JPH068459U - ガードの取付構造 - Google Patents

ガードの取付構造

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JPH068459U
JPH068459U JP993491U JP993491U JPH068459U JP H068459 U JPH068459 U JP H068459U JP 993491 U JP993491 U JP 993491U JP 993491 U JP993491 U JP 993491U JP H068459 U JPH068459 U JP H068459U
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秀行 花岡
憲政 田中
春吉 奥田
英治 咲谷
孝一郎 庭田
日出光 嶋津
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 建設機械の車体外周部を覆っているガードの
従来技術の取付構造では締付ボルトの頭部がガード上面
より突出して設けられているので、近くで見る建設機械
の見映えが悪かった。また締付ボルトによりステー,ガ
ードを直接、金属接触させて締付けるので、それらの対
接面の防錆塗料が剥げて錆を発生し、その部分の強度劣
化と、錆による茶色の汚れをもたらしていた。本考案
は、上記の課題を解決することを目的とする。 【構成】 ガード13の締付ボルト取付位置部分を凹溝
14にまげて形成し、その凹溝の深さを、その凹溝の底
板部を締付ボルト15にてステー9′に締付けたとき締
付ボルトの頭頂部がガード13上面より突出しないよう
に設定した。また上記取付構造におけるガードの凹溝の
底板部下面部と上面側にそれぞれ非金属ワッシャ17,
18を介設して構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、油圧ショベルなど建設機械,作業車両の車体外周面におけるガード の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来技術の油圧ショベル1の側面図である。図において、2は車体で ある上部旋回体、3は上部旋回体2の外周部を覆っているガード、4はエンジン ボンネット、5はキャブ、6はカウンタウエイト、7はガード3を締付固定して いる締付ボルト、8は下部走行体である。図6は、図5における上部旋回体2の 要部斜視図である。図7は、図5のA−Aより見たガード3の取付構造を示す要 部断面図である。図において、9は上部旋回体2内部側に固定されているステー 、10はステー9の取付座下面に固着したナット、11は締付ボルト用の板座金 、12はばね座金である。図5〜図7で示すように、上部旋回体2の外周部を覆 っているガード3は複数個の薄板鋼板で形成され、上部旋回体2内部側のステー 9に対し、締付ボルト7で締付固定されている。
【0003】 従来技術のガード3の取付構造では締付ボルト7の頭部イ(図7に示す)がガ ード3の上面より寸法H1 だけ突出して設けられているので、上部旋回体2の上 面側がごちゃごちゃした感じとなり、近くで見る油圧ショベル1の見映えが悪か った。また締付ボルト7で締付けているステー9,ガード3,板座金11はすべ て鉄鋼製で、しかもそれぞれ対接面が直接接触している。たとえその対接面に対 し油圧ショベル製作時に防錆塗料を塗布していても、上記のように直接接触させ て締付けるので対接面の防錆塗料が剥げてしまい、その部分に雨水などが浸透し て錆を発生する。そのためにガード3の締付ボルト取付部分の強度が劣化すると ともに、茶色の錆の色が上部旋回体2外周面に付着し不潔な感じを呈するように なる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来技術のガードの取付構造では締付ボルトの頭部がガード上面より突出して 設けられているので、上部旋回体の上面側がごちゃごちゃして感じとなり、近く で見る油圧ショベルの見映えが悪かった。また締付ボルトによりステー,ガード ,板座金を直接接触させて締付けるので、それらの対接面の防錆塗料が剥げてし まい、その部分に雨水などが浸透して錆を発生する。そのためにガードの締付ボ ルト取付部分の強度が劣化するとともに、茶色の錆の色が上部旋回体外周面に付 着した汚れた感じを呈するようになるという点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では、ガードの締付ボルト取付位置部分を凹溝に曲げて形成し、その凹 溝の深さを、その凹溝の底板部を締付ボルトにてステーに締付けたとき締付ボル トの頭頂部がガード上面より突出しないように設定した。また上記取付構造にお いて、ステーのガード取付位置上面と、ガードの凹溝の底板部下面との間、及び 上記底板部上面と締付ボルト用板座金との間にそれぞれ非金属ワッシャを介設し て構成した。
【0006】
【実施例】
図1は、本考案のガードの取付構造をそなえた上部旋回体2’の要部斜視図で ある。図において、従来技術と同一構成要素を使用するものに対しては同符号を 付す。13はガード、14はガード13に形成した凹溝、15は締付ボルトであ る。図2は、図1のB−Bより見たガード13の取付構造を示す要部断面図であ る。図において、従来技術と同一構成要素を仕様するものに対しては同符号を付 す。9’はステー、14はガード13を曲げて形成した凹溝、16は凹溝14の 底板部、17及び18は材料がたとえばラバー,樹脂部材などである非金属ワッ シャである。図3は、図2の平面図である。図4は、本考案のガード取付構造を そなえた油圧ショベル1’の要部側面図である。
【0007】 次に、本考案のガードの取付構造を図1〜図4について述べる。ガード13の 締付ボルト(15)取付位置部分を凹溝14に曲げて形成し、その凹溝14の深 さH2 (図2に示す)を、その凹溝14の底板部16を締付ボルト15にてステ ー9’に締付けたとき締付ボルト15の頭頂部ロがガード13上面ハより突出し ないように設定した。また上記取付構造において、ステー9’のガード取付位置 上面と、ガード13の凹溝14の底板部16下面との間、及び上記底板部16上 面と締付ボルト用板座金11との間にそれぞれ非金属ワッシャ17,18をそれ ぞれ介設して構成した。なお上記実施例では六角頭付の締付ボルト15を使用し ているが、六角穴付締付ボルトを使用してもよい。
【0008】 次に、本考案のガードの取付構造の作用について述べる。ガード13の締付ボ ルト(15)取付位置部分を凹溝14に曲げて形成したので、凹溝14の底板部 16を締付ボルト15にてステー9’に締付けたとき締付ボルト15の頭頂部ロ がガード13上面ハより突出しない。したがって近くで見る油圧ショベル1’の 上面側には、ガード13を固定している締付ボルト15の頭部が見えない。また ステーと、ガード13の凹溝14の底板部16下面との間、及び上記底板部16 上面と締付ボルト用板座金11との間にそれぞれ非金属ワッシャ17,18をそ れぞれ介設したので、上記ステー9’,ガード13,板座金11が直接、金属接 触をすることはなくなった。それによりステー9’,ガード13に塗布した防錆 塗料は剥げることなく、十分に防錆効果を発揮する。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように本考案では、ガードの締付ボルト取付位置部分を凹溝に曲 げて形成し、その凹溝の深さをその凹溝の底板部を締付ボルトにてステーに締付 けたとき締付ボルトの頭頂部がガード上面より突出しないように設定した。また 上記取付構造において、ステーのガード取付位置上面と、ガードの凹溝の底板部 下面との間、及び上記底板部上面と締付ボルト用板座金との間にそれぞれ非金属 ワッシャを介設して構成した。それにより締付ボルトの頭部がガード上面より突 出しないので、上部旋回体の上面側がすっきりした感じとなり、近くで見る油圧 ショベルの見映えが良くなった。またステー,ガード,締付ボルト用板座金が直 接、金属接触をしないので、ステー,ガードに塗布した防錆塗料は剥げることな く、十分に防錆効果を発揮する。したがって錆発生に起因するガード取付部分の 強度劣化と、上部旋回体外周面にあらわれる錆の茶色汚れの発生を防止すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のガード取付構造をそなえた上部旋回体
の要部斜視図である。
【図2】図1のB−Bより見たガードの取付構造を示す
要部断面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】本考案のガード取付構造をそなえた油圧ショベ
ルの要部側面図である。
【図5】従来技術の油圧ショベルの側面図である。
【図6】図5における上部旋回体の要部斜視図である。
【図7】図5のA−Aより見た従来技術のガード取付構
造を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1,1’ 油圧ショベル 2,2’ 上部旋回体 3,13 ガード 7,15 締付ボルト 9,9’ ステー 11 板座金 14 凹溝 16 底板部 17,18 非金属ワッシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 咲谷 英治 広島県広島市安佐南区西原9丁目16−35− 14 (72)考案者 庭田 孝一郎 広島県広島市安佐南区祇園町南下安731− 1 (72)考案者 嶋津 日出光 宮城県仙台市泉区将監9丁目2−11−101

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の外周部に沿って複数個の板材でガ
    ードを形成し、そのガードを車体内部側のステーに対
    し、締付ボルトにて固定している建設機械において、ガ
    ードの締付ボルト取付位置部分を凹溝にまげて形成し、
    その凹溝の深さを、その凹溝の底板部を締付ボルトにて
    ステーに締付けたとき締付ボルトの頭頂部がガード上面
    より突出しないように設定したことを特徴とするガード
    の取付構造。
  2. 【請求項2】 実用新案登録請求の範囲請求項1記載の
    ガードの取付構造において、ステーのガード取付位置上
    面と、ガードの凹溝の底板部下面との間、及び上記底板
    部上面と締付ボルト用板座金との間にそれぞれ非金属ワ
    ッシャを介設したことを特徴とするガードの取付構造。
JP993491U 1991-02-01 1991-02-01 ガードの取付構造 Expired - Lifetime JP2534071Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP993491U JP2534071Y2 (ja) 1991-02-01 1991-02-01 ガードの取付構造

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JP993491U JP2534071Y2 (ja) 1991-02-01 1991-02-01 ガードの取付構造

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JPH068459U true JPH068459U (ja) 1994-02-04
JP2534071Y2 JP2534071Y2 (ja) 1997-04-30

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ID=11733869

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016135968A1 (ja) * 2015-02-27 2016-09-01 株式会社 東芝 電池モジュール構造及び車両

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016135968A1 (ja) * 2015-02-27 2016-09-01 株式会社 東芝 電池モジュール構造及び車両

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JP2534071Y2 (ja) 1997-04-30

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