JPH0686052A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0686052A
JPH0686052A JP4235819A JP23581992A JPH0686052A JP H0686052 A JPH0686052 A JP H0686052A JP 4235819 A JP4235819 A JP 4235819A JP 23581992 A JP23581992 A JP 23581992A JP H0686052 A JPH0686052 A JP H0686052A
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JP
Japan
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image
image forming
original
specific
forming apparatus
Prior art date
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JP4235819A
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English (en)
Inventor
Rie Saitou
理絵 齋藤
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スキャンした原稿が特定原稿であると判定する
までの間に記録紙上に記録された画像を、記録紙の排出
前に消去することができる。 【構成】記録媒体の両面に画像を形成する画像形成装置
は、特定原稿判定回路205により入力した画像データ
に基づいて当該画像データ対応の原稿と所定の画像との
同一性の有無を判定し、CPU52が特定原稿判定回路
205から同一性ありの判定を受け取ると、記録媒体の
一面への画像形成を停止する場合に、W現像器に50を
用いて、少なくとも記録媒体の一面に白画像を重畳す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に関し、例
えば、特定原稿の検出機能を有する画像形成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機の高画質化、カラー化に伴
い、紙幣、有価証券等の特定原稿についての偽造の危惧
が生じてきている。特にカラー複写機等でも、ボタンを
押すだけで自動的に両面コピーが出来る高機能なものが
開発され、益々、偽造に対する危惧が大きくなった。そ
こで、複写機においての特定原稿の認識として、入力画
像の形状についてのパターンマッチングやカラーマッチ
ングの方式が提案されている。この方式では、入力され
た原稿画像の傾きを修正した後に、予め登録されている
画像パターン形状とのマッチングが行なわれる。
【0003】通常、フルカラー複写機においては、複数
回の原稿読み取りスキャンを行うが、この際のパターン
でマッチング法による処理は、読み取ってからプリント
された記録紙の排出されるまでの間に行われる。一例を
挙げると、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー
(Y),ブラック(K)のトナーによって出力するため
の4回のスキャン動作時に、それぞれのスキャンで判定
基準を切り替え、異なる特定原稿についての判定を行な
って、複数種類の判定を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、スキャンした原稿が特定原稿であると判定し
た時点で装置の動作を止め、記録された媒体を装置から
排出させないという方法でしか、偽造を防止できない
と、複写機などで熱や圧で定着する以前に停止しても、
記録紙上には既に画像が記録されているために、何らか
の方法によって装置から記録紙を取り出して、画像の定
着を行って悪用することが懸念される。
【0005】本発明は、上述した従来例の欠点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、スキャ
ンした原稿が特定原稿であると判定するまでの間に記録
紙上に記録された画像を、記録紙の排出前に消去できる
画像形成装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、記
録媒体の両面に画像を形成する画像形成装置において、
少なくとも前記記録媒体の一面に特定の画像を重畳する
重畳手段を備える。
【0007】
【作用】かかる構成によれば、重畳手段は少なくとも前
記記録媒体の一面に特定の画像を重畳する。
【0008】
【実施例】以下に添付図面を参照して、本発明に係る好
適な一実施例を詳細に説明する。以下の実施例では、本
発明の適用例として複写機が示されているが、本発明は
これに限定されるものではなく、他の種々の装置に適用
できることは勿論である。また以下の説明では、有価証
券、紙幣、商品券等の原稿を、特定原稿と定義する。 <第1の実施例>まず、複写機全体の構成について説明
する。
【0009】図2は本発明の第1の実施例の複写機の構
成を示す側断面図である。図2において、21はイメー
ジスキャナ部であり、イメージスキャナ部21によって
読み取られた原稿画像に対応した画像を用紙にフルカラ
ーでプリント出力する部分である。イメージスキャナ部
21において、20は鏡面圧板であり、原稿台ガラス
(以下「プラテン」という)23上の原稿24は、ラン
プ25で照射され、ミラー26,27,28に導かれ、
レンズ29によって、3ラインセンサ(以下「CCD」
という)10上に像を結び、フルカラー情報レッド
(R),グリーン(G),ブルー(B)成分として信号
処理部1に送られる。なお、25,26は速度vで、2
7,28は速度1/2vでラインセンサの電気的走査
(主走査)方向に対して垂直方向に機械的に動くことに
よって、原稿全面を走査(副走査)する。
【0010】信号処理部1においては、読み取られた画
像信号を電気的に処理し、マゼンタ(M),シアン
(C),イエロー(Y),ブラック(Bk)並びにホワ
イト(W)の各成分に分解し、プリンタ部2に送る。ま
た、イメージスキャナ部21における一回の原稿走査に
つき、M,C,Y,Bkのうちひとつの成分がプリンタ
部2に送られ、計4回の原稿走査によって、一回のプリ
ントアウトが完成する。
【0011】イメージスキャナ部21より送られてくる
M,C,Y,Bkの各画像信号は、レーザドライバ12
に送られる。レーザドライバ12は、送られてきた画像
信号に応じ、半導体レーザ13を変調駆動する。レーザ
光は、ポリゴンミラー14,f−θレンズ,ミラー16
を介し、感光ドラム17上を走査する。18は回転現像
器であり、M(マゼンタ)現像部22−M,C(シア
ン)現像部22−C,Y(イエロー)現像部22−Y,
K(ブラック)現像部22−K,W(ホワイト)現像部
22−Wより構成され、5つの現像部が交互に感光ドラ
ム17に接し、感光ドラム17上に形成された静電現像
をトナーで現像する。3は転写ドラムであり、用紙カセ
ット4または5より供給される用紙をこの転写ドラム3
に巻き付け、感光ドラム17上に現像された像を用紙に
転写する。
【0012】この様にして、通常のM,C,Y,Bkの
4色が順次転写された後に、用紙は両面搬送路100を
通り、両面トレイ101より再給紙され、再び前記記録
シーケンスを通して両面に画像形成され、その後、定着
ユニット6を通過して、トナーが用紙に定着された後に
排紙される。尚、Wの色が転写されるときは、後述する
が、特定原稿を検知した場合である。この場合に、W現
像部22−WがWのトナーによって現像を行う。
【0013】次に、本発明の実施例を説明する。図1は
第1の実施例による複写機の要部の内部構成を示すブロ
ック図である。図1において、イメージスキャナ部21
の信号処理部1は、203で示す画像メモリ、204で
示すプリント信号生成回路、205で示す特定原稿判定
回路を有し、プリンタ部2は、50で示すW現像器、5
1で示すW現像器50用のドライバ回路、52で示すC
PU、53で示すROM、54で示すRAMを有してい
る。ROM53にはCPU52が動作するための各種の
プログラムが格納され、CPU52はプログラムに従つ
て動作するときのワークエリアとしてRAMを使用す
る。プログラムの一例として、図3に示されるフローチ
ャートに従うプログラムがある。
【0014】次に、上記構成による動作を説明する。図
3は第1の実施例による記録動作を説明するフローチャ
ートである。CCD10で読み取られた原稿の画像信号
を画像メモリ203を通してプリント信号生成回路20
4へ送られ、後にプリンタ部2へ送られる(ステップS
1)。その後は前述した図2で説明した通りに、画像が
記録紙に記録される。ここでは、一面(表面)の記録が
終了すると、他面(裏面)の読み取り及び記録も行われ
る。
【0015】一方、表面或は裏面の記録動作中におい
て、スキャンされた原稿を特定原稿判定回路205によ
り特定原稿と判定した際には(ステップS2)、すぐに
プリンタ部2側のCPU52を通じてドライバ部51へ
現像停止の指令が送られる(ステップS3)。一方、C
PU52からの信号は入力画像信号にかかわらず、最高
濃度での白画像記録の指令をW現像器50に出力する
(ステップS4)。仮に、3回目のスキャンが終了し
て、既にM,C,Yの画像がのっていても、その上から
画像を消去するための白いトナー像が全面にのることに
なる。このように、M,C,Y及びWの順で画像を書き
終えた時点で機械的な動作を止める(ステップS5)。
このようにして、記録紙は白紙と同様に何の画像も形成
されない状態でプリンタ内部に停滞する。
【0016】もちろん、無理に機械的な動作を止めず
に、シーケンスを全部遂行し、定着後にプリンタ外部に
排出されても、記録紙上の画像は、すべて白いトナーに
よって消去されているため、既に記録済の画像を全く見
ることができず、偽造犯罪を元から断つことができる。
この場合、ステップS5を除き、記録紙の排出動作とす
れば良い。
【0017】以上説明した様に、第1の実施例によれ
ば、自動両面記録が可能な装置において、スキャンした
特定原稿であると判定するまでの間に記録紙上に記録さ
れた画像を記録紙の排出前に消去できることによって、
偽造を確実に防止することができる。さて、上述した実
施例では、図2に示される様に、回転現像器18にW現
像器22−Wを設けたが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、回転現像器18からW現像器22−Wを分
離し、独立してW現像器22−Wが感光ドラム17に接
する様に設けても良い。 <第2の実施例>次に第2の実施例を説明する。
【0018】第1の実施例は偽造防止の点で非常に効果
的であるが、第2の実施例ではさらにコスト面での低減
を考慮した一例を示す。図4は本発明の第2の実施例に
よる複写機の構成を示す側断面図である。図4では、特
別に、Wの現像器を機械内部に設けることなく、4色の
現像器のみを有する構成を示す。即ち原稿を読み取り、
それが特定原稿であると判定した際には、M,C,Y,
Bkと複写処理シーケンスを行った後に、又は、特定原
稿と判断できた時点で、塗り潰す部分の信号又は全面の
信号を生成して、この生成された信号をプリンタ部に対
して送り、ある色、例えばBkなどでベタを記録する。
そして書き終えた時点で機械的な動作も停止させる。排
出については、前述の第1の実施例と同様である。 <第3の実施例>さて、第3の実施例では、万一偽造さ
れた時でも、偽造を行った機械を特定できるような特定
パターンを形成するための一例を挙げる。
【0019】図5は第3の実施例による特定パターンの
一例を示す図である。特定原稿を判定するところまで
は、前述の第1の実施例と同様であるが、特定原稿判定
であるという判定結果を得た後には、図5の(b)に示
すような特定パターンを形成し、同図(a)に示すよう
に、特定パターンを付加する。(b)には、(a)の特
定パターンを拡大したものである。この特定パターンを
数字にして、機械本体の番号とすれば、偽造された記録
物がどの機械で形成されたかが判明する。
【0020】勿論、このパターンはいろいろ考えられ、
一種類に限定されるものではない。また、数字パターン
のみを出力しても画像の一部は残ってしまい、悪用され
かねないときは、予め第1の実施例や第2の実施例と組
み合わせてパターンを形成することで、偽造も防止で
き、機械も特定することができる。ちなみに、第1の実
施例においては、白トナーと4色のトナーすべての組み
合わせであって、第3の実施例においては、ある色のベ
タ画像と他の一色により、すべての組み合わせで予め用
意した外部のスキャナで数字を読み取ることができる。
勿論、通常の画像上に数字のパターンがあっても読み取
ることができる。
【0021】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
両面記録が可能な装置を制御する画像処理装置におい
て、スキャンした特定原稿であると判定するまでの間に
記録紙上に記録された画像を記録紙の排出前に消去でき
ることによって、偽造を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による複写機の要部の内
部構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例の複写機の構成を示す側
断面図である。
【図3】第1の実施例による記録動作を説明するフロー
チャートである。
【図4】本発明の第2の実施例の複写機の構成を示す側
断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例による特定パターンの一
例を示す図である。
【符号の説明】
1 信号処理部 2 プリンタ部 3 転写ドラム 4・5 用紙カセット 6 定着ユニット 12 レーザドライバ 13 半導体レーザ 14 ポリゴンミラー 15 fーθレンズ 16 ミラー 17 感光ドラム 18 回転現像器 20 鏡面圧板 21 イメージスキャナ部 22−M マゼンタ現像部 22−C シアン現像部 22−Y イエロー現像部 22−K ブラック現像部 23 プラテン 24 原稿 25 ランプ 26,27,28 ミラー 29 レンズ 30 転写帯電器 40 転写ドラムクリーニング部材 50 W現像器 51 ドライバ回路 52 CPU 53 ROM 54 RAM 203 画像メモリ 204 プリント信号生成回路 205 特定原稿判定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/40 Z 9068−5C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体の両面に画像を形成する画像形成
    装置において、 少なくとも前記記録媒体の一面に特定の画像を重畳する
    重畳手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】入力した画像データに基づいて当該画像デ
    ータ対応の原稿と所定の画像との同一性の有無を判定す
    る判定手段を有し、 前記判定手段で同一性ありと判定した場合に、前記記録
    媒体の画像形成を停止することを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記重畳手段は、前記判定手段で同一性あ
    りと判定した場合に、少なくとも前記記録媒体の一面に
    特定の画像を重畳することを特徴とする請求項2記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】さらに、機械的に動作を停止する動作停止
    手段を有することを特徴とする請求項2記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】前記特定の画像は、白画像であることを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記特定の画像は、黒画像であることを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記特定の画像は、前記画像処理装置を特
    定する機体番号を表すパターン画像であることを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
JP4235819A 1992-09-03 1992-09-03 画像形成装置 Withdrawn JPH0686052A (ja)

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JP4235819A JPH0686052A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 画像形成装置

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991130