JPH0686524A - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
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- JPH0686524A JPH0686524A JP4236759A JP23675992A JPH0686524A JP H0686524 A JPH0686524 A JP H0686524A JP 4236759 A JP4236759 A JP 4236759A JP 23675992 A JP23675992 A JP 23675992A JP H0686524 A JPH0686524 A JP H0686524A
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- Japan
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- poles
- brushless motor
- slots
- slot pitch
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K29/00—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
- H02K29/03—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with a magnetic circuit specially adapted for avoiding torque ripples or self-starting problems
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/27—Rotor cores with permanent magnets
- H02K1/2706—Inner rotors
- H02K1/272—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
- H02K1/274—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K21/00—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
- H02K21/12—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
- H02K21/14—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 固定子鉄心と、固定子鉄心に設けられて均等
角度で配置された複数のスロットと、複数のスロットに
巻装された固定子巻線とを有する固定子と、固定子鉄心
の磁極面に対向して回転自在に設けられた永久磁石を有
する回転子とを備えた構造のブラシレスモータの改良を
目的とする。 【構成】 極数を前記スロット数の約数関係にし、前記
永久磁石の着磁の極の広さを2種類にすると共に、着磁
の極の広さの広い方と狭い方の差が1スロットピッチ分
になるように構成することにより、運転中の振動騒音が
少なく、出力が大きく、効率の良好なブラシレスモータ
が得られる。
角度で配置された複数のスロットと、複数のスロットに
巻装された固定子巻線とを有する固定子と、固定子鉄心
の磁極面に対向して回転自在に設けられた永久磁石を有
する回転子とを備えた構造のブラシレスモータの改良を
目的とする。 【構成】 極数を前記スロット数の約数関係にし、前記
永久磁石の着磁の極の広さを2種類にすると共に、着磁
の極の広さの広い方と狭い方の差が1スロットピッチ分
になるように構成することにより、運転中の振動騒音が
少なく、出力が大きく、効率の良好なブラシレスモータ
が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定子鉄心と固定子鉄
心に設けられて均等角度で配置された複数のスロット
と、この複数のスロットに巻装された固定子巻線とを有
する固定子と、固定子鉄心の磁極面に対向して回転自在
に設けられた永久磁石を有する回転子とを備えた構造の
ブラシレスモータの改良に関するものである。
心に設けられて均等角度で配置された複数のスロット
と、この複数のスロットに巻装された固定子巻線とを有
する固定子と、固定子鉄心の磁極面に対向して回転自在
に設けられた永久磁石を有する回転子とを備えた構造の
ブラシレスモータの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、回転電機の制御性能改善・高効率
・低騒音等を目的として回転子に永久磁石を使用したブ
ラシレスモータが多く採用されている。
・低騒音等を目的として回転子に永久磁石を使用したブ
ラシレスモータが多く採用されている。
【0003】従来から一般的に採用されている4極内転
型ブラシレスモータの固定子と回転子の斜視図を図7に
示す。図7において、1はブラシレスモータの固定子、
2は固定子鉄心、3は固定子鉄心2に設けられて均等角
度で配置された24個のスロット、4はこのスロット3
に巻装された固定子巻線であり、5はブラシレスモータ
の回転子、6は固定子鉄心2の磁極面に対向して回転自
在に設けられた永久磁石、7は永久磁石6の内側に設け
て固定子鉄心2と共に磁路を構成する回転子鉄心、Nと
Sは永久磁石6に4極着磁された極、θ1,θ2,θ
3,θ4は極N,Sの回転方向の広さを示す角度であ
る。θ1,θ2,θ3,θ4はそれぞれ90度ずつ均等
になっている。
型ブラシレスモータの固定子と回転子の斜視図を図7に
示す。図7において、1はブラシレスモータの固定子、
2は固定子鉄心、3は固定子鉄心2に設けられて均等角
度で配置された24個のスロット、4はこのスロット3
に巻装された固定子巻線であり、5はブラシレスモータ
の回転子、6は固定子鉄心2の磁極面に対向して回転自
在に設けられた永久磁石、7は永久磁石6の内側に設け
て固定子鉄心2と共に磁路を構成する回転子鉄心、Nと
Sは永久磁石6に4極着磁された極、θ1,θ2,θ
3,θ4は極N,Sの回転方向の広さを示す角度であ
る。θ1,θ2,θ3,θ4はそれぞれ90度ずつ均等
になっている。
【0004】図8はブラシレスモータ運転中の瞬間のス
ロット3と、角度θ1,θ2,θ3,θ4の関係を示す
断面図である。CはN,S極の境界部、8は固定子鉄心
2のティース部である。簡単のため、固定子巻線4は図
示していない。スロット3は24個であるため、Nまた
はSの1つの極に6個のスロットが対応している。以上
のように構成されたブラシレスモータは、回転子5の磁
極N,Sの位置に対応して回転磁界が生ずるように固定
子巻線4に通電して運転される。
ロット3と、角度θ1,θ2,θ3,θ4の関係を示す
断面図である。CはN,S極の境界部、8は固定子鉄心
2のティース部である。簡単のため、固定子巻線4は図
示していない。スロット3は24個であるため、Nまた
はSの1つの極に6個のスロットが対応している。以上
のように構成されたブラシレスモータは、回転子5の磁
極N,Sの位置に対応して回転磁界が生ずるように固定
子巻線4に通電して運転される。
【0005】上記従来の構成において、極N,Sの境界
部Cがティース部8を通過する時に、磁気抵抗が減少す
ることに起因する略正弦波状の回転トルクの変動(以下
コギングトルクという)が生じる。このコギングトルク
は4ヵ所の境界部Cで同様に発生する。そして、スロッ
ト3は24個で均等に配置されていると共に、永久磁石
6の極N,Sの回転方向の広さを示す角度θ1,θ2,
θ3,θ4も均等になっているため、ブラシレスモータ
全体で生じるコギングトルクT1は一つの境界部で生じ
るコギングトルクの4倍となる。
部Cがティース部8を通過する時に、磁気抵抗が減少す
ることに起因する略正弦波状の回転トルクの変動(以下
コギングトルクという)が生じる。このコギングトルク
は4ヵ所の境界部Cで同様に発生する。そして、スロッ
ト3は24個で均等に配置されていると共に、永久磁石
6の極N,Sの回転方向の広さを示す角度θ1,θ2,
θ3,θ4も均等になっているため、ブラシレスモータ
全体で生じるコギングトルクT1は一つの境界部で生じ
るコギングトルクの4倍となる。
【0006】図9は境界部Cの位置関係を示す角度φ
と、境界部Cの1ヶ所で発生するコギングトルクの最大
値Tmの定義を示す図面である。図9において、φが0
度の時コギングトルクは零であり、永久磁石6が右の方
向に回転するとコギングトルクは増加しながら略正弦波
状に変化し、φが180度で零になる。また、永久磁石
6が左の方向に回転する時にはコギングトルクは減少し
ながら略正弦波状に変化し、φがマイナス180度で零
になる。したがって、コギングトルクは1スロットピッ
チで1周期の略正弦波状の特性となる。この様子を数式
で表すと(数1)の通りとなる。
と、境界部Cの1ヶ所で発生するコギングトルクの最大
値Tmの定義を示す図面である。図9において、φが0
度の時コギングトルクは零であり、永久磁石6が右の方
向に回転するとコギングトルクは増加しながら略正弦波
状に変化し、φが180度で零になる。また、永久磁石
6が左の方向に回転する時にはコギングトルクは減少し
ながら略正弦波状に変化し、φがマイナス180度で零
になる。したがって、コギングトルクは1スロットピッ
チで1周期の略正弦波状の特性となる。この様子を数式
で表すと(数1)の通りとなる。
【0007】
【数1】
【0008】上記の通り、従来構成におけるブラシレス
モータは回転子4が1回転する中に固定子鉄心2のスロ
ット3の数に相当する回数のコギングトルクT1が発生
し、運転中に振動や騒音が大きくなり、最悪の場合実用
に供することができなくなるという問題点を有してい
た。この問題を解決するために、実開昭60−6284
2号公報に述べられているように、マグネットの厚さを
磁極中心部を厚くして極N,Sの境界部の磁束量を減少
させコギングトルクを低減したり、実開昭60−552
48号公報に述べられているように、マグネットの形状
を変更して磁極がスキューされるように構成し、回転軸
方向のコギングトルクの積分値を相殺したりする提案が
なされている。
モータは回転子4が1回転する中に固定子鉄心2のスロ
ット3の数に相当する回数のコギングトルクT1が発生
し、運転中に振動や騒音が大きくなり、最悪の場合実用
に供することができなくなるという問題点を有してい
た。この問題を解決するために、実開昭60−6284
2号公報に述べられているように、マグネットの厚さを
磁極中心部を厚くして極N,Sの境界部の磁束量を減少
させコギングトルクを低減したり、実開昭60−552
48号公報に述べられているように、マグネットの形状
を変更して磁極がスキューされるように構成し、回転軸
方向のコギングトルクの積分値を相殺したりする提案が
なされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな提案はコギングトルクを低減したり、相殺したりす
る効果があるが、反対に有効磁束量が減少して結果的に
ブラシレスモータの出力が得られなくなったり、効率が
低下するなどの問題点を有していた。
うな提案はコギングトルクを低減したり、相殺したりす
る効果があるが、反対に有効磁束量が減少して結果的に
ブラシレスモータの出力が得られなくなったり、効率が
低下するなどの問題点を有していた。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、コギングトルクを相殺すると共に有効磁束量の減少
を押さえ、結果的に運転中の振動騒音が少なく、出力が
大きく効率の良好なブラシレスモータを提供することを
目的とする。
で、コギングトルクを相殺すると共に有効磁束量の減少
を押さえ、結果的に運転中の振動騒音が少なく、出力が
大きく効率の良好なブラシレスモータを提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のブラシレスモータは、固定子鉄心と、固定子
鉄心に設けられて均等角度で配置された複数のスロット
と、複数のスロットに巻装された固定子巻線とを有する
固定子と、前記固定子鉄心の磁極面に対向して回転自在
に設けられた永久磁石を有する回転子とを備えた構造の
ブラシレスモータであって、ブラシレスモータの極数を
スロット数の約数関係にし、永久磁石の着磁の極の広さ
を2種類にすると共に、この着磁の極の広さの広い方と
狭い方の差が1スロットピッチ分である構成を有してい
る。
に本発明のブラシレスモータは、固定子鉄心と、固定子
鉄心に設けられて均等角度で配置された複数のスロット
と、複数のスロットに巻装された固定子巻線とを有する
固定子と、前記固定子鉄心の磁極面に対向して回転自在
に設けられた永久磁石を有する回転子とを備えた構造の
ブラシレスモータであって、ブラシレスモータの極数を
スロット数の約数関係にし、永久磁石の着磁の極の広さ
を2種類にすると共に、この着磁の極の広さの広い方と
狭い方の差が1スロットピッチ分である構成を有してい
る。
【0012】
【作用】この構成によって、一つ一つの境界部で生じる
コギングトルクは上記従来例にあるように(数1)で示
される値のものが発生するが、ブラシレスモータ全体で
発生するコギングトルクの総和はそれぞれのコギングト
ルクの位相が異なるため相殺されて零にすることが出来
る。
コギングトルクは上記従来例にあるように(数1)で示
される値のものが発生するが、ブラシレスモータ全体で
発生するコギングトルクの総和はそれぞれのコギングト
ルクの位相が異なるため相殺されて零にすることが出来
る。
【0013】
【実施例】(実施例1)以下本発明の一実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例におけるブラシレ
スモータの横断面図である。極数は4極、固定子鉄心1
2のスロット13は24個で均等角度で配置されてい
て、極数がスロット数の約数関係になっている。永久磁
石15の着磁の極の広さθ11,θ12,θ13,θ1
4はそれぞれ97.5度(6.5スロットピッチ)、9
7.5度( 6.5スロットピッチ)、82.5度
(5.5スロットピッチ)、82.5度(5.5スロッ
トピッチ)の2種類になっており、その広い方と狭い方
の差が1スロットピッチ分(15度)になるように構成
されている。
スモータの横断面図である。極数は4極、固定子鉄心1
2のスロット13は24個で均等角度で配置されてい
て、極数がスロット数の約数関係になっている。永久磁
石15の着磁の極の広さθ11,θ12,θ13,θ1
4はそれぞれ97.5度(6.5スロットピッチ)、9
7.5度( 6.5スロットピッチ)、82.5度
(5.5スロットピッチ)、82.5度(5.5スロッ
トピッチ)の2種類になっており、その広い方と狭い方
の差が1スロットピッチ分(15度)になるように構成
されている。
【0015】以上のように構成されたブラシレスモータ
のコギングトルクT2は(数2)のように表現されて、
この値は零になる。さらに、前記した従来例のようなコ
ギングトルク低減仕様での有効磁束量の大幅な減少がな
い。したがって、運転中の振動騒音が少なく、出力が大
きく、効率の良好なブラシレスモータを提供することが
出来る。
のコギングトルクT2は(数2)のように表現されて、
この値は零になる。さらに、前記した従来例のようなコ
ギングトルク低減仕様での有効磁束量の大幅な減少がな
い。したがって、運転中の振動騒音が少なく、出力が大
きく、効率の良好なブラシレスモータを提供することが
出来る。
【0016】
【数2】
【0017】(実施例2)図2は本発明の第2の実施例
におけるブラシレスモータの横断面図である。極数は4
極、固定子鉄心12のスロット13は24個で均等角度
で配置されていて、極数がスロット数の約数関係になっ
ている。永久磁石15の着磁の極の広さθ21,θ2
2,θ23,θ24はそれぞれ82.5度(5.5スロ
ットピッチ)、97.5度( 6.5スロットピッ
チ)、82.5度(5.5スロットピッチ)、97.5
度(6.5スロットピッチ)の2種類になっており、そ
の広い方と狭い方の差が1スロットピッチ分(15度)
になるように構成されている。
におけるブラシレスモータの横断面図である。極数は4
極、固定子鉄心12のスロット13は24個で均等角度
で配置されていて、極数がスロット数の約数関係になっ
ている。永久磁石15の着磁の極の広さθ21,θ2
2,θ23,θ24はそれぞれ82.5度(5.5スロ
ットピッチ)、97.5度( 6.5スロットピッ
チ)、82.5度(5.5スロットピッチ)、97.5
度(6.5スロットピッチ)の2種類になっており、そ
の広い方と狭い方の差が1スロットピッチ分(15度)
になるように構成されている。
【0018】以上のように構成されたブラシレスモータ
のコギングトルクT3は(数3)のように表現されて、
この値は零になる。
のコギングトルクT3は(数3)のように表現されて、
この値は零になる。
【0019】
【数3】
【0020】(実施例3)図3は本発明の第3の実施例
におけるブラシレスモータの横断面図である。極数は4
極、固定子鉄心12のスロット13は24個で均等角度
で配置されていて、極数がスロット数の約数関係になっ
ている。永久磁石15の着磁の極の広さθ31,θ3
2,θ33,θ34はそれぞれ101.25度(6.7
5スロットピッチ)、86.25度(5.75スロット
ピッチ)、86.25度(5.75スロットピッチ)、
86.25度(5.75スロットピッチ)の2種類にな
っており、その広い方と狭い方の差が1スロットピッチ
分(15度)になるように構成されている。
におけるブラシレスモータの横断面図である。極数は4
極、固定子鉄心12のスロット13は24個で均等角度
で配置されていて、極数がスロット数の約数関係になっ
ている。永久磁石15の着磁の極の広さθ31,θ3
2,θ33,θ34はそれぞれ101.25度(6.7
5スロットピッチ)、86.25度(5.75スロット
ピッチ)、86.25度(5.75スロットピッチ)、
86.25度(5.75スロットピッチ)の2種類にな
っており、その広い方と狭い方の差が1スロットピッチ
分(15度)になるように構成されている。
【0021】以上のように構成されたブラシレスモータ
のコギングトルクT4は(数4)のように表現されて、
この値は零になる。
のコギングトルクT4は(数4)のように表現されて、
この値は零になる。
【0022】
【数4】
【0023】(実施例4)図4は本発明の第4の実施例
におけるブラシレスモータの横断面図である。極数は6
極、固定子鉄心12のスロット13は24個で均等角度
で配置されていて、極数がスロット数の約数関係になっ
ている。永久磁石15の着磁の極の広さθ41,θ4
2,θ43,θ44,θ45,θ46はそれぞれ72.
5度(4.833スロットピッチ)、57.5度(3.
833スロットピッチ)、57.5度(3.833スロ
ットピッチ)、57.5度(3.833スロットピッ
チ)、57.5度(3.833スロットピッチ)、5
7.5度(3.833スロットピッチ)の2種類になっ
ており、その広い方と狭い方の差が1スロットピッチ分
(15度)になるように構成されている。
におけるブラシレスモータの横断面図である。極数は6
極、固定子鉄心12のスロット13は24個で均等角度
で配置されていて、極数がスロット数の約数関係になっ
ている。永久磁石15の着磁の極の広さθ41,θ4
2,θ43,θ44,θ45,θ46はそれぞれ72.
5度(4.833スロットピッチ)、57.5度(3.
833スロットピッチ)、57.5度(3.833スロ
ットピッチ)、57.5度(3.833スロットピッ
チ)、57.5度(3.833スロットピッチ)、5
7.5度(3.833スロットピッチ)の2種類になっ
ており、その広い方と狭い方の差が1スロットピッチ分
(15度)になるように構成されている。
【0024】以上のように構成されたブラシレスモータ
のコギングトルクT5は(数5)のように表現されて、
この値は零になる。
のコギングトルクT5は(数5)のように表現されて、
この値は零になる。
【0025】
【数5】
【0026】(実施例5)図5は本発明の第5の実施例
におけるブラシレスモータの横断面図である。極数は6
極、固定子鉄心12のスロット13は24個で均等角度
で配置されていて、極数がスロット数の約数関係になっ
ている。永久磁石15の着磁の極の広さθ51,θ5
2,θ53,θ54,θ55,θ56はそれぞれ70度
(4.667スロットピッチ)、55度(3.667ス
ロットピッチ)、55度(3.667スロットピッ
チ)、70度(4.667スロットピッチ)、55度
(3.667スロットピッチ)、55度(3.667ス
ロットピッチ)の2種類になっており、その広い方と狭
い方の差が1スロットピッチ分(15度)になるように
構成されている。
におけるブラシレスモータの横断面図である。極数は6
極、固定子鉄心12のスロット13は24個で均等角度
で配置されていて、極数がスロット数の約数関係になっ
ている。永久磁石15の着磁の極の広さθ51,θ5
2,θ53,θ54,θ55,θ56はそれぞれ70度
(4.667スロットピッチ)、55度(3.667ス
ロットピッチ)、55度(3.667スロットピッ
チ)、70度(4.667スロットピッチ)、55度
(3.667スロットピッチ)、55度(3.667ス
ロットピッチ)の2種類になっており、その広い方と狭
い方の差が1スロットピッチ分(15度)になるように
構成されている。
【0027】以上のように構成されたブラシレスモータ
のコギングトルクT6は(数6)のように表現されて、
この値は零になる。
のコギングトルクT6は(数6)のように表現されて、
この値は零になる。
【0028】
【数6】
【0029】(実施例6)図6は本発明の第6の実施例
におけるブラシレスモータの横断面図である。極数は6
極、固定子鉄心12のスロット13は24個で均等角度
で配置されていて、極数がスロット数の約数関係になっ
ている。永久磁石15の着磁の極の広さθ61,θ6
2,θ63,θ64,θ65,θ66はそれぞれ67.
5度(4.5スロットピッチ)、52.5度(3.5ス
ロットピッチ)、67.5度(4.5スロットピッ
チ)、52.5度(3.5スロットピッチ)、67.5
度(4.5スロットピッチ)、52.5度(3.5スロ
ットピッチ)の2種類になっており、その広い方と狭い
方の差が1スロットピッチ分(15度)になるように構
成されている。
におけるブラシレスモータの横断面図である。極数は6
極、固定子鉄心12のスロット13は24個で均等角度
で配置されていて、極数がスロット数の約数関係になっ
ている。永久磁石15の着磁の極の広さθ61,θ6
2,θ63,θ64,θ65,θ66はそれぞれ67.
5度(4.5スロットピッチ)、52.5度(3.5ス
ロットピッチ)、67.5度(4.5スロットピッ
チ)、52.5度(3.5スロットピッチ)、67.5
度(4.5スロットピッチ)、52.5度(3.5スロ
ットピッチ)の2種類になっており、その広い方と狭い
方の差が1スロットピッチ分(15度)になるように構
成されている。
【0030】以上のように構成されたブラシレスモータ
のコギングトルクT7は(数7)のように表現されて、
この値は零になる。
のコギングトルクT7は(数7)のように表現されて、
この値は零になる。
【0031】
【数7】
【0032】なお、上記実施例において、ブラシレスモ
ータの極数が4極または6極、固定子鉄心のスロット数
が24個の場合を示したが、本発明はこれらに限られる
ものではなく、ブラシレスモータの極数がスロット数の
約数関係にあり、永久磁石の着磁の極の広さが2種類あ
って、かつこの着磁の極の広さの広い方と狭い方の差が
1スロットピッチ分であればよいことは言うまでもな
い。
ータの極数が4極または6極、固定子鉄心のスロット数
が24個の場合を示したが、本発明はこれらに限られる
ものではなく、ブラシレスモータの極数がスロット数の
約数関係にあり、永久磁石の着磁の極の広さが2種類あ
って、かつこの着磁の極の広さの広い方と狭い方の差が
1スロットピッチ分であればよいことは言うまでもな
い。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明は、固定子鉄心と固
定子鉄心に設けられて均等角度で配置された複数のスロ
ットに巻装された固定子巻線とを有する固定子と、この
固定子鉄心の磁極面に対向して回転自在に設けられた永
久磁石を有する回転子とを備えた構造のブラシレスモー
タにおいて、ブラシレスモータの極数をスロット数の約
数関係にし、永久磁石の着磁の極の広さを2種類にする
と共に着磁の極の広さの広い方と狭い方の差が1スロッ
トピッチ分である構成にすることにより、コギングトル
クを相殺することができると共に有効磁束量の減少を押
さえ、結果的に運転中の振動騒音が少なく、出力が大き
く、効率の良好なブラシレスモータを提供することがで
きる。
定子鉄心に設けられて均等角度で配置された複数のスロ
ットに巻装された固定子巻線とを有する固定子と、この
固定子鉄心の磁極面に対向して回転自在に設けられた永
久磁石を有する回転子とを備えた構造のブラシレスモー
タにおいて、ブラシレスモータの極数をスロット数の約
数関係にし、永久磁石の着磁の極の広さを2種類にする
と共に着磁の極の広さの広い方と狭い方の差が1スロッ
トピッチ分である構成にすることにより、コギングトル
クを相殺することができると共に有効磁束量の減少を押
さえ、結果的に運転中の振動騒音が少なく、出力が大き
く、効率の良好なブラシレスモータを提供することがで
きる。
【図1】本発明の第1実施例におけるブラシレスモータ
の横断面図
の横断面図
【図2】本発明の第2実施例におけるブラシレスモータ
の横断面図
の横断面図
【図3】本発明の第3実施例におけるブラシレスモータ
の横断面図
の横断面図
【図4】本発明の第4実施例におけるブラシレスモータ
の横断面図
の横断面図
【図5】本発明の第5実施例におけるブラシレスモータ
の横断面図
の横断面図
【図6】本発明の第6実施例におけるブラシレスモータ
の横断面図
の横断面図
【図7】従来例における4極内転型ブラシレスモータの
固定子と回転子の斜視図
固定子と回転子の斜視図
【図8】図7のブラシレスモータ運転中の瞬間を示す断
面図
面図
【図9】境界部Cの位置関係を示す角度φと、境界部C
の1ヶ所で発生するコギングトルクの最大値Tmの定義
を示す図
の1ヶ所で発生するコギングトルクの最大値Tmの定義
を示す図
12 固定子鉄心 13 スロット 15 永久磁石 θ11,θ12,θ13,θ14 永久磁石の着磁の極
の広さ
の広さ
Claims (1)
- 【請求項1】固定子鉄心と、該固定子鉄心に設けられて
均等角度で配置された複数のスロットと、該複数のスロ
ットに巻装された固定子巻線とを有する固定子と、前記
固定子鉄心の磁極面に対向して回転自在に設けられた永
久磁石を有する回転子とを備えた構造のブラシレスモー
タにおいて、前記ブラシレスモータの極数を前記スロッ
ト数の約数関係にし、前記永久磁石の着磁の極の広さを
2種類にすると共に、前記着磁の極の広さの広い方と狭
い方の差が1スロットピッチ分であることを特徴とする
ブラシレスモータ。
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
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---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2005261122A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Nissan Motor Co Ltd | 電動機 |
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- 1992-09-04 JP JP23675992A patent/JP3186239B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1993
- 1993-07-28 US US08/099,485 patent/US5396137A/en not_active Expired - Fee Related
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US5886440A (en) * | 1994-05-02 | 1999-03-23 | Aisin Aw Co., Ltd. | Electric motor with plural rotor portions having pole members of different widths |
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JP2021136840A (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-13 | 日本電産株式会社 | モータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3186239B2 (ja) | 2001-07-11 |
US5396137A (en) | 1995-03-07 |
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