JPH10312447A - リライトカード並びにその読取装置及び発行装置 - Google Patents

リライトカード並びにその読取装置及び発行装置

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JPH10312447A
JPH10312447A JP12072797A JP12072797A JPH10312447A JP H10312447 A JPH10312447 A JP H10312447A JP 12072797 A JP12072797 A JP 12072797A JP 12072797 A JP12072797 A JP 12072797A JP H10312447 A JPH10312447 A JP H10312447A
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信之 寺浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱的に印刷,消去可能なリライトカードにあ
って、正規のカードであるか複写された不正なカードで
あるかの判別を容易に行う。 【解決手段】 リライトカードからなる駐車カードに、
データコード印刷エリア及びテストコード印刷エリアを
設ける。読取装置に駐車カードが挿入されると(S
1)、その駐車カードを消去部に送ってテストコードを
消去し(S2,S3)、印字部に送って前とは異なる新
たなテストコードを印刷する(S4,S5)。次に、そ
の駐車カードを読取部に送ってテストコードを読取り
(S6,S7)、読取ったテストコードが印刷したテス
トコードに一致するかを判断する(S8)。正規の駐車
カードならばテストコードが一致し(S8;Y)、デー
タコードを読取る(S10〜S13)。複写された不正
なカードのときにはテストコードは一致しないので(S
8;N)、カードを排出する(S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードシステムに
使用され印刷及び消去可能なリライト紙を用いて構成さ
れるリライトカード並びに、その読取装置及び発行装置
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば駅の改札口や駐
車場の出入口等においては、定期券や駐車券を磁気カー
ド化したカードシステムが導入され、入退場の管理など
の自動化が図られている。ところが、上記した磁気カー
ドは、主としてプラスチックや磁性材料を含んで構成さ
れ、使用済みになると廃棄されるものであるため、資源
確保や環境保護の観点からは好ましくないものであっ
た。また、1枚の磁気カードに記録できるデータ量も、
例えば漢字で40文字程度と比較的少ないものであっ
た。
【0003】そこで、そのようなカードシステムに用い
られるカードとして、熱的に印刷及び消去が繰返し可能
なリライト紙を用いたリライトカードが注目されてきて
いる。このリライトカードは、前のデータを消去して新
たな印刷を行うことにより、再使用が可能であり、ま
た、使用不能となった後も、焼却等により廃棄が容易と
なる。
【0004】しかしながら、このようなリライトカード
を読取るための読取装置は、リライトカードに印刷され
たデータ(データコード)をスキャナにより光学的に読
取るものであるため、例えば正規のリライトカードをコ
ピー機を用いて複写した紙等が、同様のカードとして不
正使用される虞があり、従来では、そのような複写によ
るカードを識別できない不具合があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、正規のカードであるか複写された不正
なカードであるかの判別を容易に行うことを可能とする
リライトカード並びにその読取装置及び発行装置を提供
するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】リライト紙を用いたリラ
イトカードは、印刷されたコードを熱的に消去し、別の
印刷を行うことが可能であるという特性を有し、コピー
機による複写のようなカーボンを紙の表面に塗布すると
いったものとはその印刷のメカニズムが全く異なってい
る。つまり、コピー機により複写されたコードは、たと
えリライト紙上に印刷されたものであっても、熱的な消
去は不可能である。本発明者は、このようなコピー機に
よる複写と、リライトカードの印刷との相違点に着目
し、リライトカードのデータコードを印刷する位置とは
別の位置に、随時書替えられる真偽判別用のコードを印
刷する領域を設けることにより、リライトカードの真偽
の判別を容易に行うことが可能であることを確認したの
である。
【0007】すなわち、リライトカードに、真偽判別用
のコードを印刷するテストコード印刷エリアを設け、こ
のテストコード印刷エリアに印刷されたコードが、熱的
処理により消去できるかどうか、消去後に熱的な処理に
より新たな印刷が可能であるかどうかを検出すれば、カ
ードに印刷されたコードが、正規の方法により印刷され
たものか、不正な複写により印刷されたものかを、容易
に判別することができるのである。また、リライトカー
ド読取装置に消去及び印刷の機能を付加することによ
り、読取装置にてその判別を行うことが可能となるので
ある。
【0008】本発明のリライトカードは、カードシステ
ムに使用され、印刷及び消去可能なリライト紙を用いて
構成されるカードにあって、カードシステム上の必要情
報をコード化したデータコードが印刷されるデータコー
ド印刷エリアと、カードの真偽判別用のコードが印刷さ
れるテストコード印刷エリアとを備えるところに特徴を
有する(請求項1の発明)。
【0009】これによれば、データコードが印刷される
データコード印刷エリアとは別に、真偽判別用のコード
が印刷されるテストコード印刷エリアを設けたので、上
述のように、テストコード印刷エリアに印刷されたコー
ドが、熱的処理により消去できるかどうか、消去後に熱
的な処理により新たな印刷が可能であるかどうかを検出
することにより、カードに印刷されたコードが、正規の
方法により印刷された正規のカードであるか、不正な複
写により印刷されたものかを、容易に判別することがで
きるようになる。
【0010】尚、上記テストコード及びデータコード
は、データをスキャナにより光学的に読取り可能に表現
したコードであれば、バーコードのような一次元コード
や、各種の二次元コードなどを採用することができる。
特に、本出願人が開発し現在ISOの規格化が進められ
ている、二次元コードの一種である「QRコード」は、
微小スペースに多量のデータを記録することができ、高
速,高精度の読取りが可能なので、テストコードに採用
すれば、目立たない程度の小さな領域に、テストコード
印刷エリアを設けることができる。
【0011】本発明のリライトカード読取装置は、上記
したリライトカードに印刷されたデータコードをスキャ
ナにより読取るデータコード読取手段を備えるものであ
って、テストコード印刷エリアに印刷されているコード
を一旦消去して前に印刷されていたコードとは異なるコ
ードを印刷するコード書替手段と、このコード書替手段
により前記テストコード印刷エリアに印刷されたコード
をスキャナにより読取るテストコード読取手段と、この
テストコード読取手段により読取られたコードが前記コ
ード書替手段により印刷したコードと同一であるかどう
かに基づいてリライトカードの真偽を判別する判別手段
とを具備するところに特徴を有する(請求項2の発
明)。
【0012】これによれば、データコード読取手段によ
りリライトカードに印刷されたデータコードを読取るに
あたり、次のようにして、リライトカードの真偽を判別
することができる。即ち、コード書替手段により、まず
テストコード印刷エリアに印刷されているコードが消去
され、次いでそのテストコード印刷エリアに、前に印刷
されていたコードとは異なる特定のコードが印刷され
る。そして、テストコード読取手段によって、テストコ
ード印刷エリアに印刷されたコードがスキャナにより読
取られる。ここで、正規のリライトカードであるなら
ば、テストコード読取手段により読取られたコードは、
コード書替手段により印刷されたコードと一致すること
になる。
【0013】これに対し、複写紙などの一般紙を用いて
複写されたカードであるならば、消去及び印刷が行われ
ないので、テストコード読取手段による読取り時に、テ
ストコード印刷エリアに対応した位置に複写されていた
テストコードがそのまま読取られることになる。また、
リライト紙を用いているものの複写された不正なカード
であるならば、印刷は行われても消去が行われないの
で、テストコード印刷エリアに対応した位置に、前に複
写されていたテストコードに重ねて新たなテストコード
が印刷されることになり、テストコード読取手段による
読取り時に、二重にダブったコードが読取られるように
なる。
【0014】従って、判別手段により、テストコード読
取手段により読取られたコードがコード書替手段により
印刷したコードと同一であるかどうかを判断することに
基づいて、正規のカードであるか複写された不正なカー
ドであるかの判別が可能となる。この結果、本発明の請
求項2のリライトカード読取装置によれば、リライトカ
ードのデータコードの読取りと併せて、そのリライトカ
ードの真偽の判別を容易に行うことができ、ひいては複
写されたカードが不正使用されることを未然に防止する
ことができるものである。
【0015】この場合、リライトカードにカードの搬送
方向に沿ってテストコード印刷エリアとデータコード印
刷エリアとを設けると共に、データコード読取手段とテ
ストコード読取手段とが1個のスキャナを共用するよう
に構成し、そのスキャナによりリライトカードのテスト
コード印刷エリアのコードを読取った後、そのリライト
カードを搬送して該スキャナによりデータコード印刷エ
リアのデータコードを読取るようにすることができる
(請求項3の発明)。
【0016】これによれば、2つの印刷エリアのコード
を読取るスキャナを1個で済ませることができて構成を
簡単に済ませることができると共に、リライトカードの
搬送に合せてテストコードとデータコードとを順次読取
ることができるので、効率的な読取りを行うことができ
る。
【0017】そして、上記したコード書替手段によるコ
ードの消去前の段階で、テストコード印刷エリアに真偽
判別用のコードが印刷されているかどうかを判定する予
備判定手段を設けるようにしても良い(請求項4の発
明)。これによれば、テストコード印刷エリアに対する
コードの消去及び印刷の過程に進む前に、予備判定手段
により真偽判別用のコードが印刷されているかどうかが
判定される。真偽判別用のコードが印刷されていないリ
ライトカードは、複写か正規の印刷かを判別するまでも
なく、不正なカードと考えられるから、そのような不正
なカードを予め排除することができ、無駄なく効果的に
コードの消去及び印刷の過程に進むことができる。
【0018】また、上記コード書替手段がリライトカー
ドのテストコード印刷エリアに印刷するコードとして
は、印刷する日時のデータをコード化したものとするこ
とができる(請求項5の発明)。これによれば、簡易に
前のコードとは異なる特定のコードを設定して印刷する
ことができると共に、最後に読取った日時が常にリライ
トカードに記録されるというメリットを得ることができ
る。
【0019】コード書替手段がリライトカードのテスト
コード印刷エリアに印刷するコードとして、乱数をコー
ド化したものとすることもできる(請求項6の発明)。
これによれば、簡易に前のコードとは異なる特定のコー
ドを設定して印刷することができる。
【0020】さらには、リライトカードのテストコード
印刷エリアに、カードシステム固有のデータを含んだコ
ードを印刷するようにしても良い(請求項7の発明)。
これによれば、テストコード読取手段によりテストコー
ドを読取った際に、そのカードシステムに使用されるべ
き正規のカードかどうかの識別を行うことが可能とな
り、同様のカードではあるが他のカードシステムに使用
されるものを排除することができる。
【0021】ところで、本発明のリライトカード読取装
置は、読取装置が本来的に備える読取りのための手段に
加えて、コード書替手段が、コードを消去し印刷する機
能を備えている。従って、そのコード書替手段を、テス
トコードを印刷する機能だけでなく、リライトカードの
データコード印刷エリアにデータコードを印刷するデー
タコード印刷手段を兼用させることにより、リライトカ
ードを発行するための発行装置として機能させることも
できる(請求項8の発明)。これによれば、リライトカ
ード読取装置が、リライトカード発行装置を兼用するの
で、各部の稼働効率を高くすることができ、それら各装
置を別々に設ける場合に比べて、安価且つ簡単な構成で
済ませることができるようになる。
【0022】そして、本発明のリライトカード発行装置
は、リライトカードのデータコード印刷エリア及びテス
トコード印刷エリアに印刷されているコードを全て消去
する消去手段と、データコード印刷エリアにデータコー
ドを印刷するデータコード印刷手段と、テストコード印
刷エリアにカードの真偽判別用のコードを印刷するテス
トコード印刷手段とを備えるところに特徴を有する(請
求項9の発明)。これによれば、上述のような、真偽の
判別を容易に行うことができるリライトカードを発行す
ることができ、この場合、消去手段により前のデータコ
ード及びテストコードを消去することができるので、容
易にリライトカードの再使用が可能となるものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を駐車場における入
退場管理用のカードシステムに適用した実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。 (1)第1の実施例 初めに、本発明の第1の実施例(請求項1,2,3,
4,9に対応)について、図1ないし図5を参照して述
べる。
【0024】まず、詳しく図示はしないが、システムの
概要について簡単に述べておく。駐車場の入口部には、
車両の来場を検出するセンサや開閉用の入口ゲート等が
設けられると共に、リライトカードからなる駐車カード
1(図2,3参照)の発行装置2(図4参照)が設けら
れている。また、駐車場の出口部には、前記駐車カード
1の読取装置3(図5参照)や、駐車料金の精算機、開
閉用の出口ゲート等が設けられている。さらに、システ
ムの管理部所には、上記各装置が接続されシステム全体
の管理を行なうホストコンピュータ等が設けられてい
る。
【0025】これにて、使用者(車両の運転者)は、駐
車場の入口部にて発行装置2により発行される駐車カー
ド1を受取ることにより、入口ゲートが開放して駐車場
内に入場することができる。そして、駐車場の出口部に
て、前記駐車カード1を読取装置3に挿入することによ
り、駐車時間に応じた駐車料金が表示され、その金額を
精算機に投入することにより、出口ゲートが開放して退
場できるようになっている。
【0026】さて、前記駐車カード1、発行装置2及び
読取装置3について以下詳述する。まず、本実施例に係
るリライトカードたる駐車カード1は、図2に示すよう
に、全体として長方形状をなし、図3に示すように、例
えばPETフィルムからなる母材4の表面にリライト紙
5を貼付けて構成されている。
【0027】このリライト紙5は、例えば特開昭61−
237684号公報に示されるように、染色剤や発色剤
等を混合してなる感熱発色材料(サーモクロミック有機
材料)から構成され、記録用の温度まで加熱して急冷す
ることにより発色状態となり、前記記録用温度より高い
消去用の温度まで加熱して徐冷することにより発色状態
が消えるという性状を呈する。これにて、駐車カード1
の表面(リライト紙5)は、熱的に印刷及び消去が可能
とされているのである。
【0028】そして、図2に示すように、この駐車カー
ド1の表面には、図で上から順に、タイトル表示エリア
6、データコード印刷エリア7、文字表示エリア8、テ
ストコード印刷エリア9が設けられている。このうち、
タイトル表示エリア6には、例えば「駐車カード」、
「○○パーキング」といった文字が、この場合インクに
より予め印刷されている。従って、このタイトル表示エ
リア6に印刷された文字は、固定的に印刷された状態、
つまり熱的な方法によっては消去不能な状態となってい
る。尚、駐車カード1の隅部には、該カード1の読取装
置3への挿入方向を示す矢印表示10が、インクにより
固定的に印刷されている。
【0029】前記データコード印刷エリア7には、シス
テム上の必要情報(この場合、入場年月日及び時刻等)
をコード化したデータコードAが印刷されるようになっ
ている。前記文字表示エリア8には、そのデータ(入場
年月日及び時刻)が使用者によって認識できる文字で印
刷されるようになっている。さらに、テストコード印刷
エリア9には、後述するようなカードの真偽判別用のテ
ストコードBが印刷されるようになっている。上述のよ
うに、これらデータコード印刷エリア7のデータコード
A、文字表示エリア8の文字、テストコード印刷エリア
9のテストコードBは、全て熱的に書替え可能である。
【0030】このとき、本実施例では、前記真偽判別用
のテストコードBは、印刷された日時のデータのコード
を含んでいる。また、上記テストコード印刷エリア9の
テストコードB及びデータコード印刷エリア7のデータ
コードAは、後述する読取装置3における駐車カード1
の搬送方向(矢印a方向)に沿って直線上に並んで位置
するように設けられている。
【0031】尚、本実施例では、上記データコードA及
びテストコードBは、共に、本出願人が開発し現在IS
Oの規格化が進められている、二次元コードの一種であ
る「QRコード」から構成されている。この「QRコー
ド」は、正方形の領域のうち3つの角部に切出しシンボ
ルを備え、その内側のデータセル領域にマトリクス型の
コードを記したものであり、例えばバーコード等と比べ
て微小スペースに多量のデータを記録することができ、
高速,高精度の読取りが可能であるという特長を有して
いる。
【0032】次に、図4は、上記駐車カード1を発行す
るための本実施例に係る発行装置2の電気的構成を概略
的に示している。この発行装置2は、本体内に、カード
原紙を供給するための給紙部11から、カード発行口ま
で延びる搬送路(いずれも図示せず)が設けられると共
に、その搬送路上を前記駐車カード1(カード原紙)を
搬送するベルト搬送機構などからなる搬送部12が設け
られている。この搬送部12は、搬送路上の任意の位置
にて駐車カード1を停止させることが可能に構成されて
いる。
【0033】そして、前記搬送路に沿って、消去部13
及び印刷部14が順に設けられていると共に、前記カー
ド発行口の近傍には、駐車カード1が取出されたことを
検出するための取出センサ15が設けられている。さら
に、それら各機構を制御するためのマイコンを主体とす
る制御部16が設けられていると共に、前記ホストコン
ピュータとのデータ通信を行うための通信部17が設け
られている。
【0034】前記給紙部11には、未使用のカード原紙
あるいは、一度以上の使用に供された後再使用される駐
車カード1がセットされるようになっている。前記消去
部13は、前記駐車カード1のデータコード印刷エリア
7、文字表示エリア8及びテストコード印刷エリア9の
全体を一度に押えて、消去用の温度まで加熱しその後徐
冷する加熱ヘッドやその駆動回路等を備えている。これ
にて、データコード印刷エリア7及びテストコード印刷
エリア9に印刷されているデータコードA及びテストコ
ードBを全て消去する消去手段が構成されている。
【0035】また、前記印刷部14は、熱転写式プリン
タ等に用いられるサーマルヘッドやその駆動回路等を備
えており、前記制御部16により制御されて、前記消去
部13を通った後の駐車カード1の表面に対し、所定の
ドット部分を記録用の温度まで加熱して急冷することに
より、上述したように、データコード印刷エリア7にデ
ータコードAを印刷し、文字表示エリア8に文字を印刷
し、テストコード印刷エリア9にテストコードBを印刷
するようになっている。これにて、データコード印刷手
段及びテストコード印刷手段が構成されている。
【0036】このように構成された発行装置2により、
システム上の必要情報(駐車場への入場年月日及び時刻
等)をコード化したデータコードA及び、それを使用者
が認識できる文字で示した表示、並びに、真偽判別用の
テストコードBが印刷された駐車カード1が発行される
のである。
【0037】さて、図5は、上記駐車カード1を読取る
ための本実施例に係る読取装置3の電気的構成を概略的
に示している。この読取装置3は、本体内に、図示はし
ないが、駐車カード1を挿入するカード挿入口からカー
ド回収部(あるいはカード排出口)まで延びる搬送路が
設けられると共に、その搬送路上を駐車カード1を搬送
するベルト搬送機構などからなる搬送部18が設けられ
ている。この搬送部18は、搬送路上の任意の位置にて
駐車カード1を停止させることが可能に構成されてい
る。また、前記カード挿入口の近傍には、駐車カード1
が挿入されたことを検知するための挿入センサ19が設
けられている。
【0038】そして、前記搬送路に沿って、消去部2
0、印刷部21、読取部22が順に設けられていると共
に、それら各機構を制御するためのマイコンを主体とす
る制御部23が設けられている。さらには、前記ホスト
コンピュータとのデータ通信を行うための通信部24が
設けられている。
【0039】このうち消去部20は、前記駐車カード1
のテストコード印刷エリア9を消去用の温度まで加熱し
その後徐冷する加熱ヘッドやその駆動回路等を備えてい
る。また、前記印刷部21は、サーマルヘッドやその駆
動回路等を備え、前記制御部23により制御されて、前
記消去部20を通った後の駐車カード1のテストコード
印刷エリア9に対し、所定のドット部分を記録用の温度
まで加熱して急冷することにより、前に印刷されていた
テストコードBとは別のテストコードBを印刷するよう
になっている。制御部23は、新たに印刷したテストコ
ードBを記憶する。これにて、消去部20,印刷部21
及び制御部23等から、コード書替手段が構成されてい
る。書替えられるテストコードBは、その時点の日時を
示すコードを含んでいることは上述の通りである。
【0040】また、前記読取部22は、前記データコー
ドA及びテストコードBの読取り可能な1個のスキャナ
(エリアセンサやカメラ等)や画像処理回路等を備え、
テストコード印刷エリア9において書替えられたテスト
コードBを読取り、その後、データコード印刷エリア7
のデータコードAを読取るようになっている。従って、
この読取部22が、テストコード読取手段及びデータコ
ード読取手段として機能し、1個のスキャナを兼用する
ようになっている。
【0041】そして、このとき、詳しくは後の作用説明
にて述べるように、前記制御部23は、そのソフトウエ
ア的構成により、上述のようなテストコードBの書替え
及び読取りを行わせた後、読取部22により読取られた
テストコードBが、印刷部21により印刷したテストコ
ードBと同一であるかどうかを比較して、駐車カード1
の真偽を判別する判別手段として機能するようになって
いる。
【0042】尚、この判別により不正なカードであると
判別された駐車カード1は、そのままカード排出口から
排出され、正規の駐車カード1と判別された場合にデー
タコードAの読取りに進むようになっている。また、正
規の駐車カード1は、データコードAの読取り後にカー
ド回収部に回収され、そのカードが上記した発行装置2
にて再使用されるようになっている。
【0043】次に、上記構成の作用について、読取装置
3の動作を中心に図1も参照して述べる。上述のよう
に、使用者は、駐車場から退場するときには、駐車場の
出口部にて駐車カード1を読取装置3のカード挿入口に
挿入するようにする。このとき、駐車場の入口部にて発
行装置2により発行された正規の駐車カード1が挿入さ
れる筈であるが、例えば入場時間が新しい別の駐車カー
ド1をコピー機を用いて一般の紙あるいはリライト紙に
複写したものを挿入するといった不正が行われる虞があ
る。また、使用者のうっかりミスで、同等の大きさの違
う種類のカード(磁気カード等)が誤って差し込まれる
ことも考えられる。
【0044】そこで、本実施例では、読取装置3の制御
部23は、図1のフローチャートに示す手順にて、挿入
された駐車カード1の真偽の判別を行った後、データの
読取りを行うようになっている。即ち、まず、駐車カー
ド1がカード挿入口に挿入されたことが挿入センサ19
により検出されると(ステップS1にてYes)、搬送
部18によりその駐車カード1が消去部20まで送られ
る(ステップS2)。この場合、テストコード印刷エリ
ア9が消去部20にて加熱ヘッド位置に対応するように
駐車カード1が停止され、引続きテストコード印刷エリ
ア9に印刷されていたテストコードBが、加熱及び徐冷
により消去される(ステップS3)。
【0045】次に、その駐車カード1は搬送部18の動
作により印字部21に送られる(ステップS4)。この
場合、テストコード印刷エリア9が印字部21にてサー
マルヘッド位置に対応するように駐車カード1が停止さ
れ、次いでテストコード印刷エリア9に、新たなテスト
コードBが加熱及び急冷により印刷される(ステップS
5)。このようなステップS2〜S5におけるテストコ
ードBの消去及び新たなテストコードBの印刷により、
テストコード印刷エリア9のテストコードBが熱的に書
替えられることになる。
【0046】引続き、その駐車カード1は、テストコー
ド印刷エリア9がスキャナの読取り位置に停止するよう
に読取部22に送られ(ステップS6)、スキャナによ
るテストコードBの読取りが行われる(ステップS
7)。そして、ステップS8では、ステップS7にて読
取られたテストコードBが、ステップS5にて印刷した
テストコードBと一致するかが判断されるのである。
【0047】ここで、正規の駐車カード1であるなら
ば、ステップS7にて読取られたテストコードBはステ
ップS5にて印刷したテストコードBと一致する筈であ
る。ところが、一般紙に複写されたカードであるなら
ば、熱的に消去及び印刷は行われないので、テストコー
ド印刷エリア9に対応した位置に複写されていた以前の
テストコードBがそのまま読取られることになる。ま
た、リライト紙を用いているものの複写された不正なカ
ードであるならば、印刷は行われても前のデータコード
Bの消去が行われないので、テストコード印刷エリア9
に対応した位置に、前に複写されていたテストコードB
に重ねて新たなテストコードBが印刷されることにな
り、二重にダブったコードが読取られるようになる。
【0048】従って、このステップS8において、正規
の駐車カード1であるか複写された不正なカードである
かの判別を行うことができるのである。テストコードB
が一致しない場合つまり不正なカードであると判別され
た場合には(ステップS8にてNo)、次のステップS
9にて、カード排出口からそのカードが排出されると共
に、その旨が表示あるいは音声報知されるようになって
いる。
【0049】一方、正規の駐車カード1であると判別さ
れたときには(ステップS8にてYes)、その駐車カ
ード1は、データコード印刷エリア7が読取部22のス
キャナの読取り位置に停止するように若干量だけ矢印a
方向に送られ(ステップS10)、引続きスキャナによ
るデータコードAの読取りが行われる(ステップS1
1)。この場合、駐車カード1に搬送方向(矢印a方
向)に沿ってテストコード印刷エリア7とデータコード
印刷エリア9とが設けられているので、リライト駐車カ
ード1の搬送に合せて、1個のスキャナにて2つの印刷
エリア7,9のコードA,Bを読取ることができる。
【0050】データコード印刷エリア7のデータコード
Aが読取られると、次のステップS12にて、データコ
ードAの読取りが正常に行われたかどうかが判断され
る。例えばデータコード印刷エリア7にひどい汚れや破
損等があってデータコードAが正常に読取れなかったよ
うな場合には(ステップS12にてNo)、やはりカー
ド排出口からその駐車カード1が排出されるようになる
(ステップS9)。そして、正常読取りが行われたなら
ば(ステップS12にてYes)、そのデータコードA
のデータが通信部24を介してホストコンピュータに送
信され(ステップS13)、その後の処理(料金精算な
ど)が行われるようになっている。
【0051】このように本実施例によれば、熱的に印刷
及び消去が可能なリライトカードからなる駐車カード1
を用いたカードシステムにあって、駐車カード1にデー
タコード印刷エリア7とは別に、真偽判別用のテストコ
ード印刷エリア9を設けたので、そのテストコード印刷
エリア9を用いることにより、その駐車カード1が正規
のものであるか複写による不正なカードであるかを容易
に判別することが可能となった。
【0052】この場合、特に本実施例では、各印刷エリ
ア7,9に印刷されるコードA,Bに「QRコード」を
採用したことにより、微小スペースに多量のデータを記
録することができ、高速,高精度の読取りが可能とな
り、目立たない程度の小さな領域に、コードA,Bを印
刷することができる利点を得ることができる。また、本
実施例の発行装置2によれば、上述のような、真偽の判
別を容易に行うことができる駐車カード1を発行するこ
とができ、コードA,Bを消去する消去部13を設けた
ことにより、駐車カード1の再使用を容易に行うことが
できるようになるのである。
【0053】そして、本実施例の読取装置3によれば、
テストコード印刷エリア9のテストコードBを書替える
ための消去部20及び印刷部21を設け、書替え後テス
トコードBを読取って正常に書替えられたかどうかを判
断するように構成したので、データコードAの読取りと
併せて、その駐車カード1の真偽の判別を容易に行うこ
とができ、ひいては複写されたカードが不正使用される
ことを未然に防止することができるものである。
【0054】また、特に、本実施例では、テストコード
印刷エリア9とデータコード印刷エリア7とをカードの
搬送方向に沿って設け、1個のスキャナを備える読取部
22により双方のコードB,Aを順に読取るように構成
したので、スキャナを1個で済ませることができて構成
を簡単に済ませることができると共に、駐車カード1の
搬送に合せてテストコードBとデータコードAとを順次
読取ることができ、効率的な読取りを行うことができ
る。さらに、本実施例では、テストコードBに、印刷し
た日時のデータを含ませるようにしたので、簡易に前の
コードとは異なる特定のコードを設定して印刷すること
ができると共に、最後に読取りを行った日時が常に駐車
カード1に記録されるというメリットも得ることができ
る。
【0055】(2)第2,第3の実施例 図6のフローチャートは、本発明の第2の実施例(請求
項6,7に対応)を示しており、読取装置が実行する駐
車カード1のデータの読取り時の処理手順を示してい
る。尚、この実施例では、ステップS2以下の処理は上
記第1の実施例と同様であるので、図示を省略してい
る。また、駐車カード1や読取装置3のハード的構成に
ついても、上記第1の実施例と共通するので、以下同一
部分には同一符号を付して新たな図示及び説明を省略す
る。
【0056】この実施例が上記第1の実施例と異なる点
は、駐車カード1のテストコード印刷エリア9のテスト
コードBの消去(ステップS2)の前の段階で、テスト
コード印刷エリア9に真偽判別用のテストコードBが印
刷されているかどうかを判定する予備判定の行程(ステ
ップS21〜S24)を設けるようにしたところにあ
る。従って、制御部23及び読取部22等から予備判定
手段が構成されるのである。また、本実施例では、テス
トコード印刷エリア9に印刷するテストコードBに、そ
のカードシステム(該当する駐車場)の固有のデータを
含ませるようにしている。
【0057】即ち、駐車カード1がカード挿入口に挿入
されると(ステップS1にてYes)、その駐車カード
1は、搬送部18によりテストコード印刷エリア9がス
キャナの読取り位置に停止するように読取部22に送ら
れ(ステップS21)、スキャナによるテストコードB
の読取りが行われる(ステップS22)。そして、次の
ステップS23にて、正常読取りが行われたかどうかが
判断され、正常読取りが行われた場合(Yes)にのみ
ステップS2に進んで以下上記第1の実施例と同様の処
理が行なわれ、正常読取りが行なわれなければ(N
o)、カード排出口からその駐車カード1が排出される
ようになる(ステップS24)。
【0058】この場合、ステップS23における判断
は、テストコード印刷エリア9に真偽判別用の何らかの
テストコードBが印刷されており、且つ、そのテストコ
ードBにカードシステム固有のデータが含まれていると
きに、正常読取りが行われたとされる。従って、真偽判
別用のテストコードBが印刷されていない(あるいはテ
ストコード印刷エリア9自体が存在しない)カードや、
同様のカードを使用してはいるが別のシステムのカード
である場合には、複写か正規の印刷かの判別を行なうこ
となく、誤ったカードとして排出されるようになるので
ある。
【0059】従って、この実施例によれば、テストコー
ドBが印刷されていないような正規のものでないカード
を、複写か正規の印刷かを判別するまでもなく予め排除
することができ、無駄なく効果的にテストコードBの消
去及び印刷の過程に進むことができる。また、そのカー
ドシステムに使用されるべき正規の駐車カード1かどう
かの識別を行うことができ、同様のカードではあるが他
のカードシステムに使用されるものを排除することがで
きるものである。
【0060】図7は、本発明の第3の実施例(請求項8
に対応)に係る読取装置31の構成を概略的に示してい
る。この読取装置31が上記第1の実施例の読取装置3
と異なる点は、本体内に給紙部32を設けると共に、カ
ード発行口及び取出センサ33を設け、搬送路をそれら
給紙部32及びカード発行口にも接続するようにしたと
ころにある。
【0061】つまり、上記第1の実施例の読取装置3
は、本来的に必要な読取部22に加えて、テストコード
Bを消去する消去部20及び、テストコードBを印刷す
る印刷部21を備えているので、これに、上記消去部2
0及び印刷部21を、データコードAについての消去及
び印刷を行なうように構成すれば、僅かに給紙部32な
どを付加するだけで、駐車カード1を発行するための発
行装置を兼用した読取装置31とすることができるので
ある。
【0062】従って、この読取装置31は、駐車カード
1のデータの読取りのモードでは、上記第1の実施例と
同様な動作を行なう。そして、駐車カード1の発行のモ
ードでは、給紙部32から供給されるカード原紙(再使
用される駐車カード1)に対し、まず、消去部20によ
り、データコード印刷エリア7、文字表示エリア8及び
テストコード印刷エリア9の印刷の消去を行なう。次
に、印刷部21により、データコード印刷エリア7にデ
ータコードAを印刷し、文字表示エリア8に文字を印刷
し、テストコード印刷エリア9にテストコードBを印刷
し、カード発行口から発行されるようになるのである。
【0063】これにて、読取装置31が、発行装置を兼
用するので、各部の稼働効率を高くすることができ、発
行装置2及び読取装置3を別々に設ける場合に比べて、
安価且つ簡単な構成で済ませることができるようになる
のである。上記第1の実施例などと同様に、駐車カード
1の真偽の判別を容易に行うことができ、ひいては複写
されたカードが不正使用されることを未然に防止するこ
とができることは勿論である。
【0064】尚、上記テストコードBとしては、日時デ
ータをコード化したものに限らず、乱数をコード化した
ものであっても良く(請求項6に対応)、これによれ
ば、やはり簡易に前のコードとは異なるコードを設定し
て印刷することができる。そして、コードの種類として
は、「QRコード」に限らず、データをスキャナにより
光学的に読取り可能に表現したコードであれば、バーコ
ードのような一次元コードや、各種の二次元コードなど
を採用することができる。また、テストコードにカード
システム固有のデータを必ずしも含ませなくとも良い。
【0065】さらには、上記各実施例では、リライトカ
ードを駐車カードに適用した場合を例としたが、リライ
トカードの適用できる用途としては、各種のプリペイド
カード、各種の施設やイベントの入場券、工場等におけ
る生産指示,工程管理等のタグ(かんばん)、配送用の
伝票、病院,医院の診察券、鉄道等乗り物の定期券や回
数券、商店等のサービス用のスタンプカードに代わるポ
イントカードなど、各種のカードシステムに適用するこ
とができる。その他、発行装置や読取装置の具体的構成
としては、種々の変形例が考えられるなど、本発明は要
旨を逸脱しない範囲内で、適宜変更して実施し得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、読取装置
の実行する処理手順を示すフローチャート
【図2】駐車カードの平面図
【図3】駐車カードの概略的縦断面図
【図4】発行装置の電気的構成を示すブロック図
【図5】読取装置の電気的構成を示すブロック図
【図6】本発明の第2の実施例を示す要部のフローチャ
ート
【図7】本発明の第3の実施例を示す図5相当図
【符号の説明】
図面中、1は駐車カード(リライトカード)、2は発行
装置(リライトカード発行装置)、3,31は読取装置
(リライトカード読取装置)、5はリライト紙、7はデ
ータコード印刷エリア、9はテストコード印刷エリア、
13は消去部、14は印刷部、20は消去部、21は印
刷部、22は読取部、23は制御部、Aはデータコー
ド、Bはテストコードを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06K 17/00 G06K 17/00 A

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードシステムに使用され、印刷及び消
    去可能なリライト紙を用いて構成されるカードであっ
    て、 カードシステム上の必要情報をコード化したデータコー
    ドが印刷されるデータコード印刷エリアと、 カードの真偽判別用のコードが印刷されるテストコード
    印刷エリアとを備えることを特徴とするリライトカー
    ド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のリライトカードに印刷さ
    れたデータコードをスキャナにより読取るデータコード
    読取手段を備える装置であって、 前記テストコード印刷エリアに印刷されているコードを
    一旦消去して前に印刷されていたコードとは異なるコー
    ドを印刷するコード書替手段と、 このコード書替手段により前記テストコード印刷エリア
    に印刷されたコードをスキャナにより読取るテストコー
    ド読取手段と、 このテストコード読取手段により読取られたコードが前
    記コード書替手段により印刷したコードと同一であるか
    どうかに基づいてリライトカードの真偽を判別する判別
    手段とを具備することを特徴とするリライトカード読取
    装置。
  3. 【請求項3】 カードの搬送方向に沿ってテストコード
    印刷エリアとデータコード印刷エリアとを有するリライ
    トカードを読取るための装置であって、 前記データコード読取手段とテストコード読取手段と
    は、1個のスキャナを共用してなり、前記スキャナによ
    りリライトカードのテストコード印刷エリアのコードを
    読取った後、そのリライトカードを搬送して該スキャナ
    によりデータコード印刷エリアのデータコードを読取る
    ように構成されていることを特徴とする請求項2記載の
    リライトカード読取装置。
  4. 【請求項4】 前記コード書替手段によるコードの消去
    前の段階で、前記テストコード印刷エリアに真偽判別用
    のコードが印刷されているかどうかを判定する予備判定
    手段を備えることを特徴とする請求項2又は3記載のリ
    ライトカード読取装置。
  5. 【請求項5】 前記コード書替手段は、印刷する日時の
    データをコード化してテストコード印刷エリアに印刷す
    ることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載
    のリライトカード読取装置。
  6. 【請求項6】 前記コード書替手段は、乱数をコード化
    してテストコード印刷エリアに印刷することを特徴とす
    る請求項2ないし4のいずれかに記載のリライトカード
    読取装置。
  7. 【請求項7】 前記コード書替手段は、カードシステム
    固有のデータを含んだコードをテストコード印刷エリア
    に印刷することを特徴とする請求項2ないし6のいずれ
    かに記載のリライトカード読取装置。
  8. 【請求項8】 前記コード書替手段が、前記データコー
    ド印刷エリアにデータコードを印刷するデータコード印
    刷手段を兼用することにより、請求項1記載のリライト
    カードを発行するための発行装置を兼用していることを
    特徴とする請求項2ないし7のいずれかに記載のリライ
    トカード読取装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のリライトカードを発行す
    るものであって、 前記データコード印刷エリア及びテストコード印刷エリ
    アに印刷されているコードを全て消去する消去手段と、 前記データコード印刷エリアにデータコードを印刷する
    データコード印刷手段と、 前記テストコード印刷エリアにカードの真偽判別用のコ
    ードを印刷するテストコード印刷手段とを備えることを
    特徴とするリライトカード発行装置。
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