JPH10285847A - 永久磁石形モータ - Google Patents

永久磁石形モータ

Info

Publication number
JPH10285847A
JPH10285847A JP9090517A JP9051797A JPH10285847A JP H10285847 A JPH10285847 A JP H10285847A JP 9090517 A JP9090517 A JP 9090517A JP 9051797 A JP9051797 A JP 9051797A JP H10285847 A JPH10285847 A JP H10285847A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
rotor core
type motor
magnet type
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9090517A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Maeyama
英明 前山
Takashi Yamamoto
隆史 山本
Takakimi Miyajima
卓仁 宮島
Akihiko Imashiro
昭彦 今城
Yoshio Yoshikuwa
義雄 吉桑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9090517A priority Critical patent/JPH10285847A/ja
Publication of JPH10285847A publication Critical patent/JPH10285847A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転子鉄心内にV字状に永久磁石を配置した
永久磁石形モータにおいて、回転子鉄心内に磁石挿入口
が開いていることによって、回転子鉄心の剛性が弱く、
回転子鉄心の固有振動モードに起因する騒音が発生す
る。 【解決手段】 回転子鉄心を形成する鋼鈑の全積層枚数
の内の少なくとも2枚以上に、磁石挿入孔内の隙間部に
おいてV字の開口側の磁極部とV字の反開口側のヨーク
部とを連結させる補強手段を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷蔵庫、空気調
和機等に用いられる圧縮機等を駆動する永久磁石形モー
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、永久磁石材料や制御装置の発達に
より、冷蔵庫、空気調和機等の圧縮機用モータとして、
永久磁石形モータが一般的に使用されるようになってき
た。永久磁石形モータでは、回転子に埋設される永久磁
石の大きさを可能な限り大きくして、必要な磁束量を確
保することが要求される。そのため、永久磁石の配置に
関して様々な提案がなされている。その一つに、永久磁
石をV字状に配置するもの(以下V字形ロータという)
がある。
【0003】図13は例えば実開平6−66277号公
報に示された従来の永久磁石形モータのV字形ロータを
示す横断面の部分図である。図において、1は円筒状に
形成された固定子鉄心で、その内側にスロット2が極
数、相数などにより決められる数だけ打ち抜かれてお
り、スロット2間にはコイル3が巻回されている。4は
前記固定子鉄心1の内側に配置された円柱状の回転子鉄
心で、軸方向に貫通するV字状の磁石挿入孔5が穿設さ
れており、磁石挿入孔5のV字の開口幅W1は極ピッチ
幅W2よりも若干狭くなっている。
【0004】6は前記回転子鉄心4の外周部に位置し、
前記磁石挿入孔5のV字の内縁に挟まれた磁極部、7は
隣接する前記磁極部6を上記外周部で連結する磁極連結
部、8は前記磁石挿入孔5のV字の外縁に包囲されたヨ
ーク部、9は隣接する前記磁石挿入孔5の間に挟まれ磁
極部6とヨーク部8とを連結する磁極間狭幅部で、前記
磁極連結部7は強度上必要な幅を有しており、この磁極
間狭幅部9は漏れ磁束が影響しない程度の幅に設定され
ている。
【0005】10は前記磁石挿入孔5に挿入された永久
磁石で、磁石挿入孔5と相似形でかつV字の底部で対称
に2分割されて埋設され、1極分の磁極を構成してい
る。そして、隣接する磁極の永久磁石10の極性は互い
に逆極性に配置されている。11は回転子軸挿入孔であ
る。
【0006】図13に示すものでは、磁極部6とヨーク
部8は、磁極間狭幅部9によってのみ結合されているた
め、回転子鉄心4の剛性が弱く、図14の(A)、
(B)に示すように節直径14を持つ振動モード、即
ち、(A)では左右方向はともに中心方向へ、上下方向
はともに外方向へ変形し、(B)では(A)とは逆に左
右方向はともに外方向に、上下方向はともに中心方向へ
変形し、(A)、(B)を交互に繰り返す振動モードが
現れやすい。
【0007】図15は例えば特開平2−179253号
公報に示された従来の永久磁石形モータの他のV字形ロ
ータを示す横断面図である。この例では、V字状に配置
された磁石挿入孔5に、横断面が長方形の永久磁石10
が挿入され、隣接する磁極部6相互間の磁束の漏れを防
止するため、磁極連結部7の一部を切断する構造となっ
ている。すなわち、磁極部6のS極6aはヨーク部8と
一体になっているが、N極6bはヨーク部8から分離し
ている。また、磁石挿入孔5と永久磁石10とのすき間
には、硬化性非磁性物質12が充てんされている。
【0008】従来のV字形ロータはこのように構成さ
れ、例えばコイル3が三相巻線であるとし、このコイル
3に三相交流を流すと、コイル3に流れる電流と永久磁
石10の磁束によって生じるトルク、即ち永久磁石界磁
トルクと、コイル3に流れる電流によって生じる磁束
が、磁気的に安定した位置に移動しようとするトルク、
即ちリラクタンストルクが発生して回転子鉄心4が回転
する。つまり、永久磁石10による磁束がモータの発生
トルクに関係する構成になっている。
【0009】図16は従来の永久磁石形モータ駆動用イ
ンバータ回路図、図17は従来の永久磁石形モータの磁
束分布図である。図16において、21は直流電源、2
2U、22V、22Wは前記直流電源21に接続されト
ランジスタ22aと、それに並列接続された環流用のダ
イオード22bを1組として構成されたインバータ回路
で、三相電圧形インバータ回路として広く利用されてい
る。トランジスタ22aは一相につき2個、三相で6個
用いられている。23は前記インバータ回路22U、2
2V、22Wの交流側に接続された永久磁石形モータ、
24はインバータ回路22U、22V、22Wのトラン
ジスタ22aをオン・オフ制御する制御回路である。
【0010】各トランジスタ22aの通電方式には12
0度、150度、180度などがある。センサレス位置
検出方式をとるためには、誘起電圧波形とインバータ出
力波形を分離するため、インバータ回路22U、22
V、22Wの出力が零の区間が必要である。したがっ
て、180度通電方式は使用できない。そこで、例えば
120度通電方式を採用すると、従来の永久磁石形モー
タ23では、永久磁石10が1極分として発生する磁束
のうち、電気角にしてほぼ120度分だけの駆動トルク
が作用することになる。
【0011】したがって、従来の磁束分布図である図1
7に示すものにおいて、斜線部分で示している電気角に
して0度から30度及び150度から180度に対応す
る部分に発生している磁束は、ほとんどモータの駆動ト
ルクとしては作用することがない。
【0012】また、特開平9−9537号公報には、コ
イルが巻回された円筒状の固定子鉄心の内側に円柱状の
回転子鉄心を配置し、この回転子鉄心にはその軸方向に
V字状に穿設されこのV字の開口側が回転子鉄心の外周
側に配置された磁石挿入孔を有し、この磁石挿入孔にV
字の内側同士がそれぞれ同極となるように永久磁石が挿
入されたモータにおいて、永久磁石を横断面長方形に形
成し、永久磁石の側面と回転子鉄心の外周部との間に存
在する磁極連結部を狭幅部と、これに接続する広幅部と
で形成したことを特徴とする永久磁石形モータが提案さ
れている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の永久磁石形モー
タは、以上のように構成されているので、図14に示す
ものでは、上述したとおり磁極部6とヨーク部8は、磁
極間狭幅部9によってのみ結合されているため、回転子
鉄心4の剛性が弱く、図15の(A)、(B)を交互に
繰り返す振動モードが現れやすい。そのため、例えば軽
負荷時において、回転子鉄心のこれらの振動モードによ
る騒音が顕在化する。
【0014】また、図14に示すものでは、V字の底部
で2分割された永久磁石10を埋設しているため、永久
磁石10に作用する遠心力が磁石挿入孔5の回転子鉄心
4の外周部に近接した隅部の一点に集中する。そのた
め、磁極連結部7の径方向の幅は、強度を保つためにか
なり大き目な幅を持っていなければならなかった。
【0015】したがって、磁極連結部7の径方向の幅が
大き目になっているため、この磁極連結部に生じる漏れ
磁束が増加し、コイル3に鎖交する磁束が減少して、モ
ータの効率が低下するとともに、磁石挿入孔5に相似し
た横断面の永久磁石10を使用なければならず、永久磁
石10の加工が困難になり、永久磁石10のコストが高
くなっていた。
【0016】また、図15に示すものでは、隣接する磁
極部6相互間の磁束の漏れを防止するため、磁極連結部
7の一部を切断しているため、磁極部6のN極6bがヨ
ーク部8と分離している。したがって、回転子鉄心4が
回転するときの遠心力によって、磁極部6が回転子鉄心
4から剥離しないように、磁石挿入孔5と永久磁石10
のすき間に硬化性非磁性物質12を充てんしなければな
らず、加工工数も多くなり、コストが高くなっていた。
【0017】また、永久磁石形モータ駆動用の三相電圧
形インバータに例えば120度通電方式を採用すると、
従来の永久磁石形モータ23では、永久磁石10が1極
分として発生する磁束のうち、電気角にしてほぼ120
度分だけの駆動トルクが作用することになり、従来の磁
束分布図である図17に示すように、斜線部分で示して
いる電気角にして0度から30度及び150度から18
0度に対応する部分に発生している磁束は、ほとんどモ
ータの駆動トルクとしては作用することがないという問
題点があった。
【0018】また、特開平9−9537号公報に記載さ
れた従来の永久磁石形モータでは、隣接する磁極部間の
漏れ磁束を少量に抑制でき、かつ横断面が長方形の永久
磁石は加工が容易なため価格が低く、安価な永久磁石形
モータを構成することが可能であるが、回転子鉄心の剛
性が弱く、回転子鉄心の振動モードによる騒音が顕在化
する。
【0019】この発明はこのような問題点を解消するた
めになされたもので、隣接する磁極部間の漏れ磁束を少
量に保ちながら、かつ回転子鉄心の剛性に起因する騒音
を抑制することができ、また永久磁石の磁束を有効に作
用させて効率を向上させることができ、さらに作業性を
良くし安価に製造できるようにした永久磁石形モータを
提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係る永久磁石
形モータは、コイルが巻回された固定子鉄心と、固定子
鉄心の内側に配置され、鋼鈑が多数積層された回転子鉄
心と、回転子鉄心の軸方向にV字状に永久磁石形モータ
の極数分穿設され、V字の開口側が回転子鉄心の外周側
に配置された磁石挿入孔と、磁石挿入孔にV字の内側同
士が同極となるように、かつ隣接するV字のそれぞれの
外側同士が異極となるように、V字の底部において隙間
部を形成するように分割して挿入された永久磁石と、回
転子鉄心を形成する鋼鈑の全積層枚数の内の少なくとも
2枚以上に設けられて、隙間部においてV字の開口側の
磁極部とV字の反開口側のヨーク部とを連結させる補強
手段とを設けたものである。
【0021】また、この発明に係る永久磁石形モータ
は、補強手段を鋼鈑自身に一体に形成したものである。
【0022】また、この発明に係る永久磁石形モータ
は、補強手段を磁石挿入孔の隙間部に圧入される非磁性
体の連結部材で構成したものである。
【0023】また、この発明に係る永久磁石形モータ
は、磁石挿入孔の前記V字の底部の磁極部とヨーク部と
のそれぞれに、開口部が対向するように形成された一対
の凹部を設け、この一対の凹部に連結部材を圧入したも
のである。
【0024】また、この発明に係る永久磁石形モータ
は、凹部を開口部の幅よりも奥部の幅が広い形状とし、
連結部材の端部が凹部に遠心方向に対し直交する方向に
圧入される構成としたものである。
【0025】また、この発明に係る永久磁石形モータ
は、凹部を開口部の幅よりも奥部の幅が広い形状とし、
連結部材の両端部が凹部間で引張り力または圧縮力を受
けるように圧入される構成としたものである。
【0026】また、この発明に係る永久磁石形モータ
は、請求項1記載の永久磁石形モータにおいて、横断面
長方形に形成された永久磁石と、永久磁石の側面と回転
子鉄心の外周部との間に存在し、狭幅部とこの狭幅部に
接続する広幅部とで形成した磁極連結部とを設けたもの
である。
【0027】また、この発明に係る永久磁石形モータ
は、120度通電方式の三相インバータ装置で駆動され
るコイルと、コイルにより発生する磁束分布に対応する
ような磁束分布を有する永久磁石とを設けたものであ
る。
【0028】また、この発明に係る永久磁石形モータ
は、磁石挿入孔の辺の内V字の内側に相当する辺と回転
子鉄心の外周部側の辺とが交差する二つの隅部と、回転
子鉄心の中心とを結ぶ2本の線が挟む角度θを、極数を
P、固定子鉄心のコイル収納スロット数をSとしたと
き、次式に示すよう、 (240°/P)−(360°/S)≦θ≦(240°/P)
+(360°/S) の範囲内に設定したものである。
【0029】また、この発明に係る永久磁石形モータ
は、回転子鉄心の隣接する永久磁石間に形成された締結
用孔部と、回転子鉄心の両端面に設けられた端板と、回
転子鉄心と端板とを締結用孔部により軸方向に締結する
締結部材とを設けたものである。
【0030】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1〜図3は、この発明の実施の形態の
一例を示す図で、図1は回転子を示す分解斜視図、図2
は回転子鉄心の構成を示す分解斜視図、図3は図2の横
断面図であり、従来装置と同様の部分は同一符号で示す
(他の実施の形態においても同じ)。
【0031】図において、4は回転子鉄心で、多数の積
層鋼板4a、4bが積層されて円柱状に形成され、かつ
永久磁石モータの極数に相当する複数のV字状の磁石挿
入孔5を有し、この磁石挿入孔5に挿入される永久磁石
10を備えている。
【0032】前記積層鋼板4bには、磁石挿入孔内で磁
極部6とヨーク部8とを互いに連結させる補強手段とし
ての内外周連結部17を備えている。
【0033】また、前記積層鋼板4a、4bには締結用
孔部としてのリベット孔32が設けられ、前記回転子鉄
心4の両端面に配置された一対の端板31と、この両端
板31を連結する複数の締結部材としてのリベット33
とによって締結されている。
【0034】また、前記永久磁石10の側面と回転子鉄
心4の外周部との間に存在する磁極連結部7は、径方向
の幅が狭い狭幅部7aと、径方向の幅が広い広幅部7b
とで形成されている。
【0035】上述のように構成された永久磁石形モータ
においては、磁石挿入孔内で前記鋼板の磁極部とヨーク
部とを互いに連結させる内外周連結部17が鋼板4bの
平面形状内に設けられているため、磁極部6とヨーク部
8の距離は一定に保たれ、図14に示された従来の永久
磁石形モータのような顕著な振動モードを持たなくな
り、この振動モードに起因する騒音の発生を抑制するこ
とができる。
【0036】さらに、内外周連結部17は、積層鋼板4
a、4bの全積層枚数のうち一部の鋼板4bのみに設け
られているので、内外周連結部17からの漏れ磁束によ
るモーター効率の低下を考慮しながら最適枚数を選択す
ることができ、設計が容易になる。なお、内外周連結部
17からの漏れ磁束によるモーター効率の低下が小さい
場合は、積層鋼板の全積層枚数に内外周連結部17を設
けてもよい。
【0037】また、磁極連結部7に狭幅部7aが設けら
れているため、隣接する磁極部6間の磁気抵抗が増加す
る。この狭幅部7aの径方向の幅は、磁極部6間の漏れ
磁束が飽和する程度に設定されている。したがって、磁
極部6間での磁束の漏れが減少し、モータ効率の低下を
防ぐことが可能となる。
【0038】また、磁極連結部7には、広幅部7bも設
けられているため、径方向の幅の広い部分で、かつ面で
永久磁石10の遠心力を受けることができる。すなわ
ち、図13の場合、永久磁石10の遠心力は1点で受け
ることになるが、これを面で受けるものであるため、回
転子鉄心4の遠心力に対する強度は十分に余裕を持った
ものとなる。
【0039】また、この実施の形態1では、永久磁石1
0は横断面が長方形のものを使用している。横断面が長
方形の永久磁石10は加工が容易なため価格が低く、安
価な永久磁石形モータを構成することが可能である。
【0040】また、この実施の形態1では、図1に示す
ように、リベット孔32の位置が回転子鉄心4のヨーク
部8に配置されるものとした。したがって、バランスウ
ェイトを兼ねている端板31の遠心力を、リベット33
を介して回転子鉄心4の強度的に強い部分で受けること
ができるため、回転子鉄心4の遠心力に対する強度は充
分に余裕を持ったものとなる。
【0041】実施の形態2.図4〜図6は、この発明の
実施の形態の他の例を示す図で、図4は回転子鉄心の分
解斜視図、図5は図4の横断面図、図6は図5の要部詳
細図である。図において、15aは積層鋼板4cの磁極
部6に設けられた凹部、15bは積層鋼板4cのヨーク
部8に設けられた凹部である。13は、前記の一対の凹
部15a、15bの間に圧入されたステンレス等の非磁
性体によりなる連結部材としての連結キーである。
【0042】16は、連結キーの圧入力の働く方向を示
す。非磁性体によりなる連結キー13を用いることによ
り、モーター効率低下はなくなる。そのため、内外周連
結部に相当する連結キー13の軸方向の巾は、積層鋼板
4cの全積層巾まで拡大することが可能であり、前記振
動の抑制効果を更に高めることができる。
【0043】上述の連結キー13が圧入される一対の凹
部15a、15bは、必ず必要なものではなく、連結キ
ー13を磁石挿入孔5の下端部に圧入するだけでもよ
く、同様の効果を奏する。
【0044】実施の形態3.図7、図8はこの発明の実
施の形態の他の例を示す図で、図7は回転子鉄心の横断
面図、図8は図7の要部詳細図である。図において、1
5aは積層鋼板4cの磁極部6に設けられた凹部、15
bは積層鋼板4cのヨーク部8に設けられた凹部であ
る。13は、前記の一対の凹部15a、15bの間に圧
入されたステンレス等の非磁性体によりなる断面形状が
T字状の連結キーである。
【0045】16は、連結キー13の圧入力の働く方向
を示す。非磁性体の連結キー13を圧入する方向は、磁
極部6では遠心方向に対し直交する方向となっているた
め、回転子の振動モードとなる磁極部6とヨーク部8の
遠心方向に変位させる力に対し、連結キー13のT字の
上辺13aで力を受けるので、磁極部6とヨーク部8と
の結合力を増すことができ、前記振動の抑制効果を更に
高めることができる。
【0046】また、図7、図8で、連結キー13のT字
形状を磁極部6とヨーク部8で逆方向に構成、または連
結キー13を磁極部6、ヨーク部8共に広幅部を有する
I字形状としても、前述と同様の効果が得られる。
【0047】また、連結キー13の形状は、上記T字形
状、I字形状に限られたものでなく、磁極部6またはヨ
ーク部8における連結キー13を圧入する方向が、遠心
方向に対し直交する方向となるものであれば、どのよう
な形状のものでもよい。
【0048】実施の形態4.図9、図10はこの発明の
実施の形態の他の例を示す図で、図9は回転子鉄心の横
断面図、図10は図9の要部詳細図である。図におい
て、15aは積層鋼板4cの磁極部6に設けられた凹
部、15bは積層鋼板4cのヨーク部8に設けられた凹
部である。13は、前記の一対の凹部15a、15bの
間に圧入されたステンレス等の非磁性体によりなる断面
形状がI字形状の連結キーである。
【0049】16は連結キー13の圧入力の働く方向を
示す。非磁性体の連結キー13は、磁極部6、ヨーク部
8間に連結キー13が引張り力を受けるように圧入され
るため、回転子の振動モードとなる磁極部6とヨーク部
8の遠心方向に変位させる力に対し、連結キー13のI
字の上辺13a、下辺13bで力を受けるので、磁極部
6とヨーク部8との結合力を増すことができ、前記振動
の抑制効果を更に高めることができる。
【0050】また、図9、10では、連結キー13は引
張り力を受けるように構成したが、連結キー13が圧縮
力を受けるように構成しても同様の効果が得られる。
【0051】また、断面形状がI字形状の連結キー13
を示したが、I字形状に限られたものではなく、磁極部
6、ヨーク部8間で連結キー13が引張り力または圧縮
力を受けるようなものであれば、どのような形状のもの
でもよい。
【0052】実施の形態5.図11、図12はこの発明
の実施の形態の他の例を示す図で、図11は永久磁石形
モータの要部断面図、図12は磁束分布図である。図に
おいて、5aは磁石挿入孔5の辺の内V字の内側に相当
する辺、5bは同じく回転子鉄心4の外周部側の辺、5
cは上記両辺5a・5bが交差する隅部である。
【0053】図13では、磁石挿入孔5の幅W1が極ピ
ッチ幅W2よりも若干狭いものを示したが、実施の形態
5では、図11に示すように、V字形に配置された永久
磁石5の外方の隅部5cと回転子鉄心4の中心とを結ぶ
2本の線が挟む角θが、次式に示すように、(240°
/P)−(360°/S)≦θ≦)240°/P(+(36
0°/S)の範囲内にあるものとした。ここに、Pは極
数、Sはスロット2の数である。すなわち、角θを駆動
トルクが作用する有効中心角(240°/P)に、スロ
ット2の1ピッチ分の中心角(360°/S)を加減し
た角度範囲内に設定される。
【0054】このように構成することにより、永久磁石
10の磁束分布は、120度通電方式の三相電圧形イン
バータ回路の通電区間に対応するように、磁気的に突状
となっており、この部分の磁束は強められるようにな
る。
【0055】このため、1極分の磁束密度は、図12に
示すように、電気角にして30度ないし150度に相当
する位置の磁束は多くなるので、一相分におけるトルク
も大きくなる。したがって、三相分の合成トルクも大き
くなり、モータの効率は改善される。
【0056】
【発明の効果】以上に述べたように、この発明の永久磁
石形モータによれば、回転子鉄心の磁石挿入孔の隙間部
にV字の開口側の磁極部とV字の反開口側のヨーク部と
を連結させる補強手段を設けたので、磁極部とヨーク部
の距離を一定に保つことで、磁極連結部を節とする振動
モードの発生が抑制され、騒音を抑制する効果がある。
【0057】また、補強手段を回転子鉄心を形成する鋼
鈑自身に一体に設けたので、補強手段を容易に製作する
ことができる。
【0058】また、補強手段を磁石挿入孔の隙間部に圧
入される非磁性体の連結部材で構成したので、漏れ磁束
によるモーター効率低下はなくなる。また、連結部材の
軸方向の巾を、積層鋼板の全積層巾まで拡大することが
可能であり、振動の抑制効果を更に高めることができ
る。
【0059】また、磁石挿入孔の隙間部の磁極部とヨー
ク部とのそれぞれに、開口部が対向するように形成され
た一対の凹部を設け、この一対の凹部に連結部材を圧入
することにより、作業性が向上すると共に、補強がより
確実になり、振動の抑制効果を更に高めることができ
る。
【0060】また、凹部を開口部の幅よりも奥部の幅が
広い形状とし、連結部材の端部が凹部に遠心方向に対し
直交する方向に圧入される構成としたので、磁極部とヨ
ーク部との結合力を増すことができ、振動の抑制効果を
更に高めることができる効果がある。
【0061】また、凹部を開口部の幅よりも奥部の幅が
広い形状とし、連結部材の両端部が凹部間で引張り力ま
たは圧縮力を受けるように圧入される構成としたので、
磁極部とヨーク部との結合力を増すことができ、振動の
抑制効果を更に高めることができる効果がある。
【0062】また、永久磁石を横断面長方形に形成し、
永久磁石の側面と回転子鉄心の外周部との間に狭幅部と
この狭幅部に接続する広幅部とで形成した磁極連結部を
設けたので、横断面が長方形の永久磁石は加工が容易な
ため価格が低く、安価な永久磁石形モータを構成するこ
とが可能である。また狭幅部では磁束が飽和して隣接す
る磁極部間の磁束の漏れが減少し、モータ効率の低下を
防止し、広幅部では面で永久磁石の遠心力に対抗し、回
転子鉄心の遠心力に対する必要な強度を得ることができ
る。
【0063】また、永久磁石の磁束分布を、120度通
電方式の三相インバータ装置で駆動されるコイルにより
発生する磁束分布に対応するようにしたので、発生する
駆動トルクを増加させることができ、かつモータの効率
を改善することができる効果がある。
【0064】また、永久磁石のV字開口内側の隅部と回
転子鉄心の中心を結ぶ線が挟む角θを、次式に示す、 (240°/P)−(360°/S)≦θ≦(240°/P)
+(360°/S) の範囲内に設定した構成としたので、磁極部の幅は固定
子コイルの通電区間に相当する幅になり、この部分に磁
気的な突起が形成され、モータの駆動トルクに作用する
磁束が多くなると共に、発生する駆動トルクを増加させ
ることができ、かつモータの効率を改善することができ
る効果がある。
【0065】また、回転子鉄心と回転子鉄心の両端面に
設けられた端板とを回転子鉄心の隣接する永久磁石間に
軸方向に形成された締結用孔部により締結部材にて締結
したので、端板の遠心力を、回転子鉄心の強度的に強い
部分で受けることができ、回転子鉄心の遠心力に対する
強度が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の永久磁石形モータ
を示す回転子の分解斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の永久磁石形モータ
を示す回転子鉄心の分解斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の回転子鉄心を示す
積層鋼板の平面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2を示す回転子鉄心の
分解斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態2の回転子鉄心を示す
積層鋼板の平面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2の回転子鉄心を示す
積層鋼板の要部詳細図である。
【図7】 この発明の実施の形態3の回転子鉄心を示す
積層鋼板の平面図である。
【図8】 この発明の実施の形態3の回転子鉄心を示す
積層鋼板の要部詳細図である。
【図9】 この発明の実施の形態4の回転子鉄心を示す
積層鋼板の平面図である。
【図10】 この発明の実施の形態4の回転子鉄心を示
す積層鋼板の要部詳細図である。
【図11】 この発明の実施の形態5を示す永久磁石形
モータの要部横断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態5永久磁石形モータ
の磁束分布図でる。
【図13】 従来の永久磁石形モータを示す要部横断面
図である。
【図14】 従来の永久磁石形モータの回転子鉄心の振
動モードを示す図で、(A)は左右方向を中心方向、上
下方向を外方向へ変形する振動モード図、(B)は左右
方向を外方向、上下方向を中心方向へ変形する振動モー
ド図である。
【図15】 他の従来の永久磁石形モータを示す回転子
鉄心部分の横断面図である。
【図16】 一般の永久磁石形モータ駆動用インバータ
回路図である。
【図17】 従来の永久磁石形モータの磁束分布図で
る。
【符号の説明】
1 固定子鉄心、4 回転子鉄心、4a 積層鋼板(内
外周連結部なし)、4b 積層鋼板(内外周連結部あ
り)、4c 積層鋼板(凹部あり)、5 磁石挿入孔、
5a,5b 磁石挿入の辺、5c 隅部、6 磁極部、
7 磁極連結部、7a 狭幅部、7b 広幅部、8 ヨ
ーク部、9 磁極間狭幅部、10 永久磁石、13 非
磁性体連結キー、13a 連結キー上辺、13b 連結
キー下辺、15a 凹部(磁極部側)、15b 凹部
(ヨーク部側)、16 圧入部、17内外周連結部、3
1 端板、32 リベット孔、33 リベット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今城 昭彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 吉桑 義雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルが巻回された固定子鉄心と、 この固定子鉄心の内側に配置され、鋼鈑が多数積層され
    た回転子鉄心と、 この回転子鉄心の軸方向にV字状に当該永久磁石形モー
    タの極数分穿設され、このV字の開口側が前記回転子鉄
    心の外周側に配置された磁石挿入孔と、 この磁石挿入孔に前記V字の内側同士が同極となるよう
    に、かつ隣接する前記V字のそれぞれの外側同士が異極
    となるように、前記V字の底部において隙間部を形成す
    るように分割して挿入された永久磁石と、 前記回転子鉄心を形成する前記前記鋼鈑の全積層枚数の
    内の少なくとも2枚以上に設けられて、前記隙間部にお
    いて前記V字の開口側の磁極部と前記V字の反開口側の
    ヨーク部とを連結させる補強手段と、を備えたことを特
    徴とする永久磁石形モータ。
  2. 【請求項2】 前記補強手段は、前記回転子鉄心を形成
    する前記鋼鈑自身に一体に形成されたことを特徴とする
    請求項1記載の永久磁石形モータ。
  3. 【請求項3】 前記補強手段は、前記磁石挿入孔の前記
    隙間部に圧入される非磁性体の連結部材で構成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載の永久磁石形モータ。
  4. 【請求項4】 前記磁石挿入孔の前記V字の底部の前記
    磁極部とヨーク部とのそれぞれに、開口部が対向するよ
    うに形成された一対の凹部を設け、この一対の凹部に前
    記連結部材を圧入したことを特徴とする請求項3記載の
    永久磁石形モータ。
  5. 【請求項5】 前記凹部を開口部の幅よりも奥部の幅が
    広い形状とし、前記連結部材の端部が前記凹部に遠心方
    向に対し直交する方向に圧入される構成としたことを特
    徴とする請求項4記載の永久磁石形モータ。
  6. 【請求項6】 前記凹部を開口部の幅よりも奥部の幅が
    広い形状とし、前記連結部材の両端部が前記凹部間で引
    張り力または圧縮力を受けるように圧入される構成とし
    たことを特徴とする請求項4記載の永久磁石形モータ。
  7. 【請求項7】 横断面長方形に形成された前記永久磁石
    と、 この永久磁石の側面と前記回転子鉄心の外周部との間に
    存在し、狭幅部とこの狭幅部に接続する広幅部とで形成
    した磁極連結部と、を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の永久磁石形モータ。
  8. 【請求項8】 120度通電方式の三相インバータ装置
    で駆動される前記コイルと、 このコイルにより発生する磁束分布に対応するような磁
    束分布を有する前記永久磁石と、を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の永久磁石形モータ。
  9. 【請求項9】 前記磁石挿入孔の辺の内V字の内側に相
    当する辺と回転子鉄心の外周部側の辺とが交差する二つ
    の隅部と、前記回転子鉄心の中心とを結ぶ2本の線が挟
    む角度θを、極数をP、固定子鉄心のコイル収納スロッ
    ト数をSとしたとき、次式に示すよう、 (240°/P)−(360°/S)≦θ≦(240°/P)
    +(360°/S) の範囲内に設定したことを特徴とする請求項8記載の永
    久磁石形モータ。
  10. 【請求項10】 前記回転子鉄心の隣接する前記永久磁
    石間に形成された締結用孔部と、 前記回転子鉄心の両端面に設けられた端板と、 前記回転子鉄心と前記端板とを前記締結用孔部により軸
    方向に締結する締結部材と、を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の永久磁石形モータ。
JP9090517A 1997-04-09 1997-04-09 永久磁石形モータ Pending JPH10285847A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9090517A JPH10285847A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 永久磁石形モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9090517A JPH10285847A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 永久磁石形モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10285847A true JPH10285847A (ja) 1998-10-23

Family

ID=14000656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9090517A Pending JPH10285847A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 永久磁石形モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10285847A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1032115A2 (en) * 1999-02-22 2000-08-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Reluctance type rotating machine with permanent magnets
EP1128522A1 (en) * 2000-02-25 2001-08-29 Nissan Motor Co., Ltd. Permanent magnet rotor for synchronous motor
KR100400451B1 (ko) * 2001-01-04 2003-10-01 엘지전자 주식회사 유도 동기기의 로터 및 그 제조방법
EP1414130A2 (en) * 2002-10-26 2004-04-28 Lg Electronics Inc. Electric motor with a permanent magnet rotor
JP2006050821A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Asmo Co Ltd 埋込磁石型モータ
JP2007336671A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 永久磁石回転電機の回転子
JP2009201269A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Fuji Electric Systems Co Ltd 埋込磁石モータおよびその製造方法
US7619342B2 (en) 2004-05-27 2009-11-17 Abb Oy Rotor for an electric machine
JP2010193660A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Nippon Steel Corp 分割型回転子及び電動機
US9088190B2 (en) 2011-11-30 2015-07-21 Abb Research Ltd. Electrical machines and electrical machine rotors
JP2015133895A (ja) * 2013-12-12 2015-07-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 永久磁石同期機
JP2016092980A (ja) * 2014-11-05 2016-05-23 トヨタ自動車株式会社 ロータの製造方法
WO2019174311A1 (zh) * 2018-03-16 2019-09-19 珠海格力电器股份有限公司 转子结构、永磁辅助同步磁阻电机及电动汽车
CN111033669A (zh) * 2017-08-21 2020-04-17 三菱电机株式会社 电磁操作机构及断路器
CN112600377A (zh) * 2019-10-02 2021-04-02 丰田自动车株式会社 旋转电机以及旋转电机的控制方法

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1032115A3 (en) * 1999-02-22 2002-04-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Reluctance type rotating machine with permanent magnets
EP1414131A3 (en) * 1999-02-22 2005-08-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Permanent magnet and reluctance type rotating machine
EP1032115A2 (en) * 1999-02-22 2000-08-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Reluctance type rotating machine with permanent magnets
EP1128522A1 (en) * 2000-02-25 2001-08-29 Nissan Motor Co., Ltd. Permanent magnet rotor for synchronous motor
US6441524B2 (en) 2000-02-25 2002-08-27 Nissan Motor Co., Ltd. Rotor for synchronous motor
KR100400451B1 (ko) * 2001-01-04 2003-10-01 엘지전자 주식회사 유도 동기기의 로터 및 그 제조방법
EP1414130A2 (en) * 2002-10-26 2004-04-28 Lg Electronics Inc. Electric motor with a permanent magnet rotor
EP1414130A3 (en) * 2002-10-26 2005-02-16 Lg Electronics Inc. Electric motor with a permanent magnet rotor
US7619342B2 (en) 2004-05-27 2009-11-17 Abb Oy Rotor for an electric machine
JP2006050821A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Asmo Co Ltd 埋込磁石型モータ
JP2007336671A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 永久磁石回転電機の回転子
JP2009201269A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Fuji Electric Systems Co Ltd 埋込磁石モータおよびその製造方法
JP2010193660A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Nippon Steel Corp 分割型回転子及び電動機
US9088190B2 (en) 2011-11-30 2015-07-21 Abb Research Ltd. Electrical machines and electrical machine rotors
JP2015133895A (ja) * 2013-12-12 2015-07-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 永久磁石同期機
JP2016092980A (ja) * 2014-11-05 2016-05-23 トヨタ自動車株式会社 ロータの製造方法
CN111033669A (zh) * 2017-08-21 2020-04-17 三菱电机株式会社 电磁操作机构及断路器
CN111033669B (zh) * 2017-08-21 2021-11-09 三菱电机株式会社 电磁操作机构及断路器
WO2019174311A1 (zh) * 2018-03-16 2019-09-19 珠海格力电器股份有限公司 转子结构、永磁辅助同步磁阻电机及电动汽车
CN112600377A (zh) * 2019-10-02 2021-04-02 丰田自动车株式会社 旋转电机以及旋转电机的控制方法
CN112600377B (zh) * 2019-10-02 2024-01-16 丰田自动车株式会社 旋转电机以及旋转电机的控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3397019B2 (ja) 永久磁石形モータ
US10608488B2 (en) Radially embedded permanent magnet rotor and methods thereof
JPH10285847A (ja) 永久磁石形モータ
JP2019140892A (ja) 磁石及び回転電機
US20140103771A1 (en) Radially embedded permanent magnet rotor and methods thereof
JP3351237B2 (ja) 永久磁石形モータ
US20140103769A1 (en) Radially embedded permanent magnet rotor and methods thereof
US20160276880A1 (en) Transverse flux machine
US20110163618A1 (en) Rotating Electrical Machine
JP3543610B2 (ja) 2相リラクタンスモータ
JPH10322948A (ja) 永久磁石埋込形回転子
JP2005354798A (ja) 電動機
JP2003032936A (ja) 電動機
JP4580683B2 (ja) 永久磁石式リラクタンス型回転電機
JP4452488B2 (ja) 永久磁石型電動機
US20220216751A1 (en) Rotor for rotating electric machine
JP2003088019A (ja) 永久磁石電動機
JP4091933B2 (ja) 永久磁石形モータ
JP4299391B2 (ja) 永久磁石回転子
JP2001218407A (ja) モータの固定子
JP2008131693A (ja) 界磁子、回転電機及び圧縮機
JP2008131742A (ja) モータ
JP2007159308A (ja) ロータ
JP2013051837A (ja) 回転電気機械
WO2021235267A1 (ja) 回転子及び電動機