JP2599836Y2 - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
- Publication number
- JP2599836Y2 JP2599836Y2 JP1993024242U JP2424293U JP2599836Y2 JP 2599836 Y2 JP2599836 Y2 JP 2599836Y2 JP 1993024242 U JP1993024242 U JP 1993024242U JP 2424293 U JP2424293 U JP 2424293U JP 2599836 Y2 JP2599836 Y2 JP 2599836Y2
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- Japan
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- lenses
- lens
- lamp
- housing
- light
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- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、隣接する2つ以上のレ
ンズによって灯室を閉成した車両用灯具に関するもので
ある。
ンズによって灯室を閉成した車両用灯具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すリヤコンビネーション
ランプのように、異なったアウタレンズ2,3を隣接し
て設けた車両用灯具1がある。
ランプのように、異なったアウタレンズ2,3を隣接し
て設けた車両用灯具1がある。
【0003】また、このような車両用灯具1には、図4
に示すように、アウタレンズ2,3と同様に隣接された
インナレンズ4,5を設け、インナレンズ4,5により
ハウジング6の壁面6a,6bにより区画された灯室
7,8の前面開口6c,6dを閉成したものもある。
に示すように、アウタレンズ2,3と同様に隣接された
インナレンズ4,5を設け、インナレンズ4,5により
ハウジング6の壁面6a,6bにより区画された灯室
7,8の前面開口6c,6dを閉成したものもある。
【0004】インナレンズ4,5には、その表裏の全面
にバルブ9(一方の灯室8側のみ図示)から出射された
光束を拡散させるプリズム等の屈折手段4a,4b,5
a,5bが一体に形成されている。また、インナレンズ
4,5の周縁部には、それぞれ脚部4c,5cが一体に
形成され、この脚部4c,5cをハウジング6に形成さ
れた溝6eに係合させることによりインナレンズ4,5
がハウジング6に保持される。
にバルブ9(一方の灯室8側のみ図示)から出射された
光束を拡散させるプリズム等の屈折手段4a,4b,5
a,5bが一体に形成されている。また、インナレンズ
4,5の周縁部には、それぞれ脚部4c,5cが一体に
形成され、この脚部4c,5cをハウジング6に形成さ
れた溝6eに係合させることによりインナレンズ4,5
がハウジング6に保持される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された車両用灯具1にあっては、例えば、灯室8内
に設けられたバルブ9から出射された光束のうち、特
に、バルブ9に近傍に位置したインナレンズ5と脚部5
cとの境界部分に向う光量の大きい光束Pがインナレン
ズ5と脚部5cとの境界部分の屈折手段5bの屈折作用
により外部へと漏れてしまうという問題が生じていた。
構成された車両用灯具1にあっては、例えば、灯室8内
に設けられたバルブ9から出射された光束のうち、特
に、バルブ9に近傍に位置したインナレンズ5と脚部5
cとの境界部分に向う光量の大きい光束Pがインナレン
ズ5と脚部5cとの境界部分の屈折手段5bの屈折作用
により外部へと漏れてしまうという問題が生じていた。
【0006】この光束Pの漏れは、バルブ9が点灯して
いる時に車両用灯具1を正面から見た場合、図5に示す
ように、ハウジング6の壁面6bにより区画形成された
発光範囲からはみ出した漏光光束P’となってしまう。
いる時に車両用灯具1を正面から見た場合、図5に示す
ように、ハウジング6の壁面6bにより区画形成された
発光範囲からはみ出した漏光光束P’となってしまう。
【0007】本考案は上記事情に鑑みなされたものであ
って、レンズと脚部との境界部分に向う光束の漏光を防
止することができる車両用灯具を提供することを目的と
するものである。
って、レンズと脚部との境界部分に向う光束の漏光を防
止することができる車両用灯具を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、その目的を達
成するため、灯室が複数のハウジング壁面によって離間
状態で複数に分割され、隣接する2つ以上のレンズによ
って前記分割された灯室が閉成され、前記各レンズの縁
部に沿い且つ前記各レンズの表面側に突出する段部を形
成すると共に、該段部の外縁に形成された脚部と協同し
て前記複数のハウジング壁面の先端が臨む空間を形成し
たことを要旨とする。
成するため、灯室が複数のハウジング壁面によって離間
状態で複数に分割され、隣接する2つ以上のレンズによ
って前記分割された灯室が閉成され、前記各レンズの縁
部に沿い且つ前記各レンズの表面側に突出する段部を形
成すると共に、該段部の外縁に形成された脚部と協同し
て前記複数のハウジング壁面の先端が臨む空間を形成し
たことを要旨とする。
【0009】
【作用】このような構成においては、ハウジングの溝部
よりも外側への漏光が空間に臨むハウジング壁面に遮ら
れてクリアな発光範囲を形成することができる。
よりも外側への漏光が空間に臨むハウジング壁面に遮ら
れてクリアな発光範囲を形成することができる。
【0010】
【実施例】次に、本考案の車両用灯具の実施例を図1及
び図2に基づいて説明する。
び図2に基づいて説明する。
【0011】図1及び図2は本考案の車両用灯具を示
し、図1は要部の拡大断面図、図2は車両用灯具の縦断
面図である。
し、図1は要部の拡大断面図、図2は車両用灯具の縦断
面図である。
【0012】図において、車両用灯具10は、灯室1
1,12を壁面13a,13bで離間状態で区画形成す
るハウジング13と、ハウジング13の全体の前面開口
13cを閉成するアウタレンズ14,15と、灯室1
1,12の前面開口11a,12aを閉成するインナレ
ンズ26,27と、灯室11,12内に設けられたバル
ブ18,19とを備えている。
1,12を壁面13a,13bで離間状態で区画形成す
るハウジング13と、ハウジング13の全体の前面開口
13cを閉成するアウタレンズ14,15と、灯室1
1,12の前面開口11a,12aを閉成するインナレ
ンズ26,27と、灯室11,12内に設けられたバル
ブ18,19とを備えている。
【0013】アウタレンズ14,15は、その一縁部が
互いにつき合わされた隣接状態で、それぞれハウジング
13の外周に形成された溝13d内に脚部14a,15
aの先端が臨み、溝13d内に設けられたホットメルト
材料等のシール部材Sによりハウジング13に保持され
ている。
互いにつき合わされた隣接状態で、それぞれハウジング
13の外周に形成された溝13d内に脚部14a,15
aの先端が臨み、溝13d内に設けられたホットメルト
材料等のシール部材Sによりハウジング13に保持され
ている。
【0014】インナレンズ26,27の表裏にはバルブ
18,19から出射された光束Pを拡散させるプリズム
等の拡散手段26a,26b,27a,27bが形成さ
れている。また、インナレンズ26,27の周縁には、
脚部26c,27cが一体に形成され、この脚部26
c,27cを溝部13e,13fに係合することにより
ハウジング13にインナレンズ26,27が保持され
る。さらに、インナレンズ26,27と脚部26c,2
7cとの境界部分には段部26d,27dが形成されて
いる。
18,19から出射された光束Pを拡散させるプリズム
等の拡散手段26a,26b,27a,27bが形成さ
れている。また、インナレンズ26,27の周縁には、
脚部26c,27cが一体に形成され、この脚部26
c,27cを溝部13e,13fに係合することにより
ハウジング13にインナレンズ26,27が保持され
る。さらに、インナレンズ26,27と脚部26c,2
7cとの境界部分には段部26d,27dが形成されて
いる。
【0015】段部26d,27dは、アウタレンズ1
4,15側に向けて変位してインナレンズ26,27の
端部と脚部26c,27cと協同して空間28,29を
形成する。この空間28,29には、壁面13a,13
bの先端が臨み、これにより屈折手段26b,27bよ
りも壁面13a,13bの先端の方がアウタレンズ1
4,15側に位置するため、バルブ18,19から出射
された光束Pが確実に遮断されて外部への露光が防止さ
れてクリアな発光範囲を形成することができる。
4,15側に向けて変位してインナレンズ26,27の
端部と脚部26c,27cと協同して空間28,29を
形成する。この空間28,29には、壁面13a,13
bの先端が臨み、これにより屈折手段26b,27bよ
りも壁面13a,13bの先端の方がアウタレンズ1
4,15側に位置するため、バルブ18,19から出射
された光束Pが確実に遮断されて外部への露光が防止さ
れてクリアな発光範囲を形成することができる。
【0016】ところで、上記各実施例ではインナレンズ
16,17を設けた車両用灯具10に適用したが、この
インナレンズ16,17がなく、ハウジング13の前面
開口13cを閉成するアウタレンズ14,15のみを有
する車両用灯具に適用することができることは勿論であ
る。
16,17を設けた車両用灯具10に適用したが、この
インナレンズ16,17がなく、ハウジング13の前面
開口13cを閉成するアウタレンズ14,15のみを有
する車両用灯具に適用することができることは勿論であ
る。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の車両用灯
具にあっては、レンズと脚部との境界部分に段部と空間
とを設け、この空間にハウジング壁部の先端を臨ませた
ことにより、レンズと脚部との境界部分に向う光束の漏
光を防止することができる。
具にあっては、レンズと脚部との境界部分に段部と空間
とを設け、この空間にハウジング壁部の先端を臨ませた
ことにより、レンズと脚部との境界部分に向う光束の漏
光を防止することができる。
【図1】本考案の車両用灯具を示す要部の拡大断面図で
ある。
ある。
【図2】同じく、車両用灯具の縦断面図である。
【図3】従来の車両用灯具の平面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う拡大断面である。
【図5】従来の車両用灯具の発光範囲と実際の点灯状態
とを比較する説明図である。
とを比較する説明図である。
10…車両用灯具 13…ハウジング 26…インナレンズ(レンズ) 26c…脚部 26d…段部 27…インナレンズ(レンズ) 27c…脚部 27d…段部 28…空間 29…空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21Q 1/00 F21M 3/02 F21M 3/12
Claims (1)
- 【請求項1】 灯室が複数のハウジング壁面によって離
間状態で複数に分割され、隣接する2つ以上のレンズに
よって前記分割された灯室が閉成され、前記各レンズの
縁部に沿い且つ前記各レンズの表面側に突出する段部を
形成すると共に、該段部の外縁に形成された脚部と協同
して前記複数のハウジング壁面の先端が臨む空間を形成
したことを特徴とする車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993024242U JP2599836Y2 (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993024242U JP2599836Y2 (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 車両用灯具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0684617U JPH0684617U (ja) | 1994-12-02 |
JP2599836Y2 true JP2599836Y2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=12132787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993024242U Expired - Lifetime JP2599836Y2 (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2599836Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0339851Y2 (ja) * | 1987-01-31 | 1991-08-22 | ||
JP3118504U (ja) * | 2005-11-11 | 2006-01-26 | 文漢 張 | マウス |
-
1993
- 1993-05-11 JP JP1993024242U patent/JP2599836Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0684617U (ja) | 1994-12-02 |
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