JP2009201269A - 埋込磁石モータおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】機械的強度の確保と漏洩磁束の低減の両立を図り、設計の容易化、小形化およびコストダウンをともに実現する埋込磁石モータを提供する。
【解決手段】本体部11に設けられる複数の永久磁石用孔12と、本体部11の複数の永久磁石用孔12にそれぞれ埋め込まれて永久磁石用孔12を区割りする複数のブリッジ13と、本体部11の複数の永久磁石用孔12およびブリッジ13により区割り形成される空間123にそれぞれ埋め込まれて磁極を構成する複数の永久磁石14と、を有する回転子10を採用した回転型の埋込磁石モータとした。
【選択図】図2

Description

本発明は、永久磁石を埋め込んだ回転子を用いる回転型モータ、または、永久磁石を埋め込んだ可動子を用いるリニアモータ、という埋込磁石モータ、および、そのような埋込磁石モータの製造方法に関する。
埋込磁石モータは、回転型モータやリニアモータなどがあり、何れも産業分野において広く利用されている。回転型モータである埋込磁石モータは回転子に磁極を形成するための永久磁石が埋め込まれた構造を有し、また、リニアモータである埋込磁石モータは可動子に磁極を形成するための永久磁石が埋め込まれた構造を有している。このような埋込磁石モータのメリットとしては、永久磁石の固定が容易である、永久磁石の形状が単純な直方体でよい、リラクタンストルクを用いることができる、という点が挙げられる。
回転型モータやリニアモータなどの埋込磁石モータにおいては、特に大きな磁石を用いる場合、1つの磁極を複数の永久磁石によって構成し、回転子や可動子において永久磁石用孔にそれらを別個に埋め込むという手法がよく用いられる。しかしながら、永久磁石が大きい場合、その全体を埋め込むことができる大きな永久磁石用孔を回転子や可動子に形成すると、回転子や可動子にかかる遠心力や磁気吸引力によって永久磁石用孔形状が変形し、回転子や可動子を破損する恐れがある。そこで、永久磁石用孔形状の変形を回避するために永久磁石用孔に補強部を設け、回転子や可動子の強度を確保している。
このような従来技術が特許文献1(特開2002−281700号公報;発明の名称「埋込み磁石型回転機の回転子」)に開示されている。
特許文献1の従来技術について図を参照しつつ説明する。図6は従来技術の回転子の構造図である。ここに各構成の名称は特許文献1に記載のものを引用する。回転子鉄心100に設けられた2個の磁石挿入スロット101A,101Bにそれぞれ2個の磁石102A,102Bが嵌入されており、これら2個の磁石102A,102Bの間には磁石スロット間鉄心部103が形成されている。この磁石スロット間鉄心部103により磁石挿入スロット101A,101Bの変形を防止している。
特開2002−281700号公報(図1,図3)
従来技術では磁石スロット間鉄心部103が回転子鉄心100の一部、すなわち磁性体で構成されるため、磁石スロット間鉄心部103を通って磁石101A,101Bの磁束が漏れるという問題があった。磁石101A,101Bの磁束は、本来は図示しない固定子を通って還流することでコイルと鎖交させ、トルクに寄与することが望ましいが、磁石スロット間鉄心部103を通って漏れる磁束はトルク生成に何ら寄与しないため、結果として永久磁石全体としてのトルク発生への寄与が小さくなる。したがって、その分を見越して永久磁石を多めに用いる必要が生じ、モータのコストが上昇し、また寸法や重量が増大するという問題があった。
また、磁石スロット間鉄心部103はその幅の選定が困難であるという問題があった。機械的強度を確保するという磁石スロット間鉄心部103の本来の機能から見れば、磁石スロット間鉄心部103の幅を太くすることが望ましい。しかし、磁石スロット間鉄心部103の幅を太くすると、そこを通って漏れる永久磁石の磁束が増え、無駄が大きくなる。したがって、このトレードオフを考慮した磁石スロット間鉄心部103の幅の設計が必要となるため、設計自由度が低くなり、磁石スロット間鉄心部103がある場合は設計時間の長期化やそれにともなうコスト上昇の問題が生じていた。
そこで、本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、回転子または可動子の機械的強度の確保と漏洩磁束の低減の両立を図り、設計の容易化、小形化およびコストダウンをともに実現する埋込磁石モータ、および、このような埋込磁石モータの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る発明の埋込磁石モータによれば、
環状の固定子と、
環状の固定子に対して間隙を挟んで離間しつつ対向する本体部と、本体部に設けられる複数の永久磁石用孔と、本体部の複数の永久磁石用孔にそれぞれ埋め込まれて永久磁石用孔を区割りする複数のブリッジと、本体部の複数の永久磁石用孔およびブリッジにより区割り形成される空間にそれぞれ埋め込まれて磁極を構成する複数の永久磁石と、を有する回転子と、
を備える回転型の埋込磁石モータであって、
ブリッジは、永久磁石を挟む永久磁石用孔を半径方向の外周側と内周側とで連結して補強することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る発明の埋込磁石モータによれば、
線状の固定子と、
線状の固定子に対して間隙を挟んで離間しつつ対向する本体部と、本体部に設けられる複数の永久磁石用孔と、本体部の複数の永久磁石用孔にそれぞれ埋め込まれて永久磁石用孔を区割りする複数のブリッジと、本体部の複数の永久磁石用孔およびブリッジにより区割り形成される空間にそれぞれ埋め込まれて磁極を構成する複数の永久磁石と、を有する可動子と、
を備えるリニア型の埋込磁石モータであって、
ブリッジは、永久磁石を挟む永久磁石用孔を離間方向の上側と下側とで連結して補強することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る発明の埋込磁石モータによれば、
請求項1または請求項2に記載の埋込磁石モータにおいて、
前記ブリッジは両端に二個の係止部を有し、
前記永久磁石用孔はブリッジの係止部と形状が略一致し、永久磁石用孔に連通するとともにこの永久磁石用孔に対向して配置される二個の嵌合孔を有し、
前記ブリッジの二個の係止部を永久磁石用孔の二個の嵌合孔に嵌め合わせて取り付けることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る発明の埋込磁石モータによれば、
請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の埋込磁石モータにおいて、
前記ブリッジは、非磁性体により形成された部材であることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る発明の埋込磁石モータによれば、
請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の埋込磁石モータにおいて、
前記ブリッジは、絶縁体により形成された部材であることを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る発明の埋込磁石モータによれば、
請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の埋込磁石モータにおいて、
前記ブリッジと前記本体部との接触面に介在する絶縁体を備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項7に係る発明の埋込磁石モータの製造方法によれば、
請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の埋込磁石モータを製造する方法であって、
前記本体部を加熱膨張させた状態で前記ブリッジを挿入することを特徴とする。
また、本発明の請求項8に係る発明の埋込磁石モータの製造方法によれば、
請求項6に記載の埋込磁石モータを製造する方法であって、
前記本体部を加熱膨張させた状態で前記ブリッジおよび前記絶縁体を挿入することを特徴とする。
以上のような本発明によれば、回転子または可動子の機械的強度の確保と漏洩磁束の低減の両立を図り、設計の容易化、小形化およびコストダウンをともに実現する埋込磁石モータ、および、このような埋込磁石モータの製造方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態の埋込磁石モータについて以下に説明する。
まず、回転型モータによる埋込磁石モータについて説明する。図1は本形態の回転型の埋込磁石モータの概略構成図、図2は回転子の構成図である。
埋込磁石モータ1は、図1で示すように、回転子10、固定子20、ケース30、回転軸40を備えている。回転子10と固定子20との間には間隙50が形成される。回転子10は、図2に示すように、さらに本体部11、複数(本形態では4個)の永久磁石用孔12、複数(本形態では4個)のブリッジ13、複数(本形態では8個)の永久磁石14を備える。
この埋込磁石モータ1では、固定子20がケース30に固定されており、さらにこの固定子20には図示しないコイルが形成されている。また、回転軸40がこのケース30に対して回動自在に軸支されている。回転軸40には回転子10が固定されており、回転子10は回転軸心Oを通り、紙面に垂直な回転軸40を中心に回転する。このような回転子10はこの固定子20との間に間隙50を有して対面しており、固定子20に対してこの間隙50を維持しつつ相対回転可能に構成されている。
回転子10は、例えば鋼板のような磁性金属板材を回転軸方向に、全体として厚肉円筒状に積層した本体部11を主体とする。この本体部11には回転軸心回りで等ピッチに複数個(本形態では4個)の磁石挿入用の永久磁石用孔12が設けられている。永久磁石用孔12は回転子磁極ごとに設けられており、それぞれに永久磁石14を挿入して構成されている。本形態では回転子磁極の数はP=4極、つまり回転子磁極の1極当たりの中心角θ=360°/P=90°の場合を示す。 1つの磁極を形成するため、1個の永久磁石用孔12内の長手方向にブリッジ13を間に置いて2個の永久磁石14を配置することとなる。
永久磁石14は、本形態では直方体状に形成されており、図1で示すように、nは永久磁石14のN極(面)、sはS極(面)である。そして永久磁石14は、図1の奥行き方向に延びるその各極面n,sが回転軸に平行となるように永久磁石用孔12に挿入されている。また永久磁石14によって回転子10の外周上に形成される回転子磁極は隣接する回転子磁極間で互いに逆極性となるので、回転子磁極のN極を形成する永久磁石用孔12に挿入された永久磁石14の磁化方向と、回転子磁極のS極を形成する隣接極の永久磁石用孔12に挿入された永久磁石14の磁化方向とは回転子10の径方向に対して互いに逆となる。回転子10の構造はこのようなものである。このような埋込磁石モータ1では、周知のような原理にて回転駆動する。
続いて、本発明の特徴をなす回転子10の構成について説明する。
本体部11に設けられた永久磁石用孔12は、図2に示すように、方形孔121と、この方形孔121に連通する二個の嵌合孔122と、からなる。嵌合孔122は長方形状の方形孔121の対向する二本の長辺であって半径方向の内周側と外周側とにそれぞれ形成される。そして、この嵌合孔122には、ブリッジ13の両端に設けられた係止部132がそれぞれ嵌め込まれて固定される。2個の係止部132はブリッジ本体131の両端で一体に形成されており、このような永久磁石用孔12にブリッジ13が嵌め込まれると、当該永久磁石用孔12の内周側と外周側の両面(図2では上下面)が機械的に連結される。なお、ブリッジ13の図2の奥行き方向の長さは本体部11の厚さと同じ長さとする。このようなブリッジ13により永久磁石用孔12の方形孔121は区割りされ、円周方向(図2では左右方向)2カ所に空間123が形成される。これら空間123にそれぞれ2個の永久磁石14が嵌め込まれることとなる。他の全ての箇所の永久磁石用孔12においても同様に形成する。
このブリッジ13の材質であるが、図6で示す従来技術では磁石スロット間鉄心部103と回転子鉄心100とは同じ材質を採用していたが、本発明では本体部11の材質とブリッジ13の材質とを異ならせることが可能になる。例えば、ブリッジ13は、その材質が本体部11に対して透磁率が低い、つまり高磁気抵抗の部材を採用することができる。回転子10の機械的な構成はこのようなものである。
このような構成を採用した回転子10では、以下のような優れた特長を有する。
(1)ブリッジ13は特に係止部132が抜け留め機能を有するため、永久磁石用孔12にブリッジ13が強固に固定され、永久磁石用孔12において特に半径方向の力に対して、永久磁石用孔12が変形しないように機能する。回転子10には遠心力等の外力が加わるが、ブリッジ13の存在により機械的な強度を確保しており、回転子11に発生する機械的な歪み量を低減する。また、回転子の周方向の外力にも永久磁石用孔12が変形しないように機能する。このようなブリッジ13の存在により、外力、特に遠心力に耐えうる構造とすることができる。
(2)また、ブリッジ13は、永久磁石14の極n,s間を短絡することになるので、漏洩磁束が流れることになるが、上記のようにブリッジ13の透磁率を低くする、つまり高磁気抵抗にすることでブリッジ13を流れる漏洩磁束を少なく抑制することが可能となり、結果として永久磁石の磁力を有効にトルクに寄与させることができ、特性の向上に寄与する。また、有効なトルク発生がなされるため永久磁石の個数・寸法の低減が可能となり、ひいてはモータのコスト低減や、モータ寸法や重量低減も実現する。
(3)また、透磁率が低いブリッジ13を採用することで、ブリッジ13の幅を太くしてもブリッジ13を通る磁束の漏れ分を抑制するように調整できるため、ブリッジ13を太くする設計も可能となって設計自由度を高めており、この点で漏洩磁束を少なく抑制しつつ機械的に十分な強度を確保するという従来では二律背反の効果を奏しうることも可能となる。
続いて他の形態について図を参照しつつ説明する。図3は他の形態のブリッジの説明図である。例えば、本形態では、図3(a)で示すように、係止部132が台形突起であって、嵌合孔122が台形溝(あり溝)であるような構成について説明した。しかしながら、図3(b)で示すように、永久磁石用孔12の嵌合孔を方形溝とし、ブリッジ13の係止部を方形突起としても良い。また、図3(c)で示すように、永久磁石用孔12の嵌合孔を楕円形溝とし、ブリッジ13の係止部を楕円形突起としても良い。また、図3(d)で示すように、永久磁石用孔12の嵌合孔を多角形溝とし、ブリッジ13の係止部を多角形突起としても良い。また、他の形状であっても抜け留め作用が発揮される形状であれば良い。
このように、ブリッジ13の係止部の形状は、各種のバリエーションを採用することができる。何れの場合も抜け留め機能が発揮されることとなり、上記のように回転子10の機械的構造を強固にするという効果を奏しうる。このようなブリッジ13は、回転子10の軸方向に沿って本体部11へはめ込むことで装着されるというものであり、永久磁石14と同様な比較的簡単な方法で組立を行うことができ、製造は容易である。
続いて他の形態について説明する。先の形態では本体部11に対してブリッジ13の材料は透磁率が低い材料であるとして説明した。しかしながら、本形態ではブリッジ13は、非磁性体、すなわち比透磁率が約1の材料により形成されることとした。この場合に、ブリッジ13を流れる漏洩磁束を最小化することができる。このようなブリッジ13を形成する非磁性体の材料としては、例えば銅、アルミ、非磁性ステンレス、機械強度に優れた合成樹脂(プラスティック)などが考えられる。
本形態では漏洩磁束を最小化しつつ、機械的強度が充分な太さのブリッジ13とすることで、さらに特性を向上させた埋込磁石モータとすることができる。
続いて他の形態について説明する。先の形態では本体部11に対してブリッジ13の材料は透磁率が低い材料や非磁性体の材料であるとして説明した。しかしながら、ブリッジ13が金属等の電気的な導体である場合、ブリッジ13が本体部11に接触して短絡させることになるため、埋込磁石モータ1を稼働させた場合に発生する磁束密度変化による渦電流損失が、当該部位にて増大する恐れがある。
そこで本形態ではブリッジ13を絶縁体の材料を用いて形成する。ブリッジ13を絶縁体とすることによって、本体部11とブリッジ13との接触面における渦電流損失の増大を回避することができる。絶縁体は一般に比透磁率が低いため、この観点からも好適である。材質としては、例えば機械的強度に優れた合成樹脂(プラスティック)やカーボンが考えられる。例えば合成樹脂(プラスティック)のように非磁性体で絶縁体の材料を選択できれば、漏洩磁束および渦電流が流れる事態をなくし、特性をさらに向上させた埋込磁石モータとすることができる。
続いて他の形態について図を参照しつつ説明する。図4は絶縁体の説明図である。先の形態では本体部11に対してブリッジ13の材料は透磁率が低い材料、非磁性体の材料、または、絶縁体の材料であるとして説明した。さらに本形態ではこれら透磁率が低い材料、非磁性体の材料、または、絶縁体の材料であるブリッジ13を構成し、加えてブリッジ13と本体部11との間に絶縁体133を介在させる構成を採用した。実際には、強度確保および組立作業性の観点から、薄い絶縁シートを本体部11とブリッジ13との間に挿入する構成や、ブリッジ13に絶縁体の樹脂などを被覆させるような構成が考えられる。
このような本形態によれば、例えば、透磁率が低い材料、非磁性体の材料、または、絶縁体の材料を採用したことにより高磁気抵抗とし、さらに絶縁体133により絶縁を確実なものとした。これによって、本体部11とブリッジ13との接触面における渦電流損失の増大を回避することができる。さらにいずれの材料も比透磁率も低く高磁気抵抗であるため、漏洩磁束も低減する。ブリッジ13の材料としては特に非磁性体を採用することで漏洩磁束を最小化できる。実際の材料としては先に例示した材料、例えば、合成樹脂(プラスティック)等が考えられる。本形態によれば、漏洩磁束および渦電流が流れる事態をなくし、特性を向上させた埋込磁石モータとすることができる。
続いて上記した埋込磁石モータの製造方法について説明する。上記した本体部11へのブリッジ13のはめ込み方法としては、常温で押し込む方法が考えられる。この場合には本体部11のスリット12、ブリッジ13、永久磁石14、そして場合によっては絶縁体133の寸法を最適にし、挿入が容易になるように機械精度を上げて製作する。
そして他の埋込磁石モータの製造方法として、焼嵌(やきばめ)が考えられる。すなわち、本体部11を数100℃に加熱すると、本体部11が熱膨張し、ブリッジ13がはめ込まれる永久磁石用孔12も拡大する。したがって、ブリッジ13を容易にはめ込むことができる。さらに、嵌め込んだ後で本体部11を冷却することによって永久磁石用孔12を収縮させることができるため、ブリッジ13の係止部132の寸法に対して、収縮後の永久磁石用孔12の嵌合孔122の寸法を同一あるいはやや小さくすることにより、収縮後に強固に本体部11とブリッジ13とを連結することが可能となる。なお、電気的な絶縁体133が予め被覆形成されたブリッジ13でも本製造方法を適用することができ、容易に連結することができる。
また、本体部11とブリッジ13との間にシート状の絶縁体133を挟む場合にも焼嵌を採用することが可能となる。この埋込磁石モータ1の構成では、本体部11とブリッジ13を強固に連結することがポイントとなるため、本体部11、絶縁体133、ブリッジ13の間に形成される間隙を極めて小さくして強固に固定する必要がある。しかしながら、本体部11に対して、絶縁体133およびブリッジ13を回転軸方向から通常の寸法のまま挿入することは極めて困難である。また、挿入時に絶縁体133が断裂することのないように、絶縁体133はある程度の厚みを確保する必要もあり、小型化が困難になると予想される。
そこで焼嵌を用いることによって、上記した問題を解決する。すなわち、本体部11を数100℃に加熱して本体部11が熱膨張した状態で、絶縁シート等の絶縁体133とブリッジ13を適切な位置関係を保って永久磁石用孔12の嵌合孔122にはめ込み、その後に本体部11を冷却して相互に固定する。このような埋込磁石モータ1の製造方法では、作業性、仕上がり状態共に大幅な向上を実現することができる。また、絶縁シートの絶縁体133の強度が問題とならないため、絶縁体133として極薄の絶縁シートを用いることができる。このことによって、本体部11とブリッジ13との連結強度を高めることが可能となる。
続いて他の形態の埋込型磁石モータについて図を参照しつつ説明する。図5は他の形態のリニア型の埋込磁石モータの概略構成図である。リニア型の埋込磁石モータ2は、図5で示すように、可動子60、固定子70を備えている。可動子60と固定子70との間には間隙80が形成される。固定子70は複数のコイル71を備える。可動子60は、本体部61、永久磁石用孔62、ブリッジ63、永久磁石64を備える。これら本体部61、永久磁石用孔62、ブリッジ63、永久磁石64は上記の各形態の同じ名称である本体部11、永久磁石用孔12、ブリッジ13、永久磁石14と同様の構成であり、重複する説明を省略する。また、ブリッジ63の材料は上記のように透磁率が低い材料、非磁性体の材料、または、絶縁体の材料として採用しても良い。さらにまた、ブリッジ63は上記のように図示しない絶縁体がある構成とない構成との何れかを採用できる。また、製造方法も上記のような製造方法を採用できる。これらは上記説明から充分に理解できるものであり、その重複する説明を省略する。
このようにリニア型の埋込磁石モータ2においても先に説明したと同様に永久磁石用孔62にブリッジ63を介在させて、ブリッジ63で機械的に補強している。これにより、永久磁石用孔62の短手方向(つまり可動子60の離間方向)に加わる力(例えば図示しない荷物の重力)や、長手方向(つまり可動子60の可動方向)における力(例えば加速時に受ける力)等に対して強い構造とすることができる。このようなリニア型の埋込磁石モータ2においても上記したような特長を有するものである。
以上、本形態の回転型およびリニア型の埋込磁石モータ1,2について説明した。なお、これら形態では磁極数は4極であるとして説明したが、もちろん4極に限定するものではなく、必要に応じて任意の極数を採用できる。
また、本形態では同一の磁極において永久磁石14の数を2個、つまりブリッジ13は1個であるとして説明した。しかしながら、同一の磁極における永久磁石14の数も2個に限定されるものではなく、必要に応じて任意の複数個(例えば一つの永久磁石用孔に対してブリッジを2個用いて連結して3カ所の空間を形成し、永久磁石を3個挿入する)としても良い。
このような本発明の埋込磁石モータによれば、回転子や可動子はブリッジを介在させて機械的な強度の補強を行ってこれら外力に耐えうる構造となっており、回転により回転子に加わる遠心力、または、移動により可動子に加わる加速力が大きい場合でも、回転子や可動子に機械的変形が生じる事態の発生や、機械的変形により永久磁石に力が集中して永久磁石が割れる事態の発生を防ぐことができる。
また、本体部に埋め込まれる永久磁石は、機械的変形や無理な力が加わることなく強固な固着が維持されるため、高速回転でも永久磁石の飛散を防止でき、安全性において優れている。
また、漏洩磁束を低減してトルクの増大も実現する。また、ブリッジでの漏洩磁束を低減させるため、永久磁石の磁束の利用率を低下させることなく、ブリッジの太さを大きくするような設計も可能となって設計の簡易化によるコスト低減が可能となる。
また、ブリッジにより永久磁石用孔の形状が維持されるため、永久磁石と永久磁石用孔との間に生じたギャップや位置ずれにより磁気回路の磁気抵抗がばらつく事態が発生しないため、この点でも特性の安定化に寄与する。
本発明を実施するための最良の形態の回転型の埋込磁石モータの概略構成図である。 回転子の構成図である。 他の形態のブリッジの説明図である。 絶縁体の説明図である。 他の形態のリニア型の埋込磁石モータの概略構成図である。 従来技術の回転子の構造図である。
符号の説明
1:埋込磁石モータ
10:回転子
11:本体部
12:永久磁石用孔
121:方形孔
122:嵌合孔
123:空間
13:ブリッジ
131:ブリッジ本体
132:係止部
14:永久磁石
20:固定子
30:ケース
40:回転軸
50:間隙
2:埋込磁石モータ
60:可動子
61:本体部
62:永久磁石用孔
63:ブリッジ
64:永久磁石
70:固定子
80:間隙

Claims (8)

  1. 環状の固定子と、
    環状の固定子に対して間隙を挟んで離間しつつ対向する本体部と、本体部に設けられる複数の永久磁石用孔と、本体部の複数の永久磁石用孔にそれぞれ埋め込まれて永久磁石用孔を区割りする複数のブリッジと、本体部の複数の永久磁石用孔およびブリッジにより区割り形成される空間にそれぞれ埋め込まれて磁極を構成する複数の永久磁石と、を有する回転子と、
    を備える回転型の埋込磁石モータであって、
    ブリッジは、永久磁石を挟む永久磁石用孔を半径方向の外周側と内周側とで連結して補強することを特徴とする埋込磁石モータ。
  2. 線状の固定子と、
    線状の固定子に対して間隙を挟んで離間しつつ対向する本体部と、本体部に設けられる複数の永久磁石用孔と、本体部の複数の永久磁石用孔にそれぞれ埋め込まれて永久磁石用孔を区割りする複数のブリッジと、本体部の複数の永久磁石用孔およびブリッジにより区割り形成される空間にそれぞれ埋め込まれて磁極を構成する複数の永久磁石と、を有する可動子と、
    を備えるリニア型の埋込磁石モータであって、
    ブリッジは、永久磁石を挟む永久磁石用孔を離間方向の上側と下側とで連結して補強することを特徴とする埋込磁石モータ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の埋込磁石モータにおいて、
    前記ブリッジは両端に二個の係止部を有し、
    前記永久磁石用孔はブリッジの係止部と形状が略一致し、永久磁石用孔に連通するとともにこの永久磁石用孔に対向して配置される二個の嵌合孔を有し、
    前記ブリッジの二個の係止部を永久磁石用孔の二個の嵌合孔に嵌め合わせて取り付けることを特徴とする埋込磁石モータ。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の埋込磁石モータにおいて、
    前記ブリッジは、非磁性体により形成された部材であることを特徴とする埋込磁石モータ。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の埋込磁石モータにおいて、
    前記ブリッジは、絶縁体により形成された部材であることを特徴とする埋込磁石モータ。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の埋込磁石モータにおいて、
    前記ブリッジと前記本体部との接触面に介在する絶縁体を備えることを特徴とする埋込磁石モータ。
  7. 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の埋込磁石モータを製造する方法であって、
    前記本体部を加熱膨張させた状態で前記ブリッジを挿入することを特徴とする埋込磁石モータの製造方法。
  8. 請求項6に記載の埋込磁石モータを製造する方法であって、
    前記本体部を加熱膨張させた状態で前記ブリッジおよび前記絶縁体を挿入することを特徴とする埋込磁石モータの製造方法。
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