JPH0685531A - パラボラアンテナ用金属繊維編物及びその製造方法 - Google Patents
パラボラアンテナ用金属繊維編物及びその製造方法Info
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- JPH0685531A JPH0685531A JP17056892A JP17056892A JPH0685531A JP H0685531 A JPH0685531 A JP H0685531A JP 17056892 A JP17056892 A JP 17056892A JP 17056892 A JP17056892 A JP 17056892A JP H0685531 A JPH0685531 A JP H0685531A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】金属繊維のみからなり、風圧を低減し、且つ均
整で、一本もしくは複数本のフィラメント状金属繊維を
用いたパラボラアンテナ用の編物状金属繊維シートと、
その製造方法を提供する。 【構成】10〜200μの線径を有する一本もしくは複
数本のフィラメント状の金属繊維に該金属繊維と組成の
異なる繊維を交撚もしくは被覆して複合糸となし、次い
でこの複合糸を用いて複層構造状の編物を形成した後、
該編物を構成する複合糸の非金属繊維を除去し、メッシ
ュの大きさが0.5mm〜14mmである金属繊維シートを
得る。
整で、一本もしくは複数本のフィラメント状金属繊維を
用いたパラボラアンテナ用の編物状金属繊維シートと、
その製造方法を提供する。 【構成】10〜200μの線径を有する一本もしくは複
数本のフィラメント状の金属繊維に該金属繊維と組成の
異なる繊維を交撚もしくは被覆して複合糸となし、次い
でこの複合糸を用いて複層構造状の編物を形成した後、
該編物を構成する複合糸の非金属繊維を除去し、メッシ
ュの大きさが0.5mm〜14mmである金属繊維シートを
得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパラボラアンテナに用い
られる金属繊維編物に関する。
られる金属繊維編物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般のパラボラアンテナは金属板等でで
きており、風圧に対しての抵抗が大きかった。この風圧
に対する抵抗を低減するために、パラボラアンテナを金
網で作製したもの等もある。
きており、風圧に対しての抵抗が大きかった。この風圧
に対する抵抗を低減するために、パラボラアンテナを金
網で作製したもの等もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、金網製のパ
ラボラアンテナの場合、メッシュが粗い、金属線径が太
い等の問題があり、更には金属長繊維を編機で作製しよ
うとすると、糸にテンションがかけにくく、目飛び、機
械異常等が起こり編成が難しかった。
ラボラアンテナの場合、メッシュが粗い、金属線径が太
い等の問題があり、更には金属長繊維を編機で作製しよ
うとすると、糸にテンションがかけにくく、目飛び、機
械異常等が起こり編成が難しかった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決し、金
属繊維のみからなり、風圧を低減し、且つ均整で、細い
一本もしくは複数本のフィラメント状金属繊維よりなる
編物状の金属繊維シート及びそのの製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
属繊維のみからなり、風圧を低減し、且つ均整で、細い
一本もしくは複数本のフィラメント状金属繊維よりなる
編物状の金属繊維シート及びそのの製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、10〜200
μの線径を有する一本もしくは複数本のフィラメント状
の金属繊維によって編物状に形成されてなり、メッシュ
の大きさが0.5mm〜14mmであるパラボラアンテナ用
金属繊維編物と、10〜200μの線径を有する一本も
しくは複数本のフィラメント状の金属繊維に該金属繊維
と組成の異なる繊維を交撚もしくは被覆して複合糸と
し、次いでこの複合糸を用いて複層構造状の編物を形成
した後、該編物を構成する複合糸の非金属繊維糸を除去
し、メッシュの大きさが0.5mm〜14mmである金属繊
維編物とすることを特徴とするパラボラアンテナ用金属
繊維シートの製造方法を要旨とするものである。
μの線径を有する一本もしくは複数本のフィラメント状
の金属繊維によって編物状に形成されてなり、メッシュ
の大きさが0.5mm〜14mmであるパラボラアンテナ用
金属繊維編物と、10〜200μの線径を有する一本も
しくは複数本のフィラメント状の金属繊維に該金属繊維
と組成の異なる繊維を交撚もしくは被覆して複合糸と
し、次いでこの複合糸を用いて複層構造状の編物を形成
した後、該編物を構成する複合糸の非金属繊維糸を除去
し、メッシュの大きさが0.5mm〜14mmである金属繊
維編物とすることを特徴とするパラボラアンテナ用金属
繊維シートの製造方法を要旨とするものである。
【0006】以下、本発明を図面に従い更に詳細に説明
する。図1は本発明の金属繊維により形成されたメッシ
ュ構造体の一例を示した模式図であり、図1(a)に符
号1で示すメッシュ構造体は菱形形状メッシュ、同図
(b)の符号2は四角形状メッシュ、同図(c)の符号
3は6角形状メッシュをそれぞれ示しており、これらの
編目構造は一般的なものである。
する。図1は本発明の金属繊維により形成されたメッシ
ュ構造体の一例を示した模式図であり、図1(a)に符
号1で示すメッシュ構造体は菱形形状メッシュ、同図
(b)の符号2は四角形状メッシュ、同図(c)の符号
3は6角形状メッシュをそれぞれ示しており、これらの
編目構造は一般的なものである。
【0007】本発明の金属繊維によって形成されたメッ
シュ構造体のメッシュの大きさは、0.5mm〜14mmで
あることが望ましい。メッシュの大きさを0.5mm未満
にすることは既存の繊維編機では困難であるし、14mm
より大きくなると、シートにテンションをかけ、伸ばし
たときにメッシュが大きくなり、パラボラアンテナとし
ての性能を発揮しにくくなる。
シュ構造体のメッシュの大きさは、0.5mm〜14mmで
あることが望ましい。メッシュの大きさを0.5mm未満
にすることは既存の繊維編機では困難であるし、14mm
より大きくなると、シートにテンションをかけ、伸ばし
たときにメッシュが大きくなり、パラボラアンテナとし
ての性能を発揮しにくくなる。
【0008】図2及び図3は、本発明の金属繊維によっ
て編物状に製編する際に用いられる複合糸の例を示した
側面図であり、図2は金属繊維4と他の非金属繊維5と
を交撚して金属繊維4を補強すると同時に拘束状とした
例であり、図3は非金属繊維5を芯糸として使うとと共
に、その芯糸を複数本の金属繊維4によって被覆巻回
し、更にその表面に非金属繊維5を被覆巻回してシース
・コア状とした例を示している。
て編物状に製編する際に用いられる複合糸の例を示した
側面図であり、図2は金属繊維4と他の非金属繊維5と
を交撚して金属繊維4を補強すると同時に拘束状とした
例であり、図3は非金属繊維5を芯糸として使うとと共
に、その芯糸を複数本の金属繊維4によって被覆巻回
し、更にその表面に非金属繊維5を被覆巻回してシース
・コア状とした例を示している。
【0009】本発明において用いられる金属繊維4とし
ては、ニッケル、鉄、銅など一般に金属繊維として用い
られている単体の金属繊維の他に各種の合金も含まれ
る。
ては、ニッケル、鉄、銅など一般に金属繊維として用い
られている単体の金属繊維の他に各種の合金も含まれ
る。
【0010】金属繊維4の線径としては、10〜200
μ好ましくは15〜70μのものが用いられる。この場
合、金属繊維4の線径は細い方が編物状のシート形成は
容易となるが、細くなり過ぎるとシート形成時に金属繊
維4の切損が生じ易くなり、10μ以下では編加工時の
取扱いが難しくなる。また、金属繊維4の線径が大きく
なり過ぎ、200μを超えると編物状のシート形成が難
しくなる他、得られた金属シートが粗硬になるなど好ま
しくない。
μ好ましくは15〜70μのものが用いられる。この場
合、金属繊維4の線径は細い方が編物状のシート形成は
容易となるが、細くなり過ぎるとシート形成時に金属繊
維4の切損が生じ易くなり、10μ以下では編加工時の
取扱いが難しくなる。また、金属繊維4の線径が大きく
なり過ぎ、200μを超えると編物状のシート形成が難
しくなる他、得られた金属シートが粗硬になるなど好ま
しくない。
【0011】本発明においては金属繊維シートを形成し
ている金属繊維4が細径のフィラメントで構成され極め
て柔軟性に富むものであり、シート形成時の摩擦抵抗も
小さいので既存の繊維編機を用いることが可能となる。
また、得られた金属繊維シートの構成繊維に切断点がな
く完全な導電体となる。
ている金属繊維4が細径のフィラメントで構成され極め
て柔軟性に富むものであり、シート形成時の摩擦抵抗も
小さいので既存の繊維編機を用いることが可能となる。
また、得られた金属繊維シートの構成繊維に切断点がな
く完全な導電体となる。
【0012】次に本発明の金属繊維シートの製造方法に
ついて説明する。まず、金属繊維4と他の非金属繊維5
で巻回した複合糸の状態で一般の衣料用の編物用として
用いられている編機に衣料用の繊維と同様の条件で編成
する。この際、他の非金属繊維5による金属繊維4への
巻回しは、図2に示したように交撚状でもよく、図3に
示されているような金属繊維4を被覆巻回したものであ
ってもよい。その他、金属繊維4と非金属繊維5とを引
き揃えた糸条に一方の繊維を部分的に巻回し、もしくは
被覆巻回して用いることもできる。
ついて説明する。まず、金属繊維4と他の非金属繊維5
で巻回した複合糸の状態で一般の衣料用の編物用として
用いられている編機に衣料用の繊維と同様の条件で編成
する。この際、他の非金属繊維5による金属繊維4への
巻回しは、図2に示したように交撚状でもよく、図3に
示されているような金属繊維4を被覆巻回したものであ
ってもよい。その他、金属繊維4と非金属繊維5とを引
き揃えた糸条に一方の繊維を部分的に巻回し、もしくは
被覆巻回して用いることもできる。
【0013】本発明においては、金属繊維4と混用され
た非金属繊維5は補強用繊維としての役割に加え、編成
時、金属繊維4が非金属繊維5で巻回され拘束されてい
るために金属繊維4がばらけずスムースな製編が可能と
なる。特に被覆巻回した場合は、金属繊維4が非金属繊
維5によって内封され表面に出ないので金属繊維4が損
傷を受けず、また製編機器の損傷も生じない。
た非金属繊維5は補強用繊維としての役割に加え、編成
時、金属繊維4が非金属繊維5で巻回され拘束されてい
るために金属繊維4がばらけずスムースな製編が可能と
なる。特に被覆巻回した場合は、金属繊維4が非金属繊
維5によって内封され表面に出ないので金属繊維4が損
傷を受けず、また製編機器の損傷も生じない。
【0014】非金属繊維5の繊維形態としては特に限定
されないが、フィラメントを用いれば製編性がよく好ま
しい。
されないが、フィラメントを用いれば製編性がよく好ま
しい。
【0015】金属繊維4を巻回するのに用いる非金属繊
維5としては、レーヨン繊維や合成繊維のような人造繊
維、綿や羊毛のような天然繊維の他、金属繊維4と混用
した場合に製編織後の除去が可能な性質を有する繊維で
あれば無機質繊維を用いることも可能である。
維5としては、レーヨン繊維や合成繊維のような人造繊
維、綿や羊毛のような天然繊維の他、金属繊維4と混用
した場合に製編織後の除去が可能な性質を有する繊維で
あれば無機質繊維を用いることも可能である。
【0016】次いで、非金属繊維5で拘束され製編され
た金属繊維編物は、非金属繊維5が合成繊維の場合は繊
維溶剤溶液に浸漬し、繊維素系繊維の場合は燃焼させる
など非金属繊維5に用いられている繊維の性質に適合し
た手段によって非金属繊維5を除去する。非金属繊維5
を除去することにより上述のごとき所定のメッシュを有
する金属繊維4のみからなる編物形状を呈した金属繊維
シートが得られる。
た金属繊維編物は、非金属繊維5が合成繊維の場合は繊
維溶剤溶液に浸漬し、繊維素系繊維の場合は燃焼させる
など非金属繊維5に用いられている繊維の性質に適合し
た手段によって非金属繊維5を除去する。非金属繊維5
を除去することにより上述のごとき所定のメッシュを有
する金属繊維4のみからなる編物形状を呈した金属繊維
シートが得られる。
【0017】
【実施例】(実施例1)線径20μのモリブデン繊維を
3本引き揃え100d/40fの水溶性ビニロンで被覆
した複合糸を用い、24Gのラッセル機(3枚オサ使
用)でマーキゼット組織(バックガイドバー;44/3
3/44/11/22/11/,ミドルガイドバー;1
1/22/11/33/22/33/,フロントガイド
バー;21/12/21/12/21/12/,)によ
る図1(a)に示す編目構造が四角メッシュ形状の編物
を作った後、80℃の温水に浸漬し水溶性ビニロンを溶
解し、モリブデン繊維のみによるメッシュ金属シートを
得た。得られた金属シートのメッシュの大きさは1.2
mmで全方向に120%の伸度を有するパラボラアンテナ
用に優れた性能を有するものであった。
3本引き揃え100d/40fの水溶性ビニロンで被覆
した複合糸を用い、24Gのラッセル機(3枚オサ使
用)でマーキゼット組織(バックガイドバー;44/3
3/44/11/22/11/,ミドルガイドバー;1
1/22/11/33/22/33/,フロントガイド
バー;21/12/21/12/21/12/,)によ
る図1(a)に示す編目構造が四角メッシュ形状の編物
を作った後、80℃の温水に浸漬し水溶性ビニロンを溶
解し、モリブデン繊維のみによるメッシュ金属シートを
得た。得られた金属シートのメッシュの大きさは1.2
mmで全方向に120%の伸度を有するパラボラアンテナ
用に優れた性能を有するものであった。
【0018】(実施例2)線径50μのモリブデン繊維
を70d/20fの水溶性ビニロン繊維で被覆した複合
糸を用い、26G2枚オサトリコット機で6角チュール
組織(バックガイドバー;11/22/11/33/2
2/33/,フロントガイドバー;21/12/21/
23/32/23)によるメッシュ形状の編物を製編し
た後、80℃の温水に浸漬して水溶性ビニロンを溶解し
モリブデン繊維のみにより構成されたメッシュの金属シ
ートを得た。得られた金属シートのメッシュの大きさは
0.8mmで全方向に110%の伸度を有するパラボラア
ンテナ用に優れた性能を有するものであった。
を70d/20fの水溶性ビニロン繊維で被覆した複合
糸を用い、26G2枚オサトリコット機で6角チュール
組織(バックガイドバー;11/22/11/33/2
2/33/,フロントガイドバー;21/12/21/
23/32/23)によるメッシュ形状の編物を製編し
た後、80℃の温水に浸漬して水溶性ビニロンを溶解し
モリブデン繊維のみにより構成されたメッシュの金属シ
ートを得た。得られた金属シートのメッシュの大きさは
0.8mmで全方向に110%の伸度を有するパラボラア
ンテナ用に優れた性能を有するものであった。
【0019】
【発明の効果】以上、説明した如く本発明のパラボラア
ンテナ用金属繊維シートは、金属繊維のみで且つ編物状
に形成されているので、金属繊維の配置が極めて均整且
つ細かくなり、しかも全方向に伸びがあり、優れたパラ
ボラアンテナ用金属繊維編物を得ることができる。更に
メッシュで構成されていることにより、風圧抵抗も少な
くすることができる。
ンテナ用金属繊維シートは、金属繊維のみで且つ編物状
に形成されているので、金属繊維の配置が極めて均整且
つ細かくなり、しかも全方向に伸びがあり、優れたパラ
ボラアンテナ用金属繊維編物を得ることができる。更に
メッシュで構成されていることにより、風圧抵抗も少な
くすることができる。
【0020】また、本発明の金属繊維シートの製造方法
においては、金属繊維を他の非金属繊維により拘束・補
強した状態で製編するので金属繊維の剛性による膨らみ
やばらけがなく、強度の小さな金属繊維の場合にも非金
属繊維の補強効果により、一般に衣料用に用いられてい
る既存の編機の利用が可能となり、しかも、一般編機を
用いてシート形成するので必要に応じた組織や密度のも
のが容易に得られる。
においては、金属繊維を他の非金属繊維により拘束・補
強した状態で製編するので金属繊維の剛性による膨らみ
やばらけがなく、強度の小さな金属繊維の場合にも非金
属繊維の補強効果により、一般に衣料用に用いられてい
る既存の編機の利用が可能となり、しかも、一般編機を
用いてシート形成するので必要に応じた組織や密度のも
のが容易に得られる。
【図1】本発明の金属繊維により形成されたメッシュ構
造体の例を示す模式図である。
造体の例を示す模式図である。
【図2】本発明の金属繊維製シートを製する際に用いら
れる複合糸の構造例を示す部分側面図である。
れる複合糸の構造例を示す部分側面図である。
【図3】本発明の金属繊維製シートを製する際に用いら
れる複合糸の他例を示す部分側面図である。
れる複合糸の他例を示す部分側面図である。
1 菱形形状メッシュ 2 四角形状メッシュ 3 6角形状メッシュ 4 金属繊維 5 非金属繊維
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 織笠 光明 東京都千代田区岩本町二丁目12番5号 株 式会社宇宙通信基礎技術研究所内 (72)発明者 磯 彰夫 東京都千代田区岩本町二丁目12番5号 株 式会社宇宙通信基礎技術研究所内 (72)発明者 蛭子井 貴 東京都千代田区岩本町二丁目12番5号 株 式会社宇宙通信基礎技術研究所内 (72)発明者 植野 船首 東京都千代田区岩本町二丁目12番5号 株 式会社宇宙通信基礎技術研究所内 (72)発明者 岡本 照喜 東京都千代田区岩本町二丁目12番5号 株 式会社宇宙通信基礎技術研究所内 (72)発明者 安藤 真由美 愛知県名古屋市東区砂田橋四丁目1番60号 三菱レイヨン株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 森 辰治郎 愛知県名古屋市東区砂田橋四丁目1番60号 三菱レイヨン株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 高田 力士 東京都中央区京橋二丁目3番19号 三菱レ イヨン株式会社内 (72)発明者 山口 喜盈 神奈川県相模原市下九沢2140番地 旭編物 株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 10〜200μの線径を有する一本もし
くは複数本のフィラメント状の金属繊維によって複層構
造の編物状に形成されてなり、メッシュの大きさが0.
5mm〜14mmであることを特徴とするパラボラアンテナ
用金属繊維編物。 - 【請求項2】 10〜200μの線径を有する一本もし
くは複数本のフィラメント状の金属繊維に非金属繊維糸
を交撚もしくは被覆して複合糸とし、次いでこの複合糸
を用いて複層構造状の編物を形成した後、該編物を構成
する複合糸の非金属繊維糸を除去し、メッシュの大きさ
が0.5mm〜14mmである金属繊維編物とすることを特
徴とするパラボラアンテナ用金属繊維シートの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4170568A JP2588667B2 (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | パラボラアンテナ用金属繊維編物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4170568A JP2588667B2 (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | パラボラアンテナ用金属繊維編物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0685531A true JPH0685531A (ja) | 1994-03-25 |
JP2588667B2 JP2588667B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=15907253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4170568A Expired - Lifetime JP2588667B2 (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | パラボラアンテナ用金属繊維編物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588667B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014097603A1 (ja) * | 2012-12-21 | 2014-06-26 | 株式会社ベスト | 金属網の製造方法及び金属網 |
JP2019015007A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | 林撚糸株式会社 | カバーリングヤーン、意匠撚糸及びこれを用いた繊維構造体 |
CN111041680A (zh) * | 2018-10-12 | 2020-04-21 | 英凯模金属网有限公司 | 一种防止镍丝针织弹性网在织造时断头的方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61146996U (ja) * | 1985-02-09 | 1986-09-10 | ||
JPS61146966U (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-10 | ||
JPH04207508A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-29 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ用メッシュ材の製造方法 |
-
1992
- 1992-06-29 JP JP4170568A patent/JP2588667B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61146996U (ja) * | 1985-02-09 | 1986-09-10 | ||
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JP2019015007A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | 林撚糸株式会社 | カバーリングヤーン、意匠撚糸及びこれを用いた繊維構造体 |
CN111041680A (zh) * | 2018-10-12 | 2020-04-21 | 英凯模金属网有限公司 | 一种防止镍丝针织弹性网在织造时断头的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2588667B2 (ja) | 1997-03-05 |
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