JPH08288412A - 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置の製造方法

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JPH08288412A
JPH08288412A JP7112465A JP11246595A JPH08288412A JP H08288412 A JPH08288412 A JP H08288412A JP 7112465 A JP7112465 A JP 7112465A JP 11246595 A JP11246595 A JP 11246595A JP H08288412 A JPH08288412 A JP H08288412A
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memory device
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sio
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Kosaku Takabayashi
幸作 高林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フローティングゲートとコントロールゲート
との間の絶縁膜として用いられるONO膜のリーク特性
を向上させ、メモリセルの電荷保持特性を向上させるこ
とができる不揮発性半導体記憶装置の製造方法を提供す
る。 【構成】 フローティングゲート5の表面に熱酸化法に
よりSiO2 膜6を形成し、その上にCVD法によりS
3 4 膜7を形成し、その上にCVD法によりSix
y (ただし、x≠3かつy≠4)膜8を形成した後、
Six y 膜8を熱酸化することによりSiO2 膜9を
形成し、これらのSiO2 膜6、Si34 膜7および
SiO2 膜9によりONO膜を形成する。Six y
8の代わりに多結晶Si膜や非晶質Si膜を用いてもよ
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、不揮発性半導体記憶
装置の製造方法に関し、特に、フローティングゲート上
に絶縁膜を介してコントロールゲートが積層された構造
を有する不揮発性半導体記憶装置の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、フローティングゲート上に絶縁膜
を介してコントロールゲートが積層された構造を有する
不揮発性半導体記憶装置においては、その絶縁膜とし
て、二酸化シリコン(SiO2 )膜と窒化シリコン(S
3 4 )膜とSiO2 膜とからなる三層構造の膜、す
なわちいわゆるONO膜が多く用いられている。
【0003】このような不揮発性半導体記憶装置は、従
来、図9〜図13に示すような方法により製造されてい
る。ここで、図9〜図13は、一つのメモリセルを構成
するトランジスタ(メモリトランジスタ)のチャネル幅
方向の断面を示す。
【0004】この従来の不揮発性半導体記憶装置の製造
方法においては、まず、図9に示すように、p型シリコ
ン(Si)基板101の表面に熱酸化法によりSiO2
膜からなるフィールド絶縁膜102を選択的に形成して
素子間分離を行うとともに、このフィールド絶縁膜10
2の下側の部分にp+ 型のチャネルストップ領域103
を形成する。次に、フィールド絶縁膜102で囲まれた
活性領域の表面に熱酸化法によりSiO2 膜からなるゲ
ート酸化膜(トンネル酸化膜)104を形成する。この
ゲート酸化膜104の厚さは、例えば10nm程度であ
る。次に、CVD法により全面に多結晶Si膜を形成
し、さらにこの多結晶Si膜に不純物をドープして低抵
抗化した後、この不純物がドープされた多結晶Si膜を
例えば反応性イオンエッチング(RIE)法により所定
形状にパターニングしてフローティングゲート105を
形成する。
【0005】次に、図10に示すように、熱酸化法によ
りフローティングゲート105の表面にSiO2 膜10
6を形成する。このSiO2 膜106の厚さは、例えば
10〜20nmである。
【0006】次に、図11に示すように、CVD法によ
り全面にSi3 4 膜107を形成する。このSi3
4 膜107の厚さは、例えば10nm程度以下である。
【0007】次に、図12に示すように、Si3 4
107の表面に熱酸化法によりSiO2 膜108を形成
する。ここで、SiO2 膜106とSi3 4 膜107
とこのSiO2 膜108とによりONO膜が形成され
る。
【0008】次に、CVD法により全面に多結晶Si膜
を形成し、さらにこの多結晶Si膜に不純物をドープし
て低抵抗化した後、この不純物がドープされた多結晶S
i膜を例えばRIE法により所定形状にパターニングし
て、図13に示すように、チャネル幅方向に延在するコ
ントロールゲート109を形成する。
【0009】次に、コントロールゲート109およびフ
ローティングゲート105をマスクとして活性領域中に
n型不純物、例えばヒ素(As)をイオン注入し、必要
に応じてさらに注入不純物の電気的活性化のための熱処
理を行って、ソース領域およびドレイン領域(図示せ
ず)を形成する。
【0010】この後、図示は省略するが、必要な工程、
例えば層間絶縁膜、コンタクトホール、金属配線、パッ
シベーション膜などの形成を経て、目的とする不揮発性
半導体記憶装置を完成させる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フローティ
ングゲートとコントロールゲートとの間の絶縁膜として
ONO膜を用いる不揮発性半導体記憶装置においては、
そのONO膜の最上層のSiO2 膜が厚い方がONO膜
のリーク特性が向上し、メモリセルの電荷保持特性が向
上することが知られている(例えば、坂上ら、半導体
集積回路シンポジウム’93、p.97山口ら、VL
SIシンポジウム’93、p.85)。
【0012】しかしながら、上述の従来の不揮発性半導
体記憶装置の製造方法においては、フローティングゲー
ト105とコントロールゲート109との間のONO膜
の最上層のSiO2 膜108は、もともと酸化されにく
いSi3 4 膜107を熱酸化することにより形成して
いるため、通常は2〜4nm程度にするのが限界であ
り、より厚く形成するためには現実的でないほどの長時
間の酸化を行う必要がある。
【0013】一方、SiO2 膜108は、CVD法によ
り形成すれば厚く形成することができるが、CVD法に
より形成されたSiO2 膜108は熱酸化法により形成
されたものに比べて欠陥が多く膜質が悪いことから、C
VD法によりSiO2 膜108を形成することは実用的
でない。
【0014】したがって、この発明の目的は、フローテ
ィングゲートとコントロールゲートとの間の絶縁膜とし
て用いられるONO膜のリーク特性の向上を図り、メモ
リセルの電荷保持特性の向上を図ることができる不揮発
性半導体記憶装置の製造方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、フローティングゲート上に絶縁膜を介
してコントロールゲートが積層された構造を有する不揮
発性半導体記憶装置の製造方法において、フローティン
グゲートの表面を熱酸化することにより第1のSiO2
膜を形成する工程と、第1のSiO2 膜上にSi3 4
膜を形成する工程と、Si3 4 膜上にSi3 4 より
も熱酸化されやすい物質からなる膜を形成する工程と、
Si3 4 よりも熱酸化されやすい物質からなる膜を熱
酸化することにより第2のSiO2 膜を形成する工程と
を有することを特徴とするものである。
【0016】この発明の一実施形態においては、Si3
4 よりも熱酸化されやすい物質からなる膜はSix
y (ただし、x≠3かつy≠4)膜である。このSix
y膜は、化学量論的組成を有するSi3 4 膜と異な
り、非化学量論的組成を有することを意味する。このよ
うな非化学量論的組成を有するSix y 膜は、例えば
CVD法により形成する際に反応ガスの供給量を制御す
ることにより、容易に形成することができる。このSi
x y 膜の厚さは、フローティングゲートとコントロー
ルゲートとの間のカップリング用の絶縁膜として用いら
れるONO膜の性格上その全体の厚さを一定値以下に抑
える見地から、好適には10nm以下に設定する。
【0017】この発明の他の一実施形態においては、S
3 4 よりも熱酸化されやすい物質からなる膜は多結
晶Si膜である。この多結晶Si膜の厚さは、ONO膜
の全体の厚さを一定値以下に抑える見地から、好適には
10nm以下に設定する。
【0018】この発明のさらに他の一実施形態において
は、Si3 4 よりも熱酸化されやすい物質からなる膜
は非晶質Si膜である。この非晶質Si膜の厚さは、O
NO膜の全体の厚さを一定値以下に抑える見地から、好
適には10nm以下に設定する。
【0019】この発明において、不揮発性半導体記憶装
置の一例を挙げると、電気的一括消去型の不揮発性半導
体記憶装置、すなわちいわゆるフラッシュメモリであ
る。
【0020】
【作用】上述のように構成されたこの発明による不揮発
性半導体記憶装置の製造方法によれば、第1のSiO2
膜とSi3 4 膜と第2のSiO2 膜とにより、フロー
ティングゲートとコントロールゲートとの間の絶縁膜と
して用いられるONO膜が形成されるが、このONO膜
の最上層の第2のSiO2 膜は、Six y (ただし、
x≠3かつy≠4)膜や多結晶Si膜や非晶質Si膜な
どのSi3 4 よりも熱酸化されやすい物質からなる膜
を熱酸化することにより形成するようにしているので、
従来のようにSi3 4 膜を熱酸化することによりON
O膜の最上層のSiO2 膜を形成する場合に比べて、O
NO膜の最上層のSiO2 膜である第2のSiO2 膜を
厚く形成することができ、しかもその膜質を良好とする
ことができる。
【0021】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。なお、実施例の全図において、同一
または対応する部分には同一の符号を付す。
【0022】図1〜図6はこの発明の第1実施例による
不揮発性半導体記憶装置の製造方法を工程順に示す断面
図である。ここで、図1〜図6は、一つのメモリセルを
構成するトランジスタ(メモリトランジスタ)のチャネ
ル幅方向の断面を示す。
【0023】この第1実施例による不揮発性半導体記憶
装置の製造方法においては、まず、図1に示すように、
例えばp型Si基板1の表面に熱酸化法によりSiO2
膜からなるフィールド絶縁膜2を選択的に形成して素子
間分離を行うとともに、このフィールド絶縁膜2の下側
の部分に例えばp+ 型のチャネルストップ領域3を形成
する。次に、フィールド絶縁膜2で囲まれた活性領域の
表面に熱酸化法によりSiO2 膜からなるゲート酸化膜
(トンネル酸化膜)4を形成する。このゲート酸化膜4
の厚さは、例えば10nm程度である。次に、CVD法
により全面に多結晶Si膜を形成し、さらにこの多結晶
Si膜に不純物をドープして低抵抗化した後、この不純
物がドープされた多結晶Si膜を例えばRIE法により
所定形状にパターニングしてフローティングゲート5を
形成する。
【0024】次に、図2に示すように、熱酸化法により
フローティングゲート5の表面にSiO2 膜6を形成す
る。このSiO2 膜6の厚さは、例えば10〜20nm
である。
【0025】次に、図3に示すように、例えば減圧CV
D法により全面にSi3 4 膜7を形成する。このSi
3 4 膜7の厚さは、例えば10nm程度以下である。
【0026】次に、図4に示すように、反応ガスの供給
量を制御してCVD法により全面に非化学量論的組成を
有するSix y (ただし、x≠3かつy≠4)膜8を
形成する。このSix y 膜8の厚さは、例えば10n
m程度以下とする。ここで、このCVD法としては、減
圧CVD法のほかに、プラズマCVD法を用いてもよ
い。
【0027】次に、Six y 膜8の全体を熱酸化する
ことにより、図5に示すように、SiO2 膜9を形成す
る。このSiO2 膜9の厚さは、例えば5nm以上とす
る。ここで、SiO2 膜6とSi3 4 膜7とこのSi
2 膜9とによりONO膜が形成される。
【0028】次に、CVD法により全面に多結晶Si膜
を形成し、さらにこの多結晶Si膜に不純物をドープし
て低抵抗化した後、この不純物がドープされた多結晶S
i膜を例えばRIE法により所定形状にパターニングし
て、図6に示すように、チャネル幅方向に延在するコン
トロールゲート10を形成する。
【0029】次に、コントロールゲート10およびフロ
ーティングゲート5をマスクとして活性領域中にn型不
純物、例えばAsをイオン注入し、必要に応じてさらに
注入不純物の電気的活性化のための熱処理を行って、ソ
ース領域およびドレイン領域(図示せず)を形成する。
【0030】この後、図示は省略するが、必要な工程、
例えば層間絶縁膜、コンタクトホール、金属配線、パッ
シベーション膜などの形成を経て、目的とする不揮発性
半導体記憶装置を完成させる。
【0031】以上のように、この第1実施例によれば、
Si3 4 膜7上にSi3 4 膜よりも熱酸化されやす
いSix y 膜8を形成し、このSix y 膜8の全体
を熱酸化することにより、フローティングゲート5とコ
ントロールゲート10との間の絶縁膜として用いられる
ONO膜の最上層のSiO2 膜9を形成している。この
ため、このSiO2 膜9を厚く形成することができ、し
かもその膜質を良好にすることができる。これによっ
て、ONO膜のリーク特性の向上を図り、メモリセルの
電荷保持特性の向上を図ることができる。また、ディス
ターブ特性の向上を図ることもできる。
【0032】次に、この発明の第2実施例による不揮発
性半導体記憶装置の製造方法について説明する。
【0033】第1実施例による不揮発性半導体記憶装置
の製造方法においては、Six y膜8の全体を熱酸化
することによりSiO2 膜9を形成しているのに対し
て、この第2実施例による不揮発性半導体記憶装置の製
造方法においては、図7に示すように、Six y 膜8
の上層部のみを熱酸化することによりSiO2 膜9を形
成し、Six y 膜8の下層部をそのまま残す。SiO
2 膜9の厚さは、例えば5nm以上とする。
【0034】この第2実施例による不揮発性半導体記憶
装置の製造方法のその他のことは、第1実施例による不
揮発性半導体記憶装置の製造方法と同様であるので、説
明を省略する。
【0035】この第2実施例によっても、Six y
8を熱酸化することにより十分に厚く、しかも膜質が良
好なSiO2 膜9を形成することができることから、第
1実施例と同様な利点を得ることができる。
【0036】次に、この発明の第3実施例による不揮発
性半導体記憶装置の製造方法について説明する。
【0037】第1実施例および第2実施例による不揮発
性半導体記憶装置の製造方法においては、Si3 4
7上にSix y 膜8を形成し、このSix y 膜8の
全体または上層部を熱酸化することによりSiO2 膜9
を形成しているのに対して、この第3実施例による不揮
発性半導体記憶装置の製造方法においては、図8に示す
ように、Si3 4 膜7上にCVD法により多結晶Si
膜11を形成し、この多結晶Si膜11の全体またはそ
の上層部を熱酸化することによりSiO2 膜9を形成す
る。ここで、多結晶Si膜11の厚さは例えば10nm
程度以下、SiO2 膜9の厚さは例えば5nm以上とす
る。なお、多結晶Si膜11は、不純物をドープしたも
のでも、ドープしないものでもよい。
【0038】この第3実施例による不揮発性半導体記憶
装置の製造方法のその他のことは、第1実施例による不
揮発性半導体記憶装置の製造方法と同様であるので、説
明を省略する。
【0039】この第3実施例によっても、多結晶Si膜
11を熱酸化することにより十分に厚く、しかも膜質が
良好なSiO2 膜9を形成することができることから、
第1実施例と同様な利点を得ることができる。
【0040】以上、この発明の実施例につき具体的に説
明したが、この発明は、上述の実施例に限定されるもの
でなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可
能である。
【0041】例えば、上述の第1実施例、第2実施例お
よび第3実施例において挙げた数値は、あくまでも例に
過ぎず、これらの数値に限定されるものではない。
【0042】また、上述の第1実施例、第2実施例およ
び第3実施例におけるp型Si基板1の部分は、Si基
板中に形成されたpウエルであってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、Si3 4 膜上に形成されたSi34 よりも熱酸
化されやすい物質からなる膜を熱酸化することにより、
フローティングゲートとコントロールゲートとの間の絶
縁膜として用いられるONO膜の最上層のSiO2 膜で
ある第2のSiO2 膜を形成するようにしていることに
より、ONO膜のリーク特性の向上を図り、メモリセル
の電荷保持特性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例による不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を説明するための断面図である。
【図2】この発明の第1実施例による不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を説明するための断面図である。
【図3】この発明の第1実施例による不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を説明するための断面図である。
【図4】この発明の第1実施例による不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を説明するための断面図である。
【図5】この発明の第1実施例による不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を説明するための断面図である。
【図6】この発明の第1実施例による不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を説明するための断面図である。
【図7】この発明の第2実施例による不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を説明するための断面図である。
【図8】この発明の第3実施例による不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を説明するための断面図である。
【図9】従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説
明するための断面図である。
【図10】従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
説明するための断面図である。
【図11】従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
説明するための断面図である。
【図12】従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
説明するための断面図である。
【図13】従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 p型Si基板 2 フィールド絶縁膜 4 ゲート酸化膜 5 フローティングゲート 6、9 SiO2 膜 7 Si3 4 膜 8 Six y 膜 10 コントロールゲート 11 多結晶Si膜

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フローティングゲート上に絶縁膜を介し
    てコントロールゲートが積層された構造を有する不揮発
    性半導体記憶装置の製造方法において、 上記フローティングゲートの表面を熱酸化することによ
    り第1のSiO2 膜を形成する工程と、 上記第1のSiO2 膜上にSi3 4 膜を形成する工程
    と、 上記Si3 4 膜上にSi3 4 よりも熱酸化されやす
    い物質からなる膜を形成する工程と、 上記Si3 4 よりも熱酸化されやすい物質からなる膜
    を熱酸化することにより第2のSiO2 膜を形成する工
    程とを有することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記Si3 4 よりも熱酸化されやすい
    物質からなる膜はSix y (ただし、x≠3かつy≠
    4)膜であることを特徴とする請求項1記載の不揮発性
    半導体記憶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記Six y (ただし、x≠3かつy
    ≠4)膜の厚さは10nm以下であることを特徴とする
    請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記Si3 4 よりも熱酸化されやすい
    物質からなる膜は多結晶Si膜であることを特徴とする
    請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記多結晶Si膜の厚さは10nm以下
    であることを特徴とする請求項4記載の不揮発性半導体
    記憶装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記Si3 4 よりも熱酸化されやすい
    物質からなる膜は非晶質Si膜であることを特徴とする
    請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記非晶質Si膜の厚さは10nm以下
    であることを特徴とする請求項6記載の不揮発性半導体
    記憶装置の製造方法。
JP7112465A 1995-04-13 1995-04-13 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 Pending JPH08288412A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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