JPH0684616U - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JPH0684616U
JPH0684616U JP2424193U JP2424193U JPH0684616U JP H0684616 U JPH0684616 U JP H0684616U JP 2424193 U JP2424193 U JP 2424193U JP 2424193 U JP2424193 U JP 2424193U JP H0684616 U JPH0684616 U JP H0684616U
Authority
JP
Japan
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lance
leg
engagement
lamp
side walls
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Pending
Application number
JP2424193U
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English (en)
Inventor
仁 小原
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ランスを透過した光束による漏光を防止するこ
とができる車両用灯具を提供する。 【構成】灯室12,13を分割形成する中間壁部14が
ハウジングに形成され、分割された灯室12,13の各
前面開口12a,13aを閉成するレンズ15,16に
脚部15a,16aが形成され、離間する一対の側壁1
4a,14bとこの一対の側壁14a,14bの間に位
置する立壁14cとで脚部15a,16aを独立して係
合させる2重の係合溝14f,14gが中間壁部14に
形成され、脚部16aの突設されたランス16cと係合
する係合孔14hが立壁14cに形成され、係合溝14
f,14gに充填したシール材18,19により脚部1
5a,16aが固定されると共にランス16cを係合孔
14hに係合させた状態でシール材18により係合孔1
4hが塞がれている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用灯具、特に、中間壁部により分割形成された灯室の各前面開 口を異なったレンズで閉成した車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図3に示すリヤコンビネーションランプ等の車両用灯具1のように、異 なったレンズ2,3を有するものがある。
【0003】 このレンズ2,3は、図2に示すように、図示を略すハウジングと一体の中間 壁部4により分割形成された灯室5,6の各前面開口5a,6aを閉成する。こ の灯室5,6内にはバルブ7,8が設けられている。
【0004】 中間壁部4は、所定間隔を存して対向された側壁4a,4bを備えていると共 に、レンズ2,3の近傍には側壁4a,4b間にわたって形成された底壁4cを 備えている。また、底壁4cには側壁4a,4bの略中央に位置するように立壁 4dが立設され、この立壁4dにより分割された第1,第2の係合溝4e,4f が形成されている。
【0005】 この第1の係合溝4eにはレンズ2に形成された脚部2aの先端が臨み、第2 の係合溝4fにはレンズ3に形成された脚部3aの先端が臨む。また、各係合溝 4e,4fにはシール材9,10が充填され、このシール材9,10によりレン ズ2,3がハウジングに保持される。
【0006】 一方、脚部2aにはレンズ3の裏面側一縁部が当接する鍔2bが形成され、脚 部3aには立壁4dのレンズ寄り端部に形成された係合孔4gに係合するランス 3bが形成されている。
【0007】 従って、この係合孔4gにランス3bを係合させると共にレンズ3の裏面側縁 部を鍔2bに当接することによりレンズ2,3のハウジングへの位置決めがなさ れる。
【0008】 尚、係合孔4gは中間壁部4を形成する際に同時に形成される。従って、係合 孔4gを形成する金型(例えば、スライドコア)等の設計上の都合により、側壁 4bの先端は係合孔4gよりも底壁4c寄りに位置している。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の如く構成された車両用灯具1にあっては、上述した金型の関 係により、バルブ8から出射された光束のうちランス3bへと向う光束Pを側壁 4bが遮断することができないため、光束Pはランス3b及び係合孔4gを経て レンズ2を透過し、外部へと漏光してしまうという問題が生じていた。
【0010】 本考案は上記事情に鑑みなされたものであって、ランスを透過した光束による 漏光を防止することができる車両用灯具を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、その目的を達成するため、灯室を分割形成する中間壁部がハウジン グに形成され、分割された前記灯室の各前面開口を各々に閉成するレンズに脚部 が形成され、離間する一対の側壁とこの一対の側壁の間に位置する立壁とで前記 脚部を独立して係合させる2重の係合溝が前記中間壁部に形成され、前記脚部の 一方に突設されたランスと係合する係合孔が前記立壁に形成され、前記2重の係 合溝に充填したシール材により前記脚部が固定されると共に前記ランスを前記係 合孔に係合させた状態で前記脚部の他方を固定する前記シール材により前記係合 孔が塞がれていることを要旨とする。
【0012】
【作用】
このような構成においては、ランスに向う光束はシール材に遮断されて漏光が 防止される。
【0013】
【実施例】
次に、本考案の車両用灯具の実施例を図1に基づいて説明する。
【0014】 図において、車両用灯具11(全体図省略)は、図示しないハウジングに一体 形成されて灯室12,13を分割形成する中間壁部14と、灯室12,13の各 前面開口12a,13aを閉成するレンズ15,16と、灯室12,13内にそ れぞれ設けられたバルブ17(一方のみ図示)とを備えている。
【0015】 中間壁部14は、離間する側壁14a,14bと、この側壁14a,14bの 間に位置する立壁14cと、立壁14cの中途部と側壁14aとにわたって形成 された底壁14dと、立壁14cの端部と側壁14bとにわたって形成された底 壁14eとを備えていると共に、立壁14cにより段差状に分割された2重の係 合溝14f,14gが形成されている。また、立壁14cの端部寄りには係合孔 14hが形成されている。
【0016】 レンズ15の端縁には係合溝14fに先端が臨む脚部15aが突出形成されて いる。また、この脚部15aには突起15bを有するフランジ15cが形成され ている。
【0017】 レンズ16の縁部には係合溝14gに先端が臨む脚部16aが突出形成されて いる。また、レンズ16の縁部16bは脚部16aからオーバーハングされてい る。さらに、脚部16aには係合孔14hと係合するランス16cが形成されて いる。
【0018】 一方、各係合溝14f,14gにはホットメルト材料等のシール材18,19 が充填されている。尚、シール材18は、シール材19を係合溝14gに充填し てランス16cを係合孔14hに係合させた後、係合溝14fに充填され、この 充填により係合孔14hが塞がれている。
【0019】 上記の構成において、車両用灯具11は、先ず、係合溝14f,14gに所定 量のシール材18,19を充填する。このとき、係合溝14fに充填されるシー ル材18は少なくとも脚部15aが係合されたときに係合孔14hを塞ぐ程度に 充填される。尚、シール材18,19は、その材質等によってシール材19を先 に係合溝14gに充填する。
【0020】 次に、脚部15aを係合溝14fに挿入してレンズ15をハウジングに保持さ せた後、脚部16aを係合溝14gに挿入すると同時に縁部16bをレンズ15 に付き当てつつ係合孔14hにランス16cを係合してレンズ16をハウジング に保持させる。
【0021】 バルブ17から出射された光束のうちランス16cに向う光束Pは、そのまま ランス16cを透過するが、それ以降はシール材18に遮断されて漏光が防止さ れる。
【0022】 尚、レンズ15は、縁部16bの裏面に突起15bが当接した状態でシール材 18によりハウジングに保持されるが、従来の鍔2bはレンズ3の裏面と3次元 的な曲面で当接するために、両者の当接位置が一致していないとガタや隙間が発 生し易く、高精度が要求されるのに対し、突起15bによる点で縁部16bの裏 面に当接するためガタや隙間が発生しにくいという利点がある。
【0023】 また、フランジ15cの突出量を長く設定することにより、立壁14cとラン ス16cとが外部から見えにくくなり、見栄えが向上される。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の車両用灯具にあっては、灯室を分割形成する中 間壁部がハウジングに形成され、分割された前記灯室の各前面開口を各々に閉成 するレンズに脚部が形成され、離間する一対の側壁とこの一対の側壁の間に位置 する立壁とで前記脚部を独立して係合させる2重の係合溝が前記中間壁部に形成 され、前記脚部の一方に突設されたランスと係合する係合孔が前記立壁に形成さ れ、前記2重の係合溝に充填したシール材により前記脚部が固定されると共に前 記ランスを前記係合孔に係合させた状態で前記脚部の他方を固定する前記シール 材により前記係合孔が塞がれていることにより、ランスを透過した光束による漏 光を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両用灯具を示す要部の断面図であ
る。
【図2】従来の車両用灯具を示し、図3のA−A線に沿
う拡大断面図である。
【図3】同じく車両用灯具の正面図である。
【符号の説明】
11…車両用灯具 12…灯室 13…灯室 14…中間壁部 14a…側壁 14b…側壁 14c…立壁 14h…係合孔 15…レンズ 15a…脚部 16…レンズ 16a…脚部 16c…ランス 18…シール材 19…シール材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灯室を分割形成する中間壁部がハウジン
    グに形成され、分割された前記灯室の各前面開口を各々
    に閉成するレンズに脚部が形成され、離間する一対の側
    壁とこの一対の側壁の間に位置する立壁とで前記脚部を
    独立して係合させる2重の係合溝が前記中間壁部に形成
    され、前記脚部の一方に突設されたランスと係合する係
    合孔が前記立壁に形成され、前記2重の係合溝に充填し
    たシール材により前記脚部が固定されると共に前記ラン
    スを前記係合孔に係合させた状態で前記脚部の他方を固
    定する前記シール材により前記係合孔が塞がれているこ
    とを特徴とする車両用灯具。
JP2424193U 1993-05-11 1993-05-11 車両用灯具 Pending JPH0684616U (ja)

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JP2424193U JPH0684616U (ja) 1993-05-11 1993-05-11 車両用灯具

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