JPH0685280A - 不揮発性半導体装置の製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体装置の製造方法

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JPH0685280A
JPH0685280A JP4253970A JP25397092A JPH0685280A JP H0685280 A JPH0685280 A JP H0685280A JP 4253970 A JP4253970 A JP 4253970A JP 25397092 A JP25397092 A JP 25397092A JP H0685280 A JPH0685280 A JP H0685280A
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JP
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film
floating gate
silicon oxide
insulating film
semiconductor device
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JP4253970A
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Takeshi Yamazaki
武 山崎
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間絶縁膜の膜質を高めつつ、フローティン
グゲートに対するリンの濃度を高め、カップリング容量
の向上を図り、書き込み特性、消去特性、および電荷保
持特性を向上させることが可能なEPROMあるいはE
2 PROMなどの不揮発性半導体装置を提供すること。 【構成】 フローティングゲート8の上に中間絶縁膜1
6の少なくとも一部を成膜した後、フローティングゲー
ト8に対して、導電性を高めるための不純物を導入す
る。中間絶縁膜16は、たとえば下層側酸化シリコン膜
10と、中間窒化シリコン膜12と、上層側酸化シリコ
ン膜14との三層構造のONO膜16で構成してある。
不純物の導入は、たとえばイオン注入により行われる。
フローティングゲート8に含まれるリンなどの不純物
が、外部へ拡散することがなくなり、フローティングゲ
ート8に含まれるリンなどの不純物の濃度が高いままに
保持される。したがって、フローティングゲート8の導
電性が向上し、カップリンク容量が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばEPROMな
どのフローティングゲートを有する不揮発性半導体装置
の製造方法に係わり、さらに詳しくは、フローティング
ゲートおよび中間絶縁膜の膜質を高め、カップリング容
量の向上を図ることが可能な不揮発性半導体装置の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】EPROMやフラッシュ型E2 PROM
などの不揮発性メモリ装置では、チャネルホットエレク
トロン(CHE)効果あるいはF−Nトンネリング効果
などを利用し、電荷をフローティングゲートに注入し、
データの書き込みを行っている。フローティングゲート
に注入された電荷は、電源を落としても抜けることな
く、永久にデータを保持し続けることが理想である。
【0003】ところが、実際には、フローティングゲー
トに注入されている電荷は、熱放出モデルにしたがっ
て、除々にコントロールゲートや基板側に抜けていく。
したがって、不揮発性メモリ装置では、フローティング
ゲートに対して注入された電荷を長時間にわたり保持す
る、いわゆる電荷保持特性が素子の信頼性向上の重要な
ポイントとなっている。従来の不揮発性メモリ装置で
は、この電荷保持特性は、データ書き込み直後を100
とすると、20%低下するのに常温で約10年である。
【0004】電荷保持特性を向上させるため、従来で
は、フローティングゲートとコントロールゲートとの間
の中間絶縁膜を、ONO膜(SiO2 /Si34 /S
iO2)で構成している。中間絶縁膜として、通常の酸
化シリコン膜(SiO2 )でなくONO膜とする理由
は、酸化シリコン膜の誘導率が3.9に対して、窒化シ
リコン膜(Si34 )のそれは、7.5と酸化シリコ
ン膜の約二倍であり、薄膜化しても、カップリング容量
を大きくできるためである。カップリング容量が大きい
と言うことは、コントロールゲートに与えた電位がカッ
プリング容量比によって、フローティングゲート下層の
ゲート絶縁膜に対して印加されるため、通常のセルの読
み出しや、書き込み消去特性の向上につながる。しか
し、窒化シリコン膜だけでは、PF電流によりリークが
起きるため、窒化シリコン膜を挟んで下層側酸化シリコ
ン膜と上層側酸化シリコン膜とを形成してある。このよ
うな中間絶縁膜の構造を、一般にONO膜と称してい
る。
【0005】このONO膜においては、下層側酸化シリ
コン膜は、良質の熱酸化膜にすることが、電荷保持特性
の観点から必要となるため、フローティングゲートを構
成するポリシリコン膜の表面を高温で希釈酸化を行い、
その後窒素ガスによりアニール処理を行っている。下層
側酸化シリコン膜を形成する前には、フローティングゲ
ートを構成するポリシリコン膜には、その導電性を確保
するため、リンなどの不純物がプレデポジション法によ
り導入される。その際に、ポリシリコン膜中のリン濃度
を低くすると、後工程での下層側酸化シリコン膜の成膜
の際に、良質な酸化シリコン膜が得られると言う報告が
成されている(日経マイクロデバイス,1990年10
月号,第85頁)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フローティ
ングゲートとなるポリシリコン膜にリンのプレデポジシ
ョンを行っても、次工程での高温の希釈酸化処理とアニ
ール処理とにより、フローティングゲート中のリンが酸
化膜中に拡散し、ポリシリコン膜中のリン濃度が低下す
るという問題点があることが、本発明者によって見い出
されている。フローティングゲートを構成するポリシリ
コン膜中のリンの濃度が低下すると、ポリシリコン膜が
完全な導体と成らず、コントロールゲートに対して電位
を付与した場合に、フローティングゲートが半導体とし
て働き、フローティングゲート中に空乏層が延び、見か
け上中間絶縁膜が厚くなり、カップリング容量が下がる
ことになる。このため、EPROMの書き込み不良や、
フラッシュ型E2 PROMの消去のばらつきという問題
を起こす可能性が考えられる。
【0007】さらに、従来の方法では、フローティング
ゲートを構成するポリシリコン膜中に、リンをプレデポ
ジションにより導入した後に、下層側熱酸化シリコン膜
を成膜させるため、リンの濃度が高い場合に、ポリシリ
コンのグレインが成長しており、ポリシリコン膜の表面
の凹凸が大きくなり、その上の酸化膜のリッジ(ridge
)により、電荷リークを生じさせる原因となる。
【0008】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、中間絶縁膜の膜質を高めつつ、フローティングゲー
トに対するリンの濃度を高め、カップリング容量の向上
を図り、書き込み特性、消去特性、および電荷保持特性
を向上させることが可能な不揮発性半導体装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の不揮発性半導体装置の製造方法は、フロー
ティングゲートの上に中間絶縁膜の少なくとも一部を成
膜した後、フローティングゲートに対して、導電性を高
めるための不純物を導入することを特徴とする。中間絶
縁膜は、たとえば下層側酸化シリコン膜と、中間窒化シ
リコン膜と、上層側酸化シリコン膜との三層構造のON
O膜で構成してある。不純物の導入は、たとえばイオン
注入により行われる。
【0010】
【作用】本発明では、フローティングゲートを成膜した
直後にリンを導入するのではなく、フローティングゲー
トの上に、中間絶縁膜の少なくとも一部を成膜した後
に、リンなどの不純物をフローティングゲートに対して
導入する。その結果、中間絶縁膜を形成するための熱処
理により、フローティングゲートに含まれるリンなどの
不純物が、外部へ拡散することがなくなり、フローティ
ングゲートに含まれるリンなどの不純物の濃度が高いま
まに保持される。したがって、フローティングゲートの
導電性が向上し、カップリンク容量が向上し、EPRO
Mあるいはフラッシュ型E2 PROMの書き込み特性の
向上を図ることができると共に、フラッシュ型E2 PR
OMの消去のばらつきなどを防止できる。また、フロー
ティングゲートを構成するポリシリコン膜中のグレイン
が成長する前に、熱酸化などにより、中間絶縁膜の少な
くとも一部である酸化シリコン膜を形成するため、フロ
ーティングゲートの表面に形成される酸化シリコン膜の
リッジなどがなくなり、中間絶縁膜の膜質も向上する。
その結果、電荷抜けを有効に防止することができ、EP
ROMおよびE2 PROMにおける電荷保持特性が向上
すると共に、フラッシュ型E2 PROMにおける書換え
回数が向上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る不揮発性半導
体装置の製造方法について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。図1は本発明の一実施例に係る不揮発性半導体
装置の製造方法を示す要部概略断面図、図2は図1に示
す方法を用いて製造した不揮発性半導体装置の要部概略
断面図、図3は同実施例の不揮発性半導体装置の要部平
面図、図4は図3に示すB−B線に沿う要部断面図であ
る。
【0012】図1(a)に示すように、本実施例の製造
方法では、たとえばシリコン単結晶で構成してあるP型
の半導体基板2(たとえば抵抗が8〜12Ω・cm)の
表面に、選択酸化素子分離領域(LOCOS)4を熱酸
化法により素子分離を行うべき所定のパターンで形成す
る。LOCOS4の素子分離パターンの一例を図3に示
す。図3に示す例では、長方形のLOCOS4が半導体
基板2の面方向に沿って所定間隔で形成してある。この
所定パターンのLOCOS4は、窒化シリコン膜をマス
クとして熱酸化することにより形成される。LOCOS
4の膜厚は、特に限定されないが、たとえば500〜7
00nm程度である。
【0013】次に、LOCOS4の間に位置する半導体
基板2の表面に、たとえば酸化シリコン膜で構成される
ゲート絶縁膜6を、熱酸化法などで成膜する。ゲート絶
縁膜6を成膜するための条件としては、特に限定されな
いが、800〜900℃程度のウェット酸化で行う。こ
のゲート絶縁膜6の膜厚は、たとえば15〜20nm程
度である。
【0014】次に、ゲート絶縁膜6の表面に、フローテ
ィングゲートを構成するための第1ポリシリコン膜8を
CVD法により成膜する。第1ポリシリコン膜8の膜厚
は、たとえば80〜100nm程度である。このポリシ
リコン膜をビットライン方向(図3に示すB−B線方
向)に沿って所定のパターンでエッチングする。この
時、周辺回路部分においては、第1ポリシリコン膜を残
しておく。本発明では、フローティングゲートとなる第
1ポリシリコン膜8の成膜直後に、導電性を付与するた
めのリンなどの不純物の導入を行わないことが特徴であ
る。
【0015】本実施例では、図1(b)に示すように、
第1ポリシリコン膜8に対してリンのプレデポジション
を行わないで、ONO膜で構成される中間絶縁膜の一部
となる下層側酸化シリコン膜(SiO2 )10を、熱酸
化法により、第1ポリシリコン膜8の表面に成膜する。
下層側酸化シリコン膜を成膜するための熱酸化条件は、
特に限定されないが、良質な酸化膜とするために、約1
000℃の温度で希釈酸化を行い、10nm程度の酸化
シリコン膜を成膜し、酸化膜とポリシリコン膜との界面
での結晶欠陥などをなくすために、窒素ガス雰囲気下で
アニール処理することが好ましい。
【0016】本実施例では、同図(c)に示すように、
下層側酸化シリコン膜10を成膜した後に、フローティ
ングゲートと成る第1ポリシリコン膜8に対して導電性
を付与するための不純物の導入を、イオン注入法などに
より行う。イオン注入される不純物の種類としては、特
に限定されないが、たとえばリンが好ましく用いられ
る。リンを第1ポリシリコン膜8に対して導入するため
のイオン注入条件としては、ポリシリコン膜の膜厚と射
影飛程の標準偏差ΔRpとに依存するが、第1ポリシリ
コン膜の膜厚が100nmの場合には、40〜60Ke
Vのエネルギーで、1×1019〜1×1020cm-3の濃度
条件が好ましい。このイオン注入に際しては、周辺回路
の部分は、マスクしてイオン注入がなされないようにす
る。
【0017】次に、同図(d)に示すように、中間窒化
シリコン膜(Si34 )12を、CVD法により下層
側酸化シリコン膜10の上に、たとえば8〜11nm程
度の膜厚で成膜する。次に、その上に上層側酸化シリコ
ン膜14を、熱酸化法あるいはCVD法で成膜する。上
層側酸化シリコン膜14を熱酸化法で成膜するには、8
00〜900℃のウェット酸化により、ベアシリコン上
で、30〜50nmの膜厚に成るように熱酸化する。上
層側酸化シリコン膜14を熱酸化法で成膜する場合に
は、窒化シリコン膜の表面を熱酸化して形成することに
なる。窒化シリコン膜が酸化されにくいが、電荷保持特
性の向上の観点からは、上層側酸化シリコン膜14の膜
厚はできるだけ厚いことが好ましい。なお、上層側酸化
シリコン膜14を熱酸化により形成する際には、周辺回
路部は影響を受けない。周辺回路部には、第1ポリシリ
コン膜が積層してあるからである。
【0018】下層側酸化シリコン膜10、中間窒化シリ
コン膜12および上層側酸化シリコン膜14が、ONO
膜から成る中間絶縁膜16を構成する。中間絶縁膜16
を形成した後には、周辺回路部に存在する第1ポリシリ
コン膜をRIEなどにより取り除く。周辺回路部のゲー
ト電極は、後述する第2ポリシリコン膜で構成するから
である。
【0019】中間絶縁膜16の上には、図1(e)に示
すように、コントロールゲート21の下層側を構成する
第2ポリシリコン膜18をCVD法により成膜する。第
2ポリシリコン膜18の表面には、タングステンシリサ
イド(WSi)などのシリサイド膜20を成膜する。第
2ポリシリコン膜18とシリサイド膜20とが、ポリサ
イド構造のコントロールゲート21を構成する。第2ポ
リシリコン膜18の膜厚は、たとえば80〜100nm
であり、シリサイド膜20の膜厚は、たとえば100〜
150nm程度である。これら第2ポリシリコン膜18
とシリサイド膜20とは、図3に示すA−A線に沿った
所定のパターンで順次エッチングし、ワードラインとな
るコントロールゲートを得る。
【0020】ポリサイド構造のコントロールゲート21
は、二度熱が加わると剥がれが生じるおそれがある。そ
こで、図2に示すように、コントロールゲート21の表
面に、サイドウォール形成用膜26aを形成する。サイ
ドウォール形成用膜26aは、CVD法により成膜され
る酸化シリコン膜やPSG(リンドープシリケートガラ
ス)膜などで構成される。このサイドウォール形成用膜
26aの膜厚は、たとえば300nm程度が好ましい。
この膜26aは、RIEなどの異方性エッチング処理が
なされ、図4に示すように、フローティングゲート16
およびコントロールゲート21の側部を覆うサイドウォ
ール26となる。
【0021】その後、コントロールゲート21の表面に
酸化シリコン膜などで構成されるキャップ層を低温CV
D法などで20〜30nmの膜厚に成膜し、シリサイド
膜20を抑え込む。その後、たとえば800〜900℃
のドライ酸化法により、CVDのSiO2 膜を通して、
熱酸化膜24を形成する。このような構造にすること
で、ポリサイド構造のコントロールゲート21の剥がれ
などを有効に防止できる。また、特に、サイドウォール
26をPSG膜で形成すれば、PSG膜はリンを含有し
ていることから、リンを含む薄膜がフローティングゲー
ト16の側部に接することになり、リン含有膜がNa+
などの汚染をブロックすること、フローティングゲート
とコントロールゲートとの間でのNa+ の移動を防止す
ること、および絶縁膜としての抵抗が高いことなどの理
由に起因して、フローティングゲートの側部からのチャ
ージリークを大幅に減少させ、チャージリテンションを
大幅に向上させることができる。
【0022】サイドウォール26を形成した後には、常
方に従い、層間絶縁膜、金属電極層およびオーバコート
層などを成膜することにより、不揮発性半導体装置が得
られる。
【0023】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。例えば、上述した実施例では、下層側酸化
シリコン膜を成膜した後に、フローティングゲートを構
成する第1シリコン膜8に対して導電性を付与するため
の不純物のイオン注入を行ったが、本発明ではこれに限
定されず、中間窒化シリコン膜12を成膜した後、ある
いは上層側酸化シリコン膜14を成膜した後にイオン注
入を行うこともできる。また、本発明では、中間絶縁膜
16の材質および構造は特に限定されず、ONO膜以外
に、単層の酸化シリコン膜、あるいはその他の絶縁膜を
用いることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、フローティングゲートに含まれるリンなどの不純物
の濃度が高いままに保持される。したがって、フローテ
ィングゲートの導電性が向上し、カップリンク容量が向
上し、EPROMあるいはフラッシュ型E2 PROMの
書き込み特性の向上を図ることができると共に、フラッ
シュ型E2 PROMの消去のばらつきなどを防止でき
る。
【0025】また、フローティングゲートを構成するポ
リシリコン膜中のグレインが成長する前に、熱酸化など
により、中間絶縁膜の少なくとも一部である酸化シリコ
ン膜を形成するため、フローティングゲートの表面に形
成される酸化シリコン膜のリッジなどがなくなり、中間
絶縁膜の膜質も向上する。その結果、電荷抜けを有効に
防止することができ、EPROMおよびE2 PROMに
おける電荷保持特性が向上すると共に、フラッシュ型E
2 PROMにおける書換え回数が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る不揮発性半導体装置の
製造方法を示す要部概略断面図である。
【図2】図1に示す方法を用いて製造した不揮発性半導
体装置の要部概略断面図である。
【図3】同実施例の不揮発性半導体装置の要部平面図で
ある。
【図4】図3に示すB−B線に沿う要部断面図である。
【符号の説明】 2… 半導体基板 4… LOCOS 6… ゲート絶縁膜 8… フローティングゲートと成る第1ポリシリコン膜 10… 下層側酸化シリコン膜 12… 中間窒化シリコン膜 14… 上層側酸化シリコン膜 16… 中間絶縁膜 18… 第2ポリシリコン膜 20… シリサイド膜 21… コントロールゲート 26… サイドウォール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フローティングゲートと中間絶縁膜とコ
    ントロールゲートとを有する不揮発性半導体装置の製造
    方法において、 フローティングゲートの上に中間絶縁膜の少なくとも一
    部を成膜した後、フローティングゲートに対して、導電
    性を高めるための不純物を導入することを特徴とする不
    揮発性半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記中間絶縁膜は、下層側酸化シリコン
    膜と、中間窒化シリコン膜と、上層側酸化シリコン膜と
    の三層構造である請求項1に記載の不揮発性半導体装置
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記不純物の導入は、イオン注入により
    行われることを特徴とする請求項1または2に記載の不
    揮発性半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記コントロールゲートは、ポリサイド
    構造である請求項1〜3に記載の不揮発性半導体装置の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 上記不純物がリンであり、フローティン
    グゲートに対し導入されるリンの濃度が、1×1019
    1×1020cm-3である請求項1〜4に記載の不揮発性半
    導体装置の製造方法。
JP4253970A 1992-08-28 1992-08-28 不揮発性半導体装置の製造方法 Pending JPH0685280A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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