JPH0687248B2 - 取引処理装置 - Google Patents

取引処理装置

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JPH0687248B2
JPH0687248B2 JP18231485A JP18231485A JPH0687248B2 JP H0687248 B2 JPH0687248 B2 JP H0687248B2 JP 18231485 A JP18231485 A JP 18231485A JP 18231485 A JP18231485 A JP 18231485A JP H0687248 B2 JPH0687248 B2 JP H0687248B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 ・概要 ・産業上の利用分野 ・技術の背景 ・従来技術 ・発明が解決しようとする問題点 ・問題点を解決するための手段 ・作用 ・実施例 ・効果 〔概要〕 本発明は磁気カード、通帳等の取引媒体を使用して取引
を遂行し、その遂行取引のデータと、取引媒体上に印
刷、エンボシング等の手法で設けられた像情報を読取
り、この像情報とを伝票に印刷し、排出するとともにフ
ァイル装置或いはジャーナル用紙に対応付けて記録する
ものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は顧客の操作に基いて、取引を遂行し、取引の証
拠として、顧客に必要を情報を印刷した伝票を放出する
とともに、遂行した取引の記録を装置内に残す現金自動
預金支払機等の取引処理装置に関する。
〔技術の背景〕
現金自動預金、支払機等の取引装置においては、一般
に、顧客が磁気カード、通帳等の取引媒体を取引の都度
使用して取引を遂行している。取引処理装置は、また各
取引毎に取引を証明する伝票を装置から顧客に対して発
行し、同時にその取引結果を装置内に銀行側保管用とし
て、ジャーナル用紙上に印刷、記録し、集積している。
更に、こうした伝票、ジャーナルには、カードで取引を
行った場合には、カード表面に凹凸状に形成されたエン
ボス部を取引証拠としてインプリントする必要がある。
また通帳を使用できる取引としては、こうしたエンボス
部を通帳に作成する事が困難であったため、取引種類を
預け入れ取引のみに、制限し、通帳に預け入れた金額を
印刷することで、その取引を存在の証拠としていた。
こうした従来の装置では、小型化を図り、或いは取引媒
体の種類に依らず全ての種類の取引を可能にする事が望
まれている。
〔従来技術〕
第6図は、従来の取引処理装置の特にカード処理機構の
概要図である。
カード1はその表面に磁気ストライプ1b、及びエンボス
1aが設けられる。磁気ストライプ1bには取引に必要なデ
ータ、例えば口座番号、カード有効期限等の取引情報が
磁気的に記録されている。またエンボス部1aには顧客に
発行されたカード毎に異なる情報、例えば、口座番号、
顧客氏名等がエンボシングされている。
カード1は取引処理装置に設けられた挿入口2に顧客に
より挿入されると、データ読取部3に移送され、ヘッド
3a下を通過する。この時、ヘッド3aは結果として磁気ス
トライプ1bを走査する事になり、磁気ストライプ1bに記
録された磁気情報を電気信号に変換し、制御部4に供給
する。制御部4は、この信号を復調する。取引処理部は
復調された取引情報を使用して、取引を遂行し、取引情
報を発生する。例えば、口座情報をセンタCPUに送信
し、口座番号を確認し、或いは暗証番号等で顧客の正当
性を確認して後、取引すべき金額を顧客に入力させ、そ
の取引が可能か否かを確認する。
顧客が入力した金額より口座内の残高の方が多く、取引
が可能である事が確認されると、カード1は伝票作成部
5へ、データ読取部3から移送される。
この伝票作成部5は、カード1のヘッド5a、伝票プリン
タ5b、ジャーナル伝票供給部5c、ジャーナル巻取部5e、
インプリントローラ5fを備える。
ジャーナル伝票供給部5cは裏面がカーボン紙で構成され
たジャーナル連帳用紙5b1と、伝票5b2とが重ねられた用
紙5dを予め巻取った形で保持する。
上記した様にカード1が伝票作成部5に移送されると、 カード1は、ヘッド5a端部に位置決めされる。次にイン
プリントローラ5fがカード1と用紙5とをヘッド5aとの
間に挟持した状態で矢印方向に移動する。これにより、
カード上のエンボス部1aがジャーナル用紙5b1、及び伝
票5b2上にインプリントされる。
またその後プリンタ5bが動作し、用紙5d上の遂行した取
引に関するデータ、例えば、取引額、預金残高、口座番
号、氏名等を印字する。
しかる後、伝票5b2のみ用紙を5dから分離され、図示さ
れない伝票搬送路を介して顧客取引証明書として発行さ
れる。またジャーナル用紙を5b1はジャーナル巻取部5e
に巻取られ、取引証拠として装置内に残すようになって
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記したカードを使用する装置においては取引情報の記
録を顧客がその取引の存在を後日認め得る状態で残すた
めにインプリントローラ5fを含む所謂インプリンタが必
要となる。このインプリンタは、インプリントローラを
移送する距離、即ち、少なくともカードの送り方向の長
さ及びインプリントローラの保持機構分カードリーダを
大型化し、しかも、インプリントローラ等の構成が必要
なため、構成が複雑になり、装置価格も高価になる。し
かも、メカ的に動作する部分が多いため故障しやすい。
しかも、複数枚つづりの用紙5dを使用しなければなら
ず、用紙の高価格化、用紙セットが繁雑になる等の欠点
を備えている。
更にカードを使用する取引であっても、上記の如く、イ
ンプリントを行うため、カードに剛性が必要となり、カ
ードの材質、種類が制限される欠点をもっている。
例えば、最近、メモリ等の半導体素子をカード内に埋込
み、この素子を記録媒体として使用することで、取引処
理をそのカードで可能にする事も提案されている。しか
しながら、上記従来の装置であると、インプリント時、
半導体素子に圧力が加わり、素子破壊、データ破壊等を
まねく事になる。このためカードも磁気カード等の様に
圧力二より記録情報が影響されない種類に制限されると
いう欠点がある。
本発明の目的は、上記従来の欠点を解決するため、イン
プリント動作を不要とし、且つ取引媒体の種類によらず
取引の後日証明が可能な証拠能力の高い放出伝票及び取
引記録を得ることを可能とする取引処理装置を提供する
ことにある。
〔構成〕
第1図は本発明の原理図である。
本発明は、機械読取可能に機能された取引情報とエンボ
ス領域を含む固有の目視可能な像とを有する取引媒体か
ら取引情報を読取る第1の読取手段3′、取引媒体の固
有の目視可能な像1aを取引媒体から読取る第2の読取手
段、第2の読取手段が読み取り、出力した出力データの
うちエンボス領域を抽出するエンボス領域抽出手段9、
第1の読取手段により読み取った情報に基いて遂行され
た取引の結果及びエンボス領域抽出手段が抽出した像の
情報とを対応させ記録する記録手段7及び、遂行された
取引の結果及び第2の読取手段が読み取った情報を対応
させ伝票に記録したのち放出する放出部8を設けたもの
である。
〔作用〕
したがって、取引媒体1′には磁気ストライプ、或いは
メモリ等機械読取り可能な記録部が設けられ、そこに
は、取引のための情報1′bが記録若しくは記憶されて
いる。更に取引媒体1′にはその取引媒体固有の像情報
1′aが光学像として印刷、穿孔、エンボシング又は写
真、等々で配置されている。
第1の読取手段3′は取引に必要な取引情報1′bを読
取り、取引手段4′にその読取情報を供給する。取引手
段4′にその読取情報を基に取引を遂行し、取引情報を
発生する。
一方第2の読取手段6は取引媒体1′から固有情報1aを
読取る。読取られた固有情報からエンボス領域抽出手段
9によりエンボス領域部分を抽出し、取引手段4′から
発生される取引情報と共に記録手段7及び放出部8に供
給される。
記録手段7はこの2つの種類の情報を対応付けて記憶装
置7′に記憶する。
且つ、放出部8はこの2つの種類の情報を伝票に印字
し、この伝票を顧客に放出する。
即ち、本発明では、取引媒体1′それ自体を使って取引
証拠の為の記録を残す事を行わず、後日証明可能な証拠
として、取引媒体1′の持つ各取引媒体毎のエンボス領
域部分の情報を読取り、記録するようにしている。
これにより、証拠能力の高い伝票を顧客に放出すること
が可能であり、しかも、読取機構を更に追加する事は必
要となっても、インプリンタ装置の様な圧力付与機構を
不要とするため、取引媒体への負荷がなくなり、且つ、
コストダウンが可能という効果を奏する。
しかもこれら像の固有情報を例えば磁気ファイル等の高
記憶容量の記憶媒体に格納することができ、取引結果を
容易に且つ確実に検索することができるという効果も奏
する。
以下実施例に基き詳細に説明する。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例のブロック図である。
図中40は制御部であり、μCPU、メモリ等の公知のプロ
グラム処理装置で構成され、取引全体のシーケンスを司
どるものである。またS1〜S13は制御部40の処理順序を
示している。
尚、本実施例においては取引媒体として磁気カードを例
に取って説明するが、通帳,ICカード等、他の取引媒体
の場合も同様である。要は、上記作用の項にて説明した
様な本発明の趣旨に沿う取扱いを受ける認証媒体であれ
ば足る。
以下、制御部40中に記した処理ステップに沿い動作、構
成を証明する。
ステップS1: 本ステップS1は自動現金取引装置等で、利用者によるカ
ード挿入を持つステップである。
ステップS2: 利用者がカードリーダ3Aにカードを挿入すると、データ
読取回路3bから制御部40に割込み信号が送出される。
制御部40は本ステップS2において、この割込信号を受信
すると、データ読取回路3bに読取データを制御部40に転
送する様指示する。
カードリーダ3Aの一実施例の構成、要部詳細構成、カー
ドを第3図(a),(b),(c)に示す。
図3図(c)において、カード1はデータの記録された
磁気ストライプ1b、カード1を発行する銀行により異る
印刷10、エンボス1aを備えている。
第3図(a)のカードリーダにおいて第3図(c)に示
すカード1が挿入排出口30に挿入される。カードリーダ
は、挿入されたカード1をヘッド31によって、磁気スト
ライプ1bを検出し、その検出出力によって、シャッタ32
を図示されないシャッタソレノイドを動作させ、開放す
る。シャッタ32が通路から完全に開放された状態をセン
サ33で検出し、この検出出力でデータ読取部3bが図示さ
れないモータを起動する。これと同時に先に説明した様
に、制御部40に割込信号を送出する。
カード1は、上記したモータに連結されたローラ34に狹
持され自矢印方向へ、移送される。
カード1の後端がセンサ35で検出されると、その検出出
力で、データ読取部(3b)はモータを停止させる。
この時、カード1は像読取部6aを通過した事となる。像
読取部6aは、センサ61、光学読取機63を備えている。こ
の像読取部6aにカード1が突入すると、センサ61がカー
ドの先端を検出し、タイマ62を起動する。
タイマ62は出力短資t1,t2を備え、出力端子t1にはカー
ド1から印刷10,エンボス1aを含む必要な像を読取る時
刻に論理“1"に立上る信号が、また出力端子t2には読取
り終了の時刻に論理“1"となる信号が夫々出力される。
タイマ62の出力信号(t1,t2の出力)は光学読取機63の
出力と共にインヒビットゲート付アンドゲート64に入力
され、最低限必要な像情報iがイメージ読取部6bへ供給
される。
尚、このタイマ62の出力時刻を固有情報(例えばエンボ
ス1a)の走査開始予定時刻から、走査終了予定時刻に設
定すれば、不要なカード上の情報(像)、特に模様等を
読取時に簡単に除去する事ができ制御部で取扱うデータ
量、を少なくでき、後述するファイル73に記憶(記憶)
する取引の数を多くすることができる。
光学読取機63の構成が第3図(b)に示されている。
光学読取機63は公知の所謂イメージリーダ、或はライン
センサであり、ライン状に配列された光源63aと、ライ
ン状に配列された複数受光素子63(以下ラインセンサと
称す)c、円筒レンズ63bを備えている。
ラインセンサ63cのカード1上での走査範囲は、第3図
(c)の領域11であり、少なく共その、カードに特有の
情報を含んでいる。即ち、エンボス1aはカードを所有す
る利用者の氏名、口座番号が凸状に形成されている。こ
の情報は、所持者が異なれば、異なる情報となる。また
カード1には前記した様に印刷10が施られている。この
印刷10は銀行マーク、銀行名等々である。従ってこの情
報は同一銀行発行のカードでは同じであるが、他行の発
行のカードとは異なるものである。
以上の様に走査範囲中には少なくとも他の取引媒体には
ない、そのカード持有の目視可能な証拠情報を含む。
第3図(b)において、光源63aは、カード1の移送面
に対して、斜め方向から光を照射する様配置され。これ
によりカード1の表面の凸状のエンボス1aの側部には影
Sが生成される。ラインセンサ63Cには、円筒レンズ63b
により、この影Sが像として投影結像される。従って、
ラインセンサ63Cは結像された像の白黒に応じた1ライ
ンの各画素の情報ビットをシリアルに出力する。
(主走査という。)又、カードが移送される(単位量)
毎にラインセンサ63Cから1ラインづつ像情報が出力さ
れる。
尚、カードのエンボス部分に色が付与されていれば、必
ずしもエンボス部分の凸状の形状を利用した読取りは必
要なく、印刷部分を読取る通常の光学文読取装置のライ
ンセンサ技術が採用できる。
また、エンボス部分はその裏面は凹状の形状となってお
り、光源及びラインセンサを、カードの裏面側に配置
し、これを読取る様にしても良い。この場合、 円筒レンズの焦点を、カードの裏面の表面になる様に設
置すると、凹部分は全体が、影の状態としてラインセン
サ上に表われる。
このため、凸部を読む場合には凸形の影となる部分しか
像情報が得られないが、凹部全体が読取れ、より証拠能
力の高い像情報を得ることができる。
第2図において、イメージ読取部6bは、カードが挿入さ
れ搬送され停止する迄に第3(a)で示したゲート64か
ら供給される像情報をイメージメモリ6cに格納する。
また、データ読取部3bに制御部40からステップS2にて読
取指示があると、データ読取部3bは、第3図(a)に示
すカード1を白矢印とは逆の方向に移送制御し、その際
にヘッド3aにより読取ったデータを、制御部40に送出
し、第3図(a)に示すセンサ35がカード1の移送後端
を検出した時点で、カード1の移送を停止させる。
第2図において、 ステップS2では、更に上述した様に転送されて来たデー
タをカードデータメモリ42に順次格納してゆく。
ステップS3: 本ステップでは、制御部40は、利用者に図示しない、操
作案内表示器を使用して暗証番号を入力させる様ガイダ
ンスし、その入力データ(暗証番号)を蓄積する公知の
ステップである。
ステップS4: 本ステップでは、ステップS3で入力された暗証番号と、
ステップS2でカードデータメモリ42に記録した情報とを
センサCPUに転送し、取引が可能か否かを示す取引可否
情報をセンタCPUから受信する。
ステップS5: 本ステップではセンタCPUからの取引可否情報を判断
し、取引不可の場合、暗証番号を再入力させるべくステ
ップS5′に移行するためのものである。
取引可の場合は次のステップS6に移行する。
ステップS6: 本ステップはジャーナルファイル構築ステップである。
即ち、先にイメージメモリ6cに記憶した像情報と、カー
ドデータメモリ42に記録したデータとを対応させてファ
イル73に記録するものである。
このため、最初にイメージ読取部6bにデータ転送指示を
出し、主メモリ41の特定アドレスに転送する様に、主メ
モリ41側にも、起動をかける。
次に、主メモリ41への転送終了後、カードデータメモリ
42からカード情報を読出し、主メモリの他の特定の領域
にこのデータを記憶する。
第3番目にファイル制御部72を起動し、ファイル73中の
記録データの最終アドレス以後に後日検策できる様、取
引年月日時刻等の情報、主メモリ41に格納されたカード
情報を格納する様に指示する。次に圧縮回路71を起動す
る。この圧縮回路71は、ファクシミリ等の分野で公知の
圧縮方式を使用して主メモリから読出されたカードの像
情報のビット数を圧縮し、ファイル制御部72に渡すもの
である。
第5図(a)はファイル73に格納されたデータフォーマ
ットを示す。ファイル73には、各取引毎に、即ち、取引
A、取引B…毎に、時刻(取引年,月,日,時分)73
a、カードからの読取データである口座番号73b、取引種
類(支払い取引なのか預入取引なのか)、取引金額73
c、最終残高73d、口座番号以外の他のカード情報(カー
ド有効期限、取引限度額、本取引直前の残高等と)73
e、及びカードの像情報を示すイメージデータ73fを格納
する。時刻情報は、制御部40が内蔵する図示されない時
計から読出しファイル制御部に、セットする。尚、本実
施例では取引日時を示す時刻を格納するので、後日の取
引のサーチが容易となる。
本ステップS6においては、時刻73a,口番73b,カードデー
タ73e,イメージデータ73fを格納し、取引種類,金額73
c、残高73dの各格納エリアは空白状態で確保する。
ステップS7: 本ステップS7は利用者に図示されない金額等を入力させ
金額データを金額レジスタ43にセットするステップであ
る。
ステップS8: 本ステップはセンタCPUに入力された金額データを送信
し、その金額による取引が可能か否かを示す情報をセン
タCPUから受信するステップである。このステップで取
引最終残高等がセンタCPUから送出されるので、この情
報は残高レジスタ44に格納する。
ステップS9: 本ステップではステップS8でセンタCPUから送信され制
御部40が受信した情報を判定し、取引が不可を示す情報
であれば前記ステップS7の金額入力ステップに戻る。
取引が可の場合、次のステップS10,S11,S12に移行す
る。
次のステップS10,S11,S12は各々並行して行われる。
ステップS10: 本ステップにおいては、最初に制御部40はカードデータ
メモリ42の口座番号と、金額レジスタ43に蓄積した取引
金額と、残高レジスタ(最終残高を示す)に蓄積した残
高との各データを読出す。
次にファイル制御部72に対し、これらの各データを受渡
すと共にファイル73を更新する様指示する。
この指示に基き、ファイル制御部72は、口座番号をキー
データとしてファイルをサーチする。第4図(a)に示
したファイル(73)中に該当口座番号がステップS6にて
登録されており、これと、与えられた口座番号とを比較
し、該当するアドレスを検出する。次に該当ファイルア
ドレスの、取引金額73cの領域及び、残高73dの領域に、
制御部40から受渡された残りのデータ、即ち取引金額、
残高データを格納する。尚、時刻情報は、ステップS6に
て行うように説明したが、本ステップS10で行っても良
い。
ステップS11: このステップはレシートを作成するステップである。
第4図(b)はレシートの印字フォーマット例を示す図
である。
図中、75aは口座番号印字領域、75bは取引金額印字領
域、75cは残高印字領域、75dは像印字領域である。
第4図(b)を参照しつつ第2図の本ステップS11を説
明する。
ステップS9から本ステップS11に移行すると、本ステッ
プS11において制御部40はカードデータメモリ42から口
座番号を、金額レジスタ43から取引金額を、残高レジス
タ44から残高を夫々読出し、順次印字制御部76に供給す
る。
印字部75は通常のドットマトリクスプリンタ、又は光
学、又は静電プリンタの何れか又はそれらの組合せが可
能であるが、何れにせよ、文字、数字が印字でき、且つ
ドットに分解したイメージが印字できるものである。
印字制御部76はステップS11による起動で、これら与え
られた各データをレシート用紙75′(第4図(b))を
順次第4図(b)の白矢印方向に改行しながら印字す
る。
制御部40は本ステップS11において次にフィルタ処理部7
7を起動する。
フィルタ処理部77は、フィルタパタンメモリ74から読出
したデータにより、主メモリ41に格納したイメージデー
タから不要なイメージを取除く。また必要あれば印字部
75の印字ドットの密度、印字ドット径に応じてイメージ
データの間引きを行い印字制御部76に領域75d(第4図
(b))に印字すべきデータを受渡す。
第5図にフィルタパターンメモリ74に格納されるデータ
パターンを示す。各マーク10′部分は第3図(c)に示
したカード1上のマーク10に対応する位置に配置され
る。また74aは“白”を示す領域であり、第3図(c)
に示したカード1上のエンボス1aの存在する領域に対応
する位置に配置される。
フィルタ処理部77は第3図(c)に示す走査領域11のイ
メージデータを順次主メモリ41から抽出するのに同期し
てフィルタパターンメモリ74の第5図に示すイメージデ
ータを読出し、両者の排他論理和を順次演算する。
これによりカード毎に特有の利用者の氏名及び口座番号
のエンボスデータの像が抽出される。
尚、このフィルタ処理部77のフィルタ処理としてはOCR
(光学文字取出装置)等で採用されているパターンの切
出し処理であっても良い。
その場合には、フィルタパターンメモリは不要となる。
またフィルタ処理部77が間引きを行う場合には例えば次
の処理を行うことができる。
例えば、印字ドット密度が3ドット/mmであり、像読取
部6aの読取密度が9ドット/mmである場合には、読取り
イメージ主走査方法の9ドット毎に6ドット間引く、又
は、3ビット毎に論理和を取り、印字ドットの1ドット
とする。また副走査方向(カード送り方向の走査)につ
いても同様の処理を行うことで良い。
印字部75で、第4図(b)に示す全ての印字を終了する
と、第2図におけるステップS11は終了する。
ステップS12: 本ステップS12は公知の現金を処理するステップであ
り、預金の場合には図示されない投入口に投入された現
金を繰込み鑑別し、金庫に収容する。支払の場合には取
引金額分の現金を、支払機構から支払う処理を行う。
ステップS13: 本ステップにおいては、以上のステップS10,S11,S12が
終了した事を確認し、図示されないカードデータ書込部
をして、カードリーダ3Aに挿入されているカード1に、
更新データを記録し利用者に放出して1つの取引を終了
する。
尚、上記の実施例において、ファイルに取引記録を行う
際、ステップS6とステップS10との2回の分離ステップ
で行っているが、一回のステップで例えばステップS10
の段階で、ステップS6を行っても良い。
また、ファイル73はフロッピーディスク、バブルメモリ
カセット等、取外し可能な媒体とすれば、その媒体が、
銀行側の控えにできる。更に、印字部75は、レシートを
発行する必要がない場合には、不要である。
更に、カード1がICカードの様に磁気カード比較して大
記憶容量を持つものであれば、レシートに印字すべき情
報、及び像の情報をICカードに記憶する様にしても良
い。この場合には、印字制御部76の代わりにICカードへ
の記録制御部が必要となり、また、データ読取部3a及び
3bもICカード読取部に変更する必要がある。取引媒体を
ICカードにした場合には機械読取可能な取引情報はICカ
ード内蔵のメモリに記憶され、しかも、取引結果を示す
情報と、ICカード自体の目視可能な固有の像の情報もIC
カードに記憶される。この場合固有の像は、ファイル制
御部72がファイル73に記憶するのと同様に、像の情報ビ
ット数を圧縮し、格納する事によりICカード内蔵のメモ
リの使用効率を上げる事ができる。
像の情報を圧縮して格納した場合、後日取引証拠を得る
場合には像の伸張復元回路が必要となる。これらはファ
クシミリ等の画像処理分野で公知の回路又は制御を使用
する。
また上述した実施例の場合、カードを利用した場合につ
いて述べたが、エンボスを有さない通帳の場合には通帳
の表紙に記載された口座番号、利用者氏名の像を読取
り、記録すれば良い。
更に上記実施例によれば、カードのエンボス部の読取
は、カードが挿入され停止する迄の最初の移送の期間に
制御部からの指定無しに読取処理されているため、セン
タから読取許可された時点でカードリーダを駆動して読
取り制御する必要がない。
〔効果〕
以上、詳細に説明した様に本発明によれば、取引媒体を
持つ各取引媒体固有の目視可能な像を、取引装置から直
接読取り、これをこの取引媒体を使用して行った取引の
結果情報と対応付けて記録するため、取引の証明が可能
な証拠能力の高い取引記録を得ることができ、且つ、取
引媒体のインプリントが不要となるため、取引媒体に負
荷が掛からずに、取引媒体が破損等することがなくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理由、 第2図は本発明の実施例のブロック図、 第3図(a),(b),(c),第4図(a),(b)
及び第5図は本発明の実施例の説明用図面、 第6図は従来の取引処理装置の概要図である。 図中1′は取引媒体、3′はデータ取引部、4′は取引
処理部、6は像読取部、7は記録部、8は放出部、9は
エンボス領域抽出手段、1a′は個有情報、1b′はデータ
記録部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−161572(JP,A) 特開 昭54−59990(JP,A) 特開 昭55−56274(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械読取可能に記録された取引情報と、エ
    ンボス領域を含む固有の目視可能な像とを有する取引媒
    体(1′)を使用して取引を遂行し、取引情報を目視可
    能に記録した伝票を放出した後取引を終了するととも
    に、遂行した取引の記録を装置内に保存可能とした取引
    処理装置において、 取引媒体から取引情報を読取る第1の読取手段(3′)
    と、 取引媒体から像を読取る第2の読取手段(6)と、 第2の読取手段(6)が読み取り、出力した出力データ
    を予め定められたエンボス領域部分を抽出するためのフ
    ィルタパターンに基づいて演算することにより、固有の
    目視可能な像からエンボス領域を抽出するエンボス領域
    抽出手段と、 第1の読取手段(3′)の読取り情報に基いて、取引を
    遂行し、取引結果を示す情報を発する手段(4′)と、 取引の都度、その取引結果を示す情報とエンボス領域抽
    出手段により取引媒体から抽出したエンボス領域部分の
    像の情報とを対応させて記録し、装置内に保存可能とし
    た記録手段(7)と、 取引の都度、その取引結果を示す情報とエンボス領域抽
    出手段により取引媒体から抽出した抽出したエンボス領
    域部分の像の情報を伝票に記録し、放出する放出部
    (8)と、 を設けたこと特徴とする取引処理装置。
JP18231485A 1985-08-20 1985-08-20 取引処理装置 Expired - Lifetime JPH0687248B2 (ja)

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JPH0677256B2 (ja) * 1985-01-09 1994-09-28 沖電気工業株式会社 エンボスカ−ド処理装置

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