JP2011015555A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】爪状磁極を容易に積層構造にすることが可能な回転電機を提供する。
【解決手段】本発明の回転電機は、固定子巻線(17)を有する円筒状の固定子(18)と、固定子の内周側に空隙を介して設けられた円筒状の複合磁性体(14)と、当該複合磁性体の内周側に設けられた回転子コイル(11)とを有する回転子(15)と、を備え、複合磁性体は、回転子の回転軸方向における一端側に設けられた第1爪状磁極(12aまたは12b)と、当該第1爪状磁極と噛み合うように回転軸方向における他端側に設けられた第2爪状磁極(12aまたは12b)とを構成する磁性部と、第1および第2爪状磁極以外の部位を構成する非磁性部と、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の回転電機は、固定子巻線(17)を有する円筒状の固定子(18)と、固定子の内周側に空隙を介して設けられた円筒状の複合磁性体(14)と、当該複合磁性体の内周側に設けられた回転子コイル(11)とを有する回転子(15)と、を備え、複合磁性体は、回転子の回転軸方向における一端側に設けられた第1爪状磁極(12aまたは12b)と、当該第1爪状磁極と噛み合うように回転軸方向における他端側に設けられた第2爪状磁極(12aまたは12b)とを構成する磁性部と、第1および第2爪状磁極以外の部位を構成する非磁性部と、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、爪状磁極を有する回転電機に関し、より特定的には、爪状磁極で生じる渦電流損を低減した回転電機に関する。
従来において、爪状磁極を有する回転電機(爪ティース形回転電機)が提案されている。この回転電機は、図5に示すような回転子(ランデル型回転子)を持つ。
図5において、ランデル型回転子は、モータ軸1と、爪状磁極2aを有しモータ軸1に支持される第1ポールコア体3と、爪状磁極2bを有しモータ軸1に支持される第2ポールコア体4と、電流が流れると磁束を発生する回転子コイル5とで構成されている。爪状磁極2a、2b間には、空隙6が形成されている。回転子コイル5に直流電流を流すことにより、爪状磁極2a、2bにN極またはS極の極性が形成される。
図5に示した回転電機は、巻線界磁型であり、回転子コイル5に流す電流を変化させ、界磁磁束量を変化させることで、誘起電圧を調整することができる。このため、図5に示した回転電機は、永久磁石型回転電機と比べて高速回転が可能となる。
図5において、ランデル型回転子は、モータ軸1と、爪状磁極2aを有しモータ軸1に支持される第1ポールコア体3と、爪状磁極2bを有しモータ軸1に支持される第2ポールコア体4と、電流が流れると磁束を発生する回転子コイル5とで構成されている。爪状磁極2a、2b間には、空隙6が形成されている。回転子コイル5に直流電流を流すことにより、爪状磁極2a、2bにN極またはS極の極性が形成される。
図5に示した回転電機は、巻線界磁型であり、回転子コイル5に流す電流を変化させ、界磁磁束量を変化させることで、誘起電圧を調整することができる。このため、図5に示した回転電機は、永久磁石型回転電機と比べて高速回転が可能となる。
また、従来において、磁極を積層構造にする技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、図5に示した回転電機では、爪状磁極2aおよび2b表面での磁束の高周波成分によって生じる渦電流損が大きく、永久磁石型回転電機と比較して効率が悪化するという問題があった。
また、その対策として、爪状磁極2aおよび2bを積層構造にすることで、渦電流損を減少させることが考えられるが、空隙6があるために、その製造は極めて困難であった。
なお、磁極を積層構造にする技術は、特許文献1に開示されているが、磁極は爪状ではなく、空隙6も存在しない。このように、爪状磁極を積層構造にすることは、従来において、未だ困難であった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、爪状磁極を容易に積層構造にすることが可能な回転電機を提供することを目的とする。
また、その対策として、爪状磁極2aおよび2bを積層構造にすることで、渦電流損を減少させることが考えられるが、空隙6があるために、その製造は極めて困難であった。
なお、磁極を積層構造にする技術は、特許文献1に開示されているが、磁極は爪状ではなく、空隙6も存在しない。このように、爪状磁極を積層構造にすることは、従来において、未だ困難であった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、爪状磁極を容易に積層構造にすることが可能な回転電機を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成した。
請求項1に記載の発明は、固定子巻線を有する円筒状の固定子と、固定子の内周側に空隙を介して設けられた円筒状の複合磁性体と、当該複合磁性体の内周側に設けられた回転子コイルとを有する回転子と、を備え、複合磁性体は、回転子の回転軸方向における一端側に設けられた第1爪状磁極と、当該第1爪状磁極と噛み合うように回転軸方向における他端側に設けられた第2爪状磁極とを構成する磁性部と、第1および第2爪状磁極以外の部位を構成する非磁性部と、を有する、回転電機に関するものである。
請求項2に記載の発明は、複合磁性体が、回転軸方向に積層された複数の積層板からなるものである。
請求項3に記載の発明は、固定子巻線を有する円筒状の固定子と、回転子コイルと、当該回転子コイルを覆うように設けられた複合磁性体とを有し、固定子の内周側に空隙を介して設けられた回転子と、を備え、複合磁性体は、回転子コイルの回転軸方向における一端側に設けられた第1ポールベースと、回転軸方向における他端側に設けられた第2ポールベースと、第1ポールベースに設けられた第1爪状磁極と、当該第1爪状磁極と噛み合うように第2ポールベースに設けられた第2爪状磁極と、を構成する磁性部と、第1爪状磁極、第2爪状磁極、第1ポールベース、および第2ポールベース以外の部位を構成する非磁性部と、を有する、回転電機に関するものである。
請求項4に記載の発明は、複合磁性体が、回転子の周方向に積層された複数の積層板からなるものである。
請求項5に記載の発明は、上記回転電機を搭載した工作機械に関するものである。
請求項6に記載の発明は、上記回転電機を搭載した車両に関するものである。
請求項1に記載の発明は、固定子巻線を有する円筒状の固定子と、固定子の内周側に空隙を介して設けられた円筒状の複合磁性体と、当該複合磁性体の内周側に設けられた回転子コイルとを有する回転子と、を備え、複合磁性体は、回転子の回転軸方向における一端側に設けられた第1爪状磁極と、当該第1爪状磁極と噛み合うように回転軸方向における他端側に設けられた第2爪状磁極とを構成する磁性部と、第1および第2爪状磁極以外の部位を構成する非磁性部と、を有する、回転電機に関するものである。
請求項2に記載の発明は、複合磁性体が、回転軸方向に積層された複数の積層板からなるものである。
請求項3に記載の発明は、固定子巻線を有する円筒状の固定子と、回転子コイルと、当該回転子コイルを覆うように設けられた複合磁性体とを有し、固定子の内周側に空隙を介して設けられた回転子と、を備え、複合磁性体は、回転子コイルの回転軸方向における一端側に設けられた第1ポールベースと、回転軸方向における他端側に設けられた第2ポールベースと、第1ポールベースに設けられた第1爪状磁極と、当該第1爪状磁極と噛み合うように第2ポールベースに設けられた第2爪状磁極と、を構成する磁性部と、第1爪状磁極、第2爪状磁極、第1ポールベース、および第2ポールベース以外の部位を構成する非磁性部と、を有する、回転電機に関するものである。
請求項4に記載の発明は、複合磁性体が、回転子の周方向に積層された複数の積層板からなるものである。
請求項5に記載の発明は、上記回転電機を搭載した工作機械に関するものである。
請求項6に記載の発明は、上記回転電機を搭載した車両に関するものである。
請求項1〜4に記載の発明によると、爪状磁極を容易に積層構造にすることが可能な回転電機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る回転電機の側断面図である。
図1において、回転電機は、工作機械や車両などの回転電機としてこれらに搭載され、回転子15と、回転子15の外周側に空隙を介して設けられた固定子18とで構成される。回転子15は、モータ軸7と、モータ軸7に支持される円筒状部材8と、円筒状部材8に巻き付けられる回転子コイル11と、回転子コイル11の回転軸方向における一端に設けられた第1ポールベース9と、回転軸方向における他端に設けられた第2ポールベース10と、回転子コイル11の外周側に設けられた円筒状の複合磁性体14とで構成される。複合磁性体14は、回転軸方向に積層された複数の積層板からなり、爪状磁極12aおよび12bを構成する磁性部と、爪状磁極12aおよび12b以外の部位(空隙13を含む部位)を構成する非磁性部とを有する。爪状磁極12aは、複合磁性体14の第1ポールベース9側に設けられ、爪状磁極12bは、複合磁性体14の第2ポールベース10側に設けられる。爪状磁極12aおよび12bは互いに噛み合うように配置されている。固定子18は、円筒状であり、固定子コア16と、固定子コア16に設けられた固定子巻線17とで構成される。
尚、複合磁性体14は、溶体化処理を行い、炭化物を固溶させることで、非磁性に近い特性(比透磁率1.01以下)を部分的に形成することができる材料からなる。
図1において、回転電機は、工作機械や車両などの回転電機としてこれらに搭載され、回転子15と、回転子15の外周側に空隙を介して設けられた固定子18とで構成される。回転子15は、モータ軸7と、モータ軸7に支持される円筒状部材8と、円筒状部材8に巻き付けられる回転子コイル11と、回転子コイル11の回転軸方向における一端に設けられた第1ポールベース9と、回転軸方向における他端に設けられた第2ポールベース10と、回転子コイル11の外周側に設けられた円筒状の複合磁性体14とで構成される。複合磁性体14は、回転軸方向に積層された複数の積層板からなり、爪状磁極12aおよび12bを構成する磁性部と、爪状磁極12aおよび12b以外の部位(空隙13を含む部位)を構成する非磁性部とを有する。爪状磁極12aは、複合磁性体14の第1ポールベース9側に設けられ、爪状磁極12bは、複合磁性体14の第2ポールベース10側に設けられる。爪状磁極12aおよび12bは互いに噛み合うように配置されている。固定子18は、円筒状であり、固定子コア16と、固定子コア16に設けられた固定子巻線17とで構成される。
尚、複合磁性体14は、溶体化処理を行い、炭化物を固溶させることで、非磁性に近い特性(比透磁率1.01以下)を部分的に形成することができる材料からなる。
図2は、図1に示した複合磁性体14のA〜E部の回転軸方向の断面図である。
複合磁性体14を構成する積層板には、図2に示すように、回転軸方向の位置に応じて異なる形状をもつ磁性部14aと非磁性部14bが形成される。これら複数の積層板を積層することで、磁性部14aが爪状磁極12aおよび12bを形成し、非磁性部14bが爪状磁極12aおよび12b以外の部位を形成することになる。
なお、図2では、回転軸方向の断面が異なる4種類の積層板のみを示しているが、実際には、積層されたときに磁性部14aで爪状磁極12aおよび12bを形成し、非磁性部14bで空隙13を含む部位を形成するよう、積層板の回転軸方向の断面における磁性部14aおよび非磁性部14bの面積が、積層板毎に異なっている。
また、回転子コイル11に対し、第1ポールベース9側から見て反時計周り方向に直流電流を流すと、複合磁性体14の磁性部14aは、図2に示す磁性に磁化される。
複合磁性体14を構成する積層板には、図2に示すように、回転軸方向の位置に応じて異なる形状をもつ磁性部14aと非磁性部14bが形成される。これら複数の積層板を積層することで、磁性部14aが爪状磁極12aおよび12bを形成し、非磁性部14bが爪状磁極12aおよび12b以外の部位を形成することになる。
なお、図2では、回転軸方向の断面が異なる4種類の積層板のみを示しているが、実際には、積層されたときに磁性部14aで爪状磁極12aおよび12bを形成し、非磁性部14bで空隙13を含む部位を形成するよう、積層板の回転軸方向の断面における磁性部14aおよび非磁性部14bの面積が、積層板毎に異なっている。
また、回転子コイル11に対し、第1ポールベース9側から見て反時計周り方向に直流電流を流すと、複合磁性体14の磁性部14aは、図2に示す磁性に磁化される。
以上のように、本実施例によれば、爪状磁極12aおよび12bのみではなく、爪状磁性体12aおよび12b間の空隙13を含む部位を一枚の積層板で構成している。これにより、爪状磁極を極めて容易に積層構造にすることが可能になる。
図3は、本発明の実施例2に係る回転電機の側断面図である。
図3に示すように、本実施例が実施例1と異なる点は、円筒状部材8の代わりに円筒状部材8よりも回転軸方向の長さが長い円筒状部材20を備えた点と、複合磁性体14の代わりに、爪状磁極12aおよび12bの他に、第1ポールベース9および第2ポールベース10をさらに磁性部で構成した複合磁性体21を備える点で異なる。これ以外の構成は、図1と同様であり、図1と同様の符号を付して説明を省略する。
図3に示すように、本実施例が実施例1と異なる点は、円筒状部材8の代わりに円筒状部材8よりも回転軸方向の長さが長い円筒状部材20を備えた点と、複合磁性体14の代わりに、爪状磁極12aおよび12bの他に、第1ポールベース9および第2ポールベース10をさらに磁性部で構成した複合磁性体21を備える点で異なる。これ以外の構成は、図1と同様であり、図1と同様の符号を付して説明を省略する。
図3において、回転電機は、回転子25と、回転子25の外周側に空隙を介して設けられた固定子18とで構成される。回転子25は、モータ軸7と、モータ軸7に支持される円筒状部材20と、円筒状部材20に巻き付けられる回転子コイル11と、回転子コイル11の外周を覆うように設けられた複合磁性体21とで構成される。複合磁性体21は、回転子25の周方向に積層された複数の積層板からなり、爪状磁極12aおよび12bと、第1ポールベース9および第2ポールベース10とを構成する磁性部と、爪状磁極12aおよび12b、第1ポールベース9および第2ポールベース10以外の部位(空隙13を含む部位)を構成する非磁性部とを有する。爪状磁極12aは、複合磁性体21の第1ポールベース9側に設けられ、爪状磁極12bは、複合磁性体21の第2ポールベース10側に設けられる。爪状磁極12aおよび12bは互いに噛み合うように配置されている。
図4Aは、図3に示した複合磁性体21の透視斜視図である。図4Bは、図4Aに示した複合磁性体21を周方向に分割した際に表れる複合磁性体21の周方向断面図である。図4Bでは、図4Aに示すA1、B1、C1、D1で囲まれた周方向断面、図4Aに示すA2、B2、C2、D2で囲まれた周方向断面、図4Aに示すA2、B2、C2、D2で囲まれた周方向断面、図4Aに示すA2、B2、C2、D2で囲まれた周方向断面を示している。
複合磁性体21を構成する積層板には、図4AおよびBに示すように、回転子25の周方向における位置に応じて異なる形状をもつ磁性部21aと非磁性部21bが形成される。これら複数の積層板を積層することで、磁性部21aが爪状磁極12aおよび12bと第1ポールベース9および第2ポールベース10とを形成し、非磁性部21bが、爪状磁極12aおよび12b、第1ポールベース9および第2ポールベース10以外の部位(空隙13を含む部位)を形成することになる。
なお、図4Bでは、周方向の断面が異なる4種類の積層板のみを示しているが、実際には、積層されたときに磁性部21aで爪状磁極12aおよび12bと第1ポールベース9および第2ポールベース10とを形成し、非磁性部21bで空隙13を含む部位を形成するよう、積層板の周方向の断面における磁性部21aおよび非磁性部21bの面積が、積層板毎に異なっている。
図4Aは、図3に示した複合磁性体21の透視斜視図である。図4Bは、図4Aに示した複合磁性体21を周方向に分割した際に表れる複合磁性体21の周方向断面図である。図4Bでは、図4Aに示すA1、B1、C1、D1で囲まれた周方向断面、図4Aに示すA2、B2、C2、D2で囲まれた周方向断面、図4Aに示すA2、B2、C2、D2で囲まれた周方向断面、図4Aに示すA2、B2、C2、D2で囲まれた周方向断面を示している。
複合磁性体21を構成する積層板には、図4AおよびBに示すように、回転子25の周方向における位置に応じて異なる形状をもつ磁性部21aと非磁性部21bが形成される。これら複数の積層板を積層することで、磁性部21aが爪状磁極12aおよび12bと第1ポールベース9および第2ポールベース10とを形成し、非磁性部21bが、爪状磁極12aおよび12b、第1ポールベース9および第2ポールベース10以外の部位(空隙13を含む部位)を形成することになる。
なお、図4Bでは、周方向の断面が異なる4種類の積層板のみを示しているが、実際には、積層されたときに磁性部21aで爪状磁極12aおよび12bと第1ポールベース9および第2ポールベース10とを形成し、非磁性部21bで空隙13を含む部位を形成するよう、積層板の周方向の断面における磁性部21aおよび非磁性部21bの面積が、積層板毎に異なっている。
以上のように、本実施例によれば、実施例1と同様、爪状磁極12aおよび12bのみではなく、爪状磁性体12aおよび12b間の空隙13を含む部位を一枚の積層板で構成している。これにより、爪状磁極を極めて容易に積層構造にすることが可能になる。
本発明に係る回転電機は、爪状磁極を有しており、工作機械の主軸用モータや車載用回転電機等の用途に適用できる。
1、7 モータ軸
2a、2b、12a、12b 爪状磁極
3 第1ポールコア体
4 第2ポールコア体
5、11 回転子コイル
6、13 空隙
8、20 円筒状部材
9 第1ポールベース
10 第2ポールベース
14、21 複合磁性体
14a、21a 磁性部
14b、21b 非磁性部
15、25 回転子
16 固定子コア
17 固定子巻線
18 固定子
2a、2b、12a、12b 爪状磁極
3 第1ポールコア体
4 第2ポールコア体
5、11 回転子コイル
6、13 空隙
8、20 円筒状部材
9 第1ポールベース
10 第2ポールベース
14、21 複合磁性体
14a、21a 磁性部
14b、21b 非磁性部
15、25 回転子
16 固定子コア
17 固定子巻線
18 固定子
Claims (6)
- 固定子巻線を有する円筒状の固定子と、
前記固定子の内周側に空隙を介して設けられた円筒状の複合磁性体と、当該複合磁性体の内周側に設けられた回転子コイルとを有する回転子と、を備え、
前記複合磁性体は、
前記回転子の回転軸方向における一端側に設けられた第1爪状磁極と、当該第1爪状磁極と噛み合うように前記回転軸方向における他端側に設けられた第2爪状磁極とを構成する磁性部と、
前記第1および第2爪状磁極以外の部位を構成する非磁性部と、を有する、回転電機。 - 前記複合磁性体は、前記回転軸方向に積層された複数の積層板からなることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 固定子巻線を有する円筒状の固定子と、
回転子コイルと、当該回転子コイルを覆うように設けられた複合磁性体とを有し、前記固定子の内周側に空隙を介して設けられた回転子と、を備え、
前記複合磁性体は、
前記回転子コイルの回転軸方向における一端側に設けられた第1ポールベースと、前記回転軸方向における他端側に設けられた第2ポールベースと、前記第1ポールベースに設けられた第1爪状磁極と、当該第1爪状磁極と噛み合うように前記第2ポールベースに設けられた第2爪状磁極と、を構成する磁性部と、
前記第1爪状磁極、前記第2爪状磁極、前記第1ポールベース、および前記第2ポールベース以外の部位を構成する非磁性部と、を有する、回転電機。 - 前記複合磁性体は、前記回転子の周方向に積層された複数の積層板からなることを特徴とする請求項3に記載の回転電機。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転電機を搭載した工作機械。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転電機を搭載した車両。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009158169A JP2011015555A (ja) | 2009-07-02 | 2009-07-02 | 回転電機 |
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JP (1) | JP2011015555A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2013099102A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Asmo Co Ltd | ロータ及びモータ |
US9143013B2 (en) | 2011-10-31 | 2015-09-22 | Asmo Co. Ltd | Rotor and motor |
CN105141056A (zh) * | 2015-09-17 | 2015-12-09 | 北京航天控制仪器研究所 | 一种解决爪极电机高速扫膛的方法及爪极电机 |
US9273691B2 (en) | 2011-10-31 | 2016-03-01 | Asmo, Co., Ltd. | Rotor and motor |
-
2009
- 2009-07-02 JP JP2009158169A patent/JP2011015555A/ja active Pending
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