JP2006050821A - 埋込磁石型モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】漏れ磁束を低減するとともに、剛性を保つことができる埋込磁石型モータを提供する。
【解決手段】埋込磁石型モータは、略円筒状に形成され周方向等角度間隔で軸中心に向かって延びるように形成された複数のティースに巻線が巻回されたステータと、周方向に複数の積層前収容孔61a,61bが形成された略円盤形状のコアシート20が軸方向に複数積層されて略円柱形状とされるとともに積層前収容孔61a,61bにて周方向に複数の収容孔21a,21bが形成されるロータコア11と収容孔21a,21bに収容されるV字永久磁石12とを有しステータの内側に回転可能に収容されるロータ3とを備える。そして、コアシート20における積層前収容孔61a,61b(外側延設部38)の径方向外側端部と外周との間にはブリッジ部62が形成され、そのブリッジ部62の軸方向厚さが他の部分より薄く設定される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、埋込磁石型モータに関するものである。
高効率モータとしては、埋込磁石型モータがある。埋込磁石型モータは、ロータコア内にマグネット(永久磁石)が埋設されたロータを有するモータであり、ステータが作り出す回転磁界とロータとの間のマグネットトルクに加え、ロータに形成される回転磁界の磁路に基づくリラクタンストルクを有効に利用することにより高いモータ効率を得ることができる。
そして、このような埋込磁石型モータのロータとしては、ロータコアにおける永久磁石(その収容孔)の端部から外周側(径方向外側)方向に延びる空隙を形成して漏れ磁束を低減するものがある(例えば、特許文献1参照)。
又、他のロータとしては、永久磁石の端部が外周に露出するようにして(ロータコアの外周を非環状として永久磁石の端部の径方向外側に磁路がないようにして)漏れ磁束を低減するものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−236687号公報 特公平8−17543号公報
しかしながら、上記の前者(特許文献1)では、依然漏れ磁束が多いという問題がある。このことは、高効率化を困難にする原因となる。
又、上記の後者(特許文献2)では、ロータコアの外周が非環状であるため、該ロータコアと永久磁石とを含むロータの剛性が弱いという問題がある。このことは、高速回転への対応を困難にする原因となる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、漏れ磁束を低減するとともに、剛性を保つことができる埋込磁石型モータを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、略円筒状に形成され、周方向等角度間隔で軸中心に向かって延びるように形成された複数のティースに巻線が巻回されたステータと、周方向に複数の積層前収容孔が形成された略円盤形状のコアシートが軸方向に複数積層されて略円柱形状とされるとともに前記積層前収容孔にて周方向に複数の収容孔が形成されるロータコアと前記収容孔に収容される永久磁石とを有し前記ステータの内側に回転可能に収容されるロータとを備えた埋込磁石型モータにおいて、前記コアシートにおける前記積層前収容孔の径方向外側端部と外周との間にはブリッジ部が形成され、そのブリッジ部の軸方向厚さを他の部分より薄くした。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の埋込磁石型モータにおいて、前記ブリッジ部の軸方向の厚さTaは、前記コアシートにおける他の部分の軸方向の厚さTbに対して、Tb/2≦Ta<Tbを満たすように設定された。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の埋込磁石型モータにおいて、前記収容孔の径方向外側端部には、その一部から径方向外側に延びる外側延設部が前記収容孔と連続して形成され、前記収容孔の径方向外側端部の前記外側延設部を除く部分は、その壁面が前記永久磁石と軸直交方向に係合して位置決めを行う。
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の埋込磁石型モータにおいて、前記永久磁石は、径方向内側に凸の略V字形状に配置されるV字永久磁石であって、前記ロータコアには、各前記V字永久磁石の間で径方向に延びる磁路形成部が形成され、周方向に隣り合う前記V字永久磁石のV字をなす内側の角度が異なるように設定されて、隣り合う前記磁路形成部におけるそれぞれの周方向中心と、前記ティースの周方向中心とが同時にそれぞれ径方向に直列状態とならないように設定された。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の埋込磁石型モータにおいて、周方向に隣り合う前記V字永久磁石におけるそれぞれ2つの径方向外側端部と軸中心とを結ぶ2つの直線がそれぞれなす角度α,βは、α=A−{360/(2N)}、β=A+{360/(2N)}(但し、αは一方のV字永久磁石における角度、βは他方のV字永久磁石における角度、Aは各磁路形成部の周方向中心が同時にティースの周方向中心と径方向に直列状態となる場合のV字永久磁石における角度(基準角度)、Nはティース数である)を満たすように設定された。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、コアシートにおける積層前収容孔の径方向外側端部と外周との間にはブリッジ部が形成されロータコアの外周側が環状とされるため、該ロータコア自身、ひいては該ロータコアと永久磁石とを含むロータの剛性を保つことができる。しかも、ブリッジ部の軸方向の厚さが他の部分より薄くされるため、その部分での漏れ磁束(磁石のN極から直ぐに自身のS極に向かう磁束)が低減される。
請求項2に記載の発明では、ブリッジ部の軸方向の厚さTaは、コアシートにおける他の部分の軸方向の厚さTbに対して、Tb/2≦Ta<Tbを満たすように設定されるため、十分な剛性を保ちながら、漏れ磁束を低減することができる。
請求項3に記載の発明によれば、収容孔の径方向外側端部には、その一部から径方向外側に延びる外側延設部が収容孔と連続して形成されるため、その部分(外側延設部)での漏れ磁束が低減される。又、収容孔の径方向外側端部の外側延設部を除く部分は、その壁面が永久磁石と軸直交方向に係合して位置決めを行うため、永久磁石のがたつきが防止される。しかも、ブリッジ部が永久磁石の端部から外側延設部を介して配置されることになるため、言い換えると、ブリッジ部が永久磁石と直接接触しない構成となるため、ブリッジ部が永久磁石側に高度な寸法精度を必要とせず、例えば、ブリッジ部を潰し加工等で容易に形成することができる。更に、ブリッジ部に永久磁石が衝突することが防止され、ブリッジ部の変形が防止される。
請求項4に記載の発明によれば、隣り合う磁路形成部におけるそれぞれの周方向中心と、ティースの周方向中心とが同時にそれぞれ径方向に直列状態とならないため、隣り合う磁路形成部に同時に直線的なコイル磁束の流れが形成される(生じる)ことが防止される。よって、トルクリップルが低減される。しかも、永久磁石を周方向にずらさない構造として(スキュー構造とせず)、永久磁石を軸方向に直線的に配設し、永久磁石の有効磁束の減少を抑えて永久磁石に基づくトルクの低減を抑制することができる。さらに、ロータコア内部に収容される永久磁石はV字永久磁石であって、径方向内側に凸の略V字形状に配置されるため、単に周方向に沿って(半径同一周回上に)配設される曲線状や直線状の磁石に比べて磁石を多く使用でき、高効率化を図ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、角度α,βに応じて周方向に隣り合うV字永久磁石のV字をなす内側の角度がそれぞれ異なるように設定され、一方の磁路形成部における周方向中心がティースの周方向中心と径方向に直列状態となったとき、隣り合う他方の磁路形成部における周方向中心は2つのティース間の隙間の中心と対応した位置に配置される。よって、コイル磁束の流れのバランスが良好となりトルクリップルが更に低減される。
以上詳述したように、本発明によれば、漏れ磁束を低減するとともに、剛性を保つことができる埋込磁石型モータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図4に従って説明する。図1に示すように、埋込磁石型モータは、ハウジング1とステータ2とロータ3とを備える。
ハウジング1は、略有底筒状のケース4と、ケース4の開口部(図1中、下端部)を閉塞するための蓋部5とを備える。そして、ステータ2はケース4の内周面に固定され、ロータ3はその回転軸6がケース4及び蓋部5に設けられた軸受4a,5aに支持されることでステータ2の内側に回転可能に収容される。
ステータ2は、略円筒状に形成され、周方向等角度間隔で軸中心に向かって延びるように形成された複数のティース7(図2参照)を有したステータコア8と、ティース7にインシュレータ9(図1参照)を介して巻回された巻線10とを備える。尚、本実施の形態では、ティース7は、72個形成されている。又、図2においては、インシュレータ9及び巻線10の図示を省略している。又、本実施の形態では、巻線10はティース7に分布巻にて巻回され、該巻線10には位相差120度の3相交流電流が供給されることになる。
ロータ3は、図1に示すように、前記回転軸6と、ロータコア11と、複数のV字永久磁石12,13とを備える。本実施の形態のロータコア11は、複数の略円盤形状のコアシート20(図2及び図3参照)が軸方向に積層されて略円柱形状に形成されている。ロータコア11の軸中心には回転軸6が嵌着される中心孔11aが形成されている。
ロータコア11には、図2に示すように、一対で径方向内側に凸の略V字形状をなす収容孔21a,21b〜26a,26bが、周方向に6対並んで形成されている。そして、ロータコア11には、隣り合う前記V字の間で径方向に延びる磁路形成部31〜36が形成される。ここで、収容孔21a,21b〜26a,26bが形成するV字は、後述するV字永久磁石12,13の形状(V字をなす内側の角度θ1,θ2等)に対応した形状とされる。又、各収容孔21a,21b〜26a,26bの両端部には、該孔と連続して漏れ磁束(磁石のN極から直ぐに自身のS極に向かう磁束)を小さくすべく延設された内側延設部37及び外側延設部38が(孔の一部として)形成されている(図3参照)。詳しくは、図3に示すように、一対の収容孔21a,21b(22a,22b〜26a,26b)の径方向内側端部には、その一部(互いに近接する側)から径方向内側に延びて漏れ磁束を小さくするように内側延設部37が形成されている。この一対の内側延設部37は、その最も近接する部分が平行に(径方向に)延びるように形成されている。又、一対の収容孔21a,21b(22a,22b〜26a,26b)の径方向外側端部には、その一部(互いに近接する側)から径方向外側(詳しくは、軸方向から見て収容孔の長手方向に沿った方向における径方向外側)に延びて漏れ磁束を小さくするように外側延設部38が形成されている。
そして、(内側延設部37及び外側延設部38を除く)収容孔21a,21b〜26a,26bには、径方向内側に凸の略V字形状に配置されるV字永久磁石12,13が収容保持されている。本実施の形態では、V字永久磁石12,13は、4角柱状の一対の永久磁石41a,41b〜46a,46bを各収容孔21a,21b〜26a,26bに収容することで略V字形状に配置してなる。
この永久磁石41a,41b〜46a,46bは、図3に示すように、一対の収容孔21a,21b(22a,22b〜26a,26b)の径方向内側端部における互いに離間する側で、収容孔21a,21b(22a,22b〜26a,26b)を形成する壁面40aにて軸直交方向であって(軸方向から見て)長手方向の位置決めが行われている。即ち、収容孔21a,21b(22a,22b〜26a,26b)の径方向内側端部における内側延設部37を除く部分の壁面40aは永久磁石41a,41b〜46a,46bの長手方向の近づく側の移動を規制するストッパーの役割を果たしている。
又、永久磁石41a,41b〜46a,46bは、図3に示すように、一対の収容孔21a,21b(22a,22b〜26a,26b)の径方向外側端部における互いに離間する側で、収容孔21a,21b(22a,22b〜26a,26b)を形成する壁面40bにて軸直交方向であって(軸方向から見て)長手方向の位置決めが行われている。即ち、収容孔21a,21b(22a,22b〜26a,26b)の径方向外側端部における外側延設部38を除く部分の壁面40bは永久磁石41a,41b〜46a,46bの長手方向の離れる側の移動を規制するストッパーの役割を果たしている。
又、隣り合うV字永久磁石12,13は、軸方向から見てその板厚方向に分極されるとともにN極とS極が逆に設定され、例えばV字永久磁石12(永久磁石41a,41b,43a,43b,45a,45b)は径方向外側がN極、V字永久磁石13(永久磁石42a,42b,44a,44b,46a,46b)は径方向外側がS極に設定される。
そして、周方向に隣り合うV字永久磁石12,13のV字をなす内側の角度θ1,θ2は、異なるように設定されている。
詳しくは、ロータコア11は、1つおきに120度間隔で形成される磁路形成部31,33,35における中心線L1〜L3を境界線として同じ構成の3つのコア部51〜53からなる。各コア部51〜53には、それぞれ2つのV字永久磁石12,13が配設される。そして、一方(図2中、時計回り側)のV字永久磁石12における2つの径方向外側端部(その中心)と軸中心Zとを結ぶ2つの直線La,Lbがなす角度αがA−{360/(2N)}に設定され、他方(図2中、反時計回り側)のV字永久磁石13における同様の2つの直線Lc,Ldがなす角度βがA+{360/(2N)}に設定されている。尚、Aは、各磁路形成部の周方向中心が同時にティース7の周方向中心と径方向に直列状態となるようにロータを構成した(全てのV字永久磁石を同形状とした)場合の同様の角度(基準角度)であって、Nは、ティースの数(本実施の形態では72)である。即ち、本実施の形態では、一方の角度αと他方の角度βとの角度差は、{360/(2×72)}×2=5度とされている。又、本実施の形態では、ティース7の数Nは、V字永久磁石12,13の数Y(Y=6)の12倍(N=12Y)を満たすように設定されて72個とされている。
そして、各前記V字永久磁石12,13は、径方向に一定の範囲に配置される(径方向最内点と径方向最外点が同じとされる)。よって、周方向に隣り合うV字永久磁石12,13のV字をなす内側のそれぞれの角度θ1,θ2は、各前記角度α,βに応じてそれぞれ異なるように設定されることになる。又、他方のV字をなす内側の角度が大きいV字永久磁石13(永久磁石42a,42b,44a,44b,46a,46b)の方が、一方のV字永久磁石12(永久磁石41a,41b,43a,43b,45a,45b)より若干多く(長く)磁石が使用されることになる。
上記のようにV字をなす内側の角度θ1,θ2が設定されたV字永久磁石12,13を用いたロータ3では、隣り合う磁路形成部31〜36におけるそれぞれの周方向中心と、ティース7の周方向中心とが同時にそれぞれ径方向に直列状態とならないように設定されることになる。即ち、図4の模式図に示すように、全てのV字永久磁石を同形状とし前記基準角度Aに応じた角度θ3とした場合(図中、2点鎖線で示す)では、隣り合う磁路形成部におけるそれぞれの周方向中心とティース7の周方向中心が同時にそれぞれ径方向に直列状態となるが、異なる角度θ1,θ2とした場合(図中、実線で示す)では直列状態とならない。例えば、図2に示すように、一方の磁路形成部31における周方向中心(中心線L1)がティース7の周方向中心と径方向に直列状態となったとき、隣り合う他方の磁路形成部32における周方向中心(中心線L4)は2つのティース7間の隙間の中心と対応した位置に配置されることになる。
言い換えると、前記角度θ1,θ2は、隣接する一方の磁路形成部(31)における周方向中心がティース7の周方向中心と径方向に直列状態となった状態で、隣り合う他方の磁路形成部(32)における周方向中心がティース7の周方向中心に対して{360/(2N)}(但しNはティース数)度分、周方向にずれるように設定されている。
ここで、本実施の形態の各コアシート20には、積層されることで前記各収容孔21a,21b〜26a,26bを形成する周方向に複数の積層前収容孔61a,61b(図3参照)が形成されている。又、図3に示すように、コアシート20における積層前収容孔61a,61bの径方向外側端部と外周との間にはブリッジ部62が形成されている。そして、そのブリッジ部62の軸方向厚さは他の部分より薄く設定されている。詳しくは、本実施の形態のブリッジ部62は、外側延設部38の径方向外側端部と外周との間に形成される。又、ブリッジ部62の軸方向の厚さTaは、コアシート20における他の部分の軸方向の厚さTbに対して、Tb/2≦Ta<Tbを満たすように設定され、本実施の形態では、Ta=Tb/2に設定されている(図示略)。これにより、ロータコア11の外周における収容孔21a,21b〜26a,26bの径方向外側端部(外側延設部38)と対応した位置には、外側延設部38に連通する軸方向に複数の空隙(図示略)が形成されることになる。尚、本実施の形態では、軸方向の厚さTaが薄い部分であるブリッジ部62をプレス等による潰し加工で形成している。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)コアシート20における積層前収容孔61a,61bの径方向外側端部と外周との間にはブリッジ部62が形成されロータコア11の外周側が環状とされるため、該ロータコア11自身、ひいては該ロータコア11とV字永久磁石12,13とを含むロータ3の剛性を保つことができる。しかも、ブリッジ部62の軸方向の厚さが他の部分より薄くされるため、その部分での磁路の断面積が小さく磁気抵抗が大きくなり漏れ磁束(磁石のN極から直ぐに自身のS極に向かう磁束)が低減される。これらの結果、高効率化を図ることができるとともに、容易に高速回転に対応させることができる。又、本実施の形態では、全てのコアシート20を同一形状に同様に製造装置にて製造した後、そのまま(例えば、コアシート20同士を相対的に回動させるといったことなく)積層することでロータコア11を製造可能であるため、その製造をも容易に行うことができる。
(2)ブリッジ部62の軸方向の厚さTaは、コアシート20における他の部分の軸方向の厚さTbに対して、Tb/2≦Ta<Tb(本実施の形態ではTa=Tb/2)を満たすように設定されるため、十分な剛性を保ちながら、漏れ磁束を低減することができる。
(3)収容孔21a,21b〜26a,26bの径方向外側端部には、その一部から径方向外側に延びる外側延設部38が収容孔21a,21b〜26a,26bと連続して形成される。よって、その部分(外側延設部38)での漏れ磁束が低減される。又、収容孔21a,21b〜26a,26bの径方向外側端部の外側延設部38を除く部分は、その壁面40bがV字永久磁石12,13と軸直交方向に係合して位置決めを行うため、V字永久磁石12,13のがたつきが防止される。しかも、ブリッジ部62がV字永久磁石12,13の端部から外側延設部38を介して配置されることになるため、言い換えるとブリッジ部62がV字永久磁石12,13と直接接触しない構成となるため、ブリッジ部62がV字永久磁石12,13側に高度な寸法精度を必要とせず、ブリッジ部62を潰し加工等で容易に形成することができる。更に、ブリッジ部62にV字永久磁石12,13が衝突することが防止され、ブリッジ部62の変形が防止される。
(4)隣り合う磁路形成部31〜36におけるそれぞれの周方向中心(例えば中心線L1と中心線L4等)と、ティース7の周方向中心とが同時にそれぞれ径方向に直列状態とならないため、隣り合う磁路形成部31〜36に同時に直線的なコイル磁束の流れが形成される(生じる)ことが防止される。よって、トルクリップルが低減される。しかも、永久磁石を周方向にずらさない構造として(スキュー構造とせず)、磁石(V字永久磁石12,13)が軸方向に直線的に配設されるため、磁石(V字永久磁石12,13)の有効磁束の減少を抑えて磁石に基づくトルクの低減を抑制することができる。さらに、ロータコア11内部に収容される磁石はV字永久磁石12,13であって、径方向内側に凸の略V字形状に配置されるため、単に周方向に沿って(半径同一周回上に)配設される曲線状や直線状の磁石に比べて磁石を多く使用でき、高効率化を図ることができる。
(5)V字永久磁石12における2つの径方向外側端部(その中心)と軸中心Zとを結ぶ2つの直線La,Lbがなす角度αがA−{360/(2N)}に設定され、V字永久磁石13における同様の2つの直線Lc,Ldがなす角度βがA+{360/(2N)}に設定される(Aは前記基準角度、Nはティースの数)。これにより、角度α,βに応じて周方向に隣り合うV字永久磁石12,13のV字をなす内側の角度θ1,θ2がそれぞれ異なるように設定される。そして、例えば、一方の磁路形成部31における周方向中心(中心線L1)がティース7の周方向中心と径方向に直列状態となったとき、隣り合う他方の磁路形成部32における周方向中心(中心線L4)は2つのティース7間の隙間の中心と対応した位置に配置されることになる。よって、コイル磁束の流れのバランスが良好(中心線L1がティース7の周方向中心と径方向に直列状態となったとき、中心線L4が2つのティース7間の隙間の中心からズレた位置となる構成に比べて良好)となりトルクリップルが更に低減される。
上記実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、ブリッジ部62の軸方向の厚さTaを、コアシート20における他の部分の軸方向の厚さTbに対して、Ta=Tb/2を満たすように設定したが、これに限定されず、他の厚さに変更してもよい。尚、ブリッジ部62の軸方向の厚さTaは、コアシート20における他の部分の軸方向の厚さTbに対して、Tb/2≦Ta<Tbを満たすように設定することが望ましいが、更に薄くしてもよい。
・上記実施の形態では、収容孔21a,21b〜26a,26bの径方向外側端部に、その一部から径方向外側(詳しくは、軸方向から見て収容孔の長手方向に沿った方向における径方向外側)に延びる外側延設部38を形成したが、外側延設部38の形状を変更してもよいし、外側延設部38が形成されない構成に変更してもよい。
・上記実施の形態では、ロータ3が備える永久磁石をV字永久磁石12,13としたが、他の形状、例えば、周方向に沿って(半径同一周回上に)配設される曲線状や直線状、径方向内側に凸の略U字形状等の永久磁石に変更してもよい。尚、この場合、収容孔21a,21b〜26a,26bの形状をも変更する必要がある。又、上記実施の形態では、隣り合う磁路形成部31〜36におけるそれぞれの周方向中心と、ティース7の周方向中心とが同時にそれぞれ径方向に直列状態とならないように、V字永久磁石12,13及び収容孔21a,21b〜26a,26bを設定したが、これに限定されず、同時にそれぞれ径方向に直列状態となるように変更してもよい。又、勿論、隣り合う磁路形成部31〜36におけるそれぞれの周方向中心と、ティース7の周方向中心とが同時にそれぞれ径方向に直列状態とならないようにしながら、上記実施の形態の角度α及び角度βを変更してもよい。
・上記実施の形態における一対の内側延設部37の間に形成される内側ブリッジ部の軸方向の厚さを他の部分より薄く設定してもよい。このようにすると、その部分での磁路の断面積が小さく磁気抵抗が大きくなり漏れ磁束(磁石のN極から直ぐに自身のS極に向かう磁束)が低減される。
・上記実施の形態では、各V字永久磁石12,13は、径方向に一定の範囲に配置され、他方のV字永久磁石13(永久磁石42a,42b,44a,44b,46a,46b)の方が若干多く(長く)磁石が使用されるとしたが、全ての永久磁石を同一形状に変更してもよい。このようにすると、部品点数(磁石の種類)を少なくすることができる。
・上記実施の形態では、V字永久磁石12,13は、4角柱状の一対の永久磁石41a,41b〜46a,46bを略V字形状に配置してなるとしたが、略V字形状に一体成形されたV字永久磁石に変更してもよい。尚、この場合、収容孔21a,21b〜26a,26bの形状をV字永久磁石に応じて変更する必要がある。
・上記実施の形態のティース7の数(72個)やV字永久磁石12,13の数(6個)等の数値は適宜変更してもよい。
本実施の形態における埋込磁石型モータの側断面図。 本実施の形態におけるステータ及びロータの平面図。 本実施の形態におけるロータの平面一部拡大図。 本実施の形態におけるステータ及びロータを展開した模式図。
符号の説明
2…ステータ、3…ロータ、7…ティース、10…巻線、11…ロータコア、12,13…V字永久磁石(永久磁石)、20…コアシート、21a,21b〜26a,26b…収容孔、31〜36…磁路形成部、38…外側延設部、39,61…ブリッジ部、40b…壁面、41a,41b〜46a,46b…永久磁石、61a,61b…積層前収容孔、62…ブリッジ部、A…基準角度、Z…軸中心、La〜Ld…直線、α,β,θ1,θ2…角度。

Claims (5)

  1. 略円筒状に形成され、周方向等角度間隔で軸中心に向かって延びるように形成された複数のティースに巻線が巻回されたステータと、
    周方向に複数の積層前収容孔が形成された略円盤形状のコアシートが軸方向に複数積層されて略円柱形状とされるとともに前記積層前収容孔にて周方向に複数の収容孔が形成されるロータコアと前記収容孔に収容される永久磁石とを有し前記ステータの内側に回転可能に収容されるロータとを備えた埋込磁石型モータにおいて、
    前記コアシートにおける前記積層前収容孔の径方向外側端部と外周との間にはブリッジ部が形成され、そのブリッジ部の軸方向厚さを他の部分より薄くしたことを特徴とする埋込磁石型モータ。
  2. 請求項1に記載の埋込磁石型モータにおいて、
    前記ブリッジ部の軸方向の厚さTaは、前記コアシートにおける他の部分の軸方向の厚さTbに対して、
    Tb/2≦Ta<Tb
    を満たすように設定されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。
  3. 請求項1又は2に記載の埋込磁石型モータにおいて、
    前記収容孔の径方向外側端部には、その一部から径方向外側に延びる外側延設部が前記収容孔と連続して形成され、前記収容孔の径方向外側端部の前記外側延設部を除く部分は、その壁面が前記永久磁石と軸直交方向に係合して位置決めを行うことを特徴とする埋込磁石型モータ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の埋込磁石型モータにおいて、
    前記永久磁石は、径方向内側に凸の略V字形状に配置されるV字永久磁石であって、
    前記ロータコアには、各前記V字永久磁石の間で径方向に延びる磁路形成部が形成され、
    周方向に隣り合う前記V字永久磁石のV字をなす内側の角度が異なるように設定されて、隣り合う前記磁路形成部におけるそれぞれの周方向中心と、前記ティースの周方向中心とが同時にそれぞれ径方向に直列状態とならないように設定されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。
  5. 請求項4に記載の埋込磁石型モータにおいて、
    周方向に隣り合う前記V字永久磁石におけるそれぞれ2つの径方向外側端部と軸中心とを結ぶ2つの直線がそれぞれなす角度α,βは、
    α=A−{360/(2N)}、
    β=A+{360/(2N)}
    (但し、αは一方のV字永久磁石における角度、βは他方のV字永久磁石における角度、Aは各磁路形成部の周方向中心が同時にティースの周方向中心と径方向に直列状態となる場合のV字永久磁石における角度(基準角度)、Nはティース数である)
    を満たすように設定されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。
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