JPH0685739U - 位置決め装置 - Google Patents

位置決め装置

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JPH0685739U
JPH0685739U JP3194093U JP3194093U JPH0685739U JP H0685739 U JPH0685739 U JP H0685739U JP 3194093 U JP3194093 U JP 3194093U JP 3194093 U JP3194093 U JP 3194093U JP H0685739 U JPH0685739 U JP H0685739U
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JP
Japan
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positioning
positioning object
supporting
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Application number
JP3194093U
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Inventor
一浩 前川
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置決め対象物の位置決めのとき、位置決め
対象物を小さな力で円滑に移動させることができるとと
もに、位置決め対象物を確実に保持することができるよ
うにする。 【構成】 ステージ1に設けられ、板状の位置決め対象
物3を支持する8個の位置決め対象物支持装置4と、ス
テージ1上に設けられた基準位置設定ピン5と、位置決
め対象物支持装置4によって支持された位置決め対象物
3を基準位置設定ピン5に押し付け、その状態を保つ押
付けコマ6a〜6cとを備え、位置決め対象物支持装置
4は転動可能に保持されたボール4aを有し、このボー
ル4aにより位置決め対象物3の下面を支持する。位置
決め対象物3の下面に対して位置決め対象物支持装置4
のボール4aが転動可能な状態で点接触しているので、
位置決め対象物3の位置決めのとき、位置決め対象物3
と位置決め対象物保持装置4との間の摩擦力がほとんど
働かず、位置決め対象物3は円滑に移動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、液晶パネルや半導体ウエハ等の板体の製造・検査に用いる位置決 め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の位置決め装置の斜視図、図7は従来の位置決め装置の概念図であ る。
【0003】 ステージ101上には、液晶パネルや半導体ウエハ等の位置決め対象物103 を支持する位置決め対象物支持装置104が配設されている。位置決め対象物支 持装置104は真空吸着機構107を備え、位置決め対象物103の下面を吸着 できる。ステージ101上には、基準位置設定ピン105が固定されているとと もに、位置決め対象物103を基準位置設定ピン105に押し付ける押付けコマ 106が摺動可能に取り付けられている。
【0004】 位置決め対象物支持装置104に位置決め対象物103を載せて押付けコマ1 06を作動させると、押付けコマ106はステージ101上を摺動し、位置決め 対象物103を基準位置設定ピン105に押し付け、位置決め対象物103が位 置決めされる。位置決め後、押付けコマ106が位置決め対象物103から離れ 、その後、真空吸着機構107で位置決め対象物103の下面が吸着され、位置 決め対象物103は位置決め対象物支持装置104上で保持される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、位置決め対象物103の平面度が高すぎると、位置決め対象物10 3が位置決め対象物支持装置104の支持面に密着して、位置決め対象物103 が滑りにくくなり、またフォトレジストなどの付着物の影響により位置決め対象 物103と位置決め対象物支持装置104の支持面との間で摩擦力が生じ、前述 の場合と同様に位置決め対象物103が滑りにくくなるという問題があった。し たがって、押付けコマ106で位置決め対象物103に大きな外力を与えなけれ ばならないので、位置決め対象物103を損傷させるおそれがあった。
【0006】 逆に、位置決め対象物103の平面度が低すぎると、真空吸着機構107によ り真空吸着できないという問題があった。
【0007】 この考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は位置決め対象 物の位置決めのとき、位置決め対象物を小さな力で円滑に移動させることができ 、しかも位置決め対象物を確実に保持することができる位置決め装置を提供する ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するためこの考案の位置決め装置は、ステージに設けられ、 板状の位置決め対象物を支持する少なくとも3個の位置決め対象物支持装置と、 前記ステージ上に設けられた基準位置設定部材と、前記位置決め対象物支持装置 によって支持された前記位置決め対象物を前記基準位置設定部材に押し付け、そ の状態を保つ位置決め対象物保持装置とを備え、前記位置決め対象物支持装置は 転動可能に保持されたボールを有し、このボールにより前記位置決め対象物の下 面を支持する。
【0009】
【作用】
位置決め対象物の下面に対して位置決め対象物支持装置のボールが転動可能な 状態で点接触しているので、位置決め対象物の位置決めのとき、位置決め対象物 と位置決め対象物保持装置との間の摩擦力がほとんど働かず、位置決め対象物は 円滑に移動する。
【0010】
【実施例】
以下この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 図1はこの考案の一実施例に係る位置決め装置を示す斜視図、図2は位置決め 対象物を保持する前の状態を示す位置決め装置の概念図、図3は位置決め対象物 を保持している状態を示す位置決め装置の概念図である。
【0012】 ステージ1の開口縁にはフレーム2が固定されている。フレーム2には、例え ば液晶パネルや半導体ウエハ等の板状の位置決め対象物3を支持する8個の位置 決め対象物支持装置4がステージ1の矩形の開口縁を囲むようにして配設されて いる。位置決め対象物支持装置4の外側には3個の基準位置設定ピン(基準位置 設定部材)5が固定されている。基準位置設定ピン5は、ステージ1の開口の隣 り合う2辺に沿って配置されている。また、ステージ1には水平方向に摺動可能 な3個の押付けコマ(位置決め対象物保持装置)6a〜6cが設けられている。 押付けコマ6a〜6cはステージ1の開口の隣り合う2辺(基準位置設定ピン5 が配置されていない2辺)に沿って配置されている。押付けコマ6a,6bは互 いに同方向に移動し、押付けコマ6cは押付けコマ6a,6bの移動方向に対し て直角方向に移動する。
【0013】 前記位置決め対象物支持装置4は、図4及び図5に示すように、ボール4aと 、このボール4aを転動可能に保持するボール支持部4bと、このボール支持部 4bに一体に連結されたねじ部4cと、このねじ部4cに螺合するナット4dと で構成されている。ねじ部4cをフレーム2のめねじ2aにねじこみ、ねじ部4 cの先端部にナット4dを螺合して位置決め対象物支持装置4を取り付ける。
【0014】 次に、この実施例の位置決め装置の動作について述べる。
【0015】 図2に示すように、位置決め対象物3を位置決め対象物支持装置4に載せたと き、位置決め対象物3の下面は位置決め対象物支持装置4のボール4aによって 支持される。図3に示すように、押付けコマ6a〜6cを作動させると、押付け コマ6a〜6cはステージ1上を摺動し、位置決め対象物3を基準位置設定ピン 5に押し付け、位置決め対象物3が位置決めされる。位置決め対象物3の下面は 位置決め対象物支持装置4のボール4aに点接触し、位置決め対象物3が押付け コマ6a〜6cによって基準位置設定ピン5に押されたとき、ボール4aはボー ル支持部4bの凹部8内で転動するので、位置決め対象物3は基準位置設定ピン 5へ円滑に移動する。
【0016】 位置決め後、押付けコマ6a〜6cは位置決め対象物3を基準位置設定ピン5 に押し付け続け、位置決め対象物3を保持する。
【0017】 この実施例の位置決め装置によれば、位置決め対象物3の下面に対して位置決 め対象物支持装置4のボール4aが転動可能な状態で点接触しているので、位置 決め対象物3と位置決め対象物保持装置4との間の摩擦力がほとんど働かず、位 置決め対象物3は円滑に移動する。位置決め対象物3の平面度が高すぎて位置決 め対象物支持装置4に密着することもないし、位置決め対象物3のフォトレジス トなどの付着物の影響を受けて位置決め対象物3の滑りが悪くなることもなく、 小さな力で位置決め対象物3を位置決めすることができ、位置決め対象物3の損 傷を防ぐことができる。
【0018】 また、押付けコマ6a〜6cで位置決め対象物3を基準位置設定ピン5に押し 付け続けて位置決め対象物3を保持するようにしたので、位置決め対象物3の平 面度が低すぎる場合も確実に位置決め対象物3を保持することができるとともに 、真空吸着による位置決め対象物3の保持のための真空吸着装置を必要とせず、 構造の簡素化を図ることができる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案の位置決め装置によれば、位置決め対象物の位置 決めのとき、位置決め対象物と位置決め対象物保持装置との間の摩擦力がほとん ど働かず、位置決め対象物を小さな力で円滑に移動させることができるし、位置 決め対象物を確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの考案の一実施例に係る位置決め装置
を示す斜視図である。
【図2】図2は位置決め対象物を保持する前の状態を示
す位置決め装置の概念図である。
【図3】図3は位置決め対象物を保持している状態を示
す位置決め装置の概念図である。
【図4】図4は位置決め対象物支持装置の拡大斜視図で
ある。
【図5】図5は位置決め対象物支持装置の縦断面図であ
る。
【図6】図6は従来の位置決め装置の斜視図である。
【図7】図7は従来の位置決め装置の概念図である。
【符号の説明】
1 ステージ 3 位置決め対象物 4 位置決め対象物支持装置 4a ボール 5 基準位置設定ピン 6a〜6c 押付けコマ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステージに設けられ、板状の位置決め対
    象物を支持する少なくとも3個の位置決め対象物支持装
    置と、 前記ステージ上に設けられた基準位置設定部材と、 前記位置決め対象物支持装置によって支持された前記位
    置決め対象物を前記基準位置設定部材に押し付け、その
    状態を保つ位置決め対象物保持装置とを備え、 前記位置決め対象物支持装置は転動可能に保持されたボ
    ールを有し、このボールにより前記位置決め対象物の下
    面を支持することを特徴とする位置決め装置。
JP3194093U 1993-05-21 1993-05-21 位置決め装置 Pending JPH0685739U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3194093U JPH0685739U (ja) 1993-05-21 1993-05-21 位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3194093U JPH0685739U (ja) 1993-05-21 1993-05-21 位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0685739U true JPH0685739U (ja) 1994-12-13

Family

ID=12344973

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JP3194093U Pending JPH0685739U (ja) 1993-05-21 1993-05-21 位置決め装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004260191A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Applied Materials Inc 基板支持体
JP5701436B1 (ja) * 2014-07-24 2015-04-15 中外炉工業株式会社 定盤ユニット

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004260191A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Applied Materials Inc 基板支持体
JP4640917B2 (ja) * 2003-02-27 2011-03-02 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 基板支持体
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