板の底部に配置され、シート
    体の重量を検出する検出手段と、 検出手段の検出結果に対応して、空気流噴射手段におけ
    る空気圧を調整する調整手段とを含むことを特徴とする
    シート体の給送装置。
  2. 【請求項2】 積み重ねられたシート体の上下方向のい
    ずれか一方に配置され、シート体を真空吸着して搬送す
    る吸引搬送手段と、 シート体の搬送方向下流側に配置され、シート体端部に
    空気流を吹付けてシート体をさばく空気流噴射手段と、 シート体が載置される載置板の底部に配置され、シート
    体の重量を検出する検出手段と、 シート体の寸法を検知する検知手段と、 前記検出手段の検出結果と前記検知手段の検知結果とに
    対応して、空気流噴射手段における空気圧を調整する調
    整手段とを含むことを特徴とするシート体の給送装置。
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