JPH068739Y2 - プ ラ ス チ ッ ク ケ ー ス - Google Patents

プ ラ ス チ ッ ク ケ ー ス

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JPH068739Y2
JPH068739Y2 JP1987046985U JP4698587U JPH068739Y2 JP H068739 Y2 JPH068739 Y2 JP H068739Y2 JP 1987046985 U JP1987046985 U JP 1987046985U JP 4698587 U JP4698587 U JP 4698587U JP H068739 Y2 JPH068739 Y2 JP H068739Y2
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JP
Japan
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locking mechanism
main body
plate member
locking
mounting seat
Prior art date
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JP1987046985U
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English (en)
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JPS63153830U (ja
Inventor
勉 望月
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Kyoraku Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、本体及び蓋体から成り、当該本体及び蓋体の
それぞれの一側部をヒンジにより連結すると共に、当該
本体及び蓋体の前記ヒンジと相対向する他側部における
蓋体及び本体の合せ面に係止片及び当該係止片に係脱自
在に係合する係止機構をそれぞれ設けたプラスチックケ
ースに関する。
〔従来の技術〕
従来のかかるプラスチックケースにあっては、一般的に
第9図に示すように、板状に構成した台座cの上面にハ
ンドルdを設け、またこの台座cの下面に係止機構eを
突設し、また本体fの上側部上面に上記台座cが固着さ
れる台座取付面gを設けると共に、この台座取付面gに
上記係止機構eが入る係止機構用穴hを設け、上記台座
取付面gに上記台座cを固着する構成となっている。な
お図示しない蓋体のあわせ面には上記係止機構の係止用
穴iに対応する係止突起が突設してあり、蓋体を閉じた
ときにこの係止突起が係止用穴iに突入して係止機構e
に係止するようになっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、かかる従来の技術では、台座cに対する係止
機構eの取付け、及び、台座cと本体fとの取付け工数
が多く、また本体側の加工もやっかいであった。
すなわち、第9図に示すように、台座cの下面に突設し
た係止機構eのラッチ用ボックスjにスライド杆k及び
ばねlを組込んでから蓋mをねじnにて固着し、その後
台座cを本体fにねじoにて固着するという手順にて組
立てなけければならず、ねじ締め工程を2回も、しかも
それぞれ4個づつのねじ締めを行なわなければならなか
った。また本体fの台座取付面gに設ける係止機構用穴
hの成形加工がやっかいであり、コストが高くつくとい
う問題があった。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案は、上記の事情にかんがみなされたもので、板部
材と係止機構との組立てを少ない工程で、しかも、少な
いねじ締め回数でもって組立てることができ、また板部
材と係止機構との位置決めをこれらの組立て時に同時
に、かつ正確に行なうことができ、さらに、係止機構取
付け部の成形加工のためのコストを低減することができ
るようにしたプラスチックケースを提供しようとするも
のであって、 本体1及び蓋体2から成り、当該本体1及び蓋体2のそ
れぞれ一側部をヒンジHにより連結すると共に、当該本
体1及び蓋体2の前記ヒンジHと相対向する他側部にお
ける蓋体2及び本体1のそれぞれのあわせ面に係止片2
4及び当該係止片24に係脱自在に係合する係止機構5
をそれぞれ設けたプラスチックケースにおいて、 前記本体1の前記ヒンジHと相対向する他側部であっ
て、当該本体1のあわせ面7に開放する凹陥部8を設
け、 前記凹陥部8内に、長手方向中間部に切欠部9が形成さ
れていると共に、長手方向両側にフランジ部10a,1
0bが形成され、かつ該フランジ10a,10bに貫通
孔11a,11bを有する取付座6を設け、 他方、前記取付座6の切欠部9に対応配置される窓孔1
4を有すると共に、その裏面より突出しかつ前記取付座
6の貫通孔11a,11bに嵌合するボス12a,12
bを設けた板部材4を形成し、 また、前記凹陥部8に嵌合する大きさを有する箱体16
及び該箱体16内に摺動自在に嵌合されかつばね17に
て一方へ付勢されていると共に、前記蓋体2の係止片に
係脱自在に係合する係止縁21と前記板部材4の窓孔1
4に対応配置される突片22とを備えたスライド杆18
により前記係止機構5を形成し、 前記取付座6の外側面に、前記板部材4を、当該板部材
4のボス12a,12bが前記取付座6の貫通孔11
a,11bへ嵌合して配置すると共に、前記取付座6の
内側面であって前記本体1の凹陥部8内に、前記係止機
構5を、当該係止機構5の突片22が前記板部材4の窓
孔14を介して外方へ突出しかつ当該係止機構5の係止
縁21が本体1のあわせ面7に露出するように嵌合配置
し、 前記係止機構5の箱体16に設けたねじ座19a,19
bと前記板部材4のボス12a,12bとをねじ23に
より固着した ことを特徴とするものである。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図から第8図に基づいて説明す
る。
第8図において、図中1は本体、2は蓋体で、これらは
それぞれプラスチックにて中空2重壁構造に成形されて
おり、この本体1及び蓋体2それぞれの一側部において
ヒンジ部Hにより連結されている。3はハンドルであ
り、このハンドル3の両端部は本体1の前記ヒンジHと
相対向する他側部における外側面に固着される板部材
4,4に回動自在に支持されている。そしてこの両板部
材4,4に本体1と蓋体2とを係止する係止機構5が組
込まれている。
第1図は前記係止機構5を取付ける部分を示すもので、
本体1の上面前記ヒンジHと相対向する他側部であっ
て、当該本体1のあわせ面7に開放する凹陥部8が設け
てある。
当該凹陥部8内には前記板部材4が取付けられる取付座
が設けてあり、当該取付座6の長手方向中間部は切欠部
9が形成されており、この切欠部9の長手方向両側にフ
ランジ部10a,10bが設けてあり、この各フランジ
部10a,10bに取付座6と直角にした貫通孔11
a,11bが設けてある。
前記板部材4には、その裏面より突出しかつ前記貫通孔
11a,11bに嵌合するボス12a,12bが設けら
れている。このボス12a,12bにはねじ孔13が設
けてある。また板部材4には前記切欠部9に対応配置さ
れる窓孔14が設けてある。
係止機構5は第1図から第7図に示すように、前記凹陥
部8に嵌合する大きさを有するし、かつ上方を開放され
た箱体16と、この箱体16内に摺動自在に嵌合され、
かつばね17にて一方へ付勢されたスライド杆18とか
らなっている。前記箱体16には前記各フランジ部10
a,10bに対向するねじ座19a,19bと、本体1
のあわせ面側に開口する係止片突入窓20が設けてあ
る。またスライド杆18には係止片突入窓20に対向す
る係止縁21と、板部材4の窓14に対する突片22が
設けてある。
前記係止機構5の組立て順序を以下に説明する。
まず板部材4を本体1の取付座6に、両ボス12a,1
2bをフランジ部10a,10bの貫通孔11a,11
bに挿入して当接する。ついで、スライド杆18及びば
ね17を組込んだ係止機構5の箱体16を凹陥部8に挿
入し、箱体16のねじ座19a,19bと取付座6のボ
ス12a,12bとをねじ23にて固着する。
この状態でスライド杆18の突片22は板部材4の14
から突出され、また箱体16の係止片突入窓20が本体
1のあわせ面側に位置されると共に、箱体16の側面は
本体1のあわせ面と同一平面、あるいはわずかにひっこ
んだ状態となり、組立てが完了される。
前記係止機構5を有する本体1に対して蓋体2を閉じる
と、蓋体2のあわせ面に突設された係止片24が係止機
構5の係止片突入窓20よりスライド杆18の係止縁2
1をばね17に抗して移動しながら突入し、蓋体2の閉
じ状態で両者は係合して係止機構5は係止状態となる。
前記係止状態を解除するには板部材4の窓14から突出
する突片22に指をかけてスライド杆18をばね17に
抗して移動し、スライド杆18の係止縁21を蓋体2側
の係止片24からはずすことによってなされる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、板部材4は、これのボス部12a,2
1bをフランジ10a,10bの貫通孔11a,11b
に嵌合することにより、また係止機構5は凹陥部8に嵌
合することにより、また係止機構5の凹陥部8に嵌合す
ることにより、それぞれの位置決めがなされると共に、
それぞれの仮保持ができ、本体1に対するこれらの組立
てを、正確に、しかも容易に行うことができる。また、
1個のスライド杆18に、係止片21に係合する係止縁
21と、板部材4の窓孔14より突出する係止解除作動
用の突片22を設けたことにより、スライド部分の構成
が簡単になると共に、係止機構5と板部材4とからなる
係止機構全体の高さが低くなり、コンパクトにすること
ができる。また本考案によれば、板部材4と係止機構5
とは、板部材4のボス12a,12bと貫通孔11a,
11bの嵌合、及び係止機構5と凹陥部8との嵌合によ
り横方向に係止されるため、板部材4と係止機構5と本
体1側へ止めるためのねじは、単に両者の結合だけの少
ない本数ですみ、これにより組立て工数が少なくするこ
とができる。さらに、上記凹陥部8は本体1の成形と同
時に、しかも後加工を必要とすることなく成形でき、こ
の係止機構取付け部の成形加工のためのコストを低減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第8図は本考案の実施例を示すもので、第1
図は要部の分解斜視図、第2図は要部の正面図、第3図
は要部の上面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う断面
矢視図、第5図は第2図のV−V線に沿う断面矢視図、
第6図は第2図のVI−VI線に沿う断面矢視図、第7図は
第2図のVII−VII線に沿う断面矢視図、第8図は全体斜
視図、第9図は従来例及びその組立て手順を示す分解図
である。 1は本体、2は蓋体、4は板部材、5は係止機構、6は
取付座、7はあわせ面、8は凹陥部、9は切欠部、10
a,10bはフランジ、11a,11bは貫通孔、12
a,12bはボス、13はねじ、14は窓孔、16は箱
体、18はスライド杆、21は係止縁、22は突片、H
はヒンジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体1及び蓋体2から成り、当該本体1及
    び蓋体2のそれぞれ一側部をヒンジHにより連結すると
    共に、当該本体1及び蓋体2の前記ヒンジHと相対向す
    る他側部における蓋体2及び本体1のそれぞれのあわせ
    面に係止片24及び当該係止片24に係脱自在に係合す
    る係止機構5をそれぞれ設けたプラスチックケースにお
    いて、 前記本体1の前記ヒンジHと相対向する他側部であっ
    て、当該本体1のあわせ面7に開放する凹陥部8を設
    け、 前記凹陥部8内に、長手方向中間部に切欠部9が形成さ
    れていると共に、長手方向両側にフランジ部10a,1
    0bが形成され、かつ該フランジ10a,10bに貫通
    孔11a,11bを有する取付座6を設け、 他方、前記取付座6の切欠部9に対応配置される窓孔1
    4を有すると共に、その裏面より突出しかつ前記取付座
    6の貫通孔11a,11bに嵌合するボス12a,12
    bを設けた板部材4を形成し、 また、前記凹陥部8に嵌合する大きさを有する箱体16
    及び該箱体16内に摺動自在に嵌合されかつばね17に
    て一方へ付勢されていると共に、前記蓋体2の係止片に
    係脱自在に係合する係止縁21と前記板部材4の窓孔1
    4に対応配置される突片22とを備えたスライド杆18
    により前記係止機構5を形成し、 前記取付座6の外側面に、前記板部材4を、当該板部材
    4のボス12a,12bが前記取付座6の貫通孔11
    a,11bへ嵌合して配置すると共に、前記取付座6の
    内側面であって前記本体1の凹陥部8内に、前記係止機
    構5を、当該係止機構5の突片22が前記板部材4の窓
    孔14を介して外方へ突出しかつ当該係止機構5の係止
    縁21が本体1のあわせ面7に露出するように嵌合配置
    し、 前記係止機構5の箱体16に設けたねじ座19a,19
    bと前記板部材4のボス12a,12bとをねじ23に
    より固着した ことを特徴とするプラスチックケース。
JP1987046985U 1987-03-31 1987-03-31 プ ラ ス チ ッ ク ケ ー ス Expired - Lifetime JPH068739Y2 (ja)

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JPS63153830U JPS63153830U (ja) 1988-10-07
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3391553A (en) 1964-07-09 1968-07-09 Ernst Norrenberg Sudhaus Closure device for trunks, suitcases and the like

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5847184Y2 (ja) * 1980-07-15 1983-10-27 大阪鞄材株式会社 鞄等の錠前用解錠装置
JPS6211973U (ja) * 1985-07-08 1987-01-24

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JPS63153830U (ja) 1988-10-07

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