JPH0684880A - 薬液処理装置 - Google Patents

薬液処理装置

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Publication number
JPH0684880A
JPH0684880A JP23065292A JP23065292A JPH0684880A JP H0684880 A JPH0684880 A JP H0684880A JP 23065292 A JP23065292 A JP 23065292A JP 23065292 A JP23065292 A JP 23065292A JP H0684880 A JPH0684880 A JP H0684880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
chemical
treatment
processing
region
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23065292A
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English (en)
Inventor
Yutaka Watarai
豊 渡会
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP23065292A priority Critical patent/JPH0684880A/ja
Publication of JPH0684880A publication Critical patent/JPH0684880A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の薬液を用いて薬液毎の処理を行う薬液
処理装置に関し、処理槽の相互間で薬液から放出される
ガスが混合しないようにすることを目的とする。 【構成】 酸性薬液による処理槽11と水洗槽31とア
ルカリ性薬液による処理槽21とがその順に並び、処理
槽11の領域と水洗槽31の領域との間及び水洗槽31
の領域と処理槽21の領域との間の一方または両方が、
エアまたは純水によるカーテン32で仕切られるように
構成する。12,22は薬液タンク、13,23はフー
ド、14,24は小型の排ガス処理装置、である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造など
に用いられる薬液処理装置に係り、特に、複数の薬液を
用いて薬液毎の処理を行う装置に関する。
【0002】近年の半導体装置の製造におけるウエーハ
処理では、酸,アルカリなど複数の溶液を常温または加
熱して使用する薬液処理工程がある。上記薬液処理装置
はこのような工程に用いられるものである。
【0003】
【従来の技術】上記薬液処理装置は、薬液処理を行う複
数の処理槽と個々の薬液処理の後に水洗を行う水洗槽と
を備えるものである。
【0004】そしてその従来例は、薬液から放出される
有害ガスを装置外に排出するため、各処理槽の上方に上
記ガスを吸入するフードが配置されている。フードを通
して装置から排出されたガスは、他の設備からの排出ガ
スと共に、酸,アルカリなど系統別にまとめて水洗浄な
どにより除害処理を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、多種多用な
プロセス工程、化学物質使用設備の排気バランスのばら
つきなどで、或るフードが隣の処理槽からのガスをも吸
入するようになることがあり、排気口内で反応生成物が
生成して白煙が発生したり排気口が閉塞されたりして、
安全性及び周囲の環境に問題が生じていた。
【0006】この問題を解決するためには、処理槽の相
互間で薬液から放出されるガスが混合しないようにすれ
ば良い。本発明は、複数の薬液を用いて薬液毎の処理を
行う薬液処理装置に関し、処理槽の相互間で薬液から放
出されるガスが混合しないようにすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による薬液処理装置は、第1の薬液による第
1処理槽と水洗槽と第2の薬液による第2処理槽とがそ
の順に並び、第1処理槽の領域と水洗槽の領域との間及
び水洗槽の領域と第2処理槽の領域との間の一方または
両方が、エアまたは純水によるカーテンで仕切られるこ
とを特徴としている。
【0008】
【作用】上記カーテンが第1処理槽の領域と第2処理槽
の領域との間を仕切るので、両領域のそれぞれに有する
ガスが混合するのを阻止することができる。然も、第1
処理槽と第2処理槽との間に水洗槽があるので、この混
合を阻止する機能が大である。これは、第1の薬液から
放出されるガスと第2の薬液から放出されるガスが混合
しないことである。
【0009】このことから本薬液処理装置は、処理槽の
相互間で薬液から放出されるガスが混合しないようにな
り、それに伴い、従来例で問題になった白煙の発生や排
気口の閉塞を起こすことがない。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について図1の要部構成
図を用いて説明する。図1において、11,21は処理
槽、12,22は薬液タンク、13,23はフード、1
4,24は小型の排ガス処理装置、15,16,17,
25,26,27はダクト、31は水洗槽、32はエア
または純水によるカーテン、である。
【0011】処理槽11は、酸性薬液による処理を行う
槽であり、処理槽21は、アルカリ性薬液による処理を
行う槽である。薬液タンク12は、処理槽11用の酸性
薬液を収容し、薬液タンク22は、処理槽21用のアル
カリ性薬液を収容する。フード13は、処理槽11の上
方に配置されて処理槽11で酸性薬液から放出されるガ
スを吸入し、フード23は、処理槽21の上方に配置さ
れて処理槽21でアルカリ性薬液から放出されるガスを
吸入する。なお、薬液タンク12または22は、処理槽
11または21が処理待ちのときにそれぞれの薬液を回
収して待機させる。
【0012】排ガス処理装置14は、上記酸性薬液から
放出されるガスに対して除害機能を有し、排ガス処理装
置24は、上記アルカリ性薬液から放出されるガスに対
して除害機能を有する。ダクト15は、フード13が吸
入したガスを排ガス処理装置14に送り、ダクト25
は、フード23が吸入したガスを排ガス処理装置24に
送る。ダクト16は、薬液タンク12内で上記酸性薬液
から放出されたガスを排ガス処理装置14に送り、ダク
ト26は、薬液タンク22内で上記アルカリ性薬液から
放出されたガスを排ガス処理装置24に送る。ダクト1
7は、排ガス処理装置14で除害したガスを装置外に排
出し、ダクト27は、排ガス処理装置24で除害したガ
スを装置外に排出する。
【0013】水洗槽31は、純水により水洗を行う槽で
あり、処理槽11と21との間に配置される。カーテン
32は、エアまたは純水によるカーテン、即ちエアカー
テンまたは純水シャワーのカーテンであり、二つ設けて
処理槽11の領域と水洗槽31の領域の間及び水洗槽3
1の領域と処理槽21の領域との間を仕切り、個々の領
域にある空気及びガスが他の領域に入り込まないように
する。
【0014】従って、処理槽11用の酸性薬液から放出
されるガスの除害を行う排ガス処理装置14は、処理槽
21用のアルカリ性薬液から放出されるガスの混入が防
止され、同時に、処理槽21用のアルカリ性薬液から放
出されるガスの除害を行う排ガス処理装置24は、処理
槽11用の酸性薬液から放出されるガスの混入が防止さ
れる。こことから、本実施例は、従来例で問題になった
白煙の発生や排気口の閉塞を起こすことがない。
【0015】この実施例では装置内に排ガス処理装置1
4及び24を配設してあるが、このようなやり方は、他
の設備と共に排気を集中して大気中に放出する際に、多
種多用なプロセス工程、化学物質使用設備の排気バラン
スのばらつきに対する対策として有効である。
【0016】なお、実施例におけるカーテン32は、上
述のように二つであるのが望ましいが、その中の一方を
省略しても良い。それは、水洗槽31の領域にある空気
や水蒸気などが隣の領域に混入しても問題になることが
殆どないからである。
【0017】また、実施例では11,21で示される処
理槽が三つ以上となる場合には、隣合わせる処理槽の間
に水洗槽を配置して実施例のような構成にすれば良い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の薬液を用いて薬液毎の処理を行う薬液処理装置に関
し、処理槽の相互間で薬液から放出されるガスが混合し
ないようにすることができて、この混合による白煙の発
生や排気口の閉塞が防止され、安全性の確保及び環境汚
染の防止に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の要部構成図
【符号の説明】
11,21 処理槽 12,22 薬液タンク 13,23 フード 14,24 小型の排ガス処理装置 15,16,17,25,26,27 ダクト 31 水洗槽 32 エアまたは純水によるカーテン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の薬液による第1処理槽と水洗槽と
    第2の薬液による第2処理槽とがその順に並び、 第1処理槽の領域と水洗槽の領域との間及び水洗槽の領
    域と第2処理槽の領域との間の一方または両方が、エア
    または純水によるカーテンで仕切られることを特徴とす
    る薬液処理装置。
JP23065292A 1992-08-31 1992-08-31 薬液処理装置 Withdrawn JPH0684880A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23065292A JPH0684880A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 薬液処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23065292A JPH0684880A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 薬液処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0684880A true JPH0684880A (ja) 1994-03-25

Family

ID=16911158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23065292A Withdrawn JPH0684880A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 薬液処理装置

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JP (1) JPH0684880A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101469762B1 (ko) * 2008-07-31 2014-12-08 주식회사 케이씨텍 기판세정장치

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KR101469762B1 (ko) * 2008-07-31 2014-12-08 주식회사 케이씨텍 기판세정장치

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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991102