JPH0684933A - バイポーラトランジスタ用の自己整合型コレクタ注入 - Google Patents

バイポーラトランジスタ用の自己整合型コレクタ注入

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JPH0684933A
JPH0684933A JP3154397A JP15439791A JPH0684933A JP H0684933 A JPH0684933 A JP H0684933A JP 3154397 A JP3154397 A JP 3154397A JP 15439791 A JP15439791 A JP 15439791A JP H0684933 A JPH0684933 A JP H0684933A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】バイポーラ装置を製造する改良した方法及び改
良したバイポーラ装置を提供する。 【構成】バイポーラトランジスタのベース18上にエミ
ッタコンタクト22を形成し、次いでコレクタ注入を行
う。このコレクタ注入は、エミッタコンタクト下側のコ
レクタ20のドーピング分布を変化させるがエミッタコ
ンタクトに隣接した部分においては変化せず、その際に
改良した装置特性を与える。このコレクタ注入は、トラ
ンジスタのベースに進入し、好適には、単一のポリシリ
コンコンタクト層の厚さよりも更に深い範囲を有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置及びその製
造方法に関するものである。更に詳細には、1実施形態
においては、本発明は、改善した性能特性を有するバイ
ポーラトランジスタを提供する。本装置は、自己整合型
コレクタ注入を有するプロセス乃至は方法によって製造
される。
【0002】
【従来の技術】バイポーラ装置及びその製造方法は、従
来公知であり、例えば、本願出願人の出願にかかわる米
国特許出願第07/503,498号に開示されてい
る。この様なプロセス、即ち方法は、基板内にN+埋め
込み層を形成し、次いで基板の表面上にエピタキシャル
シリコン層を形成する。エピタキシャル層内にベース領
域を注入又は拡散によって形成し、次いでベース領域上
方にポリシリコンエミッタを形成する。
【0003】かなりの成功を納めてはいるが、この様な
従来のプロセス及び装置はある種の制限を有している。
例えば、ベース・コレクタ接合の領域において、コレク
タは、比較的一定であり且つ比較的軽度のドーパント濃
度である。このことは、この様な装置の性能を制限して
いる。特に、Ft (順方向コレクタ・エミッタ電流利得
が1である場合の周波数)の値、及びエミッタ電流密度
は所望のものよりも低い。幾つかの従来の装置は、これ
らの問題に対処するためにエピタキシャル層のドーピン
グを修正しているが、この様な解決方法は、外因的ベー
ス領域の容量を増加させる傾向にある。更に、エピタキ
シャル層における変化が、問題のバイポーラ装置のみな
らず、ダイ上のデバイス、即ち装置の全てに影響を与え
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したことから明ら
かな如く、改善したバイポーラトランジスタの製造方法
及びそれによって得られる改善した半導体装置を提供す
ることが所望されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】改良したバイポーラ装置
及び改良したバイポーラトランジスタの製造方法が提供
されている。バイポーラトランジスタの製造方法は、コ
レクタ領域の上にバイポーラトランジスタのベース領域
を形成するステップを有している。ベース領域上にエミ
ッタコンタクトを形成する。このエミッタコンタクト
は、好適には、ストライプ、即ち細条片の形態であり、
且つポリシリコン層からパターン形成される。次いで、
高エネルギで低ドーズのコレクタ注入を実施する。この
コレクタ注入は、バイポーラトランジスタのコレクタと
同一の導電型のドーパントを与え、且つエミッタストラ
イプの下側でそれと整合した領域内においてコレクタの
ドーパント濃度を増加させる。その後に、注入及び/又
は拡散を行なって、トランジスタの外因的ベース領域を
形成する。エミッタストライプに隣接して、該注入はコ
レクタドーパント濃度に実質的な影響を与えることはな
い。なぜならば、該ドーパントのほとんどは埋め込み層
内に位置されるからである。
【0006】本プロセスによれば、改善したFt 及びエ
ミッタ電流密度を有する装置が得られる。同時に、低電
流装置性能は認知できる程度に影響されることはない。
例えば、寄生容量は著しく変化されることはなく、特
に、エピタキシャル層ドーパント濃度を適切に選択した
場合にはそうである。更に、抵抗に関し及び装置製造プ
ロセスに関してほとんど影響を与えることはない。
【0007】従って、本発明の1実施形態においては、
半導体構成体を製造する方法が提供され、該構成体は、
エミッタ領域と、ベース領域と、コレクタ領域とを有す
るものである。本方法は、第一表面を持った半導体にお
いて、コレクタ領域の上側にベース領域を形成し、該ベ
ース領域は第一導電型であり、且つ該コレクタ領域は第
二導電型であり、該ベース領域の上側にエミッタコンタ
クトを形成し、該エミッタコンタクトは該第一表面へ延
在しており、且つ該エミッタコンタクト下側の領域内の
第二導電型のドーパントの範囲が該エミッタ下側のベー
ス・コレクタ接合の下側であるように選択された不純物
エネルギ及びドーズで第二導電型のドーパントを注入す
る、上記各ステップを有している。好適には、コレクタ
注入からのエミッタコンタクト下側のピークドーパント
濃度は、該コレクタが形成されるエピタキシャル層内に
発生する。好適には、該注入の注入エネルギ及びドーズ
は、該注入のピークドーパント濃度が該エミッタストラ
イプに隣接する領域内の該トランジスタの高度にドープ
した埋め込み層内にあるように選択される。
【0008】第一表面を持った半導体物質の半導体構成
体が提供される。該構成体においては、第一導電型のコ
レクタ領域が設けられており、該コレクタ領域の上方で
該第一表面に沿ってベース領域が形成されており、該ベ
ース領域は第二導電型であり、且つ該主要表面上にエミ
ッタコンタクトが形成されており、該コレクタ領域は該
エミッタコンタクトと実質的に整合されており且つその
下側における第一領域内に第一ドーパント分布を有する
と共に、該エミッタコンタクトに隣接する第二領域内に
おいて第二ドーパント分布を有している。該第一ドーパ
ント分布のピークドーパント濃度は、好適には、該第二
領域のピークドーパント分布よりも実質的に高い。
【0009】
【実施例】
I.概括 図1は、本発明の第一実施例に基づく縦型バイポーラト
ランジスタ及び抵抗を示した概略断面図である。当業者
によって理解される如く、本発明は主にNPNトランジ
スタに関して説明するが、N導電型及びP導電型領域の
役割は、本発明の技術的範囲を逸脱することなしに容易
に逆にすることが可能なものである。更に、本発明は、
容易に、横型又は縦型の装置の何れかに適用することが
可能なものである。
【0010】該バイポーラトランジスタは、P−基板8
内にN+コレクタ埋め込み層6を有している。埋め込み
層6は、バイポーラトランジスタ構成体のコレクタから
の可動電荷キャリヤに対する低固有抵抗経路として作用
する。好適実施例においては、コレクタ埋め込み層6の
ピークドーパント濃度は、約1017乃至1020/cm3
の間であるが、約1018乃至1019/cm3 の間のピー
クドーパント濃度がより好適である。該基板の固有抵抗
は、好適には、約30乃至50Ω・cmの間である。
【0011】バイポーラトランジスタに隣接して、フィ
ールド酸化物領域10a及び10bが設けられており、
その下側にP+チャンネルストップ12a及び12bが
形成されている。フィールド酸化物領域及びチャンネル
ストップは、トランジスタを隣接するトランジスタから
分離すべく作用し、且つ同時に、基板と、フィールド酸
化物領域と、何らかのその上側に存在する相互接続領域
とによって形成される寄生電界効果構成体に対し非常に
高いスレッシュホールド電圧を与えている。好適実施例
においては、チャンネルストップにおけるピークドーパ
ント濃度は約1017乃至1018/cm3 の間である。酸
化物領域10cは、コレクタシンク14を、該トランジ
スタの活性領域から分離させている。
【0012】コレクタシンク14は、コレクタ埋め込み
層からコレクタコンタクト16へ延在している。該コレ
クタシンクは、好適には、埋め込み層と同一の程度の大
きさのドーパント濃度を有している。高度にドープした
N+コレクタコンタクト16は、他のデバイス、即ち装
置に対する第一レベル相互接続として作用する。
【0013】コレクタ領域20は、コレクタ埋め込み層
6とベース領域18との間に形成されている。コレクタ
領域20は、第一領域20aと第二領域20bとを有し
ている。第一領域20aは、該トランジスタのエミッタ
コンタクト22と整合されている。該コレクタの第一領
域及び第二領域は、それらのドーピング分布が異なって
いる。特に、第二領域20bと比較した場合、第一領域
20aは、一般的に、より高いドーパント濃度を有して
いる。例えば、第一領域20aにおけるピークドーパン
ト濃度(該領域は、例えば、エピタキシャル層内に0.
1乃至0.4ミクロン延在する場合がある)は、好適に
は、第二領域におけるものよりも2乃至100倍より高
いものであり、好適実施例においては、5乃至20倍よ
り高いものである。この可変ドーパント分布は、トラン
ジスタのエミッタ及びベースコンタクトを形成するポリ
シリコンエッチの後に高エネルギ燐注入を使用すること
によって得られる。従って、コレクタの第一領域は、実
質的に、トランジスタのエミッタに対して自己整合され
る。なぜならば、エミッタコンタクトは、注入の範囲が
エミッタコンタクト下側のベース・コレクタ接合よりも
多少下側であるが、エミッタコンタクトに隣接する埋め
込み層内に十分に入るように該注入をマスクすべく作用
するからである。
【0014】該ベース領域は、浅く軽度にドープされた
領域18aを有しており、それもN+エミッタコンタク
ト22と実質的に自己整合されている。この軽度にドー
プした領域は、エミッタコンタクトの底部から約180
0乃至2200Å延在しているに過ぎない。該ベースの
軽度にドープした領域に隣接して、中程度にドープした
領域18b(約1018/cm3 のピークドーパント濃度
を有している)が側壁酸化物領域28の下側を延在して
いる。中程度にドープした領域に隣接して、より高度に
ドープした領域18cが、側壁酸化物下側から延在し、
且つP+多結晶シリコン(ポリシリコン)ベースコンタ
クト24a及び24bと自己整合されている。このより
高度にドープした領域18cは、好適には、約5×10
18乃至5×1019の間のピークドーパント濃度へドープ
されており、好適な範囲は8×1018乃至2×1019
ある。領域18b及び18cは、好適には、エミッタコ
ンタクトの底部から基板内に約0.20乃至0.25ミ
クロン延在している。領域18dは、上側に存在するP
+ベースコンタクトから拡散される。領域18b,18
c,18dは、一体となって、トランジスタの外因的ベ
ース領域を形成する(それは、しばしば、当業者によっ
てリンクベースと呼ばれる)。
【0015】例えばチタンシリサイドコンタクトなどの
ような耐火性金属シリサイドコンタクト26a,26
b,26c,26dを、それぞれ、ベースコンタクト、
エミッタコンタクト、コレクタコンタクトのために使用
する。ベースコンタクトシリサイド26a/26cは、
ベースコンタクトポリシリコン24a/24bの上部部
分に沿って、その側壁に沿って下側に、且つ単結晶ベー
ス領域18の上部部分に沿い、エミッタコンタクト上の
側壁酸化物28へ延在している。エミッタコンタクト上
のシリサイドコンタクト26bは、エミッタコンタクト
22の上表面に沿って、一方の側壁から反対側の側壁へ
延在している。コレクタコンタクト16は、その上表面
及び側壁に沿って、シリサイド領域26dで被覆されて
いる。ここに示した如きシリサイドコンタクトは、ベー
ス領域自身に対してのみならず、エミッタ、ベース、コ
レクタコンタクトなどのような多結晶及び単結晶特徴部
に対し著しく減少した抵抗値を与えている。
【0016】抵抗27、ベースコンタクト24a、エミ
ッタコンタクト22、ベースコンタクト24及びコレク
タコンタクト16は、全て、単一のポリシリコン層から
形成されている。抵抗27及びその他の選択した領域
は、シリサイド排除酸化物29を有しており、且つ該装
置の表面全体にはキャップ酸化物層30が設けられてい
る。コンタクト金属層32が、装置の相互接続のため
に、選択した位置において該キャップ酸化物層に沿って
延在している。好適実施例においては、タングステンプ
ラグ31が、該キャップ酸化物内のコンタクト孔を充填
している。 II.装置製造 図2a乃至2lは、本発明の一実施例に基づくバイポー
ラトランジスタの製造方法における各ステップを示して
いる。図2aは、この製造の第一中間段階におけるバイ
ポーラトランジスタを示している。図2aに示した段階
に到達するために、P型基板上に初期的な熱酸化物層を
形成する。次いで、従来の熱処理技術を使用して、基板
内に10ミクロン乃至20ミクロン入った剥離ゾーン
(酸素汚染物などの除去)及び薄いスクリーン酸化物領
域を同時的に形成する。
【0017】次いで、該基板上にマスクを形成し、トラ
ンジスタの埋め込み層6を画定する。注意すべきことで
あるが、「マスク」という用語は、選択した領域を保護
するために基板上に形成した物質のことを意味すべく使
用されている(尚、基板上にマスクを形成するために使
用されるリソグラフィのレチクルとは異なる)。砒素を
使用するN+注入により、バイポーラトランジスタの埋
め込み層が形成され、次いで埋め込み層マスクを除去す
る。好適実施例においては、該埋め込み層は、約1019
乃至1020/cm3 の間のピークドーパント濃度へドー
プし、尚約5×1019/cm3 のドーパント濃度が好適
である。この埋め込み層注入は、約50乃至150Ke
Vの間の注入エネルギを使用し、尚約75乃至100K
eVの間の注入エネルギが好適である。
【0018】その後に、該埋め込み層を約80分間の間
約1100℃の温度でアニールし、且つ該装置の表面上
に別の酸化物層を形成する。次いで、該装置のチャンネ
ルストップを画定するために、該装置の上にマスクを形
成し、且つ注入を実施して、P+チャンネルストップ1
2a及び12bを形成する。尚、この場合に、好適に
は、ボロンを使用する。好適実施例においては、P+チ
ャンネルストップは、約1016乃至1019/cm3 の間
のピークドーパント濃度を有しており、且つ約1017
cm3 のドーパント濃度が好適である。チャンネルスト
ップを形成するために使用されるP+注入は、約100
乃至200KeVの間の注入エネルギを使用し、且つ約
125乃至175KeVの間の注入エネルギが好適であ
る。次いで、該基板上のマスク及び酸化物層を除去す
る。約1015乃至1016/cm3 であって、好適には約
5×1015/cm3 のドーパント濃度を持ったN型エピ
タキシャルシリコン層25を本装置の上に成長させ、且
つその上に酸化物層を形成し、N+及びP+ドーパント
を下側に存在する基板からエピタキシャル層内へ上方向
に拡散させる。好適実施例においては、該エピタキシャ
ルシリコン層は、約0.8乃至1.5ミクロンの間の厚
さを有しており、約1.0乃至1.2ミクロンの間の厚
さが好適である。次いで、従来のプロセスを使用してフ
ィールド酸化領域10a,10b,10cを形成する。
【0019】図2bに示した如く、次いで、バイポーラ
トランジスタのベース領域及びコレクタ領域上にスクリ
ーン酸化物52を形成する。次いで、本装置を、ホトレ
ジストでマスクして、本装置のシンク領域14のみを露
出させ、且つN+注入を燐を使用して実施し、該シンク
領域を、約100乃至200KeVの間の注入エネルギ
を使用して、約1×1019乃至1×1021/cm3 の間
のピークドーパント濃度へドープする。次いで、このシ
ンクマスクを除去する。次いで、図2cに示した如く、
本装置の表面上に、真性ポリシリコン層54及び酸化物
層56を形成する。該ポリシリコンは、好適には、約
0.1乃至0.5ミクロンの厚さを有している。一つの
好適実施例においては、該ポリシリコンの高さは約0.
3ミクロンである。好適実施例においては、該ポリシリ
コンと、窒化物と、オーバーエッチとの結合高さは約
0.55ミクロンである。好適にはボロンを使用して、
本装置の表面全体に亘ってマスクなしでP注入を行な
う。このP型物質を、酸素雰囲気中でアニールし、その
上に酸化物を形成すると共にP型物質を該ポリシリコン
から単結晶ベース領域内に拡散させて、ベース領域18
内のピークドーパント濃度を約1×1017乃至2×10
18/cm3 の間の値とさせ、尚、この場合ピークドーパ
ント濃度は約1×1018/cm3 が好適である。該ベー
ス注入は、約20乃至60KeVの間の注入エネルギを
使用し、尚約30乃至50KeVの間のエネルギが好適
である。好適実施例においては、この拡散ステップによ
り、バイポーラエミッタコンタクト下側のベース厚さが
約0.15乃至0.25ミクロンの間の値となり、好適
には約0.20ミクロンの厚さとなる。この注入は、更
に、例えば抵抗として作用するポリシリコンの軽度にド
ープした領域を形成するために使用される。
【0020】次いで、ベースコンタクト領域24a及び
24b及び該抵抗のコンタクト部分を画定するために本
装置上にマスクを形成する。ボロンを使用してP+注入
を実施し、これらの領域を約1×1020/cm3 のピー
クドーパント濃度へドープする。該P+マスクを除去
し、且つN+マスク及び注入を使用して、エミッタコン
タクト領域22及びコレクタコンタクト領域16を同様
のドーパント濃度へドープさせる。これらのN+及びP
+注入は、好適には、約40乃至100KeVの間の注
入エネルギを使用する。
【0021】爾後の熱サイクルにより、エミッタコンタ
クトからその下側に存在する単結晶シリコン内へ物質が
拡散されて本装置のエミッタが形成される。理解すべき
ことであるが、ポリシリコン領域22は、ここにおいて
は、エミッタコンタクトとして言及され且つその下側に
存在する拡散領域が、ここでは、エミッタとして言及さ
れるが、当業者によっては、これらのコンタクト及びエ
ミッタを一体として「エミッタ」と呼ぶ場合がある。こ
れらの用語上の差異に基づく違いはない。
【0022】次いで、N+マスクを除去し、且つ窒化物
層57を、図2dに示した如く、本構成体の表面上に付
着形成させる。次いで、本装置をマスクして、P+抵抗
/ベースコンタクト24a、ベースコンタクト24b、
エミッタコンタクト22、コレクタコンタクト16を保
護する。露出されたポリシリコンをエッチして、図2e
に示したポリシリコン構成体を与え、尚図2eにおいて
は、本トランジスタのベース/コレクタ領域が詳細に示
されている。このポリシリコンオーバーエッチは、エミ
ッタ・ベース容量を減少させるために、エミッタ拡散深
さよりも多少大きいように制御される。好適実施例にお
いては、該エミッタは、究極的に、エピタキシャル層内
に約1000Å拡散され、一方、該シリコンはエピタキ
シャル層の表面から約1200Å乃至1500Åオーバ
ーエッチされる。次いで、該レジストを除去する。本発
明はエミッタ、ベース、コレクタコンタクト上に垂直側
壁を有する状態で図面内に示されているが、この様な特
徴部の側壁は正確に垂直であることは必要ではなく且つ
しばしばそうでないことが多い。
【0023】その後に、図2eに示した如く、好適には
燐からなるN型ドーパントで高エネルギ注入を行なう。
好適実施例によれば、この高エネルギ注入は、好適に
は、ポリシリコン/窒化物/オーバーエッチ深さが0.
55ミクロンであり、約650乃至750KeVの注入
エネルギを使用する。しかしながら、300KeV乃至
1MeVの間の注入エネルギも、図2eにおいて「H」
によって示した厚さに依存して、幾つかの実施例に従っ
ては、有利な結果を与える場合がある。該注入のドーズ
は、最も好適には、約1×1012乃至5×1012/cm
3 であるが、ある場合には、約1×1012乃至2×10
13/cm3 の範囲内のドーズも有効に使用することが可
能な場合がある。
【0024】好適には、コレクタ注入の範囲が、ポリシ
リコン層と真性ベースとの結合厚さよりも一層深いが、
好適には、なおかつピークドーパント濃度がエミッタコ
ンタクトスタック下側のエピタキシャルシリコン層内に
位置するように注入エネルギが選択される。該ドーパン
トの範囲はポリシリコン層の厚さとベース領域の厚さと
の和よりも深いので、該注入は、ピークドーパント濃度
を、エミッタコンタクトに隣接する埋め込み層内に十分
入った位置に位置させる。従って、該注入からのピーク
ドーパント濃度は、通常、第一領域においては「A」に
よって示した領域内にあり、且つエミッタコンタクトに
隣接する領域内においては「B」によって示した領域内
にある。該範囲は、通常、0.1ミクロンよりも大き
く、好適には、約0.3ミクロンよりも大きく、最も好
適には、約0.5ミクロンよりも大きく、更に最も好適
には約0.7ミクロンである。従って、この注入に対し
てマスクを設けることは必要ではない。なぜならば、ポ
リシリコン抵抗、拡散抵抗などに対し与える影響は無視
可能なものだからである。勿論、付加的なマスクを設け
ることにより幾つかの利点が得られ、且つ好適実施例に
おいては、コレクタ注入はマスクされる。マスクされた
注入は、P+ポリシリコンベースコンタクト下側の容量
を減少すべく作用し、同一のダイ内の高及び低電流装置
を与え、且つこれらの領域をマスクすることにより同一
のダイ上にMOS装置を組込むことを可能とする。
【0025】本明細書において使用される如く、「範
囲」という用語は、最大注入ドーパント密度が発生する
注入した物質内への深さのことを意味している。このド
ーパントの範囲は、例えば、注入エネルギに基づいて、
当業者が容易に決定することが可能である。例えば、種
々の注入エネルギ及び種々のドーパントに対するドーパ
ントの範囲は、Ghandi著「VLSI製造原理(V
LSI Fabrication Principle
s)」、第6章(1983)の文献から決定することが
可能である。例えば、この文献のFig.6.10を参
照するとよい。更に、Gibbons et al.著
「投影範囲統計(Projected Range S
tatistics)」ダウデン(1975)の文献も
参照するとよい。
【0026】低ドーズ注入を与えることにより、本装置
に対する損傷は低く、且つ爾後の熱サイクルは注入損傷
をアニールするのに十分である。この注入は、ベース拡
散の尾部を補償し、且つピンチ型ベース抵抗値を上昇さ
せる。この効果は、より高いコレクタドーピングと結合
されて、ピークのFt を改善し、且つエミッタ電流密度
の有用な範囲を拡張する。
【0027】図2eに示した如く、該注入は、コレクタ
内に第一領域20a及び第二領域20bを与え、その各
々は個別的なドーピング分布を有している。第一領域と
第二領域との間の境界は、実質的に、ポリシリコンエミ
ッタ及びベースコンタクトに対して実質的に整合されて
いる。そのドーパント濃度は、コレクタ領域20b内に
おけるよりもコレクタ領域20a内におけるほうが一層
高い。
【0028】勿論、本発明の技術的範囲を逸脱すること
なしに、本発明に従ってその他のコンタクト方法を使用
することも可能であることを理解すべきである。例え
ば、外因的ベース容量を更に減少させるために、耐火性
金属局所的相互接続又は金属コンタクトを使用すること
が可能である。
【0029】図2fに示した如く、次いで、露出された
シリコン区域を酸化させて、約150Åの厚さを持った
酸化物層59を形成する。この熱サイクルは、更に、N
+/P+ドーパントを、ポリシリコンエミッタ/ベース
コンタクトから拡散させて、エミッタ領域23を形成す
ると共にコレクタ注入損傷をアニールすべく作用する。
次いで、BF2 を使用してP型注入を実施し、エミッタ
コンタクトに対して自己整合されており且つエミッタコ
ンタクトからベースコンタクトへ延在する中程度にドー
プされたリンクベース領域を形成する。該ポリシリコン
上の窒化物もこの注入をマスクすべく作用し、その際に
該リンクベース領域をコレクタ領域20bのみならずエ
ミッタコンタクトと自己整合させる。露出されたベース
領域のドーピングレベルは、ベース抵抗を最小とするた
めに調節されており、且つエミッタ・ベースブレークダ
ウン特性を改善すべく調節されている。好適実施例にお
いては、エミッタ及びベースコンタクトの間の領域は、
約1×1017乃至1×1019/cm3 の間の平均ドーパ
ント濃度へドープされており、尚約1×1018/cm3
のドーパント濃度が好適である。このベース注入は、約
30乃至50KeVの間の注入エネルギを使用し、尚約
40KeVの注入エネルギが好適である。エミッタ下側
のベース領域18aは非常に浅いままであり(好適実施
例においては、約0.15乃至0.25ミクロンの程
度)、一方リンクベース18cは一層厚い(好適実施例
においては0.25乃至0.30ミクロンの程度)。
【0030】図2gを参照すると、外因的ベースキャッ
プ酸化を実施して注入損傷をアニールする。次いで、該
ポリシリコン上の窒化物を選択的エッチングによって除
去する。約0.4ミクロンの厚さを持った酸化物層60
を本装置の表面上に付着形成し、且つマスク61を形成
して、究極的にシリサイド相互接続を形成することを所
望しない箇所(例えば、該抵抗の中央部分の上側)にお
ける酸化物の区域を保護し、且つ当業者に公知の手段を
使用してスペーサエッチを実施して、ベースコンタク
ト、エミッタ、コレクタコンタクト上に酸化物側壁を残
存させる。次いで、マスク61を除去する。該酸化物も
マスクして、ポリシリコンによって被覆されていない
(活性トランジスタ区域を除いて)ウエハ(不図示)の
領域上に酸化物を残存させる。このことは、金属層と基
板との間の究極的な酸化物の厚さを増加させ、装置の容
量を減少させ、且つ爾後のレベルの酸化物/相互接続の
形成に対しほぼ平坦な表面を与える。
【0031】図2hにおいて、本装置の上にレジストマ
スク62を形成し、それは、平行などの上の酸化物シリ
サイド排除領域を保護すると共に、バイポーラトランジ
スタのエミッタ領域の側壁上の酸化物を保護する。次い
で、スペーサ除去エッチを行なって、ベースコンタクト
24及びコレクタコンタクト16の側壁から酸化物を除
去し、エミッタコンタクト22上の酸化物側壁を残存さ
せるが、ベースコンタクト及びコレクタコンタクトの側
壁上には残存させない。
【0032】次いで、図2hに示したマスクを除去し、
且つ付加的な一様なP+注入を図2iに示した如くに実
施する。この注入は、シリサイド排除酸化物によって抵
抗からマスクされており、且つ抵抗端部及び外因的ベー
ス領域におけるドーパント濃度を増加させるべく作用
し、その際に究極的なシリサイド対シリコン/ポリシリ
コンコンタクト抵抗を減少させる。該注入は、約40K
eVにおいてBF2 を使用し、且つ約1×1019乃至1
×1020/cm3 の露出表面ドーパント濃度が得られ且
つ約0.25乃至0.30ミクロンの接合深さが得られ
る。次いで、最終的なアニールを約1050℃において
約20秒間の間行なう。迅速熱アニールを使用すること
により、ドーパントの活性化が改善され、且つエミッタ
下側の外因的ベースのエンクローチメント(侵入)を最
小とする。
【0033】図2jにおいて、シリサイドプレクリーン
ステップを実施して、シリサイド化されるべき領域から
残留酸化物を除去する。その後に、例えばチタンなどの
ような耐火性金属の層64を本装置の表面上に付着形成
する。図2kに示した如く、次いで、第一シリサイド反
応ステップを実施し、露出されたシリコン/ポリシリコ
ン上にTiSiを形成する。次いで、過剰なチタンを本
装置から剥離し、且つより高い温度で(例えば、800
℃)第二のシリサイド反応ステップを実施し、それによ
り、シリサイドのシート抵抗を減少させる。これによ
り、ベースコンタクト24の上部部分及び側壁上にシリ
サイドストラップ26a及び26cが形成され、それ
は、更に、外因的単結晶ベース領域の表面に沿ってエミ
ッタの側壁酸化物に到達するまで延在している。シリサ
イド26bは、エミッタコンタクト22の上表面上に残
存され、一方の側壁から反対側の側壁へ延在している。
同様に、シリサイドストラップ26dが、コレクタコン
タクトの側壁及び上表面上に形成されている。
【0034】図2lはコンタクト酸化物層30の形成状
態を示している。該酸化物層は、CVD酸化物付着及
び、例えば、米国特許第4,806,504号に記載さ
れる如く公知の技術を使用してSOG(スピン・オン・
ガラス)スピンコートによって形成する。その後に、平
坦化用のエッチバックを行なって、本装置の表面を平坦
化させる。次いで、CVDキャップ酸化物を形成し、且
つコンタクトマスクを形成して、本装置のコンタクト領
域を画定する。次いで、コンタクトメタリゼーション
を、当業者に公知の技術を使用してコンタクト酸化物層
上に形成し、図1に示した装置が得られる。 III.装置性能 本発明の一実施例に基づく装置に対する装置性能は、コ
レクタ注入のない装置の特性と比較した。図3及び4
は、エミッタスタックの高さが0.55ミクロンであり
(オーバーエッチ、ポリシリコン、及び窒化物層の結合
高さ)700KeVコレクタ注入及び5×1012のドー
ズを使用して製造したトランジスタの、真性トランジス
タドーピング分布及び外因的ベース分布をそれぞれ示し
ている。これは、注入のピークを、真性ベース・コレク
タ接合(即ち、埋め込み層内)のちょうど下側に位置さ
せている。全ての結果は、高集積度のECL論理アレイ
用に設計された0.8ミクロン単一ポリシリコンバイポ
ーラ装置に対するものである。コレクタ注入が、ベース
拡散の尾部を補償し(図4における約0.1ミクロンに
おいてのベースの部分)且つピンチ型ベース抵抗値を使
用したドーズ及びエネルギで約2KΩ/□から10KΩ
/□だけ上昇させる。
【0035】図5は、エミッタ電圧に対するIc 及びI
b のプロットを示している。これらのデータは理想的な
曲線に非常に類似しており、コレクタ注入がベース及び
コレクタ内にほとんど損傷を誘発することがないことを
証明している。図6は、注入を行なった及び注入を行な
わなかった両方のトランジスタに対してのバイアスの関
数としての外因的ベース対コレクタ容量の比を示してい
る。1及び2Vの逆バイアスにおいて、単位面積当りの
容量は、著しく増加されている。後により詳細に説明す
る如く、この効果は、より低いドーパント濃度(1016
以下、好適には1014乃至1015の程度であり、且つ一
実施例においては、約2×1015/cm3 )を有するエ
ピタキシャル層を使用することにより緩和され、従って
外因的ベース区域下側のコレクタ濃度を減少させること
が可能であり(好適には、5×1015以下)且つ従って
容量が実質的に減少される。
【0036】図7は、種々の値のVceに対するコレクタ
注入を有するトランジスタをコレクタ注入を有すること
のないものと比較した、Ft とエミッタ電流密度との関
係を示したプロットである。ベース拡散の尾部の補償及
びピンチ型ベース抵抗値における増加は、一層高いコレ
クタドーピングと結合されて、実質的に改善されたFt
を与えており且つ高電流のロールオフを与えている。例
えば、Vce=3Vにおいて、ピークFt は12GHzか
ら20GHzを超えて増加されており、且つFt の10
%の劣化に対する電流密度も著しく増加されており、そ
の際に性能が実質的に改善されていることを証明してい
る。以下の表Iは、コレクタ注入エネルギ及びドーズに
対する本装置の種々のDCパラメータを示している。
【0037】 表I DCパラメータ対コレクタドーズ Vcboceoebo ドーズ エネルギ ベータ (volts) (volts) (volts) None 90 22.0 10.9 6.2 4E12 600keV 180 15.5 3.8 6.4 2E12 750keV 125 19.6 6.4 6.3 4E12 750keV 160 16.1 4.7 6.4 8E12 750keV 185 13.0 3.7 6.3 4E12 900keV 115 17.7 5.7 6.2 図8は、本発明に基づいて製造した装置に対してエミッ
タ・ベースリーク電流対コレクタ注入エネルギ及びドー
ズを示しており、且つコレクタ注入のないものと比較し
ている。このグラフは、Iebo の種々の値の発生の数を
示す一連のヒストグラムである。図8は、本プロセス即
ち方法が、エミッタ・ベース接合リークにほとんど影響
がないことを示している。図9は、注入のないものと比
較した場合の、750KeVの注入を有する8000個
のNPN装置に対するIceo を示している。図9は、本
プロセス即ち方法が、コレクタ・エミッタリーク電流に
ほとんど影響がないことを示している。
【0038】図10は、コレクタ注入のない装置と比較
した場合の、変化する注入エネルギ及びドーズで製造し
た多数の装置に対するVceo の値を示したプロットであ
る。図10は、本発明に基づいて装置を製造した場合、
ceo が多少減少されることを示している。コレクタ電
圧ブレークダウンのインパクトが存在しているが、それ
は、多分、ベース幅が減少することに起因して発生する
ものであって、ヒストグラムが密集してグループ化され
ることによって示される如く、残留する損傷に起因する
ものではない。
【0039】図11は、変化する注入ドーズで且つ75
0KeV注入で製造した装置に対する外因的ベース対コ
レクタ容量とコレクタ注入ドーズとの関係を示したプロ
ットである。2×1015/cm3 エピタキシャルを有す
る注入した場合を、1×1016/cm3 エピタキシャル
を有する注入をしなかった場合と比較している。図示し
た如く、エピタキシャルシリコンドーパント濃度が低い
場合には、約7×1012以下のドーズを使用した場合、
コレクタ容量は実際に減少させることが可能である(7
50KeVにおいて)。同時に、その他の装置性能パラ
メータが実質的に改善される。当然、好適なエピタキシ
ャル層ドーパント濃度は、問題とする特定の装置及び選
択した注入エネルギ/ドーズに依存して変化する。ある
実施例においては、エピタキシャルドーピングは1015
以下に減少され、約5×1014/cm3 以下か、又は約
1×1014/cm3 以下にも減少される。
【0040】図12は750KeVの固定した注入エネ
ルギで製造した装置に対するJc とコレクタ注入エネル
ギとの関係を示したプロットである。図12は、ピーク
の有用な電流密度、及び有用な電流密度の範囲が増加さ
れていることを示している。図13は、1×1012のド
ーズで製造した装置に対する電流密度(Jc )とコレク
タ注入エネルギとの関係を示したプロットである。最小
及び最大のJc は、Ft の90%において示されてお
り、且つピークのFt におけるJc も示されている。図
13は、注入エネルギは二次的効果を有し、且つドーズ
が一次的効果を有することを示している。このことは、
膜厚の変動がある場合であっても、装置は一貫性のある
態様で形成されることを示している。
【0041】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。例えば、上述した説明においては、本発明を、主に
NPN装置に関して説明したが、本発明はその様な場合
にのみ限定されるべきものではなく、例えばPNP装置
へ容易に適用することが可能なものである。更に、本発
明に関して、上述した説明においては、特定のドーパン
ト、ドーパント濃度、注入エネルギ及び注入ドーズに関
して説明をしたが、本発明は、その様な特定の値にのみ
限定されるべきものではなく、多様のドーパント、ドー
パント濃度、注入エネルギ及びドーズを、本発明の技術
的範囲を逸脱することなしに、使用することが可能なも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に基づいて構成したバイポ
ーラトランジスタを示した概略断面図。
【図2a】 図1に示したバイポーラトランジスタを製
造する1段階における状態を示した概略断面図。
【図2b】 図1に示したバイポーラトランジスタを製
造する1段階における状態を示した概略断面図。
【図2c】 図1に示したバイポーラトランジスタを製
造する1段階における状態を示した概略断面図。
【図2d】 図1に示したバイポーラトランジスタを製
造する1段階における状態を示した概略断面図。
【図2e】 図1に示したバイポーラトランジスタを製
造する1段階における状態を示した概略断面図。
【図2f】 図1に示したバイポーラトランジスタを製
造する1段階における状態を示した概略断面図。
【図2g】 図1に示したバイポーラトランジスタを製
造する1段階における状態を示した概略断面図。
【図2h】 図1に示したバイポーラトランジスタを製
造する1段階における状態を示した概略断面図。
【図2i】 図1に示したバイポーラトランジスタを製
造する1段階における状態を示した概略断面図。
【図2j】 図1に示したバイポーラトランジスタを製
造する1段階における状態を示した概略断面図。
【図2k】 図1に示したバイポーラトランジスタを製
造する1段階における状態を示した概略断面図。
【図2l】 図1に示したバイポーラトランジスタを製
造する1段階における状態を示した概略断面図。
【図3】 本発明の一実施例に基づいて製造したトラン
ジスタに対する真性ベース分布を示した説明図。
【図4】 コレクタ注入のみから得られるドーパント濃
度の分布を示したプロットと共に、本発明の一実施例に
基づいて製造したトランジスタに対する外因的ベース分
布を示した説明図。
【図5】 本発明の一実施例に基づいて製造したトラン
ジスタに対するIc(コレクタ電流)及びIb (ベース
電流)とVe との間の関係を示した説明図。
【図6】 700KeVコレクタ注入で製造した場合と
コレクタ注入なしで製造した場合で同一のエピタキシャ
ル層ドーパント濃度を持った装置に対する外因的ベース
対コレクタ容量とベースコレクタバイアスとの関係を示
した説明図。
【図7】 700KeVコレクタ注入(Vceの異なった
値において)を有する装置とコレクタ注入を有さない装
置に対するFt の種々の値とエミッタ電流密度との関係
を示した説明図。
【図8】 異なったドーズで600,750,900K
eV注入を適用して製造した装置とその様な注入なしで
製造した装置と比較してエミッタ・ベースリーク(I
ebo )の棒グラフを示した説明図。
【図9】 コレクタ注入を伴って且つ伴わずに製造した
8000個の装置に対するIceo に関する棒グラフを示
した説明図。
【図10】 コレクタ注入なしの装置と比較して、変化
する注入ドーズ及びエネルギで製造した装置に対するV
ceo の棒グラフを示した説明図。
【図11】 注入なしで製造した装置と比較して、変化
するコレクタ注入ドーズ(750KeVにおいて)を使
用して製造した装置に対する測定した外因的ベース対コ
レクタ容量のプロットを示しており注入なしの場合が1
×1016/cm3 エピタキシャルを有しており一方コレ
クタを注入した装置の場合には2×1015/cm3 エピ
タキシャルドーパント濃度を有する場合の説明図。
【図12】 ピークFt 及びピークFt の90%におい
て750KeVの注入エネルギで製造した装置に対する
最大及び最小電流密度と注入ドーズとの関係を示した説
明図。
【図13】 最大Ft の90%及びFt のピーク値にお
いて4×1012のドーズで製造した装置に対する最大及
び最小電流密度(Jc )とコレクタ注入エネルギとの関
係を示した説明図。
【符号の説明】
6 埋め込み層 8 基板 14 コレクタシンク 16 コレクタコンタクト 18 ベース領域 18a 軽度にドープした領域 18b 中程度にドープした領域 18c 高度にドープした領域 20 コレクタ領域 20a 第一領域 20b 第二領域 22 エミッタコンタクト 28 側壁酸化物領域

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エミッタとベースとコレクタとを有する
    半導体構成体の製造方法において、 (a)第一表面を持った半導体物質において、コレクタ
    領域の上にベース領域を形成し、前記ベース領域は第一
    導電型であり、前記コレクタ領域は第二導電型であり、
    前記ベース領域と前記コレクタ領域とはベース・コレク
    タ接合を形成しており、 (b)前記ベース領域の上にエミッタコンタクトを形成
    し、前記エミッタコンタクトは前記第一表面へ延在して
    おり、 (c)コレクタ注入を実施し、前記コレクタ注入は前記
    エミッタコンタクト下側の前記第二導電型のドーパント
    の範囲が前記ベース・コレクタ接合の下側であるように
    選択した注入エネルギを使用して前記第二導電型のドー
    パントを注入することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記コレクタ領域下
    側にコレクタ埋め込み層を形成するステップによって先
    行されており、前記コレクタ埋め込み層が前記コレクタ
    領域よりも高いドーパント濃度を有しており、且つ前記
    エミッタコンタクトに隣接する領域内の前記ドーパント
    の範囲が前記埋め込み層内にあることを特徴とする方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記エミッタコンタ
    クトが、 (a)前記主要表面上にポリシリコン層を付着形成し、 (b)前記ポリシリコン上に窒化物層を付着形成し、 (c)前記窒化物層及び前記ポリシリコンをエッチング
    して前記エミッタコンタクトを形成し、前記窒化物及び
    前記エミッタコンタクトが前記コレクタ注入をマスクす
    る、上記各ステップによって形成されることを特徴とす
    る方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記エッチングステ
    ップが、更に、前記ベース領域とコンタクトしてポリシ
    リコンベースコンタクトを形成し、前記ベースコンタク
    トも前記コレクタ注入をマスクすることを特徴とする方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項3において、更に、 (a)前記ポリシリコン層の一部を前記第二導電型のド
    ーパントで注入し、 (b)前記第二導電型のドーパントの一部を前記エミッ
    タコンタクトから前記第一表面を介して拡散させてエミ
    ッタ領域を形成する、上記各ステップを有することを特
    徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項3において、前記ベース領域を形
    成するステップが、 (a)前記ポリシリコン層の少なくとも一部を前記第一
    導電型のドーパントで注入し、 (b)前記第一導電型の前記ドーパントの少なくとも一
    部を前記第一表面を介して拡散させて前記ベース領域を
    形成する、上記各ステップを有することを特徴とする方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記コレクタ注入が
    マスクなしの注入であることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項1において、前記コレクタ領域が
    前記第二導電型の付着形成したエピタキシャル層内に形
    成され、前記ドーパントの範囲が前記エピタキシャル層
    内の前記エミッタコンタクトの下側であることを特徴と
    する方法。
  9. 【請求項9】 請求項3において、更に、リンクベース
    注入ステップを有しており、前記リンクベース注入ステ
    ップが、前記第一導電型のドーパントを注入するステッ
    プを有しており、前記第一導電型のドーパントが前記コ
    レクタ注入の範囲より小さな範囲を有することを特徴と
    する方法。
  10. 【請求項10】 請求項1において、前記コレクタ注入
    の注入エネルギが約300KeV以上であることを特徴
    とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項1において、前記コレクタ注入
    の注入エネルギが約650乃至750KeVの間である
    ことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項3において、前記コレクタ注入
    の注入エネルギが、前記ポリシリコンの厚さよりも深い
    範囲を与えるべく選択されていることを特徴とする方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記コレクタ注
    入の注入エネルギが、約0.5ミクロンより深い範囲を
    与えるべく選択されていることを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 請求項1において、前記コレクタ注入
    のドーズが約1012乃至1013の間であることを特徴と
    する方法。
  15. 【請求項15】 請求項1において、前記コレクタ注入
    のドーズが約1012であることを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項1において、前記コレクタ注入
    が、前記構成体のコレクタエミッタ電流利得が1である
    場合の周波数を増加させることを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項1において、前記下側に存在す
    る領域とエミッタコレクタの間のコレクタ領域が約10
    17/cm3 のピークのドーパント濃度を有することを特
    徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項1において、前記エピタキシャ
    ル層内のコレクタ領域が約5×1016以下のピークのド
    ーパント濃度を有することを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 バイポーラトランジスタの製造方法に
    おいて、 (a)P型半導体基板内にN型埋め込み層を注入し、 (b)前記基板上にN型エピタキシャル層を形成し、 (c)前記基板内にN型ドーパントを注入して前記埋め
    込み層と接触してコレクタシンクを形成し、 (d)前記エピタキシャル層上にポリシリコン層を形成
    し、 (e)前記ポリシリコン層内にP型ドーパントを注入
    し、 (f)前記ポリシリコン層から前記エピタキシャル層内
    に前記P型ドーパントを拡散させて前記トランジスタの
    ベース領域を形成し、 (g)前記バイポーラトランジスタの選択したエミッタ
    コンタクト、コレクタコンタクト、ベースコンタクト領
    域内にN及びP型ドーパントを選択的に注入し、 (h)前記ポリシリコン層上に窒化物層を形成し、 (i)前記窒化物層及び前記ポリシリコン層をエッチン
    グして前記エミッタ、ベース、コレクタコンタクトを形
    成し、 (j)約650乃至750KeVの間の注入エネルギで
    且つ約1012のドーズで前記トランジスタの表面全体に
    燐を注入し、 (k)前記トランジスタの表面全体にP型ドーパントを
    注入して前記トランジスタのリンクベース領域を形成
    し、 (l)前記トランジスタに対するコンタクト構成体を画
    定するために前記トランジスタ上に酸化物及びシリサイ
    ド領域を選択的に形成する、上記各ステップを有するこ
    とを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 第一表面を持った半導体物質の半導体
    構成体において、 (a)第一導電型のコレクタ領域が設けられており、 (b)前記コレクタ領域の上方に前記第一表面に沿って
    形成されたベース領域が設けられており、前記ベース領
    域は第二導電型であり、 (c)前記主要表面上に形成したエミッタコンタクトが
    設けられており、前記コレクタ領域は前記エミッタコン
    タクト下側の第一領域内に第一ドーパント分布を有する
    と共に前記エミッタコンタクトに隣接する第二領域にお
    いて第二ドーパント分布を有することを特徴とする半導
    体構成体。
  21. 【請求項21】 請求項20において、前記第二領域が
    前記第一領域よりも低いピークドーパント濃度を有する
    ことを特徴とする半導体構成体。
  22. 【請求項22】 請求項20において、前記第一領域が
    約1017/cm3 のピークドーパント濃度を有してお
    り、且つ前記第二領域が約5×1016/cm3以下のピ
    ークドーパント濃度を有することを特徴とする半導体構
    成体。
  23. 【請求項23】 請求項20において、前記第一及び第
    二領域を介して実質的に図3及び4に示した如きドーパ
    ント分布を有することを特徴とする半導体構成体。
  24. 【請求項24】 請求項20において、更に、前記コレ
    クタ領域の下側にコレクタ埋め込み層が設けられている
    ことを特徴とする半導体構成体。
  25. 【請求項25】 請求項20において、前記コレクタ領
    域の少なくとも一部が、1016/cm3 以下のドーパン
    ト濃度を持ったエピタキシャルシリコン内に形成されて
    いることを特徴とする半導体構成体。
  26. 【請求項26】 請求項25において、前記エピタキシ
    ャルシリコンが約1015/cm3 以下のドーパント濃度
    を有することを特徴とする半導体構成体。
  27. 【請求項27】 請求項25において、前記エピタキシ
    ャルシリコンが約1014/cm3 以下のドーパント濃度
    を有することを特徴とする半導体構成体。
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