JP4358703B2 - 埋込磁石型モータ - Google Patents
埋込磁石型モータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4358703B2 JP4358703B2 JP2004229850A JP2004229850A JP4358703B2 JP 4358703 B2 JP4358703 B2 JP 4358703B2 JP 2004229850 A JP2004229850 A JP 2004229850A JP 2004229850 A JP2004229850 A JP 2004229850A JP 4358703 B2 JP4358703 B2 JP 4358703B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaped permanent
- permanent magnet
- permanent magnets
- circumferential direction
- circumferential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
又、上記の後者(特許文献2)では、ロータコアの外周が非環状であるため、該ロータコアと永久磁石とを含むロータの剛性が弱いという問題がある。このことは、高速回転への対応を困難にする原因となる。
請求項2に記載の発明では、略円筒状に形成され、周方向等角度間隔で軸中心に向かって延びるように形成された複数のティースに巻線が巻回されたステータと、周方向に複数の積層前収容孔が形成された略円盤形状のコアシートが軸方向に複数積層されて略円柱形状とされるとともに前記積層前収容孔にて周方向に複数の収容孔が形成されるロータコアと前記収容孔に収容される永久磁石とを有し前記ステータの内側に回転可能に収容されるロータとを備えた埋込磁石型モータにおいて、前記コアシートにおける前記積層前収容孔の径方向外側端部と外周との間には外側ブリッジ部が形成され、前記永久磁石は、径方向内側に凸の略V字形状に配置されるV字永久磁石であって、そのV字永久磁石が収容される前記収容孔の径方向内側端部には、その一部から径方向内側に延びる一対の内側延設部が前記収容孔と連続して形成され、前記コアシートにおける積層前の前記一対の内側延設部の間には内側ブリッジ部が形成されており、前記外側ブリッジ部と前記内側ブリッジ部の軸方向厚さは、前記コアシートにおける他の部分である前記外側ブリッジ部及び前記内側ブリッジ部以外の部分より薄く設定され、前記ロータコアには、各前記V字永久磁石の間で径方向に延びる磁路形成部が形成され、周方向に隣り合う前記V字永久磁石のV字をなす内側の角度が異なるように設定されて、隣り合う前記磁路形成部におけるそれぞれの周方向中心と、前記ティースの周方向中心とが同時にそれぞれ径方向に直列状態とならないように設定され、前記V字永久磁石は、一対の永久磁石が前記略V字形状に配置されてなり、全ての前記V字永久磁石を構成する全ての前記永久磁石は同一形状をなす。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の埋込磁石型モータにおいて、周方向に隣り合う前記V字永久磁石におけるそれぞれ2つの径方向外側端部と軸中心とを結ぶ2つの直線がそれぞれなす角度α,βは、α=A−{360/(2N)}、β=A+{360/(2N)}(但し、αは一方のV字永久磁石における角度、βは他方のV字永久磁石における角度、Aは各磁路形成部の周方向中心が同時にティースの周方向中心と径方向に直列状態となる場合のV字永久磁石における角度(基準角度)、Nはティース数である)を満たすように設定された。
請求項4に記載の発明では、略円筒状に形成され、周方向等角度間隔で軸中心に向かって延びるように形成された複数のティースに巻線が巻回されたステータと、周方向に複数の積層前収容孔が形成された略円盤形状のコアシートが軸方向に複数積層されて略円柱形状とされるとともに前記積層前収容孔にて周方向に複数の収容孔が形成されるロータコアと前記収容孔に収容される永久磁石とを有し前記ステータの内側に回転可能に収容されるロータとを備えた埋込磁石型モータにおいて、前記コアシートにおける前記積層前収容孔の径方向外側端部と外周との間には外側ブリッジ部が形成され、その外側ブリッジ部の軸方向厚さは前記コアシートにおける他の部分である前記外側ブリッジ部以外の部分より薄く設定され、前記永久磁石は、径方向内側に凸の略V字形状に配置されるV字永久磁石であって、前記ロータコアには、各前記V字永久磁石の間で径方向に延びる磁路形成部が形成され、周方向に隣り合う前記V字永久磁石のV字をなす内側の角度が異なるように設定されて、隣り合う前記磁路形成部におけるそれぞれの周方向中心と、前記ティースの周方向中心とが同時にそれぞれ径方向に直列状態とならないように設定され、周方向に隣り合う前記V字永久磁石におけるそれぞれ2つの径方向外側端部と軸中心とを結ぶ2つの直線がそれぞれなす角度α,βは、α=A−{360/(2N)}、β=A+{360/(2N)}(但し、αは一方のV字永久磁石における角度、βは他方のV字永久磁石における角度、Aは各磁路形成部の周方向中心が同時にティースの周方向中心と径方向に直列状態となる場合のV字永久磁石における角度(基準角度)、Nはティース数である)を満たすように設定された。
請求項5に記載の発明では、略円筒状に形成され、周方向等角度間隔で軸中心に向かって延びるように形成された複数のティースに巻線が巻回されたステータと、周方向に複数の積層前収容孔が形成された略円盤形状のコアシートが軸方向に複数積層されて略円柱形状とされるとともに前記積層前収容孔にて周方向に複数の収容孔が形成されるロータコアと前記収容孔に収容される永久磁石とを有し前記ステータの内側に回転可能に収容されるロータとを備えた埋込磁石型モータにおいて、前記コアシートにおける前記積層前収容孔の径方向外側端部と外周との間には外側ブリッジ部が形成され、前記永久磁石は、径方向内側に凸の略V字形状に配置されるV字永久磁石であって、そのV字永久磁石が収容される前記収容孔の径方向内側端部には、その一部から径方向内側に延びる一対の内側延設部が前記収容孔と連続して形成され、前記コアシートにおける積層前の前記一対の内側延設部の間には内側ブリッジ部が形成されており、前記外側ブリッジ部と前記内側ブリッジ部の軸方向厚さは、前記コアシートにおける他の部分である前記外側ブリッジ部及び前記内側ブリッジ部以外の部分より薄く設定され、前記ロータコアには、各前記V字永久磁石の間で径方向に延びる磁路形成部が形成され、周方向に隣り合う前記V字永久磁石のV字をなす内側の角度が異なるように設定されて、隣り合う前記磁路形成部におけるそれぞれの周方向中心と、前記ティースの周方向中心とが同時にそれぞれ径方向に直列状態とならないように設定され、周方向に隣り合う前記V字永久磁石におけるそれぞれ2つの径方向外側端部と軸中心とを結ぶ2つの直線がそれぞれなす角度α,βは、α=A−{360/(2N)}、β=A+{360/(2N)}(但し、αは一方のV字永久磁石における角度、βは他方のV字永久磁石における角度、Aは各磁路形成部の周方向中心が同時にティースの周方向中心と径方向に直列状態となる場合のV字永久磁石における角度(基準角度)、Nはティース数である)を満たすように設定された。
各請求項に記載の発明によれば、コアシートにおける積層前収容孔の径方向外側端部と外周との間には外側ブリッジ部が形成されロータコアの外周側が環状とされるため、該ロータコア自身、ひいては該ロータコアと永久磁石とを含むロータの剛性を保つことができる。しかも、外側ブリッジ部の軸方向の厚さが他の部分より薄くされるため、その部分での漏れ磁束(磁石のN極から直ぐに自身のS極に向かう磁束)が低減される。
また、隣り合う磁路形成部におけるそれぞれの周方向中心と、ティースの周方向中心とが同時にそれぞれ径方向に直列状態とならないため、隣り合う磁路形成部に同時に直線的なコイル磁束の流れが形成される(生じる)ことが防止される。よって、トルクリップルが低減される。しかも、永久磁石を周方向にずらさない構造として(スキュー構造とせず)、永久磁石を軸方向に直線的に配設し、永久磁石の有効磁束の減少を抑えて永久磁石に基づくトルクの低減を抑制することができる。さらに、ロータコア内部に収容される永久磁石はV字永久磁石であって、径方向内側に凸の略V字形状に配置されるため、単に周方向に沿って(半径同一周回上に)配設される曲線状や直線状の磁石に比べて磁石を多く使用でき、高効率化を図ることができる。
請求項3〜5に記載の発明によれば、角度α,βに応じて周方向に隣り合うV字永久磁石のV字をなす内側の角度がそれぞれ異なるように設定され、一方の磁路形成部における周方向中心がティースの周方向中心と径方向に直列状態となったとき、隣り合う他方の磁路形成部における周方向中心は2つのティース間の隙間の中心と対応した位置に配置される。よって、コイル磁束の流れのバランスが良好となりトルクリップルが更に低減される。
ハウジング1は、略有底筒状のケース4と、ケース4の開口部(図1中、下端部)を閉塞するための蓋部5とを備える。そして、ステータ2はケース4の内周面に固定され、ロータ3はその回転軸6がケース4及び蓋部5に設けられた軸受4a,5aに支持されることでステータ2の内側に回転可能に収容される。
詳しくは、ロータコア11は、1つおきに120度間隔で形成される磁路形成部31,33,35における中心線L1〜L3を境界線として同じ構成の3つのコア部51〜53からなる。各コア部51〜53には、それぞれ2つのV字永久磁石12,13が配設される。そして、一方(図2中、時計回り側)のV字永久磁石12における2つの径方向外側端部(その中心)と軸中心Zとを結ぶ2つの直線La,Lbがなす角度αがA−{360/(2N)}に設定され、他方(図2中、反時計回り側)のV字永久磁石13における同様の2つの直線Lc,Ldがなす角度βがA+{360/(2N)}に設定されている。尚、Aは、各磁路形成部の周方向中心が同時にティース7の周方向中心と径方向に直列状態となるようにロータを構成した(全てのV字永久磁石を同形状とした)場合の同様の角度(基準角度)であって、Nは、ティースの数(本実施の形態では72)である。即ち、本実施の形態では、一方の角度αと他方の角度βとの角度差は、{360/(2×72)}×2=5度とされている。又、本実施の形態では、ティース7の数Nは、V字永久磁石12,13の数Y(Y=6)の12倍(N=12Y)を満たすように設定されて72個とされている。
(1)コアシート20における積層前収容孔61a,61bの径方向外側端部と外周との間にはブリッジ部62が形成されロータコア11の外周側が環状とされるため、該ロータコア11自身、ひいては該ロータコア11とV字永久磁石12,13とを含むロータ3の剛性を保つことができる。しかも、ブリッジ部62の軸方向の厚さが他の部分より薄くされるため、その部分での磁路の断面積が小さく磁気抵抗が大きくなり漏れ磁束(磁石のN極から直ぐに自身のS極に向かう磁束)が低減される。これらの結果、高効率化を図ることができるとともに、容易に高速回転に対応させることができる。又、本実施の形態では、全てのコアシート20を同一形状に同様に製造装置にて製造した後、そのまま(例えば、コアシート20同士を相対的に回動させるといったことなく)積層することでロータコア11を製造可能であるため、その製造をも容易に行うことができる。
・上記実施の形態では、ブリッジ部62の軸方向の厚さTaを、コアシート20における他の部分の軸方向の厚さTbに対して、Ta=Tb/2を満たすように設定したが、これに限定されず、他の厚さに変更してもよい。尚、ブリッジ部62の軸方向の厚さTaは、コアシート20における他の部分の軸方向の厚さTbに対して、Tb/2≦Ta<Tbを満たすように設定することが望ましいが、更に薄くしてもよい。
Claims (7)
- 略円筒状に形成され、周方向等角度間隔で軸中心に向かって延びるように形成された複数のティースに巻線が巻回されたステータと、
周方向に複数の積層前収容孔が形成された略円盤形状のコアシートが軸方向に複数積層されて略円柱形状とされるとともに前記積層前収容孔にて周方向に複数の収容孔が形成されるロータコアと前記収容孔に収容される永久磁石とを有し前記ステータの内側に回転可能に収容されるロータとを備えた埋込磁石型モータにおいて、
前記コアシートにおける前記積層前収容孔の径方向外側端部と外周との間には外側ブリッジ部が形成され、その外側ブリッジ部の軸方向厚さは前記コアシートにおける他の部分である前記外側ブリッジ部以外の部分より薄く設定され、
前記永久磁石は、径方向内側に凸の略V字形状に配置されるV字永久磁石であって、
前記ロータコアには、各前記V字永久磁石の間で径方向に延びる磁路形成部が形成され、
周方向に隣り合う前記V字永久磁石のV字をなす内側の角度が異なるように設定されて、隣り合う前記磁路形成部におけるそれぞれの周方向中心と、前記ティースの周方向中心とが同時にそれぞれ径方向に直列状態とならないように設定され、
前記V字永久磁石は、一対の永久磁石が前記略V字形状に配置されてなり、全ての前記V字永久磁石を構成する全ての前記永久磁石は同一形状をなすことを特徴とする埋込磁石型モータ。 - 略円筒状に形成され、周方向等角度間隔で軸中心に向かって延びるように形成された複数のティースに巻線が巻回されたステータと、
周方向に複数の積層前収容孔が形成された略円盤形状のコアシートが軸方向に複数積層されて略円柱形状とされるとともに前記積層前収容孔にて周方向に複数の収容孔が形成されるロータコアと前記収容孔に収容される永久磁石とを有し前記ステータの内側に回転可能に収容されるロータとを備えた埋込磁石型モータにおいて、
前記コアシートにおける前記積層前収容孔の径方向外側端部と外周との間には外側ブリッジ部が形成され、
前記永久磁石は、径方向内側に凸の略V字形状に配置されるV字永久磁石であって、そのV字永久磁石が収容される前記収容孔の径方向内側端部には、その一部から径方向内側に延びる一対の内側延設部が前記収容孔と連続して形成され、前記コアシートにおける積層前の前記一対の内側延設部の間には内側ブリッジ部が形成されており、
前記外側ブリッジ部と前記内側ブリッジ部の軸方向厚さは、前記コアシートにおける他の部分である前記外側ブリッジ部及び前記内側ブリッジ部以外の部分より薄く設定され、
前記ロータコアには、各前記V字永久磁石の間で径方向に延びる磁路形成部が形成され、
周方向に隣り合う前記V字永久磁石のV字をなす内側の角度が異なるように設定されて、隣り合う前記磁路形成部におけるそれぞれの周方向中心と、前記ティースの周方向中心とが同時にそれぞれ径方向に直列状態とならないように設定され、
前記V字永久磁石は、一対の永久磁石が前記略V字形状に配置されてなり、全ての前記V字永久磁石を構成する全ての前記永久磁石は同一形状をなすことを特徴とする埋込磁石型モータ。 - 請求項1又は2に記載の埋込磁石型モータにおいて、
周方向に隣り合う前記V字永久磁石におけるそれぞれ2つの径方向外側端部と軸中心とを結ぶ2つの直線がそれぞれなす角度α,βは、
α=A−{360/(2N)}、
β=A+{360/(2N)}
(但し、αは一方のV字永久磁石における角度、βは他方のV字永久磁石における角度、Aは各磁路形成部の周方向中心が同時にティースの周方向中心と径方向に直列状態となる場合のV字永久磁石における角度(基準角度)、Nはティース数である)
を満たすように設定されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。 - 略円筒状に形成され、周方向等角度間隔で軸中心に向かって延びるように形成された複数のティースに巻線が巻回されたステータと、
周方向に複数の積層前収容孔が形成された略円盤形状のコアシートが軸方向に複数積層されて略円柱形状とされるとともに前記積層前収容孔にて周方向に複数の収容孔が形成されるロータコアと前記収容孔に収容される永久磁石とを有し前記ステータの内側に回転可能に収容されるロータとを備えた埋込磁石型モータにおいて、
前記コアシートにおける前記積層前収容孔の径方向外側端部と外周との間には外側ブリッジ部が形成され、その外側ブリッジ部の軸方向厚さは前記コアシートにおける他の部分である前記外側ブリッジ部以外の部分より薄く設定され、
前記永久磁石は、径方向内側に凸の略V字形状に配置されるV字永久磁石であって、
前記ロータコアには、各前記V字永久磁石の間で径方向に延びる磁路形成部が形成され、
周方向に隣り合う前記V字永久磁石のV字をなす内側の角度が異なるように設定されて、隣り合う前記磁路形成部におけるそれぞれの周方向中心と、前記ティースの周方向中心とが同時にそれぞれ径方向に直列状態とならないように設定され、
周方向に隣り合う前記V字永久磁石におけるそれぞれ2つの径方向外側端部と軸中心とを結ぶ2つの直線がそれぞれなす角度α,βは、
α=A−{360/(2N)}、
β=A+{360/(2N)}
(但し、αは一方のV字永久磁石における角度、βは他方のV字永久磁石における角度、Aは各磁路形成部の周方向中心が同時にティースの周方向中心と径方向に直列状態となる場合のV字永久磁石における角度(基準角度)、Nはティース数である)
を満たすように設定されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。 - 略円筒状に形成され、周方向等角度間隔で軸中心に向かって延びるように形成された複数のティースに巻線が巻回されたステータと、
周方向に複数の積層前収容孔が形成された略円盤形状のコアシートが軸方向に複数積層されて略円柱形状とされるとともに前記積層前収容孔にて周方向に複数の収容孔が形成されるロータコアと前記収容孔に収容される永久磁石とを有し前記ステータの内側に回転可能に収容されるロータとを備えた埋込磁石型モータにおいて、
前記コアシートにおける前記積層前収容孔の径方向外側端部と外周との間には外側ブリッジ部が形成され、
前記永久磁石は、径方向内側に凸の略V字形状に配置されるV字永久磁石であって、そのV字永久磁石が収容される前記収容孔の径方向内側端部には、その一部から径方向内側に延びる一対の内側延設部が前記収容孔と連続して形成され、前記コアシートにおける積層前の前記一対の内側延設部の間には内側ブリッジ部が形成されており、
前記外側ブリッジ部と前記内側ブリッジ部の軸方向厚さは、前記コアシートにおける他の部分である前記外側ブリッジ部及び前記内側ブリッジ部以外の部分より薄く設定され、
前記ロータコアには、各前記V字永久磁石の間で径方向に延びる磁路形成部が形成され、
周方向に隣り合う前記V字永久磁石のV字をなす内側の角度が異なるように設定されて、隣り合う前記磁路形成部におけるそれぞれの周方向中心と、前記ティースの周方向中心とが同時にそれぞれ径方向に直列状態とならないように設定され、
周方向に隣り合う前記V字永久磁石におけるそれぞれ2つの径方向外側端部と軸中心とを結ぶ2つの直線がそれぞれなす角度α,βは、
α=A−{360/(2N)}、
β=A+{360/(2N)}
(但し、αは一方のV字永久磁石における角度、βは他方のV字永久磁石における角度、Aは各磁路形成部の周方向中心が同時にティースの周方向中心と径方向に直列状態となる場合のV字永久磁石における角度(基準角度)、Nはティース数である)
を満たすように設定されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の埋込磁石型モータにおいて、
前記外側ブリッジ部の軸方向の厚さTaは、前記コアシートにおける前記他の部分の軸方向の厚さTbに対して、
Tb/2≦Ta<Tb
を満たすように設定されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の埋込磁石型モータにおいて、
前記収容孔の径方向外側端部には、その一部から径方向外側に延びる外側延設部が前記収容孔と連続して形成され、前記収容孔の径方向外側端部の前記外側延設部を除く部分は、その壁面が前記永久磁石と軸直交方向に係合して位置決めを行うことを特徴とする埋込磁石型モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004229850A JP4358703B2 (ja) | 2004-08-05 | 2004-08-05 | 埋込磁石型モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004229850A JP4358703B2 (ja) | 2004-08-05 | 2004-08-05 | 埋込磁石型モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006050821A JP2006050821A (ja) | 2006-02-16 |
JP4358703B2 true JP4358703B2 (ja) | 2009-11-04 |
Family
ID=36028707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004229850A Expired - Fee Related JP4358703B2 (ja) | 2004-08-05 | 2004-08-05 | 埋込磁石型モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4358703B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103997164A (zh) * | 2013-02-19 | 2014-08-20 | 株式会社三井高科技 | 用于制造转子层叠铁心的方法 |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4404223B2 (ja) | 2007-03-20 | 2010-01-27 | 株式会社安川電機 | 電磁鋼板形成体、電磁鋼板積層体、これを備えた永久磁石形同期回転電機用回転子、永久磁石形同期回転電機、該回転電機を用いた車両、昇降機、流体機械、加工機 |
US7679242B2 (en) * | 2007-10-03 | 2010-03-16 | Baker Hughes Incorporated | Shrink tube encapsulated magnet wire for electrical submersible motors |
CN102484402B (zh) * | 2009-08-31 | 2014-11-05 | 株式会社安川电机 | 转子、旋转电机、车辆、升降机、流体设备以及加工机 |
JP5088587B2 (ja) * | 2009-11-25 | 2012-12-05 | 株式会社安川電機 | 永久磁石形同期回転電機、それを備える車両、昇降機、流体機械および加工機 |
FI20115076A0 (fi) | 2011-01-26 | 2011-01-26 | Axco Motors Oy | Kestomagneettitahtikoneen laminoitu roottorirakenne |
JP5447418B2 (ja) | 2011-03-28 | 2014-03-19 | 株式会社豊田自動織機 | 回転電機の永久磁石埋設型回転子及び回転電機 |
CN110086274B (zh) | 2013-03-25 | 2021-08-13 | 松下知识产权经营株式会社 | 永久磁铁埋入型电动机及其制造方法 |
JP6320857B2 (ja) | 2014-06-18 | 2018-05-09 | 株式会社三井ハイテック | 積層鉄心の製造方法 |
JP6320856B2 (ja) | 2014-06-18 | 2018-05-09 | 株式会社三井ハイテック | 積層鉄心の製造方法 |
EP2961044B1 (en) * | 2014-06-27 | 2017-09-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Motor and its permanent magnet rotor |
KR102483226B1 (ko) * | 2014-06-27 | 2023-01-03 | 삼성전자주식회사 | 모터 및 모터의 회전자 |
JP6723349B2 (ja) * | 2016-05-10 | 2020-07-15 | 三菱電機株式会社 | 永久磁石型モータ |
JP6573032B2 (ja) | 2016-06-03 | 2019-09-11 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | ロータ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3186239B2 (ja) * | 1992-09-04 | 2001-07-11 | 松下電器産業株式会社 | ブラシレスモータ |
JPH10285847A (ja) * | 1997-04-09 | 1998-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石形モータ |
JP2000270503A (ja) * | 1999-03-17 | 2000-09-29 | Fujitsu General Ltd | 永久磁石電動機 |
DE10227129A1 (de) * | 2002-06-18 | 2004-01-29 | Cornelius Peter | Elektrische Maschine |
-
2004
- 2004-08-05 JP JP2004229850A patent/JP4358703B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103997164A (zh) * | 2013-02-19 | 2014-08-20 | 株式会社三井高科技 | 用于制造转子层叠铁心的方法 |
CN103997164B (zh) * | 2013-02-19 | 2017-03-01 | 株式会社三井高科技 | 用于制造转子层叠铁心的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006050821A (ja) | 2006-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7528519B2 (en) | Permanent magnet rotary motor | |
US10110076B2 (en) | Single-phase brushless motor | |
JP4358703B2 (ja) | 埋込磁石型モータ | |
KR101679511B1 (ko) | 로터 코어의 적층 구조 | |
US10862353B2 (en) | Axial gap motor rotor and axial gap motor | |
WO2013047076A1 (ja) | 回転電機 | |
WO2017073418A1 (ja) | 永久磁石型モータ | |
JP5117833B2 (ja) | 埋込磁石型モータ | |
JP4003416B2 (ja) | モータ | |
JP5971114B2 (ja) | 永久磁石埋設型回転電機 | |
JP4127683B2 (ja) | 磁石埋め込み型ロータ | |
US7038349B2 (en) | Stator for dynamo-electric machine | |
JP2005051982A (ja) | 埋込磁石型モータ | |
WO2018116738A1 (ja) | 回転電機の回転子、及び回転電機 | |
JP2008148447A (ja) | 電動パワーステアリング装置用モータ | |
JP2006115584A (ja) | 埋込磁石型モータ | |
JP2005312102A (ja) | モータ | |
JP2004304997A (ja) | ステータ及びブラシレスモータ | |
JP2006254598A (ja) | 埋込磁石型モータ | |
JP2006050820A (ja) | 回転電機 | |
JP6451517B2 (ja) | ロータ | |
JP2006025572A (ja) | 埋込磁石型モータ | |
JP2004343886A (ja) | 埋込磁石型モータ | |
JP4758215B2 (ja) | 埋込磁石型モータ | |
JP2004222466A (ja) | 埋込磁石型モータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060822 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090602 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090626 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090804 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090806 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130814 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140814 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |