JP2006115584A - 埋込磁石型モータ - Google Patents

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Kaname Egawa
要 江川
Katsunori Mochizuki
克則 望月
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Abstract

【課題】一つおきの磁路形成部における周方向中心が不等角度間隔であることに起因する磁気的バランスの崩れを抑制することができ、且つ、トルクリップルを低減することができる埋込磁石型モータを提供する。
【解決手段】埋込磁石型モータのロータ3は、収容孔21a,21b,22a,22b,51a,51b,52a,52bとそれらの間で径方向に延びる磁路形成部31〜33,61〜63とが形成されたロータコアと、各収容孔に配置されるV字永久磁石14〜17とを有する。複数の磁路形成部31〜33,61〜63の内、V字永久磁石14〜17を一対毎に仕切る一つおきの磁路形成部における周方向中心(L1)は等角度間隔に設定される。そして、ロータコアは、軸方向に複数に分割された第1及び第2の分割ロータコア11,12を有し、磁路形成部31〜33,61〜63の周方向幅は、第1及び第2の分割ロータコア11,12で異なるように設定される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、埋込磁石型モータに関するものである。
高効率モータとしては、埋込磁石型モータがある。埋込磁石型モータは、ロータコア内に複数のマグネット(磁石)が埋設されたロータを有するモータであり、複数のティースを有するステータが作り出す回転磁界とロータとの間のマグネットトルクに加え、ロータに形成される回転磁界の磁路(磁路形成部)に基づくリラクタンストルクを有効に利用することにより高いモータ効率を得ることができる。
そして、このような埋込磁石型モータとしては、磁石(それを収容する収容孔)の周方向長さを周方向に一定とせず(異ならせ)、且つ磁路形成部の周方向幅を周方向に一定としない(異ならせた)ものがある(例えば、特許文献1参照)。この埋込磁石型モータでは、ティースに対する磁石の位置や、ティースに対する磁路形成部の位置が、それぞれ周方向で全て同一となってしまうことがない(同期しない)ため、磁石(収容孔)及び磁路形成部のそれぞれの周方向幅が一定であることに起因する(同時に大量のコイル磁束の流れが生じることに基づく)トルクリップルが低減される。
特開2002−118994号公報
しかしながら、上記従来技術(特許文献1)では、磁石(収容孔)を一対(N極とS極の組)毎に仕切る一つおきの磁路形成部における周方向中心が不等角度間隔であるため、磁気的バランスの崩れが大きくなり、ひいては回転駆動時の振動が大きくなってしまうという虞がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、一つおきの磁路形成部における周方向中心が不等角度間隔であることに起因する磁気的バランスの崩れを抑制することができ、且つ、トルクリップルを低減することができる埋込磁石型モータを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、略円筒状に形成され、周方向等角度間隔で軸中心に向かって延びるように形成された複数のティースに巻線が巻回されたステータと、軸方向に貫通する収容孔が周方向に複数形成されることで周方向に隣り合う前記収容孔の間に径方向に延びる磁路形成部が形成されたロータコアを有し、各前記収容孔にそれぞれ磁石がその磁極が交互になるように配設され、前記ステータの内側に回転可能に収容されるロータとを備えた埋込磁石型モータであって、複数の前記磁路形成部の内、前記磁石を一対毎に仕切る一つおきの前記磁路形成部における周方向中心が等角度間隔に設定され、且つ、複数の前記磁路形成部の少なくとも1つの周方向幅が軸方向又は周方向で異なるように設定された。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の埋込磁石型モータにおいて、周方向に隣り合う一方の前記磁路形成部における周方向中心が前記ティースの周方向中心と径方向に直列状態となった状態で、周方向に隣り合う他方の前記磁路形成部における周方向中心がティースの周方向中心に対して360/(2N)(但しNはティース数)度、周方向にずれるように設定された。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の埋込磁石型モータにおいて、前記ロータコアは、軸方向に複数に分割された複数の分割ロータコアを有し、前記磁路形成部の周方向幅は、前記分割ロータコア毎で異なるように設定された。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の埋込磁石型モータにおいて、前記磁石は、前記分割ロータコア毎で径方向に異なる範囲で配置されるように長さが設定された。
請求項5に記載の発明では、請求項3又は4に記載の埋込磁石型モータにおいて、前記収容孔は、径方向内側に凸の略V字形状のV字収容孔であって、前記磁石は、前記V字収容孔に対応したV字磁石であって、各前記分割ロータコアにおける前記V字収容孔及び前記V字磁石が形成するV字の内側にはリベットが挿入されるリベット挿入孔が形成され、前記リベット挿入孔は、前記V字収容孔及び前記V字磁石が形成するV字の開角度に応じて設定されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、複数の磁路形成部の内、磁石を一対毎に仕切る一つおきの磁路形成部における周方向中心が等角度間隔に設定されるため、一つおきの磁路形成部における周方向中心が不等角度間隔であることに起因する磁気的バランスの崩れが抑制され、ひいては回転駆動時の振動が抑制される。又、複数の磁路形成部の少なくとも1つの周方向幅が軸方向又は周方向で異なるように設定されること、及びそれらの構成により必然的に収容孔(磁石)の周方向幅が異なるようになることとで、それぞれの周方向幅が一定であることに起因する(同時に大量のコイル磁束の流れが生じることに基づく)トルクリップルを低減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、周方向に隣り合う一方の磁路形成部における周方向中心がティースの周方向中心と径方向に直列状態となった状態で、周方向に隣り合う他方の磁路形成部における周方向中心がティースの周方向中心に対して360/(2N)(但しNはティース数)度、周方向にずらされる。よって、角度に対する磁束の流れる量の波形の山と谷が周方向に隣り合う磁路形成部で逆になり、トルクリップルが低減される。
請求項3に記載の発明によれば、分割ロータコアのそれぞれの軸方向長さは容易に調節可能であることから、各分割ロータコアの軸方向長さの割合を調整することで容易且つ良好にトルクリップルを低減することができる。
請求項4に記載の発明によれば、分割ロータコア毎で磁石が径方向に異なる範囲で配置されるように長さを設定することで、容易且つ良好にトルクリップルを低減することができる。
請求項5に記載の発明によれば、磁石は、径方向内側に凸の略V字形状に配置されるV字磁石であるため、単に周方向に沿って配設される曲線状や直線状の磁石に比べて磁石を多く使用でき、高トルク化を図ることができる。しかも、例えば、V字収容孔及びV字磁石が形成するV字の開角度の広い方のリベット挿入孔の直径を大きくすることで、分割ロータコアの強度を保ちながら、強固に各分割ロータコアを固定することができる。
以上詳述したように、本発明によれば、一つおきの磁路形成部における周方向中心が不等角度間隔であることに起因する磁気的バランスの崩れを抑制することができ、且つ、トルクリップルを低減することができる埋込磁石型モータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図8に従って説明する。図1に示すように、埋込磁石型モータは、ハウジング1とステータ2とロータ3とを備える。
ハウジング1は、略有底筒状のケース4と、ケース4の開口部(図1中、下端部)を閉塞するための蓋部5とを備える。そして、ステータ2はケース4の内周面に固定され、ロータ3はその回転軸6がケース4及び蓋部5に設けられた軸受4a,5aに支持されることでステータ2の内側に回転可能に収容される。
ステータ2は、略円筒状に形成され、周方向等角度間隔で軸中心に向かって延びるように形成された複数のティース7(図3及び図4参照)を有したステータコア8と、ティース7にインシュレータ9(図1参照)を介して巻回された巻線10とを備える。尚、本実施の形態では、ティース7は、60個形成されている。又、図3及び図4においては、インシュレータ9及び巻線10の図示を省略している。又、巻線10はティース7に分布巻にて巻回される。
ロータ3は、図1に示すように、前記回転軸6と、第1の分割ロータコア11と、第2の分割ロータコア12と、非磁性体13と、磁石及びV字磁石としてのV字永久磁石14〜17(図2〜図4参照)とを備える。尚、本実施の形態の第1及び第2の分割ロータコア11,12は、ロータコアを軸方向に複数に分割したものであって、それぞれ複数の円盤状のコアシートが積層されて形成されている。これら第1及び第2の分割ロータコア11,12は、その軸方向長さ(厚さ)が異なるように設定され、本実施の形態ではその比率が4対6に設定されている。尚、図1及び図2においては、複数のコアシートの境界線の図示を省略している。非磁性体13は、前記第1及び第2の分割ロータコア11,12と同径の円盤状に形成されている。そして、図2に示すように、第1及び第2の分割ロータコア11,12は、非磁性体13を介して積層されている。又、図1に示すように、これら第1及び第2の分割ロータコア11,12及び非磁性体13の軸中心には回転軸6が嵌着される中心孔11a〜13aがそれぞれ形成されている。尚、図2は、回転軸6を除くロータ3の概略斜視図である。
第1の分割ロータコア11には、図3に示すように、軸方向に貫通し、一対で径方向内側に凸の略V字形状をなすV字収容孔としての収容孔21a,21b〜30a,30bが、周方向に10対並んで形成されている。そして、第1の分割ロータコア11には、隣り合う前記V字の間で径方向に延びる磁路形成部31〜40が形成される。又、各収容孔21a,21b〜30a,30bの両端部には、漏れ磁束(磁石のN極から直ぐに自身のS極に向かう磁束)を小さくすべく延設された内側延設部41及び外側延設部42が(孔の一部として)形成されている。
そして、(内側延設部41及び外側延設部42を除く)収容孔21a,21b〜30a,30bには、径方向内側に凸の略V字形状に配置されるV字永久磁石14,15が収容保持されている。本実施の形態では、V字永久磁石14,15は、4角柱状の一対の永久磁石14a,14b,15a,15bを各収容孔21a,21b〜30a,30bに収容することで略V字形状に配置してなる。又、隣り合うV字永久磁石14,15は、その磁極、即ちN極とS極が交互(逆)に設定され、例えばV字永久磁石14(永久磁石14a,14b)は径方向外側を向いた側がN極、V字永久磁石15(永久磁石15a,15b)は径方向外側を向いた側がS極に設定される。又、第1の分割ロータコア11には、収容孔21a,21b〜30a,30b及びV字永久磁石14,15が形成するV字の内側にリベット挿入孔43が形成されている。
ここで、複数の磁路形成部31〜40の内、V字永久磁石14,15を一対毎に仕切る一つおきの磁路形成部(例えば、磁路形成部31,33,35,37,39)における周方向中心(図3中、例えば中心L1参照)は等角度間隔(360度/(磁石の数/2))であって、本実施の形態では(360/(10/2)=)72度に設定されている。
又、周方向に隣り合う一方の磁路形成部31,33,35,37,39における周方向中心L1がティース7の周方向中心LTと径方向に直列状態となった状態(図3参照)で、周方向に隣り合う他方の磁路形成部32,34,36,38,40における周方向中心L2はティース7の周方向中心LTに対して360/(2N)(但しNはティース数)度、周方向にずれるように設定されている。言い換えると、前記周方向中心L1が前記周方向中心LTと径方向に直列状態となった状態(図3参照)で、前記周方向中心L2は前記周方向中心LTに対してティース間隔(6度)の半分(1/2スロット分)、本実施の形態では3度、周方向にずれるように設定されている。即ち、磁路形成部31〜40は、6.5スロット分間隔と5.5スロット分間隔を周方向に繰り返すように形成される。
又、第1の分割ロータコア11内では、磁路形成部31〜40の周方向幅(最も狭い部分の幅であって、径方向外側の部分の幅)が一定であって、ティース7の先端(径方向内側端)の周方向幅より小さく設定されている。
そして、前記収容孔21a,21b〜30a,30b及びV字永久磁石14,15(永久磁石14a,14b,15a,15b)が形成するV字の角度は、上記のように形成される磁路形成部31〜40の間隔に対応して設定されている。
上記第1の分割ロータコア11(第1の分割ロータコア11、V字永久磁石14,15及びステータ2)は、図8に示すように、第1の特性X1(図8中、実線で示す)を有する。
前記第2の分割ロータコア12には、図4に示すように、軸方向に貫通し、一対で径方向内側に凸の略V字形状をなすV字収容孔としての収容孔51a,51b〜60a,60bが、周方向に10対並んで形成されている。そして、第2の分割ロータコア12には、隣り合う前記V字の間で径方向に延びる磁路形成部61〜70が形成される。又、各収容孔51a,51b〜60a,60bの両端部には、漏れ磁束(磁石のN極から直ぐに自身のS極に向かう磁束)を小さくすべく延設された内側延設部71及び外側延設部72が(孔の一部として)形成されている。
そして、(内側延設部71及び外側延設部72を除く)収容孔51a,51b〜60a,60bには、径方向内側に凸の略V字形状に配置されるV字永久磁石16,17が収容保持されている。本実施の形態では、V字永久磁石16,17は、4角柱状の一対の永久磁石16a,16b,17a,17bを各収容孔51a,51b〜60a,60bに収容することで略V字形状に配置してなる。又、隣り合うV字永久磁石16,17は、その磁極、即ちN極とS極が交互(逆)に設定され、例えばV字永久磁石16(永久磁石16a,16b)は径方向外側を向いた側がN極、V字永久磁石17(永久磁石17a,17b)は径方向外側を向いた側がS極に設定される。又、第2の分割ロータコア12には、収容孔51a,51b〜60a,60b及びV字永久磁石16,17が形成するV字の内側にリベット挿入孔73が形成されている。
ここで、複数の磁路形成部61〜70の内、V字永久磁石16,17を一対毎に仕切る一つおきの磁路形成部(例えば、磁路形成部61,63,65,67,69)における周方向中心(図4中、例えば中心L1参照)は等角度間隔(360度/(磁石の数/2))であって、本実施の形態では(360/(10/2)=)72度に設定されている。
又、周方向に隣り合う一方の磁路形成部61,63,65,67,69における周方向中心L1がティース7の周方向中心LTと径方向に直列状態となった状態(図4参照)で、周方向に隣り合う他方の磁路形成部62,64,66,68,70における周方向中心L2はティース7の周方向中心LTに対して360/(2N)(但しNはティース数)度、周方向にずれるように設定されている。言い換えると、前記周方向中心L1が前記周方向中心LTと径方向に直列状態となった状態(図4参照)で、前記周方向中心L2は前記周方向中心LTに対してティース間隔(6度)の半分(1/2スロット分)、本実施の形態では3度、周方向にずれるように設定されている。即ち、磁路形成部61〜70は、6.5スロット分間隔と5.5スロット分間隔を周方向に繰り返すように形成される。
又、第2の分割ロータコア12内では、磁路形成部61〜70の周方向幅(最も狭い部分の幅であって、径方向外側の部分の幅)が一定であって、ティース7の先端(径方向内側端)の周方向幅より大きく設定されている。詳しくは、第2の分割ロータコア12の磁路形成部61〜70の周方向幅は、前記第1の分割ロータコア11の磁路形成部31〜40の周方向幅よりティース間隔分(1スロット分であって6度分)、大きく設定されている。
そして、前記収容孔51a,51b〜60a,60b及びV字永久磁石16,17(永久磁石16a,16b,17a,17b)が形成するV字の角度は、上記のように形成される磁路形成部61〜70の間隔に対応して設定されている。尚、本実施の形態のV字永久磁石16(永久磁石16a,16b)が形成するV字の角度は、前記V字永久磁石15(永久磁石15a,15b)が形成するV字の角度と同じに設定されている。又、V字永久磁石15,16(永久磁石15a,15b,16a,16b)が形成するV字の角度は、前記V字永久磁石14(永久磁石14a,14b)が形成するV字の角度より小さく、且つ、前記V字永久磁石17(永久磁石17a,17b)が形成するV字の角度より大きく設定されている。
上記第2の分割ロータコア12(第2の分割ロータコア12、V字永久磁石16,17及びステータ2)は、図8に示すように、第2の特性X2(図8中、破線で示す)を有する。尚、第1及び第2の分割ロータコア11,12の軸方向長さが同じの場合、それぞれは、図7に示す特性X1a,X2aを有する。
又、第1及び第2の分割ロータコア11,12におけるリベット挿入孔43,73は、前記V字の開角度に応じて設定され、前記V字の開角度の広い方(第1の分割ロータコア11)のリベット挿入孔43の直径が他方(リベット挿入孔73の直径)より大きく設定されている(図6参照)。
そして、前記第1及び第2の分割ロータコア11,12(V字永久磁石14〜17含む)は、前記磁路形成部31〜40,61〜70における周方向中心L1,L2が軸方向で一致するように、非磁性体13を介して積層され、前記リベット挿入孔43,73にリベット74が挿入されることで固定されている(図5及び図6参照)。尚、リベット74の直径は、勿論、前記リベット挿入孔43,73の直径にそれぞれ応じて(段差を有するように)設定されている。
そして、第1及び第2の分割ロータコア11,12の軸方向長さの比率が4対6に設定された本実施の形態のモータは、図8に示すように、前記第1及び第2の特性X1,X2を合成した合成特性Z1(図8中、太線で示す)を有する。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)複数の磁路形成部31〜40,61〜70の周方向幅は、第1及び第2の分割ロータコア11,12毎で(即ち軸方向で)異なるように設定される。又、それらの構成から必然的に収容孔21a,21b〜30a,30b,51a,51b〜60a,60b(V字永久磁石14〜17)の周方向幅が(軸方向で)異なるようになる。これらのことから、それぞれの周方向幅が一定であることに起因する(同時に大量のコイル磁束の流れが生じることに基づく)トルクリップルを低減することができる。しかも、複数の磁路形成部31〜40,61〜70の内、V字永久磁石14〜17を一対毎に仕切る一つおきの磁路形成部(例えば、磁路形成部31,33,35,37,39)における周方向中心は全て等角度間隔(本実施の形態では72度)に設定される。よって、一つおきの磁路形成部における周方向中心が不等角度間隔であることに起因する磁気的バランスの崩れが抑制され(発生せず)、ひいては回転駆動時の振動が抑制される。
(2)第1及び第2の分割ロータコア11,12では、周方向に隣り合う一方の磁路形成部31,33,35,37,39,61,63,65,67,69における周方向中心L1がティース7の周方向中心LTと径方向に直列状態となった状態で、周方向に隣り合う他方の磁路形成部32,34,36,38,40,62,64,66,68,70における周方向中心L2がティース7の周方向中心LTに対して360/(2N)(但しNはティース数)度、周方向にずらされる。この構成では、周方向に隣り合う磁路形成部におけるそれぞれの周方向中心L1,L2と、ティース7の周方向中心LTとが同時にそれぞれ径方向に直列状態とならない。これにより、第1及び第2の分割ロータコア11,12毎のそれぞれにおいても、角度に対する磁束の流れる量の波形の山と谷が周方向に隣り合う磁路形成部で逆になり(同時に大量のコイル磁束の流れが生じず)、トルクリップルが低減される。
(3)ロータコアは、軸方向に複数に分割された第1及び第2の分割ロータコア11,12を有し、磁路形成部31〜40,61〜70の周方向幅は、周方向ではなく第1及び第2の分割ロータコア11,12毎で(即ち軸方向で)異なるように設定される。そして、第1及び第2の分割ロータコア11,12のそれぞれの軸方向長さは容易に(本実施の形態ではコアシートの枚数を変えるだけで)調節可能であることから、前記軸方向長さの割合を調整することで容易且つ良好にトルクリップルを低減することができる。本実施の形態では、第1及び第2の分割ロータコア11,12の軸方向長さの比率を4対6に設定することで、第1及び第2の分割ロータコア11,12毎のトルクリップル(図7の特性X1a,X2a参照)を良好に相殺させてトルクリップルが低減された合成特性Z1(図8参照)を得ている。
(4)第1及び第2の分割ロータコア11,12に設けられる磁石は、径方向内側に凸の略V字形状に配置されるV字永久磁石14〜17であるため、単に周方向に沿って(半径同一周回上に)配設される曲線状や直線状の磁石に比べて磁石を多く使用でき、高トルク化を図ることができる。
(5)第1及び第2の分割ロータコア11,12におけるリベット挿入孔43,73は、前記V字の開角度の広い方である第1の分割ロータコア11のリベット挿入孔43の直径が他方(第2の分割ロータコア12のリベット挿入孔73の直径)より大きく設定される。よって、第1及び第2の分割ロータコア11,12の強度を保ちながら、リベット74を部分的に太くでき、強固に第1及び第2の分割ロータコア11,12を固定することができる。即ち、全てのリベット挿入孔の直径が同じの場合、分割ロータコアの強度を保とうとしてリベット全体を細くすると、各分割ロータコアを強固に固定することが困難となり、逆に強固に固定しようとしてリベット全体を太くすると(収容孔とリベット挿入孔が近接してしまい)分割ロータコアの強度が保てなくなる虞があるが、これが解消される。
(6)第1及び第2の分割ロータコア11,12は、非磁性体13を介して積層されるため、第1及び第2の分割ロータコア11,12間における磁束漏れが防止される。よって、トルクの低下を抑制することができる。
上記実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、V字永久磁石14〜17の長さが径方向に同じ範囲で配置されるように設定したが、磁石(V字永久磁石)は、分割ロータコア毎で(即ち軸方向で)径方向に異なる範囲で配置されるように長さを設定してもよい。
例えば、上記実施の形態の第1の分割ロータコア11を、図9に示す第1の分割ロータコア81に変更してもよい。この第1の分割ロータコア81のV字永久磁石82,83は、上記実施の形態のV字永久磁石14,15より径方向に広い範囲(径方向内側に広くした範囲)で配置されるように、その長さが設定されている。尚、この例の磁路形成部における周方向中心同士の間隔や磁路形成部の周方向幅は、上記実施の形態の磁路形成部31〜40と同じであるが、V字永久磁石82,83が形成するV字の角度や収容孔の形状は、V字永久磁石82,83が配置される径方向の範囲に応じて変更されている。
そして、この例のロータ84は、図10に模式的に示すように、第1の分割ロータコア81と、上記実施の形態と同様の第2の分割ロータコア12とを備え、第1及び第2の分割ロータコア81,12はその軸方向長さの比率が上記実施の形態と同様に4対6に設定されている。
又、第1の分割ロータコア81(第1の分割ロータコア81、V字永久磁石82,83及びステータ2)は、図12に示すように、第3の特性X3(図12中、実線で示す)を有する。尚、第1及び第2の分割ロータコア81,12の軸方向長さが同じの場合、それぞれは、図11に示す特性X3a,X2aを有する。
そして、第1及び第2の分割ロータコア81,12の軸方向長さの比率が4対6に設定されたモータは、図12に示すように、前記第2及び第3の特性X2,X3を合成した合成特性Z2(図12中、太線で示す)を有する。言い換えると、第1及び第2の分割ロータコア81,12の軸方向長さの比率を4対6に設定することで、第1及び第2の分割ロータコア81,12毎のトルクリップル(図11の特性X3a,X2a参照)を良好に相殺させてトルクリップルが低減された合成特性Z2(図12参照)を得ている。
又、この例では、第1の分割ロータコア81と第2の分割ロータコア12とで(即ち軸方向で)V字永久磁石82,83,16,17が径方向に異なる範囲で配置されるように長さを設定し、それによって(互いに相殺し易い特性X2a,X3aを得て)容易且つ良好にトルクリップルを低減させている。
又、この例では、第1の分割ロータコア81のV字永久磁石82,83が、上記実施の形態のV字永久磁石14,15より径方向に広い範囲(径方向内側に広くした範囲)で配置されるようにその長さが設定されるため、その合成特性Z2が上記実施の形態の合成特性Z1より大きくなっている(図8及び図12参照)。
・上記実施の形態では、複数の磁路形成部31〜40,61〜70の周方向幅を、第1及び第2の分割ロータコア11,12毎で(即ち軸方向で)異なるように設定したが、複数の磁路形成部の少なくとも1つの周方向幅が軸方向又は周方向で異なるように設定されていれば、他の構成に変更してもよい。
例えば、図13に示すロータコア91に変更してもよい。ロータコア91は、軸方向に複数に分割されず(複数の分割ロータコアを有さず)、周方向に並ぶ複数の磁路形成部101〜110の内の半分(磁路形成部101〜105と磁路形成部106〜110と)の周方向幅が周方向で異なるように設定されている。詳しくは、ロータコア91は、周方向で2つ(半分)に区別される(図13中、2点鎖線で区別される)第1及び第2のロータコア部92,93を有する。そして、第1のロータコア部92は、上記実施の形態の第1の分割ロータコア11と同じパターンに形成され、第2のロータコア部93は、上記実施の形態の第2の分割ロータコア12と同じパターンに形成されている。尚、この例の磁路形成部101〜110における周方向中心同士の間隔は上記実施の形態の磁路形成部31〜40(61〜70)と同じである。又、第1及び第2のロータコア部92,93の境目におけるV字永久磁石94,95は、上記実施の形態の第1及び第2の分割ロータコア11,12におけるそれぞれの永久磁石14a,15b,16b,17aが組み合わされて形成されている。
このようにしても、複数の磁路形成部や磁石の周方向幅が一定であることに起因する(同時に大量のコイル磁束の流れが生じることに基づく)トルクリップルを低減することができる。しかも、複数の磁路形成部101〜110の内、V字永久磁石14〜17,94,95を一対毎に仕切る一つおきの磁路形成部(例えば、磁路形成部101,103,105,107,109)における周方向中心は全て等角度間隔(この例では72度)に設定される。よって、一つおきの磁路形成部における周方向中心が不等角度間隔であることに起因する磁気的バランスの崩れが抑制され(発生せず)、ひいては回転駆動時の振動が抑制される。
・上記実施の形態では、ティースが60個形成され、巻線10が分布巻にて巻回されるステータ2としたが、図14及び図15に示すように、ティース111が12個(図中、4つのみ図示する)形成され、図示しない巻線が集中巻にて巻回されるステータ112に変更して具体化してもよい。この例におけるロータ113は、第1の分割ロータコア121(図14参照)と、第2の分割ロータコア122(図15参照)と、図示しない非磁性体と、V字永久磁石123〜126とを備える。又、図16に模式的に示すように、第1及び第2の分割ロータコア121,122は、その軸方向長さの比率が8対2に設定されている。
第1及び第2の分割ロータコア121,122には、それぞれ8個のV字永久磁石123〜126が設けられる。そして、第1及び第2の分割ロータコア121,122毎における複数(8つ)の磁路形成部131〜134の内、V字永久磁石123〜126を一対毎に仕切る一つおきの磁路形成部における周方向中心は等角度間隔(360度/(磁石の数/2))であって、この例では(360/(8/2)=)90度に設定されている。
又、第2の分割ロータコア122の磁路形成部133,134の周方向幅は、前記第1の分割ロータコア121の磁路形成部131,132の周方向幅より大きく設定されている。
又、第1の分割ロータコア121(第1の分割ロータコア121、V字永久磁石123,124及びステータ112)は、図18に示すように、第4の特性X4(図18中、実線で示す)を有する。第2の分割ロータコア122(第2の分割ロータコア122、V字永久磁石125,126及びステータ112)は、図18に示すように、第5の特性X5(図18中、破線で示す)を有する。尚、第1及び第2の分割ロータコア121,122の軸方向長さが同じの場合、それぞれは、図17に示す特性X4a,X5aを有する。
そして、第1及び第2の分割ロータコア121,122の軸方向長さの比率が8対2に設定されたこの例のモータは、図18に示すように、前記第4及び第5の特性X4,X5を合成した合成特性Z3(図18中、太線で示す)を有する。
このようにしても、複数の磁路形成部や磁石の周方向幅が一定であることに起因する(同時に大量のコイル磁束の流れが生じることに基づく)トルクリップルを低減することができる。しかも、複数の磁路形成部131〜134の内、V字永久磁石123〜126を一対毎に仕切る一つおきの磁路形成部における周方向中心は全て等角度間隔(この例では90度)に設定される。よって、一つおきの磁路形成部における周方向中心が不等角度間隔であることに起因する磁気的バランスの崩れが抑制され(発生せず)、ひいては回転駆動時の振動が抑制される。
・上記実施の形態では、ロータコアは、軸方向に2つに分割された第1及び第2の分割ロータコア11,12を有するとしたが、分割ロータコアの数は変更してもよく、例えば、図19に模式的に示すように、3つの分割ロータコア141〜143を有するロータコアに変更してもよい。
・上記実施の形態では、第1及び第2の分割ロータコア11,12は、非磁性体13を介して積層されるとしたが、これに限定されず、例えば、分割ロータコア同士が直接当接するように積層してもよいし、図20に模式的に示すように分割ロータコア151〜153の間に空隙154が形成されるように積層してもよい。空隙154が形成されるようにした場合、分割ロータコア151〜153間における磁束漏れを防止しながら、非磁性体が不要であるため部品点数の増大を抑制することができる。
・上記実施の形態では、周方向に隣り合う一方の磁路形成部における周方向中心L1がティース7の周方向中心LTと径方向に直列状態となった状態で、他方の磁路形成部における周方向中心L2がティース7の周方向中心LTに対して360/(2N)(但しNはティース数)度、周方向にずれるように設定したが、これに限定されない。例えば、周方向にずれる角度を変更してもよい。又、例えば、前記周方向中心L1が前記周方向中心LTと径方向に直列状態となった状態で、前記周方向中心L2がティース7の周方向中心LTと径方向に直列状態となるように変更してもよい。
・上記実施の形態のV字永久磁石14〜17は、4角柱状の一対の永久磁石14a,14b〜17a,17bを略V字形状に配置してなるとしたが、略V字形状に一体成形されたV字永久磁石に変更してもよい。尚、勿論、この場合、収容孔21a,21b〜30a,30b,51a,51b〜60a,60bの形状も適宜変更する必要がある。
・上記実施の形態では、磁石を、径方向内側に凸の略V字形状に配置されるV字永久磁石14〜17としたが、これに限定されず、例えば、単に周方向に沿って(半径同一周回上に)配設される曲線状や直線状の磁石に変更してもよい。尚、勿論、この場合、収容孔21a,21b〜30a,30b,51a,51b〜60a,60bの形状も適宜変更する必要がある。
・上記実施の形態では、リベット挿入孔43,73(リベット74)は、前記V字の開角度に応じて直径を異ならせたが、これに限定されず、全てのリベット挿入孔(リベット74)の直径を同じに設定してもよい。
・上記実施の形態では、第1及び第2の分割ロータコア11,12は、それぞれ複数の円盤状のコアシートが積層されて形成されるとしたが、同様の形状であればよく、例えば、磁性粉体を焼結して形成してもよい。
上記各実施の形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項3乃至5のいずれか1項に記載の埋込磁石型モータにおいて、複数の前記分割ロータコアは、非磁性体を介して積層されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。このようにすると、複数の分割ロータコアは、非磁性体を介して積層されるため、分割ロータコア間における磁束漏れが防止される。よって、トルクの低下を抑制することができる。
本実施の形態における埋込磁石型モータの側断面図。 本実施の形態における回転軸を除くロータの概略斜視図。 本実施の形態におけるステータ及び第1の分割ロータコアの平面図。 本実施の形態におけるステータ及び第2の分割ロータコアの平面図。 本実施の形態におけるステータ及びロータの平面一部拡大図。 本実施の形態におけるリベット挿入孔とリベットを説明するための説明図。 本実施の形態の第1及び第2の分割ロータコアにおける特性を説明するための角度−トルク特性図。 本実施の形態の第1及び第2の特性と合成特性を説明するための角度−トルク特性図。 別例におけるステータ及び第1の分割ロータコアの平面図。 別例におけるロータの模式図。 別例の第1及び第2の分割ロータコアにおける特性を説明するための角度−トルク特性図。 別例の第2及び第3の特性と合成特性を説明するための角度−トルク特性図。 別例におけるステータ及びロータコアの平面図。 別例におけるステータ及び第1の分割ロータコアの一部平面図。 別例におけるステータ及び第2の分割ロータコアの一部平面図。 別例におけるロータの模式図。 別例の第1及び第2の分割ロータコアにおける特性を説明するための角度−トルク特性図。 別例の第4及び第5の特性と合成特性を説明するための角度−トルク特性図。 別例におけるロータの模式図。 別例におけるロータの模式図。
符号の説明
2,112…ステータ、3,84,113…ロータ、7,111…ティース、10…巻線、11,81,121…第1の分割ロータコア、12,122…第2の分割ロータコア、14〜17,82,83,94,95,123〜126…V字永久磁石(磁石及びV字磁石)、21a,21b〜30a,30b,51a,51b〜60a,60b…収容孔(V字収容孔)、31〜40,61〜70,101〜110,131〜134…磁路形成部、43,73…リベット挿入孔、74…リベット、91…ロータコア、141〜143,151〜153…分割ロータコア、L1,L2…磁路形成部の周方向中心、LT…ティースの周方向中心。

Claims (5)

  1. 略円筒状に形成され、周方向等角度間隔で軸中心に向かって延びるように形成された複数のティースに巻線が巻回されたステータと、
    軸方向に貫通する収容孔が周方向に複数形成されることで周方向に隣り合う前記収容孔の間に径方向に延びる磁路形成部が形成されたロータコアを有し、各前記収容孔にそれぞれ磁石がその磁極が交互になるように配設され、前記ステータの内側に回転可能に収容されるロータと
    を備えた埋込磁石型モータであって、
    複数の前記磁路形成部の内、前記磁石を一対毎に仕切る一つおきの前記磁路形成部における周方向中心が等角度間隔に設定され、且つ、複数の前記磁路形成部の少なくとも1つの周方向幅が軸方向又は周方向で異なるように設定されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。
  2. 請求項1に記載の埋込磁石型モータにおいて、
    周方向に隣り合う一方の前記磁路形成部における周方向中心が前記ティースの周方向中心と径方向に直列状態となった状態で、周方向に隣り合う他方の前記磁路形成部における周方向中心がティースの周方向中心に対して360/(2N)(但しNはティース数)度、周方向にずれるように設定されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。
  3. 請求項1又は2に記載の埋込磁石型モータにおいて、
    前記ロータコアは、軸方向に複数に分割された複数の分割ロータコアを有し、
    前記磁路形成部の周方向幅は、前記分割ロータコア毎で異なるように設定されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。
  4. 請求項3に記載の埋込磁石型モータにおいて、
    前記磁石は、前記分割ロータコア毎で径方向に異なる範囲で配置されるように長さが設定されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。
  5. 請求項3又は4に記載の埋込磁石型モータにおいて、
    前記収容孔は、径方向内側に凸の略V字形状のV字収容孔であって、
    前記磁石は、前記V字収容孔に対応したV字磁石であって、
    各前記分割ロータコアにおける前記V字収容孔及び前記V字磁石が形成するV字の内側にはリベットが挿入されるリベット挿入孔が形成され、
    前記リベット挿入孔は、前記V字収容孔及び前記V字磁石が形成するV字の開角度に応じて設定されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。
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